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お世話になります。ガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
EarFun Free Pro 3をご提供頂きました。
コスパの高いワイヤレスイヤホンを次々日本で発売している中国EarFunの2023年最新フラッグシップモデルです。
1万円以下で購入できるモデルでありながら、欲しい機能をふんだんに搭載しております。
- aptX Adaptive対応
- ノイキャン(ANC)
- 外音取り込み
- ワイヤレス充電
- マルチポイント接続
- 専用アプリ
- イコライザー
- タッチ操作カスタマイズ
- ゲームモード
- IPX5
- LE Audio(対応予定)
足りないのは着脱検知機能くらいなもので、ほぼ全部のせ状態です。やばすぎ笑
個人的にEarFunのワイヤレスイヤホンと言えば、以前レビューしたAir Pro 3で完成しきっちゃった感があります。あれはめちゃくちゃ良かった。
果たして最新モデルの性能はどれほどのものなのか?
本記事でEarFun Free Pro 3を詳しく実機レビューしていきます。
メリット | デメリット |
・ケースの質感が高い ・aptX Adaptive対応 ・価格以上の音質 ・マルチポイント対応 ・専用アプリあり ・イコライザーあり ・タッチカスタマイズ可能 ・通話ノイキャン優秀 ・ワイヤレス充電あり ・ゲームモード搭載 ・IPX5 | ・対応デバイスが限られる ・ノイキャン弱め ・外音取り込み弱め ・着脱検知なし |
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EarFun Free Pro 3のデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
まずEarFun Free Pro 3の外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
EarFun Free Pro 3のカラーバリエーションは以下の3色。
- ブラウンブラック
- シルバーホワイト
- ネイビーブルー
今回ご提供頂いたのはブラウンブラックです。
写真ではブラウンが強めに出ていますが、実物はもう少しグレーが強め。
チャコールグレーのような色合いです。
樹脂製ではあるものの、優しい光沢があり質感は高め。
光沢が控えめなマットな色合いなので指紋や皮脂汚れが全く目立ちません。
しばらく持ち歩いて使っていましたが、スリ傷なんかもなく綺麗でした。耐久性もそれなりにありそうです。
ケース正面にはLEDインジケーターが1つ搭載されており、点灯色でバッテリー残量をザックリ把握できます。
- 緑:30%以上
- 黄色:10%〜30%
- 赤:10%未満
背面には充電用のUSB Type-Cポート。
底面に各種認証マークがプリントされております。
技適マーク・PSEマークをそれぞれ確認しました。GOOD!
EarFunのロゴがプリントしてある上蓋を開けるとイヤホンの登場。
マグネットで固定されているので簡単に落ちてしまうことはありません。
ケース内部にはペアリング用の物理ボタンが1つありました。
イヤホンはスティックのないスタンダートタイプ(蕾型)。
ケース同様に光沢の少ないマットな色合いです。ケースよりもグレーが強いですね。
イヤホンにもペアリング・接続状況を表示できるLEDインジケーターが搭載されておます。
サイズ感
充電ケースのサイズは67×26×30mmとそれなりにコンパクト。
形状によって様々ですが、少々横幅が広めかもしれません。
重さはイヤホンが入った状態で41gと軽量。
50gを切るとかなり軽く感じます。
イヤホン自体も超コンパクト。
重さは片耳5gと一般的ですが、ワークアウト中に使用しても煩わしく感じることはないでしょう。
付属品
EarFun Free Pro 3の付属品は以下のとおりです。
- マニュアル類
- USBケーブル
- イヤーピース
- イヤーフック
- クリーニングスティック
EarFunの製品は購入日から18ヶ月の保証期間があるので確認しておきましょう。
公式サイト>>保証
マニュアルには日本語ページも用意されていました。
読まない人が多いかもしれませんが、ザッとでも目を通してくださいね。
イヤーピースは初めから装着されているものを含めて5サイズ。
この他に低反発タイプのイヤーピースも付いてきました。
耳栓のような効果があるので、イヤホン自体のノイキャン(パッシブノイズキャンセリング)性能が高くなります。
また、イヤーフックがあるのもEarFun Free Pro 3の特徴。
こっちは全部で4サイズ用意されていました。
面倒かもしれませんが、自分に合ったサイズのイヤピース・イヤーフックを使えば音質・ノイキャン効果が高くなるので、必ず全サイズ試しておきましょう。
ちなみにイヤピースもイヤーフックも着脱は簡単です。
ステム(ノズル)の形状は円形で短いタイプ。他社製のイヤーピースに交換する場合は適合するか確認しておきましょう。
充電ケーブルはUSB Type-A/Type-Cのものでした。長さは短め。
特別な充電規格を使用しているわけではないので手持ちのケーブルを使っても問題ありません。
EarFunのワイヤレスイヤホンにはクリーニングスティックが付いてきます。
毎日耳に装着するとどうしても汚れが付いてしまうので嬉しいですね。
EarFun Free Pro 3の音質をレビュー
ここからはEarFun Free Pro 3の音質を紹介していきます。
ワイヤレスイヤホンを使用する上で最も重要なのは音質。
いくら優れた機能が搭載されていたとしても音質が悪ければ本末転倒です。
なお音質は簡単に数値化できる性能ではないので、あくまで僕自身の感覚・感想。
また、接続するデバイスによっても音質は変わります。
特にAndroidスマホには「Dolby Atmos」や「Dirac」のような音響技術が標準搭載されているものも多く、常にイコライザーが働いているような状態なのでご注意ください。
aptX Adaptiveに対応/接続デバイスに注意
EarFun Free Pro 3はBluetoothコーデックとしてaptX Adaptiveに対応しているのが特徴の1つ。
また、Qualcommのオーディオプラットフォーム「Snapdragon Sound」にも対応しているそうです。
最大96kHz/24bitのハイレゾ音質ながら低遅延が特徴的なBluetoothコーデック。
電波・接続環境に合わせて、最適な音質・遅延性能に可変します。
基本的にユーザー側で音質・遅延性能をコントロールすることはできないのですが、スマホによっては設定が表示されるものもあります。
僕の持っているスマホではAQUOS sense7が設定変更が可能で、アプリ毎にプロファイルを変更することまでできました。
なお、コンパニオンアプリEarFun Audio内でも、音質・接続の優先項目を設定可能です。
ここまで紹介してきて分かる通り、aptX Adaptiveは対応スマホへの接続が必須です。
例えば、AACでしか接続できないiPhoneではaptX Adaptiveを使えません。
これはAndroidであっても同様で、Google PixelシリーズはaptX Adaptiveに対応していないのでaptX接続になってしまいます。
EarFun Free Pro 3をaptX Adaptiveで使いたい場合には、自分のスマホが対応しているかどうかを必ず確認しておきましょう。
EarFun Free Pro 3は今後のアップデートで次世代Bluetooth規格「LE Audio」に対応予定。これに伴いコーデックも「LC3」に対応するそうです。
高い解像感と低音が特徴的な音質
EarFun Free Pro 3の音質は超優秀。
aptX Adaptiveに対応しているAQUOS sense7に接続し、Amazon Music UnlimitedのUltra HD楽曲を聴いてみたところ、解像感の高い上質なサウンドが楽しめました。
特徴的なのは低音域の力強さ。
量感はもちろん、聞き取れる幅も広めで迫力を感じます。ズン!
このためHIPHOPやEDMが好きな人は特にEarFun Free Pro 3の満足度が高いでしょう。
低音が強いと言っても、音はこもることなくクリア。
高音域が必要以上に尖っていることもなく、ドンシャリサウンドにありがちな、乾いたキンキン・カンカン鳴る音やハイハットクローズなんかが耳障りに感じることも少なかったです。
まだ数時間しか使っていないので、これから自然なエイジングが進めば高音の尖りはさらに落ち着いてくるでしょう。
音場はそこそこ広めで、定位感は抜群。
多くの音が鳴るような曲でも、音色の分離がしっかりしていました。
定位感の良さはEarFun Free Pro 3を使っていて感動したポイントの1つでもあります。
いやはや。1万円以下のワイヤレスイヤホンでも、ここまでクオリティの高いサウンドが楽しめるは、ただただ嬉しいですね。
WF-1000XM5と音質比較
僕が持っているワイヤレスイヤホンの中で最高音質(自分好み)のSONY WF-1000XM5と聴き比べもしてみました。
aptX Adaptiveはハイレゾ級の高音質なので期待したいたのですが、やっぱりWF-1000XM5の方がさらに解像度が高く輪郭がハッキリしています。
解像感が高いだけならパリっとした音になるはずですが、それに加えて生々しさやを温度みたなものを感じることができ、全体的に艷やかで豊潤な雰囲気です。
特に分かりやすいのは音の余韻。
パッと音が出始めた時の質感にそれほど違いはありませんが、WF-1000XM5の方が長めに音が残っているような気がします。
聴き比べてみると、やっぱり高級ワイヤレスイヤホンって凄いんだなと改めて実感・・・。
ただ、低音の強さはEarFun Free Pro 3のほうが勝っていました。
このため、音質に拘りがあって細かな音色を隅々まで楽しみたい人にはWF-1000XM5が向いていると思いますが、多くの人はEarFun Free Pro 3の音質で十分満足できるでしょう。
1万円以下で購入できるイヤホンの音質は遥かに超えていますからね。
iPhoneとAndroidで音質が変わる?
EarFun Free Pro 3はiPhoneでもAndroidスマホでも使えます。
ただiPhonenの場合はaptX Adaptiveに非対応でAAC接続になるせいか、微妙に違いを感じました。
全体的な音の傾向は変わらないものの、iPhoneよりもAndroidスマホで使った時のほうが僅かにスッキリして音がシャープに感じます。
また、音圧が抑えられてしまうのか、音量を少し高めに設定する必要もありました。
試しにAirPods Pro(第2世代)とApple Musicを使って音質を比較してみたのですが、よーーーく聴き比べなければ違いが分からないレベル・・・。
このため、iPhoneユーザーがEarFun Free Pro 3を購入しても、音質面で不安に感じることはありません。
イコライザーで自分好みの音質にできる
EarFun Free Pro 3のコンパニオンアプリにはイコライザーが搭載されているので、音質調整が可能です。
予め用意されている以下のプリセットのほか、自分好みでカスタマイズすることもできます。
- Rock
- Pop
- Country
- R&B
- Classical
- Jazz
- 低音ブースト
- 高音ブースト
- 低音を弱める
- 高音を弱める
個人的には「デフォルトサウンド」が好きでした。
元々低音が強い音質なので、下手にイジらなくても満足なんですよね。
細かく調節できるので、ぜひ自分に合った音質を見つけてください。
EarFun Free Pro 3のノイキャン(ANC)性能をレビュー
続いて、もはやワイヤレスイヤホンの必須機能になっているアクティブノイズキャンセリング機能・外音取り込み機能をチェックしていきます。
ノイキャン性能は控えめ
EarFun Free Pro 3のノイキャン性能は控えめに感じました。
カットしてくれる雑音はエアコンや換気扇の音のような低音域中心なのですが、取り除ける周波数帯が狭いようで、そこまで強い効果は得られません。
ちなみに僕がこれまで使ってきたワイヤレスイヤホンの中でノイキャン性能が最強なのは「AirPods Pro(第2世代)」「WF-1000XM5」。
この2つと比較してノイキャン効果を数値で表すとしたらこんな感じ。
低音域 | 中音域 | 高音域 | |
EarFun Free Pro 3 | 7 | 6 | 5 |
AirPods Pro(第2世代) | 10 | 8 | 7 |
WF-1000XM4 | 9 | 8.5 | 8 |
さすがにハイエンドモデルと比べてしまうのは野暮だったかもしれませんね。
性能の違いがハッキリ分かっちゃいました笑
ノイズキャンセリング+音楽にしても強めの雑音は入ってくるので、走行中の電車では音が聞き取りにくいと思います。
逆に言えば、ノイキャンの窮屈な感じや圧迫感が苦手な人には最適かもしれませんね。
ちなみに、ホワイトノイズや風切り音は殆ど気になりませんでした。
もし風切り音が気になった場合は、コンパニオンアプリで「風のノイズキャンセリング」を設定することも可能です。
ノイキャン有効で音質が変化する
音質が優秀なEarFun Free Pro 3ですが、ノイキャンを有効にすると低音域がさらに強くなります。
かなり分かりやすく音質が変化するので、低音強めのサウンドが苦手な人は注意したいポイントです。
幸いEarFun Free Pro 3はイコライザーが使えるので、ノイキャンを常時使痛い人は、低音を弱めに設定してあげても良いでしょう。
外音取り込み機能も控えめ
EarFun Free Pro 3には外音取り込み機能(透過/トランスペアレンシー)も搭載されています。
イヤホンを使いながらでも周囲の音が聞こえやすくなるので、レジでの会計時などに重宝する機能です。
EarFun Free Pro 3の集音効果は高くありません。
確かに周囲の音は聞こえやすくなるものの、開放感を得られるほどではなく、自分の声もこもり気味なので、イヤホンを装着したまま会話をするのは難しいでしょう。
相手の声は多少聞こえやすくなるものの、自分の声が大きくなってしまいますからね。
ちなみにこれまでレビューした中で最強の外部音取り込みはAirPods Pro(第2世代)。
イヤホン付けてない!?と思えるくらいに透過性が高いです。
なお、イヤホンの長押しやコンパニオンアプリでノイズキャンセリングのモード切り替えができるのですが、反応は遅めでした。
通話時のノイキャン性能は良い感じ
ワイヤレスイヤホンを装着しながら音声通話をする人も多いと思いますが、EarFun Free Pro 3には通話時のノイズキャンセル機能があります。
この効果がかなり強めです。
試しにスピーカーから雑踏音を大きなボリュームで流しながらマイクで収録した音声がこちら。
参考にこちらはAirPods Pro(第2世代)で録音した音声です。
比べてみると雑音をかき消す性能はEarFun Free Pro 3の方が高く感じます。
ただマイクの音質はやっぱりAirPods Pro(第2世代)が優秀。クリアで綺麗ですね。
EarFun Free Pro 3は声がこもって聞こえます。
仕事や学校のミーティングで使うには心もとないですが、外出先でちょっと音声通話するくらいであれば全く問題ないでしょう。
EarFun Free Pro 3のバッテリー性能をレビュー
続いてEarFun Free Pro 3のバッテリー性能をチェックしていきましょう。
最大7.5時間連続再生可能なバッテリーもち
EarFun Free Pro 3はイヤホン単体で最大7.5時間(ANC OFF)の連続再生、充電ケースとの併用で合計最大33時間使用可能とのこと。
24時間前後の連続使用が一般的なので十分長持ちですね。
実際に音量を50%・ANC有効・マルチポイント接続有効の状態にしてAmazon Musicを再生し続けたところ、約4時間30分でバッテリーが切れました。
スペックではANCを有効にした状態だと最大6時間連続再生できるとのことなので、少し短めの結果になりました。
マルチポイント接続を有効にしていたのが原因かもしれません。
なるべく長く使いたい場合には、ノイキャンを無効にした方が良いでしょう。
10分の充電で2時間使える延命機能
バッテリー持ちはそこそこのEarFun Free Pro 3ですが、イヤホンの充電速度は爆速。
スペックではイヤホンのフル充電までにかかる時間は1時間で、10分の充電で2時間使える延命機能も搭載されています。
実際に試してみたところ、およそ40分でフル充電完了。
公称値よりも早い結果になりました。素敵。
あ!バッテリーがなくなった!
そんな時でも少しガマンすれば使えるので通勤・通学には十分ですね。
ケースの充電は1〜2W程度の電力で、急速充電などには対応していないようでした。
充電ケースがワイヤレス充電に対応
EarFun Free Pro 3の充電ケースはワイヤレス充電にも対応しています。
僕が試した限りでは1W程度の充電速度。フル充電までにかかる時間は3.5時間と有線と比べると長くなってしまうようです。
置くだけ充電は一度使うと便利すぎて、なくてはならない機能になります。
使う時も充電する時もワイヤレス。
正に真のワイヤレスイヤホンですね。
EarFun Free Pro 3を実機レビュー
ここからは音質・ノイキャン・バッテリー以外の部分でEarFun Free Pro 3を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
ペアリングは探してタップするだけ
EarFun Free Pro 3のペアリングは超簡単。
購入後、充電ケースの蓋を開けるとペアリングモードに。
あとは接続したいスマホやタブレット等のBluetooth設定で「EarFun Free Pro 3」を見つけてタップすればペアリング完了です。
しばらく使ってみた感じでは、接続が不安定になるシーンはありませんでした。
一瞬プツッとスマホとの接続が切れてしまうこともありますが、どのワイヤレスイヤホンを使っていてもそういうことはあるので気になりません。
なお、購入時にはケースに絶縁シートが付いているので剥がすのをお忘れなく。
このままだとイヤホンに通電しないので一生ペアリングできませんからね。
マルチポイントに対応!
EarFun Free Pro 3は複数の端末と接続できるマルチペアリングはもちろん、デバイス間の切り替えが簡単なマルチポイントにも対応していました。
2台目以降のデバイスと接続する場合には、ケース内部のボタンを長押しでペアリングモードになります。
通常複数のデバイスとの接続を切り替えるには、接続中のデバイスとのペアリングを解除しなければ別のデバイスに接続できません。
マルチポイント接続に対応していれば、切り替え操作不要で音が流れているデバイスに勝手に接続してくれます。
なお、コンパニオンアプリEarFun Audioで接続中のデバイスや接続履歴を確認することもできました。
マルチペアリングはできてもマルチポイントに対応しているワイヤレスイヤホンは珍しいので貴重なメリット。
安価ながらもハイエンドモデルのような機能が使えるなんてコスパが高すぎます。
片耳使用も簡単にできる
EarFun Free Pro 3は片耳使用も簡単。使わないイヤホンをケースに収納するだけ。
左右のイヤホンに主従関係がないようなので好きな方を簡単に使えちゃいます。
仕事・勉強・家事などをしながら音楽を聞くのに片耳利用は重宝。
ややこしい設定をしなくてもすぐに使えるので便利です。
各種設定はコンパニオンアプリで
EarFun Free Pro 3にはコンパニオンアプリ「EarFun Audio」があります。
EarFun Audio
Earfun Technology (HK) Limited無料posted withアプリーチ
もちろん使っても使わなくても良いんですが、以下の通り様々な設定ができるので非常に便利。
- イコライザー
- タッチアサイン変更
- ノイキャンモード切り替え
- ゲームモード切り替え
- ファームウェアアップデート
通話マイク・音声ガイダンスの言語設定など、アップデートが入る度に機能が追加されております。
スマホとペアリングができていれば、自動認識してくれるので使い方も簡単です。
なお、僕の使い方が悪かったのかもしれませんが、マルチペアリングを有効にしている場合、1つのデバイスでしかEarFun Audioに接続できませんでした。
また、初回利用時にユーザー登録(ログイン)を勧められますが、キャンセルすればすっ飛ばすこともできます笑
タッチ操作のカスタマイズができる
EarFun Free Pro 3はイヤホンをタッチしてスマホの音楽再生アプリ等の操作が可能。
タッチエリアは赤丸のあたり、ほぼイヤホン表面全体です。
デフォルトでの主な操作方法は以下のとおり。
左イヤホン | 右イヤホン | |
1回タッチ | 音量下げる | 音量上げる |
2回タッチ | 再生/一時停止 | 再生/一時停止 |
3回タッチ | 前の曲 | 次の曲 |
長押し | ANC切り替え | 音声アシスタント |
左右のイヤホンを1回タッチで音量調整できるのが嬉しいポイント。
素早くタッチすると複数タッチとして認識してしまうので、ポン・ポンとしっかりタッチしてあげると音量調整しやすいです。
また、2回タッチしなければ音楽再生できないところも誤動作防止として優れています。
さらにコンパニオンアプリでのタッチアサイン(割り当て)のカスタマイズもできちゃいます。
EarFunのワイヤレスイヤホンはタッチ操作のカスタマイズが柔軟です。
これなら自分好みにできるので使いやすいですね。
ゲームモード(低遅延モード)搭載
ワイヤレスイヤホンはBluetoothで音声データを伝送する使用上、どうしても遅延は発生してしまいます。
ただEarFun Free Pro 3はaptX Adaptiveに対応しているせいか、他のワイヤレスイヤホンに比べて遅延を感じにくいと思いました。
例えば動画視聴をしていても、口の動きとセリフの音声とのリップシンクが気になることは殆どありません。
これだけなら他のワイヤレスイヤホンでもよくあるのですが、驚いたのはゲーム。
原神をプレイしてみたところ、攻撃ボタンのタップから効果音がするまでの遅延が他のワイヤレスイヤホンよりも短かく感じました。
このため、aptX Adaptiveに対応しているスマホであれば、ゲームモードを有効にしなくても遅延で困ることはないと思います。
一方、aptX Adative非対応のスマホだと遅延を感じることがあると思うので、ゲームモード(低遅延モード)を有効にしましょう。
ある程度なら遅延が解消するはずです。
残念ながら僕は音ゲーをプレイしないので試していませんが、タッチ操作がシビアなゲームには向いていないと思います。
まぁ、音ゲーをワイヤレスイヤホンでプレイする人なんていないでしょうけどね笑
軽量で装着感は良好
耳の形によってイヤホンの装着感は様々ですが、僕の耳には合っているようで、しっかりフィットしてくれました。
本体が耳のスペースにはまってくれるのに加えて、イヤーフックのウイングがあるので激しく頭を動かしても外れてしまうことはありません。
カナル型特有の圧迫感はそれなりにあるものの、比較的ライトな付け心地。
とは言え、窮屈な感じ・閉塞感が苦手な人は注意が必要です。
装着感はもちろんのこと、音質やノイキャン性能に影響が出る部分なので必ず付属のイヤーチップを全て試して、自分に合ったものを見つけましょう。
防水性能は雨と汗を防ぐ程度
EarFun Free Pro 3が対応している防水性能はIPX5等級。
保護等級 | 保護内容 |
IPX5(防噴流) | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない |
ワークアウト中の汗や、小雨がかかる程度であれば壊れることなく利用できますが、それほど強力ではありません。
プールで使うのはもちろん、お風呂・シャワー等での利用は避けましょう。
またワイヤレスイヤホンでよくあるのはポケットに入れたまま洗濯してしまうことですが、これもアウト。
誤って水の中に落としてしまうと壊れる可能性が極めて高いです。
水に濡れた場合は、よく乾燥させてから充電するようにしましょう。水分がある状態での通電は非常に危険です。
EarFun Free Pro 3のスペック・仕様
EarFun Free Pro 3のスペックは以下のとおりです。
サイズ | 67×26×30mm |
重さ | 総重量 : 41.5g イヤホン(片方): 5g |
再生/使用時間 | (ANC ON) 最大6時間 (ANC OFF) 最大7.5時間 ケースと併用:33時間 |
アクティブノイズキャンセリング | あり |
外音取り込みモード | あり |
コンパニオンアプリ | あり |
イコライザー | あり |
空間オーディオ | なし |
低遅延モード | あり |
マルチポイント接続 | あり |
着脱検知機能 | なし |
充電時間 | ケース:2時間 ワイヤレス:3.5時間 イヤホン:1時間 10分の充電で2時間使用可能 |
バッテリー容量 | イヤホン:40mAh ケース:420mAh |
充電端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | 対応 |
Bluetooth | Ver5.3 |
通信距離 | 15m |
防水規格 | イヤホン:IPX5 |
チップ(SoC) | Qualcomm QCC3072 |
Bluetoothプロファイル | HFP/HSP/A2DP/AVRCP |
対応コーデック | SBC,AAC aptX Adaptive (Snapdragon Sound対応) LC3(対応予定) |
ドライバーサイズ | 7mm |
ドライバー感度 | 不明 |
周波数応答 | 不明 |
インピーダンス | 不明 |
公式サイト>>仕様
まとめ:EarFun Free Pro 3のメリット・デメリット・評価
EarFun Free Pro 3を実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
EarFun Free Pro 3を買うべきメリットと、購入前にチェックしておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・ケースの質感が高い ・aptX Adaptive対応 ・価格以上の音質 ・マルチポイント対応 ・専用アプリあり ・イコライザーあり ・タッチカスタマイズ可能 ・通話ノイキャン優秀 ・ワイヤレス充電あり ・ゲームモード搭載 ・IPX5 | ・対応デバイスが限られる ・ノイキャン弱め ・外音取り込み弱め ・着脱検知なし |
評価
(4.0点/5点満点)
1万円以下で購入できるワイヤレスイヤホンでありながら、欲しい機能が詰め込まれた万能モデル。
ノイキャンが弱めだったり、aptX Adaptiveに対応しているデバイスが限られていたりと惜しい部分もありますが、価格以上に高音質なところがEarFun Free Pro 3の最も優秀なポイントだと思います。
セールやクーポンなどを利用すれば7,000円前後で購入できちゃうので、安くなってるタイミングでGETしちゃいましょう。