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お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
OPPO A79 5Gをメーカー代理店さんからお借りしました。
OPPO製ライトユーザー向けAシリーズの2024年最新モデルです。
旧モデルOPPO A77はイマイチ物足りない仕上がりでしたが、OPPO A79 5Gはひと味もふた味も違う印象。
- 6.7インチ液晶ディスプレイ(FHD+)
- リフレッシュレート90Hz対応
- Dimensity 6020(AnTuTu40万点)
- 33W急速充電
- ステレオスピーカー
- 5,000万画素カメラ
- おサイフケータイ
- IP54防塵防水
2万円台で買えるエントリーモデルらしからぬ充実っぷりですよね。
おそらくライバルはXiaomiのRedmi 12 5Gになると思うんですが、個人的にはOPPO A79 5Gをおすすめします。
33W急速充電(SUPER VOOC 33W)とステレオスピーカーがマジで強い。
動画見るのが好きなライトユーザーに最適な1台になっております。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんに「これ良くない?」って教えてあげてください。きっと気に入ってくれるはず!
本記事でOPPO A79 5Gを実際に使ってみた様子をレビューするので参考にしてください。
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メリット | デメリット |
・困らない動作性能 ・リフレッシュレート90Hz ・ステレオスピーカー ・33W急速充電 ・おサイフケータイ対応 ・指紋認証&顔認証 ・イヤホンジャック ・microSDカード対応 | ・重いゲームは厳しい ・カメラは価格なり ・IP54止まり ・付属品なし |
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OPPO A79 5Gのデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
まずはOPPO A79 5Gの外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
OPPO A79 5Gのカラーバリエーションは以下の2色。
- グローグリーン
- ミステリーブラック
このうち、今回お借りしたのはグローグリーンです。
ブラックはどのあたりがミステリーなんでしょうね?ちょっと面白い笑
グローグリーンは今までに見たことないデザインで超個性的。旧モデルOPPO A77はキラキラ輝くOPPO Glowを採用していたのですが、ガラッとデザインが変わりました。
背面パネルはおそらく樹脂製だと思いますが、光沢があってツルツルの質感。
色のお陰で反射も少なく、指紋や皮脂汚れが目立ちにくいです。
光に当たると模様が不思議な雰囲気で輝きます。ほんと変わったデザイン。
グリーンとブラックどっちが好みですか?
上部にはカメラユニットとFeliCaポート。カメラユニットのエリアがかなり大きくてインパクトがありました。
カメラは2つ搭載されていますが、1つは深度計測用なので実質1眼構成です。
カメラの出っ張りは実測で1.7mm。そんなに飛び出てないものの、デスクに置いた状態で操作するとガタつきます。
背面パネルの形状は湾曲のないシンプルなフラットタイプ(箱型)です。
多少角ばっているものの、持ちにくいことはありません。
フレームは金属製でマットなグリーン。色合いに統一感があって良いですね。
全体的に爽やかな印象を受けました。
ディスプレイを上にして左側面にカードスロットがあります。
カードスロットはSIMカードとmicroSDカードの排他利用タイプ。OPPO A79 5GはeSIMにも対応しているので、2回線同時待受をしながらSDカードも使えちゃいます。
- SIMカード2枚
- SIMカード+eSIM+microSD
どちらでも運用可能です。
右側面には音量ボタンと電源ボタン。縦並びなのでスクショが撮影しにくいですね。
本体下部にはイヤホンジャック・マイク・USB Type-Cポート・スピーカーを搭載。
上部には何もありません。1つあるのは補助マイクかな?
サイズ感
OPPO A79 5Gのサイズは166×76×8mm。
6.7インチの大型ディスプレイを搭載しているので大きめです。
横幅もそれなりにありますが、薄いのが特徴的。
そのおかげで持ちやすくスッキリしています。
6.1インチのAQUOS sense8と比べるとこんな感じです。かなり違いますね。
大きさだけならハイエンドモデルにも負けていませんよ笑
重さは実測で192g(付属フィルム込)。
決して軽くはないんですが、このサイズで200gを切っているのは結構凄いと思います。
バランスが良いのかズッシリする感じはないので使いやすいです。
付属品
OPPO A79 5Gの付属品は以下の通り。
- 安全ガイド・クイックガイド
- SIMピン
- 保護フィルム
残念ながら保護ケース・充電器・充電ケーブルは付いていません。
後述するようにOPPO A79 5Gは33W急速充電(SUPER VOOC 33W)に対応しているので、充電器だけは付けて欲しかったところ。
少しでも充電時間が短い方が良いなら、対応充電器を自分で購入する必要があります。
なお、保護フィルムは最初から貼り付けてありました。
使い始めは滑りが悪く感じるかもしれませんが、ディスプレイクリーナーやメガネ拭きなんかでスリスリしてあげると改善するのでお試しください。
OPPO A79 5Gのディスプレイをレビュー
続いてOPPO A79 5Gのディスプレイを見ていきましょう。
ディスプレイはスマホの命と言っても過言ではないくらい重要なポイント。
毎日何度も目にするので綺麗な方が良いに決まってますからね。
6.7インチ 液晶ディスプレイ
OPPO A79 5Gのディスプレイサイズは6.7インチ。
エントリーモデルはコンパクトな印象がありますが、ハイエンドモデル並みに大型です。
下部だけは少し広めですがベゼル(縁)も狭く、画面占有率91.4%と十分な表示領域を確保しています。このベゼルの狭さにもエントリーモデルらしからぬ雰囲気を感じました。
有機ELパネルじゃなくて液晶なのね?と思ったんですが、実際にチェックしてみると普通に綺麗でびっくり。かなりメリハリのある表示でした。
画面解像度2,400×1,080をはじめ、スペック的にも十分で、普段使いはもちろん動画視聴でも活躍してくれます。
- 1,080 × 2,400
- FHD+
- 391ppi
- 1,670万色
- 100% DCI-P3
液晶パネルは有機ELパネルに比べて黒色表現に弱さはありますが、これだけ綺麗なら画質に拘りがある人以外は満足できる品質だと思います。
少し暗くはなるものの、視野角も広く、多少きつい角度から見ても視認可能。ごろ寝スマホとしても十分使えるでしょう。
僕は初期設定で問題ありませんでしたが、好みに合わせてカラーモード・色温度を変更することも可能です。
明るさが物足りない場面も
OPPO A79 5Gのディスプレイは普通に使っている分には特に不満はないのですが、最大輝度が680nitと控えめなので明るさが物足りなく感じることがありました。
明るさレベル最大なら他のスマホと差はありませんが、明るさ自動調節に頼ると暗く感じることが多かったです。
室内でも暗く感じることがあるので、屋外、特に直射日光が強いシーンでは画面が見にくくなることがあるのでご注意ください。
明るさ自動調節だと暗すぎると感じる時には、手動で好みの明るさにしてあげましょう。
画面リフレッシュレートは90Hzをサポート
OPPO A79 5Gはリフレッシュレート最大90Hzをサポート。
1秒間にディスプレイを90回書き換えてくれるので、一般的なスマホ(60Hz)よりもスクロールが滑らかに心地よく動いてくれます。
分かりにくいかもしれないんですけど残像感が少ないんですよ。
高駆動ディスプレイを搭載しているエントリーモデルは貴重なので、メリットの1つと言っていいでしょう。
シーンに合わせた自動選択(デフォルト)の他、60Hz・90Hzの固定設定も選択可能です。
ただ僕が試したところ、自動選択にするとホーム画面は90Hzでしたが、その他のアプリでは殆ど60Hzになっていました・・・。
うーん・・・。省エネ設計は嬉しいですが、せめてスクロールが必要なアプリだけは90Hzに可変してくれたら良かったんですけどね?
なので、もし滑らかな動きを感じたい場合には「高」に設定して常時90Hzにするといいでしょう。
性能が高くないスマホでもリフレッシュレートが高いだけで体感の操作性が良くなりますからね。
操作は両手持ち推奨
OPPO A79 5Gは6.7ンチの大画面ディスプレイなので基本的に両手操作になります。
頑張って片手で操作しようとしても端まで指が届きません。
慣れれば文字入力くらいは片手でもできちゃうとは思いますが、重いので、あまり無理はしないようにしてください。落としてしまったら大変です。
インカメラはパンチホールタイプ
OPPO A79 5Gのインカメラはディスプレイ上部中央に搭載。切り欠きを作らないパンチホールタイプです。
小さいので全画面表示でも邪魔に感じることはないと思いますが、横持ちでゲームをする時や動画視聴時に少し気になるかもしれません。
僕は使ってて全く気になりませんでしたよ。ディスプレイが大きいためインカメラの占める割合が小さくなり、目立ちにくいんだと思います。
Widevine L1で動画視聴が快適!
OPPO A79 5Gは、デジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルがL1でした。
低価格帯のスマホだとL3になっているものもありますが、OPPO A79 5Gなら高画質での視聴が可能となります。
NetflixではHDR機能は非対応なもののFull HD再生可能。
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでも「HD 1080p」で視聴できます。
YouTubeでも色んな動画を視聴してみたのですが、僕が検証した限りでは「1440p60」が最高設定の状態で、4K画質にはなりませんでした。
やっぱり大画面ディスプレイは動画視聴が捗ります。
スマホをそんなにバリバリ使わないライトユーザーであっても、動画を見るのが大好きな人も多いでしょう。
まさにOPPO A79 5Gはそんなあなたにピッタリのスマホだと思います。
OPPO A79 5Gの基本性能・動作性能をレビュー
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
超重要ポイントなので購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を司るのがSoC(CPU/GPU)。
OPPO A79 5Gには2023年3月に発表されたMediaTek製の「Dimensity 6020」が搭載されております。
公式サイト>>Dimensity 6020
お?4桁番台でなんだか凄そう?と思いきや、実は2020年11月に発表済みの「Dimensity 700」のリネーム品とのこと。7nmプロセスを採用した5G通信対応モデルです。
エントリーモデルによく搭載されているので聞いたことある人も多いと思います。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは390,417点、GPUスコアは60,680点。
旧世代のVer.9では総合スコアが305,923点、GPUスコアは57,199点という結果になりました。
2024年2月時点の最高スコアは200万点(Ver.10)を超えている状況ですが、40万点近くあれば、普段使いで困らない最低限のスコアと言ったところ。
OPPO A79 5Gが向いてるユーザーや使用用途を考えれば、このくらいでも十分だと思います。
こちらのページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますので御覧ください。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ。
普段使いに困らない動作性能
OPPO A79 5Gは概ねストレスなく動いてくれます。
リフレッシュレート90Hzに対応していることもあって、Twitter(現X)のスクロールなんかも滑らかで快適です。引っかかりも少ないですね。
スマホの使い方がネットサーフィン・SNS・メール・動画視聴・通話のようなライトユーザーであれば、不満を感じることはありません。
OPPOスマホが快適に使える秘密は、独自の「Dynamic Computing Engine」によるもの。
さらに「36ヶ月システム劣化防止機能」も搭載されているので、長期間利用してもモッサリ感じにくいようです。
ライトユーザーほど1台のスマホを長く使う傾向にあるので、嬉しいメリットになると思います。
AQUOS sense8と動作性能を比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないと思うので、AQUOS sense8と実際の動作性能を比較してみました。
AQUOS sense8はミドルレンジスマホの人気モデルで、当然動作性能が高いと予想できます。
多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックです。
全体的にAQUOS sense8の方がちょっと表示が早いですが、大差ありません。
ちなみにsense8のAnTuTuスコアは50万点を超え。10万点の差があったとしても、普段使いで困ることはないことが分かりますね。
これだけ動いてくれれば十分だなーと感じてもらえたんじゃないでしょうか?
ゲーム性能は高くないので期待禁物
OPPO A79 5Gは普段使いに困らない動作性能ですが、ゲームを快適にプレイできるほどではない点は注意したいところ。
特に高グラフィックを売りにしているような重いゲームで遊ぶには性能不足です。
例えば、ゲーム性能のベンチマーク的な存在になってる「原神」では、グラフィック設定「最高/FPS60」で15分ほどプレイした時の平均FPSが10.852でした。
動作はカクカクで頻繁にフリーズしちゃうような感じ。これでは残念ながら遊べません・・・。
他のエントリーモデルに比べても平均FPSのスコアが伸びませんでした。
検証場所は「スメールの砂漠地域(千尋の砂漠)」なので他のスマホと同じ環境なんですけどね?不思議です。
ちなみに初期設定のグラフィック設定は「最低」で、この状態であれば平均FPSが24.927になり、遊べなくはないかな?と言った感じ。
もちろん、ちょっとしたミニゲームやテーブルゲームくらいであれば、時間潰し的にプレイしても問題ありません。
ただ、OPPO A79 5Gのゲーム性能には期待してはいけませんよ。
あくまでも普段使いに最適なエントリースマホですからね。
ちなみにOPPO A79 5Gはゲームメニューの中でパフォーマンスモードの設定が可能です。
このうち「プロゲーマーモード」にするとパフォーマンスが上がりそうなので、実際に試してみました。
「最高/FPS60」で15分ほどプレイした時の平均FPSが14.017と僅かにアップ。
確かに効果はあるかもしれませんが、基本的にゲーム性能が低いので、快適に遊べるほどではありませんね。
発熱での性能低下は起きにくい
発熱によるサーマルスロットリングで性能が低下するスマホもありますが、OPPO A79 5Gは影響が少ないようです。
AnTuTuベンチマークテストを4回連続で実施した結果が以下の通り。
ごく僅かにスコアは下がりつつも、安定していることが分かります。
実際に使っていても持てなくなるほど熱いと感じることはなかったです。多少ホカホカすることはありますけどね。
OPPO A79 5Gは発熱で悩まされることはないでしょう。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度のテストもしてみました。
読み込み・書き込みともに速くはないものの、エントリースマホとしては頑張ってる印象。
何度も言いますが、小難しい操作さえしなければストレスなく使えるんですよ。
ストレージ容量は128GBとそれなりのサイズ。
システム領域に13GB使うので実際に保存可能なのは115GB程度になります。
ゲームを大量にダウンロードする人はいないと思いますが、写真や動画を沢山撮る人は少し注意してください。
ただOPPO A79 5Gは最大1TBまでのmicroSDカードを装着できるので、容量不足になりそうな人は、予め入れておいても良いでしょう。
カードスロットにmicroSDカードを装着するだけで認識してくれましたよ。
メモリ拡張機能がある
OPPO A79 5Gには使わないストレージの最大4GB分を仮想メモリにする「RAM拡張」機能が搭載されていました。
もちろん標準RAMと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリなんかと同じように極端に動作が速くなることはないと思います。
それでも、僅かでも快適に使えるのであれば有効にしない手はありません。
元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるから安心ですからね。
個人的にOPPO A79 5GのRAMが4GBなのは少々寂しいポイント。
欲を言えば6GB、もっと言えば8GB積んでくれれば快適だったんだろうなーと思います。
高パフォーマンスモードのベンチマークスコア
OPPO A79 5Gはバッテリー設定から「高パフォーマンスモード」を選択可能。ゲーム時のパフォーマンス設定ではなく、通常利用時の動作性能を向上させてくれる機能ですね。
試しにAnTuTuベンチマークで計測してみたところ、僅かにスコアが向上していました。
バッテリー消耗が早くなる弊害はあるものの、普段使いでのサクサク感がアップするので、複数のアプリを同時に使用している時なんかに有効にしてあげると良いでしょう。
OPPO A79 5Gのバッテリー持ち・充電速度をレビュー
続いてOPPO A79 5Gのバッテリー持ち・充電速度をチェックしていきましょう。
PCMarkバッテリーテストのスコア
OPPO A79 5Gのバッテリー容量は5,000mAhとスペック的には十分な容量。
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
そこで、バッテリーは長持ちなのかPCMarkというベンチマークアプリでテストしました。
PC Markは実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので、通常利用時におけるバッテリー持ちとして信頼できる結果だと思っています。
画面の明るさは50%固定、リフレッシュレートを自動・60Hz・90Hzに設定してそれぞれ計測した結果が以下のとおり。
スコアは自動設定で13時間44分とまずまずと言ったところ。
エントリーモデルとしてはもう少し頑張って欲しいスコアではあるものの、普段使いであれば2日くらい充電なしでも使えちゃうでしょう。
60Hzでも90Hzでもスコアに大きな差はないので、リフレッシュレートは90Hz固定(高設定)でも良いかもしれませんね。
なお、これまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので参考に御覧ください。
バッテリー消耗時間を実機で計測
PCMarkは机上の空論に近いので、スコアだけではピンと来ない人もいるかもしれません。
そこで実際に使った場合のバッテリー消費時間も検証したので紹介しておきます。
まず1時間Amazonミュージックで音楽を聴いた結果、バッテリー消耗は3%。
1時間YouTubeで動画(1080P/60fps)を視聴した結果、バッテリー消耗7%。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は14%でした。
そして、24時間一切触らずに放置してみたところ、バッテリー消耗は1%。
それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。
使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
音楽再生 1時間 | 3% | 約33時間 |
動画再生 1時間 | 7% | 約15時間 |
原神 1時間 | 14% | 約7時間 |
24時間放置 | 1% | 約100日間 |
人気のミドルレンジスマホAQUOS sense8と比較すると以下の通り。
使用時間 | sense8 | OPPO A79 5G |
音楽再生 1時間 | 2% | 3% |
動画再生 1時間 | 3% | 7% |
原神 1時間 | 10% | 14% |
24時間放置 | 3% | 1% |
動かしている時にはそれなりにバッテリーを消費しますが、待機中(アイドリング中)のバッテリー消耗がかなり抑えられていることが分かります。
ライトユーザーはスマホを使用する時間が多くないので、理にかなってるんじゃないでしょうか。
PCMarkのスコアと実機検証の結果から判断すると、OPPO A79 5Gのバッテリー持ち優秀と判断して良いでしょう。
33W急速充電に対応
バッテリー持ちが優秀なOPPO A79 5Gは充電速度も良い感じです。
一般的にエントリーモデルはバッテリー持ちは良くても、充電速度が遅いものですが、なんと33W急速充電(SUPER VOOC)に対応していました。
実際にバッテリー残量20%からフル充電にかかった時間は60分。
他社製エントリーモデルの半分の時間で終わっちゃいました。
スペックによると30分で50%まで充電できるとのこと。
これだけ早ければ、寝る前に充電し忘れてしまっても、出かける準備をしている間にある程度充電できちゃうと思います。
ただし!
残念ながらOPPO A79 5Gには充電器が付属していません・・・。
このため、充電速度を最大限活かすためには対応充電器を自分で購入する必要があります。
せっかくの急速充電で、なおかつライトユーザー向けのスマホなので充電器だけは付属して欲しかったところです。本当に残念。
ちなみに、今回の検証は手持ちの「OPPO SUPERVOOC 80W 急速充電アダプター」を使用しています。
OPPO A79 5Gのカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
OPPO A79 5Gで実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてみてください。
基本的にシャッターボタンをタップするだけでAIまかせの撮影。誰でも簡単に指先一つで綺麗な写真が撮影できることが重要だと思っています。
カメラアプリ
カメラアプリは非常にシンプル。写真も動画もサッと取り出してすぐに撮影できます。
2倍ズームへの切り替えはワンタップ。ディスプレイのピンチアウトで倍率変更ができる他、ズームボタン長押しでスライダーも表示されます。
細かい設定ができるプロモードもありますよ。
なおスクショ音は設定から消すことができますが、シャッター音は消せないようです。
メインカメラの作例
まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックです。
と言っても、OPPO A79 5Gにはメインカメラしかないので、これがほぼ全てになっちゃうんですけどね笑
比較用に「AQUOS sense8」で撮影した写真を併せて掲載していきます。
HDRの性能を確かめるために逆光のシチュエーションでも。
雨が続いて一瞬の晴れ間を見計らって撮影をしたために逆光のシーンが多くなってしまったのですが、頑張ってくれた印象があります。
ただAQUOS sense8と比べると解像感に乏しく、色合いも淡白(良く言えばナチュラル)な仕上がりに。
AQUOS sense8のメインカメラはとりわけ良く撮れるっていうのもありますが、やはりOPPO A79 5Gのカメラ性能は価格相応と言ったところでしょうか。
ちなみにOPPO A79 5Gにはシーンに応じて仕上がりを自動調整してくれるAI補正モードも搭載されております。
今回の検証では全て無効にしていますが、有効にするとこんな感じに。
明暗が強調されて印象的な雰囲気になりました。ちょっとやり過ぎ?笑
とりあえず通常撮影してみて、もう少し味付けが欲しい時なんかに使うと良いかもしれませんね。
夜景モードの作例
OPPO A79 5Gには低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードも搭載されています。
他のスマホに比べると大きく変わるわけではないようです。
ただ街頭の明るさが抑えられてバランス良くなっているのが分かります。
AQUOS sense8との比較はこんな感じです。
やはりAQUOS sense8と比べると明るさ不足。またノイズも少し目立ちます。
夜景モードがあるとは言ってもエントリーモデル感が否めないですね。
明暗差があるシーンでも撮影してみました。
日中もそうでしたが、HDR性能自体は悪くありませんね。
夜景モードを使う上で注意したいのが手ぶれ。
夜景モードで撮影する時は、撮影終了まで数秒間スマホを固定する必要があるのですが、OPPO A79 5Gの手ぶれ補正が弱いせいか、他のスマホよりもブレる(ボケる)頻度が高かったです。
あまり低照度・夜間撮影には向いていないかもしれないのでご注意ください。
デジタルズーム(最大10倍)の作例
OPPO A79 5Gには望遠カメラがないので、デジタルズームで最大10倍まで引き伸ばしての撮影になります。
2倍を超えると解像感がなくなってイラストみたいな風合いになってしまいます。
でも良く使いそうな2倍ズームは普通に使えそうなので安心しました。
こればっかりはエントリーモデルなので仕方ないと思います。
AQUOS sense8ですら最大8倍ズームでこんな感じになりますからね。
高画素モードの作例
OPPO A79 5Gは5,000万画素での撮影(高解像度モード)も可能です。
通常撮影では4つの画素を束ねて1,250万画素にすることで感度を上げています。
さらに擬似的に1億800万画素で撮影できる「超高解像度モード」も搭載。
なんとなく画素数が多いほうが綺麗に撮影できるような気がしますが、果たしてどれほど違うのでしょうか?
室内での撮影なので分かりにくいかもしれませんが大きな違いがありませんね。
108MPは少し明るく撮影できてるくらいでしょうか?
ただ、パッと見で違いはなくても、高画素での撮影はトリミングで活かされることがあるので、それぞれの写真で同じ部分をトリミングしてみました。
より高画素で撮影した方が解像感が残っていることが分かりました。
108MPモードは凄いですよ。そんなに劣化を感じませんからね。
これなら例えば広い画角で撮影しておいて、あとから必要な部分だけを切り出すような使い方で活躍できると思います。
ただ高画素モードで撮影するとデータサイズが大きくなってしまうので、ご注意ください。
必要な時にだけ使わないとストレージがすぐにパンパンになっちゃいます。
ポートレートモードの作例
OPPO A79 5Gには簡単に背景ボケのある写真が撮影できるポートレートモードもあります。
ちょっと怪しい部分もありますが、被写体と背景の切り分けは上手。室内で明るさは足しなかったものの良く撮れていましたよ。
人物以外の被写体にもボケモード的に使えそうです。
これまでの経験からOPPOのスマホはポートレートモードが楽しい印象があるので、もしOPPO A79 5Gを購入したらぜひ積極的に使ってみてください。
インカメラの作例
OPPO A79 5Gのインカメラの有効画素数は800万画素とメインカメラに比べると控えめ。
ただ仕上がり自体はそんなに悪くなかったです。ビューティーモードもあるのでかなり盛れちゃいます笑
もちろんインカメラでもポートレートモードが使えますよ。
動画撮影の作例
OPPO A79 5Gで動画撮影してみました。
全て1080p@30fpsで撮影。 比較用にiPhone 15 Proで撮影した動画も続けて収録しています。
想像以上に良く撮影できていてびっくりしました笑
機械的にガクガクするものの手ぶれ補正もそれなりに効いてます。(もちろん動きながらの撮影は非推奨)
撮影した動画をスマホ上で再生したり、SNSにちょこっと投稿するくらいであれば使えちゃうんじゃないでしょうか?
ただiPhone 15 Proと比べると鮮明さに欠けて全体的にボヤーっとしているのが分かります。
テレビやパソコンのように大きな画面で映すとそれが顕著です。
メモ程度の簡単な動画撮影なら良いですが、大切な思い出を形にするほどの性能ではないのでご注意ください。
OPPO A79 5Gを実機レビュー
ここからはOPPO A79 5Gの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところを実機レビューしていきます。
OSはColorOS 13を搭載
OPPO A79 5GにはAndroid 13をカスタムしたOPPO製「ColorOS」バージョン13がプリインストールされていました。
残念ながらアップデート保証については公表されていないので分かりませんが、36ヶ月システム劣化防止機能があるので、せめてそこまでは対応して欲しいところです。
Androidスマホはメーカーによって搭載されているOSやUIが異なり、特色・機能も様々。
以前のColor OSの評判はあまり良くなかったのですが、実際に使ってみても特に不便だなと感じるポイントはありません。
シンプルで可愛らしいデザイン・UIは個人的に好みです。
起動中のアプリを一括終了するボタンの場所や、ネットワーク設定スイッチへのアクセスがしやすい等、ピュアAndroidにはないユーザーの使い勝手が良くなる工夫も見られます。
メーカーによってOSは様々で、人によって使いやすい・使いにくいがあるとは思いますが、最終的には「慣れ」です。
どんなOSだって長く使っていけば自分が使いやすいようになっていくので神経質になることはありません。
豊富なジェスチャー操作・特殊機能
ColorOSはジェスチャー操作や便利な特殊機能が豊富なところも嬉しいポイントです。
多すぎて全部覚えておくのは難しそうですよね笑
画面分割やサイドバー、フローティングウィンドウはもちろん搭載。
この他、かんたんスマホとまでは言えないものの、文字・表示を大きくしたシンプルモードなんかもありましたよ。
年配の方が使うなら重宝する機能だと思います。
デュアルアプリ対応/マルチユーザー非対応
OPPO A79 5Gには1つのアプリを複製できるデュアルアプリ(アプリクローン)機能があります。
対応アプリで機能を有効にすれば、アプリの複製が可能に。
例えばLINEアプリが2つ作れるので、1台のスマホでアカウントを2つ使い分けることができちゃいます。
なお、残念ながら複数ユーザー機能・システムクローン機能は搭載されていませんでした。
O Care保証サービス対象製品
OPPO A79 5GはOPPOの独自保証サービス「O Care」の対象製品です。
公式サイト>>O Care
メーカー修理保証(1年目)終了以降、保証期間内に故障等があった場合には「端末交換」か「宅配修理」のどちらかの利用が可能になります。
料金はプランによって異なり、以下のとおりです。
保証対象範囲は自然故障に限らず、画面破損や盗難にまで及びます。
- 画面破損
- 外観破損
- 故障
- 全損
- 自然故障
- 盗難
加入中に年1回まで履行可能で、自己負担金5,000円で端末交換してくれるのが超嬉しいポイント。宅配修理の場合には自己負担金はなく無料です。
料金は発生するものの、保証内容はかなり手厚め。
これまでにスマホやタブレットを壊してしまった経験がある人は、加入しても良いかもしれませんね。
公式サイト>>O Care
- 対象機種の購入から21日以内の加入が必要
- 携帯キャリア(MNO)モデルは対象外
超貴重!ステレオスピーカー搭載!
OPPO A79 5Gには上部・下部それぞれにスピーカーが搭載されているので、横持ちならステレオサウンドを楽しむことが可能です。
エントリーモデルのスマホとしては極めて貴重。だいたい片側スピーカーになっちゃいますからね。
音質は低音が弱めで軽い感じの雰囲気ではあるものの、左右のバランスも良好で、音の広がりを感じることができて、めちゃくちゃ良かったです。
感動をどうしてもお伝えしたくて、スピーカーから音が流れている様子を録音してみたんですけど分かりますかね。
ちなみにこちらはiPhone 15 Proで流している音。低音はよく響いていますが、音の広がりは近いものがあると思いませんか?
さらに、最大音量を高める「ウルトラボリューム」機能も搭載。サイズ感以上に大きな音を楽しむこともできちゃいます。
これだけの性能があれば、音楽鑑賞はもちろん、動画視聴でも間違いなく活躍してくれるでしょう。本当に素晴らしいメリットだと思います。
イヤホンジャック搭載
OPPO A79 5Gは、立体感のあるステレオスピーカーのみならず、イヤホンジャックもしっかり搭載されております。
良い音で音楽や動画、ゲームを楽しみたいときは素直にイヤホンを使いましょう。
Diracとの共同開発による独自のサウンドシステム「リアルサウンドテクノロジー」を搭載しているので利用環境に応じて設定を変えても良いと思います。
イヤホンを接続すればイコライザーも有効になりますよ。
イコライザーとか難しいーと思ったら「スマート」にしておけばOK。
シチュエーションに合わせて音質を自動調整してくれますよ。
BluetoothコーデックはLDACに対応
OPPO A79 5Gにワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。
コーデック | 対応状況 |
SBC | ◯ |
AAC | ◯ |
aptX | ◯ |
aptX HD | ◯ |
aptX Adaptive | ✕ |
LDAC | ◯ |
LHDC | ✕ |
残念ながらaptX Adaptive・LHDCには非対応でしたが、LDACには対応していました。
このため、無線でもハイレゾ相当の音質が楽しめます。
またAmazon Musicのストリーミング再生では「96kHz/24bit」の、日本オーディオ協会が求める純然たるハイレゾ表示になっていました。
Amazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分かりませんが、音質に拘りがある人には1つ嬉しいポイントです。
おサイフケータイ・スマホ用電子証明書対応
OPPO A79 5Gはおサイフケータイに対応しています。
しっかり日本向けにローカライズされているのは嬉しいポイント。
FeliCaポートは背面上部、カメラユニットの横にありました。
普段使っているSuica・PASMO・iDなどなど、おサイフケータイをそのまま利用可能。反応も良好です。
ちなみに、OPPO A79 5Gはマイナンバーカードを持ち歩かずに各種サービスを利用できる「スマホ用電子証明書」にも対応しています。
マイナポータル>>スマホ用電子証明書に対応しているスマートフォンを教えてください
なお、おサイフケータイと合わせて日本で人気の防塵防水性能はIP54止まり。
保護等級 | 保護内容 |
IP5X(粉塵保護) | 機器の正常な作動に支障をきたしたり、安全を損なう程の量の粉塵が内部に侵入しない |
IPX4(防沫) | いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない |
防塵性能はそれなりにありますが、防水はそれほど強くありません。
小雨がかかる程度であれば壊れることはないくらいで、生活防水に毛が生えた程度と思っておきましょう。
お風呂で音楽を聞いたり動画を見たりしたいところですが、誤って水没させてしまうと壊れる可能性が高いので我慢してください。
水に濡れた場合は、よく乾燥させてから充電するようにしましょう。
水分がある状態での通電は非常に危険です。
生体認証は指紋認証&顔認証
OPPO A79 5Gの指紋認証は電源ボタンに搭載。
反応もそれなりに良く、ちょっと触るだけでロック解除できました。
軽く触るだけで反応してしまうのが煩わしい場合には、強いタッチに変更することも可能。ただ、押し込む動作に変更することはできませんでした。
顔認証は専用センサーまでは非搭載なのでインカメラを使った簡易的なものです。
こちらも反応は良好で、僅かにロック画面が表示されるものの顔が入ればすぐにロック解除されます。
顔認証は、解除後にロック画面に留まるか、ホーム画面に移動するか、好みの方式を選択できますよ。
FMラジオ搭載
OPPO A79 5GはFMラジオを搭載しています。
ネット環境のないオフラインでもFMラジオが使えるのは緊急時の情報収集に重宝するので、ないよりあった方が良いです。
なお、FMラジオを聞くには有線イヤホンを装着する必要があります。
イヤホンがアンテナ代わりになるんですね。
イヤホンさえ差してあれば、本体スピーカーからラジオを聞くこともできますよ。
4キャリアに対応したBand構成
OPPO A79 5G(SIMフリー版)は国内4キャリアのBandにフル対応しています。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26(Band 18を内包)○ |
楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 28(プラチナバンド)○ Band 18(パートナー回線)○ |
どの回線でも使うことができるスマホならMNPもしやすいですよね。
また、少しずつ普及してきた5G通信(Sub-6)にも対応していますが、ドコモの「n79」には非対応なのでご注意ください。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線 | n 77 ○ n 78 ○ n 79 ✕ |
ソフトバンク回線 | n 77 ○ |
au回線 | n 77 ○ n 78 ○ |
楽天回線 | n 77 ○ |
5G回線に対応しているメリットは、長期利用を視野に入れている人に向いてるところ。
スマホライトユーザーは特にそうですよね?一度購入したら長く使う人が大半です。
今後さらに5G回線の技術が拡大した場合でもOPPO A79 5Gなら対応できちゃいます。
eSIMに対応!2回線同時待受+SDカード
OPPO A79 5Gは、SIMカードに加えてeSIMにも対応しています。
今はeSIMなんて使うことないって思っていても、そのうち必要になるかもしれないので対応してくれているのは1つメリットになります。
eSIMは手続きが殆どネット上で完結するので楽ちんなんですよ。
なお、eSIMを有効にするとSIMカードスロットの1つが無効になるのでご注意下さい。
2回線同時待受の構成は以下のいずれかになりますよ。
- SIMカード2枚
- eSIM+SIMカード1枚
さらにOPPO A79 5Gは物理SIMも装着できるので、2回線同時待受+microSDカードの運用が可能です。
ライトユーザーには特に嬉しいメリットになると思います。
OPPO A79 5Gの仕様・スペック
OPPO A79 5Gのスペック・仕様は以下の通りです。
製品名 | OPPO A79 5G |
価格 | 29,800円(税込み) |
カラー | グローグリーン ミステリーブラック |
サイズ | 長さ:約166mm 幅:約76mm 厚さ:約8mm |
重さ | 約193g |
ディスプレイ | 約6.7インチ LCD 1,080 × 2,400 FHD+ 391ppi 画面占有率 91,40% 色域 96% 色彩深度 1670万色 最大輝度 680nits |
リフレッシュレート | 最大90Hz |
タッチサンプリングレート | 最大180Hz |
OS | ColorOS 13 Android 13 |
SoC | MediaTek Dimensity 6020 |
RAM | 4GB LPDDR4X |
ROM | 128GB UFS 2.2 |
外部ストレージ | 対応 最大1TB |
リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 f/1.8 |
リアカメラ(深度) | 200万画素 f/2.4 |
ビデオ(リアカメラ) | 1080p@30fps 720p@30fps |
インカメラ | 800万画素 f/2.0 |
ビデオ(インカメラ) | 1080p@30fps 720p@30fps |
バッテリー | 5,000mAh 33W急速充電 |
ポート | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
生体認証 | 側面指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM eSIM |
2回線同時待ち受け | 可 |
対応Band | 5G : n1/n3/n28/n41/n77/n78 4G FDD LTE : Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/26/28 4G TD LTE : Band 38/39/40/41/42 3G WCDMA : Band 1/2/4/5/6/8/19 2G GSM : 850/900/1800/1900MHz |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver5.3 |
位置情報 | GPS GLONASS Beidou Galileo QZSS |
イヤホンジャック | あり |
スピーカー | ステレオ |
FMラジオ | あり |
防塵防水 | IP54 |
NFC | あり |
FeliCa(おサイフケータイ) | 対応 |
公式サイト>>スペック
まとめ:OPPO A79 5Gのメリット・デメリット・評価
OPPO A79 5Gを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。OPPO A79 5Gのメリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
OPPO A79 5Gを買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・困らない動作性能 ・リフレッシュレート90Hz ・ステレオスピーカー ・33W急速充電 ・おサイフケータイ対応 ・指紋認証&顔認証 ・イヤホンジャック ・microSDカード対応 | ・重いゲームは厳しい ・カメラは価格なり ・IP54止まり ・付属品なし |
評価
総合評価:(4.5点/5点満点)
デザイン | ★★★☆☆ |
サイズ感 | ★★★☆☆ |
ディスプレイ | ★★★★☆ |
動作性能 | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★☆☆☆ |
バッテリー性能 | ★★★★☆ |
カメラ性能 | ★★★☆☆ |
機能・付加価値 | ★★★★☆ |
普段使いに困らない動作性能に十分なバッテリー持ち。さらに、おサイフケータイにまで対応した扱いやすい1台でした。
個人的に33W急速充電に対応している点と、広がりを感じるステレオスピーカーを搭載している点が特に優秀なポイントだと感じています。
初めてスマホを使うお子さんには厳しい(すぐにスペック不足になる)かもしれませんが、年配の方にはこれで十分。
音楽鑑賞はもちろん、FHD+画質に対応した6.7インチの大画面ディスプレイで、たっぷり動画視聴を楽しめちゃいますよ。
OPPO A79 5Gは、2024年2月時点で最もおすすめできるエントリーモデルです。
それにしても、OPPO(オウガ・ジャパン)はどんなユーザーにどんなスマホが最適なのかを研究し、よく分かってますよね。
引き続き日本のユーザーがワクワクするスマホを発売して欲しいところ。ぜひともOPPO RenoAシリーズにもステレオスピーカーを乗っけてくださいませ!
OPPO A79 5Gがワイモバイルが最安値!1円で買える
OPPO A79 5Gがワイモバイルで割引販売中です!
販売価格の比較
現在OPPO A79 5Gを取り扱っている主な格安SIMと販売価格は以下のとおり。
「最安価格」はMNPやオプション加入等の条件を適用した場合の価格になります。
格安SIM | 通常価格 | 最安価格 |
ワイモバイル | 21,996円 | 1円 |
IIjmio | 26,800円 | 15,800円 |
楽天モバイル | 33,800円 | 実質21,800円 |
現在の最安値はワイモバイル。
シンプル2M/Lへの加入が条件にはなりますが脅威の1円。
しかも新規・他社からのMNPどちらも同じ価格になりました!
新規(シンプル2S) | 3,996円 |
新規(シンプル2M/2L) | 1円 |
MNP(シンプル2S) | 3,996円 |
MNP(シンプル2M/2L) | 1円 |
機種変更 | 14,796円 |
さらにワイモバイルで常時開催の「どこでももらえる特典」で最大6,000円相当のPayPayポイントが戻ってきます。
還元されるPayPayポイントを加味すれば実質無料で購入可能に・・・。
個人的に「実質」ってあんまり好きではないのですが、さすがにお得としか言いようがありません。
ワイモバイルで購入する場合には、事前にクーポンの獲得を忘れずにしましょう。
公式サイト>>OPPO A79 5G
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルをスマホで利用する時の料金プランは「シンプル2」です。
プラン名 | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
データ通信量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額基本使用料 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
各種割引を適用すれば更に安くなり、格安SIMにも負けないくらいお得な料金プランになっています。
また、現在「データ増量無料キャンペーン」を開催しているので、6ヶ月間はデータ通信量が無料で増量。これが地味に嬉しいメリットです。
ギガはたくさん使えるに越したことありませんからね。
ワイモバイルの特徴
ワイモバイルの特徴は以下の
- 2つの通話定額オプション
- 安定した通信速度
- データくりこし可能
- PayPayが貯まりやすい
2つの通話定額オプション
ワイモバイルの通話料は22円/30秒ですが、2つの通話定額オプションが用意されています。
オプション名 | 月額料金 | 内容 |
だれとでも定額 | 880円 | 10分以内の国内通話が無料 |
スーパーだれとでも定額 | 1,980円 | 国内通話かけ放題 |
個人的には通話は殆どLINEなので音声通話を使う機会は少ないですが、そうはいかない人も多いでしょう。
1ヶ月に20分以上話すなら「だれとでも定額」、45分以上話すなら「スーパーだれとでも定額」を利用したほうが安上がりと言われています。
安定した通信速度
ワイモバイルはソフトバンク回線を直接利用しています。
格安SIMでもソフトバンク回線を利用しているところがありますが、通信速度が安定しているのは圧倒的にワイモバイル。
低速になりがちな「お昼休み」や「夜のくつろぎタイム」でも遅くなることはありません。
また今後エリアの拡大が予想される5G回線も標準搭載。追加料金を支払うことなく利用できます。
データくりこし可能
以前ワイモバイルはデータ繰り越しに対応していなかったのでデメリットの1つになっていましたが、現在は対応しており、余ったギガを翌月まで繰り越し可能です。
月によって使うギガがバラバラな人ほど恩恵を受けやすいですね。
なお、シンプル2 M/Lプランなら、データを使い切った後の通信速度が1Mbps。
動画視聴やゲームにはちょっと遅いですが、ネットサーフィンやSNSをやるくらいであればストレスなく使えます。これも大きなメリットです。
PayPayが貯まりやすい
PayPayを普段使っていない人には魅力を感じにくいポイントかもしれませんが、ワイモバイルはPayPayとの親和性が非常に高いです。
ワイモバイルに加入すると、通常月額508円のLYPプレミアム会員特典が無料で使えます。
これでYahoo!ショッピングで+2%のPayPayポイントが還元(支払い方法に条件あり)。
さらに月額550円に「Enjoyパック」に加入すると、Yahoo!ショッピングでの買い物がいつでも最大12%還元になっちゃいます。
還元率を上げるためにわざわざ毎月550円払わないといけないの?と思うかもしれませんが、Enjoyパックの特典はそれだけに留まりませんよ。
毎月0.5GBのギガと、Yahoo!ショッピングで使える500円OFFクーポンが貰えます。これだけで月額料金以上の価値があるのでお得すぎです笑
どうしてもPayPayを中心にしたサービスに偏ってしまうのですが、ワイモバイルに加入したら全力でPayPayの還元を受けるべきだと思います。
現在大手キャリアを利用している人、格安SIMを使っているけど通信速度に不満がある人はワイモバイルへ乗り換えて、OPPO A79 5Gを購入してみてはいかがでしょうか?
公式サイト>>OPPO A79 5G