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お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
moto g24(モト ジートェンティフォー)を購入しました。
2024年3月に発売されたmotorola製のライトユーザー向けエントリーモデルです。
公式オンラインストアでの販売価格は20,800円(税込)とお手頃。
さらに格安SIMのIIJmioでは、発売開始直後からMNPでの特別価格が110円ということもあって、かなり売れているようです。
- リフレッシュレート90Hzの高駆動ディスプレイ
- Dolby Atmosに対応したステレオスピーカー搭載
エントリーモデルを超えた性能を持っているようにも見えますが、果たして実力はどれほどのものなのか?
本記事でmoto g24を実際に使ってみた様子を詳しくレビューしていきます。
メリット | デメリット |
・価格が安い ・個性的なデザイン ・サイズの割に軽い ・90Hz高駆動 ・ステレオスピーカー ・イヤホンジャック ・microSD対応 ・指紋認証・顔認証 | ・サイズが大きい ・動作性能は最低限 ・おサイフケータイなし ・生活防水レベル ・5G非対応 ・eSIM非対応 ・付属品ケースのみ |
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moto g24のデザイン・サイズ・付属品をレビュー
まずはmoto g24の外観・付属品をチェックです。
デザイン
moto g24のカラーバリエーションは以下の2色。
- マットチャコール
- アイスグリーン
このうち、僕が購入したのはアイスグリーンです。
もうmoto g24の発売が発表された時から、絶対こっち!と決めていました。
イメージ写真よりも少しシルバーが強かったですが、めちゃくちゃ良い色。
あまり見たことないカラーリングで素敵じゃないですか?一目惚れです。
メタリックな雰囲気に見えますが、背面パネルはおそらく樹脂製。
サラサラした質感で指紋が目立たなくてGOOD。
光の反射で鈍く光るところなんかも大人っぽくて良い感じです。
moto g24のデザインで特徴的かつ気に入っているポイントはカメラユニット。
エントリーモデルには珍しすぎる背面パネルと一体型のデザインです。
良いですよねー!なんかモコッと盛り上がってる感じが非常に面白い。
メインとマクロの2眼構成で、レンズ周りのシルバーリングもインパクトがあります。
ケースやカバーを付けちゃう人が多いとは思うんですけど、できれば裸で使って欲しいデザインですね。
箱型の形状をしているものの、フレームが背面パネルに向かって僅かに湾曲しているので手に突き刺さるようなことはありません。
フレームも背面パネルと同系色のマットなメタリックカラーです。
ディスプレイを上にして右側面に電源ボタンと音量ボタン。
左側面にはカードスロットがあります。
moto g24のカードスロットは、2枚のSIMカードとmicroSDカードを同時に装着できるタイプ。
2回線同時待受をしながらSDカードも使えちゃうのが嬉しいポイントです。
本体下部にはマイク・USB Type-Cポート・スピーカーを搭載。
上部にはイヤホンジャックがありました。
逆さまになっちゃいましたが、moto g24はDolby Atmosに対応しております。素敵。
サイズ
moto g24のサイズは約163.49 × 74.53 × 7.99mm。
6.6インチの大型ディスプレイを搭載しているので普通にデカいです。
その一方で、重さは実測で184gとサイズ感の割に軽いのがポイント。
このサイズ感で200gを大きく下回っているのは普通に凄いと思いました。
サイズは大きくても軽ければ扱いやすいですからね。
moto g24の隠れたメリットだと思います。
付属品
moto g24の付属品は以下のとおり。
- スタートガイド等
- SIMピン
- 保護ケース
残念ながら充電器・充電ケーブルは付いてきませんでした。
充電速度に拘らないのであれば、今使っている充電器を流用しちゃって問題ないでしょう。
保護ケースはクリアのソフトタイプ。
薄くてペラペラなので防御力は低そうですが、moto g24のデザインを殺さないので使い続けてもいいかもしれませんね。
なおディスプレイ保護フィルムも付いてないのでご注意ください。
既にサードパーティー製の保護フィルムが色々売っているので買っておきましょう。
Amazonで検索>>moto g24 保護フィルム
moto g24のディスプレイをレビュー
1日に何度も目にするスマホにとって、ディスプレイは命と言っても過言ではないくらい重要なポイント。
moto g24のディスプレイは見やすいのかどうかチェックしていきましょう。
6.6インチ IPS液晶ディスプレイ
moto g24のディスプレイは6.6インチと大画面。
下部は広いもののベゼル(縁)もそれなりに狭く十分な表示領域です。
大画面ディスプレイはネットサーフィンはもちろん、動画視聴でも活躍してくれます。
傾けると多少暗くはなるものの、IPS液晶パネルを採用しているおかげで視野角は広め。
ゴロ寝スマホにも使えちゃうでしょう。
ディスプレイの輝度は最大537nitsと控えめなんですが、屋外で使っても暗くて見えにくいほどではありませんでした。
とは言え、他のスマホと比べるとやっぱり暗いので物足りなさを感じる場面があるかもしれません。明るさ自動調節に頼るより、面倒でも自分で調節したほうが良さそうです。
ディスプレイの形状は一般的なフラットタイプ。
保護フィルムが貼りやすいので個人的には湾曲タイプよりも好きです。
ディスプレイ解像度はHD+
moto g24のディスプレイ解像度はHD+(1612 x 720)。
FHD+のスマホが多いので、粗かったり見づらかったりがあるか不安かもしれませんが、実際に使ってみると、気にするほどではありませんでしたよ。
moto g24よりも高精彩で美しいディスプレイを搭載したスマホなんていくらでもありますが、普段使いで困ることは殆どないと思います。
もちろん使っていて、あれ?ちょっと粗いかな?と思う瞬間がないわけではないです。
特にこれまでFHD+以上の解像度で使っていた人は、違いを感じやすいかもしれないのでご注意ください。
なお僕は買ったままの状態で不満はありませんでしたが、設定から色合い・色温度の設定をすることもできます。
リフレッシュレートは嬉しい90Hz対応
moto g24は画面リフレッシュレート最大90Hzをサポート。
低価格帯のエントリーモデルで高駆動ディスプレイを搭載しているのは貴重なので、嬉しいメリットになります。
60Hz・90Hzの固定設定の他、シーンに合わせた自動調整も選択可能です。
自動調節と言っても60Hzと90Hzの2種類を使い分ける感じのようですね。
このあたりはハイエンドモデルに搭載された可変式よりも弱くはなります。
高リフレッシュレートを最も実感できるのは画面スクロール。
ヌルヌルと滑らかに動いてくれる感じが心地良く、一度これに慣れたらもう60Hzには戻れないかもしれません。
例え性能の低いスマホでも、スクロールが滑らかなだけで体感的に動作性能が高く感じちゃいます。
低価格帯のスマホほど高駆動ディスプレイの搭載は優秀なメリットになるわけです。
操作は両手持ちが基本
moto g24は6.6インチの大画面ディスプレイなので基本的に両手操作。
片手で操作しようとしても端まで指が届きませんからね。
無理に片手操作して落としても悲しいので、素直に両手で扱いましょう。
慣れてくれば文字入力くらいは両手でもできちゃいますが。
インカメラはパンチホールタイプ
moto g24のインカメラはディスプレイ上部中央に搭載。切り欠きを作らないパンチホールタイプです。
小さいので全画面表示でも邪魔に感じることはないと思いますが、横持ちでゲームをする時や動画視聴時に少し気になるかもしれません。
レンズの周りに黒い縁があるので、他のスマホよりも存在感がありました。
AOD非対応の代わりにアンビエント表示
moto g24には有機ELディスプレイを搭載したスマホによくある「ディスプレイ常時表示」(AOD)機能はありません。
ただ似たような機能として「アンビエント表示」がありました。
ディスプレイをタップしたり、スマホを動かしたりすると暗い画面の中に時計や通知、再生中の音楽がシンプルに表示される機能です。
無駄にディスプレイを点灯しなくて済むので、多少は省エネになりそうです。
Widevine L1で動画視聴が快適?
moto g24のデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
エントリーモデルのような低価格帯スマホだとL3になっているものも多いですが、moto g24なら高画質での視聴が可能となります。
・・・と言いたいところですが、そもそもディスプレイの解像度がHD+なので、FHD+以上のスマホに比べると少々粗くはなってしまいます。これは仕方ないですね。
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでも、設定上の表示は「HD1080p」でした。
YouTubeでは「2160p60」まで設定可能です。
ただ、4K動画をスムーズに描写するには性能不足なようで、2160pで動画を視聴するとカクつきやコマ落ちが発生してしまいます。
moto g24でYouTubeを見る時は、1080pに設定するのがおすすめです。
画質に拘りがある人にはおすすめできませんが、そうじゃなければmoto g24は動画見るのが好きな人にピッタリ。
大画面での動画視聴はめちゃくちゃ楽しいですからね。
moto g24の動作性能・基本性能をレビュー
続いてはmoto g24の動作性能を見ていきましょう。
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を左右するのが頭脳とも言うべきSoC(CPU/GPU)。
moto g24には「MediaTek Helio G85」が搭載されております。
2020年4月に台湾のMediaTekが発表したチップセットで、低価格帯ではあるものの一応ゲーム特化モデル。5G通信には非対応です。
公式サイト>>MediaTek Helio G85
ちなみにHelio G85は2022年1月に発売されたmoto g31と同じSoCになります。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀と言えます。
最も有名なAnTuTuベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは269,043点、GPUスコアは41,850点。
旧世代のVer.9では総合スコアが243,588点、GPUスコアは55,025点という結果になりました。
2024年4月現在の最高スコアは200万点を超えている状態なので、27万点だと普段使いとして最低限のスコアになります。
うーん・・・。低価格帯のスマホなのでスコアが低くなることは分かっていましたが、それにしても物足りないですね。
例えばライトユーザーに人気のある「AQUOS wish3」や「Libero 5G Ⅳ」なんかでも35万点くらいは出ている状態。
せめてそのくらいの水準であれば、もっと強く推せる1台になったかもしれません。
以下のページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますので、参考に御覧ください。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ。
Pixel 7aと動作性能を比較
moto g24を実際に使ってみても、ネットサーフィンやSNSくらいであれば普通に使える印象。ただし、他のスマホと比べてしまうとモッサリ感は否めません。
人気のミドルレンジスマホGoogle Pixel 7aとアプリ起動速度を比較した様子がこちら。
多くの人が見る機会が多いYahoo! JAPANと楽天市場で表示速度を比べてみたところ、アプリの立ち上げから完全に表示されるまでの時間にかなり差があることが分かります。
起動さえしてしまえば表示速度にそれほど差がないんですけどね?
この他、moto g24の電源を入れた直後なんかにも、動作にモタつきを感じることが多かったです。
スマホの使い道が主に通話やネットサーフィンくらいであれば、この程度の性能でも不満はないと思いますが、もう一歩進めて使いこなしたいと考えているなら性能不足になるので、おすすめできません。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度もテストしてみました。
読み込み・書き込みともに価格相応に遅いですね。
moto g24のROMはeMMCで、現在主流のUFSではないので仕方ないと思います。
ストレージ容量は128GBとそれなり。
システムに15GBほど使うので実際に保存できるのは110GB程度になります。
これだけあれば殆どの人は困らないと思いますが、ゲームアプリを複数入れたり、写真・動画をいっぱい撮る人は少し注意しましょう。
幸いmoto g24は最大1TBまでのMicro SDカードを搭載可能です。
容量が足りなくなってきたら積極的に使うようにしましょう。
内部ストレージがパンパンだと動きが悪くなることもありますからね。
メモリ拡張機能がある
moto g24に搭載されているRAM容量は8GBと、エントリーモデルとしては大容量。
そこまで酷使する人は少ないかもしれませんが、複数のアプリを同時に実行する時などに効果を発揮します。
少なくとも3GB・4GBしかRAMを搭載していないスマホよりは余裕があるでしょう。
さらにmoto g24には使わないストレージ(ROM)の最大8GB分を仮想メモリにする「RAMブースト」機能が搭載されております。
有効にするとRAM容量を最大16GBまで増量可能です。
もちろん標準メモリと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリと同じように動作が速くなることはありません。
とは言え、元々のRAMがフルに使われるような場合でもさらに余裕ができるので積極的に使っていきましょう。
moto g24のゲーム性能をレビュー
もはやスマホとゲームは切っても切れない関係ですよね。
ゲームでバリバリ遊ぶユーザーがmoto g24を使うとは思いませんが、ゲーム性能も確認しておきます。
原神(60FPS/最高)の平均FPSは14.751
ゲーム性能のベンチマークのような存在になってる「原神」をプレイした時の平均FPS(フレームレート)を検証。
ちなみにmoto g24のデフォルトグラフィック設定は「最低/30FPS」でした。
グラフィック設定「最高/FPS60」で15分ほどプレイした時の結果がこちら。
スメールの砂漠地域を動き回り、エンカウントした敵とはしっかり戦っています。
平均FPS:14.751。固まったりアプリが落ちてしまうことはないものの、終始カクつきやモタつきがあって、まともに遊べる状態ではありませんでした。
そりゃそうだよなって感じですけど笑
原神(デフォルト設定)の平均FPSは25.962
デフォルト設定でプレイした様子がこちら。
デフォルト設定であれば平均FPS:25.962と、それなりに安定した数字になっています。
ただ、そもそもグラフィック設定が「最低」なので表示は粗め。
あえてmoto g24で原神をやろう!とは思いませんね。
以上の結果から、moto g24のゲーム性能は基本性能と同様に低め。
テーブルゲーム・パズル等のライトなゲームなら遊べるものの、重いゲームを快適に遊べるような性能ではありません。
発熱は気にならない
スマホによってはゲームなどで高い負荷がかかると発熱が激しいこともありますが、moto g24はそこまで酷くありませんでした。
原神で遊んでいても、ジンワリ温かくはなるものの、持てなくなるほど熱くなることはありません。
AnTuTuベンチマークを3回連続で回しても、スコアは安定しています。
長時間連続で高い負荷をかけるなどの過酷な使い方をしない限りは、心配する必要はないでしょう。
そもそもmoto g24をハードに使おうと思っている人もいないと思いますが笑。
moto g24のバッテリー持ち・充電速度をレビュー
スマホを使う上でバッテリー持ちも重要なポイント。
特にライトユーザーは1回の充電で何日も使える方が嬉しいですよね。
moto g24のバッテリー性能を見ていきましょう。
PCMarkバッテリーテストのスコア
moto g24のバッテリー容量は5,000mAhと十分な容量。
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
そこで、バッテリーは長持ちなのかPCMarkというベンチマークアプリでテストしました。
PC Markは実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので、通常利用時におけるバッテリー持ちとして信頼できる結果だと思っています。
ディスプレイの明るさは50%固定、リフレッシュレートを変えてそれぞれ計測した結果が以下のとおり。
高駆動ディスプレイを搭載していながら12時間以上のスコアなので悪くはありません。
よっぽど長時間ゲームをするなら話は別ですが、ごく普通に使う分には外出先で充電を気にすることなく1日なら余裕で使える性能になります。
ただmoto g24を使うユーザー層を考えると、もう少し長持ちでも嬉しかったかもしれませんね。
ディスプレイのヌルヌル感を感じることができなくなりますが、バッテリー持ちを優先したい場合には、60Hzに設定しても良いでしょう。
以下の記事でこれまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので、参考に御覧ください。
バッテリー消費時間を実機で計測
moto g24を実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。
ディスプレイの明るさは自動調節にしての検証です。
まず1時間Appleミュージックで音楽を聴いた結果、バッテリー消耗は2%。
1時間YouTubeで動画(1080P/60fps)を視聴した結果、バッテリー消耗6%。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は16%でした。
24時間一切触らずに放置してみたところ、バッテリーは7%消耗しました。
それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。
使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
音楽再生 1時間 | 2% | 約50時間 |
動画再生 1時間 | 6% | 約16時間 |
原神 1時間 | 16% | 約6時間 |
24時間放置 | 7% | 約14日間 |
人気のGoogle Pixel 7aと比較すると以下のとおり。
使用時間 | moto g24 | Pixel 7a |
音楽再生 1時間 | 2% | 3% |
動画再生 1時間 | 6% | 7% |
原神 1時間 | 16% | 17% |
24時間放置 | 7% | 9% |
僅かにmoto g24の方がバッテリー持ちが良さそうです。
ただベンチマークスコア同様に、やっぱり実機検証でも抜群にバッテリー持ちが良いとまでは言えず物足りない印象があります。
15W急速充電に対応
バッテリー持ちがそこそこなmoto g24は、15W急速充電(TurboPowerチャージ)に対応しているとのこと。
実際に充電中の電力を計測してみたところ、なぜか20Wを超える充電速度が出ていました。
間違って表示されているのかと思って、充電器やケーブルを変えて検証してみても、やっぱり15Wを超える充電速度になっています。
TurboPowerチャージが、どの急速充電規格に対応しているのか記載はありませんでしたが、実際に複数の充電器を試した感じではQualcomm Quick Chargeには対応しているようです。
充電時間を計測してみたところ、20%からフル充電にかかった時間は1時間40分ほど。
フル充電までにかかる時間はちょっと遅めと言ったところです。
毎日寝る前に充電をしておきましょう。
なお、moto g24には充電器が付いていません。
15W急速充電を使いたい場合は自分で別途購入する必要があるのでご注意ください。
ちなみに今回検証で使ったのはAnkerの100W出力対応充電器です。
コンパクトでハイパワー。3ポート使えるので超おすすめですよ。
moto g24のカメラ性能をレビュー
続いてmoto g24のカメラ性能を見ていきましょう。
実際に撮影した作例を掲載していくので参考にしてください。
なお基本的にシャッターボタンをタップするだけで撮影しています。
細かい調整をすればもっと綺麗に撮影できるとは思いますが、誰でも簡単に良い写真が撮れることがスマホカメラで重要なポイントですからね。
カメラアプリ
moto g24のカメラアプリは至ってシンプル。写真も動画もサッと取り出して迷うことなく撮影できます。
マクロカメラへのアクセスはワンタップ。指をスライドすればそのままズームも可能です。残念ながら超広角カメラや望遠カメラは非搭載になります。
種類は少ないですが撮影モードへのアクセスも簡単。夜景モード(ナイトビジョン)は詳細タブの中にありました。
自分好みに調整しながら撮影できるプロモードもありますよ。
なおシャッター音はSIMカードを装着すると消せなくなる仕様でした。残念。
また、シャッター音が鳴ってしまうのと同様にAF(オートフォーカス)のピント合わせでも音が鳴るのですが、これが爆音・・・。
シャッター音よりも大きいので使用場所にはご注意くださいませ。
moto g24のオートフォーカスとシャッター音。ピント合わせの音が大きめ。 pic.twitter.com/SMImf9SbQv
— ちびめがね (@chibimeganecom) April 14, 2024
メインカメラの作例
まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックです。
と言ってもmoto g24にはメインカメラの他にマクロカメラしか搭載されていないので、実質これが全てって感じはしますが笑
比較用に動作性能でも比較したGoogle Pixel 7aで撮影した写真も併せて掲載しています。
Pixel 7aはカメラ性能の高さに定評がありますからね。どこまで太刀打ちできるのか乞うご期待。
色味が薄いので少々物足りない雰囲気に感じるものの、十分に明るさが確保できる日中であれば、それなりに撮影できる印象です。
ただPixel 7aの方が解像感が高く、色味も濃く仕上がるので、誰が見てもmoto g24よりも良い写真だなーと感じることでしょう。
最上位モデルじゃなくてもワンタップでここまで綺麗な写真が撮影できるのはPixelシリーズの魅力ですね。
逆光のシーンでHDR性能もチェックしてみました。
空の色が変な感じになってますが、HDR性能自体はそこまで悪くない印象です。
もちろんPixel 7aの方が明暗のバランスが良いんですけどね笑
最後に室内でメシウマ写真をチェックしてみましょう。
明るさが足りないせいかオート撮影だと露出が高くなって白飛び気味。
バランス良く撮影するためには明るさくらいは自分で調整する必要がありそうです。
メインカメラ(夜景モード)の作例
moto g24には低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モード(ナイトビジョン)も搭載されています。
明るさ自体は大きく変わりませんが、ナイトビジョンを使用するとシャープな雰囲気になり明暗差のバランスも良くなりました。
解像感は乏しいものの通常撮影のぼわーっとした感じもなくなるので、夜間などの低照度下では夜景モードを使った方が良いでしょう。
引き続きPixel 7aの夜景モードとも比較してみます。
日中に撮影した写真と打って変わって夜景モードの処理性能が意外と高いんじゃないかと思いました。
もちろん細部までは表現しきれないので大きく期待してほしくはないんですが、想像よりも上手に撮影できていてシンプルに驚きました。
明暗差のあるシーンでHDR性能も確認しておきましょう。
暗部の持ち上げがちょっと足りない気もしますが、日中同様HDRの効果を感じます。
それにしてもナイトビジョンの処理性能が高くて関心。
一番最後のシーンも通常撮影だとこんな感じになっちゃいますからね?
もちろん他のスマホに比べると基本性能が低いので、めちゃくちゃ綺麗!ってわけでもないんですが、嬉しい誤算かもしれません。
50MP高画素モードの作例
moto g24のメインカメラは5,000万画素での撮影も可能。
カメラアプリの設定で「背面カメラの写真の解像度」を「高」にすれば使えます。
通常撮影では4つの画素を束ねて1,250万画素にすることで感度を上げているものの、画素数が多いほうが高精細に撮影できるような気がします。
同じシーンをそれぞれ撮影してみた結果がこちら。
ブログ掲載用にリサイズしちゃってるのもありそうですが、全く違いが分かりませんね笑
ただ、高解像度での撮影はトリミングで活かされます。それぞれの写真で同じ部分をトリミングした結果がこちら。
ごくわずかに高画素モードの方が輪郭がシャープで解像感が残っているような気がするような、しないような・・・?笑
まぁそこまで大きな違いはなく、ファイルサイズが大きくなってしまうこともあるので、使わなくて良いでしょう。
少なくともスマホのディスプレイで写真を見返すくらいであれば通常撮影で十分です。
最大4倍のデジタルズームの作例
moto g24には望遠カメラが搭載されていないので、デジタルズームで最大4倍まで引き伸ばしての撮影になります。
2倍ズームくらいまでなら解像感を保てますが、それ以上になると質感が劣化していきます。
スマホの望遠機能は、よっぽど性能が高くない限りは2倍ズームを多用するもの。
もう少しだけ被写体に近寄りたい時に使うと効果的です。
それにしても最大4倍っていうのも他のスマホに比べるとちょっと寂しいですよね。
マクロカメラの作例
登場する機会は多くないかもしれませんが、200万画素のマクロカメラも搭載。
被写体から4cmくらいまでの接写が可能です。
ただマクロ撮影ってスマホ自体が影になってしまうから意外と難しいですよね。
スマホが動いてしまって被写体を捉えるのも難しいですし。
そんな時は通常のデジタルズームを使っても同じように撮影できるのでお試しください。(マクロカメラの意味・・・笑)
ポートレートモードの作例
簡単に背景ボケのある写真が撮影できるポートレートモードもあります。
深度計測用カメラは非搭載なのでソフトウェア処理になりますが、被写体との切り分けもそこそこ上手です。
距離に応じてボケ具合が変化するわけではなく、被写体以外をバツっとボケさせてしまうのはソフトウェア処理によるものなので仕方ないと思います。
インカメラの作例
moto g24のインカメラは800万画素。
個人的に利用機会は全くありませんが、このくらい撮影できれば十分なんじゃないかなーと思います。
ビューティーモード(スマート調整)もしっかり搭載されているので、ちょびっと盛れます。
もちろんインカメラでもポートレートモードを使えますよ。
外カメ同様に距離感関係なく被写体を切り抜いて、その他の部分をガツンとボケさせるタイプです。
動画撮影の作例
moto g24で動画撮影もしてみました。
比較用にPixel 7a・iPhone 15 Proで撮影した動画も続けて収録しています。
moto g24の動画撮影性能は価格相応に低めです。
十分な光量の日中での撮影でも解像感が低く、少しでも距離が離れてしまうと質感がガビガビになってしまいます・・・。
手ぶれ補正の効果もイマイチでユラユラ揺れてしまいました。
ただ基本性能は低いながらも日中より夜間撮影の方が頑張っていた印象です。
もちろん他のスマホに比べるとノイズも多く、全体的にボワーっとした映像になってしまうんですが、明るくは撮影できていました。
moto g24は大切な思い出を形にするほどの動画撮影性能ではないので、ちょっとしたメモ代わりに使うのが良いと思います。
moto g24を実機レビュー
ここからはmoto g24の動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところを実機レビューしていきます。
OSはAndroid 14
moto g24に搭載されているOSはAndroid 14。
現時点で最新のAndroidが搭載されているのは嬉しいポイントです。
メーカー独自仕様のUI等ではないのでシンプルで使いやすいと思います。
派手な機能はないものの、起動中のアプリを一括終了するボタンの場所や、ネットワーク設定スイッチへのアクセスがしやすい等、ユーザーの使い勝手が良くなる工夫は入っていました。
サイドバーや画面分割機能なんかもあります。
moto g24のディスプレイは大きいので、画面分割は重宝するかも。
動画見ながらネットサーフィンしたり、LINEしたりと捗ります。
motorola製のジェスチャー機能
motorolaスマホは面白いジェスチャー機能があることが特徴の1つですが、moto g24でもちゃんと使えました。
ヒラヒラさせてカメラ起動、2回振ってライト点灯は他のスマホにはないので使いこなせれば便利ですよ。
moto g24のクイック撮影
2回ひねってカメラ起動 pic.twitter.com/XvKhW2vIDh— ちびめがね (@chibimeganecom) April 14, 2024
moto g24の簡易ライト
2回振り下ろしてライトON/OFF pic.twitter.com/XmUV3lRJBr— ちびめがね (@chibimeganecom) April 14, 2024
デュアルアプリ非対応/複数ユーザー対応
一方で他社メーカーのスマホには搭載されている便利機能は控えめ。
1つのアプリを複製できるデュアルアプリ(ツインアプリ)機能はありませんでした。
ただAndroid標準の複数ユーザー機能は設定から有効にしてあげれば使用できました。
生体認証は指紋認証&顔認証
moto g24の指紋認証は電源ボタンに搭載。
反応も良く、軽く触るだけですぐにロック解除できます。
顔認証は専用センサーまでは非搭載なのでインカメラを使った簡易的なもの。
僅かにロック画面が表示されてしまいますが、使いにくいことはありません。
顔認証後にホーム画面に留まるか、直接ロック解除するか、好みの方式を選択できます。
デュアルスピーカーでステレオサウンド
moto g24には上部・下部それぞれにスピーカーが搭載されているので、横持ちならステレオサウンドを楽しむことが可能です。
それなりに大きな音は出ますが低音が控えめな印象。音質はそこそこって感じですね。
また、下部スピーカーの方が少し音が大きく定位が片側に寄っていました。
とは言え、やっぱりモノラルサウンドとは雲泥の差。
Dolby Atmosにも対応しているので臨場感や音の広がりは優秀ですよ。
シーンに合わせたプリセットのほか、イコライザーも搭載されているので自分好みの音質に調整することもできます。
イコライザーの中にある「サラウンドバーチャライザ」もぜひ試してみてください。
擬似的な空間オーディオ機能なんですが、普通に音楽を聴くよりも広がりが増して面白いですよ。
イヤホンジャック/FMラジオ搭載
moto g24にはステレオスピーカーが搭載されているものの、音質こだわり派の人にとっては物足りないかもしれません。
ご安心ください。moto g24には3.5mmイヤホンジャックが搭載されております。
また、接続した有線イヤホンをアンテナ代わりにするFMラジオも搭載されていました。
ラジオなんて使わないでしょ?って思うかもしれませんが、ネット環境のないオフラインでもFMラジオが使えるのは緊急時の情報収集に重宝するんですよ。
BluetoothコーデックはLDACに対応
moto g24にワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続して検証したところ対応状況は以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:◯
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:✕
- LDAC:○
- LHDC:✕
残念ながらaptX Adaptiveには非対応ですが、LDACに対応しているのでワイヤレスでもハイレゾ再生が可能。
また、僕が使ってみた限りでは、SRCを回避しているようで、Amazon Musicのストリーミング再生では日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」にも対応してました。
Amazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分かりませんが、音楽好きの人には嬉しいポイントです。
4キャリアに対応したBand構成
moto g24は国内4キャリアの4G(LTE)Bandに対応しています。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26 ◯ |
楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 18(パートナー回線)○ |
どの回線でも使うことができるのでMNPもしやすいですね。
moto g24はSIMカード2枚を装着できるので、2回線同時待受が可能。さらにmicro SDカードも装着できちゃいます。
楽天回線にももちろん対応。以下の記事で楽天モバイルのSIMカードを使ってみた様子を紹介しているので、気になる方はチェックしてください。
こちらの記事ではmoto g24がワイモバイルで使えるか検証しています。
なお、moto g24は5G回線及びeSIMには非対応なのでご注意ください。
moto g24のスペック・仕様
moto g24のスペックは以下のとおりです。
製品名 | moto g24 |
カラー | マットチャコール アイスグリーン |
サイズ | 高さ:163.49mm 幅:74.53mm 厚さ:7.99mm |
重さ | 約181g |
ディスプレイ | 約6.6インチ IPS LCD 1612×720 HD+ 269ppi 最大輝度 537nits |
リフレッシュレート | 最大90Hz |
OS | Android 14 |
SoC | MediaTek Helio G85 |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 f/1.8 |
リアカメラ(メイン) | 200万画素 f/2.4 |
ビデオ(リアカメラ) | 1080p@30fps |
インカメラ | 800万画素 f/2.0 |
ビデオ(インカメラ) | 1080p@30fps |
バッテリー | 5,000mAh 15W急速充電 |
ポート | USB Type-C USB 2.0 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
生体認証 | 側面指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM nano SIM |
2回線同時待ち受け | 可 |
対応Band | 4G:LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41 3G: W-CDMA B1/B2/B5/B8 2G: GSM 850MHz/900MHz/1,800MHz/1,900MHz |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver5.0 |
位置情報 | GPS GLONASS Galileo A-GPS |
スピーカー | ステレオ |
イヤホンジャック | あり |
防塵防水 | IP52 |
NFC | あり |
FeliCa | なし |
おサイフケータイ | 非対応 |
残念ながら「おサイフケータイ」には非対応。
防水性能もIP52防塵防水なので、生活防水レベルに留まります。
まとめ:moto g24のメリット・デメリット・評価
moto g24を実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
moto g24を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・価格が安い ・個性的なデザイン ・サイズの割に軽い ・90Hz高駆動 ・ステレオスピーカー ・イヤホンジャック ・microSD対応 ・指紋認証・顔認証 | ・サイズが大きい ・動作性能は最低限 ・おサイフケータイなし ・生活防水レベル ・5G非対応 ・eSIM非対応 ・付属品ケースのみ |
評価
総合評価:(3.5点/5点満点)
デザイン | ★★★★☆ |
サイズ感 | ★★★☆☆ |
ディスプレイ | ★★★☆☆ |
動作性能 | ★★★☆☆ |
ゲーム性能 | ★★☆☆☆ |
バッテリー性能 | ★★★☆☆ |
カメラ性能 | ★★★☆☆ |
機能・付加価値 | ★★★★☆ |
moto g24は2万円ちょいで購入できるスマホながらも付加価値的要素が強い1台でした。
- 個性的なデザイン
- リフレッシュレート90Hz
- ステレオスピーカー
いずれもエントリーモデルのスマホには見かけないので貴重と言えます。
とは言え、動作性能やカメラ性能は必要最低限なので過度な期待は禁物。
moto g24は、主な使い道が通話・SNS・ネットサーフィン・動画視聴くらいのライトユーザー向けのスマホです。
5G通信にも非対応なので長期利用にも向かないでしょう。
スマホ1台であれこれできる万能モデルではないので、この点を理解したうえで購入したほうが良いと思います。
また、もう少し予算が増やせるなら「Redmi 12 5G」や「OPPO A79 5G」なども購入候補に入ってきます。
特にOPPO A79 5Gはめちゃくちゃ満足度の高いエントリーモデルなので、moto g24をポチる前にレビュー記事をぜひ読んでみてください。
【スマートフォン検証方法】
当ブログでレビューしている全てのスマートフォンは実際に私が使用しています。デザイン・ディスプレイ性能・動作性能・バッテリー性能・カメラ性能などを標準的なベンチマークアプリによるテストに加えて私の体験によって定量的・定性的に評価しています。また、一部のテストでは同程度の価格・性能のスマートフォンと比較することで評価をより明確にしています。私は全ての商品レビューを当ブログのレビューガイドラインに基づいて実施しています。
moto g24はIIJmioが最安値!
moto g24はオープンマーケットモデル(SIMフリーモデル)なので格安SIMなどでも購入可能です。
IIJmioでの販売価格
現在moto g24を取り扱っている主な格安SIMと販売価格は以下のとおり。「最安価格」はMNPやオプション加入等の条件を適用した場合の価格になります。
格安SIM | 通常価格 | 最安価格 |
公式サイト | 20,800円 | 20,800円 |
IIjmio | 19,800円 | 1,980円 |
mineo | 19,800円 | 19,980円 |
2024年10月までは110円でしたが、11月からはセール対象外に。
いやそれでも1,980円だからとんでもなく安いですけどね笑
なおIIJmioはキャンペーンを同時開催しており、今ならギガ増量と音声通話オプションの割引もあるので、お得度が高いですよ。
IIJmio>>moto g24
IIJmioの料金プラン
IIJmioの料金プランは1ヶ月に使える高速データ通信量(ギガ)によって月額基本料が異なります。なお月額基本料は全て税込みです。
音声 | データ+SMS | データ | eSIM | |
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
5GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
10GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
30GB | 2,700円 | 2,680円 | 2,640円 | 2,340円 |
40GB | 3,300円 | 3,280円 | 3,240円 | 2,940円 |
50GB | 3,900円 | 3,880円 | 3,840円 | 3,540円 |
使える回線はドコモとauの2種類(データ・eSIMはドコモのみ)。
2GB・5GBの低容量プランが安いところが特徴で、毎月ギガをそんなに使わないライトユーザーさんに優しい月額基本料に設定されております。
また、IIJmioは他社に先駆けてeSIMに対応しました。データ通信専用にはなりますが、サブ回線としてスマホに登録しておくのにピッタリです。
IIJmioの特徴
IIJmioの特徴は以下のとおりです。
- 3種類の通話定額オプション
- データ繰り越し・データシェアに対応
- 通信速度の切り替えができる
- 会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
1つずつ紹介していきます。
3種類の通話定額オプション
IIJmioの通話料は11円/30秒。専用アプリを使うことなく一般的な通話料の半額。
さらに音声通話をよく利用する人向けに3つの通話定額オプションが用意されているので安心です。
オプション名 | 月額料金(税込) | 内容 |
通話定額5分+ | 500円 | 5分以内の国内通話無料 |
通話定額10分+ | 700円 | 10分以内の国内通話無料 |
かけ放題+ | 1,400円 | 通話時間制限なく国内通話無料 |
ただし、通話定額オプションは専用通話アプリ「みおふぉんダイアル」からの発信に限られるのでご注意下さい。
みおふぉんダイアルアプリ
Internet Initiative Japan Inc.無料posted withアプリーチ
データ繰り越し・データシェアに対応
IIJmioは「データ繰り越し」に対応しているので、当月のデータ通信量の残量を、翌月まで繰り越し可能。
毎月使うギガの量がバラバラであっても無駄なく使えるので安心です。
また、2022年6月1日からはデータシェア・データプレゼントにも対応。
同一アカウント内で契約している回線のデータ量をシェアして使えます。
家族間でのデータシェアはもちろん、自分だけで複数回線を使い分けるのにも適していますね。
通信速度の切り替えができる
毎月使えるギガの量は限られているので、できれば無駄に使いたくはないですよね?
そもそも、スマホの用途がメールやLINE中心の人は、高速データ通信は必須ではありません。
そういう場合に便利なのが、IIJmioの「速度切替」です。
会員専用サイトからワンタップで低速通信モードに切り替え可能。
低速通信モードにすると速度が最大300kbpsに制限される代わりに、ギガの消費が0になります。
しかもIIJmioは「バースト転送」に対応しており、通信開始直後だけ高速通信を利用するので、意外と快適に使えるんです。
例えばWEBページの読み込みに時間がかかって困る!と言ったことが少なくなります。
会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
IIJmioでは新規加入時にスマホを安く購入できるのはもちろん、加入後でも端末を購入できます。
しかもスマホに限らず、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなんかも会員限定価格で購入できるので、個人的にめちゃくちゃ嬉しいポイントです。
加入前も加入後も端末を安く購入できるのはIIJmioのメリットの1つです。
公式サイト>>IIJmio
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