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お世話になります。毎月スマホを購入しちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
POCO F5を購入しました。
Xiaomiのサブブランド「POCO」が2023年5月にグローバル発売したミドルレンジスマホです。
海外スマホはもう買わない!と決めてはいるんですが、発表時のスペックをチェックしてみると、そんな気持ちはどこへやら・・・。
テンション上がって、こんなもん買うしかないだろ!と思わされてしまいました笑
POCO F5の大まかな特徴は以下のとおり。
- Snapdragon 7+ Gen 2
- AnTuTu 96万点
- 6.67インチAMOLED
- リフレッシュレート120Hz
- 7.9mm/181g
- 64MPメインカメラ(OIS)
- 67W急速充電
- ステレオスピーカー
- イヤホンジャック
そして肝心の価格は発売記念セールで約40,000円です。
POCO F5のホワイトを買ってしまいました笑
確かに$284で購入できましたよ? pic.twitter.com/53eKjKNEjI— ちびめがね@スマホレビュー (@chibimegane_lm) May 10, 2023
ね?ヤバいでしょ?これはもう買うしかないじゃないですか!
国内スマホで4万円クラスってSnapdragon 695 5G搭載とか、何ならもっと基本性能を抑えたエントリーモデルくらいの価格ですからね。
ちなみに上位モデルでSnapdragon 8+ Gen 1を搭載したPOCO F5 Proもあるんですが、こっちは6万円くらいするので少々お高め。さらによく動くのは分かるんですがSnapdragon 7+ Gen 2の実力を知りたかったのでパスしました。
暫く使ってみたところ、スペック通りの基本性能。めちゃくちゃよく動きます。
またバッテリー持ちもよく、カメラもそれなりに良かったです。
ハイエンドモデル並みに動くのに価格はミドルレンジ帯。
まさにPOCOのスマホを象徴するような完璧な仕上がりだと思えました。
本記事で実際に使ってみた様子を詳しくレビューしていくので、検討中の方は購入の参考にしてください。
メリット | デメリット |
・安い! ・大画面で軽量 ・美しいAMOLED ・ヌルヌル120Hz ・超快適な動作性能 ・ゲーム性能も高い ・67W急速充電 ・指紋認証&顔認証 ・イヤホンジャック ・付属品が揃ってる | ・夜間撮影が弱い ・SDカード非対応 ・ワイヤレス充電なし ・防水性能なし |
POCO F5は「技術基準適合証明」(いわゆる「技適」)を取得していません。私は本記事を作成するにあたり、総務省に試験利用の届け出を行ったうえで使用しています。
総務省>>技適未取得機器を用いた実験等の特例制度
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POCO F5のデザイン・サイズ感・付属品
まずはPOCO F5の外観・付属品を見ていきましょう。
デザイン
POCO F5のカラーバリエーションは以下の3色。
- Black
- White
- Blue
このうち僕が購入したのはWhite(ホワイト)です。
もう完全に一目惚れ。他の2色とは雰囲気が異なりますよね。
樹脂製と思われる背面パネルには、公式サイト曰く「Iceflake(氷の結晶)」のような模様がプリントされております。
光の反射に合わせて現れ、消えていく様子がめちゃくちゃ綺麗です。
美しい❄️#POCOF5 #POCO pic.twitter.com/T6JTHVypnX
— ちびめがね@スマホレビュー (@chibimegane_lm) June 10, 2023
高級感があるわけではないものの唯一無二のデザイン。これにして正解でした。
ツヤツヤなので反射はするものの、色合いのせいか指紋も皮脂汚れも目立ちにくいところもGOODです。
背面パネルには3つのカメラレンズを搭載。
メインカメラ・超広角カメラ周辺のリングも七色に輝いて綺麗でした。
レンズの飛び出しはそんなに激しくはないです。実測で1mmほど。
とは言ってもデスクに置けばガタついてしまいます。
背面パネルはフレームに向かって緩やかに湾曲しているタイプ。
フレームは鈍く輝くマットな色合いです。
ディスプレイを正面にして右側面に音量ボタンと電源ボタン。スクショが撮影しにくい配置ですね。両手でカシャ。
左側面には何もありません。
上部にはIRセンサー・マイク・スピーカー・イヤホンジャック。
搭載されているIRブラスターのおかげでテレビやエアコンのリモコン代わりになります。
リモコンが迷子になった時などに使えるので地味に便利です。
本体下部にはカードスロット・マイク・USB Type-Cポート・スピーカーが搭載されています。上下に搭載されたデュアルスピーカーが嬉しいですね。
カードスロットは表・裏に1枚ずつ装着できるタイプ。残念ながらMicro SDカード等の外部ストレージには非対応です。
POCO F5のホワイトは超イケメン。
他にはない特徴あるデザインがポイントです。
サイズ感
POCO F5のサイズ161.11×74.95×7.9mmと大きめ。
薄いのは嬉しいものの横幅がもう少し狭かったら良かったんですけどね。
大画面ディスプレイ搭載モデルとしては仕方ない部分かもしれません。
ただし、POCO F5は軽いです。
6.67インチの大型ディスプレイにも拘わらず200gを大きく下回る182g(保護フィルム込み)。
多少大きくても軽ければ使っていて苦になりません。
この軽さはPOCO F5の優秀なメリットになると思いました。
付属品
POCO F5の付属品は以下のとおりです。
- クイックスタートガイド・保証書類
- SIMピン
- USBケーブル
- 充電器
- 保護ケース
- ディスプレイ保護フィルム
保護ケースは透明のソフトタイプ。ほんのり青みがかった色合いをしています。
結構ペラペラなので耐久性は高くなさそうです。
多少大きくなってしまうもののカメラユニットの出っ張りを守ってくれるので装着しておいたほうが良いでしょう。
充電器は67W出力可能なハイパワータイプ。残念ながら日本のコンセントには適合しないタイプなので別途変換アダプタが必要になります。
日本のXiaomiから67W・120W出力可能な充電器が発売されているので、それを買っても良いかもしれませんね。
既に僕は67W急速充電器を購入済みです。ケーブル付き。
USBケーブルは6Aに対応しているType-C / Type-Aのもの。急速充電するには付属ケーブルを使う必要があります。
ディスプレイ保護フィルムは最初から貼り付けられていました。
僕は自分でフィルムを貼るのが苦手なので普通に嬉しいです。
近年は付属品のないスマホばかりですが、Xiaomi・POCOのスマホは全部揃っていることが多いです。
購入してすぐに使い始めることができるのは嬉しいポイントですよね。
POCO F5のディスプレイをレビュー
続いてPOCO F5のディスプレイを見ていきましょう。
ディスプレイはスマホの命と言っても過言ではないくらい重要なポイント。
公式サイトによるとフラッグシップ級の「Flow AMOLED」を搭載しているとのことで注目です。
6.67インチFlow AMOLEDディスプレイ
POCO F5のディスプレイは6.67インチのAMOLED(有機EL)。
有機ELディスプレイは当たり前のように採用しているスマホが増えてきましたが、POCO F5は「Flow AMOLED」と呼ばれるフラッグシップ級の有機ELパネルを採用しているところがポイントです。
- 1,080 × 2,400
- FHD+
- 680億色
- コントラスト比 500万:1
- DCI-P3
- HDR10+
- 最大輝度1,000nit
- 明るさ調整16,000段階
- 1920Hz PWM dimming
確かにフラッグシップ機でも不思議ではないほどの十分なスペック。
何を表示させても高精細かつ綺麗です。
メリハリの良さや、粗さを一切感じることなく文字や画像が画面に張り付いているかのようなパリッとした表示がたまりません。HDRの効果なのか鮮やかに感じます。
もちろん好みに合わせて色合い・色温度を変更することも可能です。
視野角も広く、僅かに色合いが緑っぽく変化するもののきつい角度からでも視認可能。本体が軽いのでゴロ寝スマホにも使えますね。
最大輝度1,000nitsと十分明るいので屋外でも見にくいことはありませんでした。
Pixel 7aと比べてもこの通り。明るさ自動調節も上手です。
ハイエンドモデルだと湾曲したエッジタイプを採用していることが多いですが、ガラスパネルの形状はフラット。保護フィルムを貼りやすいので個人的にはこっちの方が好きです。
ベゼル(縁)が狭く広い表示領域を確保
POCO F5を使って1番最初に気づいたGOODポイントがベゼルの狭さ。
一般的なスマホに比べて明らかにベゼル幅(ディスプレイ端の暗い部分)が狭かったです。
公式サイトによると上部1.95mm、両端1.42mm、下部2.22mmとのこと。
画面占有率は脅威の93.4%に及びます。
一度に表示される情報量が多くなるのはもちろん、動画視聴やゲームでの没入感が高まる素晴らしいメリットです。
操作は両手持ちが基本
6.67インチの大画面ディスプレイなので基本的に両手操作になります。
片手で操作しようとしても端まで指が届かないですからね。
サイズの割に軽いので慣れてくれば文字入力くらいなら片手でもいけるとは思いますが。
キーボードがディスプレイの下部寄りなので入力はしやすいです。
インカメラはパンチホールタイプ
インカメラはディスプレイ上部中央に搭載。切り欠きを作らないパンチホールタイプ。
小さいので全画面表示でも邪魔に感じることはないと思いますが、横持ちでゲームをする時や動画視聴時に少し気になるかもしれません。
リフレッシュレート120Hz対応でヌルヌル動く
POCO F5は画面リフレッシュレート最大120Hzをサポート。
60Hz・120Hzの固定設定の他、シーンに合わせた自動調整も選択可能です。
120Hzに設定すれば、1秒間にディスプレイを120回書き換えてくれるので表示が滑らかになります。
左が60Hzで右が120Hzに設定したものです。120Hzのほうが残像感がなく滑らかに動いているのが分かると思います。
高リフレッシュレートを最も実感できるのは画面スクロール。ヌルヌルと滑らかに動いてくれる感じが心地良いです。
自動調整に設定すると基本120Hzになり、ディスプレイを動かしていない時間や高駆動の必要がないアプリでは60Hzになります。
常時表示ディスプレイ(AOD)を有効にしたロック画面では30Hzまでリフレッシュレートを下げてくれました。
可変リフレッシュレートを採用しているハイエンドモデルでは待機時1Hzなんてこともありますが、ザックリでもこれだけ調整してくれるなら十分でしょう。
なおタッチサンプリングレートは240Hzとのことですが、アプリで計測したところ最大350Hzほど出ていました。
1秒間に300回以上のタッチに反応できるので、音ゲーなど繊細なタッチが要求されるシチュエーションで重宝します。
手動計測なのでどこまで正確なのかは分かりませんが、実際に使っていてもタッチの反応が悪いと感じることはありませんでした。
常時オンディスプレイ(AOD)は10秒間・・・。
POCO F5は有機ELディスプレイの省電力性を活かしたAOD(Always On Display/常時表示ディスプレイ)に対応。
ロック画面で時計や画像を表示し続けることが可能です。
表示内容を細かく設定できるのは嬉しいのですが、表示されるのは画面ロックから10秒間だけ・・・。
Xiaomiのスマホには10秒間のみって多いんですが「常時」ではない。
無駄にバッテリーを消耗してしまうのでAODは使わなくていいでしょう笑
画面タップでの点灯機能も使えますからね。
Widevine L1で動画視聴が快適に!
デジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
低価格帯のスマホだとL3になっているものもありますが、POCO F5なら高画質での視聴が可能となります。
NetflixではFull HD再生可能。HDR 10・Dolby Visionにもしっかり対応していました。
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでも「HD 1080p」で視聴可能です。
YouTubeでは「2160p60 HDR」まで設定できることを確認しました。
POCO F5はディスプレイがめちゃくちゃ綺麗なので動画視聴がマジで捗ります。
有機ELパネルは黒色が真の黒なので夜景動画なんかも相性が良いです。
POCO F5の基本性能・動作性能をレビュー
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を司るのがSoC(CPU/GPU)。
POCO F5には、2023年3月に発表されたQualcomm製のチップセット「Snapdragon 7+ Gen 2」がグローバルモデルのスマホとして初搭載されております。
公式サイト>>Snapdragon 7+ Gen 2
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀ということです。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリを使ってみたところ、総合スコアが944,958点、GPUスコアは356,473点。
最新バージョンのAnTuTu(Ver.10)では総合スコアは1,137,455点、GPUスコアは334,124点でした。
Snapdragon 7シリーズでありながら100万点に迫るスコア。
ベンチマークが全てではないと言っても、さすがに凄い・・・。
Snapdragon 8 Gen 1やSnapdragon 8+ Gen 1にも手が届きそうです。
- POCO F5:944,958点
- Galaxy Z Flip4:985,722点
- OnePlus 10 Pro:1,010,691点
これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをこちらのページにランキング形式で掲載していますので、参考に御覧ください。
ちなみに1世代前のSnapdragon 7 Gen 1を搭載したXiaomi 13 Liteもレビューしているのですが、AnTuTuスコア55万点ほどだったので飛躍的に性能がアップしております。
なおAnTuTu以外のベンチマークアプリでのスコアは以下のとおりでした。
普段使いに全く困らない動作性能
AnTuTuスコア100万点に近いと言うこともあり、ネットサーフィンやSNSなどのいわゆる普段使いで困ることは全くありません。
リフレッシュレート120Hzも相まってヌルヌル・サクサク動いてくれます。
搭載されているSoCによってはガクガクしがちなTwitterもスルスル動いてくれました。バッチリ。
REDMAGIC 8 Pro(Snapdragon 8 Gen 2)と動作性能を比較
スコアだけ見てもよく分からない部分も多いと思うので、僕の持っているスマホの中で最も性能の高いREDMAGIC 8 Proと動作性能を比較してみました。
REDMAGIC 8 ProはSnapdragon 8 Gen 2を搭載しているハイエンドモデルで、AnTuTuスコアは120万点を超えています。
多くの人が閲覧するであろうYahoo! JAPANと楽天市場での表示速度をチェックです。
じっくり比べるとREDMAGIC 8 Proの方が早く表示されていますが、まぁ体感的には殆ど変わらないですね。
あんまり意味のない比較になってしまいました笑
3種類のパフォーマンスモード
POCO F5はバッテリー設定の中で、3種類の動作モードを選択可能です。
- 省電力
- バランス
- パフォーマンス
このうち「パフォーマンス」を選択すると最高性能を引き出せるようなので、設定してAnTuTuスコアの変化を検証してみました。
確かにスコアは上がっているものの微増と言ったところ。
とにかく最高性能を引き出したい!場合には使っても良いかもしれませんが、そうでなければバッテリー消耗が早くなるだけなので「バランス」設定で良いでしょう。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度のテストもしてみました。
読み込み・書き込みともにめっちゃ速かったです。ハイエンドモデルに迫る勢い。
実際に使っていても、本体起動・アプリ起動がモタつくなんてことはありませんでしたよ。
僕の購入した最小構成モデルでもRAMを8GB積んでいるので十分でしょう。
ストレージ容量は、モデルによって差異はなく256GB。システム領域に11GB使うので実際に保存可能なのは240GBほど。
十分な容量なものの、写真や動画を大量に撮影する人や、複数のゲームを同時進行している人は注意してください。
POCO F5は外部ストレージを搭載できませんが、Google DriveやGoogle Photo等のオンラインストレージを活用することで容量不足を解消できます。
またUSB-C用のカードリーダーもあるので、Micro SDカード等を利用したい場合には別途購入しても良いでしょう。
メモリ増設機能がありました
POCO F5には使わないストレージの一部を最大5GB分の仮想メモリにする機能が搭載されております。
おそらくパソコンと同じように、この機能で動作が速くなることはないでしょうが、元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるから安心です。
POCO F5のゲーム性能をレビュー
続いてPOCO F5のゲーム性能をチェックしていきましょう。
もはやスマホとゲームは切っても切れない関係なので、ゲーム性能の良し悪しも重要なポイントですね。
原神(60FPS/最高)の平均FPSは44.9
ゲーム性能のベンチマークのような存在になってる「原神」のデフォルトグラフィック設定は「低」でした。
まずグラフィック設定「60FPS/最高」で15分ほどプレイした結果がこちら。
平均FPSは44.9。いわゆるミドルレンジスマホとしては、かなり良い結果です。
実際にプレイしていても個人的には普通に遊べちゃう印象でした。
ゲームターボモード有効時の原神の平均FPSは50.5
続いて、POCO F5に搭載されているゲームターボの「ブースト機能/パフォーマンスモード」を有効にしてプレイした結果がこちら。
平均FPSが50.5まで上昇。グラフを見ても分かるとおり、フレームレートの変動が安定しました。
ガチ勢の人では物足りないかもしれませんが、殆どの人はこれくらいの性能で十分遊べちゃうと思います。
個人的にゲームターボモードってあんまり信用していなかったのですが、ちゃんと機能してるんですね笑
僕は詳しくないのでよく分かりませんが、調整をすればさらに快適にプレイできるかもしれません。
なお僕はライトユーザー&PSが低いため、ようやく稲妻に入ったところです。このため稲妻・璃月地方でデイリークエスト等をこなした結果で、最新マップでの検証はできておりません・・・。
ごめんなさいm(_ _)m
NIKKEの平均FPSは46.7
続いてNIKKEをプレイした結果を。以下のとおりのグラフィック設定で、迎撃戦と射撃場を3回ずつプレイしています。
- グラフィックオプション:高
- 最大フレーム:60
- 人物解像度:高
- 効果:高品質
平均FPS46.7と、問題なく遊べる印象です。
原神と同じようにトップランカーには向いていませんが、そうじゃなければストレスなくプレイできると思います。
当ブログではゲームのFPS計測にPerfDogを使用しています。
iOS・Android端末でFPS値やバッテリー温度等を計測できるツールです。
15分間の無料使用ができるので、新しいスマホを購入してゲーム性能が気になる場合などに使ってみてください。企業・インフルエンサー向けの無料プラン(使用時間制限あり)も用意されていますよ。
公式サイト>>WeTest PerfDog
POCO F5の価格を考えるとゲーム性能はかなり高いと言って良いでしょう。
4万円台で買えますからね?4万円台!
少なくとも国内で発売されている同価格帯のスマホとは比べ物にならず、高コスパとされているGoogle Pixel 7Aよりも高い性能です。
安くてゲームもしっかり遊べるスマホが欲しい人にとって最高の選択肢になるんじゃないでしょうか。
発熱は抑えられている
スマホによってはゲームなどで高い負荷がかかると発熱が激しいこともありますが、POCO F5はそこまで酷くありませんでした。
原神を「60FPS/最高」設定でプレイしている時の温度は約42.9°。
それなりにホカホカはしているものの、熱くて持てなくなるほどではありません。
搭載されている冷却システム「LiquidCool Technology 2.0」がしっかり機能していると考えられます。
AnTuTuベンチマークを4回連続で回した時のスコアは以下のとおり。
スマホによってはサーマルスロットリングでスコアがガクンと下がることもありますがPOCO F5については確認できませんでした。
3回目が最もスコアが良いくらいなので非常に安定していることが分かりますよね。
POCO F5のバッテリー持ち・充電速度をレビュー
続いてPOCO F5のバッテリー持ち・充電速度を見ていきましょう。
PCMarkバッテリーテストのスコア
POCO F5のバッテリー容量は5,000mAhとスペック的には大容量です。
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
そこで、バッテリーは長持ちなのかPCMarkというベンチマークアプリでテストしました。
PC Markは数値からバッテリー性能を計算しているわけではなく、実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので信頼できる結果だと思っています。
ディスプレイの明るさを50%に固定して計測した結果、バッテリー残量100%から20%まで消耗する時間は14時間32分でした。
リフレッシュレート120Hzのディスプレイを搭載したモデルとして素晴らしい結果に。
動作性能とバッテリーもちのバランスがかなり良いですね。
よっぽど長時間ゲームをするなら話は別ですが、ごく普通に使う分には外出先で充電を気にしなければいけないことはないでしょう。
なおこの結果はディスプレイのリフレッシュレートをデフォルト設定にしているので、60Hz固定にすればさらにバッテリー持ちがよくなると思います。
ディスプレイのヌルヌル感を感じることができなくなりますが、バッテリーもちを優先したい場合には、60Hzに設定しても良いでしょう。
なお、これまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので、参考に御覧ください。
バッテリー消費時間を実機で計測
スコアだけではピンと来ない人もいるかもしれないので、実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。
まず1時間Spotifyで音楽を聴いた結果、バッテリー消耗は4%。
1時間YouTubeで動画(1080P/60fps)を視聴した結果、バッテリー消耗4%。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は13%でした。
また24時間一切触らずに放置してみたところ、バッテリーは4%消耗しました。
それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。
使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
音楽再生 1時間 | 4% | 約25時間 |
動画再生 1時間 | 4% | 約25時間 |
原神 1時間 | 13% | 約7.5時間 |
24時間放置 | 4% | 約25日間 |
人気のGoogle Pixel 7aと比較するとこんな感じです。
使用時間 | POCO F5 | Pixel 7a |
音楽再生 1時間 | 4% | 3% |
動画再生 1時間 | 4% | 7% |
原神 1時間 | 13% | 17% |
24時間放置 | 4% | 9% |
僅かにPOCO F5の方がバッテリー持ちが良いことが分かります。
待機中のバッテリー消耗が抑えられているところが素晴らしい。
さすがに重いゲームをプレイすればバッテリーはグングン消費していきますが、そうでなければ途中充電なしで1日は余裕で使えるはずです。
67W急速充電に対応
大容量バッテリーを搭載している弊害は充電時間が長くなってしまうこと。
急速充電規格に対応していなければ、いつまで経っても充電が終わらないなんてこともあり得ます。
この点、POCO F5は「67W Turbo Charging」に対応しております。
しかも専用充電器が・ケーブルも付属しているのが嬉しいポイントですね。
実際に20%からフル充電までにかかった時間は約45分。
30分くらいで90%まで充電できて、その後少しずつ満充電になっていきました。
一般的なスマホの半分の時間でフル充電できちゃいます。
寝落ちして充電忘れた!そんな時でも出かける準備をしている間に、ある程度充電が終わっているでしょう。
なお、上位モデルのPOCO F5 Proはワイヤレス充電対応ですが、POCO F5は非対応。
まぁ、有線でこれだけ早く充電できれば十分でしょう。本体も重たくなっちゃいますしね。
POCO F5のカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
POCO F5で実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてみてください。
基本的にシャッターボタンをタップするだけでAIまかせの撮影。誰でも簡単に指先一つで綺麗な写真が撮影できることが重要だと思っています。
カメラアプリ
カメラアプリは非常にシンプル。写真も動画もサッと取り出してすぐに撮影できます。
Xiaomiのスマホはよく使っていますが毎度おなじみのカメラですね。
超広角カメラと2倍ズームはワンタップで切替可能。ズームボタン長押しでその他の倍率に指定することができます。
豊富な撮影モードや設定へのアクセスも簡単。マクロカメラは設定の中にあります。
もちろん自分好みに調整しながら撮影できるプロモードもあります。
64MP高画素モードはここからでも選択可能です。
なおスクショ音は設定から消すことができますが、シャッター音は消せませんでした。
メインカメラの作例
まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックです。
比較用に僕が持っているスマホの中で最もカメラ性能が高い「Pixel 7 Pro」「iPhone 14 Pro」で撮影した写真をあわせて掲載していきます。
日中の明るい場面ではどれも変わらず綺麗に撮影できる印象です。
これだけ綺麗に撮影できれば十分じゃないでしょうか?てか、十分でしょう。
Pixel 7 Proは質感が高く、POCO F5とiPhone 14 Proは鮮やかな色合いになる傾向がありますね。
こちらは太陽が木の葉に隠れている逆光のシーン。
自然かどうかは別にして、少しノイズが乗っていますがPOCO F5のHDR性能が高く出てくれました。
iPhoneはこういうシチュエーションが苦手っぽいですね。
スマホによっては赤が飽和してしまうことが結構あるんですが、POCO F5はどうでしょう。
やっぱり厳しかったようです・・・。
Pixel 7 Pro以外は花びらが飽和してしまいました。
最後に室内でのメシウマ撮影。
どれが美味しそうでしょう?iPhone 14 Proが良い感じですかね?
ちなみに今回の撮影ではPOCO F5のAIシーン補正は使っていませんが、有効にするとシーンに合わせた自動補正も可能です。
例えば先程のラーメンでAI補正を有効にするとこんな感じになります。
左が通常撮影で、右がシーン補正を有効にしたもの。
結構印象が変わりますよね。スープも辛そうになってますが笑
花や植物だと、さらに鮮やかな印象になります。
通常撮影とは一味違う変化を楽しめるので、場面に合わせて使い分けても良いかもしれませんね。個人的に誇張しすぎる傾向にあるのであんまり好きではないんですが・・・。
メインカメラ(夜景モード)の作例
もちろん低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードも搭載されています。
左が通常撮影で右が夜景モード。夜景モードにしなくてもそれなりに撮影できてしまうのが凄いですね。
夜景モードは撮影が終了するまでスマホを固定し続ける必要がありますが、POCO F5は2秒程度と短め。
さらにOIS(光学式手ぶれ補正)を搭載しているので待っている間にブレてしまうことが少ないと思います。素晴らしい!
色合いは日中に撮影した感じと変わりませんが他の2つに比べるとやや暗め。
綺麗に撮影するには明るさが必要のようで、夜間撮影はそこまで強くないかもしれません。
またOIS搭載と言えどもブレちゃうことも時々。これは僕自身の撮影の問題かもしれないですけどね・・・。
ただ、暗いながらも良い部分もあって、明暗差が激しいシーンでは綺麗に撮影できちゃったりもします。
被写体にフォーカスすれば良いのかもしれませんが、iPhoneはこういうシチュエーションでパッと撮影すると弱いですよね。
7種類のオリジナルフィルター
僕はフィルターを使って撮影することはあんまりないんですが、POCO F5には印象的・独創的な雰囲気になる7種類のオリジナルフィルターが用意されています。
同じ場面・被写体でも印象が変わって、なんかプロっぽくなるので使ってみると面白いかもしれません。
また、スマホカメラ好きが好みそうなフレームも用意されています。
これらは撮影後の編集でも使うことができるので、SNSにシェアする時なんかに便利ですね。
この他、Xiaomiスマホにお馴染みの不要な物を消してしまう機能や、空を加工して全く雰囲気の違う写真にする機能ももちろん搭載されております。
カメラ性能を高める機能ではないですが、あれば遊べるので嬉しいですよね。
64MP高画素モードの作例
POCO F5のメインカメラは6,400万画素でも撮影可能。
通常撮影では4つのピクセルを束ね、約1,600万画素にすることで感度を上げています。
左が通常撮影で右が高画素モードで撮影したもの。違いが分かりますか?
なんとなく画素数が高いほうが高精細に撮影できると思うかもしれませんが、そこまで大きな違いを感じませんよね。
ブログ掲載用にリサイズしちゃってるのもありそうですが・・・。
ただ、高解像度での撮影はトリミングで活かされます。それぞれの写真で同じ部分をトリミングした結果がこちら。
なんとなーーーく高画素モードの方が解像感が残っているような気がします。
ただまぁ、そこまで大きな違いはなく、ファイルサイズが大きくなってしまうこともあるので高画素モードには期待しない方が良いでしょう。
最大10倍のデジタルズームの作例
POCO F5には望遠カメラが搭載されていないので、デジタルズームで最大10倍まで引き伸ばしての撮影になります。
等倍・2倍・5倍・10倍でそれぞれ撮影してみました。
10倍ズームだと解像感が失われていますが、他のミドルレンジスマホに比べるとかなり良い感じだと思いました。
5倍ズームくらいまでであれば全然普通に使えちゃいそうです。びっくり。
ちなみに比較しているPixel 7 Pro・iPhone 14 Proには望遠レンズが搭載されているので、同じ10倍ズームでも質感が全然違いますよ。
特にPixel 7 Proは粗さが殆どなくて凄いですよね。さすがに敵いません。
夜間撮影でのズーム性能もチェックしてみましょう。
もともと夜間撮影が得意ではないこともあり、2倍でもかなり解像感がなくなってガビガビしちゃいました。
低照度下での望遠撮影も厳しそうですね。
超広角カメラの作例
POCO F5はメインカメラの他に800万画素の超広角カメラも搭載。
メインカメラとの画角の違いはこんな感じ。
風景を撮影する時はもちろん、食卓全体を撮影する場合に重宝します。
色の傾向はメインカメラ同様に鮮やかな印象ですが、やはり有効画素数800万画素なのもあって解像感が低くモヤッとした雰囲気になります。
他の2つに比べて画角は狭め。公式サイトのスペックではFOV119°とのことです。
明るいシーンならそれなりですが、メインカメラに比べると性能は低くなっちゃいますね。
夜景モードでの写りもチェックしていきましょう。
暗くて厳しいですね・・・。
POCO F5の超広角カメラは明るい場面で使うのが良さそうです。
マクロカメラの作例
登場する機会は多くないかもしれませんが、200万画素のマクロカメラも搭載。
被写体から4cmくらいまでの接写が可能です。
解像感は低くなるものの結構寄れます。
この状態からディスプレイをピンチアウトすれば2倍ズームも可能です。
ただマクロ撮影ってスマホ自体が影になってしまうから意外と難しいですよね。
そんな時はデジタルズームを使うと同じように撮影できます。
影になりにくい分、こっちの方が綺麗かもしれません。
ポートレートモードの作例
簡単に背景ボケのある写真が撮影できるポートレートモードもあります。
深度計測用カメラは非搭載なのでソフトウェア処理になりますが、被写体との切り分けも上手。
人物以外の被写体にもボケモード的に使用可能です。
かなり大胆に背景ボケを作ってくれますが、被写体以外をバツっとボケさせてしまうのはソフトウェア処理によるものなので仕方ないかもしれませんね。
インカメラの作例
POCO F5のインカメラは1,600万画素。
個人的に利用機会が多くありませんが、このくらい撮影できれば十分でしょう。
屋外でも綺麗に撮影できています。
外カメ同様にインカメラのポートレートモードのボケ感も強め。
やはり距離感関係なく被写体を切り抜いて、その他の部分をガツンとボケさせるタイプです。
少々不自然な感じはするものの、使い道はありそうですね。
動画撮影の作例
POCO F5で動画撮影もしてみました。
1080pで撮影していますが、4K撮影にも対応しています。
参考にiPhone 14 Proで撮影した動画も掲載しています。(強風につき風切り音注意)
メインカメラは日中の明るい場面であれば綺麗に撮影できていました。
手ぶれ補正も効いているので動きながらの撮影でも使えそうです。
超広角カメラはメインカメラに比べると解像感が落ちて細かい部分がモヤッとしてしまいます。
メイン・超広角とも夜間撮影は厳しく、綺麗に撮影するには十分な光が必要です。
それなりに街灯があるような場所でも暗くなってしまいます。
さすがにiPhone 14 Proの動画性能には全く敵いませんが、メインカメラは日中なら活躍してくれそうです。
POCO F5を実機レビュー
ここからはPOCO F5の動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところを実機レビューしていきます。
OSはAndroid 13ベースのMIUI 14
POCO F5にはAndroidをカスタムしたXiaomi製OS「MIUI」の最新バージョンがプリインストールされていました。
ベースとなるAndroidのバージョンも、しっかり最新版。
Android 12のスマホも普通に発売されていますからね。
メーカーによって搭載されているOS・UIが異なり、特色・機能も様々。
僕はXiaomi製スマホを多くレビューしていることもあり、MIUIは使い慣れているので安心感があります。
個人的になんのカスタムも施されていないピュアAndroidよりも好みかもしれません。
ホームランチャーにPOCO Launcherが搭載されているのが他のXiaomiスマホとの違いになります。デフォルトアイコンがポップに。
カメラアプリとChromeが似てるため時々間違えちゃいます笑
ジェスチャーショートカット、画面分割、フローティングウィンドウなどの便利機能もしっかり標準搭載。
背面タップはもちろん、指紋センサーダブルタップまでありました。
デュアルアプリ・セカンドスペース対応!
Xiaomiのスマホでおなじみのデュアルアプリとセカンドスペース機能。
日本国内で発売されるXioamiスマホでは削られてることもありますが、ご安心ください。POCO F5にはしっかり搭載されております。
特に1つのアプリを複製することができるデュアルアプリが便利。例えばLINEを複製すれば、1台のスマホで仕事用とプライベート用のアカウントを使うこともできちゃいます。
Android標準の複数ユーザー機能を見つけることはできませんでしたが、2人までだったらセカンドスペースを活用できますね。
生体認証は指紋認証&顔認証
POCO F5の指紋認証は電源ボタンに搭載。
反応も良く、ちょっと触るだけですぐにロックが解除されました。
設定からタッチ方式・押し込む方式の選択ができるので、誤動作が多い場合には押し込む方式にすると良いでしょう。
顔認証は専用センサーまでは非搭載なのでインカメラを使った簡易的なものです。
こちらも反応は良好で顔が入れば一瞬でロック解除されます。もはやロック画面が表示されないほど早いです。
顔認証も設定で、ホーム画面に留まるか、直接ロック解除するか、好みの方式を選択可能です。
マスクを装着する機会が未だ多いので、指紋認証・顔認証どちらにも対応しているのが望ましいですね。
デュアルスピーカーでステレオサウンド
POCO F5には上部・下部それぞれにスピーカーが搭載されているので、横持ちならステレオサウンドを楽しむことが可能です。
肝心の音質は中高音域が中心のクリアなサウンド。
個人的に低音がもっと効いてて欲しかったです。
下部スピーカーの方がやや音が大きい気がしますが、スマホを逆さまにするとスピーカーの定位も追従してくれのがGOODでした。
Dolby Atmosに対応しているので臨場感や音の広がりはかなり優秀です。
シーンに合わせたプリセットのほか、イコライザーも搭載されているので自分好みの音質に調整することもできます。
美しい有機ELディスプレイ・Widevine L1で高画質動画が楽しめるうえに、デュアルスピーカー。
POCO F5は音楽鑑賞・動画視聴などのエンタメを十二分に満喫できます。
イヤホンジャック搭載
スピーカーの音質は決して悪くはないですが、僕と同じように低音が物足りないと感じる人がいるかもしれません。
ご安心ください。POCO F5には3.5mmイヤホンジャックが搭載されております。
ハイエンドモデルだと削られてしまうことが多いので、イヤホンジャックがあるのは嬉しいポイントです。
BluetoothコーデックはLDAC・aptX Adaptiveに対応
POCO F5にワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:○
- LDAC:○
- LHDC:○
現在主流のBluetoothコーデックにフル対応。
LDACはもちろんaptX Adaptiveにも対応していました。
さらにLHDCにも対応している希少なスマホです。
LDACやLHDCに対応していることで無線でもハイレゾ相当の音質が楽しめます。
ただしAmazon Musicのストリーミング再生では「48kHz/24bit」の、いわゆる「JEITA定義のハイレゾ」が表示されていました。
おそらくSRCによるダウンサンプリングが原因だと思いますが、日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」には非対応。
どちらにしてもハイレゾであることに違いはないものの、ちょっと寂しいのは事実。
Amazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分かりませんが、音質に拘りがある人は音源をダウンロードした方が良いでしょう。
POCO F5のスペック
サイズ | 長さ:約161.11mm 幅:約74.95mm 厚さ:約7.9mm |
重さ | 約181g |
ディスプレイ | 約6.67インチ Flow AMOLED 1,080 × 2,400 FHD+ コントラスト比 500万:1 DCI-P3 680億色 最大輝度 1,000nits Dolby Vision HDR 10+ |
リフレッシュレート | 120Hz |
タッチサンプリングレート | 240Hz |
OS | MIUI 14 for POCO Android 13 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 2 |
RAM | 8GB/12GB LPDDR5 |
ROM | 256GB UFS 3.1 |
外部ストレージ | 非対応 |
リアカメラ(メイン) | 6,400万画素 f/1.79 1/2.0″ OIS/EIS |
リアカメラ(超広角) | 800万画素 f/2.2 FOV 119° |
リアカメラ(マクロ) | 200万画素 f/2.4 |
インカメラ | 1,600万画素 f/2.45 |
ビデオ(リアカメラ) | 4K@30fps 1080p@60fps,30fps 720p@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 1080p@60fps,30fps 720p@30fps |
バッテリー | 5,000mAh 67W急速充電 |
ポート | USB Type-C |
生体認証 | 側面指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM×2 |
2回線同時待ち受け | 可 |
対応Band | 5G: Sub6G: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78 4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/20/28/66 4G: LTE TDD: B38/40/41 3G: WCDMA: B1/2/4/5/8 2G: GSM: 850 900 1800 1900MHz |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Ver5.3 |
位置情報 | GPS GLONASS Beidou Galileo QZSS |
イヤホンジャック | あり |
スピーカー | ステレオ Dolby Atmos |
FMラジオ | なし |
防塵防水 | 不明 |
NFC | あり |
FeliCa(おサイフケータイ) | 非対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
公式サイト>>Specs
まとめ:POCO F5のメリット・デメリット・評価
POCO F5を実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
POCO F5を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・安い! ・大画面で軽量 ・美しいAMOLED ・ヌルヌル120Hz ・超快適な動作性能 ・ゲーム性能も高い ・67W急速充電 ・指紋認証&顔認証 ・イヤホンジャック ・付属品が揃ってる | ・夜間撮影が弱い ・SDカード非対応 ・ワイヤレス充電なし ・防水性能なし |
評価
総合評価:(4.5点/5点満点)
デザイン | ★★★★☆ |
サイズ感 | ★★★☆☆ |
ディスプレイ | ★★★★☆ |
動作性能 | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
バッテリー性能 | ★★★★☆ |
カメラ性能 | ★★★☆☆ |
機能・付加価値 | ★★★☆☆ |
4万円台でAnTuTuスコア95万点!
これがPOCO F5の全てと言って良いでしょう。
とにかく抜群の動作性能で、重いゲームでも十分遊べます。
それに加えて大画面ディスプレイにも関わらず軽く、バッテリー持ちもよし。
67W急速充電に対応しているのも嬉しいポイントです。
POCO F5は、なるべく安く基本性能が高いスマホが欲しい人に最適な1台だと思います。
日本でもこんなスマホが発売してくれたら良いんですけどねぇ・・・。
Xiaomiさん、期待しています!
LHDCに対応しているスマホを探してたどり着きました。これは迷わず買いですね。
通りすがりさん
コメントありがとうございます。
記事に辿り着いてくださって嬉しいです!
LHDC対応スマホって貴重ですよね。
僕がレビューしたスマホでは、POCO F5の他に、motorola edge 40、Nothing Phone (2)くらいでした。
中でもPOCO F5はコスパ抜群だと思います!
この機種はYou Tubeの4K60fpsで再生は余裕でしょうか?
スマホのYou Tubeの4k60fpを余裕で再生できるスペック基準が分かりにくいのですが、
Redmi note 9Sはスナドラ720G積んでてYou Tubeで4K60fpsまでは表示されるものの4K60fpsの再生は厳しく480pに落とされる感じです。 4K30fpsと1440p60fpsまでだと再生はできるようです。
DXさん
コメントありがとうございます。
ここ最近YouTubeの設定検証では「2160p60 HDR」動画を使うようにしています。
僕が試した限りではPOCO F5はスムーズに再生できていましたよ。
もちろん通信環境や動画の種類にもよりますが参考になさってください。