お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Pixel 9 Proを購入しました。
Androidの生みの親であるGoogle製スマホの2024年最新モデル。
強化されたAI機能や最高クラスのカメラ性能が魅力の人気スマホです。
2024年のPixel Proシリーズは2サイズ展開で、僕が購入したのは6.3インチ。
旧モデルPixel 8 Proが6.7インチの大画面だったのでかなり扱い安くなりました。やっぱ僕はコンパクトなスマホが好きみたいです・・・笑
Pixel 9 Proの詳しいレビューはこちら↓
Pixel 9 Proはキャリア版に加えて、オープンマーケットモデル、いわゆるSIMフリー版も販売されています。
オープンマーケットモデルであれば、基本的にどのキャリアの回線でもSIMカードさえ装着すれば使用可能。
公式サイトに掲載されている対応Bandを確認しても問題なさそうです。
- 5G(Sub6): n1/2/3/5/7/8/12/14/20/25/26/28/30/38/40/41/66/71/75/77/78/79
- LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/32/38/39/40/41/42/48/66/71/75
- 3G:1/2/4/5/6/8/19
- GSM:850,900,1800,1900
ただBandが対応していてもSIMカードを装着してみると、なぜか使えないことがあります。
そこで実際にワイモバイルのSIMカードをPixel 9 Proに装着して以下の項目で使えるか検証したので本記事でご紹介いたします。
- データ通信
- 音声通話
- SMS
- テザリング
ワイモバイルユーザーでPixel 9 Proを買おうか迷っている方、逆にPixel 9 Proを使っていてワイモバイルへの乗り換えを検討している方は参考にしてください。
タップして読みたい場所へ
Pixel 9 ProにワイモバイルのSIMカードを装着・APN設定
Pixel 9 Pro(SIMフリー版)のカードスロットはSIMカードを1枚のみ装着できるタイプ。
この他、eSIMにも対応していますが今回は物理SIMで検証しております。
ワイモバイルのSIMカードを装着しただけですぐに開通。APNは自動設定でした。
アンテナピクトには、すぐに「Y!mobile」の表示。僕の使っているエリアでは時々5G(NSA/4G流用タイプ)を拾うことがあります。
SIMカードを装着しただけではデータ通信が使えない場合もありますが、一度再起動すれば繋がってくれると思います。
なお、SIMカードを入れてもソフトバンク系のアプリが自動生成されることはありません。
料金やギガの量を確認するMy SoftbankアプリやY!mobileメールは自分でインストールする必要があります。
My SoftBank
SoftBank Corp.無料posted withアプリーチ
Y!mobile メール
Yahoo! JAPAN (LY Corporation)無料posted withアプリーチ
My SoftBankアプリはWi-Fi OFFの状態で開けば自動的にサインインしてくれるので簡単ですね。Pixel 9 Proでも問題なく使えます。
エリアや時間帯によって異なるので参考程度にしかなりませんが、通信速度も問題ないようです。
混雑しない時間帯であれば爆速。ワイモバイルは下り速度に比べて上りが遅めになります。
Pixel 9 Proは特別な設定をする必要なくワイモバイルのデータ通信が利用できます。
Pixel 9 Proでワイモバイルの音声通話・SMSが使えるか検証
ワイモバイル回線を無事掴んでくれたので音声通話・SMSが使えるのかチェックしていきましょう。大丈夫そうですけどね。念のため。
音声通話
Pixel 9 Proの標準電話アプリで音声通話を試してみたところ、発信・着信どちらも問題なく使えました。
番号通知もしっかり機能していますね。
SMS
SMSも問題なし。遅れることもなく送信・受信ができました。
今回は検証していませんが、メッセージアプリの代わりにY!mobileメールを使っても問題ないと思います。
Pixel 9 Proでワイモバイルのテザリングを検証
最後にPixel 9 Proでワイモバイル回線のテザリングが使えるかチェック。
設定内の「アクセスポイントとテザリング」から「Wi-Fiアクセスポイント」を有効に。
アクセスポイント名(SSID)とパスワードもここで確認できますよ。
あとは接続したいデバイスのWi-Fi設定で「Pixel_★★★★」を探し、パスワードを入力すればOK。
実際に「Redmi Pad SE 8.7」で接続してみましたが問題なく使用できました。
このくらいの速度が出ていれば、よっぽど大容量データのやり取りでもしない限りは困ることはないでしょう。
Google Pixel 9 Proのスペック・仕様
Google Pixel 9 Proのスペックは以下の通りです。旧モデルPixel 8 Proのスペックも併せて掲載するので違いをチェックしていきましょう。
製品名 | Pixel 8 Pro | Pixel 9 Pro |
価格 | 128GB:159,900円 256GB:169,900円 512GB:189,900円 | 128GB:159,900円 256GB:174,900円 512GB:194,900円 |
カラー | Bay Obsidian Porcelain | Porcelain Rose Quartz Hazel Obsidian |
サイズ | 162.6mm 76.5mm 8.8mm | 152.8mm 72mm 8.5mm |
重さ | 213g | 199g |
ディスプレイ | 6.7インチ Super Acture LTPO OLED 1,344×2,992 20:9 489 ppi HDR 24bit(1,600万色) 1,000,000:1 1,600nit(HDR) 2,200nit(ピーク) Gorilla Glass Victus 2 | 6.3インチ Super Actua LTPO OLED 1,280×2,856 20:9 495 ppi HDR 24bit(1,600万色) 2,000,000:1 2,000nit(HDR) 3,000nit(ピーク) Gorilla Glass Victus 2 |
リフレッシュレート | 1~120Hz | 1~120Hz |
OS | Android 14 | Android 14 |
SoC | Google Tensor G3 | Google Tensor G4 |
RAM | 12GB LPDDR5X | 16GB |
ROM | 128GB 256GB 512GB UFS 3.1 | 128GB 256GB 512GB |
外部ストレージ | 非対応 | 非対応 |
リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 f/1.68 センサーサイズ 1/1.31 FOV 82° OIS/EIS | 5,000万画素 f/1.68 センサーサイズ 1/1.31 FOV 82° OIS/EIS |
リアカメラ(超広角) | 4,800万画素 f/1.95 FOV 125.5° | 4,800万画素 f/1.7 センサーサイズ 1/2.55 FOV 123° |
リアカメラ(望遠) | 4,800万画素 f/2.8 FOV 21.8° 光学ズーム 5倍 超解像ズーム 30倍 | 4,800万画素 f/2.8 センサーサイズ 1/2.55 FOV 222° 光学ズーム 5倍 超解像ズーム 30倍 |
インカメラ | 1,050万画素 f/2.2 FOV 95° | 4,200万画素 f/2.2 FOV 103° |
ビデオ(リアカメラ) | 4K,1080p@60fps 4K,1080p@30fps 4K,1080p@24fps OIS/EIS | 4K,1080p@60fps 8K,4K,1080p@30fps 4K,1080p@24fps OIS/EIS |
ビデオ(インカメラ) | 4K@60fps 4K@30fps 4K@24fps | 4K@60fps 4K@30fps |
バッテリー | 5,050mAh | 4,700mAh |
ポート | USB Type-C 30W急速充電 | USB Type-C 27W急速充電 |
ワイヤレス充電 | 最大23W | 最大21W |
バッテリーシェア | 対応 | 対応 |
生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM eSIM | nano SIM eSIM |
2回線同時待ち受け | 可 | 可 |
対応Band | 5G(ミリ波): n257 5G(Sub6): n1,2,3,5,7,8,12,20,25,28,30,38,40,41,66,71,77,78,79 4G :B1,2,3,4,5,7,8,12,13,14,17,18,19,20,21,25,26,28,30,38,39,40,41,42,48,66,71 3G:B1,2,4,5,6,8,19 GSM :850/ 900/1800/1900 | 5G(Sub6): n1/2/3/5/7/8/12/14/20/25/26/28/30/38/40/41/66/71/75/77/78/79 LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/32/38/39/40/41/42/48/66/71/75 3G:1/2/4/5/6/8/19 GSM:850,900,1800,1900 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E 802.11ax 2.4GHz+5GHz+6GHz | Wi-Fi 7 2.4GHz+5GHz+6GHz |
Bluetooth | Ver5.3 | Ver5.3 |
位置情報 | GNSS GPS GLONASS Galileo QZSS BeiDou | GNSS GPS GLONASS Galileo QZSS BeiDou NavIC |
イヤホンジャック | なし | なし |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
FMラジオ | なし | なし |
防塵防水 | IP68 | IP68 |
NFC | あり | あり |
FeliCa | あり | あり |
公式サイト>>仕様
Pixel 9 Proの実機レビューはこちら↓
ワイモバイルの料金プラン・特徴
ワイモバイルの料金プラン・特徴をおさらいしておきましょう。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルをスマホで利用する時の料金プランは「シンプル2」です。
プラン名 | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
データ通信量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額基本使用料 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
各種割引を適用すれば更に安くなり、格安SIMにも負けないくらいお得な料金プランになっています。
また、現在「データ増量無料キャンペーン」を開催しているので、6ヶ月間はデータ通信量が無料で増量。これが地味に嬉しいメリットです。
ギガはたくさん使えるに越したことありませんからね。
2つの通話定額オプション
ワイモバイルの通話料は22円/30秒ですが、2つの通話定額オプションが用意されています。
オプション名 | 月額料金 | 内容 |
だれとでも定額 | 880円 | 10分以内の国内通話が無料 |
スーパーだれとでも定額 | 1,980円 | 国内通話かけ放題 |
個人的には通話は殆どLINEなので音声通話を使う機会は少ないですが、そうはいかない人も多いでしょう。
1ヶ月に20分以上話すなら「だれとでも定額」、45分以上話すなら「スーパーだれとでも定額」を利用したほうが安上がりと言われています。
安定した通信速度
ワイモバイルはソフトバンク回線を直接利用しています。
格安SIMでもソフトバンク回線を利用しているところがありますが、通信速度が安定しているのは圧倒的にワイモバイル。
低速になりがちな「お昼休み」や「夜のくつろぎタイム」でも遅くなることはありません。
また今後エリアの拡大が予想される5G回線も標準搭載。追加料金を支払うことなく利用できます。
データくりこし可能
以前ワイモバイルはデータ繰り越しに対応していなかったのでデメリットの1つになっていましたが、現在は対応しており、余ったギガを翌月まで繰り越し可能です。
月によって使うギガがバラバラな人ほど恩恵を受けやすいですね。
なお、シンプル2 M/Lプランなら、データを使い切った後の通信速度が1Mbps。
動画視聴やゲームにはちょっと遅いですが、ネットサーフィンやSNSをやるくらいであればストレスなく使えます。これも大きなメリットです。
PayPayが貯まりやすい
PayPayを普段使っていない人には魅力を感じにくいポイントかもしれませんが、ワイモバイルはPayPayとの親和性が非常に高いです。
ワイモバイルに加入すると、通常月額508円のLYPプレミアム会員特典が無料で使えます。
これでYahoo!ショッピングで+2%のPayPayポイントが還元(支払い方法に条件あり)。
さらに月額550円に「Enjoyパック」に加入すると、Yahoo!ショッピングでの買い物がいつでも最大12%還元になっちゃいます。
還元率を上げるためにわざわざ毎月550円払わないといけないの?と思うかもしれませんが、Enjoyパックの特典はそれだけに留まりませんよ。
毎月0.5GBのギガと、Yahoo!ショッピングで使える500円OFFクーポンが貰えます。これだけで月額料金以上の価値があるのでお得すぎです笑
どうしてもPayPayを中心にしたサービスに偏ってしまうのですが、ワイモバイルに加入したら全力でPayPayの還元を受けるべきだと思います。
公式サイト>>ワイモバイル
オンラインストアなら
\ 24時間いつでもお得 /
まとめ:ワイモバイルでもPixel 9 Proが使えます
Pixel 9 Proでワイモバイルが使えるのか検証してみました。
ワイモバイル回線提供エリアであれば以下の内容での利用が可能です。
- データ通信
- 音声通話(発信・着信)
- SMS(送信・受信)
- テザリング
エリアによっては繋がらない・繋がりにくい状況になることもありますので、不安な場合にはワイモバイル公式サイトの情報をご確認ください。
公式サイト>>SIM動作確認済機種一覧