評価:(5点/5点満点)
お世話になります。毎月スマホを購入しているガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Google Pixel 6a(グーグル ピクセル シックスエー)を購入しました。
2022年7月に発売された、Pixel 6シリーズの廉価モデルです。
ただ廉価モデルとは名ばかりで、53,900円(税込)と購入しやすい価格ではありながら、Pixel 6・Pixel 6 Proと同じSoC「Google Tensor」を搭載。
さらに人気の「おサイフケータイ」「IP67防塵防水」にも対応しております。
暫く実際に使ってみたのですが、Pixel 6aはめちゃくちゃ良いスマホです。
あまりに気に入りすぎて、いくつか妥協が必要なポイントがあるものの、僕はメインスマホをPixel 6 ProからPixel 6aに変えちゃいました。
本記事でGoogle Pixel 6aを実機レビューするので、買おうかどうか迷っている人はぜひ参考にしてください。
2023年最新モデル「Pixel 7a」もこちらの記事でレビューしているので、本記事と併せてチェックしてください。
メリット | デメリット |
・5万円台で買える ・扱いやすいサイズ感 ・軽い ・ポップなデザイン ・美しいOLEDディスプレイ ・ハイエンド同等の動作性能 ・長持ちバッテリー ・綺麗に撮影できるカメラ ・おサイフケータイ対応 ・IP67防塵防水 ・ステレオスピーカー | ・リフレッシュレート60Hz ・重いゲームはやや厳しい ・望遠カメラ非搭載 ・18W急速充電止まり ・ワイヤレス充電なし ・付属品なし |
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Pixel 6aのデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
まずPixel 6aの外観と付属品を見ていきましょう。
デザイン
Pixel 6aのカラーバリエーションは以下の3色。
- Sage(セージ)
- Chalk(チョーク)
- Charcoal(チャコール)
このうち僕はSageを購入しました。Chalkも良い感じだったので超迷いました。
結果的にこの色にして正解でしたね。
写真だと少し茶色っぽく見えますが実際はもう少し緑が強め。
ポップだけど華やかすぎず、珍しい色合いが自分好みでした。
背面パネルは光沢のあるツルツルした質感ですが、色のせいか指紋は殆ど目立ちません。
少し触った感じではプラスチックのような樹脂製に思えちゃいます。
公式サイトに掲載されている「高温で成形された3D複合素材カバーガラス」ってガラスなんですかね?
Pixel 6シリーズの特徴的なデザインであるカメラバーをしっかり搭載。
カメラはメインと超広角の2眼構成です。
カメラバーを挟んで上部だけ色が違うのがキュート。
カメラバーの飛び出しはPixel 6 Proよりも抑えられていました。
一部だけ高いわけではないのでデスクに置いて使ってもガタつきませんよ。
背面パネルはフレームに向かって緩やかに湾曲。現在主流の箱型タイプではありません。
側面フレームは光沢のないマットな金属製。サラサラとした触り心地です。
ディスプレイを上にして右側面に電源ボタンと音量ボタン。スクショが撮影しにくい配置ですよね、これ。
電源ボタンと音量ボタンの上下が逆のスマホが多いので使いにくいと言う人もいますが、使っていけば慣れるので心配ありません。
左側面にはカードスロットのみ。下側に搭載されております。
カードスロットはSIMカードを1枚のみ装着できるタイプ。
残念ながらSDカードには非対応です。
本体下部にはマイク・USB-Cポート・スピーカーを搭載。
本体上部にはマイクのみ。上部スピーカーはディスプレイ面に搭載されております。
サイズ感
Pixel 6aのサイズは152.2mm×71.8 mm×8.9 mm。
6インチを超えるディスプレイを搭載していながらも抜群の扱いやすさ!
僕がPixel 6aをメインスマホにした決定的な理由がサイズ感です。
これまでメインで使っていてたPixel 6 Proと比較するとこんな感じ。
ディスプレイサイズが違うので長さはもちろんのこと、横幅がスッキリ。
わずか4mmですが実際持ってみると全然違いますよ。圧倒的にハンドリングしやすい。
またPixel 6aは軽いのも特徴的で、重さは実測で178g。
6.1インチのディスプレイを搭載していながらも、200gを大きく下回る軽さ。
コンパクトで軽量なPixel 6aのサイズ感は、僕にめちゃくちゃ刺さりました。
スマホは毎日使うものなので、扱いやすいのが一番ですよね。
付属品
Pixel 6aの付属品は以下のとおりです。
- クイックスタートガイド等
- USBケーブル
- スイッチアダプター
- SIMピン
ケーブルは長さ1mのUSB-C to Cのもの。
スイッチアダプターはデータ移行する時に必要な人のために付属しています。
USB-Cポートを搭載したスマホを使っているなら不要ですね。
残念ながら充電器・保護ケース・ディスプレイ保護フィルムは付いていないので自分で用意する必要があります。
サードパーティー製のケース・フィルムも既に多く発売されているようですが、僕は純正ケースを一緒に購入してみました。
ハードタイプなので防御力は高いですが、厚みがあって重いのがイマイチ・・・。
純正ケースなのでデザイン・色合いの親和性は高いのですが、Pixel 6aのサイズ感の良さが損なわれてしまうような気がします。ケース装着後の重さも209gと重め。
カメラバーが直接触れなくて良いんですけどね。他のケースに変えようか悩んでいます。
Amazon>>Pixel 6a用フィルム
Amazon>>Pixel 6a用ケース
Pixel 6aのディスプレイをレビュー
次にPixel 6aのディスプレイを見ていきましょう。
ディスプレイは公式サイトで大きくフィーチャーされている部分ではありませんでしたが、スマホの命と言っても過言ではない部分です。
6.1インチ 有機ELディスプレイ
Pixel 6aのディスプレイは6.1インチの有機EL(OLED)。
メリハリがあってパリッとした表示が非常に美しいです。
粗さなんて皆無で、文字や画像が画面に張り付いているかのような感覚に陥ります。
- FHD+(1,080×2,400)
- 429ppi
- コントラスト比 1,000,000:1
- HDRサポート
- 24bitフルカラー(1,600万色)
スペック的にも十分で、動画視聴でもゲームでも綺麗な表示に。
これまで液晶ディスプレイを使っていた人ならパッと見で違いを感じるでしょう。
さすがに上位モデルのPixel 6 Pro(QHD+)と比べてしまうと、明るさや鮮やかさで敵わない部分はあります。
ただ、FHD+の画面解像度があればスマホのディスプレイ性能としては十分です。
視野角も広めで多少きつい角度からでもしっかり視認可能。
多少色合いが変わりますが、こんな角度でスマホを見る人もいないので問題ないでしょう。
ゴロ寝スマホとしても活躍してくれます。
明るさの自動調節もお上手。
輝度は公表されていないので分かりませんが、屋外で見にくいこともありませんでした。
下部だけ僅かに広いもののベゼル(縁)も細く、広い表示領域が確保されております。
ディスプレイには強化ガラス「Corning Gorilla Glass 3」を採用。
上位モデルのように「Corning Gorilla Glass Victus」ではないのは寂しいですが、それなりに耐久性も優れています。
湾曲の少ないフラットディスプレイも個人的には嬉しいポイントです。
インカメラはパンチホールタイプ
インカメラはディスプレイ上部中央に搭載。切り欠きを作らないパンチホールタイプです。
小さいので全画面表示でも邪魔になることはありませんでした。
ただ横持ちでゲームをする時や動画視聴時に少し気になるかもしれないですね。
片手操作もギリいける
Pixel 6aは6インチを超えるディスプレイを搭載していながらもコンパクトで軽量。
このため、少し持つ位置をズラす必要はあるものの、ギリギリ片手操作できちゃいました。
大画面ディスプレイ搭載スマホだと、どうしても両手操作が基本になってしまうので、使いやすいポイントです。文字入力は余裕で片手操作。
一度に表示できる情報量と扱いやすさのバランスが良く、僕はベストサイズだと思いました。
ディスプレイ常時表示に対応
Pixel 6aは有機ELディスプレイ搭載スマホにはお馴染みの常時表示ディスプレイ(AOD)機能が使えます。
ミドルレンジのスマホだと搭載されていても10秒間だけ表示のように機能が制限されていることが多いですが、Pixel 6aは終日表示可能です。
ただ残念ながら、AODを有効にする時間帯や表示内容のカスタマイズまではできませんでした。寝てる間に表示するのは無駄なんだけどな・・・。
もちろんバッテリー消耗を優先するならAODは使わない方が良いです。
画面をタップするとロック画面を表示する設定にもできますからね。
画面リフレッシュレートは60Hz
ミドルレンジのスマホでもリフレッシュレート90Hzや120Hzなどの高駆動ディスプレイを採用したモデルが多くなってきましたが、Pixel 6aは60Hzと一般的。
当然リフレッシュレート120Hzのほうが比べ物にならないくらいヌルヌルとスクロールしてくれるので寂しいポイントではあります。
これまで高駆動ディスプレイを使っていた人はギャップを感じるかもしれませんが、使っていけば慣れちゃうと思います。
搭載されていないものは仕方ないので、どうしても高駆動ディスプレイが良いのなら他のスマホを選ぶしかありませんね笑
なお、タッチサンプリングレートは公表されていませんが、実際にアプリで測定したところ、230Hz前後。
僕の実測なので正確とは言い切れませんが、普段使いなら十分なタッチ感度です。
Widevine L1で動画視聴が快適に!
スマホのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
低価格帯のスマホだとL3になっているものも多いですが、Pixel 6aなら高画質での視聴が可能となります。
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでも1080pでの視聴が可能でした。
フラッグシップモデルの2Kディスプレイなんかに比べると劣りはしますが、スマホで動画視聴するならFHD(1080p)に対応していれば十分。
ちなみにYouTubeでは「2160p60 HDR」まで再生できることを確認しました。
有機ELディスプレイは黒色表現が特徴的なので、夜景動画が超綺麗でしたよ。
Pixel 6aの動作性能をレビュー
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
そしてスマホの動作性能を司るのがSoC(CPU)になります。
Pixel 6aに搭載されているSoCは、Google初の独自開発プロセッサ「Tensor(テンサー)」。
2021年に発売された、Pixel 6・Pixel 6 Proと全く同じSoCが搭載されております。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀ということです。
もちろんスコアだけが全てではありませんが、客観的に性能を判断できる指標の1つにはなります。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.8の総合スコアは563,665点、GPUスコアは228,471点。
高めのスコアになるVer.9では総合スコアが651,514点、GPUスコアは246,846点という結果になりました。
現在の最高スコアは100万点を超えている状況ですが、65万点もあれば十分。
ミドルレンジスマホ(4~5万円)の多くに搭載されているSnapdragon 695 5Gよりも1.7倍ほど高いスコアになっております。
SD695搭載スマホ | AnTuTuスコア |
Xperia 10 Ⅳ | 380,016 |
moto g52j 5G | 376,468 |
Redmi Note 11 Pro 5G | 372,389 |
OPPO Reno7 A | 352,890 |
ネットサーフィン、SNS、動画視聴などなど、普段使いで性能不足を感じるシチュエーションなんてありません。
Twitterのタイムラインもスムーズにスクロールしてくれます。
2021年のフラッグシップモデルと同じSoCですからね。何をやってもサクサク。
5万円で購入できる最新スマホの性能を遥かに超えておりますよ。
ちなみにPixel 6 ProのAnTuTuベンチマークスコアは、Ver.9で70万点ほど。
搭載されているRAMが12GBとPixel 6aの2倍あるので、そのあたりがスコアに影響しているのかもしれませんね。
なおこちらのページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますので、参考に御覧ください。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみました。
Wild Life Stress Testの安定性が低い点が少々気になるところです。
Pixel 6 Pro/Redmagic 7と動作性能を比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないと思うので、Pixel 6 Pro・Redmagic 7と実際の動作性能を比較してみました。
REDMAGIC 7はSnapdragon 8 Gen 1/RAM 18GBを搭載しているハイエンドモデルで、AnTuTuスコアは100万点を超えています。
多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックです。
まずはPixel 6 Proとの比較。
画像が多くて重い楽天市場だとPixel 6 Proの方が早く表示されていますね。
続いてRedmagic 7との比較です。
同じようにYahoo!と楽天市場での表示速度を競争しています。
さすがAnTuTu100万点オーバーのモンスタースマホ。楽天市場ですら一瞬で表示されているのが分かります。
とは言え、Pixel 6aの表示速度が遅いというわけではないのでご安心ください。
Redmagic 7が早すぎるだけなので、これくらい動いてくれるなら普段使いには十分すぎます。
これで満足できないのであれば、素直にハイエンドモデルを購入したほうが良いでしょう。
ゲーム性能もそれなりに高い
もはやスマホとゲームは切っても切れない関係なので、ゲーム性能の良し悪しも重要なポイントです。
普段使いには困らない性能のPixel 6aのゲーム性能はどれほどのものでしょうか?
実際に試してみたところ、ハイエンドモデル並とは言えないものの、グラフィック設定を少し下げれば快適にプレイできました。
ゲーム性能のベンチマークのような存在になってる「原神」でのデフォルトグラフィック設定は「中」。
ここが「低」などになってない時点で、それなりにゲーム性能も高いことが分かりますね。
APEXモバイルでは推奨設定が「ノーマル/高」で、「ノーマル/極高」まで設定可能でした。
ガチ勢の人にはちょっと物足りないかもしれませんが、僕のようなエンジョイ勢であればこのくらいの性能でもプレイに支障はありません。
もちろん、もっとライトなゲームであれば超快適です。
例えば僕がメインでプレイしている「パズドラ」「モンスト」は、なんの支障もなく遊べましたよ。
WeTest PerfDogでゲーム性能を計測
いくら僕がゲームは快適ですー!ヌルヌル動きますー!と言っても、説得力のない感想になってしまうので、PerfDogというアプリでゲーム性能を測定してみました。
PerfDpgはiOS・Android端末でFPS値やバッテリー温度等を計測できるツールです。15分間の無料使用ができるので、新しいスマホを購入してゲーム性能が気になる場合などに使ってみてください。
企業・インフルエンサー向けの無料プラン(使用時間制限あり)も用意されていますよ。
公式サイト>>WeTest PerfDog
まず原神のグラフィック設定をデフォルトにして15分程プレイした結果がこちら。
戦闘のたびにFPSが少し下がるものの、平均27.7なのでプレイに支障がでるほどではありませんでした。
続いて同じ原神を「60FPS/最高」設定で15分間プレイした結果がこちら。
平均30FPSは超えていますが、まぁ安定しないですね。さすがに最高設定で遊ぶのは難しいと思います。
とっても綺麗に描写されますが、60FPS特有のヌルヌル感はありません。
最後にAPEXモバイルを「ノーマル/極高」設定でカジュアルマッチを1ゲームした結果。
FPSの平均がなんと58.8。超快適に遊べました。
3本指、4本指でキャラコンができるなら、ランク戦もいけちゃうと思います。
ゲームにもよりますが、Pixel 6aはグラフィック設定を少し下げれば重いゲームでも十分遊べることが分かります。
発熱はそれほど気にならない
普段PerfDogでゲーム性能を測定すると内部温度のモニタリングもできるはずなのですが、なぜかPixel 6aでは測定不能に・・・。
ただ実際に原神やAPEXモバイルをプレイしている時、本体側面と背面パネルが発熱していました。
とは言え、持てないほどの熱さではありません。
原神を「60FPS/最高」設定でプレイしている時の背面温度は実測で42℃程度でした。
おそらくCPU温度は50℃~60℃になっているんじゃないかと思うので、長時間高い負荷をかけないように注意しましょう。
ちなみにAnTuTuベンチマークを3回連続で計測した時のスコアは以下のとおり。
内部温度の上昇も少なく40℃を超えることはありませんし、スコアも安定していることが分かりますね。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度のテストもしてみました。
読み込みはかなり速いですが、書き込み速度がイマイチ・・・。
ちょっと変だよなーと思ったので後日再計測してみた結果がこちら。
書き込みも十分な速度が出るようで一安心です。
ストレージ容量は128GBとそれなり。システム領域に13GB使うので実際に保存可能なのは110GBほど。
多くの人は困らない容量ですが、写真や動画を大量に撮影する人や、複数のゲームを同時進行している人は注意してください。
Pixel 6aはSDカードを搭載できませんが、Google DriveやGoogle Photo等のオンラインストレージを活用することで容量不足を解消できます。
またUSB-C用のカードリーダーもあるので、Micro SDカード等を利用したい場合には別途購入しても良いでしょう。
こんな風に本体のUSB-Cポートに装着することで、Micro SDカードにデータを保存・コピーできますよ。
Amazon>>USB-Cカードリーダー
Pixel 6aのバッテリー持ち・充電速度をレビュー
続いてPixel 6aのバッテリー性能・充電速度をみていきましょう。
1日は余裕で使えるバッテリー持ち
Pixel 6aのバッテリー容量は4,410mAh(標準)とスペック的にはまずまずの容量。
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
普段なら僕はバッテリーもちを客観的に判断するためにPCMarkというベンチマークアプリを使っているのですが、残念ながら何度やってもエラーを吐いてしまいます・・・。
そこで実際にPixel 6aを使ってバッテリーの消耗をチェックしたので参考にしてください。
まず、朝出かけてから家に帰るまでメインスマホとして使ってみたところ、バッテリー残量は63%(37%消耗)でした。
電車に乗っている時間にYouTube視聴したり、音楽聴いたり、バッテリーを意識せず使っていたのに余裕がありますね。
2時間連続で音楽を聴いた結果、バッテリー消耗は3%。(Bluetoothでワイヤレスイヤホンを接続)
2時間連続でYouTube(1080P/60fps)の動画配信を視聴した結果、バッテリー消耗9%。(Bluetoothでワイヤレスイヤホンを接続)
最後に1時間連続で原神をデフォルト画質でプレイした結果、バッテリー消耗は15%でした。
また24時間一切触らずに放置してみたところ、バッテリーは7%消耗しました。
それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。
使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
1日外出(約10.5時間) | 37% | 2日程度 |
音楽再生 2時間 | 3% | 約66時間 |
動画再生 2時間 | 9% | 約20時間 |
原神 1時間 | 15% | 約7時間 |
24時間放置 | 7% | 約2週間 |
僕の手動計測なので不確かな部分もあるかもしれませんが、Pixel 6aのバッテリーもちは良いと言えるでしょう。
少なくとも、僕の使い方であれば途中でバッテリーを気にすることなく1日は余裕で使えそうです。
Pixel 6 Proはもっと早くバッテリーが消耗していたので、めちゃくちゃ満足しています。
急速充電は18Wどまり
バッテリーもちが優秀なPixel 6aは18W急速充電に対応しています。
公式サイトのスペック表どおり急速充電規格は「USB-C Power Delivery」だけのようで「Quick Charge」では10W前後の充電になっていました。
実際に充電してみたところ、15%からフル充電にかかる時間は1時間40分。
80%くらいまでは1時間程度で充電可能で、その後、充電速度が緩やかになっていくようです。
2020年、2021年に発売されたスマホだったら十分早いですね!と言えましたが、もはや18W急速充電に対応しているのは当たり前になってしまいました。
もちろん5W充電、12W充電に比べればずっと早いのですが、65W、120W充電に対応しているスマホもあるので、むしろ充電時間は遅く感じてしまいます。
しかも、Pixel 6aには充電器が付いていません。
18W急速充電を使いたいなら自分で別途購入する必要があります。
寝る前にちゃんと充電したり、フル充電に拘らないなら普段使いで困ることはありませんが、バッテリーもちが良いだけに少々残念なポイントですね。
Pixel 6aのカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能。
特にPixelシリーズは画像の機械処理、いわゆるコンピュテーショナルフォトグラフィが優秀なため、綺麗な写真が撮影できることが特徴です。
Pixel 6aのカメラ性能はどれほどなのか?実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてみてください。
カメラアプリ
Pixel 6aのカメラアプリは非常にシンプル。サッと取り出してすぐに撮影することができます。
歯車マークのタップで設定変更。
自分好みの設定に変更する「プロモード」的なものはありませんが、被写体のタップで「ホワイトバランス」「露出(明るさ/シャドウ)」の調整は可能です。
2倍ズーム・超広角カメラへはワンタップで切り替え。指をスライドすれば、その他の倍率に設定できます。
シンプルながらもやりたいことは全部できる印象。使いにくさを感じる部分はありませんでしたよ。
メインカメラ
まずは最もよく使うメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックです。
比較用に僕が持っているスマホの中で最もカメラ性能が高いPixel 6 Proで撮影した写真を並べています。
スライドバーは自由に動かせるので比べてみてください。
左の写真がPixel 6a、右の写真がPixel 6 Proで撮影したものです。
え・・・。ヤバくないですか?
画角こそPixel 6 Proの方が広いものの、全然違いを感じなのは僕だけでしょうか?
価格が2倍違うなんて信じられません。めっちゃ綺麗!
もちろん違いが出てくる部分もあります。
例えばPixel 6 Proの方がセンサーサイズが大きいので、近接撮影時の周辺ボケが強く発生します。
ただスマホで撮影する場合って意図せずボケるのは逆に不便だったりするので、むしろPixel 6aの方が使いやすいかもしれませんね。
色味の傾向も殆ど同じ。見た目よりも華やかになることが多いです。
Pixel 6aのメインカメラの性能は抜群!
いわゆるミドルレンジスマホのカメラの中ではトップ。ハイエンドモデルの性能にも手が届くレベルにあると言って良いんじゃないでしょうか。
最大7倍のデジタルズーム
Pixel 6aには望遠カメラが搭載されていないので、デジタルズームで最大7倍まで引き伸ばしての撮影になります。
【2倍ズーム】
【4倍ズーム】
【7倍ズーム】
2倍ズームまでなら実用的ですが、それを超えると解像感が失われていきます。
Pixel 6 Proは4倍の光学式望遠レンズを搭載しているので、さすがに敵いません。
7倍ズームでもしっかり解像感が残っているので見事ですね。
個人的には望遠カメラを頻繁に使うわけではないので、2倍ズームまで綺麗に撮影できるなら問題なしでした。
1,200万画素の超広角カメラ
個人的に望遠よりもよく使うのがワイドアングルの超広角カメラ。
風景を撮影する時はもちろん、食卓全体を撮影する場合にも重宝します。
メインカメラと超広角カメラの画角と色合いの違いはこんな感じ。
有効画素数が同じこともあってか、仕上がりに違いは殆どないと言っていいでしょう。
以下はPixel 6 Proとの比較です。
どうしましょう・・・。
メインカメラ同様めちゃくちゃ綺麗に撮影できちゃってます。
僕のミスかもしれないですが、むしろPixel 6aの方が色が華やかです。
不自然な歪みもありませんし、ワンタップでこれだけ撮れれば十分でしょう。
夜景モード
Pixel 6aには低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードももちろん搭載されています。
左が通常撮影で、右が夜景モード。
高い効果は一目瞭然で、全体的に明るくなりつつノイズが抑えられているのが分かります。
引き続き、強力な夜景モードを搭載したPixel 6 Proとの比較してみましょう。
夜景モードは敵いませんでしたー!と言いたいところだったんですが、Pixel 6 Proと同じように綺麗に撮影できちゃいました笑 Pixel 6aは完璧か?
フレア・ゴーストの発生も見受けられますが、僕の撮影条件に限ってはPixel 6 Proよりも軽めな印象です。
カメラに詳しい人なら、あーでもない・こーでもないと重箱の隅をつつくような指摘ができるかもしれませんが、一般人なら気になるレベルではないでしょう。
超広角カメラでの夜景モードも全く問題なし。
日中での撮影同様に、望遠性能だけはPixel 6 Proには及ばず。2倍ズームくらいまでなら使えるといった感じです。
【2倍】
【4倍】
【7倍】
なおPixel 6aには光学式手ぶれ補正が搭載されていますが、夜景モードは数秒間固定する必要があるので時々ブレてしまうことがありました。
他のスマホに比べて夜景モードの撮影時間が長い印象です。
また、ソフトウェア処理に失敗したのか、ホラーゲームみたいな写真になったこともありました・・・。
ポートレートモード
簡単にボケのある写真が撮影できるポートレートモードも搭載しております。
これまた処理性能の高さが出て、背景が良い感じのボケに。
もちろん人物以外の被写体でもボケモード的に使えます。
Pixel 6 Proでも撮影してみましたが、引けを取らない上手さです。
深度計測センサーを搭載しているわけではないので、どの写真もソフトウェア処理。
撮影後でもボケ味の調整が可能でした。
インカメラ
インカメラの有効画素数は800万画素。他のスマホに比べて控えめに感じるかもしれませんが、このくらい撮影できれば十分でしょう。
顔写真の加工も可能で、強弱2種類から選べますよ。顔のシワを抑えたり、トーンを明るくしてくれたりと有能です。
もちろんインカメラでもポートレート撮影が可能。室内でも屋外でも切り分けが上手です。
リアカメラでも感じましたが、Pixel 6aのポートレートモードはかなり秀逸。
他のスマホよりもハッキリとボケてくれるような気がしました。
消しゴムマジックに対応
Pixel 6・Pixel 6 Proに搭載されていた「消しゴムマジック」はPixel 6aでもしっかり使えます。
写真に入り込んでしまった人や、邪魔になるモノを自然に消してくれる便利な機能です。
さらにPixel 6aでは消すだけでではなく、色や明るさを変えて背景に溶け込ませる「カモフラージュ」という機能も追加されました。
これは消しゴムマジックで電柱と電線を消してみた様子。
写真の色合い自体が変わってしまいましたが、上手に消せていると思います。
続いて、カモフラージュ機能で赤鳥居を選択した様子がこちら。
凄いですよね。あんなに目立ったいた鳥居が見事に石化しちゃってます笑
ソフトウェア処理なので完璧とまではいきませんが、使いこなせたら便利そうです。
動画撮影
メイン、超広角それぞれ1080P@30fps・60fpsで撮影していますが、4K@30fps・60fpsでも撮影可能です。
日中明るい場面ではとっても綺麗に撮影できていました。
手ブレ補正がしっかり効くので動きながらの撮影でも使えると思います。
なお手ブレ補正は以下の3種類あり、今回利用したのは「標準」です。
- 標準
- ロック
- アクティブ
夜間はノイズが目立ち、ゴーストも発生しやすいようなので、光量が少ない場所での撮影には不向きです。
子どもの運動会などの撮影に使うのは厳しいですが、ちょっとした記録やSNSへの投稿用の動画なら十分使えるでしょう。
Pixel 6aを実機レビュー
ここからはPixel 6aの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外の気になった部分を紹介していきます。
OSはAndroid 12
Pixel 6aに搭載されているOSはAndroid 12。
Androidの生みの親、Googleが作ったスマホですからね。
ピュアAndroidの最新バージョンをしっかり搭載しております。
メーカーによる独自カスタムが一切ないのでシンプルで使いやすい印象です。
壁紙に合わせて変化するカラーパレットが使えるのはもちろん、ジェスチャー操作もそれなりに充実しています。
背面パネルをダブルタップするとスクショが撮影できたり、特定のアプリを起動できたりするのが便利ですよ。
なお、Pixel 6aは販売から5年間のセキュリティアップデート、3年間のAndroidバージョンアップアップデートが保証されています。
一方で、他社製スマホだったらできるのに、Pixelだとできない機能もあります。
例えば、起動中のアプリを一括でクリアするのに左端までスライドする必要があったり、画面分割・フローティングウィンドウなかったり。
また、アプリを複製できる「デュアルアプリ」「アプリクローン」や、1台のスマホを2台のように使える「セカンドスペース」も非対応です。
僕はなくても困りませんんが、使いこなしている人にとっては物足りないと感じるかもしれません。
リアルタイム翻訳・文字起こしも使える
Pixel 6aのSoCにはTensorが搭載されているので、Pixel 6・Pixel 6 Proに入っていた翻訳・文字起こし機能にもしっかり対応しています。
YouTubeの動画音声をリアルタイムで日本語に翻訳。
表示内容が少ないので全ての内容が含まれているのか微妙ですが、僕は海外スマホの発表会なんかの時に使うことがあります。
文字起こしはレコーダーアプリで使える機能。
精度も結構高いので、ミーティングの議事録を作る時に役に立つかも。
僕は使う機会は限られているので、正直あってもなくても良いのですが、ハイエンドモデルと同じ機能が使えるのは純粋に嬉しいですよね。
おサイフケータイ・IP67防塵防水対応
Pixel 6aはおサイフケータイとIP67防塵防水に対応しています。
どちらにも対応しているスマホはなかなかないので、Pixel 6aを選ぶメリットの1つになるでしょう。
FeliCaポートは背面中央、Googleロゴの下に搭載されております。
普段使っているSuica・iDなどなど、おサイフケータイ機能をそのまま利用可能です。
反応も問題なし。
防塵防水性能はIP67等級で、防水性能がPixel 6・Pixel 6 Proから1等級下がっています。
保護等級 | 保護内容 |
IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない |
IPX8 | 継続的に水没しても浸水しない |
どちらも水没に耐えられる保護内容であるもののIPX7の方が弱めです。
うっかり水中に落としてしまった場合には、すぐに拾い上げて乾燥させましょう。
なお、念のためにお知らせしておきますが、IPX7はあくまでも防水性能です。
よく防水性能があるからお風呂でも使える!っていう記述を見かけますが、それは間違いなんですよ?
お風呂中に使っていて直ちに壊れることはないと思いますが、湯船に落としてしまったら最悪破損する可能性があるので注意しましょう。
また水がかかってしまった時は、しっかり乾かしてから充電しましょう。濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。
デバイスは工場出荷時点で IEC 規格 60529 の IPX7 の防水性能を遵守するよう設計されていますが、完全な防水ではありません。アクセサリは防水ではありません。防水性能は、永久的には持続せず、通常の使用による摩損、デバイスの修理、分解、損傷によって低下または失われます。デバイスを落下させると防水性能が失われる場合があります。液体による損傷の場合、保証が無効になります。
引用:公式サイト/技術仕様
4キャリアに対応したBand構成
Pixel 6aは国内4キャリアのBandにフル対応しています。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26 ○ |
楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 18(パートナー回線)○ |
どの回線でも使うことができるスマホならMNPもしやすいですね。
なお、楽天モバイルで使えるかどうか検証した結果をこちらの記事で紹介しているので、本記事と併せてご確認ください。
https://chibimegane.jp/pixel-6a-review-rakuten/
また、日本では未だ普及しきれていない5G通信(Sub-6)にも対応しています。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線 | n 77 ○ n 78 ○ n 79 ✕ |
ソフトバンク回線 | n 77 ○ |
au回線 | n 77 ○ n 78 ○ |
楽天回線 | n 77 ○ |
5G回線に対応しているメリットは、長期利用を視野に入れている人に向いてるところ。
スマホライトユーザーは特にそうですよね?一度購入したら長く使う人が大半です。
今後さらに5G回線の技術が拡大した場合でもPixel 6aなら対応できちゃいます。
eSIMに対応している
Pixel 6aはeSIMにも対応しています。
eSIMを取り扱っている通信キャリアは未だ少ないものの、今後はeSIMがどんどん普及していくでしょう。
今はeSIMなんて使うことないって思っていても、そのうち必要になるかもしれないので対応してくれているのは1つメリットになる部分です。
Pixel 6aは2回線同時待受にも対応していますが、組み合わせは物理SIM+eSIMの構成になります。
2つのスピーカーでステレオサウンド
Pixel 6aには上部・下部それぞれにスピーカーが搭載されているので、横持ちならステレオサウンドを楽しむことができちゃいます。
美しい有機ELディスプレイ・Widevine L1で高画質動画が楽しめるうえに、サウンドはしっかりステレオ再生。
低音の響きが弱いものの、左右のスピーカーのバランスも良くクリアで臨場感のあるサウンドが楽しめました。
なおイコライザーやDolby Atmosのようなサウンドシステムは非搭載。
また、普段使いで困ることはありませんが、他社製のスマホに比べて音量が控えめに感じました。
LDACに対応/aptX Adaptiveに非対応
Pixel 6aにはイヤホンジャックが搭載されていません。
このためワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応しているのは以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:✕
- LDAC:○
- LHDC:✕
残念ながらaptX Adaptiveには非対応。
念のため開発者向けオプションでも確認しましたが、見つけることはできませんでした。
LDACに対応しているのでワイヤレスでもハイレゾ再生が可能。
さらに日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」にもしっかり対応しているのは嬉しいポイントでした。
生体認証は指紋認証のみ
Pixel 6aの生体認証は指紋認証のみで顔認証には非対応でした。
指紋認証センサーはディスプレイ内に。
Pixel 6・Pixel 6 Proが発売された頃から、指紋認証がイマイチだと言われていますが、個人的にはそんなに不便を感じたことはありません。
確かに他社製スマホのようにチョンっと触っただけでロック解除というわけにはいかないものの、反応が悪いわけではないですよ。
慣れればこのくらいのタッチでもロック解除できちゃいます。
ただディスプレイ保護フィルムを貼り付けると、反応が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
指紋認証の精度よりも顔認証に対応していないことのほうが、よっぽど残念です。
Pixel 6aのスペック
サイズ | 約152.2mm×71.8mm×8.9mm |
重さ | 約178g |
ディスプレイ | 6.1インチ 有機EL アスペクト比 20:9 FHD+(1,080×2,400) 429ppi |
リフレッシュレート | 60Hz |
OS | Android 12 |
SoC | Google Tensor |
RAM | 6GB LPDDR5 |
ROM | 128GB UFS 3.1 |
外部ストレージ | 非対応 |
リアカメラ(メイン) | 1,220万画素 f/1.7 センサーサイズ 1/2.55 |
リアカメラ(超広角) | 1,200万画素 f/2.2 114° |
インカメラ | 800万画素 f/2.0 |
ビデオ(リアカメラ) | 4K,1080P@60fps 4K,1080P@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 1080P@30fps |
バッテリー | 標準 4,410mAh 最小 4,306mAh |
ポート | USB Type-C |
生体認証 | 画面内指紋認証 |
対応SIM | nano SIM eSIM |
2回線同時待ち受け | 可 |
対応Band | 5G: n1/2/3/5/7/8/12/20/25/28/30/38/40/41/48/66/71/77/78 4G: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/20/25/26/28 /29/30/38/ 39/40/41/42/48/66/71 3G:B1/B4/B5/B6/B8/B19 GSM: 850/900/1,800/1,900MHz |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Ver5.2 |
位置情報 | GPS, GLONASS, Galileo, QZSS, BeiDou |
イヤホンジャック | なし |
スピーカー | ステレオ |
FMラジオ | なし |
防塵防水 | IP67 |
NFC | あり |
FeliCa(おサイフケータイ) | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
公式サイト>>技術仕様
まとめ:Pixel 6aのメリット・デメリット・評価
Google Pixel 6aを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
Pixel 6aを買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・5万円台で買える ・扱いやすいサイズ感 ・軽い ・ポップなデザイン ・美しいOLEDディスプレイ ・ハイエンド同等の動作性能 ・長持ちバッテリー ・綺麗に撮影できるカメラ ・おサイフケータイ対応 ・IP67防塵防水 ・ステレオスピーカー | ・リフレッシュレート60Hz ・重いゲームはやや厳しい ・望遠カメラ非搭載 ・18W急速充電止まり ・ワイヤレス充電なし ・付属品なし |
評価
(5点/5点満点)
僕はメインスマホをPixel 6 ProからPixel 6aに変更しました。
どちらも同じSoCを搭載しているため動作性能は抜群。
さらにコンパクトで軽量なので、毎日使うスマホにピッタリの扱いやすさでした。
カメラ性能が落ちてしまうのかと気がかりでしたが、望遠カメラが搭載されていないこと以外は、これまで同様に綺麗な写真が撮影できそうなので安心です。
- リフレッシュレート60Hz
- 18W急速充電
- ワイヤレス充電非対応
これらは我慢する必要がありますが、僕自身が重視しているポイントではないので全く問題ありません。
2022年はSnapdragon 695 5G搭載のミドルレンジスマホが人気ですが、なるべく安く高性能のスマホが欲しいならPixel 6aがおすすめです。
5万円台で購入できるスマホながら、ハイエンドモデル並みの動作性能をもち、おサイフケータイ・防水性能にも対応。
Google Pixel 6aこそ、真のコスパ最強モデルと言って良いでしょう。
Pixel 6a(未使用品)がIIJmioで39,800円!
IIJmioでPixel 6a(中古/未使用品)が特価対象になっております。
IIJmioでの販売価格
IIJmioでの販売価格は、MNP限定で39,800円。
新品ではないものの、未使用品なので傷や汚れが付いていることはないとのこと。
デバイス本体は通常使用されておらず、キズや汚れなどがない非常に良質なものです。
引用:公式サイト
もちろんSIMカードとのセットにはなりますが、新品にこだわらなければ超お得です。
在庫が補充されてもすぐに品切れになっているので購入できたらラッキーかも!
公式サイト>>Pixel 6a
ただし!あと5,000円アップすれば最新モデルPixel 7aが購入できちゃいます!
個人的には少し高くてもPixel 7aの方がおすすめ。
実機レビューもしているので、ぜひチェックしてくださいね。
公式サイト>>Pixel 7a
IIJmioの料金プラン
IIJmioの料金プランは1ヶ月に使える高速データ通信量(ギガ)によって月額基本料が異なります。なお月額基本料は全て税込みです。
音声 | データ+SMS | データ | eSIM | |
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
5GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
10GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
30GB | 2,700円 | 2,680円 | 2,640円 | 2,340円 |
40GB | 3,300円 | 3,280円 | 3,240円 | 2,940円 |
50GB | 3,900円 | 3,880円 | 3,840円 | 3,540円 |
使える回線はドコモとauの2種類(データ・eSIMはドコモのみ)。
2GB・4GBの低容量プランが安いところが特徴で、毎月ギガをそんなに使わないライトユーザーさんに優しい月額基本料に設定されております。
また、IIJmioは他社に先駆けてeSIMに対応しました。データ通信専用にはなりますが、サブ回線としてスマホに登録しておくのにピッタリです。
IIJmioの特徴
IIJmioの特徴は以下のとおりです。
- 3種類の通話定額オプション
- データ繰り越し・データシェアに対応
- 通信速度の切り替えができる
- 会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
1つずつ紹介していきます。
3種類の通話定額オプション
IIJmioの通話料は11円/30秒。専用アプリを使うことなく一般的な通話料の半額。
さらに音声通話をよく利用する人向けに3つの通話定額オプションが用意されているので安心です。
オプション名 | 月額料金(税込) | 内容 |
通話定額5分+ | 500円 | 5分以内の国内通話無料 |
通話定額10分+ | 700円 | 10分以内の国内通話無料 |
かけ放題+ | 1,400円 | 通話時間制限なく国内通話無料 |
ただし、通話定額オプションは専用通話アプリ「みおふぉんダイアル」からの発信に限られるのでご注意下さい。
みおふぉんダイアルアプリ
Internet Initiative Japan Inc.無料posted withアプリーチ
データ繰り越し・データシェアに対応
IIJmioは「データ繰り越し」に対応しているので、当月のデータ通信量の残量を、翌月まで繰り越し可能。
毎月使うギガの量がバラバラであっても無駄なく使えるので安心です。
また、2022年6月1日からはデータシェア・データプレゼントにも対応。
同一アカウント内で契約している回線のデータ量をシェアして使えます。
家族間でのデータシェアはもちろん、自分だけで複数回線を使い分けるのにも適していますね。
通信速度の切り替えができる
毎月使えるギガの量は限られているので、できれば無駄に使いたくはないですよね?
そもそも、スマホの用途がメールやLINE中心の人は、高速データ通信は必須ではありません。
そういう場合に便利なのが、IIJmioの「速度切替」です。
会員専用サイトからワンタップで低速通信モードに切り替え可能。
低速通信モードにすると速度が最大300kbpsに制限される代わりに、ギガの消費が0になります。
しかもIIJmioは「バースト転送」に対応しており、通信開始直後だけ高速通信を利用するので、意外と快適に使えるんです。
例えばWEBページの読み込みに時間がかかって困る!と言ったことが少なくなります。
会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
IIJmioでは新規加入時にスマホを安く購入できるのはもちろん、加入後でも端末を購入できます。
しかもスマホに限らず、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなんかも会員限定価格で購入できるので、個人的にめちゃくちゃ嬉しいポイントです。
加入前も加入後も端末を安く購入できるのはIIJmioのメリットの1つです。
公式サイト>>IIJmio
\ セール開催中 /
Pixel 6aも画面分割出来るはずですよね?
購入を検討しているので参考に読ませていただきましたが、気になってコメントしてしまいました。
ミュウさん
コメントありがとうございます。
購入当初は画面分割メニューが表示されなかった(もしくは僕の確認不足)のですが、改めて確認したところ表示されました。
ミュウさんの仰るとおりPixel 6aで画面分割機能を利用できます。
記事にもその旨を追記させていただきました。
ご指摘いただき本当にありがとうございました。大変助かりました。
感謝です!
使い辛さだらけで後悔しか無い。
やはり国内メーカーが、いかに良いか痛感するばかり。
作った奴ら返金してくれ。
あちゃぁ・・・。けむりさんには合いませんでしたか。
しかも相当使いにくさを感じてらっしゃいますね泣
もしよければ、どんなところがダメだったのか教えて頂けるととっても助かります。
購入しようと考えている人にとっての貴重な感想になりますので!
よろしくお願いいたします。