お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
ROG Phone 8をレビュー用にお借りしました。
ASUS(エイスース)製のゲーミングスマホROG Phone(アールオージーフォン)シリーズの2024年最新モデルです。
最高の動作性能、豊富なゲーム機能はそのままに、普段使い・日常使いもできるところが大きな特徴。
IP68防塵防水、ワイヤレス充電はもちろんのこと、なんと「おサイフケータイ」まで搭載されております。
まさにゲーム性能が強い万能ハイエンドスマホのような立ち位置になっちゃいました。
以下の記事でROG Phone 8を詳しくレビューしているので本記事と併せて御覧ください。
ROG Phone 8はオープンマーケットモデル、いわゆるSIMフリーモデルなので、基本的にどのキャリアの回線でもSIMカードさえ装着すれば使用できます。
公式サイトに掲載されている対応Bandを確認しても問題なさそうです。
- 5G(Sub6): n1, n2,n3,n5,n7,n8,n12,n18,n20,n25,n26, n28,n38,n40,n41,n48,n66,n71,n77,n78,n79
- FDD-LTE:B1,B2,B3,B5,B7,B8,B12,B17,B18,B19,B20,B25,B26,B28,B32,B66
- TD-LTE:B34,B38,B39,B40,B41,B42,B43,B48
- WCDMA:B1,B2,B4,B5,B6,B8,B19
- GSM:850,900,1800,1900
ただBandが対応していても実際にSIMカードを装着してみると、なぜか使えないことがあります。
そこで実際にワイモバイルのSIMカードをROG Phone 8に装着して以下の項目で使えるか検証したので本記事でご紹介いたします。
- データ通信
- 音声通話
- SMS
- テザリング
ワイモバイルユーザーでROG Phone 8を買おうか迷っている方、逆にROG Phone 8を使っていてワイモバイルに乗り換えを検討している方は参考にしてください。
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ROG Phone 8にワイモバイルのSIMカードを装着・APN設定
ROG Phone 8のカードスロットはSIMカードを表裏2枚装着できるタイプ。
残念ながらeSIMには非対応ですが、物理SIM2枚による2回線同時待受は可能です。
SIMカードを装着しただけですぐに開通するのでAPNは自動設定でした。
アンテナピクトには、すぐに「Y!mobile」と表示されます。VoLTEマークもOK。
僕の使っているエリアでは時々5G(NSA/4G流用タイプ)を拾うことがあります。
SIMカードを装着しただけではデータ通信が使えない場合もありますが、一度再起動すれば繋がってくれると思います。
またAPNは勝手に設定されるので変更する必要はありませんよ。
なお、SIMカードを入れてもソフトバンク系のアプリが自動生成されることはありません。
料金やギガの量を確認するMy SoftbankアプリやY!mobileメールは自分でインストールする必要があります。
My SoftBank
SoftBank Corp.無料posted withアプリーチ
Y!mobile メール
Yahoo! JAPAN (LY Corporation)無料posted withアプリーチ
My SoftbankアプリはWi-Fi OFFの状態で開けば自動的にサインインしてくれるので簡単ですね。もちろん問題なく使えます。
エリアや時間帯によって異なるので参考程度にしかなりませんが、通信速度も問題ないようです。ワイモバイルは下り速度に比べて上りが遅め。
ROG Phone 8は特別な設定をする必要なくワイモバイルのデータ通信が利用できます。
ROG Phone 8でワイモバイルの音声通話・SMSが使えるか検証
ワイモバイル回線を無事掴んでくれたので音声通話・SMSが使えるのかチェックしていきましょう。まぁ大丈夫そうですけど念のため。
音声通話
ROG Phone 8の標準電話アプリで音声通話を試してみたところ、発信・着信どちらも問題なく使えました。
っていうか着信の画面がめちゃくちゃかっこいいですよね。未来感があって良き。
SMS
SMSも問題なし。送信・受信どちらも遅れることもなく使えます。
今回は検証していませんが、メッセージアプリの代わりにY!mobileメールを使っても問題ないと思います。
ROG Phone 8でワイモバイルのテザリングを検証
最後にROG Phone 8でワイモバイル回線のテザリングが使えるかチェックです。
設定内「ネットワークとインターネット」の「アクセスポイントとテザリング」から「Wi-Fiテザリング」を有効に。
アクセスポイント名(SSID)とパスワードもここで確認できます。
あとは接続したいデバイスのWi-Fi設定で「ROG Phone 8_◯◯◯◯」を探し、パスワードを入力すればOK。
実際に試してみたところ、何の問題もなく使えました。
このくらいの速度が出ていれば、よっぽど大容量データのやり取りでもしない限りは困ることはないでしょう。
ROG Phone 8のスペック・仕様
ROG Phone 8のスペックは以下の通りです。
参考に旧モデルROG Phone 7のスペックを並べて掲載しています。
製品名 | ROG Phone 7 | ROG Phone 8 |
価格 | 12GB/256GB:129,800円 16GB/512GB:149,800円 | 16GB/256GB:159,800円 |
サイズ | 173mm 77mm 10.3mm | 163.8mm 76.8mm 8.9mm |
重さ | 239g | 225g |
ディスプレイ | 6.78インチ AMOLED 2,448×1,080 ピーク輝度1,500nit | 6.78インチ AMOLED LTPO 2,400×1,080 ピーク輝度2,500nit |
リフレッシュレート | 最大165Hz | 最大165Hz |
OS | Android 13 | Android 14 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
RAM | 12GB 16GB | 16GB |
ROM | 256GB 512GB | 256GB |
外部ストレージ | 非対応 | 非対応 |
リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 35mm換算:23.8mm f/1.9 IMX766 | 5,000万画素 35mm換算:23.8mm f/1.9 IMX890 |
リアカメラ(超広角) | 1,300万画素 35mm換算:12.5mm f/2.2 | 1,300万画素 35mm換算:12.7mm f/2.2 |
リアカメラ(望遠) | なし | 3,200万画素 35mm換算:65.3mm f/2.4 |
リアカメラ(マクロ) | 500万画素 35mm換算:23.6mm f/2.0 | なし |
インカメラ | 3,200万画素 35mm換算:29.4mm f/2.4 | 3,200万画素 35mm換算:22mm f/2.05 |
ビデオ(リアカメラ) | 8K@24fps 4K@60fps,30fps 1080P@60fps,30fps 720P@30fps,60fps | 8K@24fps 4K@60fps,30fps 1080P@60fps,30fps 720P@30fps,60fps |
ビデオ(インカメラ) | 1080P@30fps 720P@30fps,60fps | 1080P@30fps 720P@30fps,60fps |
バッテリー | 6,000mAh | 5,500mAh |
ポート | USB Type-C 65W急速充電 | USB Type-C 65W急速充電 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 対応(Qi) |
生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM×2 | nano SIM×2 |
2回線同時待ち受け | 可 | 可 |
対応Band | 5G(Sub6): n1, n2,n3,n5,n7,n8,n12,n13,n18,n20,n25,n26, n28,n38,n40,n41,n48,n66,n77, n78,n79 FDD-LTE:B1,B2,B3,B4,B5,B7,B8,B12,B13,B17,B18,B19 B20,B25,B26,B28,B32,B66 TD-LTE:B34,B38,B39,B40,B41,B42,B43,B48 WCDMA:B1,B2,B4,B5,B6,B8,B19 GSM:850,900,1800,1900 | 5G(Sub6): n1, n2,n3,n5,n7,n8,n12,n18,n20,n25,n26, n28,n38,n40,n41,n48,n66,n71,n77,n78,n79 FDD-LTE:B1,B2,B3,B5,B7,B8,B12,B17,B18,B19 B20,B25,B26,B28,B32,B66 TD-LTE:B34,B38,B39,B40,B41,B42,B43,B48 WCDMA:B1,B2,B4,B5,B6,B8,B19 GSM:850,900,1800,1900 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Ver5.3 | Ver5.4 |
位置情報 | GPS GLONASS BeiDou GALILEO QZSS NavIC | GPS GLONASS BeiDou GALILEO QZSS NavIC |
イヤホンジャック | あり | あり |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
FMラジオ | なし | なし |
防塵防水 | IP54 | IP68 |
NFC | なし | あり |
おサイフケータイ | 非対応 | 対応 |
ワイモバイルの料金プラン・特徴
ワイモバイルの料金プラン・特徴をおさらいしておきましょう。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルをスマホで利用する時の料金プランは「シンプル2」です。
プラン名 | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
データ通信量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額基本使用料 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
各種割引を適用すれば更に安くなり、格安SIMにも負けないくらいお得な料金プランになっています。
また、現在「データ増量無料キャンペーン」を開催しているので、6ヶ月間はデータ通信量が無料で増量。これが地味に嬉しいメリットです。
ギガはたくさん使えるに越したことありませんからね。
2つの通話定額オプション
ワイモバイルの通話料は22円/30秒ですが、2つの通話定額オプションが用意されています。
オプション名 | 月額料金 | 内容 |
だれとでも定額 | 880円 | 10分以内の国内通話が無料 |
スーパーだれとでも定額 | 1,980円 | 国内通話かけ放題 |
個人的には通話は殆どLINEなので音声通話を使う機会は少ないですが、そうはいかない人も多いでしょう。
1ヶ月に20分以上話すなら「だれとでも定額」、45分以上話すなら「スーパーだれとでも定額」を利用したほうが安上がりと言われています。
安定した通信速度
ワイモバイルはソフトバンク回線を直接利用しています。
格安SIMでもソフトバンク回線を利用しているところがありますが、通信速度が安定しているのは圧倒的にワイモバイル。
低速になりがちな「お昼休み」や「夜のくつろぎタイム」でも遅くなることはありません。
また今後エリアの拡大が予想される5G回線も標準搭載。追加料金を支払うことなく利用できます。
データくりこし可能
以前ワイモバイルはデータ繰り越しに対応していなかったのでデメリットの1つになっていましたが、現在は対応しており、余ったギガを翌月まで繰り越し可能です。
月によって使うギガがバラバラな人ほど恩恵を受けやすいですね。
なお、シンプル2 M/Lプランなら、データを使い切った後の通信速度が1Mbps。
動画視聴やゲームにはちょっと遅いですが、ネットサーフィンやSNSをやるくらいであればストレスなく使えます。これも大きなメリットです。
PayPayが貯まりやすい
PayPayを普段使っていない人には魅力を感じにくいポイントかもしれませんが、ワイモバイルはPayPayとの親和性が非常に高いです。
ワイモバイルに加入すると、通常月額508円のLYPプレミアム会員特典が無料で使えます。
これでYahoo!ショッピングで+2%のPayPayポイントが還元(支払い方法に条件あり)。
さらに月額550円に「Enjoyパック」に加入すると、Yahoo!ショッピングでの買い物がいつでも最大12%還元になっちゃいます。
還元率を上げるためにわざわざ毎月550円払わないといけないの?と思うかもしれませんが、Enjoyパックの特典はそれだけに留まりませんよ。
毎月0.5GBのギガと、Yahoo!ショッピングで使える500円OFFクーポンが貰えます。これだけで月額料金以上の価値があるのでお得すぎです笑
どうしてもPayPayを中心にしたサービスに偏ってしまうのですが、ワイモバイルに加入したら全力でPayPayの還元を受けるべきだと思います。
公式サイト>>ワイモバイル
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まとめ:ワイモバイルでもROG Phone 8が使えます
ROG Phone 8でワイモバイルが使えるのか検証してみました。
ワイモバイル回線提供エリアであれば以下の内容での利用が可能です。
- データ通信
- 音声通話(発信・着信)
- SMS(送信・受信)
- テザリング
エリアによっては繋がらない・繋がりにくい状況になることもありますので、不安な場合にはワイモバイル公式サイトの情報をご確認ください。
公式サイト>>SIM動作確認済機種一覧