評価:(4点/5点満点)
お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
moto g64 5Gを購入しました。
2024年6月に発売されたモトローラ製のミドルレンジスマホ。
手頃な価格ながら必要な機能が揃ってる「moto gシリーズ」の最新モデルです。
昨年発売されたmoto g53j 5Gと同じ価格なので後継機なんだと思いますが、果たして2024年最新モデルはどれほど進化しているのか?
本記事でmoto g64 5Gを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
メリット | デメリット |
・価格が安い ・大画面で軽量 ・120Hz高駆動 ・困らない動作性能 ・使えるメインカメラ ・30W急速充電 ・おサイフケータイ ・ステレオスピーカー ・イヤホンジャック ・指紋認証&顔認証 ・SDカード使用可能 | ・重いゲームは厳しい ・防水性能が弱い ・付属品はケースのみ |
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moto g64 5Gのデザイン・サイズ・付属品
まずはmoto g64 5Gの外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
moto g64 5Gのカラーバリエーションは以下の3色。
- スペースブラック
- シルバーブルー
- バニラクリーム(ワイモバイル限定)
このうち僕が購入したのはスペースブラックです。バニラクリームもめちゃくちゃ良い感じなんですけどね。ワイモバイル限定色だからGETできず・・・。
同シリーズのmoto g53j 5Gを踏襲したようなデザイン。
背面パネルは樹脂製で指紋が目立たないサラサラの質感です。
上部にはカメラユニットと嬉しいFeliCaポート(おサイフケータイ)。
カメラはメインとマクロの2眼構成。超広角カメラや望遠カメラはありません。
カメラユニットの厚みは実測で1mmほど。背面を下にして置いてもそこまでガタつきません。
背面パネルは湾曲のないフラット形状。箱型スタイルです。
フレームはメタリックでマットな色合いの濃紺。僅かに光沢のあるデザインです。
このへんのデザインもmoto g53j 5Gに似てますね。
ディスプレイを上にして左側面にカードスロット。
SIMカードとmicro SDカードを同時に装着できるタイプ。
moto g64 5GはeSIMにも対応しているので「物理SIM + eSIM +SDカード」で、2回線同時待ち受けをしつつSDカードを搭載することもできます。
右側面には音量ボタンと電源ボタン。縦並びなのでスクショが撮影しにくいかも。
他のスマホに比べてボタンの位置が高め。ちょっと指をズラす必要があるかもしれません。
かなり上かもしれない・・・。
本体下部にはイヤホンジャック・マイク・USB Type-Cポート・スピーカーを搭載。
上部には何もありません。1つあるのは通話用の補助マイクだと思います。
サイズ感
moto g64 5Gのサイズは161.56 × 73.82 × 7.99mm。
6.5インチディスプレイを搭載していることもあって普通に大きいですね。
ただmoto g64 5Gはサイズの割に軽いのが特徴。わずか175gしかありません。
6インチ超えのディスプレイを搭載していながらもめちゃ軽!付属ケースを装着したとて200gを下回っていました。
サイズは大きくても軽ければ扱いやすいですからね。
この軽さはmoto g64 5Gの優秀なメリットになります。
付属品
moto g64 5Gの付属品は以下のとおりです。
- 使用ガイド・安全ガイド
- SIMピン
- 保護ケース
残念ながら充電器・充電ケーブル・ディスプレイ保護フィルムは付属されておりません。
保護ケースはソフトタイプで、僅かに青みがかったクリアデザイン。
ペラペラなので防御力はそこまで高くなさそうですが、カメラユニットの飛び出しを守ってくれるので、とりあえず装着しておきましょう。
サードパーティー製の保護ケース・保護フィルムも既に販売されているようなので、気になる人はチェックしてみましょう。
Amazonで検索>>moto g64 5G ケース
Amazonで検索>>moto g64 5G フィルム
moto g64 5Gのディスプレイをレビュー
続いてmoto g64 5Gのディスプレイを見ていきましょう。
毎日何度も目にするディスプレイは、スマホの命と言っても過言ではないくらい重要なポイントです。
6.5インチ 液晶ディスプレイ
moto g64 5Gのディスプレイサイズは6.5インチと大画面。
下部だけは広めですがベゼル(縁)もそれなりに狭く、十分な表示領域を確保しています。
インカメラもパンチホールタイプで小さいので全画面表示でも邪魔に感じることはありません。
なんと言っても広々使えるのが大画面ディスプレイのメリット。
ネットサーフィンなどの普段使いはもちろん、動画見る時にも活躍してくれますよ。
ちなみにディスプレイは湾曲ないフラットタイプ。
保護フィルムを貼りやすいので個人的には湾曲したエッジディスプレイよりも好きです。
解像度FHD+で表示が綺麗
moto g64 5Gのディスプレイは液晶パネルなので、有機ELディスプレイに比べると粗さが目立つのかなーと思っていたんですが、全くそんなことはありませんでした。
ディスプレイ解像度はFHD+(2,400×1,080)。スマホサイズなら十分な品質です。
並べて比べれば有機ELの方が表示がパリッとしていると思いますが、そんなことする人はいないでしょうし、普段使いでディスプレイ品質にストレスを感じることはないと思います。
ただ、1点気になったのは視野角です。
他のスマホよりも視野角が狭く、ある程度の角度があると暗くなってしまうのでご注意ください。
十分な明るさで屋外でも見やすい
moto g64 5Gのディスプレイ輝度は分かりませんが十分な明るさ。
屋外の直射日光下でも見づらくなることはありませんでした。
明るさが足りないと屋外の写真撮影が難しかったりするんですが、そんなこともありません。
最大輝度1,400ニトと謳われているPixel 8aと比べるとこんな感じ。並べてみるとmoto g64 5Gの方が暗いですが、使用上困ることはないと思います。
明るさ自動調節も上手です。
操作は両手持ち推奨
moto g64 5Gは6.6インチの大画面ディスプレイなので基本的に両手操作。頑張って片手で操作しようとしても端まで指が届きませんからね。
慣れれば文字入力くらいは片手でもできちゃうとは思いますが、落としても悲しいので無理はしないようにしましょう。
リフレッシュレート120Hz対応
moto g64 5Gは画面リフレッシュレート最大120Hzをサポート。
低価格帯のスマホで高駆動ディスプレイを搭載しているのは貴重なので、嬉しいメリットになります。
60Hz・120Hzの固定設定の他、シーンに合わせた自動調整も選択可能です。
120Hzに設定すれば、1秒間にディスプレイを120回書き換えてくれるので表示が滑らかに。左が60Hzで右が120Hzに設定したものです。120Hzのほうが残像感がなく滑らかに動いているのが分かると思います。
高リフレッシュレートを最も実感できるのは画面スクロール。
ヌルヌルと滑らかに動いてくれる感じが心地良く、一度使ったら一般的な60Hzには戻れません。
ただ、液晶パネルだからなのか、格安モデルだからなのか分かりませんが、他のスマホの120Hzディスプレイよりも少々残像感が気になりました。
特にこだわりがないなら「自動」に設定しておくのがおすすめ。ディスプレイの動きを感知したときだけ90Hz・120Hzになり、静止状態では30Hzに可変します。
高リフレッシュレートだとバッテリーが消耗しやすいのがデメリットですが、自動に設定しておけば無駄な高駆動を抑えられるので省エネです。
可変リフレッシュレートを採用しているハイエンドモデルでは待機時1Hzなんてこともありますが、ザックリでもこれだけ調整してくれるなら十分でしょう。
Widevine L1で動画視聴が快適!
スマホのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
moto g64 5Gはストリーミングサービスで高画質視聴が可能となります。
Netflixの最大再生解像度はFull HD。残念ながら現時点ではHDR機能に非対応でした。
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでもHD 1080pで視聴可能。YouTubeでは「2160p60 HDR」まで設定できることを確認しました。
やっぱり大画面ディスプレイは動画視聴が捗ります。
スマホをそんなにバリバリ使わなくても、動画を見るのが大好きな人も多いでしょう。
moto g64 5Gはそんなあなたにもピッタリです。
moto g64 5Gの基本性能・動作性能をレビュー
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を司るのがSoC(CPU/GPU)。
moto g64 5Gには「Dimensity 7025」が搭載されております。
2024年4月に発表された台湾MediaTek製のチップセットで、6nmプロセスを採用した5G通信対応モデルです。
公式サイト>>Dimensity 7025
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀と言えます。
最も有名なAnTuTuベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは494,195点、GPUスコアは78,806点。
旧世代のVer.9では総合スコアが449,766点、GPUスコアは102,251点でした。
2024年8月時点の最高スコアは200万点を超えているわけですが、50万点あれば、いわゆる普段使いに困らないスコアと言えます。
昨年発売の同シリーズmoto g53j 5Gよりもスコアが大幅アップ。
これまでに僕がレビューしてきた中では、SoCで言うと「Snapdragon 695 5G」や「Snapdragon 6 Gen 1」と同程度になりそうです。
端末名 | SoC | AnTuTuスコア |
AQUOS sense8 | Snapdragon 6 Gen 1 | 538,040 |
moto g64 5G | Dimensity 7025 | 494,195 |
OPPO Reno9 A | Snapdragon 695 5G | 441,655 |
2023年に発売されたミドルレンジスマホの性能を持っていながら3万円台で買えるなんて強いと思います。
普段使いに困らない動作性能
実際にmoto g64 5Gを使ってみても、ネットサーフィン、SNS、LINE・メール・動画視聴。どれもストレスを感じることなくサクサク。
リフレッシュレートが最大120Hzということもあって体感的にも超快適です。
以下のページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますのでチェックしてください。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ。
ただGeekbenchは変なスコアになってしまい、3DMarkは計測不能でした。
Google Pixel 8aと動作性能を比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないかもしれないので、Pixel 8aと動作性能をプチ比較してみました。
Pixel 8aは大人気のGoogle製ミドルレンジスマホ。上位モデルと同じSoCを搭載しておりAnTuTuベンチマークスコアは100万点を超えています。
多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックです。
並べてみるとPixel 8aの方が早く表示されていますが、moto g64 5Gくらいの表示速度でも十分。
AnTuTuベンチマークスコアが倍くらい離れていてもネットサーフィンなら大差ないことが分かりますね。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度もテストしてみました。
読み込み・書き込みともに価格以上のスコアが出ていると思います。ランダムアクセスのスコアも悪くないですね。
ストレージ容量は128GBとちょっぴり少なめ。システム領域に11GB使うので、実際に保存可能なのは115GBほどになります。
十分な容量なものの、写真や動画を大量に撮影する人や、複数のゲームを同時進行している人は注意してください。
ただmoto g64 5Gは最大1TB(1,000GB)のmicroSDカードを装着できるので、積極的に使っていきましょう。
メモリ拡張機能
moto g64 5Gには使わないストレージの最大8GB分を仮想メモリにする「メモリ拡張」機能が搭載されています。
もちろん標準RAMと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリなんかと同じように極端に動作が速くなることはないと思います。
それでも、僅かでも快適に使えるのであれば有効にしない手はありません。
元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるから安心ですからね。
moto g64 5Gのゲーム性能をレビュー
もはやスマホとゲームは切っても切れない関係なので、ゲーム性能の良し悪しも重要なポイント。
普段使いなら十分な性能のmoto g64 5Gはゲームを快適にプレイできるのかチェックしていきましょう。
原神(60FPS/最高)の平均FPSは20.631
ゲーム性能のベンチマークのような存在になってる「原神」をプレイした時の平均FPS(フレームレート)で検証していきます。
ちなみmoto g64 5Gのデフォルトグラフィック設定は「最低/30FPS」でした。
まずグラフィック設定「最高/FPS60」で15分ほどプレイした結果です。
スメールの砂漠地域を動き回り、エンカウントした敵とは元素スキル・元素爆発を使ってしっかり戦っています。
平均FPSは20.631。終始カクつきやモタつきがあって、あわやフリーズしてしまいそうな状況もあり、スムーズに遊べる状態ではありませんでした。
原神(デフォルト設定)の平均FPSは28.400
続いてデフォルト設定でプレイした様子がこちら。
デフォルト設定であれば平均FPS28.40と安定した数字になっています。
ただ、そもそもグラフィック設定が「最低」なので表示は粗め。
moto g64 5Gは、テーブルゲーム・パズル等のライトなゲームなら遊べるものの、重いゲームを快適に遊べるような性能ではありません。
発熱は気にならない
スマホによってはゲームなどで高い負荷がかかると発熱が激しいこともありますが、moto g64 5Gはそこまで酷くありませんでした。
原神で遊んでいても、ジンワリ温かくはなるものの、持てなくなるほど熱くなることはありません。
AnTuTuベンチマークを4回連続で回しても、スコアは安定しています。
長時間連続で高い負荷をかけるなどの過酷な使い方をしない限りは、心配する必要はないでしょう。
そもそもmoto g64 5Gをハードに使う人なんていないとは思いますが笑。
moto g64 5Gのバッテリー持ち・充電速度をレビュー
続いてmoto g64 5Gのバッテリー性能をチェックです。てか↑の写真かっこよくないですか?笑
充電速度はもちろん、バッテリーもちの良し悪しもスマホを使ううえで重要なポイント。
なるべく充電しなくても長時間使えるに越したことはありませんからね?
PCMarkバッテリーテストのスコア
moto g64 5Gはスペック上5,000mAhと十分なバッテリー容量。
ただいくら容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
そこでPCMarkというベンチマークアプリでバッテリーもちを検証してみました。
PCMarkは数値からバッテリー性能を計算しているわけではなく、実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているため、それなりに信頼できる結果だと思っています。
ディスプレイの明るさは50%固定、リフレッシュレートを変えてそれぞれ計測した結果が以下のとおり。
リフレッシュレート「自動」で使う人が多いと思いますが、10時間40分とかなり物足りないスコア・・・。
moto g64 5Gを使うユーザーはバッテリー持ち重視の人も多いと思うので、もう少し頑張ってほしかったところです。
これまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので参考に御覧ください。
バッテリー持ちを実機で検証した結果
PCMarkのスコアを信用できない人もいると思うので、実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。
まずAmazon Musicでストリーミング音楽を1時間聴いた結果、バッテリー消耗は2%。
YouTubeで動画(1080P/60fps)を1時間視聴した結果、バッテリー消耗8%。
原神をデフォルト画質設定で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は17%でした。
24時間一切触らずに放置でバッテリー消耗は6%。
それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。
使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
音楽再生 1時間 | 2% | 約50時間 |
動画再生 1時間 | 8% | 約12時間 |
原神 1時間 | 17% | 約6時間 |
24時間放置 | 6% | 約16日間 |
人気のミドルレンジスマホGoogle Pixel 8aと比較すると以下のとおり。
使用時間 | Pixel 8a | moto g64 5G |
音楽再生 1時間 | 2% | 2% |
動画再生 1時間 | 7% | 8% |
原神 1時間 | 15% | 17% |
24時間放置 | 8% | 6% |
ベンチマークアプリのスコアはかなり悪かったですが、実機での検証では悪くありませんでした。一安心・・・。
一般的なミドルレンジスマホと殆ど変わらない結果なので、途中充電しなくても1日は余裕で使えるバッテリー持ちだと思います。
30W急速充電に対応
バッテリー持ちはそれなりのmoto g64 5Gは、30W急速充電(30W TurboPower)に対応しています。
僕が実際に試したところ、確かに30W以上で充電できていました。
バッテリー残量10%からフル充電にまでかかった時間は約1時間15分。
1時間で90%まで充電できちゃうので困ることはないでしょう。
寝落ちしちゃって朝スマホのバッテリーが殆どない状態でも、出かける準備をしている間に、それなりに充電できちゃうと思います。
ただし、残念ながらmoto g64 5Gには充電器が付いておりません。
このため急速充電を使いたい場合には対応充電器を別途購入する必要があります。
どの充電器で急速充電できるのかは明らかになっていませんが、僕が試したのはAnkerの100W急速充電器でした。
コンパクトでハイパワー。3ポート使えるので超おすすめですよ。
moto g64 5Gのカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
ハイエンドモデルにもなると信じられないくらい雰囲気ある写真が誰でも簡単にワンタップで撮影できちゃいます。
moto g64 5Gのカメラ性能はどれほどなのか?
実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてください。
カメラアプリ
moto g64 5Gのカメラアプリはシンプル。写真も動画もサッと取り出して迷うことなく撮影できます。
よく使う2倍ズームとマクロカメラへのアクセスはワンタップ。指をスライドすればそのままズームも可能です。
もちろん自分好みに調整しながら撮影できるプロモードもありますよ。
シャッター音・スクショ音はSIMカードの装着で挙動が変わりました。
スクショ音はSIMカードを装着していなければマナーモードに連動して消えました。
ちなみに下位モデルのmoto g24ではオートフォーカス(AF)の音が爆音だったのですが、moto g64 5Gでは無音でした。一安心。
メインカメラの作例
まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックしていきましょう。
比較用に人気のミドルレンジスマホGoogle Pixel 8aで撮影した写真も併せて掲載しています。Pixelシリーズは廉価版でもカメラ性能がむちゃくちゃ高いので注目です。
日中の明るい場面では、どちらも綺麗に撮影することができました。
moto g64 5GはPixel 8aに比べて明暗差の少ない鮮やかな色合いになるのが特徴的ですね。SNSに投稿すると喜ばれそうな雰囲気。
ただ花びら等の細かい質感の描写はPixel 8aの方がお上手。さすがですね。
HDR性能を確かめるために逆光のシーンでも撮影してみました。
どんなシーンでもmoto g64 5Gは暗部が明るくなりますね。逆光にも強いです。
空が白飛びするのもギリギリ抑えているのでHDR性能も良い感じだと思います。
なお、moto g64 5Gには画像スタイルを「ナチュラル」と「自動補正」から選択です。
自動補正にするとさらに鮮やかな雰囲気になるようです。若干ね笑
今回の検証では全て「ナチュラル」で撮影していますが、撮影していて物足りなさを感じたら「自動補正」を選択しても良いかもしれませんね。
この他、motorolaスマホでお馴染みのスポットカラー撮影も使えました。
指定色(近い色も)以外をモノクロにしちゃうおもしろ機能。
使い方も簡単で、画面内のカーソルを残したい色の被写体に持っていくだけ。
頻繁に使う機能ではありませんが、遊んでみてください。
メインカメラ(夜景モード)の作例
moto g64 5Gには低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モード(ナイトビジョン)も搭載されています。
通常撮影では明るさ不足で全体的にボワーっとしていますが、ナイトビジョンを使うと明暗のバランスが良くなりキリッと見やすくなります。
夜間撮影では必ず「ナイトビジョン」を選択しましょう。
Pixel 8aに比べると解像感不足でノイジーではあるものの、想像以上に綺麗に撮影できていました。
確実に3万円台で買えるスマホの夜間撮影性能は超えていると思います。
撮った写真をスマホで見るくらいであればこれで十分じゃないでしょうか。
続いて明暗差があるシーンで夜間撮影時のHDR性能も見ていきましょう。
もっと下手くそになっちゃうかと思いきや、かなりバランスよく撮影できていました。
少々ノイズは目立つものの、価格を考えればメインカメラの性能はかなり高いと思います。
エントリースマホっぽくない仕上がりなんですよね。普通に凄いでしょ。
50MP高画素モードの作例
moto g64 5Gのメインカメラは5,000万画素でも撮影可能。
通常撮影では4つの画素を束ねて1,250万画素にすることで感度を上げています。
画素数が多いほうが高精細に撮影できるような気がしますが、果たしてどれほど違うのでしょうか?
ブログ掲載用にリサイズしちゃってるのもありそうですが、パッと見は全く違いを感じませんね。てかじっくり見ても変わらないかも笑
ただ、高解像度での撮影はトリミングで活かされます。それぞれの写真で同じ部分をトリミングした結果がこちら。
ほら!全然違うでしょ?・・・と言いたかったんですが、トリミングしても大きな違いはありませんでした。
微妙に高画素モードの方がシャキッとしているような気もします。
こんな感じなので、moto g64 5Gは高画素モードで撮影する必要はありません。
データサイズも大きくなっちゃいますからね。良いとこなし笑
最大8倍デジタルズームの作例
moto g64 5Gには望遠カメラが搭載されていないので、デジタルズームで最大8倍まで引き伸ばしての撮影になります。
想像よりは綺麗に撮影できていたんですが、まともに使えそうなのは2倍ズームくらいまでで、それ以上になると解像感が失われてイラストのような質感になってしまいますね。
ちなみにPixel 8aの最大ズーム8倍の質感はこんな感じ。
Pixelシリーズと言えども、こんな感じになっちゃうのでミドルレンジスマホの望遠性能には期待しないほうが良いでしょう。
ちなみにXioamiのミドルレンジスマホRedmi Note 13 Pro+ 5Gは、2億画素を活用したロスレスズームがめちゃくちゃ凄いです。
ぜひ本記事と併せてチェックしてください。やばいですよ。
マクロ撮影の作例
登場する機会は多くないかもしれませんが、moto g64 5Gは200万画素のマクロカメラを搭載しております。
被写体に4cmくらいまで寄ることができるので面白い写真が撮影可能。
ただ有効画素数が200万画素のせいか解像感が低く画質がイマイチ・・・。
しかもマクロ撮影ってスマホ自体が影になってしまうから意外と難しいですよね?
スマホが動いてしまって被写体を捉えるのも難しいですし。
そんな時は通常のデジタルズームを使っても同じように撮影できるのでお試しください。
むしろこっちの方がダイナミックに撮影できちゃいますね笑
(マクロカメラの存在価値・・・。)
ポートレートモードの作例
moto g64 5Gにはポートレートモードもあります。
深度計測用カメラは非搭載なのでソフトウェア処理になりますが、被写体との切り分けも上手です。髪の毛なんかが背景に溶け込むことはありますけどね。
人以外の被写体にもボケモード的に使うこともできました。
距離に応じてボケ具合が変化するわけではなく、被写体以外をバツっとボケさせてしまうのはソフトウェア処理によるものなので仕方ないと思います。
インカメラの作例
moto g64 5Gのインカメラは1,600万画素。個人的に使う機会が殆ないんですが、他社製のスマホに比べて悪いということはありません。
美顔モードの「スマート調整」が良い感じに盛ってくれました笑
もちろんインカメラでもポートレートモードを使用可能です。
メインカメラと同様に被写体以外をバツっとボケさせる仕上がりになります。
動画撮影の作例
moto g64 5Gで動画撮影もしてみました。比較用にGoogle Pixel 8aで撮影した動画も収録しています。
動画撮影性能は価格相応と言ったところで解像感が低く全体的にボヤッとしています。
夜間撮影は明るさ不足で殆ど真っ暗になってしまいました・・・。
今回は1080p@60fpsで撮影しているので30fpsで撮影すればもう少し明るくなったかもしれません。
moto g64 5Gを実機レビュー
ここからはmoto g64 5Gの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところを実機レビューしていきます。
OSはAndroid 14
moto g64 5Gに搭載されているOSはAndroid 14。
メーカー独自のカスタマイズは殆ど施されていないピュアAndroid状態なので、シンプルで使いやすいと思います。
派手な見た目ではないものの、起動中のアプリを一括終了するボタンの場所や、ネットワーク設定スイッチへのアクセスがしやすい等、ユーザーの使い勝手が良くなる工夫は入っていました。
メーカー独自の特殊機能は多くありませんが、画面分割やサイドバー、フローティングウィンドウなんかは使えます。
特にmoto g64 5Gはディスプレイは大きいので画面分割が重宝するかも。
動画見ながらネットサーフィンしたり、LINEしたりと捗りますね。
なお、年配の方が使う時に便利なシンプルモード・かんたんスマホモードは残念ながら搭載されておりませんでした。
motorola製のジェスチャー機能
motorolaスマホは面白いジェスチャー機能があることが特徴の1つですが、moto g64 5Gでもちゃんと使えました。
ヒラヒラさせてカメラ起動、2回振ってライト点灯は他のスマホにはないので使いこなせれば便利です。
もちろん背面ダブルタップでスクショ撮影もOK。その他の機能を割り当てることもできますよ。
デュアルアプリ非対応/複数ユーザー対応
一方で他社メーカーのスマホには搭載されている便利機能は控えめ。
1つのアプリを複製できるデュアルアプリ(ツインアプリ)機能はありませんでした。
ただAndroid標準の複数ユーザー機能は設定から有効にしてあげれば使用できます。
おサイフケータイが使える
moto g64 5Gは、おサイフケータイにバッチリ対応。
FeliCaポートは背面上部、カメラユニットの横に搭載されております。
普段使っているSuica・PASMO・iDなどなど、おサイフケータイをmoto g64 5Gでもそのまま利用可能です。素晴らしいですねー!
なお、おサイフケータイと合わせて人気の防塵防水機能はIP52等級と弱いです。
保護等級 | 保護内容 |
IP5X(粉塵保護) | 機器の正常な作動に支障をきたしたり、安全を損なう程の量の粉塵が内部に侵入しない |
IPX2(防滴) | 垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない |
防塵性能はそれなりにありますが、防水はそれほど強くありません。
小雨がかかる程度であれば壊れることはないくらいで、生活防水に毛が生えた程度と思っておきましょう。
お風呂で音楽を聞いたり動画を見たりしたいところですが、誤って水没させてしまうと壊れる可能性が高いので我慢してください。
水に濡れた場合は、よく乾燥させてから充電するようにしましょう。
水分がある状態での通電は非常に危険です。
生体認証は指紋認証&顔認証
moto g64 5Gの指紋認証は電源ボタンに搭載。
反応も良く、軽く触るだけですぐにロック解除できます。
顔認証は専用センサーまでは非搭載なのでインカメラを使った簡易的なもの。
僅かにロック画面が表示されてしまいますが、使いにくいことはありません。
ホーム画面に留まるか、直接ロック解除するか、好みの方式を選択可能。
ただし残念ながら、眼鏡をかけても顔認証が通りますが、マスクを装着するとロック解除できませんでした。
デュアルスピーカーでステレオサウンド
moto g64 5Gには上部・下部それぞれにスピーカーが搭載されているので、横持ちならステレオサウンドを楽しむことが可能です。
上部スピーカーはフロント面から音が出てくるのに対して下部スピーカーは側面。
構造的に定位感が少し下部よりになっていました。
肝心の音質は中高音域が中心のクリアサウンド。個人的には低音がもっと効いて欲しかったものの、スマホで音楽を聞いたり、動画を見るくらいであれば十分でしょう。
やっぱりモノラルサウンドとは雲泥の差ですからね。
また、Dolby Atmosに対応しているので臨場感や音の広がりは良い感じです。
シーンに合わせたプリセットのほか、イコライザーも搭載されているので自分好みの音質に調整することもできます。
イコライザーの中にある「サラウンドバーチャライザ」もぜひ試してみてください。
擬似的な空間オーディオ機能なんですが、普通に音楽を聴くよりもちょっぴり広がりが増して面白いですよ。おまけ的に楽しんでみましょう。
イヤホンジャック/FMラジオ搭載
moto g64 5Gにはステレオスピーカーが搭載されているものの、音質こだわり派の人にとっては物足りない音質かもしれません。
ただmoto g64 5Gには3.5mmイヤホンジャックが搭載されているのでご安心ください。
また、接続した有線イヤホンをアンテナ代わりにするFMラジオも搭載されています。
ラジオなんて使わないでしょ?って思うかもしれませんが、ネット環境のないオフラインでもFMラジオが使えるのは緊急時の情報収集に重宝するんですよ。
BluetoothコーデックはLDAC/LHDCに対応
moto g64 5Gにワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際に接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:✕
- LDAC:○
- LHDC:○
残念ながらaptX Adaptiveには非対応ですが、LDACに対応しているのでワイヤレスでもハイレゾ再生が可能。
またLHDCに対応しているスマホは少ないので貴重な存在です。
例えばNothing Ear(2)なんかも高音質で使えちゃいますね。
また、僕が使ってみた限りでは、SRCを回避しているようで、Amazon Musicのストリーミング再生では日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」にも対応してました。
Amazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分かりませんが、音楽好きの人には嬉しいポイントです。
4キャリアに対応したBand構成
moto g64 5GのSIMフリーモデルは国内4キャリアのBandにフル対応しています。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26 ○ |
楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 18(パートナー回線)○ |
どの回線でも使うことができるスマホならMNPもしやすいですね。
楽天回線にももちろん対応。以下の記事で楽天モバイルのSIMカードを使ってみた様子を紹介しているので、気になる方はチェックしてください。
また、少しずつエリアが広がってきた5G通信(Sub-6)にも対応しています。
ただしドコモの「n79」には非対応なところは注意です。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線 | n 77 ○ n 78 ○ n 79 ✕ |
ソフトバンク回線 | n 77 ○ |
au回線 | n 77 ○ n 78 ○ |
楽天回線 | n 77 ○ |
5G回線に対応しているメリットは、長期利用を視野に入れている人に向いてるところ。
今後さらに5G回線の技術が拡大した場合でもmoto g64 5Gなら対応できます。
eSIMに対応している
moto g64 5GはeSIMにも対応。
eSIMに対応した通信キャリアも少しずつ増えてきました。
今はeSIMなんて使うことないって思っていても、そのうち必要になるかもしれないので対応している方が良いでしょう。
eSIMは慣れたら手続きがめちゃくちゃ楽なので、この機会にチャレンジしても良いかもしれません。
僕はいくつかeSIMを使ってきましたが、楽天モバイルのeSIMは手続きが分かりやすいので初心者におすすめ。IIJmioのeSIMも手続きが早いので気に入っています。
moto g64 5Gのスペック・仕様
moto g64 5Gのスペックは以下のとおりです。
参考に同シリーズのmoto g53j 5Gのスペックを並べて掲載しておきます。
製品名 | moto g64 5G | moto g53j 5G |
価格 | 34,800円 | 34,800円 |
サイズ | 161.56mm 73.82mm 7.99mm | 162.7mm 74.66mm 8.19mm |
重さ | 177g | 183g |
ディスプレイ | 6.5インチ LCD FHD+ 2400×1080 405ppi | 6.5インチ LCD HD+ 1600×720 269ppi |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
OS | Android 14 | Android 13 |
SoC | MediaTek Dimensity 7025 | Qualcomm Snapdragon 480+ 5G |
RAM | 8GB | 8GB |
ROM | 128GB | 128GB |
外部ストレージ | 対応(最大1TB) | 対応(最大1TB) |
リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 f/1.8 | 5,000万画素 f/1.8 |
リアカメラ(マクロ) | 200万画素 | 200万画素 |
インカメラ | 1,600万画素 | 800万画素 |
ビデオ(リアカメラ) | 1080p@60,30fps | 1080P@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 1080P@30fps | 1080P@30fps |
バッテリー | 5,000mAh | 5,000mAh |
充電速度 | 30W | 18W |
ポート | USB Type-C | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
生体認証 | 指紋認証 顔認証 | 指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM eSIM | nano SIM eSIM |
対応Band | 5G: n1/n3/n28/n41/n77/n78 4G: B1/B2/B3/B4/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B26/B28/B38/B41/B42 3G: B1/B2/B4/B5/B8 | 2G:850MHz/900MHz/1,800MHz/1,900MHz 3G:B1/B2/B4/B5/B8/ 4G:B1/B2/B3/B4/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B26/B28/B38/B41/B42 5G:n3/n28/n77/n78 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver5.3 | Ver5.1 |
位置情報 | GPS GLONASS BeiDou GALILEO QZSS A-GPS | GPS GLONASS BeiDou GALILEO A-GPS |
イヤホンジャック | あり | あり |
スピーカー | ステレオ Dolby Atmos | ステレオ Dolby Atmos |
FMラジオ | あり | あり |
防塵防水 | IP52 | IP52 |
NFC | あり | あり |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
公式サイト>>仕様
まとめ:moto g64 5Gのメリット・デメリット・評価
moto g64 5Gを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
moto g64 5Gを買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・価格が安い ・大画面で軽量 ・120Hz高駆動 ・困らない動作性能 ・使えるメインカメラ ・30W急速充電 ・おサイフケータイ ・ステレオスピーカー ・イヤホンジャック ・指紋認証&顔認証 ・SDカード使用可能 | ・重いゲームは厳しい ・防水性能が弱い ・付属品はケースのみ |
評価
総合評価:(4点/5点満点)
デザイン | ★★★☆☆ |
サイズ感 | ★★★☆☆ |
ディスプレイ | ★★★★☆ |
動作性能 | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
バッテリー性能 | ★★★☆☆ |
カメラ性能 | ★★★☆☆ |
機能・付加価値 | ★★★★☆ |
- リフレッシュレート120Hz
- ステレオスピーカー搭載
- イヤホンジャック搭載
- おサイフケータイ対応
moto g64 5Gは、3万円台で購入できる格安スマホながらも普段使いに困らない機能・性能を搭載したコスパの高い1台でした。
さらに旧モデルmoto g53j 5Gよりも以下の点で進化。
- 基本性能・動作性能
- メインカメラ性能
- ディスプレイ解像度
- 充電速度
どれもスマホを使う上で重要のポイントです。
特にAnTuTuベンチマークスコア50万点、30W急速充電は強烈でした。
大幅にパワーアップしているにも関わらず同じ価格で販売できるのか不思議でしょうがありません・・・。お得すぎませんか???
moto g64 5Gは、なるべく安く使いやすいスマホを探しているライトユーザーにおすすめの1台だと思います。
ワイモバイルでmoto g64y 5G(4GB)が1円!
moto g64 5Gがワイモバイルで超割引販売中です!
ワイモバイルでは製品名がmoto g64y 5Gになっており、メモリが4GBの廉価モデルです。本記事で紹介しているSIMフリーモデルよりも動作性能が落ちる場合があるのでご注意ください。
販売価格の比較
現在moto g64 5Gを取り扱っている主な格安SIMと販売価格は以下のとおり。
「最安価格」はMNPやオプション加入等の条件を適用した場合の価格になります。
格安SIM | 通常価格 | 最安価格 |
ワイモバイル | 21,996円 | 1円 |
IIjmio | 30,800円 | 14,800円 |
Amazon | 34,800円 | 34,800円 |
公式サイト | 34,800円 | 34,800円 |
IIJmioもかなり頑張っていますが、ワイモバイルは他社からのMNP+シンプル2M/2Lへの加入で脅威の1円。
- 新規(シンプル2S):13,716円
- 新規(シンプル2M/2L):9,800円
- MNP(シンプル2S):3,996円
- MNP(シンプル2M/2L):1円
- 機種変更:14,796円
しかも!
ワイモバイルで常時開催の「どこでももらえる特典」で最大6,000円相当のPayPayポイントが戻ってきます。
還元されるPayPayポイントを加味すれば実質無料でmoto g64y 5Gを購入可能に・・・。
個人的に「実質」ってあんまり好きではないのですが、無料になると考えればさすがにお得としか言いようがありません。
moto g64y 5Gをワイモバイルで購入する場合には、事前にキャンペーンへのエントリーを忘れずにしましょう。
公式サイト>>moto g64y 5G
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルをスマホで利用する時の料金プランは「シンプル2」です。
プラン名 | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
データ通信量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額基本使用料 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
各種割引を適用すれば更に安くなり、格安SIMにも負けないくらいお得な料金プランになっています。
また、現在「データ増量無料キャンペーン」を開催しているので、6ヶ月間はデータ通信量が無料で増量。これが地味に嬉しいメリットです。
ギガはたくさん使えるに越したことありませんからね。
ワイモバイルの特徴
ワイモバイルの特徴は以下の
- 2つの通話定額オプション
- 安定した通信速度
- データくりこし可能
- PayPayが貯まりやすい
2つの通話定額オプション
ワイモバイルの通話料は22円/30秒ですが、2つの通話定額オプションが用意されています。
オプション名 | 月額料金 | 内容 |
だれとでも定額 | 880円 | 10分以内の国内通話が無料 |
スーパーだれとでも定額 | 1,980円 | 国内通話かけ放題 |
個人的には通話は殆どLINEなので音声通話を使う機会は少ないですが、そうはいかない人も多いでしょう。
1ヶ月に20分以上話すなら「だれとでも定額」、45分以上話すなら「スーパーだれとでも定額」を利用したほうが安上がりと言われています。
安定した通信速度
ワイモバイルはソフトバンク回線を直接利用しています。
格安SIMでもソフトバンク回線を利用しているところがありますが、通信速度が安定しているのは圧倒的にワイモバイル。
低速になりがちな「お昼休み」や「夜のくつろぎタイム」でも遅くなることはありません。
また今後エリアの拡大が予想される5G回線も標準搭載。追加料金を支払うことなく利用できます。
データくりこし可能
以前ワイモバイルはデータ繰り越しに対応していなかったのでデメリットの1つになっていましたが、現在は対応しており、余ったギガを翌月まで繰り越し可能です。
月によって使うギガがバラバラな人ほど恩恵を受けやすいですね。
なお、シンプル2 M/Lプランなら、データを使い切った後の通信速度が1Mbps。
動画視聴やゲームにはちょっと遅いですが、ネットサーフィンやSNSをやるくらいであればストレスなく使えます。これも大きなメリットです。
PayPayが貯まりやすい
PayPayを普段使っていない人には魅力を感じにくいポイントかもしれませんが、ワイモバイルはPayPayとの親和性が非常に高いです。
ワイモバイルに加入すると、通常月額508円のLYPプレミアム会員特典が無料で使えます。
これでYahoo!ショッピングで+2%のPayPayポイントが還元(支払い方法に条件あり)。
さらに月額550円に「Enjoyパック」に加入すると、Yahoo!ショッピングでの買い物がいつでも最大12%還元になっちゃいます。
還元率を上げるためにわざわざ毎月550円払わないといけないの?と思うかもしれませんが、Enjoyパックの特典はそれだけに留まりませんよ。
毎月0.5GBのギガと、Yahoo!ショッピングで使える500円OFFクーポンが貰えます。これだけで月額料金以上の価値があるのでお得すぎです笑
どうしてもPayPayを中心にしたサービスに偏ってしまうのですが、ワイモバイルに加入したら全力でPayPayの還元を受けるべきだと思います。
現在大手キャリアを利用している人、格安SIMを使っているけど通信速度に不満がある人はワイモバイルへ乗り換えて、moto g64y 5Gを購入してみてはいかがでしょうか?
公式サイト>>moto g64y 5G