評価:(5点/5点満点)
お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
motorola edge 60 proを購入しました。
2025年7月に発売されたmotorola製ミドルハイモデルです。
実際に暫く使ってみましたが、いやぁ・・・良いスマホでした。
欲しい機能がほぼ全部揃った万能タイプ。
お値段79,800円と少々お高めではあるんですが、しっかりそれだけの価値のあるスマホだと思います。
本記事でmotorola edge 60 proを詳しくレビューするので、購入の参考にしてください。
メリット | デメリット |
・使いやすいサイズ感 ・曲面ディスプレイ ・美しいAMOLED ・快適な動作性能 ・重いゲームも遊べる ・優秀なメインカメラ ・望遠カメラ搭載 ・125W急速充電 ・ワイヤレス充電対応 ・ステレオスピーカー ・おサイフケータイ対応 ・IP68/69/MIL規格 ・付属品揃ってる |
・ちょいお高め ・曲面ディスプレイは好み ・AIは今後に期待 ・イヤホンジャックなし ・SDカード非対応 |
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- motorola edge 60 proのデザイン・サイズ・付属品をレビュー
- motorola edge 60 proのディスプレイをレビュー
- motorola edge 60 proの基本性能・動作性能をレビュー
- motorola edge 60 proのゲーム性能をレビュー
- motorola edge 60 proのバッテリー持ち・充電速度をレビュー
- motorola edge 60 proのカメラ性能をレビュー
- motorola edge 60 proの基本機能・操作性をレビュー
- motorola edge 60 proのスペック・仕様
- まとめ:motorola edge 60 proのメリット・デメリット・評価
- motorola edge 60 proはIIJmioが最安値!
motorola edge 60 proのデザイン・サイズ・付属品をレビュー
まずはmotorola edge 60 proの外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
motorola edge 60 proのカラーバリエーションは以下の3色。
- PANTONE Shadow (シャドーグリーン)
- PANTONE Dazzling Blue (ダーズブルー)
- PANTONE Calcite (カルサイトホワイト)
カラーの専門機関PANTONEと公式に協業して開発されたカラーバリエーションを採用。PANTONE認定カラーによる個性的で美しいデザインが魅力です。
PANTONE(パントン)とは、アメリカに本社を置くPANTONE社が開発した、世界共通の色見本帳および色の標準規格です。異なる印刷機や素材でも同じ色を正確に再現できるように設計されており、印刷業界やデザイン業界だけでなく、製造業などの現場でも広く利用されています。PANTONEのカラーチャートは数千色以上を収録し、各色には固有の番号が割り振られているため、色の指定・共有が非常にしやすいのが特徴です。
このうち、今回購入したのはダーズブルーです。
背面パネルの表面は「ナイロン風テクスチャ」を採用。表現するのは難しいんですが、布のようなフェイクレザーのような不思議な触り心地です。
旧モデルedge 50s proはヴィーガンレザー風でしたが、motorola edge 60 proは同じような質感ながらもっとサラサラしています。
個人的にはedge 60 proの質感のほうが好みでした。
背面パネル上部にカメラユニットを搭載。メイン・超広角・望遠の3眼構成です。横にはFeliCaポートも確認できます。
背面パネルと一体化して緩やかに盛り上がってるデザインにはどこか高級感を感じます。カッコイイですよね。
カメラユニットの厚みは実測で3.7mmほど。盛り上がってる分だけ厚みがあり、デスクに置くと普通にガタつきます。
背面パネルは優しく湾曲した形状で持ちやすいです。
ミドルフレームはおそらくアルミ製。マットな同系色です。
ディスプレイを上にして右側面に音量ボタンと電源ボタン。
左側面には新たに搭載されたAIキー。詳しくは後ほど紹介しますが、2025年8月現在は殆ど使い道ないっす・・・。
本体下部にはカードスロット・マイク・USB Type-Cポート・スピーカーを搭載。
カードスロットとマイクが横並びなので、誤ってマイクにSIMピンを刺さないように注意しましょう。
motorola edge 60 proのカードスロットはSIMカードを1枚装着できるタイプ。
残念ながらmicroSDカードの装着はできないものの、eSIMにも対応しており、2回線同時待受が可能です。
本体上部には特になにもありません。1つ見えるのは補助マイクかな?
サイズ
motorola edge 60 proのサイズは161mm×74mm×8.3mm。
旧モデルmotorola edge 50s proと殆ど変わらない大きさ。
薄くて横幅が狭くて、めちゃくちゃ扱いやすいサイズ感です。僕はめっちゃ好き!
重さは実測で183g。6.7インチディスプレイなのにめちゃくちゃ軽いです。
motorola edge 60 proのサイズ感は抜群。
現在発売されてるスマホの中で最も自分好みでした。いやーめっちゃ良い!ほんとに好き。
付属品
motorola edge 60 proの付属品は以下のとおり。
- マニュアル類
- SIMピン
- 保護ケース
- 充電器
- USB-Cケーブル
なんとなんとディスプレイ保護フィルム以外は全部付いてきました。素晴らしい!
ケースは同系色のハードタイプ。
操作に干渉しないように側面がバッサリ切り取られたデザインです。
これならディスプレイが隠れてしまうことがありませんね。横幅が大きくなることもないのでGOODです。
カメラの出っ張りも守ってくれるので装着しておきましょう。
充電器は最大125W出力可能なハイパワータイプ。これだけで結構いいお値段しそうなんで嬉しいなぁ・・・。ポートはUSB Type-Cです。
エッジディスプレイは保護フィルムが貼りにくいのがデメリットなんですが、既にサードパーティ製のフィルムも発売されているのでチェックしておきましょう。
Amazon>>「motorola edge 60 pro フィルム」で検索
何も貼らずに裸で使うのは少々怖いですしね。
motorola edge 60 proのディスプレイをレビュー
続いてmotorola edge 60 proのディスプレイを見ていきましょう。
毎日何度も目にするディスプレイは、スマホの命と言っても過言ではないくらい重要なポイントです。
ミドルレンジに珍しいエッジディスプレイ
motorola edge 60 proのディスプレイは側面が湾曲しているエッジディスプレイ。
以前はハイエンドスマホに搭載されていることが多かったんですが、ミドルレンジモデルでは珍しいと思います。
好みが分かれる形状なんですが、湾曲具合はキツくはないので見づらさを感じることはありませんでしたよ。
エッジディスプレイのメリットは側面ベゼル(縁)が狭くなるので表示領域が広くなること。画面占有率は脅威の96.47%です。ほぼ全画面。
motorola edge 60 proは上下ベゼルも細いのでかなり広々です。
一方で意図しない側面のタッチが多くなってしまうのがデメリット。
ただ実際に使っていて頻繁に発生するわけではないので、それほど気にしなくて良いと思います。
むしろディスプレイ保護フィルムを貼るのが難しくなる点の方が、個人的には気になるポイントです。
Amazon>>「motorola edge 60 pro フィルム」で検索
エッジディスプレイの特徴を活かしたエッジライト機能なんかもありましたよ。
6.7インチ有機ELディスプレイ
motorola edge 60 proは6.7インチの有機EL(AMOLED)ディスプレイ。
ほぼベゼルレスってこともあって、サイズ以上にディスプレイが広々大きく感じます。
唯一「欠け」になるインカメラはパンチホールタイプで上部中央に配置。
とは言え、横持ち全画面で動画を見ても気になるほどではありません。
motorola edge 60 proの横幅は狭い方ですが、6.7インチの大画面なので基本的に両手操作になると思います。片手だと端まで指が届きませんからね。
ただ軽量なので文字入力なら片手でもいけました。まぁ落として壊しても切ないので無理せず両手で使いましょう。
なお、カバーガラスにはCorning Gorilla Glass 7iが採用されているので耐久性にも優れております。
画面解像度 2,712×1,220(Super HD)
motorola edge 60 proの画面解像度はFHDを大きく超える2,712×1,220。何を表示させてもめちゃくちゃ綺麗です。
有機ELディスプレイ特有の黒色表現でシャキッとメリハリの効いた贅沢な表示。
- 100% DCI-P3
- HDR 10+サポート
- Pantone Validatedカラー
- Pantone Skintone認定
スペック的にも十分で満足度の高い品質だと思います。
「Pantone Validated」は、世界的な色の規格であるPantone(パントン)が、ディスプレイや印刷などにおいて正確な色再現性があることを公式に認めた証明です。motorola edge 60 proでは、この認証により、画面に表示される色がより正確でプロフェッショナルなレベルであることが保証されています。
「Pantone Skintone認定」は、世界中のあらゆる肌の色を正確に再現するために開発されたPantoneのスキントーンガイドに基づくもので、肌の自然な色味を忠実に表示・再現できることを示す認証です。motorola edge 60 proのカメラやディスプレイは、この認定を受けており、人物の肌がよりリアルで美しく表現されます。
僕は購入したままの状態で特に不満はありませんでしたが、色合い・色温度を好みに合わせて調節することも可能。目に負担をかけないアイケア設定もできるので活用しましょう。
十分な明るさで屋外でも見やすい
motorola edge 60 proのディスプレイの明るさは、ピーク輝度(特定の条件で発揮できる瞬間的な輝度)4,500nitに及ぶ十分な明るさ。
屋内ではもちろん、屋外の直射日光下でも見づらくなることはありませんでした。
また、多少色合いが変化するものの視野角の広さも十分なのでゴロ寝スマホとしても使えそうです。
リフレッシュレート120Hz対応
motorola edge 60 proの画面リフレッシュレートは120Hzをサポート。
1秒間に最大120回書き換えてくれるので表示がヌルヌルと滑らかになります。
旧モデルは144Hzだったのでスペックダウン?と思うかもしれませんが、144Hzでも120Hzでも大きな違いは感じないのでご安心ください。
どちらもめちゃくちゃ快適な画面スクロールを体感できます。問題なし!
最上位モデルのようなLTPOディスプレイではないものの、ディスプレイの動きやアプリに合わせて60Hz/90Hz/120Hzの切り替えは可能です。
高い動作性能に加えてディスプレイが高駆動なので、とっても気持ちよく動いてくれます。
この快適さは低価格帯のスマホでは体験できない大きなメリットです。
Widevine L1で動画視聴が快適に!
motorola edge 60 proのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
低価格帯のスマホだとL3になっているものも多いですが、ストリーミングサービスで高画質視聴が可能です。
Widevine L1は、Googleが開発したデジタル著作権管理(DRM)技術の最高レベルのセキュリティ規格です。ストリーミングサービスやコンテンツプロバイダーが提供する高品質な動画コンテンツを不正コピーや無断視聴から保護するために使用されます。Widevine L1では、デバイスのハードウェアレベルで暗号化と復号化のプロセスが行われるため、非常に高度なセキュリティを実現し、4K解像度やHDRなどの高品質コンテンツの配信が可能となります。Widevine L1に対応したデバイスは、専用のセキュアチップを搭載しており、暗号鍵や復号されたコンテンツがデバイスの安全な領域内でのみ処理されるため、ソフトウェアベースの攻撃に対して極めて高い耐性を持っています。ただし、すべてのデバイスがWidevine L1に対応しているわけではなく、L2やL3といった下位レベルの規格も存在し、デバイスの性能や用途に応じて使い分けられています。
Netflixの最大再生解像度はFull HD。残念ながらHDR機能には非対応でした。
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでもHD 1080pで視聴可能。YouTubeでは「2160p60 HDR」まで設定できることを確認しました。
いつでもどこでも高画質で動画視聴できるのはmotorola edge 60 proのメリットの1つと言ってもいいでしょう。
motorola edge 60 proの基本性能・動作性能をレビュー
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を司るのがSoC(CPU/GPU)。
motorola edge 60 proには「Dimensity 8350」が搭載されております。
MediaTek Dimensity 8350は、2024年11月に発表されたミドルレンジ帯向けのSoC。4nmプロセスを採用し、パフォーマンスと電力効率のバランスが特徴的です。CPUは8コア構成で、最新世代のArmv9アーキテクチャを採用しています。具体的には、1つの高性能コアにArm Cortex-A715(最大3.35GHz)を備え、3つのCortex-A715(最大3.2GHz)、そして4つの省電力コアCortex-A510(最大2.2GHz)という構成にです。
グラフィックス性能にはArm Mali-G615 MC6を搭載しており、ゲーミングや映像処理においても良好なパフォーマンスを発揮します。
「StarSpeed Engine」を新たに採用し、従来世代のHyperEngineからの進化として、より安定したフレームレートや消費電力の低減を実現しています。
公式サイト>>Dimensity 8350
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは1,404,486点、GPUスコアは520,437点でした。
2025年8月時点の最高スコアは280万点を超えているわけですが、140万点もあれば、普段使いはもちろん重いゲームでもそこそこ遊べるスコアと言えます。
旧モデルのスコアは82万点ほどだったので大幅にスコアアップ。2年前のハイエンドモデルに迫るスコアになっております。
AnTuTuスコアで70万点もあれば普段使いで困ることはないので、言うまでもなく何をやっても超快適ですよ。
1年でベンチマークスコアが2倍近く上がるって凄いですよね?凄いし、シンプルに嬉しいなーと思いました。
なお以下のページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載しているのでチェックしてくださいね。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ↓
motorola edge 50s proと動作性能を比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないかもしれないので、旧モデルのmotorola edge 50s proと動作性能をプチ比較してみました。
多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックです。
どっちも十分早いですが、楽天市場のように画像がいっぱいあって重いサイトの場合には、ちょっと差が出るようですね。
motorola edge 60 proの方が、より余裕ある基本性能なんだと思います。
これだけ動けばストレスを感じるシチュエーションはないでしょう。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度もテストしてみました。
読み込み/書き込みどちらも爆速。ハイエンドモデルにせまるスコアでした。
RAM容量は12GBあるので、複数のアプリを同時に起動しても余裕があると思います。
またストレージ容量も256GBと十分。システムに20GB使うため、実質保存できるのは240GBほどになります。
パツパツになることはないと思いますが、重いゲームを複数同時にプレイしている人や、写真・動画撮影が好きな人は気をつけましょう。
残念ながらmicroSDカードは搭載できませんが、Google DriveやGoogle Photo等のオンラインストレージを活用することで容量不足を解消できます。
またUSB-C用のカードリーダーもあるので、Micro SDカード等を利用したい場合には別途購入しても良いでしょう。
特別な設定をすることなく、装着するだけですぐに認識してくれましたよ。
Amazon>>USB-Cカードリーダー
メモリ拡張機能
motorola edge 60 proには使わないストレージの最大12GB分を仮想メモリにする「メモリ拡張」機能が搭載されています。
もちろん標準RAMと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリなんかと同じように極端に動作が速くなることはないと思います。
それでも、僅かでも快適に使えるのであれば有効にしない手はありません。
元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるから安心ですからね。
AIが自動的に最適化してくれるようなので、基本的に購入したままの状態で問題ないでしょう。
motorola edge 60 proのゲーム性能をレビュー
もはやスマホとゲームは切っても切れない関係なので、ゲーム性能の良し悪しも重要なポイントです。
普段使いは十分すぎるほど快適なmotorola edge 60 proはゲームを快適にプレイできるのかチェックしていきましょう。
原神(60FPS/最高)の平均FPSは37
ゲーム性能のベンチマークのような存在になってる「原神」をプレイした時の平均FPS(フレームレート)で検証していきます。
ちなみにmotorola edge 60 proのデフォルトグラフィック設定は「中/30FPS」でした。
グラフィック設定「最高/FPS60」で15分プレイした時の結果です。スメールの砂漠地域を動き回り、エンカウントした敵とはしっかり戦っています。
いつもと異なるアプリで計測したので見にくいかもしれませんが、プレイ時間に応じてFPSの上限が下がっていくのが分かります。
最終的に30FPSで落ち着き、平均37になりました。
実際にプレイしていても特にカクつきやモタつきを感じるわけではないので、フレームレートさえ我慢できれば快適に遊べると思います。
ガチ勢・トップランカーには向いていませんが、エンジョイ勢なら十分でしょう。
例えば普段は別の端末でプレイしている人が、スキマ時間に樹脂消費とデイリークエストを消化する使い方もいいですね。
崩壊:スターレイルの平均FPSは30
続いて崩壊:スターレイルの実機検証。原神はCPU性能が求められるのに対し、崩壊:スターレイルはGPU性能が重要とのこと。
ピノコニー・黄金の刻を「最高/FPS60」で15分ほどプレイ(黄泉の四相断我で移動)してみました。
平均FPSは30と予想以上に頑張ってくれましたが、実際にプレイしてみるとかなりガクガクしていました。FPSのグラフも安定していないのが分かりますね。
motorola edge 60 proは重量級ゲームでも遊べないことはありませんが、快適に遊ぶにはグラフィック設定を下げる必要があると思います。
なお今回は試していませんが、ゲーミングメニューからパフォーマンスモードを「ターボ」に変更することも可能です。
もっとゲームの動作を高くしたい!と感じた時に使っても良いかもしれませんね。
発熱で動作が不安定になることも
重いゲームを遊ぶ時に気になるのがスマホの発熱。高い負荷がかかるのでどうしてもスマホが熱くなってしまいます。
motorola edge 60 proの場合はどれくらい発熱するのか、実際に原神を「60FPS/最高」設定でプレイしている時の表面温度を計測してみたところ、45℃くらいでした。
持てなくなるほどではありませんが、それなりに熱さを感じます。
また、AnTuTuベンチマークテストを4回連続で計測した結果は以下の通り。
初回は最大限の性能を発揮しているようですが、2回目以降はスロットリングの影響なのかスコアがガクッと下がっているのが分かります。
motorola edge 60 proは高い負荷による発熱で性能が低下することがあるようです。
とは言え、性能が低下したと言ってもAnTuTuスコア100万点を超えているわけですからね?実際の使用感が悪くなるほどではないとは思います。
motorola edge 60 proのバッテリー持ち・充電速度をレビュー
スマホを使う上でバッテリー持ちも重要なポイント。
特に性能が高いスマホはバッテリー消耗が激しい印象があります。
motorola edge 60 proのバッテリー持ち・充電速度をチェックしていきましょう。
PCMarkバッテリーテストのスコア
motorola edge 60 proのバッテリー容量は5,000mAhと、旧モデルよりも500mAh増量されました。サイズが変わらないのにどうやって増やすんでしょうね!?
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
そこで、バッテリーは長持ちなのかPCMarkというベンチマークアプリでテストしました。
PC Markは実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので、通常利用時におけるバッテリー持ちとして信頼できる結果だと思っています。
ディスプレイの明るさは50%固定、リフレッシュレートを「自動選択」に設定して計測した結果が以下のとおり。
7時間22分とかなり寂しい結果になってしまいました。
旧モデルの結果が約13時間だったので大幅にスコアダウンです。
ベンチマークの結果だけで判断するとバッテリー持ちは悪く、普通に使用していてもモバイルバッテリーを持ち歩いたほうが安心だと思います。

また、リフレッシュレートの影響もあるかもしれないので、バッテリー持ちを優先するなら「効率ファースト」に設定しても良いでしょう。
これまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので、参考に御覧ください。
バッテリー消費時間を実機で計測
PCMarkのスコアはボロボロでしたが、実際に使った場合のバッテリー消耗時間はどんな感じなのか?検証結果を紹介していきます。
まずAmazon Musicでストリーミング音楽を1時間聴いた結果、バッテリー消耗は2%。
YouTubeで動画(1080P/60fps)を1時間視聴した結果、バッテリー消耗は7%でした。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は12%。
24時間一切触らずに放置でバッテリー消耗は3%でした。
それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。
使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
音楽再生 1時間 | 2% | 約50時間 |
動画再生 1時間 | 7% | 約14時間 |
原神 1時間 | 12% | 約8時間 |
24時間放置 | 3% | 約33日間 |
参考に旧モデルmotorola edge 50s proの結果と比較するとこんな感じに。
使用時間 | edge 60 pro | edge 50s pro |
音楽再生 1時間 | 2% | 2% |
動画再生 1時間 | 7% | 5% |
原神 1時間 | 12% | 13% |
24時間放置 | 3% | 6% |
ベンチマークスコアは酷かったですが、実際に使ってみると旧モデルと殆ど同じ結果になっています。一安心・・・。
motorola edge 60 proのバッテリー持ちは、めちゃくちゃ悪いってことはなく、途中充電しなくても1日は使えそうな印象です。
バッテリー劣化を防止する設定項目も用意されているので、少しでもバッテリー寿命が長くなるように調整してあげましょう。
125W急速充電に対応
これもmotorola edge 60 proを購入するメリットの1つ。なんと125W急速充電(TurboPower 125W)、いわゆる神ジューデンに対応しております。
実際に残量10%からフル充電までの時間を計測してみると僅か26分でした。すごすぎ!
これだけ早く充電できれば、寝落ちしちゃってバッテリーが殆どない状態でも、出かける準備をしている間に充電が完了しているので安心です。
しかも!付属品がバキバキ削られているなか、125W急速充電に対応した充電器が付属しているところもポイントが高いですね。
15Wワイヤレス充電に対応
さらにmotorola edge 60 proはワイヤレス充電にも対応しております。
充電速度も最大15Wとそこそこ強力。手持ちのワイヤレス充電器で試してみたところスペック以上の速度で充電できていました。
有線に比べると充電速度は遅くなってしまうので、寝る前にワイヤレス充電スタンドに置いて使うのがおすすめです。
motorola edge 60 proのカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
果たしてmotorola edge 60 proのカメラ性能はどれほどなのか。
実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてください。
カメラアプリ
どのメーカーのスマホもそうですが、カメラアプリは非常にシンプル。写真も動画もサッと取り出してすぐに撮影できます。
よく使う以下の倍率はワンタップで切り替え可能。
- 0.5:超広角カメラ
- 1:メインカメラ
- 2:メインカメラの2倍ズーム
- 3:望遠カメラ
望遠カメラとデジタルズームを組み合わせることで最大50倍までズーム可能です。
もちろん自分好みに調整しながら撮影できるプロモードもありますよ。
なおスクショ音は設定から消すことができますが、シャッター音はSIMカードを挿入している場合には消せません。
- SIMなし
- SIMあり
メインカメラの作例
まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックしていきましょう。
比較用に旧モデルmotorola edge 50s proで撮影した写真も併せて掲載しています。
どちらも綺麗に撮影できてます。シャッターボタンをタップするだけでこれだけ撮れれば十分じゃないでしょうか?
motorola edge 60 proは旧モデルに比べて、見たままに近いナチュラルな色合いになっているようです。
撮影する際にカラーモードを「ナチュラル」と「パーソナル」で選択できます。
今回は全て「ナチュラル」で撮影したので自然な色合いになっているのかもしれません。
「パーソナル」に変更すると、好みのカラースタイルを覚えさせてカスタマイズすることができるようなので、「ナチュラル」では物足りない人は試してみるといいかも。
続いて逆光のシーンでHDR性能をチェック。
どちらも優秀ですが、この写真だけで言えばmotorola edge 60 proの方がバランスが良くなった印象がありますね。空の白飛び具合も抑えられていると思います。
最後に室内で撮影した締めのラーメンを。
やはりmotorola edge 60 proは自然な色合いで撮影できますね。丼の奥の模様がボケかかっているのが本格的。
メインカメラ(夜景モード)
motorola edge 60 proには低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードも搭載されています。
全体的に明るさが増している一方で街灯の明るさが抑えられているのでバランス良く撮影できているのが分かります。もちろんフラッシュは点けていませんよ?
OIS(光学式手ぶれ補正)も搭載されているので、綺麗に撮影できました。
実際の作例を見ていきましょう。
motorola edge 50s proも綺麗に撮影できるので大きな違いは感じませんでした。
じっくり比べるとmotorola edge 60 proの方が明るく撮影できているのが分かりますが、どちらも優秀だと思います。
さらに明暗差の激しいシーンで。
夜間撮影時のHDR性能はmotorola edge 60 proの方が高く感じます。明るく撮影できているのにバランスが崩れないのが良い感じです。
望遠カメラの作例
motorola edge 60 proには光学3倍の望遠カメラが搭載されております。
ミドルレンジスマホに搭載されるのは珍しいのでかなり貴重です。
被写体までの距離が短いシチュエーションでも。
10倍ズームでも解像感が残っているのが望遠カメラの優秀なポイント。
それに加えて、画像処理性能も高くなっている気がします。
motorola edge 60 proの方が解像感が高いですよね。
ちなみに望遠カメラとデジタルズームの組み合わせで最大50倍までズーム可能ですが、10倍を超えると、どんどん解像感が乏しくなっていきます。
これはもうミドルレンジスマホなら仕方です。使う機会もないでしょうしね?逆に言えばここまで寄れるのが凄いことだと思います。
ちなみにスマホでよく使うのは、高倍率よりも2~3倍ズーム。画角の調整に重宝します
motorola edge 60 proは劣化が少ないのでめちゃくちゃ使いやすいです。
テレマクロ撮影への対応は明記されていませんが、ここまで寄れるなら十分でしょう。
超広角カメラの作例
続いては風景や食卓全体を撮影する場合に重宝する超広角カメラ。
motorola edge 60 proは、5,000万画素の超広角カメラも搭載しております。
有効画素数が1,300万画素から5,000万画素にアップグレードされたおかげか、パリッとした雰囲気に。旧モデルに漂っていたモヤモヤ感がなくなって綺麗になっています。
続いて夜景モード。
夜景モードではさらに性能差が顕著になりました。
motorola edge 60 proの方が明るくてノイズも少なくて綺麗ですね。
ミドルレンジスマホの超広角カメラはオマケ的な存在なことも多いんですが、これならしっかり使っていけるでしょう。
超広角カメラは旧モデルよりも分かりやすく進化しています。素晴らしい!
マクロ撮影の作例
motorola edge 60 proは超広角カメラを利用したマクロ撮影も可能。
マクロカメラが搭載されていても解像感が乏しくて使いにくい場合も多いんですが、motorola edge 60 proは綺麗に撮影できていましたよ。
ポートレートモードの作例
motorola edge 60 proにはポートレートモードもあります。深度計測用カメラは非搭載なのでソフトウェア処理になりますが、被写体との切り分けも上手です。
被写体以外をバシッとボケさせるタイプですね。メリハリがあって好き。
人物以外の被写体にもボケモード的に使うこともできました。
撮影しながらボケ具合の調節は可能ですが、撮影後はGoogleフォトの機能としてのボケ補正しかできませんでした。
インカメラの作例
motorola edge 60 proのインカメラはリアカメラと同じ5,000万画素。
解像感高くかなり綺麗に撮影できました。もちろんポートレートモードも使えます。
夜間撮影でポートレートモード使うと、玉ボケっぽいのが可愛いですよね。
なおインカメラもリアカメラと同じようにピクセルビニングが採用されていました。
有効画素数は5,000万画素ですが、撮影時には1,250万画素に。4つのピクセルを1つにまとめて感度を上げているようです。
動画撮影の作例
motorola edge 60 proで動画撮影もしてみました。
motorola edge 50s proで撮影した動画も続けて収録しています。
写真撮影と同じように、メイン・超広角・望遠、それぞれ旧モデルから進化を感じました。
- 明るく鮮やかな色合いからナチュラルな雰囲気に
- 超広角カメラの解像感アップ
- メインカメラ夜間撮影でノイズ低減
- 超広角カメラ夜間撮影で解像感アップ&ノイズ低減
ハイエンドモデルには敵わないかもしれませんが、これだけ綺麗に撮影できれば十分楽しめると思います。
motorola edge 60 proの基本機能・操作性をレビュー
ここからはmotorola edge 60 proの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外の基本機能や操作性をレビューしていきます。
OSはAndroid 15
motorola edge 60 proに搭載されているOSは「Android 15」。
メーカー独自のカスタムUI「Hello UI」が適用されています。
既にAndroid 16もリリースされているので、そのうちmotorola edge 60 proにも対応すると思います。
日本で公式に発表されているわけではありませんが、海外では以下の通りアップデート保証が適用されるようです。
- メジャーOSアップデート:3年
- セキュリティアップデート:4年
カスタマイズUIとは言いつつ、ほぼほぼピュアAndroid状態。シンプルで使いやすいです。
素のAndroidっぽいですが、起動中のアプリを一括終了するボタンの場所や、ネットワーク設定スイッチへのアクセスがしやすい等、使い勝手が良くなる工夫はあります。
メーカーによってOSは様々で、人によって使いやすい・使いにくいがあるとは思いますが、最終的には「慣れ」です。
どんなOSだって長く使っていけば自分が使いやすいようになっていくので神経質になることはありません。
メーカー独自の特殊機能は多くありませんが、画面分割やサイドバー、フローティングウィンドウなんかは使えます。
搭載されているFamily Spaceを利用すれば、キッズモードっぽく使うこともできました。
利用時間や利用可能なアプリを設定できるので、お子さんにスマホを預けても安心。
ちなみにFamily Spaceは位置情報の共有もできるので見守り機能としても優秀です。
豊富なジェスチャー機能
motorola edge 60 proはジェスチャー操作の種類が豊富。これはモトローラスマホの特徴の1つと言えます。
ヒラヒラさせてカメラ起動、2回振ってライト点灯は他のスマホにはないので使いこなせれば便利です。
もちろん、背面ダブルタップでスクショ撮影ができる他、電源ボタン2回押しでカメラ起動もできますよ。
デュアルアプリ/マルチユーザー対応
motorola edge 60 proには1つのアプリを複製できるデュアルアプリ(アプリ クローニング)機能があります。
例えばLINEアプリが2つ作れるので、1台のスマホでアカウントを2つ使い分けることが可能です。
また、Android標準の複数ユーザー機能にも対応していました。
パソコンのように操作できるSmart Connect
motorola edge 60 proはモトローラの独自機能「Smart Connect」に対応しています。
スマホの画面をミラーリングできるのはもちろん、パソコンのように扱える面白い機能です。
大画面での動画視聴はもちろん、パソコンで作業しながらmotorola edge 60 proの操作もしたい時なんかに便利ですね。
なお、Smart ConnectはWindows PCに専用アプリをインストールして、Wi-Fi経由で接続します。
USB Type-Cポートからの映像出力(DP ALT MODE /DisplayPort Alternative Mode)には非対応のようなのでご注意ください。
AI機能は今後に期待
motorola edge 60 proには「moto AI」と呼ばれるAI機能が搭載されているとのことですが、2025年8月時点で使える機能は画像生成の「イメージスタジオ」のみです。
公式サイトでは、AIらしい機能が他にもあるように紹介されていましたが、今後使えるようになるんだと思います。
厳密に言うと、カメラの補正にmoto AIが活かされているようなんですが、実感できるようなAI機能ではありませんでした。
また、本体左側面に搭載された「AIキー」に割り当てできるのも「イメージスタジオ」だけです。
公式情報によるとAIキーに「Perplexity」を割り当てできるようですが、僕が試した限りでは使えませんでした。今後のアプデで対応するのかな?
なお、Google純正のAIアシスタント「Gemini」も入ってますし、「かこって検索」も使えましたよ。
まだまだ自分の代わりにAIが何でもやってくれるとはいきませんが、少しづつChatGPTのような生成AIを使うのが当たり前になってきていますよね。
特に自然言語を理解する能力は驚くほど高いです。
性能が頭打ちになってきたスマホの差別化は「AI機能」の充実なのかもしれません。
2025年時点ではGoogleが一歩先を進んでるような状況ですが、すぐに他社も追いついて独自のAI機能を搭載していくと思います。
デュアルスピーカーでステレオサウンド
motorola edge 60 proには上部・下部それぞれにスピーカーが搭載されているので、横持ちならステレオサウンドを楽しめます。
- 上部スピーカー
- 下部スピーカー
上部スピーカーはフロント面から音が出てくるのに対して下部スピーカーは側面なので、僅かに定位は下部寄り。
そして、肝心の音質は中高音域が中心のクリアなサウンドです。ただ低音域もポコポコ聞こえているので、一般的なミドルレンジスマホよりは好みの音質でした。
スマホで音楽を聞いたり、動画を見るくらいであれば十分でしょう。
Dolby Atmosに対応していることもあって臨場感や音の広がりが優秀だと思います。
シーンに合わせたプリセットのほか、イコライザーも搭載されているので自分好みの音質に調整することもできますよ。
LDAC・LHDCに対応/aptX Adaptiveに非対応
残念ながらmotorola edge 60 proにはイヤホンジャックがないので、ワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:✕
- LDAC:○
- LHDC:◯
残念ながらaptX Adaptiveには非対応ですが、LHDCに対応しているのは貴重です。
LDACやLHDCに対応していることで無線でもハイレゾ相当の音質が楽しめます。
しかもSRCを回避しているようで、日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」にも対応しているのは嬉しいポイントでした。
もちろん、Amazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分かりませんので、音質に拘りがある人は音源をダウンロードした方が良いでしょう。
おサイフケータイ対応
motorola edge 60 proは、旧モデルから引き続きおサイフケータイにしっかり対応。日本向けのローカライズがあるのが魅力の1つです。
FeliCaポートはカメラユニットの右横に搭載しております。
普段使っているSuica・PASMO・iD等をmotorola edge 60 proでもそのまま利用可能。反応も良好です。
コード決済が普及してるとは言え、まだまだ日本ではタッチ決済の利用者も多い状況。
特に通勤・通学に毎日使っているSuicaやPASMOが使えるのは大きなメリットです。
IP68/IP69/MIL規格
motorola edge 60 proの高い耐久性もメリットの1つ。
防塵防水性能は最高等級のIP68、さらに高温・高圧水にも強いIP69を取得しています。
IP69は、電子機器の防水・防塵性能を示す国際保護等級のうち、最高レベルの防水性能を表す規格です。完全な防塵性能に加え、高温・高圧の水流に対する耐性を持ち、80°Cの高温水を8〜10MPaの高圧で噴射しても内部に浸水しない性能です。スチームジェット洗浄や高圧洗浄機による清掃にも耐えられるため、衛生管理が厳しい現場や屋外での使用に適しています。
さらにアメリカ国防総省の調達基準であるMIL-STD-810Hに準拠。
MIL-STD-810Hは、米国国防総省によって策定された環境耐性評価のための総合的な試験規格です。軍用装備品や産業用機器などがあらゆる過酷な環境(高温、低温、湿度、振動、塵埃、衝撃)にどれだけ耐えられるかを調べるための「試験方法の集合」として構成されています。
motorola edge 60 proはちょっとやそっとじゃ壊れない耐久性と言っていいでしょう。
なお、温水にも強いとは言え、お風呂やサウナで使うのはやめておきましょう。
薬剤の影響で壊れる可能性があります。
また水がかかってしまった時は、しっかり乾かしてから充電。濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。
耐水性と防塵性は、制御された実験室条件下でIP68およびIP69規格に従ってテストされました。最大1.5メートルの淡水に最大30分間浸漬し、強力な高温ウォータージェットから最大30秒間保護されます。これらの定格を超える条件にさらされた場合、保証の対象外です。通常の摩耗の結果として、抵抗は減少します。水中に沈んでいる間は機能するようには設計されていません。真水以外の液体にさらさないでください。濡れた電話を充電しようとしないでください。あらゆるサイズの固体異物の侵入に対する保護を提供するように設計されています。防水機能はありません。
引用:公式サイト
生体認証は指紋認証&顔認証
motorola edge 60 proの指紋認証センサーは画面内に搭載。
センサーが下の方に搭載されているので、片手操作の場合に持ち替える必要があるかもしれませんが、反応は良好で軽く触るだけでロック解除できました。
もう1つの生体認証は、インカメラによる簡易的な顔認証。
一瞬ロック画面が表示されているものの、こちらも反応は良好です。
ちなみに顔認証後、iPhoneのようにロック画面に留まることもできますし、設定でロック画面を飛ばすこともできますよ。
4キャリアに対応したBand構成
motorola edge 60 pro(SIMフリーモデル)は国内4キャリアのBandにフル対応しています。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26 ◯ |
楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 28 (プラチナバンド)○ Band 18(パートナー回線)○ |
どの回線でも使うことができるスマホならMNPもしやすいですね。
こちらの記事で、楽天モバイルで使えるのか、実際にSIMカードを装着して検証していますので本記事と併せて御覧ください。

また、少しずつ広がってきた5G通信(Sub-6)にも対応していますが、ドコモの「n79」には非対応なのでご注意ください。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線 | n 77 ○ n 78 ○ n 79 ✕ |
ソフトバンク回線 | n 77 ○ |
au回線 | n 77 ○ n 78 ○ |
楽天回線 | n 77 ○ |
5G回線に対応しているメリットは、長期利用を視野に入れている人に向いてるところ。
今後さらに5G回線の技術が拡大した場合でもmotorola edge 60 proなら対応できちゃいます。
eSIMに対応している
motorola edge 60 proはeSIMも使えます。
eSIMに対応した通信キャリアも少しずつ増えてきました。
今はeSIMなんて使うことないって思っていても、そのうち必要になるかもしれないので対応している方が良いでしょう。
eSIMは慣れたら手続きがめちゃくちゃ楽なので、この機会にチャレンジしても良いかもしれません。
僕はいくつかeSIMを使ってきましたが、楽天モバイルのeSIMは手続きが分かりやすいので初心者におすすめ。IIJmioのeSIMも手続きが早いので気に入っています。
motorola edge 60 proのスペック・仕様
motorola edge 60 proのスペック・仕様は以下の通りです。旧モデル50 proの情報も併せて掲載するので参考にしてください。
製品名 | motorola edge 60 Pro | motorola edge 50 Pro |
価格 | 79,800円 | 79,800円 |
サイズ | 161mm 74mm 8.3mm |
162mm 73mm 8.2mm |
重さ | 184g | 186g |
ディスプレイ | 6.7インチ 有機EL(pOLED) アスペクト比 20:9 1,220×2,712 Super HD 4,500nit |
6.7インチ 有機EL(pOLED) アスペクト比 20:9 1,220×2,712 Super HD 446ppi 2,000nit |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
最大144Hz |
OS | Android 15 | Android 14 |
SoC | MediaTek Dimensity 8350 |
Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3 |
RAM | 12GB LPDDR5X |
8GB LPDDR4X |
ROM | 256GB UFS 4.0 |
256GB UFS 2.2 |
外部ストレージ | 非対応 |
非対応 |
リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 f/1.8 センサーサイズ 1/1.56 OIS |
5,000万画素 f/1.4 センサーサイズ 1/1.55 OIS |
リアカメラ(超広角) | 5,000万画素 f/2.0 120° |
1,300万画素 f/2.2 120° |
リアカメラ(望遠) | 1,000万画素 3倍光学ズーム f/2.0 OIS |
1,000万画素 3倍光学ズーム f/2.0 OIS |
インカメラ | 5,000万画素 f/2.0 |
5,000万画素 f/1.9 |
ビデオ | 1080P@60fps 4K,1080P@30fps |
1080P@60fps 4K,1080P@30fps |
バッテリー | 5,000mAh |
4,500mAh |
ポート | USB Type-C 125W急速充電 |
USB Type-C 125W急速充電 |
ワイヤレス充電 | 対応 15W |
対応 15W |
生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
画面内指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM eSIM |
nano SIM eSIM |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Ver5.4 |
Ver5.4 |
位置情報 | GPS A-GPS GLONASS Galileo Beidou Navic |
GPS A-GPS LTEPP SUPL GLONASS Galileo Navic |
イヤホンジャック | なし | なし |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
防塵防水 | IP68 MIL規格 |
IP68 |
NFC | あり | あり |
FeliCa | 対応 | 対応 |
公式サイト>>スペック
まとめ:motorola edge 60 proのメリット・デメリット・評価
motorola edge 60 proを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
motorola edge 60 proを買うべきメリット、購入前に確認したい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・使いやすいサイズ感 ・曲面ディスプレイ ・美しいAMOLED ・快適な動作性能 ・重いゲームも遊べる ・優秀なメインカメラ ・望遠カメラ搭載 ・125W急速充電 ・ワイヤレス充電対応 ・ステレオスピーカー ・おサイフケータイ対応 ・IP68/69/MIL規格 ・付属品揃ってる |
・ちょいお高め ・曲面ディスプレイは好み ・AIは今後に期待 ・イヤホンジャックなし ・SDカード非対応 |
評価
総合評価:(5点/5点満点)
デザイン | ★★★★★ |
サイズ感 | ★★★★★ |
ディスプレイ | ★★★★☆ |
動作性能 | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
バッテリー性能 | ★★★★☆ |
カメラ性能 | ★★★★☆ |
機能・付加価値 | ★★★★★ |
motorola edge 60 proは、ミドルレンジとは思えない完成度の高さが魅力。
動作性能と価格のバランスだけを見ると「ちょっと高い?」と感じるかもしれませんが、実際に使ってみるとその印象は一変。
付加価値のある機能がぎっしり詰まった、まさに「万能スマホ」です。
- 美しく滑らかなエッジディスプレイ
- 望遠対応の高性能カメラ
- 125Wの超急速充電&ワイヤレス充電
- 立体感あるステレオスピーカー
- おサイフケータイ&防塵防水(IP68/69)
- MIL規格準拠の高耐久設計
- Pantoneカラー採用の洗練されたデザイン
エッジディスプレイの好みは分かれるかもしれませんが、多くの人にとって満足度の高いスマホであることは間違いありません。
価格は79,800円ですが、IIJmioのMNPキャンペーンを活用すればぐぐっと安く購入可能。
価格で迷っている方にも、ぜひ選択肢に入れてほしい1台です。
【スマートフォン検証方法】
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motorola edge 60 proはIIJmioが最安値!
motorola edge 60 proはオープンマーケットモデル(SIMフリーモデル)なので格安SIMでも購入可能です。
IIJmioでの販売価格
motorola edge 60 proを取り扱っている主な格安SIMと販売価格は以下のとおり。「最安価格」はMNPやオプション加入等の条件を適用した場合の価格になります。
販売サイト | 通常価格 | 最安価格 |
公式サイト | 79,800円 | 79,800円 |
IIjmio | 69,800円 | 39,800円 |
他社からのMNP価格にはなりますが脅威の40,000円OFF!39,800円!
公式サイトの半額で購入できちゃいます。すごくないですか?
発売開始直後からこの割引は超やばいので、迷っているなら買っちゃってOKです。
IIJmio>>motorola edge 60 pro
IIJmioの料金プラン
IIJmioの料金プランは1ヶ月に使える高速データ通信量(ギガ)によって月額基本料が異なります。なお月額基本料は全て税込みです。
音声 |
データ+SMS | データ | eSIM | |
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
5GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
10GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
30GB | 2,700円 | 2,680円 | 2,640円 | 2,340円 |
40GB | 3,300円 | 3,280円 | 3,240円 | 2,940円 |
50GB | 3,900円 | 3,880円 | 3,840円 | 3,540円 |
使える回線はドコモとauの2種類(データ・eSIMはドコモのみ)。
2GB・5GBの低容量プランが安いところが特徴で、毎月ギガをそんなに使わないライトユーザーさんに優しい月額基本料に設定されております。
また、IIJmioは他社に先駆けてeSIMに対応しました。データ通信専用にはなりますが、サブ回線としてスマホに登録しておくのにピッタリです。
IIJmioの特徴
IIJmioの特徴は以下のとおりです。
- 3種類の通話定額オプション
- データ繰り越し・データシェアに対応
- 通信速度の切り替えができる
- 会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
1つずつ紹介していきます。
3種類の通話定額オプション
IIJmioの通話料は11円/30秒。専用アプリを使うことなく一般的な通話料の半額。
さらに音声通話をよく利用する人向けに3つの通話定額オプションが用意されているので安心です。
オプション名 | 月額料金(税込) | 内容 |
通話定額5分+ | 500円 | 5分以内の国内通話無料 |
通話定額10分+ | 700円 | 10分以内の国内通話無料 |
かけ放題+ | 1,400円 | 通話時間制限なく国内通話無料 |
ただし、通話定額オプションは専用通話アプリ「みおふぉんダイアル」からの発信に限られるのでご注意下さい。
データ繰り越し・データシェアに対応
IIJmioは「データ繰り越し」に対応しているので、当月のデータ通信量の残量を、翌月まで繰り越し可能。
毎月使うギガの量がバラバラであっても無駄なく使えるので安心です。
また、データシェア・データプレゼントにも対応。
同一アカウント内で契約している回線のデータ量をシェアして使えます。
家族間でのデータシェアはもちろん、自分だけで複数回線を使い分けるのにも適していますね。
通信速度の切り替えができる
毎月使えるギガの量は限られているので、できれば無駄に使いたくはないですよね?
そもそも、スマホの用途がメールやLINE中心の人は、高速データ通信は必須ではありません。
そういう場合に便利なのが、IIJmioの「速度切替」です。
会員専用サイトからワンタップで低速通信モードに切り替え可能。
低速通信モードにすると速度が最大300kbpsに制限される代わりに、ギガの消費が0になります。
しかもIIJmioは「バースト転送」に対応しており、通信開始直後だけ高速通信を利用するので、意外と快適に使えるんです。
例えばWEBページの読み込みに時間がかかって困る!と言ったことが少なくなります。
会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
IIJmioでは新規加入時にスマホを安く購入できるのはもちろん、加入後でも端末を購入できます。
しかもスマホに限らず、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなんかも会員限定価格で購入できるので、個人的にめちゃくちゃ嬉しいポイントです。
加入前も加入後も端末を安く購入できるのはIIJmioのメリットの1つです。
公式サイト>>IIJmio
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