XiaomiのMi 11 Lite 5Gを購入しました。
6.55インチの大画面ディスプレイを搭載しながら、重さ159gと超軽量。
さらに厚さも僅か6.81mmしかありません。
しかもサイズ感が良いだけではなく基本性能も超優秀。
AnTuTuベンチマーク(Ver.9)のスコアも50万点を超え、ハイエンドスマホ並にサクサク動きます。
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大人気になること間違いなしのSIMフリースマホなんですが、2021年7月11日現在、LINEMOの動作確認済み端末には含まれておりません。
公式サイト>>動作確認端末
そこで実際にLINEMOのSIMカードをMi 11 Lite 5Gに挿入して動作確認をしてみました。
結論から言うと、音声通話・データ通信・テザリングで問題なく利用できます。
1万円台で購入可能!
Mi 11 Lite 5Gはこちらの記事で詳しくレビューしているので、本記事と併せて是非御覧ください。
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Mi 11 Lite 5GにLINEMOのSIMカードをセット
Mi 11 Lite 5GはeSIMには対応していないので、LINEMOの物理SIMカードを挿入して設定していきます。
通信会社によっては特に設定をしなくても使えるものもありますが、残念ながらLINEMOはAPN一覧には含まれていないので、APN設定をする必要があります。
「新しいAPN」からLINEMOのAPN情報を自分で入力して作成します。
入力内容は以下のとおり。
名前 | 任意なので何でもOK |
APN | plus.acs.jp |
ユーザー名 | lm |
パスワード | lm |
MCC | 440 |
MNC | 20 |
認証タイプ | CHAP |
APNタイプ | default,mms,supl,hipri |
全ての内容を入力したら保存します。
作成したAPNを選択しましょう。
これでAPN設定は完了です。
回線事業者の名前も「LINEMO」になっており、VoLTEマークも表示もあります。
僕の住んでいるエリアでは、プラチナバンドである「Band 8」を掴んでいました。
これはエリアや時間帯によって変化する部分なので参考程度にしかなりませんが、通信速度はこんな感じ。
プラチナバンドでの接続なので速さは出ていませんね。
https://chibimegane.jp/linemo-speed/
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Mi 11 Lite 5GでLINEMOが使えるかチェック!
ソフトバンク回線を無事掴んでくれたので、ちゃんと使えるのかチェックしていきましょう。
データ通信ができても、音声通話やSMSができなければ意味がありませんからね。
音声通話
まずは音声通話。
発信も着信も問題なく利用できました。
SMSの送信・受信
続いてSMSの送信・受信です。
こちらもMi 11 Lite 5Gで特に問題なし!送信も受信もしっかりできました。
テザリング
LINEMOを利用中の人は、20GBのデータ通信量を活かしてテザリングでPCなどを繋いで使っている人もいるのではないでしょうか。
Mi 11 Lite 5Gにはテザリング機能があり、設定の「ポータブルホットスポット」を有効にすれば使えます。
あとは、接続したいデバイスのWi-Fi設定で「Mi 11 Lite 5G」を探し、パスワードを入力すればOKです。
パスワードは「ポートブルホットスポット」の設定内で確認できますよ。
今回接続したのはiPhone 12 miniですが、タブレットやPCでも「Mi 11 Lite 5G」の表示を確認できました。
しっかりデータ通信できています。
上りはイマイチですが、下りはかなり高速でした。
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Mi 11 Lite 5Gのメリット・デメリット・評価
Mi 11 Lite 5Gは2021年7月に発売されたXiaomi製のSIMフリースマホです。
買うべきメリット、イマイチなポイント、評価を簡単にまとめておきます。
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
・薄い!軽い! ・何をやっても快適サクサク ・ゲーム性能も問題なし ・十分なバッテリー ・満足できるカメラ性能 ・ステレオスピーカー ・おサイフケータイ搭載 | ・防水性能なし(防滴) ・イヤホンジャックなし ・一部ゲームで動作が不安定 ・カードスロットが排他利用 ・eSIM非対応 |
評価
(4.5点/5点満点)
Mi 11 Lite 5GはXiaomiがこれまで発売した日本国内モデルの最高傑作と言って良いでしょう。
誰が使っても困らない動作性能で、6.55インチと大画面にも関わらず薄くて軽く非常に使いやすいモデルです。
カメラ性能やバッテリー性能も十分で、さらに「おサイフケータイ」にまで対応しています。
防水性能だけは防滴止まりでちょっと寂しいところではありますが、お風呂でスマホを使いたいという希望がなければデメリットにはならないと思います。
高性能なスマホを安く買いたい!
こんな望みを叶えてくれるのがMi 11 Lite 5G。
この性能が43,800円(税込み)で買えるならコスパが高すぎます。
1万円台で購入可能!
Mi 11 Lite 5Gはこちらの記事で詳しくレビューしているので、本記事と併せて御覧ください。
LINEMO(ラインモ)の料金プランの特徴を解説
これまでにLINEMOを使ったことがある人も、改めて料金プランをチェックしておきましょう。
あなたが現在使っているキャリアとの違いをチェックしてください。
LINEMO(ラインモ)はソフトバンクが提供している格安料金プランです。
- 2種類の料金プラン
- 通話定額オプションあり
- ソフトバンク回線を利用している
- 5G回線が使える
- LINEアプリのギガを消費しない
- 速度制限になっても最大1Mbps
- eSIMに対応している
- LINEMOのデメリット
2種類の料金プラン
LINEMOには「ベストプラン」と「ベストプランV」2種類の料金プランがあります。
2024年7月に料金プランが刷新され段階制が導入されました。
ベストプラン | ベストプランV | |
月額基本料(税込) | 3GBまで990円 10GBまで2,090円 | 20GBまで2,970円 30GBまで3,960円 |
通話料(税込) | 22円/30秒 | 22円/30秒 5分以内は無料 |
LINEギガフリー | 対応 | 対応 |
データ量超過後の速度 | 10GB~15GB:300kbps 15GB~:128kbps | 30GB~45GB:1Mbps 45GB~:128kbps |
eSIM | 対応 | 対応 |
ベストプランはソフトバンク回線を3GB/990円で利用できるのでめちゃくちゃお得!
家にWi-Fiがあって、外出中にゲームや動画視聴しないのであればベストプランで十分の人も多いはずです。
通話定額オプションあり
LINEMOの通話料は22円/30秒です。
LINEなどで通話する人が多いとは言え、音声通話を頻繁に使う人もいますよね。
LINEMOにはプランに応じた通話定額オプションが提供されているので安心です。
ベストプラン | |
通話準定額 1回5分以内の国内通話無料 | 月額550円 |
通話定額 国内通話無料(時間制限なし) | 月額1,650円 |
ベストプランV | |
通話定額 for ベストプランV 国内通話無料(時間制限なし) | 月額1,100円 |
ソフトバンク回線を利用している
LINEMOはMVNO(いわゆる格安SIM)ではないので、ソフトバンク回線をそのまま利用しています。
そのため格安SIMにありがちな繋がりにくさがありません。
もちろん提供エリアもソフトバンク回線エリアそのまま。
繋がらない!遅い!そんな不満が起こりにくいサービスと言えます。
5G回線が使える
LINEMOはソフトバンクの5G回線に対応してます。
追加オプションでの提供ではないので標準対応。
5G回線対応スマホさえ持っていれば、誰でも5G回線の利用が可能です。
LINEアプリのギガを消費しない
LINEMOではLINEアプリを利用してもギガが減りません。
トーク・通話・ビデオ通話を何時間使ってもギガの消費0!
現在LINEはメールや電話に取って代わるくらい重要なコミュニケーションツールの1つです。
年齢を問わず利用している人も多いので、LINEギガフリー機能はLINEMOを選ぶメリットの1つと言えます。
なお、LINEアプリ全ての機能がギガフリーになるわけではないのでご注意ください。
ギガフリーの対象サービスを公式サイトで加入前に確認しておきましょう。
公式サイト>>LINEギガフリー
速度制限になっても最大1Mbps
LINEMOのベストプランVなら月30GBまで高速データ通信が使えます。
多くの人にとって十分なギガですが、時には使い切ってしまう場合もあるでしょう。
そんな時でもLINEMOは安心です。
30GBを使い切って速度制限にかかっても45GBまでは最大1Mbpsの速度で利用可能。
動画視聴や画像の読み込みは厳しいですが、メールやネットサーフィンくらいなら問題なく使えます。
なおデータ量超過後の通信速度はプラン・超過量に応じて変わるのでご注意ください。
ベストプラン | |
10GB超~15GB | 300kbps |
15GB超 | 128kbps |
ベストプランV | |
30GB超~45GB | 1Mbps |
45GB超 | 128kbps |
eSIMに対応している
LINEMOはサービス開始時からeSIMに対応しています。
eSIM対応スマホであれば、SIMカードを挿入しなくてもLINEMOが利用可能。
Webで申し込みしてSIMカードの到着を待つことなく即日開通できてしまいます。
eSIMの開通手続きはSIMカードに比べて難解です。
初めて利用する人にとってはハードルが高くトラブルが発生しやすいのでご注意ください。
なかなか開通できない、iPhoneでの開通が難しい、と言った不満も見聞きしています。
LINEMOを利用するデメリット
大手キャリアの提供しているプランなのに安く利用できるLINMOですが、できないことがある点がデメリットになります。
できないこと | 内容 |
キャリアメール | ソフトバンクのMMS「@softbank.ne.jp」の提供がありません。各種サービスに登録していたメールアドレスの変更等が必要になります。 |
スマートフォンの購入 | LINEMOはスマートフォンを販売しないので自分でSIMフリースマホを購入する必要があります。なおソフトバンク・ワイモバイルで購入したスマホもSIMロック解除が必要です。 |
店舗での契約 | LINEMOはオンライン専用プランなので店舗で契約できません。 |
店舗・電話でのサポート | ソフトバンクの提供している料金プランですが店舗・電話でのサポートを利用できません。チャットかLINEでの対応になります。 |
セット割 | 家族割引やネット回線とのセット割がありません。これまでソフトバンク・ワイモバイルでグループだった場合にもLINEMOに移行すると外れてしまいます。 |
留守番電話・転送電話 | 提供がありません。 |
Yahoo!プレミアム特典 | ソフトバンク・ワイモバイルで提供されていたYahoo!プレミアムが無料で使える特典はありません。LINEMOに移行すると自動解約されてしまいます。 |
僕自身はこれらの内容がなくても特に不便とは感じませんが、キャリアメールや店舗でのサポートを必要としている人は多いのではないでしょうか?
特にソフトバンク・ワイモバイルからLINEMOに移行しようと検討している人は要注意。
必ず現在の契約内容・登録内容を確認したうえでLINEMOに移行するようにしましょう。
まとめ:Mi 11 Lite 5GでLINEMOを使えます!
Mi 11 Lite 5GでLINEMOが使えるか試してみました。
- 音声通話(発信・着信)
- SMS(送信・受信)
- データ通信
- テザリング
これらの一般的な用途であれば問題なく使えます。
ソフトバンク回線エリアに該当しているなら、Mi 11 Lite 5GでLINEMOを使っても問題ないでしょう。
1万円台で購入可能!