iPhone SE(第3世代)が2022年3月18日(金曜日)に発売されます。
- iPhoneを使いたいけど高い
- 顔認証だけだと使いにくい
- コンパクトなスマホが好き
こんなニーズに答えてくれていた「iPhone SE」の最新モデル。
iPhone SE(第2世代)ユーザーはもちろん、2020年に発売されたiPhone 12 miniを使っている人も買い替え候補になりそうです。
実際僕もiPhone 12 miniを使っているのですが、マスクを装着している時間が長いと顔認証だけでは使いにくいんですよね・・・。
iOSのアップデートでマスクを装着していても顔認証を使えるようになるらしいですが、おそらく(というか絶対)僕はiPhone SE(第3世代)購入します。
というわけで、購入前の下調べとして、発表されているiPhone SE(第3世代)のスペックをチェックすると共に、現在使っているiPhone 12 mini、旧モデルのiPhone SE(第2世代)との比較をしてみようと思います。
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iPhone SE(第3世代)/iPhone 12 mini/iPhone SE(第2世代)の主要スペック
スペック
まずは主要スペックを一覧で比較していきます。
iPhone SE(第3世代) | iPhone 12 mini | iPhone SE(第2世代) | |
価格(税込) | 64GB:57,800円 128GB:63,800円 256GB:76,800円 | 64GB:69,800円 128GB:75,800円 256GB:87,800円 | 公式サイト販売終了 |
サイズ | 138.4mm 67.3mm 7.3mm | 131.5mm 64.2mm 7.4mm | 138.4mm 67.3mm 7.3mm |
重さ | 144g | 133g | 148g |
ディスプレイ | 4.7インチ Retina HD IPS液晶 | 5.4インチ Super Retina XDR OLED | 4.7インチ Retina HD IPS液晶 |
ディスプレイスペック | 解像度:1,334×750 326ppi コントラスト比:1,400:1 True Toneディスプレイ Display P3 触覚タッチ 最大輝度:625nit | 解像度:2,340 ×1,080 476ppi コントラスト比:2,000,000:1 True Toneディスプレイ Display P3 触覚タッチ 最大輝度:625nit 最大輝度(HDR):1,200nit | 解像度:1,334×750 326ppi コントラスト比:1,400:1 True Toneディスプレイ Display P3 触覚タッチ 最大輝度:625nit |
SoC | A15 Bionic | A14 Bionic | A13 Bionic |
リアカメラ(メイン) | 1,200万画素 f/1.8 | 1,200万画素 f/1.6 | 1,200万画素 f/1.8 |
リアカメラ(超広角) | なし | 1,200万画素 f/2.4 | なし |
ズーム | デジタル5倍 | 光学2倍 デジタル5倍 | デジタル5倍 |
ナイトモード | なし | あり | なし |
ポートレートモード | あり | あり | あり |
HDR撮影 | スマートHDR4 | スマートHDR3 | スマートHDR |
フォトグラフスタイル | あり | なし | なし |
ビデオ撮影 | 最大4K@60fps 3倍デジタルズーム | 最大4K@60fps Dolby Vison 4K@30fps 2倍光学ズーム 3倍デジタルズーム オーディオズーム | 最大4K@60fps 3倍デジタルズーム |
データ通信 | 4G/5G | 4G/5G | 4G |
バッテリー | ビデオ再生:最大15時間 オーディオ再生:最大50時間 | ビデオ再生:最大15時間 オーディオ再生:最大50時間 | ビデオ再生:最大13時間 オーディオ再生:最大40時間 |
高速充電 | 対応 | 対応 | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 | 対応 |
MagSafe充電 | 非対応 | 対応 | 非対応 |
オーディオ再生 | ステレオ | ステレオ 空間オーディオ ドルビーアトモス | ステレオ |
防塵・防水 | IP67 | IP68 | IP67 |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 | 対応 |
生体認証 | Touch ID 指紋認証 | Face ID 顔認証 | Touch ID 指紋認証 |
iPhone SE(第3世代)の概要
本体のサイズ感はiPhone 8・iPhone SE(第2世代)から変わらないまま、SoCにA15 Bionicを搭載していることが最大の特徴です。
2022年3月現在のApple製最新チップセットを比較的安価で体験可能。普段使いはもちろん、ゲームもなんでもサクサク動いてくれます。
また少しずつ広がりつつある5Gへの対応も嬉しいポイント。
今後数年間で5Gがメインストリームになったとしても、しっかり対応できます。
iPhone SE(第2世代)との違いは?
ざっと確認する限り、旧モデルiPhone SE(第2世代)から進化したポイントは、SoC以外の部分だと、5Gへの対応とバッテリー性能が少し良くなっていることくらいでしょうか?
価格が3万円台になるかも!?なんて噂も出ていましたが、57,800円から。
iPhone SE(第2世代)は49,280円スタートだったので、8,000円ほど高くなってしましました。残念。
パワフルなSoCに魅力を感じるなら買い替えても良いかもしれません。5Gにも対応していますからね。
iPhone 12 miniとの違いは?
記事を書き始めて思ったのですが、iPhone 12 miniとは比較するのが間違っていたかもしれませんね・・・。
SoCの性能こそiPhone SE(第3世代)の方が高いものの、全般的にiPhone 12 miniの方がより多くの機能を搭載しています。つまり出来ることが多い。
よっぽど顔認証無理!って考えている人以外は、あえてiPhone SE(第3世代)に買い換える必要はないでしょう。iPhone 14シリーズの登場を秋まで待ったほうが賢明。
もしiOSのアップデートでマスクを装着しても顔認証がしっかり使えるようになるのなら、無印iPhoneのminiシリーズがコンパクトスマホの最適解なのかもしれません・・・。
それでは、個人的に気になった部分や実機レビューで試してみたいポイントを1つずつ紹介していきます。
iPhone SE(第3世代)/iPhone 12 mini/iPhone SE(第2世代)のサイズ感・ディスプレイ
サイズ感
比較対象の3モデルの中で最もコンパクトなのはiPhone 12 mini。最も小さいのに最もディスプレイサイズが大きいというのが不思議ですよね。
理由は簡単でホームボタンの有無です。
iPhone SE(第3世代)は広い上下ベセル(縁)と引き換えにホームボタンを搭載。これによってTouch ID(指紋認証)が可能となっております。
全体のサイズ感・ディスプレイの大きさは実機で比較してみたいところです。やっぱり上下ベゼル邪魔だなーって思うのかどうか。
また、iPhone SE(第3世代)にはiPhone 13と同じ背面ガラスが採用されているとのこと。
長く使える理由になるので嬉しいポイントです。
ディスプレイ
iPhone 12 miniが有機ELディスプレイを搭載しているのに対して、iPhone SE(第3世代)は液晶ディスプレイ。
これまで色々スマホをレビューしてきましたが、やっぱり有機ELディスプレイって綺麗なんですよね。黒が引き締まっているせいか、パッと見た時のメリハリが違います。
とは言え、AppleのRetinaディスプレイは液晶でも綺麗だと定評がありますし、以前iPhone SE(第2世代)を使っていた時でも、汚い・見づらいと感じたことはありませんでした。
実機を並べて違いを感じることができるのかが楽しみです。
iPhone SE(第3世代)/iPhone 12 mini/iPhone SE(第2世代)のカメラ性能
iPhone 12 miniの方は、iPhone SE(第3世代)と比べると、超広角カメラが搭載されていたり、光学式ズームに対応していたりとバラエティ豊かな写真撮影が可能になっております。
またナイトモード(夜景モード)が搭載されている点も大きなメリットです。
スペックだけ見るとiPhone 12 miniの圧勝のように思えますが、気になるのはA15 Bionicを搭載したことによるコンピュテーショナルフォトグラフィの進化。
つまり、写真撮影後の画像処理がさらに優秀になっている点ですね。
またHDR機能もiPhone 13シリーズに搭載されているスマートHDR 4に対応しています。
望遠性能や低照度下での写真撮影では敵わないものの、明るい場面での1枚ならiPhone SE(第3世代)の方が、より綺麗に撮影できる可能性があります。
iPhone SE(第2世代)と搭載されているカメラの種類は同じものの、仕上がりには大きな差が出てくるでしょう。
カメラ性能はスマホを購入する上で重要なポイントになるので、iPhone SE(第3世代)とiPhone 12 miniで撮り比べをしてみたいと思います。
iPhone SE(第3世代)/iPhone 12 mini/iPhone SE(第2世代)バッテリー性能の違い
Appleは搭載しているバッテリー容量を公表していないので、バッテリー性能が向上しているのかどうか判断しにくいですよね。
ただスペック・発表情報を見る限り、iPhone SE(第2世代)よりも長もちになっているとのこと。iPhone 12 miniと同じくらいの性能のように思えます。
iPhone SE(第3世代)はSoCの性能が向上し、さらに5G回線にも対応しました。
基本的にバッテリーもちと動作性能はトレードオフの関係になるので、あまり長もちのようには感じません。
実際のところはどうなのか実機で確かめてみようと思います。
まとめ:iPhone SE(第3世代)は2022年3月18日発売!
iPhone SE(第3世代)は2022年3月11日から予約スタートで、3月18日発売。
価格はストレージによって異なり以下の3種類です。
- 64GB:57,800円(税込)
- 128GB:63,800円(税込)
- 256GB:76,800円(税込)
僕は最小構成の64GBを購入予定。何色にしようか迷っています。
実機でiPhone 12 miniとの比較をレビューする予定ですので、チェックしてください。