【Galaxy S26レビュー】実際に使って感じたメリット・デメリット・評価
Galaxy S26を実際に買って約2週間使い続けた結論をひと言で言うと、「買って後悔しない、死角なしのフラッグシップ」です。
Galaxyを使うのは今回が初めてでしたが、正直「iPhoneと比べるならこれ」と思える完成度でした。人気になるのも納得です。
Galaxy S26が他のフラッグシップと違うのは、「どこかが突出している」のではなく、どの項目も高水準で揃っている点です。
デザイン・ディスプレイ・性能・カメラ・バッテリー・基本機能、いずれも「ここが弱い」と感じる場面がありませんでした。
カメラはiPhone 17・Pixel 10と同じシーンで撮り比べましたが、S26は「鮮やかだけど自然な雰囲気も残っているバランス型」。
派手に盛るわけでも、地味に抑えるわけでもない。どんなシーンでも極端に失敗しない安心感があります。
旅行にも持ち出してみましたが、難しいことを何も考えずにシャッターを切るだけでちゃんと綺麗な写真が撮影できましたよ。
性能はSnapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy搭載でAnTuTuスコア約385万点。
原神を最高設定・60FPSで平均57FPS以上をキープできるレベルです。
普段使いはもちろん、重いゲームでもストレスを感じる場面はありませんでした。
ディスプレイは6.3インチのDynamic AMOLED 2X。
触った瞬間から「きれいだな」と感じる鮮やかな発色で、動画も写真も映えます。
薄さ7.2mm・実測166.5gという数字以上に軽快で、1日持ち歩いても疲れない扱いやすさです。
バッテリーはPCMarkで120Hz時16時間18分。最新ハイエンドSoCを積んでいる割にしっかり持つ印象で、普通に使って1日持たないということはありませんでした。
【こんな人におすすめ】
- Androidのフラッグシップが欲しい人
- iPhoneからAndroidへの乗り換えを考えている人
- カメラ・性能・デザイン全部バランスよく揃えたい人
【こんな人には向いてないかも】
- S25からの買い替えを考えている人(進化を実感しにくい)
- 夜間動画の画質を最重視する人(iPhoneの方が強い)
- 超急速充電(神ジューデン)を求めてる人(最大25Wは物足りない)
本記事でGalaxy S26を実際に使ってみた様子を詳しくレビューしていきます。
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Galaxy S26のデザイン・カラー・付属品をレビュー
僕はカラバリの中からコバルトバイオレットをチョイス。これが大正解でした。
光の当たり方で表情がガラっと変わるんですよね。室内の蛍光灯の下だと落ち着いたダークパープル、自然光の下だと青みがかった紫に。
この「色の出方」がかなり気に入って、手に取るたびに惚れ惚れしております。
デザイン(カラバリ・素材・質感)
Galaxy S26のカラーは全部で6色展開。
- コバルトバイオレット
- スカイブルー
- ブラック
- ホワイト
- シルバーシャドウ
加えて、Samsung.com限定の「ピンクゴールド」「ブルーブラック」「コーラルレッド」があります。
背面はサラサラとしたマット仕上げです。
指紋がほぼ目立たないので、グロス系の背面にありがちな「触るたびに汚れが気になる」ストレスがありません。
フレームも背面と同じマット感で統一されていて、全体的に質感に一体感があります。ディスプレイを上にして右側面に音量ボタンと電源ボタンが配置されていました。
持った感じがとにかく良くて、背面もフレームもサラサラなのに、不思議と滑る感じがしないんですよね。素材の摩擦感がちょうどいいというか、安心して握れます。
フレームの角の処理は丁寧で、手に持ったときに角が当たって痛いということはないです。背面パネルが一段下がった作りをしていました。
背面左上のカメラ部は縦に並んだ3眼構成。(メイン+超広角+望遠)
主張はしっかりありますが、デザインとしてきれいにまとまっています。
ただカメラバンプはそれなりに出っ張りがあるので、置いたまま使うのは難しいかもしれません。ガタ付いちゃいますからね。
底面にはUSB Type-Cポートとスピーカーグリル、カードスロットがあります。
カードスロットはSIMカードを1枚のみ装着できるタイプ。
この他eSIMにも対応しているので、2回線同時待受が可能です。
残念ながらmicroSD等のメモリーカードには非対応でした。
サイズ・重さ(Pixel 10・iPhone 17と比較)
Galaxy S26は横幅71.7mmは片手でギリギリ操作できるサイズ感で、親指が画面の端まで届くかどうかのラインです。
特筆すべきは「薄さ」です。手に持った瞬間に7.2mmという数字以上に薄さを体感しました。
重さは実測で166.5g。薄くて軽くて、かなり扱いやすいです。
サイズと重さを、ライバルフラッグシップモデル3台で比較してみましょう。
| Galaxy S26 | Pixel 10 | iPhone 17 | |
| サイズ | 149.6×71.7×7.2mm | 152.8×72.0×8.6mm | 149.6×71.5×7.95mm |
| 重さ | 167g | 204g | 177g |
※全て公称値(スペック)
Pixel 10と並べると、特にS26のスリムさがよくわかります。Pixel 10は204gとかなり重めで、手に持った瞬間に差を感じました。
iPhone 17とはほぼ同じ高さ・横幅ですが、S26の方が厚さで0.75mm薄いです。
数字では小さな差ですが、実際に持ち比べると体感できるくらいの違いがあります。
カメラの出っ張り抜きにしても違いが分かりますよね。サイズ感だけならGalaxy S26が一歩リード言ったところです。
付属品
Galaxy S26に付属品はこちらです。
- USBケーブル(Type-C to Type-C)
- SIMピン
- クイックスタートガイド類
充電器はもちろん、ケースもフィルムも付属していません。必要な場合には別途購入する必要がありますよ。
なおケースとフィルムは純正品の他、サードパーティ製のものも既に発売されているようなのでチェックしてください。(純正品はお高め・・・。)
- 公式オンラインストア>>Galaxy S26シリーズ アクセサリー
- Amazon検索結果>>Galaxy S26 ケース
- Amazon検索結果>>Galaxy S26 フィルム
Galaxy S26のディスプレイをレビュー
続いてGalaxy S26のディスプレイをチェックしていきます。
触った瞬間から「あ、綺麗だな」と思いました。鮮やかでパリッとした発色で、画面を見るのが気持ちいいんですよね。
有機ELらしい締まった黒が効いていて、動画も写真も映えます。スペックだけじゃなく、実際に使っていて「いいディスプレイ」と感じる場面が多かったです。
6.3インチ Dynamic AMOLED 2X|発色と画質
Galaxy S26のディスプレイは6.3インチのDynamic AMOLED 2X。
解像度はFHD+(2,340×1,080)、画素密度は416ppiです。
画面モードはデフォルトで「鮮やか」に設定されていて、色が濃くてコントラストが高め。「ナチュラル」モードに切り替えると色の濃さが落ち着いた自然な表示になるので、用途に合わせて変更できます。
ホワイトバランスもRGB個別で細かく調整できるので、こだわりたい人にも対応できる仕様です。
壁紙系の発色確認でも、赤・緑・青どの色も鮮明でした。
有機ELならではの真っ黒な黒が効いているので、夜景や暗いシーンを表示したときの奥行き感がすごいんですよ。
リフレッシュレート最大120Hz|設定と使用感
リフレッシュレートは最大120Hzに対応しています。
設定は「最適化」と「標準」の2択で、最適化を選ぶと最大120Hzで自動調整、標準にすると最大60Hzに抑えてバッテリーを節約できます。
実際に使っていると、スクロールやアプリの切り替えがとにかく滑らか。60Hzのスマホと並べると差は一目瞭然で、一度120Hzに慣れると戻れなくなるやつです。
ゲームやSNSのフィードをスクロールするときにこの滑らかさが効いてくるので、ハイエンドスマホを使ってる実感がありますよ。
屋外視認性|輝度と見やすさ
屋外での視認性は十分でした。晴れた日中に手持ちで使っても、画面の内容がしっかり確認できます。
最大輝度は2,600nit(ピーク時)と公称されていて、実際に屋外で使った感覚としても「見づらい」と感じる場面はなかったです。
一方でAOD(Always On Display/常時表示ディスプレイ)は屋外の直射日光下だと見にくくなります。これはAODの仕様上しかたない部分で、Galaxy S26固有の問題ではないですが、屋外でAODを活用したい人は注意してください。
ちなみにAODは設定から有効にする時間帯や表示内容の変更が可能です。
Widevine L1対応|NetflixやAmazon Primeの画質
Galaxy S26はWidevine L1に対応しています。DRM Infoアプリで確認済みです。
Widevine L1対応だと何がうれしいかというと、NetflixやAmazon Prime VideoなどでフルHD以上の高画質再生ができるようになります。
L3だとSD画質に制限されてしまうので、動画をよく見る人にとっては重要なポイントです。
Galaxy S26はHDR10・HDR10+にも対応しているので、対応コンテンツをより色鮮やかに楽しめます。Amazonプライムビデオでも「最高画質」を選択できることも実機で確認しています。
ちなみにYouTubeでは「2160p60 HDR」まで設定できました。
iPhone 17・Pixel 10とディスプレイを比較
3台を並べて同じページを表示して比較してみました。
発色の傾向としては、Galaxy S26は青白めのクールな色味、Pixel 10はやや温かみのあるウォーム寄り、iPhone 17はニュートラルな印象です。
どれが正解というよりは好みの問題ですが、Galaxyらしい鮮やかでパキッとした発色が好きな人にはS26の画面は刺さると思います。
画面サイズはS26がPixel 10より一回りコンパクトで、片手操作のしやすさにもつながっています。
Galaxy S26の動作性能をレビュー
正直、手に取った瞬間からサクサク動くのは分かっていたんですが、実際に数字で確認してみると改めて「これは相当速いな」と思いました。
Galaxy S26には「Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy」が搭載されています。
Galaxy S26シリーズ向けに提供されているSoCで、現行のAndroidスマホに搭載されるチップの中でも最上位クラスに位置します。
ネットサーフィン・SNS・動画視聴・音楽鑑賞といった普段使いはもちろん、重いゲームや複数アプリの同時起動でもストレスを感じることはありませんでした。
アプリの起動は一瞬で、複数のアプリを行き来してもモタつく場面は一度もなかったです。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの総合的な処理性能を数値で確認できるAnTuTuベンチマークで計測してみました。
十分に冷えた状態での単発スコアは約385万点。内訳はCPUが約116万点、GPUが約152万点です。旧モデルVer.10のスコアも約268万点をマークしていました。
- Ver.11
- Ver.10
ちなみにAnTuTuスコアが100万点あれば普段使いは十分快適に動きます。Galaxy S26はその約3.8倍のスコアを叩き出しているので、何をやっても余裕レベルです。
以下のページでこれまでレビューしてきたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載しているのでチェックしてみてください。
ちなみに今回比較したPixel 10のAnTuTuスコア(Ver.11)は約141万点でした。
Geekbench 6・3DMarkのスコア
AnTuTu以外のベンチマークアプリでも計測してみました。
CPUの処理速度を測るGeekbench 6では、シングルコアスコアが3,619点、マルチコアスコアが10,939点。GPU性能を測るOpenCLスコアは25,595点でした。
グラフィック性能に特化した3DMarkのWild Life Stress Testでは、ベストスコアが28,046、スタビリティ(性能の持続率)は56.5%でした。
スタビリティの数字だけ見るとやや低めに感じるかもしれませんが、これはベンチマークという極端な高負荷を20ループ連続でかけ続けた場合の話です。
日常使いやゲームプレイ中に急にモタつくような感覚はありませんでした。
iPhone 17・Pixel 10と動作性能を比較
数字だけ見ていても「実際どうなの?」という疑問が残ると思うので、iPhone 17・Pixel 10と3台並べて動作性能(ブラウジング)を比較してみました。
3台とも爆速で、正直ほとんど差がわかりません笑
AnTuTuスコアはGalaxy S26の約385万点に対してPixel 10は約141万点と大きな差がありますが、体感ではほぼ同等でした。
面白かったのはiPhoneだけ最初の立ち上がりが遅かった点。OSの違いによるキャッシュの扱い方の差なのかもしれませんが、サイト内の遷移になると3台とも同じくらい速くて差はなし。
それよりも印象的だったのが、AnTuTuスコアがGalaxy S26より低いPixel 10も全く見劣りしなかったこと。
スコアの数字は性能の指標にはなりますが、普段使いの快適さはある水準を超えたらほぼ横並びになるんだなと改めて感じました。
AnTuTuストレージ速度テスト
AnTuTuのストレージ速度テストも実施しました。
シーケンシャルリードが約3,841MB/s、シーケンシャルライトが約3,475MB/s。
読み書きどちらも非常に高速で、アプリの起動やデータの読み込みでストレスを感じることはまずありません。
- Ver.11
- Ver.10
RAM・ストレージ容量
RAM容量は12GB。本体起動・アプリ起動どちらもスムーズで、複数アプリを同時に開いても動作が重くなる場面はありませんでした。
ストレージ容量は256GB/512GBの2種類。
256GBモデルの場合、初期状態でシステムが約18GBを使用するため、実際に使える空き容量は238GB程度からのスタートになります。
なお、microSDカードスロットは非搭載です。容量が心配な人はGoogle DriveやGoogleフォトなどのクラウドストレージを活用するといいでしょう。
連続使用時のサーマルスロットリング
AnTuTuベンチマークを4回連続で実行して、発熱による性能低下(サーマルスロットリング)がどの程度起きるか確認しました。
- 1回目
- 2回目
- 3回目
- 4回目
| 計測回 | 総合スコア | CPUスコア | GPUスコア |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 3,846,008 | 1,159,184 | 1,529,118 |
| 2回目 | 3,668,784 | 1,118,972 | 1,433,383 |
| 3回目 | 3,597,583 | 1,104,651 | 1,389,666 |
| 4回目 | 3,439,050 | 1,028,380 | 1,338,470 |
4回連続で回すとスコアは徐々に下がり、4回目は1回目と比べて約11%低下しました。
ただし最低でも340万点台はキープしており、動作が不安定になるような感覚はありませんでした。
Galaxy S26のゲーム性能をレビュー
スマホとゲームはもはや切っても切れない関係。せっかくハイエンドスマホを買うなら、ゲームも快適に遊べるのか気になりますよね。実際にプレイしてみた結果をお伝えします。
原神(最高設定・60FPS)の平均FPSは57.0
ゲーム性能の指標としてすっかり定番になった原神で検証しました。
なお原神のデフォルトグラフィック設定は「高・30FPS」でしたが、検証はこれまでのレビューと条件を合わせて最高設定・60FPSで実施しています。
スメールの砂漠地帯を元素スキル・元素爆発を使いながら15分ほどプレイした結果がこちら。
平均FPSは57.0。45FPS以上を維持できた割合を示すSmoothnessは98.7%で、ほぼ60FPS張り付き状態で遊べました。最大温度は41.2℃です。
さらに負荷が高いと言われているナド・クライでも同様に検証したところ、平均FPSは57.9、Smoothnessは99.6%。こちらも快適そのものでした。
崩壊:スターレイル(最高設定・60FPS)の平均FPSは43.8
原神に比べてGPU負荷が高いと言われている崩壊:スターレイルでも検証しました。こちらもデフォルト設定は「高・30FPS」で、検証は最高設定・60FPSで実施しています。
ピノコニー・黄金の刻を黄泉の四相断我で移動しながら15分ほどプレイした結果がこちら。
平均FPSは43.8。原神と比べると数字は低めで、FPSの変動も大きめです。
ただしこれはGalaxy S26の性能不足というわけではなく、崩壊:スターレイル自体がGPUに高い負荷をかけるゲームであることが主な要因です。
実際にプレイしていてカクつきや引っかかりを感じる場面はなく、普通に楽しめました。
Game Boosterが便利
Galaxy S26にはゲームプレイ中に呼び出せる「Game Booster」が搭載されています。
FPSやRAM使用率をリアルタイムで確認できるほか、パフォーマンスモード(パフォーマンス・バランス重視・バッテリーセーバー)もここから切り替え可能です。
ちなみに今回の検証は全て「バランス重視」で実施しています。
通知をブロックしたり、画面収録を素早く起動したりもできるので、ゲームに集中したい時にも役立ちそうですね。
ゲームプレイ時の発熱
重いゲームをプレイするとスマホが熱くなるのは避けられませんが、どの程度発熱するのか気になるところです。
原神・崩壊:スターレイルそれぞれ最高設定でプレイしている時の本体表面温度を計測したところ、どちらも44〜45℃程度でした。
じんわり暖かいとは感じますが、持てなくなるほど熱くなることはありませんでした。長時間プレイでも手に持ったまま普通に操作できるレベルです。
Galaxy S26のカメラ性能をレビュー
ここからはGalaxy S26のカメラ性能をチェックです。
日中・夜間・超広角・望遠と一通り撮り比べてみた率直な印象は、「思ったより派手じゃないけど、どのシーンでも安定して写る」カメラだということです。
iPhone 17・Pixel 10と同じシーンで撮り比べてみると、S26は3台のなかで「鮮やかめだけど自然さも残っている」バランス型の仕上がり。
全体を明るく持ち上げるiPhone 17、情報量を最大限残すPixel 10とは方向性が違って、S26は明るさと自然さのちょうど中間を狙っている印象です。
夜間や明暗差の強いシーンでもこの傾向は一貫していて、「どんなシーンでも極端に失敗しない」安心感があります。
カメラに詳しくない人が普段使いするには、むしろこのバランス感覚がいちばん使いやすいと思いました。
カメラアプリ・操作感
作例の前にGalaxy S26のカメラアプリを簡単にチェックしておきます。
UIはシンプルで、初めて使う人でも迷わず撮れる作りになっています。
縦持ちで右端に倍率ボタンが縦並びで表示されていて、よく使う0.6倍・1倍・2倍・3倍はワンタップで即切り替えできます。
切り替えのもたつきはまったくなく、体感的にはストレスゼロです。3倍ボタンを長押しすると10倍・20倍・30倍も展開されるので、望遠を使いたいときも自然な操作で辿り着けます。
「その他」から撮影モードを切り替えられます。標準の写真・動画のほか、プロ・プロ動画・EXPERT RAW・ポートレート動画・ハイパーラプス・スローモーション・パノラマ・食事と、一通り揃っています。
普段使いで使うのは写真と動画がほとんどだと思いますが、本格的に使い込みたい人向けのモードもちゃんとありました。
Galaxy Storeからカメラフィルターやエフェクトを追加することもできます。Samsung純正のSoft・Light・Blossom・Warmなどが無料で配布されていて、Camera360やCandyCameraのフィルターも入手可能です。
撮って出しの色味以外も試したい人は覗いてみると面白いかもしれません。
ひとつ気になったのがシャッター音。設定画面を確認しましたが、シャッター音をオフにする項目が見当たりませんでした。
写真・動画・プロモードなど、どのモードで撮っても音が鳴ります。図書館やカフェなど静かな場所での撮影は少し気を遣うかもしれません。
メインカメラ(日中)の作例
鳥居を撮ったとき、空の青や鳥居の赤はS26がいちばん色が鮮やかで濃く派手めに仕上がっていました。
ただ、「加工しすぎた写真」という感じはなくて、見ていて気持ちいい色合いです。
iPhone 17はより自然な落ち着いた色、Pixel 10はS26に近いけどやや青みが強い印象。S26は3台のなかで「いちばん映える方向」に振られています。
花びらの細部はしっかり残っている
赤い花やピンクの花を近接で撮ったとき、拡大しても花びらの細部がしっかり残っていました。
強い日差しのなかで撮ったので、明るい部分が一部白く飛び気味になったシーンもありましたが、全体的には細かいところまでよく写っています。
暗い部分が自然に持ち上がって見やすい
日向と影が混在する公園の道を撮ったとき、S26は影になっている部分もしっかり明るく写っていました。
iPhone 17と比べると暗部の持ち上げが積極的で、全体的に「どこを見ても見やすい写真」になりやすい傾向があります。
逆光シーンは自然なシルエット仕上がり
太陽を直接画角に入れた強烈な逆光で撮ってみました。
S26は木がシルエットになりつつも、葉がうっすら緑に見える程度の情報は残っていて、「逆光らしい自然な仕上がり」という印象です。
比較したPixel 10は逆光でも木の葉一枚一枚がはっきり緑に見えるくらい暗部を積極的に持ち上げていて、明暗差があっても情報を残す方向に振られています。
iPhone 17はS26より暗部が潰れ気味で、3台のなかでいちばんシルエットらしいシルエット写真になりました。
S26は「逆光でも自然に撮れる」という安心感があります。
Pixelのように無理やり明るくするわけでもなく、かといってiPhoneのように完全に潰れるわけでもない、ちょうど中間の仕上がりです。
旅行でサクッと撮ってもちゃんと写る
レビュー用の撮り比べとは別に、旅行にGalaxy S26を持ち出して普段使いに近い感覚で撮ってみました。
構図とか設定とか難しいことを考えずにシャッターを切っても、風景・食べ物・街のスナップどれもちゃんと写ってくれます。
「思い出をきれいに残したい」という普段使いの用途なら、オートに任せておくだけで十分だと思いました。
メインカメラ(夜間)の作例
S26は周囲が暗くなると自動で夜景モードに切り替わる仕様で、検証では手動での切り替えは一切していません。
夜景モードOFFと比べると、植栽や芝生の緑が広範囲に残って全体の情報量が増えるので、オートに任せておくだけで十分きれいに撮れます。
全体的な傾向として、S26は「夜らしい自然な暗さを残しながら暗部を持ち上げる」バランス型です。
iPhone 17は全体を明るく持ち上げる方向、Pixel 10は暗部の情報量を最大限残す方向と、3台それぞれ方向性がはっきり違います。
暗い公園でも緑がしっかり残る
街灯が遠くにしかない暗めの公園で大木を撮ったとき、S26は葉の緑がしっかり出ていて、芝生の緑も残っていました。
空の雲のモコモコした形まで写っていて、「暗所でもここまで明るく写るの?」という印象です。
iPhone 17は全体をかなり明るく持ち上げる分、空がグレーに白っぽくなりやすい。
Pixel 10はS26と同程度の緑の描写力がありつつ、全体のトーンがやや引き締まった暗めの仕上がりです。
S26は空の暗さを自然に保ちながら暗部を持ち上げるバランスが3台のなかで一番自然に感じました。
明暗差の強いシーンでも白飛びしにくい
自販機の発光パネルや信号・コンビニの看板が混在する複合光源シーンで撮り比べてみました。
S26は発光部分の白飛びをしっかり抑えつつ、周囲の暗い部分も潰れずに残っています。
自販機のパッケージが識別できる程度には写っていて、「明るいところと暗いところを両立させる」処理がよく出ているシーンです。
iPhone 17は発光部分の白飛びがS26より強く、商品パッケージが読みにくくなる場面がありました。
Pixel 10は3台のなかで明暗差処理が最も丁寧で、暗部の情報量が一番残っている印象です。
夜間は暗い空にノイズが出ることがある
開けた空が大きく写るシーンでは、暗い空の部分にザラザラとした粒状感(ノイズ)が出ることがあります。
ただこれはiPhone 17・Pixel 10も同様で、夜間撮影では3台とも同程度の課題があります。
S26だけが特別ひどいわけではないので、大きなデメリットとして捉える必要はないと思います。
望遠カメラ・ズームの作例
Galaxy S26は光学3倍の望遠カメラを搭載。実際に2倍・3倍・10倍・20倍・30倍、夜間は1〜30倍で試してみました。
結論から言うと、日中は10倍まで実用的に使えて、夜間は2〜3倍までが気持ちよく使える範囲です。
日中は2〜3倍が一番気持ちいい
桜のつぼみや白梅を撮ったとき、どこにピントを合わせてほしいかをちゃんと理解してくれている印象で、狙った被写体にすっと合ってくれます。
つぼみの表面のうぶ毛のような細かい質感まで写っていて、拡大しても細部がしっかり残っています。
iPhone 17と比べて特に差を感じたのが「寄れる距離」です。
iPhoneはとにかく寄れない。S26と同じ感覚で近づくとピントが合わなくなって、引いて撮り直す場面が何度もありました。花や小物を近距離で撮りたい人には、この差がじわじわ効いてきます。
10倍は実用レベルをしっかり維持
遠くの標識の文字や建物の細部も問題なく写ります。Pixel 10と同程度の描写力で、デジタルズームのみのiPhone 17より一歩リードしている印象です。
ただPixelと比べると輪郭が強調されすぎてやや不自然な仕上がりになる場面もあり、少しイラストっぽさが出ることがあります。
20倍・30倍はAI処理が前面に出る
20倍・30倍になるとAI処理が強くかかっている感じで、写真というよりイラストに近い印象になってきます。
Pixel 10は20倍でも自然な質感を保っていたので、高倍率ではPixelに軍配が上がります。日常的なズーム用途なら10倍以内で使うのがおすすめです。
夜間は2〜3倍までが実用域
夜間望遠はS26のみで試しました。2〜3倍は昼間と同様に安定していて、橋や川面の照明の映り込みもきれいに写ります。
5倍・10倍は「なんとか写る」レベルで、実用的には使えますが昼間ほどの精細さはありません。10倍になるとかなり厳しめ・・・。
20倍・30倍は夜間ではほぼ実用外です。ブレとノイズが掛け算になるので、よっぽど条件が良い夜景シーン以外では使わない方が無難です。
夜間は「2〜3倍まで」と割り切って使うのが正直なところかなと思います。
超広角カメラの作例
超広角に切り替えて使ってみましたが、日中・夜間ともに思ったより自然に写ってくれました。
スマホによっては超広角に切り替えた途端に色が薄くなったり白っぽくなったりすることがあるんですが、S26はそれがほぼありません。
メインカメラと色味がほぼ変わらない
一番よかったのは、メインカメラと超広角で色味がほぼ変わらないところです。
S26はメインカメラと同じ「鮮やかで締まった色」がそのまま出ていました。iPhone 17やPixel 10と比べても、この一貫性はS26が一番安定している印象です。
夜間でも同じことが言えて、川面の照明の映り込みのオレンジ・赤の色味、空の暗さのトーンがメインカメラとほぼ揃っています。
日中・夜間を問わず「メインと超広角で色が変わらない」というのはS26の地味に大きな強みです。
端の歪みが少なくて直線がきれいに保たれる
超広角特有の端の歪みも非常に少なくて、遊歩道の直線や建物の縦ラインがきれいに保たれていました。
Pixel 10は端に向かってわずかに歪みが出ていたので、この点でもS26は優秀です。
夜間は光源周辺のフレアが出やすい
夜間の超広角で気になったのが、街灯などの光源周辺に薄いフレア(光の滲み)が出ることです。
ただiPhone 17・Pixel 10は光条(光が星型に広がる現象)が強く出るシーンが複数ありましたが、S26はフレアにとどまっていて光条はほぼ出ませんでした。
光源が複数混在する夜間の広角シーンでは、S26が3台のなかで最も「スッキリした見た目」になりやすいです。
夜間の超広角で複数の光源が入るシーンを撮ることが多い人には、この差がじわじわ効いてくると思います。
ポートレートモードの作例
メインカメラのポートレートモードを人物と物体で試してみました。
人物撮影では、背景がきれいにボケつつも「ボケすぎ」という感じがなく、自然な仕上がりです。
髪の毛の境界部分も比較的自然に処理されていて、切り抜き感がほぼありません。美肌補正は控えめで、肌の質感がそのまま残っている点も好印象でした。
複雑な形状の被写体でも試してみましたが、細かい凹凸が多い被写体でも輪郭をしっかり認識してくれていて、背景との境界が自然に処理されています。
ポートレートモードは人物以外でも十分実用的に使えます。
インカメラの作例
インカメラは12MPで、通常撮影とポートレートモードをワンタッチで切り替えられます。日中・夜間ともに試してみました。
一番印象的だったのは、美肌補正が控えめで肌の質感をそのまま残す方向性です。
毛穴や細かいシワもそのまま写っていて、「加工しすぎていない自然な自撮り」という仕上がりです。
Samsungのインカメラというと美肌補正が強いイメージを持っている人もいると思うんですが、S26はかなり素直な仕上がりで好印象でした。
ポートレートモードのボケが自然
ポートレートモードに切り替えると背景がきれいにボケます。髪の毛の輪郭など境界部分の処理が自然で、不自然な切り抜き感はほぼありません。
ポートレートモードにしたからといって急に美肌補正が強くなる感じもなく、通常撮影と同じトーンのまま背景だけボケてくれます。
夜間の自撮りも顔がしっかり明るく写る
夜間に川沿いで自撮りしてみたところ、暗い環境でも顔がしっかり明るく写っていました。
背景の夜景・橋・ビルの照明も残っていて、「顔だけ明るくして背景が真っ暗」という感じにならない点が好印象です。
夜間のポートレートモードが特によくて、背景の夜景のボケがきれいで、川面の照明の映り込みが丸いボケ玉として出ています。
夜景バックの自撮りをよく撮る人には刺さる仕上がりだと思います。
なお背景に街灯などの強い光源が入ると、青みのあるフレアが出ることがあります。光源の位置を意識して撮ると回避しやすいです。
動画撮影の作例
動画は4K@30fpsで、日中・夜間ともにメインカメラ・超広角・望遠で撮り比べてみました。
全体的な印象は写真と同じで「どのシーンでも安定してきれいに撮れる」カメラです。色味も写真同様に明るくて鮮やかめで、撮って出しのままSNSに上げてもそのまま使えそうな仕上がりでした。
日中は3台どれも安定していてS26は見劣りしない
日中の動画はメイン・超広角・望遠ともに安定していて、iPhone 17・Pixel 10と比べても見劣りする場面はありませんでした。
望遠はS26のみの検証になりますが、写真と同様に10倍前後までは実用的に使える印象です。
夜間はiPhone 17が僅かに上
夜間動画はS26も十分きれいに撮れますが、iPhone 17と比べるとノイズの少なさと鮮明さで僅かに差を感じました。
3台のなかではiPhone 17が夜間動画は一歩リードしている印象です。日常的な夜間撮影で困ることはないと思いますが、夜間動画を重視する人はこの点を頭に入れておくといいかもしれません。
手ブレ補正が強力で動きながらの撮影に向いている
S26で特に印象的だったのが手ブレ補正の強さです。歩きながら撮影しても映像がしっかり安定していて、動きのある場面でも見やすい動画が撮れます。
なかでも水平ロックの性能が際立っていました。
試しにS26を縦軸に回転させるように動かしながら撮影してみたんですが、画面の水平がほぼ崩れずに維持されていました。意識せずに撮っても水平が保たれるので、手持ち撮影が多い人には地味に助かる機能だと思います。
Galaxy AIによる写真編集
Galaxy S26にはGalaxy AIを使った写真編集機能が搭載されています。機能としては「AI消しゴム」「移動」「作成」「スタイル」の4つ。
正直なところ「Galaxyだからこそ凄い」という驚きはなかったんですが、使い方によっては普通に便利です。
AI消しゴム・移動:写り込み処理に使える
AI消しゴムは、写り込んだ不要なものをなぞって消せる機能です。
夜間の交差点で撮った写真に走行中の車が写り込んでいたので試してみたところ、消去後の路面の補完も自然で、「消した感」がほぼありませんでした。
移動は被写体を別の位置に動かせる機能で、元あった場所はAIが背景を補完してくれます。
白梅の花を枝の別の位置に移動してみましたが、枝の補完含めて違和感の少ない仕上がりでした。
どちらも「撮り直すほどでもないけど気になる」という場面でサッと使えるのが便利です。
作成:テキストで被写体を追加できる
作成は、写真の中の指定エリアにテキストで被写体を追加生成する機能です。
公園の石畳部分をなぞって「猫が日向ぼっこしている」と入力したところ、もふもふした猫が石畳の上に自然に生成されました。
背景との馴染み方も思ったより自然で、パッと見ではAI生成とわかりにくい仕上がりです。(よく見りゃサイズ感とかおかしいけども・・・笑)
実用というよりは遊び要素が強い機能ですが、こういう使い方は素直に面白いと思いました。
スタイル:SNS映え目的なら楽しい
スタイルは写真をアートっぽく変換する機能で、3Dトゥーン・レトロアニメ・ポップアート・水彩画などが選べます。
元写真の構図をベースにスタイルが適用される仕組みで、SNSに投稿するとき気分で使うくらいの位置づけかなと思います。
Galaxy AI編集機能全体の印象としては、「あると便利、たまに遊べる」という感じです。
AI編集自体はiPhoneやPixelにも似た機能があって、特別Galaxyが抜きん出ているというわけではありません。
ただ、アプリを別途入れなくても標準で使える点は素直に便利だなーと思えました。
Galaxy S26のバッテリー持ち・充電速度をレビュー
続いてGalaxy S26のバッテリー持ちと充電速度を見ていきます。
最新ハイエンドSoCを搭載しているので正直バッテリー持ちは期待していなかったんですが、実際に使ってみると思ったよりしっかり持つ印象でした。
特別すごいわけではないけど、日常使いで困る場面はなかったです。
PCMarkバッテリーテストのスコア
Galaxy S26のバッテリー容量は4,300mAh。バッテリー持ちを数値で確認できるPCMarkというベンチマークアプリで計測してみました。
PCMarkは実際にスマホを動かして100%から20%までの消耗時間を測定するので、カタログスペックよりも実態に近い結果が出ると思っています。
画面の明るさ50%固定で、120Hzと60Hzそれぞれ計測した結果がこちらです。
- 120Hz
- 60Hz
| リフレッシュレート | スコア |
| 120Hz | 16時間18分 |
| 60Hz | 17時間8分 |
120Hzで16時間18分、60Hzで17時間8分という結果でした。ハイエンドスマホとしては標準的な結果だと思います。
これまでレビューしてきたスマホのPCMarkスコアをランキング形式で掲載しているので、参考にどうぞ。
バッテリー消耗チェック
PCMarkのスコアだけではピンとこない人も多いと思うので、実際の使用シーン別にバッテリーがどれくらい減るか計測しました。輝度50%固定・120Hz設定で検証しています。
Amazon Musicでストリーミング音楽を1時間聴いた結果、バッテリー消耗は3%。
YouTubeで動画(1080P/60fps)を1時間視聴した結果、バッテリー消耗は6%。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は17%。
24時間一切触らずに放置:現在検証中
それぞれの結果をまとめると次のとおり。
| 使用内容 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
| 音楽再生 1時間 | 3% | 約33時間 |
| 動画再生 1時間 | 6% | 約16時間 |
| 原神 1時間 | 17% | 約5.8時間 |
| 24時間放置 | 検証中 | — |
音楽再生や動画視聴はかなり優秀な結果です。原神は1時間で17%消耗と重量級ゲームらしい数字ですが、特に他のハイエンドよりもバッテリーの減りが早すぎると感じることはありませんでした。
同じAndroidスマホとしてPixel 10と比較。バッテリー容量はPixel 10が4,970mAhとGalaxy S26の4,300mAhより多めですが、実際の消耗量はどうでしょうか。
| 使用内容 | Galaxy S26 | Pixel 10 |
| 音楽再生 1時間 | 3% | 2% |
| 動画再生 1時間 | 6% | 7% |
| 原神 1時間 | 17% | 21% |
| 24時間放置 | 検証中 | 13% |
音楽再生・動画再生はほぼ同等の結果でした。
原神はPixel 10が21%消耗に対してGalaxy S26は17%と、バッテリー容量が少ないにも関わらずゲームでの消耗が抑えられています。
最新SoCの省電力性能がしっかり効いている印象です。
有線充電(25W)の速度
Galaxy S26の有線充電は最大25Wに対応しています。
残量15%から充電を開始して、約39分で80%まで回復。フル充電(100%)まではおよそ65分でした。
ワイヤレス充電・Qi2 Ready対応
Galaxy S26はワイヤレス充電(最大15W)にも対応。
残量18%から充電を開始して、フル充電まで約79分でした。有線と比べると少し時間はかかりますが、置くだけで充電できる手軽さは魅力です。
またGalaxy S26は「Qi2 Ready」に対応しています。本体にはマグネットが内蔵されていませんが、マグネット内蔵ケースを使うことでQi2充電器とマグネットで位置合わせしながら充電することができます。
充電器は別売り・おすすめ充電器
Galaxy S26には充電器が付属していません。ケーブルのみ同梱なので、充電器は別途用意が必要です。
Galaxy S26の有線充電は最大25Wなので、25W対応のPD充電器を選んでおけばOKです。
Samsung純正品でなくても、25W対応であれば市販のサードパーティー製でも問題ありません。
- 公式オンラインストア>>Galaxy S26シリーズ アクセサリー
- Amazon検索結果>>Galaxy S26 充電器
省電力モード・バッテリー保護設定
Galaxy S26には省電力モードとバッテリー保護の設定が用意されています。バッテリーをより長く使いたい人は設定しておくといいでしょう。
省電力モードは「標準」と「最大」の2種類。標準モードではバックグラウンドのネットワーク使用や同期を制限し、最大モードでは必須アプリ以外のバックグラウンド処理と通知を全て制限します。
バッテリーを保護する設定も搭載されています。
100%フル充電のまま長時間放置するとバッテリーの寿命が縮む可能性があるため、100%に達したら95%まで下がるまで充電を停止する「標準」モードがおすすめです。
睡眠中は80%で充電を停止し、起床前に100%になるよう調整してくれる「スリープ時間の保護」も用意されています。
Galaxy S26の基本機能・操作性をレビュー
ここからはGalaxy S26の動作性能・カメラ・バッテリー以外の基本機能をまとめてレビューします。
生体認証やおサイフケータイ、Galaxy AIなど、毎日使う機能をひと通り確認しました。
OSはOne UI 8.5(Android 16)
Galaxy S26にはAndroid 16をベースにしたSamsung独自UI「One UI 8.5」がプリインストールされています。
Galaxy独自の機能が豊富に用意されている一方で、基本的な操作感は素のAndroidに近い感覚です。
設定メニューやクイックパネルのデザインはシンプルで使いやすく、Androidに慣れている人ならすぐに馴染めると思います。
音楽を再生中にステータスバーの左側に曲名がコンパクトに表示される「Now Bar」という機能もありました。タップすると再生コントロールが展開されて、曲の操作ができます。
iPhoneのDynamic Islandに近い発想の機能で、Galaxyを初めて触った僕には新鮮でした。
生体認証は指紋認証・顔認証の2種類
指紋認証・顔認証ともに反応が速く、ストレスなく使えます。
指紋認証は画面内蔵の光学式センサーで、触れた瞬間にロック解除。
顔認証はインカメラを使ったシンプルなタイプですが、反応が速いので実用上は問題ありません。
どちらも普段使いで不満を感じる場面はないと思います。
おサイフケータイ対応
Galaxy S26はおサイフケータイに対応しています。
SuicaやPASMOはもちろん、iDやQUICPayなど普段使っている電子マネーをそのまま使えます。
FeliCaポートは背面カメラユニットの横に搭載。
かざすときにカメラ部分がぶつからないよう少し注意が必要ですが、反応は良好です。
ステレオスピーカー搭載
Galaxy S26は上部・下部にスピーカーを搭載したステレオ仕様。横持ちでの動画視聴や音楽鑑賞で音の広がりを感じられます。
- 上部スピーカー
- 下部スピーカー
実際に音楽やNetflixの動画を再生して確認しました。
全体的にクリアで聴きやすい音質で、音量も普段使いには十分なレベルです。
iPhoneと比べると一歩譲る印象ではありますが、低音域もしっかり聞こえてくるので普段使いで物足りなさを感じる場面は少ないと思います。
Dolby Atmosにも対応しており、オンにすると音場がぐわっと広がって臨場感が増します。これが非常に楽しい!
自動・ムービー・ミュージック・ボイスの4モードから選択可能で、イコライザーも搭載しているので好みに合わせて調整できます。
イコライザーも搭載しているので、好みに合わせて音質を調整できます。
Bluetooth音質はLDACに対応
Galaxy S26のBluetooth対応コーデックは以下の通り。実際にワイヤレスイヤホンを接続して検証しております。
| コーデック | 対応状況 |
| SBC | ○ |
| AAC | ○ |
| aptX | ○ |
| aptX HD | 今回の検証では確認できず |
| aptX Adaptive | 今回の検証では確認できず |
| LHDC | 今回の検証では確認できず |
| LDAC | ○ |
| SSC-UHQ(Samsung独自) | ○(Galaxy Buds4シリーズとの組み合わせのみ) |
LDACに対応しているのでワイヤレスでもハイレゾ相当の音質で楽しめます。
実際にSony WF-1000XM5をLDAC接続してみたところ、24bit/96kHzのUltra HD品質で再生できることを確認しました。
なお、SamsungはGalaxy Buds4シリーズとの組み合わせ専用の独自コーデック「SSC-UHQ」にも対応しています。
イヤホンジャックは非搭載なので、ワイヤレスイヤホンをメインで使うことになりますが、LDACがあれば音質面で困る場面は少ないと思います。
Galaxy AI搭載
Galaxy S26にはSamsung独自のAI機能「Galaxy AI」が搭載されています。
機能の数は豊富ですが、今回の検証の限りでは日常使いで「AIらしさ」を実感できる場面は正直そこまで多くありませんでした。
写真編集以外で搭載されている主な機能は以下の通りです。
- 通話アシスト
- 入力アシスト
- 通訳
- ノートアシスト
- 文字起こしアシスト
- ウェブアシスト
- クリエイティブスタジオ
- オーディオ消しゴム
- Now Brief
- Now Nudge
なかでも日常で地味に便利だと感じたのがNow Nudge。LINEなどのメッセージに日時が書いてあれば自動でカレンダー登録を提案してくれたり、画面の内容に合わせて次の操作を提示してくれたりします。
もちろん、「Gemini」「かこって検索」などのGoogle純正のAI機能も使えますよ。
正直なところ、「これってAIじゃなくても処理できるんじゃ?」と思う機能も少なくないです。
最新スマホはこぞって「AI搭載」を謳っていますが、ChatGPTのような生成AIとは別物の機能も多く含まれています。
Galaxy S26も例外ではなく、今後のアップデートでどこまで進化するかに期待したいところです。
Samsung DeXで大画面PC代わりに使える
Galaxy S26はUSB-Cケーブルで外部モニターに接続すると、PCのようなデスクトップ画面で操作できる「Samsung DeX」機能に対応しています。
単なるミラーリングとは違って、ウィンドウを複数並べてマルチタスクができるのが面白いところです。実際に試してみると、スマホ1台でPCっぽい作業ができるのは素直にすごいと思いました。
ただ日常的に使うかと言われると、正直わざわざモニターに繋いでまで使うかな?という感じです。
出張先でモニターに繋いで作業したい人や、大きな画面でゲームを楽しみたいときなどには活躍する場面があるかもしれません。
使う人を選ぶ機能ではありますが、こういった使い方ができるのはGalaxyならではの強みです。
もちろん通常のミラーリングにも対応しております。為念。
デュアルメッセンジャー対応
LINEやFacebookなど対応アプリを2つのアカウントで同時に使える「デュアルメッセンジャー」機能に対応しています。
仕事用とプライベート用でLINEアカウントを使い分けたい人には便利な機能です。1台のスマホで2アカウントを切り替えなしに使えます。
なお、PixelなどのAndroidスマホで使えるスマホ全体を複数ユーザーで使い分ける「マルチユーザー」機能には非対応。Galaxy全般としてこの機能は搭載されていないので、家族でスマホを共有したい場合などは注意してください。
便利なジェスチャー操作
モーションやジェスチャー操作もひと通り揃っていました。
画面をダブルタップしてオン・オフができるウェイクアップ操作、手のひらで画面に触れると着信を消音できるジェスチャー消音、手の側面でスワイプするスクリーンショット撮影など、他のAndroidスマホで使えるような操作はGalaxy S26でもしっかり対応しています。
サイドボタンの2回押しでカメラ起動、長押しでGoogleアシスタント起動といったショートカットも設定済みです。
画面分割・フローティングウィンドウ・サイドバーなんかも使えましたよ。
7年間のソフトウェアアップデート保証
Galaxy S26はOSアップデートが7世代分、セキュリティアップデートは2033年まで保証されています。
2026年発売のスマホが2033年までサポートされるのはAndroidスマホの中でも最長クラスです。毎年スマホを買い替えるわけではない人にとっては、長く安心して使える根拠になります。
Galaxy S26のスペック・仕様
Galaxy S26の主要スペックは以下のとおり。参考に旧モデルS25の情報も並べて掲載しています。
| 製品名 | Galaxy S26 | Galaxy S25 |
| サイズ | 149.6mm 71.7mm 7.2mm |
146.9mm 70.5mm 7.2mm |
| 重さ | 167g | 162g |
| ディスプレイ | 6.3インチ Dynamic AMOLED 2X(有機EL) FHD+(2,340×1,080) 最大120Hz |
6.2インチ Dynamic AMOLED 2X(有機EL) FHD+(2,340×1,080) 最大120Hz |
| OS | Android 16 | Android 15 |
| SoC | Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy オクタコア(4.47GHz + 3.6GHz) |
Snapdragon 8 Elite for Galaxy オクタコア(4.47GHz + 3.5GHz) |
| RAM | 12GB | 12GB |
| ROM | 256GB / 512GB | 256GB / 512GB |
| 外部ストレージ | 非対応 | 非対応 |
| リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 F1.8 |
5,000万画素 F1.8 |
| リアカメラ(超広角) | 1,200万画素 F2.2 |
1,200万画素 F2.2 |
| リアカメラ(望遠) | 1,000万画素 F2.4 光学3倍ズーム |
1,000万画素 F2.4 光学3倍ズーム |
| インカメラ | 1,200万画素 F2.2 |
1,200万画素 F2.2 |
| ビデオ(リアカメラ) | 8K@30fps スローモーション 240fps@FHD |
8K@30fps スローモーション 240fps@FHD |
| バッテリー | 4,300mAh | 4,000mAh |
| ポート | USB Type-C (USB 3.2 Gen 1) |
USB Type-C |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 (802.11be対応) |
Wi-Fi 7 (802.11be対応) |
| Bluetooth | Ver5.4 | Ver5.4 |
| 位置情報 | GPS Glonass Beidou Galileo QZSS |
GPS Glonass Beidou Galileo QZSS |
| イヤホンジャック | なし(USB Type-C) | なし(USB Type-C) |
| 生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
画面内指紋認証 顔認証 |
| 対応SIM | nano SIM eSIM |
nano SIM eSIM |
| 2回線同時待ち受け | 可 | 可 |
| NFC | あり | あり |
| FeliCa | 対応 | 対応 |
| ステレオスピーカー | 対応 | 対応 |
| 防塵防水 | IPX5・IPX8 / IP6X | IPX5・IPX8 / IP6X |
公式サイト>>スペック
まとめ:Galaxy S26のメリット・デメリット・評価
Galaxy S26を実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介します。
メリット・デメリット
Galaxy S26を買うべきメリット、購入前に確認したい注意点は以下のとおりです。
| メリット | デメリット |
| ・軽量コンパクト設計 ・鮮やかな美麗ディスプレイ ・最高峰の動作性能 ・バランス良い高性能カメラ ・ステレオスピーカー ・おサイフケータイ対応 ・7年アプデ保証 ・Samsung DeX対応 |
・シャッター音が消せない ・充電速度は最大25W ・イヤホンジャックなし ・microSD非対応 ・付属品なし |
評価
総合評価:(4.5点/5点満点)
| デザイン・サイズ感 | ★★★★★ |
| ディスプレイ | ★★★★★ |
| 動作性能 | ★★★★★ |
| ゲーム性能 | ★★★★☆ |
| カメラ性能 | ★★★★☆ |
| バッテリー性能 | ★★★★☆ |
| 基本機能・操作性 | ★★★★☆ |
Galaxy S26は、特定の項目で突出するのではなく、全項目を高水準で揃えた「死角なしのフラッグシップ」です。
Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxyによる圧倒的な処理性能、どのシーンでも安定して写るバランス型カメラ、薄さ・軽さを両立したコンパクトな筐体と、日常使いで不満を感じる場面がほぼありませんでした。
カメラは派手に盛るわけでも地味に抑えるわけでもなく、失敗しない安心感が一番の強みです。
旅行でサクッと撮っても十分きれいに写ってくれるので、普段使いの満足度は高いです。
デメリットとしてはシャッター音が消せない点と充電速度が最大25Wにとどまる点が気になりました。
神ジューデン級の充電速度を期待している人には物足りないかもしれません。
とはいえこれらはGalaxy S26の圧倒的な完成度の前では小さな話で、Androidフラッグシップの選択肢として間違いなくトップクラスの一台です。
iPhoneからAndroidへの乗り換えを考えている人、カメラ・性能・デザインを全部バランスよく揃えたい人には、自信を持っておすすめできます。




























































































































































































































