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お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
iPhone 17を購入しました。
ご存知iPhoneの2025年モデルでございます。
今年のラインナップは以下の通り。
- iPhone 17
- iPhone 17 Pro
- iPhone 17 Pro Max
- iPhone Air
従来のPlusモデルに変わって登場したのが超薄型のiPhone Airですね。
iPhone 17とどちらを買おうか迷ったんですが、Airはモノラルスピーカー&メインカメラのみだったので、昨年同様にスタンダードモデル(無印)をチョイスしました。
果たして旧モデルからどれくらい進化しているのか?どんなところが変わったのか?
本記事でiPhone 17をiPhone 16との比較を中心にレビューしていきます。
メリット | デメリット |
・256GBに増量 ・使いやすいサイズ感 ・6.1→6.3に ・120Hz対応 ・常時表示対応 ・センターフレーム ・原神120FPS ・25Wワイヤレス充電 |
・進化を感じにくい |

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iPhone 17のスペック・仕様をiPhone 16と比較
まずiPhone 17がどんなスマホなのか?スペック・仕様をチェックしてみましょう。
参考にiPhone 16の情報も並べて掲載しています。
製品名 | iPhone 17 | iPhone 16 |
価格(発売時) | 129,800円〜 | 124,800円〜 |
サイズ | 149.6mm 71.5mm 7.95mm |
147.6mm 71.6mm 7.8mm |
重さ | 177g | 170g |
ディスプレイ | 6.3インチ OLED Super Retina XDR 2,622×1,206 460ppi 最大輝度:1,000ニト HDR:1,600ニト 屋外:3,000ニト |
6.1インチ OLED Super Retina XDR 2,556×1,179 460ppi 最大輝度1,000ニト HDR:1,600ニト 屋外:2,000ニト |
リフレッシュレート | 120Hz | 60Hz |
OS | iOS26 | iOS18 |
SoC | A19 6コアCPU 5コアGPU |
A18 6コアCPU 5コアGPU |
ROM | 256GB 512GB |
128GB 256GB 512GB |
外部ストレージ | 非対応 | 非対応 |
リアカメラ(メイン) | 4,800万画素 26mm f/1.6 センサーシフトOIS |
4,800万画素 26mm f/1.6 センサーシフトOIS |
リアカメラ(超広角) | 4,800万画素 13mm f/2.2 120° |
1,200万画素 13mm f/2.2 120° |
インカメラ | 1,800万画素 f/1.9 |
1,200万画素 f/1.9 |
ビデオ(リアカメラ) | 4K@60,30,25,24fps 1080P@60,30,25fps 720P@30fps |
4K@60,30,25,24fps 1080P@60,30,25fps 720P@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 4K@60,30,25,24fps 1080P@60,30,25 |
4K@60,30,25,24fps 1080P@60,30,25 |
ポート | USB Type-C 20分で50%充電 |
USB Type-C 30分で50%充電 |
ワイヤレス充電 | MagSafe(25W) Qi2(25W) Qi |
MagSafe(25W) Qi2(25W) Qi |
生体認証 | Face ID | Face ID |
対応SIM | eSIM |
nano SIM eSIM |
2回線同時待ち受け | 可 | 可 |
Wi-Fi | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 |
Bluetooth | Ver 6 |
Ver 5.3 |
位置情報 | GPS GLONASS BeiDou GALILEO QZSS NavIC |
GPS GLONASS BeiDou GALILEO QZSS |
イヤホンジャック | なし | なし |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
FMラジオ | なし | なし |
防塵防水 | IP68 |
IP68 |
NFC | あり | あり |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
公式サイト>>仕様
ストレージ256GBで129,800円に抑えてくれたのは嬉しいポイントでした。
ただ進化してそうな部分を青文字にしてみましたが、これだけではよく分かりませんね笑
本記事では変更点を中心にiPhone 17とiPhone 16を実際に使ってみた様子を比較レビューしていくのでぜひぜひ購入の参考にしてください。
iPhone 17とiPhone16のデザイン・サイズを比較
まずはiPhone 17のデザイン・サイズ感を見ていきましょう。
デザイン
iPhone 17のカラーバリエーションは以下の5種類。
- ラベンダー
- セージ
- ミストブルー
- ホワイト
- ブラック
このうち僕が購入したのはホワイトです。やっぱりカラバリだけはiPhone 15に敵わないですね。あれは可愛かった笑
ただ久しぶりにチョイスしたホワイトは良いですね。非常に爽やか。以前にiPhone 6sかなんかでホワイトを使ったことがあるんですが、iPhone 17は光沢のないマット仕上げです。
ミドルフレームのシルバーが見え隠れするところが素晴らしく可愛い!
iPhone 16と同じように「カラーインフューズドガラス(色の染み込んだガラス)」を採用。色が違うので勘違いかもしれませんがiPhone 17のほうがマット感が強くなったような気がします。
ただ全体的なデザインは殆ど変化なし。iPhone 17なのかiPhone 16なのかを瞬時に判別できる人なんていないんじゃないでしょうか?笑
ミドルフレームはアルミ合金製。こちらも光沢のないマットな色合いです。
ボタン配置も全く同じ。ディスプレイを上にして左側面にアクションボタンと音量ボタンがあります。
アクションボタンは特定の機能を割り当てることができるマルチファンクションボタンですね。すっかり定着しましたが使いこなせてるんでしょうか?
- 消音モード
- 集中モード
- カメラ
- ビジュアルインテリジェンス
- フラッシュライト
- ボイスメモ
- Shazam(音楽認識)
- 翻訳
- 拡大鏡
- コントロール
- ショートカット
- アクセシビリティ
僕は相変わらず消音モード(サイレントスイッチ)として利用しております。
右側面には電源ボタンと、旧モデルから引き続きカメラコントロール。
カメラの起動やシャッターボタンはもちろん、指先でカメラの操作が可能に。使いこなせれば超便利ですよね。(使いこなせてない・・・。)
本体下部にはマイク・スピーカーとすっかり根付いたUSB Type-Cポート。頑なに貫いてきたLightningも法律には敵わなかった。
DisplayPort Alternate Modeに対応しているので、外部ディスプレイに繋げば映像出力・音声出力可能。僕はHDMIケーブルに変換して大画面テレビで撮影した動画を見ることもあります。
本体上部には特に何もありません。
ボタン配置も変化なしと書きましたが、めちゃくちゃ重要な変化がありました笑
iPhone 17にはSIMカードスロットがありません。
iPhone 17はeSIMにしか対応してないのでご注意ください。ちなみに僕はメインを「楽天モバイル」、サブを「IIJmio」にしてデュアルSIMで運用しています。
大丈夫かな?混乱しないかな?と心配してましたが、案の定ドコモでトラブル発生してましたよね・・・笑
ドコモの「eSIM」障害が復旧、iPhone 17販売も再開 https://t.co/Ng1bBr75G8 pic.twitter.com/GmUiG0s8dX
— ケータイ Watch (@ktai_watch) September 20, 2025
僕自身も無事eSIMを転送できたものの、IIJmioのAPN構成プロファイルをインストールし忘れちゃいました。もっともっと手続きが簡単じゃないとeSIMは根付きにくいと考えています。
サイズ
iPhone 17とiPhone 16のサイズは以下の通り。
- iPhone 17:149.6×71.5×7.95mm
- iPhone 16:147.6×71.6×7.8mm
iPhone 16よりも僅かに大きくなっています。
僅かすぎて持っても違いを殆ど感じません。にも関わらず、後述するようにディスプレイサイズが大きくなっているのは凄いですよね。
重さも177gと超軽量。フィルムを貼っているのでその分重くなってます。
6.3インチで177gはめちゃくちゃ軽量。多少大きくても軽ければ使いやすいですからね。
この抜群の扱いやすさも無印iPhoneのメリットの1つと言って良いでしょう。

iPhone 17とiPhone16のディスプレイを比較
続いてiPhone 17のディスプレイをiPhone 16と比較しながらチェックしていきます。
6.3インチ有機ELディスプレイ
iPhone 17もiPhone 16もOLEDディスプレイで、どちらも超綺麗です。有機ELパネル特有の黒色表現とメリハリのある表示は動画視聴でもゲームでも活躍してくれます。
どちらのディスプレイも綺麗なのは当然。スペックはほぼ同じですからね。
iPhone 17 | iPhone 16 |
6.3インチ(対角) Super Retina XDRディスプレイ オールスクリーンOLEDディスプレイ HDRディスプレイ 2,622 x 1,206ピクセル解像度、460ppi 2,000,000:1コントラスト比(標準) True Toneディスプレイ 広色域ディスプレイ(P3) |
6.1インチ(対角) Super Retina XDRディスプレイ オールスクリーンOLEDディスプレイ HDRディスプレイ 2,556 x 1,179ピクセル解像度、460ppi 2,000,000:1コントラスト比(標準) True Toneディスプレイ 広色域ディスプレイ(P3) |
唯一の違いはディスプレイサイズ。iPhone 17は6.1インチから6.3インチに大型化しました。たった0.2インチ?笑と思うかもしれませんが、実際に使ってみると結構違います。
本体サイズは僅かな違いなのにどうしてそんなに大きくなるのか?
比べて見れば一目瞭然。iPhone 17はベゼル(縁)が超極細になっております。
iPhone 16も決してベゼルが太いわけではないのですが、並べてしまうとiPhone 17の洗練さが引き立ちますよね。めっちゃ細い!
純粋に表示領域が広くなったので、動画視聴やゲームにますます活躍してくれるでしょう。
ちなみにどちらも「Dynamic Island(ダイナミック アイランド)」に対応。
Dynamic Islandは、iPhone 14 Proから導入された新しいインターフェースで、音楽や動画のバックグラウンド再生状況、電話の着信、タイマーの進行状況などをリアルタイムで表示します。Dynamic Islandをタップすると、対応するアプリが開き、詳細な操作が可能に。また、一部のアプリでは、Dynamic Islandを長押しすると、簡単な操作用のボタンが表示され、音楽の再生や一時停止などが行えます。
一見邪魔なインカメラの「欠け」を機能にしちゃうのがAppleの面白さ。最初ははなくても良いかなーと思ってたんですが、地味に便利なので、今では頻繁に使う機能の1つになっています。
なくても困らないけど、あったら便利。Dynamic Islandはそんな機能です。
なお、ディスプレイには「Ceramic Shield 2」を採用。
従来のCeramic Shieldに比べて耐擦傷性能が3倍に向上していることに加えて、反射防止コーティングも改良されており、光の映り込みを軽減しているそうです。
とは言っても保護フィルムを貼らずに使うのは強すぎて無理です・・・。
リフレッシュレート120Hzに対応
これまで無印iPhoneの弱点の1つとしてリフレッシュレートが60Hzであることが指摘されてきました。
Androidスマホであれば、ライトユーザー向けのエントリーモデルでも120Hzに対応していることもありますからね。
それがiPhone 17でついに「ProMotion」に対応。リフレッシュレートが最大120Hzになりました。
やっぱりスクロールやアニメーションがヌルヌル動いてめちゃくちゃ気持ちいい。
60Hzでも困らないけど120Hzに慣れちゃったらもう戻れないでしょうねぇ・・・。
しかもAppleのProMotion技術は最大120Hzまでの可変調整の省エネ設計。
高駆動ディスプレイはどうしてもバッテリー消耗が激しくなるんですが、それを極力抑えてくれるのが嬉しいポイントになります。
なお、ProMotionに対応しているおかげか、iPhone 17ではロック画面での「常時表示」に対応できるようになりました。
いちいち画面をタップしなくても通知が確認できるので超ーーーーー便利です。
個人的には常時表示への対応が一番嬉しい進化だったかもしれません。
画面輝度がさらに明るく
iPhone 17はiPhone 16に比べて画面が明るくなりました。
iPhone 17 | iPhone 16 |
最大輝度:1,000ニト HDR:1,600ニト 屋外:3,000ニト |
最大輝度:1,000ニト HDR:1,600ニト 屋外:2,000ニト |
・・・と言っても、屋外で使う場合のピーク輝度が2,000ニトから3,000ニトに笑
なので、普段使いで「明るくなった!」と感じることは殆どないと思います。
ただ屋外で使用する機会が多い人にとっては大きなメリットになりますね。
iPhone 17とiPhone16の動作性能を比較
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を司るのがSoC(CPU/GPU)。
iPhone 17には「A19チップ」が搭載されております。
A19チップは2025年最新SoCで、第3世代の3nmプロセスで製造されています。6コアCPUと5コアGPUを持ち、前モデルA18に比べてCPU性能が約11%、GPU性能が約20%向上しています。加えて、16コアのNeural Engineを搭載し、AI処理や画像編集が高速化。省電力設計が進み、バッテリー持続時間が前世代より大幅に延びています。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは2,494,422点、GPUスコアは1,123,809点でした。(検証期間中の最高スコア)
普段使いはもちろん、重いゲームでも超快適に遊べるスコアでした。
気になるiPhone 16との比較はこちら。
- iPhone 17:2,305,945点
- iPhone 16:1,968,447点
特にGPUスコアがドーンと上昇。ゲームやAI処理がiPhone 16に比べて快適になると思います。
CPU(中央処理装置)は、デバイス全体の管理や複雑な命令の処理を得意とし、シングルスレッド性能が高い少数の強力なコアで動作します。一方、GPU(グラフィックス処理装置)は多数の小さなコアを持ち、並列処理を活かして画像処理やAI計算など大量データの同時処理に強みがあります。CPUは多様なタスクを順番に処理し、GPUは大量の同じ演算を一度にこなす設計で、両者は用途に応じて連携し、効率的な処理を実現しています。
Safari起動速度を比較
ちなみにiPhone 17のAnTuTuベンチマークスコアがiPhone 16よりも40万点高いかと言って、実感できるほどの違いにはなりません。
試しにSafariの起動速度を比較してチェックしてみても、起動時の描写速度はiPhone 16の方が速いことさえありました。
もはや日常使いでベンチマークスコアほどの違いを感じることはないでしょう。iPhone 16でも十分すぎるほど動作性能が高いです。
まぁただ今後は日常生活にAIがどんどん入り込んでくるので、その時にiPhone 17の方が余裕を感じることがあるかもしれません。
とは言えAppleのAI「Apple Intelligence」はどちらでも使えて、まだまだできることが限られている状態なので、大きな差は感じません。
原神を120FPSで遊べる
iPhone 17は普段使いはもちろんゲーム性能も強力!
例えば僕が好きでプレイしている原神では、グラフィック設定で「120FPS」が選択できます。
ちなみにAndroidスマホにあるようなフレーム補間を利用せずに120FPSで遊べるのは、iPhone・iPadだけなんですよ。
もちろんiPhone 16でも120FPSに設定することはできるんですが、リフレッシュレートが最大60Hzだったので、機能を活かすことができませんでした・・・。
それがiPhone 17であればリフレッシュレート120Hzに対応しているので、しっかり120FPSで遊ぶことができちゃいます。
実際に遊んでみましたけど、マジで滑らか。ヌルヌル!!!60FPSとは明らかな違いを感じましたよ。
ほんとごめんなさい!ちょっぴり画面は小さいんですが、個人的にはスマホで原神をプレイするならiPhone以外考えられません。快適すぎる。
また、iPhone 17のストレージ容量は最小で256GB。
原神などの重いゲームはストレージ容量を食うので地味に嬉しいポイントなんですよ。
しかも同じ容量のiPhone 16よりも10,000円安く買えるというミラクル!
iPhone 17 | iPhone 16 |
256GB:129,800円 512GB:164,800円 |
128GB:124,800円 256GB:139,800円 512GB:169,800円 |
発熱の影響を受けやすい
スマホは長時間使っていたり、高い負荷をかけ続けたりするとサーマルスロットリングの影響で性能が抑えられることがあります。
そこでiPhone 17とiPhone 16でAnTuTuベンチマークを4回連続で計測してみました。
iPhone 17 | iPhone 16 | |
1回目 | 2,305,945 | 1,968,447 |
2回目 | 2,090,295 | 1,749,197 |
3回目 | 1,766,728 | 1,760,290 |
4回目 | 1,923,657 | 1,695,360 |
どちらも回を重ねるに従ってスコアが下がっているのがわかります。
このため、高い負荷をかけ続けると性能が低下する可能性があるので注意しましょう。
なお上位モデルのiPhone 17 Proには「ベイパーチャンバー」が初めて搭載されました。
重いゲームを長時間プレイする人や、写真撮影・動画撮影を長時間する人はProモデルの購入を検討しても良いかもしれませんね。
iPhone 17とiPhone16のバッテリー持ち・充電速度を比較
スマホを使う上でバッテリー持ちも重要なポイント。
特にiPhoneはバッテリー持ちがあまり良くない印象があります。
iPhone 17のバッテリー持ち・充電速度をチェックしていきましょう。
バッテリー持ちを実機で計測
iPhone 17のバッテリー消耗を実機で計測してみました。
Amazon Musicでストリーミング音楽を1時間聴いた結果、バッテリー消耗は3%。
1時間YouTubeで動画(1080P/60fps)を視聴した結果、バッテリー消耗は6%。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は10%。
それぞれの結果をまとめると次のとおり。
使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
音楽再生 1時間 | 3% | 約33時間 |
動画再生 1時間 | 6% | 約16時間 |
原神 1時間 | 10% | 約10時間 |
旧モデルiPhone 16と比較すると以下のとおり。
使用時間 | iPhone 17 | iPhone 16 |
音楽再生 1時間 | 3% | 5% |
動画再生 1時間 | 6% | 10% |
原神 1時間 | 10% | 11% |
動作性能が高くなっているにも関わらず、全ての項目でバッテリー消耗が抑えられていました。めちゃくちゃ優秀じゃないですか?
iPhone 17のバッテリー持ちはiPhone 16よりも良くなっていると言って良いでしょう。
充電速度が向上している
iPhone 17はiPhone 16に比べて有線・無線どちらも充電速度が上がっています。
- 有線30W(iPhone 17)
- 有線24W(iPhone 16)
- 無線25W(iPhone 17)
- 無線15W(iPhone 16)
もはやAndroidでは120W急速充電(神ジューデン)なんかもあるので爆速ってわけではありませんが、ちょっとずつ進化している感じですね。
ちなみにワイヤレス充電はQi 2.2認証の25W充電に対応していますよ。
MagSafe由来のマグネットアライメントはやっぱり便利です。
iPhone 17とiPhone16のカメラ性能を比較
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?iPhoneは特に重要視されてる印象があります。
iPhone 17の実力はどれほどのものなのか?実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてください。
メインカメラの作例
まずはメインカメラをチェック。ここからはiPhone 16に加えてGoogle Pixel 10で撮影した写真も並べて掲載していきます。

日中の明るい場面であればどのスマホでも綺麗に撮影できますね。
個人的には質感の高いGoogle Pixel 10の仕上がりが好みでした。
ただ肝心のiPhone 17とiPhone 16は全く違いを感じることができません・・・。
カメラスペック的には変わらないし、そりゃそうかだよなって感じかもしれませんけどね。SoCが変わって画像の処理性能に違いが出るのかなー?なんて思ってました。
さて続いてHDR性能をチェックするために逆光のシーンでも。
iPhoneはHDR性能がイマイチと言われていますが、そのとおり黒つぶれが多い印象。
こういうシチュエーションでは少し露出を調整してあげたり、撮影の対象を明確にするために被写体をタップしてあげると良いと思います。
最後は室内での食事写真。
やっぱり違いはよく分かりませんね。どれも綺麗です。・・・としか言いようがない笑
メインカメラ(ナイトモード)の作例
続いては夜間撮影(ナイトモード)です。
ナイトモードも非常に綺麗に撮影できています。
iPhoneとPixelでは色合いに違いが出ますね。Pixelの方が引き締まった印象です。
ただ、iPhone 16とiPhone 17は明るい場面と同様に大きな違いはありませんね。
iPhoneが苦手な明暗差のあるシーンでの撮影がこちら。
シーンにもよるんですけど、iPhoneもPixelもこういう場面は得意じゃないんですよね笑
ちなみに、白飛びしてる背景にフォーカスを合わせるとこうなります。
こうなると手前の木が暗くなって鮮やかさがなくなりますね。難しい・・・。
超広角カメラの作例
続いては風景や食卓全体を撮影する場合に重宝する超広角カメラ。
iPhone 17は、メインカメラと同様に4,800万画素の超広角カメラも搭載しております。
有効画素数が全てではありませんが、旧モデルの1,200万画素から大きなスペックアップとなりました。
パッと見えはiPhone 16との違いを感じにくいですが、確かに解像感が僅かに上がっているようです。
ただ画像処理のせいなのか全体的にトーンダウンしているようにも見えます。
続いて夜間撮影(ナイトモード)です。
ナイトモードだとiPhone 17の暗さがはっきり分かりますね。
他の2つよりも解像感高くパリッとした仕上がりなので、もう少し明るくても良いかな?と個人的には思いました。まぁ過度に明るくしすぎるよりは良いんですけどね。
最大10倍デジタルズームの作例
iPhone 17には望遠カメラが搭載されていないので、デジタルズームで最大10倍まで引き伸ばしての撮影になります。
望遠カメラは搭載されていないももの、そこそこ綺麗に撮影できていました。
ちなみにGoogle Pixel 10には光学5倍の望遠カメラが搭載されたので、それにはさすがに敵いません。
ただスマホで実際によく使うのは、高倍率よりも2~3倍ズーム。画角の調整に重宝しますよね。
特にiPhone 17の2倍ズームは「インセンサーズーム」を採用しているため、画質の劣化がほぼありません。
48MPの高解像度センサーの中央部分だけを切り出す方式なので、デジタルズームと違い写真がぼやけず、光学レンズで拡大したようなクリアな仕上がりで撮影できます。
マクロ撮影の作例
iPhone 17は超広角カメラを利用したマクロ撮影も可能です。
iPhone 17(iPhone 16もそうだけど)のメインカメラはセンサーサイズが大きいせいか被写体に寄ることができないので、マクロ撮影がかなり重宝します。
マクロ撮影だとメインカメラと画質が異なるんですが、それでも十分綺麗に撮影できました。
ポートレートモードの作例
iPhone 17にはもちろんポートレートモードもあります。
iPhoneって他のスマホに比べてポートレートモードの性能めちゃくちゃ高くないですか?
人物以外では使いにくいんですが、ほんと人を撮影する時に実力を発揮しますよね。
もちろんエフェクトもポートレートライティングも当然使えましたよ。
インカメラの作例
iPhone 17のインカメラは1,200万画素から1,800万画素にパワーアップ。
ただそれ以上に、「センターフレーム」機能が搭載されたことが大きな進化です。iPhone 17のカメラ機能で最もフィーチャーされてる気がします。
iPhone 17シリーズに搭載された「フロントカメラセンターフレーム」は、1800万画素の正方形センサーにAI処理を組み合わせることで、フレーム内の人物を自動追尾し、常に中央に収める機能です。iPhoneの向きを変えずに縦横どちらの写真も高精細で撮影でき、グループセルフィーでも全員を自動で画角調整してきれいに記録できます。強力な手ぶれ補正や前後カメラ同時録画にも対応し、セルフィーやビデオ通話用途で体験が大幅に進化しています。
実際に使っている様子がこちら。岸くんはスマホを縦持ちしてると思うんですが、4人が集まると自動的に横持ちのような画角になっているのが分かります。
9/26(金)にApple銀座がオープン✨
Apple Ginza will open on Friday, Sep 26✨Tim Cookさんとセルフィー🤳✨
iPhone 17 Pro Maxの新しい
センターフレームフロントカメラがいいね🙌🏻Took a selfie with Tim Cook 🤳✨
We love the new Center Stage front camera on iPhone 17 Pro Max! 🙌🏻Thank… pic.twitter.com/eI96XkMATA
— Number_i official (@number_i_offic) September 23, 2025
手動切替ももちろんできるんですが、AI処理を組み合わせることで自動処理されるのが凄いですよね。
縦持ちでも横持ちでもシーンに合わせた画角で撮影できちゃいます。
動画撮影の作例
iPhone 17で動画撮影(4K@30fps)もしてみました。
写真撮影と同様に超広角カメラの性能が僅かに良くなってるかなー?と言ったところで、やっぱり大きくは変わってなさそうです。
とは言え、動画撮影性能は引き続き最高レベル。
Google Pixel 10と比べると違いがよく分かりますね。
同じ4k@30fpsでもiPhoneの方が解像感が高くキリッとしていましたよ。
まとめ:iPhone 17のメリット・デメリット・評価
iPhone 17をiPhone 16との比較を中心に実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
iPhone 17を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・256GBに増量 ・使いやすいサイズ感 ・6.1→6.3に ・120Hz対応 ・常時表示対応 ・センターフレーム ・原神120FPS ・25Wワイヤレス充電 |
・進化を感じにくい |
評価
総合評価:(5点/5点満点)
デザイン | ★★★★★ |
サイズ感 | ★★★★★ |
ディスプレイ | ★★★★★ |
動作性能 | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★★ |
バッテリー性能 | ★★★☆☆ |
カメラ性能 | ★★★★☆ |
機能・付加価値 | ★★★★★ |
iPhone 17を買うべき人は?
正直言って、iPhone 17はiPhone 16からの劇的な進化をあまり実感できませんでした。
カメラも大幅なアップデートはなく、デザインも大きくは変わっていません。
ただ実際に使ってみると、やっぱり「日常の快適さ」をしっかり底上げしてくれるモデルだなと感じます。
リフレッシュレート120Hzのなめらかな画面表示や常時表示(AOD)は、一度使うと戻れない使いやすさ。
さらに6.1インチから6.3インチに大画面化しつつ、サイズ感はほぼ変わらないのもポイントです。
Qi2.2による25Wワイヤレス充電や、原神120FPS対応なども「最新iPhoneらしい進化」と言えるでしょう。
そして個人的に嬉しいのが、最小構成が256GBに増えたのに価格がほぼ据え置きになったこと。
同じ容量で比べれば、むしろお得になったのはユーザーにとって大きなメリットです。
iPhone 16からの買い替えでは新鮮味に欠けるかもしれませんが、iPhone 15以前からの乗り換えなら間違いなく満足できるはず。
無印モデルでここまで完成度が高まっている今作は、まさに「安定の選択肢」といえる一台になっております。