評価:(5点/5点満点)
お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Xiaomi 15T Proを購入しました。
2025年9月に発売されたXiaomi製ハイエンドモデルです。
暫く実際に使ってきたんですけど、もう溜息が出るほどめちゃくちゃ良いスマホ!!!
旧モデルXiaomi 14T Proも完成度が高くて気に入ってましたが、Xiaomi 15T Proはさらにそれをビシッと上回ってきた印象。
引き続き高機能・高性能なのはもちろんなんですが、安定性が加わって、より安心して使えるようになりました。ちょっと難しいことでも背伸びせずにできちゃう余裕すら感じます。
しかも価格は据え置きの109,800円~。IIJmioのスマホセールを使えば7万円台でもGETできちゃいます。一体どうなってるんでしょうか!?
本記事でXiaomi 15T Proを実際に使った様子を詳しくレビューするので、ぜひ最後まで御覧ください。
| メリット | デメリット | 
| ・価格据え置き ・超快適な動作性能 ・重いゲームも余裕 ・Leicaカメラ ・90W急速充電 ・ワイヤレス充電 ・ステレオスピーカー ・おサイフケータイ ・IP68防塵防水 ・付属品パーフェクト | ・重い ・SDカード非対応 ・イヤホンジャックなし | 
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Xiaomi 15T Proのデザイン・サイズ・付属品をレビュー
まずはXiaomi 15T Proの外観・付属品をチェックしていきましょう。
個人的にデザインがめっちゃ好みでした。かっちょいいっす!
デザイン
Xiaomi 15T Proのカラーバリエーションは以下の3色。
- ブラック
- グレー
- モカゴールド
このうちチョイスしたのはモカゴールドです。
大正解。めちゃくちゃ良い感じじゃないですか?他にはない個性的な色合いながらもシックで落ち着いた印象です。
本当に良い色で開封時はけっこうテンションが上がりました笑
老若男女問わずオシャレに使えちゃうと思います。
バックパネルはグラスファイバー製のサラサラ質感。マットな色合いなので指紋が目立たないところもGOODです。最近は光沢の激しいスマホを見かけなくなりましたよね。
Xiaomi 14T Proの妖艶なバックパネルも好きでしたがこっちも悪くないです。
背面パネル上部に大きなカメラユニットを搭載。
カメラユニットの周りだけは光沢があって、この輝きが高級感を醸し出しております。
出っ張りは実測で約3.5mm。
角が面取りされているので鞄の中で他のデバイスを傷つけたりすることは少ないと思います。にしても出っ張りは激しいけれども。
おサイフケータイ(FeliCaポート)は中央あたり。変わった場所ですね。
背面パネルの形状はフラットですが角がラウンドしてるので、持った時に手が痛いことはありませんでした。
ミドルフレームはアルミニウム合金製。ここの色合いも渋くて最高です。僅かに無骨な印象も受けます。かっこいい!
ディスプレイを上にして右側面に音量ボタンと電源ボタン。
左側面には何もありません。配置は旧モデルから変わりませんね。
本体下部にはカードスロット・マイク・USB Type-Cポート・スピーカー。
カードスロットはSIMカードを両面に装着できるタイプ。残念ながらSDカードは装着できませんでした。
本体上部にも特に何もありませんでした。
サイズ感
Xiaomi 15T Proのサイズは162.7×77.9×7.96mm。
ディスプレイが6.83インチということもあって普通に巨大です。
旧モデルXiaomi 14T Proと比べるとこんな感じ。実際に持ってみると、特に横幅が広くなったなーと感じました。
のちほど説明するとおり、ゲーム性能がさらに向上してサクサク遊べるようになったので、ディスプレイの大型化は個人的には大きなメリットになりました。遊びやすい。
サイズ感は個人の好みによるので、これじゃデカすぎると思ったのなら、あなたには向いてないスマホなんだと思います。こればっかりは仕方ないですよね。
ただサイズは大きくなったものの、重さはほぼ変わらず実測で214g。
ウトウトしながら使っていて顔面に降ってくると超痛いので気をつけてくださいね。
付属品
Xiaomi 15T Proの付属品は以下のとおりです。
- クイックスタートガイド等
- SIMピン
- 保護ケース
- 保護フィルム
- 充電器
- USBケーブル
旧モデルから引き続きフルセットでございます。今や貴重ですよね。さすがXiaomi!
保護ケースはブラックのソフトタイプ。
素敵なデザインが隠れてしまうので透明の方が嬉しかったんですが、カメラユニットを守ってくれるので、とりあえず付けておいたほうが良いでしょう。
充電器は90W出力可能なハイパワーモデル。旧モデルは120W急速充電に対応していましたが、90Wでも十分すぎるほど急速です。
Xiaomi 15T Proのディスプレイをレビュー
6.83インチ AMOLEDディスプレイ
Xiaomi 15T Proのディスプレイサイズは6.83インチの超大画面。10年前の人が見たらタブレットと勘違いしそうです。
本体サイズ以上に大きく感じるのは四辺均等の極細ベゼルのおかげ。
Xiaomi 14T Proもベゼルが狭いですけど、15T Proはさらに上回ってきました。
画面占有率は脅威の94.5%。広い表示領域を確保しております。
インカメラはパンチホールタイプで上部中央に配置。
小さいので横持ち全画面で動画を見ても気になりませんでした。
操作は基本的に両手になるでしょう。片手だと指が届きませんからね。
文字入力くらいなら片手でもできますが、落として傷だらけになったら悲しいので無理せず両手で使いましょう。
なお、カバーガラスにはCorning® Gorilla® Glass 7iが採用されているので耐久性にも優れております。
画面解像度 2,772×1,280
Xiaomi 15T Proの画面解像度はFHDを大きく超える2,772×1,280。何を表示させても超綺麗です。
有機ELディスプレイ特有の黒色表現でシャキッとメリハリの効いたリッチな表示。
- 447ppi
- 680億色
- DCI-P3
- 12-bit
- HDR10+
- Dolby Vision
スペック的にもしっかりハイエンド性能です。
普段使いはもちろん動画視聴やゲームでも大活躍してくれますよ。
僕は購入したままの状態で特に不満はありませんでしたが、色合い・色温度を好みに合わせて調節することも可能。目に負担をかけないアイケア設定もできるので活用しましょう。
		
動画視聴が好きな人は、動画向けの設定項目もチェックしておきましょう。
		
この他、TÜV Rheinlandの認証を受けておりブルーライト軽減のお墨付きです。
十分な明るさで屋外でも見やすい
Xiaomi 15T Proの画面輝度は、ピーク輝度(特定の条件で発揮できる瞬間的な輝度)3,200nitsと十分な明るさ。
14T Proのピーク輝度は4,000nitsだったので少々下がってはいるものの、通常輝度もおそらく1,000nitsは超えており、屋外の直射日光下でも見づらくなることはありませんでした。
多少暗くはなるものの視野角の広さも十分です。
リフレッシュレートは最大144Hzをサポート
Xiaomi 15T Proのリフレッシュレートは、旧モデルから引き続き最大144Hzに対応。
		
1秒間に最大144回も画面を書き換えるのでスクロールがヌルヌル動きますよ。これに慣れたら60Hzには戻れません。
ただ144Hzになるのは当然対応アプリのみで、通常時は最大120Hz。
LTPOほど細かく可変はしませんが、動きに合わせて60Hzと120Hzで切り替わります。
AOD(常時表示ディスプレイ)表示中のリフレッシュレートは30Hzになっていました。
高駆動ディスプレイはバッテリーを消耗しちゃうんですが、多少は抑えてくれそうです。
高い動作性能に加えてディスプレイも高駆動なので、超快適で気持ちよく動いてくれます。
ディスプレイ常時表示に対応
Xiaomi 15T Proは有機ELディスプレイの省電力性を活かしたAOD(Always On Display/常時表示ディスプレイ)に対応しており、ロック画面で時計等を表示し続けることが可能です。
Xiaomiのミドルレンジだと10秒間だけ表示のように機能が制限されていることが多いですが、終日でも表示可能。表示スタイルなどをカスタマイズすることもできます。
		
寝てる間に表示されても意味がないので時間指定・スマート設定はしておきたいところ。
もちろんバッテリーもちを優先するならAODは使わない方が良いとは思います。
Widevine L1で動画視聴が快適に!
Xiaomi 15T Proのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。低価格帯のスマホだとL3になっているものも多いですが、ストリーミングサービスで高画質視聴が可能です。
Widevine L1は、Googleが開発したデジタル著作権管理(DRM)の最高レベル規格です。ハードウェアレベルで暗号化・復号処理を行うため、4KやHDRといった高品質コンテンツの安全な配信が可能になります。対応デバイスはセキュアチップを搭載し、暗号鍵や映像データを安全領域で処理することで不正コピーや攻撃に強いのが特徴です。一方、すべての端末がL1に対応しているわけではなく、下位規格のL2やL3を採用する製品もあります。
Netflixの最大再生解像度はFull HD。HDR 10+/Dolby Visionにも対応しているのはさすがハイエンドモデルですね。
		
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでもHD 1080pで視聴可能。YouTubeでは「2160p60 HDR」まで設定できました。
いつでもどこでも高画質で動画視聴できるのはXiaomi 15T Proのメリット。おまけに大画面なので言うことありません。
USB Type-Cからの映像出力はできない
残念ながらXiaomi 15T Proは、USB Type-Cポートからの映像出力(DP ALT MODE /DisplayPort Alternative Mode)に対応していませんでした。
USB Type-CポートがUSB2.0であれば映像出力ができないことに加えて、データ転送速度もUSB 3.0に比べて遅くなるのでご注意ください。
Xiaomi 15T Proの基本性能・動作性能をレビュー
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を司るのがSoC(CPU/GPU)。
Xiaomi 15T Proには「MediaTek Dimensity 9400+」が搭載されております。
MediaTek Dimensity 9400+は先進的な「オールビッグコア」構成のCPUを持ち、Arm Cortex-X925コアの最大クロックは3.73GHzまで高められています。従来モデル(Dimensity 9400)から高特性品のみを選別することでさらなる性能と安定性を追求し、AI処理能力も20%向上しています。GPUや省電力技術も最新世代となっており、高負荷なゲームやマルチタスク環境でも快適なパフォーマンスと優れた効率を発揮するハイエンドSoCです。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは2,557,104点、GPUスコアは1,156,335点。
新世代のVer.11では総合スコアが2,706,589点、GPUスコアは973,628点でした。
		
250万点オーバーとSnapdragon 8 Eilteに迫るスコアになりました。これで旧モデルから価格が据え置きなんだから動作性能だけで言えば、信じられないコスパです・・・。
旧モデルXiaomi 14T Proが約200万点だったので、大幅にスコアが向上しております。
ネットサーフィン・SNS・動画視聴・音楽鑑賞のような普段使いならAnTuTuスコアが70万点あれば困ることはないので、当然何をやっても快適に動いてくれます。
以下のページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載しているのでチェックしてくださいね。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考に御覧ください。
		
Xiaomi 14T Proと動作性能を比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないかもしれないので、旧モデルXiaomi 14T Proと動作性能をプチ比較してみました。
多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックです。
どちらも表示は十分早く、大差はありませんね。これだけ動いてくれればストレスを感じるシチュエーションはないでしょう。
と言いますか、AnTuTuスコアで100万点を超えたら普段使いで差を感じることは少ないんだと思います。
多くの人にとって、ハイエンドスマホは過剰性能・オーバースペックなのかもしれません。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度もテストしてみました。
		
読み込み・書き込みどちらも十分なスコア。しっかりハイエンド性能です。
RAM容量は12GB。本体起動・アプリ起動どちらもスムーズで、複数の処理を同時に進行しても十分耐えられます。
ストレージ容量は256GB・512GB・1TBの3種類。初期状態でシステムに27GBほど使用するようです。
		
パツパツになることはないと思いますが、重いゲームを複数同時にプレイしている人や、写真・動画撮影が好きな人は注意しましょう。
ハイエンドモデルは何でもできちゃうが故に容量不足になっちゃう可能性がありますね。
残念ながらmicroSDカードは搭載できませんが、Google DriveやGoogle Photo等のオンラインストレージを活用することで容量不足を解消できます。
またUSB-C用のカードリーダーもあるので、Micro SDカード等を利用したい場合には別途購入しても良いでしょう。
特別な設定をすることなく、装着するだけですぐに認識してくれましたよ。
Amazon>>USB-Cカードリーダー
メモリ拡張機能がある
Xiaomi 15T Proには使わないストレージの最大12GB分を仮想メモリにする「メモリ拡張」機能が搭載されていました。
		
もちろん標準RAMと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリなんかと同じように極端に動作が速くなることはないと思います。
それでも、僅かでも快適に使えるのであれば有効にしない手はありません。
元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるから安心ですからね。
パフォーマンスモードのベンチマークスコア
Xiaomi 15T Proはバッテリー設定の中で、4種類の動作モードを選択可能です。
- パフォーマンスモード
- バランス
- バッテリーセーバー
- ウルトラバッテリーセーバー
		
このうち「パフォーマンスモード」は最高性能を引き出せるようなので、実際に設定してAnTuTuベンチマークでスコアの変化を検証してみました。
		
実感できるほどの変化はないようです笑
そもそもパフォーマンスモードにしなくても動作は快適ですからね。
例えばゲームをプレイしていて今だけはもう少し滑らかに動いて欲しい!と感じた場合にワンポイントとして使っても良いかもしれませんね。
Xiaomi 15T Proのゲーム性能をレビュー
もはやスマホとゲームは切っても切れない関係なので、ゲーム性能の良し悪しも重要なポイント。
普段使いは超超超快適なXiaomi 15T Proはゲームを快適にプレイできるのかチェックしていきましょう。
原神(60FPS/最高)の平均FPSは60.1
ゲーム性能のベンチマークのような存在になってる「原神」をプレイした時の平均FPS(フレームレート)で検証していきます。
ちなみにデフォルトグラフィック設定は「高/30FPS」でした。この時点で、お!なかなか良い感じと思えました。
グラフィック設定「最高/FPS60」で15分ほどプレイした時の結果がこちら。
スメールの砂漠地域を動き回り、エンカウントした敵とはしっかり戦っています。
		
平均FPSが脅威の60.1。ほぼ60FPS張り付き状態で遊ぶことができました。
さらに負荷が高いと言われているナド・クライのフィールドを同じ用にマラソンしても、平均FPSは59.9。なんの不満も感じることなく超快適にプレイできます。
崩壊:スターレイルの平均FPSは45.7
原神はCPU性能が求められるのに対し、崩壊:スターレイルはGPU性能が重要とのこと。
ピノコニー・黄金の刻を「最高/FPS60」で15分ほどプレイ(黄泉の四相断我で移動)してみました。
平均FPSは45.7でした。数値を見るとイマイチに感じるかもしれませんが、実感としてはかなり快適に遊べます。原神よりも発熱が大きいかなーと感じる程度です。
旧モデルXiaomi 14T Proとの比較は以下のとおり。
| Xiaomi 14T Pro | Xiaomi 15T Pro | |
| 原神 | 56.9 | 60.1 | 
| 崩スタ | 38.7 | 45.7 | 
パワーアップしているのがよく分かりますね。
Xiaomi 15T Proは、重量系の3Dゲームでもしっかり対応できるゲーム性能でした。
ライトユーザーはもちろんヘビーユーザーでも満足できると思います。
ちなみにXiaomi 15T Proにはゲームターボ機能もあるので、ゲーム中にモタつきやカクつきが気になったら「ブースト」を有効にしてもいいでしょう。
ゲームプレイ(高負荷)時の発熱
重いゲームを遊ぶ時に気になるのがスマホの発熱。
高い負荷がかかるのでどうしてもスマホが熱くなってしまいます。
Xiaomi 15T Proの場合はどれくらい発熱するのか、実際に表面温度を計測してみたところ、原神を「60FPS/最高」設定でプレイしている時の温度は約43°。
簡易的な計測なので正確というわけではないかもしれませんが、ホカホカはするものの熱くて持てない!ってほどではありませんでした。
AnTuTuベンチマークテストを4回連続で回した結果は以下のとおり。
		
初回は最大限の性能を発揮しているようですが、2回目以降はスロットリングの影響なのかスコアが下がっているのが分かります。
ただ、それ以降は動作が安定するようでスコアは大きく変化しません。
このため、Xiaomi 15T Proは高い負荷による発熱で性能が低下するものの、動作性能の安定は確保されていると言えます。
まぁ性能が低下したと言ってもAnTuTuスコア230万点を超えているわけですからね?実際の使用感が悪くなるほどではないでしょう。
Xiaomi 15T Proのバッテリー持ち・充電速度をレビュー
スマホを使う上でバッテリー持ちも重要なポイント。
特に性能が高いスマホはバッテリー消耗が激しい印象があります。
Xiaomi 15T Proのバッテリー持ち・充電速度をチェックしていきましょう。
PCMarkバッテリーテストのスコア
Xiaomi 15T Proのバッテリー容量は5,500mAhとスペック的には大容量。
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
そこで、バッテリーは長持ちなのかPCMarkというベンチマークアプリでテストしました。
PC Markは実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので、通常利用時におけるバッテリー持ちとして信頼できる結果だと思っています。
ディスプレイの明るさは50%固定、リフレッシュレートを2種類に設定して計測した結果が以下のとおり。
- デフォルト
- 60Hz固定
		
16時間23分と高駆動ディスプレイながらも高スコア。旧モデルXiaomi 14T Pro(15時間38分)よりも長く使えていました。
よっぽど長時間ゲームをするなら話は別ですが、ごく普通に使う分には外出先で充電を気にする必要はなさそうです。
これまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので参考に御覧ください。
バッテリー消費時間を実機で計測
PCMarkのスコアじゃピンとこない人もいると思うので、実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。
まずAmazon Musicでストリーミング音楽を1時間聴いた結果、バッテリー消耗は3%。
		
YouTubeで動画(1080P/60fps)を1時間視聴した結果、バッテリー消耗は5%。
		
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は16%。
		
24時間一切触らずに放置でバッテリー消耗は1%でした。
		
それぞれの結果をまとめると次のとおり。
| 使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) | 
| 音楽再生 1時間 | 3% | 約33時間 | 
| 動画再生 1時間 | 5% | 約20時間 | 
| 原神 1時間 | 16% | 約7時間 | 
| 24時間放置 | 1% | 約100日間 | 
旧モデルXiaomi 14T Proと比較するとこんな感じです。
| 使用時間 | 14T Pro | 15T Pro | 
| 音楽再生 1時間 | 1% | 3% | 
| 動画再生 1時間 | 2% | 5% | 
| 原神 1時間 | 13% | 16% | 
| 24時間放置 | 7% | 1% | 
アイドリング時のバッテリー消耗は大幅に抑えられていますが、動作時は旧モデルよりもバッテリー消耗が少し激しいようです。
スマホを触る時間が長い人や、外出先でもゲームをする人はモバイルバッテリーを持ち歩いたほうが安心だと思います。
同じXiaomi製のモバイルバッテリーは超急速充電にも対応しているので特におすすめです。

もちろんバッテリー劣化を防止する設定項目も用意されているので、少しでもバッテリー寿命が長くなるように調整してあげましょう。
		
90W急速充電に対応
Xiaomi 15T Proは90W急速充電に対応。いわゆる「120W 神ジューデン」には及ばないものの爆速充電です。
もちろん専用充電器・充電ケーブルも付いてます。
実際にバッテリー残量15%からフル充電までの時間を計測してみると33分でした。
		
これだけ早く充電できれば、寝落ちしちゃってバッテリーが殆どない状態でも、出かける準備をしている間に充電が完了しているので安心です。
ちなみにこれは充電モードを「トップスピード」にした結果になります。
		
当然発熱もありバッテリーに負担をかけるので、急いでいない時には「標準」モードで充電してもいいでしょう。
5%からフル充電までは1時間ほど。これでも十分速いと思います。
		
ワイヤレス充電に対応
Xiaomi 15T Proは旧モデルから引き続きワイヤレス充電に対応しています。
Qi2には非対応なようなのでマグネット機能は使えませんが、それでも置くだけ充電はめちゃくちゃ便利。
普段は有線で爆速充電、寝る前はベッドサイドの無線充電と使い分けても良いでしょう。
さらに旧モデルでは使えなかったバッテリーシェア(逆充電)にも対応。
ますます便利になっちゃいました。
Xiaomi 15T Proのカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
特にXiaomi 15T Proは、旧モデルから引き続きドイツのカメラメーカーLeica(ライカ)と共同開発したカメラを搭載しているので期待している人も多いでしょう。
メインカメラにはLeica Summiluxオプティカルレンズを搭載。さらに望遠カメラが2.6倍から5倍にパワーアップしております。
果たしてXiaomi 15T Proのカメラ性能はどれほどなのか?実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてみてください。
カメラアプリ
作例紹介の前にXiaomi 15T Proのカメラアプリをサクッとご紹介。
カメラの機能・性能が高くて素人には扱いきれない感じなのかと思いきや、カメラアプリ自体はシンプルで普段のXiaomiスマホって感じです。
超広角カメラ・望遠カメラへの切り替えはワンタップ。
望遠カメラとデジタルズームの組み合わせで最大100倍までズーム可能です。
頻繁に使うEV(露出)調整にワンタッチでアクセスできるのも嬉しいポイント。
もちろん自分好みに調整しながら撮影できるプロモードもあります。カメラ好きなら、むしろこっちをよく使うのかな?倍率ではなくカメラを切り替えられるのが良いですね。
なおスクショ音は設定から消すことができますが、シャッター音は消せません。
		
Leica VibrantとLeica Authentic
Xiaomi 15T ProのカメラはLeica Vibrant(ライカ バイブラント)とLeica Authentic(ライカオーセンティック)の2つのモードを切り替えて撮影できます。
- Leica Vibrant
- Leica Authentic
		
Leica Vibrantはスマホカメラらしい鮮やかな色合いの仕上がりで、Leica Authenticはライカ特有の味のある雰囲気に。
撮影してて楽しいのは間違いなくLeica Authenticです。
Leicaロゴが入った透かしを付けて、オリジナルフィルターを使えば誰でも簡単に「それっぽい」写真を撮影できちゃいますよ。
めっちゃっくちゃ楽しいので、近所への散歩のお供にXiaomi 15T Proを持ち歩いてください。見慣れた景色の表情がガラッと変わると思いますよ。
メインカメラの作例
さてここからは、いつも通りにカメラ性能をレビューしていきます。
まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェック。
比較用に旧モデル「Xiaomi 14T Pro」とカメラ性能の高さに定評がある「Google Pixel 10」で撮影した写真を並べて掲載していきます。
なお、ここからの作例は殆どが「Leica Vibrant」で撮影したものです。
日中明るいシーンであればどのスマホでも綺麗に撮影できています。
Xiaomi 14T Proとも大きな違いはないようですが、じっくり比べると、Xiaomi 15T Proの方が明るく、鮮やかな色合いに見えます。
また赤色の飽和もXiaomi 15T Proの方が抑えられている印象です。
続いて逆光のシーンでHDR性能をチェック。
問題ないですね。明暗差が激しいシーンでも綺麗に撮影できています。
やはりXiaomi 14T Proよりも色鮮やかに見えますね。
最後に室内で撮影した締めのラーメンを。
大きな違いはないですね。やはりXiaomi 15T Proが明るく鮮やかに仕上がっている印象です。
メインカメラ(夜景モード)
Xiaomi 15T Proには低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードが搭載されております。
旧モデルは手動で夜景モードを選択していましたが、Xiaomi 15T Proは周囲の明るさに応じて自動的に夜景モードに。ON/OFFの切り替えが可能です。
メインカメラはイメージセンサーが大きいので夜景モードにしなくても明るく撮影できちゃいます。ただONにしたほうがバランスが良くなりますね。
基本的に撮影シーンに合わせてXiaomi 15T Proが自動調整してくれるので、難しいことは考えずにシャッターボタンをタップすれば良いでしょう。
OIS(光学式手ぶれ補正)も搭載されているのでブレる心配もありませんよ。
実際の作例を見ていきましょう。
相変わらずXiaomiスマホは夜景に強いですね。Pixel 10よりも明るく、メリハリよく撮影できています。
さらに明暗差のあるシーンで。
もはやGoogle Pixel 10に出る幕がないかも・・・。
圧倒的にXiaomiがバランス良いですね。
Xiaomi 14T Proと15T Proはメインカメラのスペックは変わりません。ただ、画像処理の性能が変わったことで僅かに色合い等の仕上がりに変化がありました。
望遠カメラの作例
Xiaomi 15T Proの望遠カメラは光学2.6倍(60mm相当)から光学5倍(115mm相当)にパワーアップ。旧モデルよりも遠くの被写体に対する撮影が上手になりました。
ここから写真中央のクレーンに寄っていきます。
Google Pixel 10は最大倍率が20倍なので最後の写真だけアングルは違います。
もっと歴然とした差になるのかなーと思いきや、どれも綺麗ですね。10倍でも解像感が残っているので普段使いであればどのスマホでも使いやすそうです。
それ以上の倍率になると、Xiaomi 15T Proが少しリードしておりました。
なお、Xiaomi 15T Proは望遠カメラとデジタルズームの組み合わせで最大100倍までズーム可能です。
とは言え、高倍率だとAI補正が強めにかかるので、その点はご注意ください。
また、望遠カメラで注意したいのが最短撮影距離が長いこと。
実測で被写体から50cm離れないとピントが合いません。
例えば何も考えず5倍ズームで撮影すると、一見ピントが合ってるように感じるんですが、これはメインカメラのデジタルズーム。
被写体と同じ距離で望遠カメラに切り替えるとこんな感じになってしまいます。
このため、いわゆるテレマクロ的な使い方はできないのでご注意ください。
とは言え、デジタルズームでも十分すぎるほど綺麗なので、どのカメラを使っているかなんて特に意識しなくても全く問題ありません。
ほらほら綺麗でしょ?仕組みなんて分からなくたって感覚で撮影すれば超楽しいんです!
それができちゃうのがXiaomi 15T Proの強みだと思います。
超広角カメラの作例
Xiaomi 15T Proは1,200万画素の超広角カメラも搭載しております。
実際には登場回数が少ないかもしれませんが、広大な風景を撮影する時や食卓全体を撮影する場合に重宝するカメラです。
ここでも大きな違いはなし。日中の明るい場面であればどのスマホでも綺麗に撮影できます。
夜間撮影はGoogle Pixel 10が上手な印象。Xiaomiのスマホは暗く、少しボヤッとした仕上がりになりますね。
超広角カメラ大好き!っていう人はご注意ください。
スーパーマクロの作例
Xiaomi 15T Proにスーパーマクロモードがあるので、被写体にググっと寄った撮影をすることが可能です。
一般的なスマホのマクロモードは超広角カメラを利用して被写体に4〜5cmまで寄れるんですが、Xiaomi 15T Proは望遠カメラを利用しているようです。
このため、被写体に寄らなくても接写したような写真を撮影できます。
さらにスーパーマクロで2倍ズームまでできました。
ポートレートモードの作例
簡単に背景ボケのある写真が撮影できるポートレートモードもあります。
画角は「23mm」「35mm」「46mm」「75mm」「115mm」の5種類。ズームボタンをタップすると切り替え可能です。
さらに旧モデルから引き続き、「マスターポートレート」「Leica ポートレート」2種類のスタイルがありました。
ちなみにポートレートモードを使わなくても、望遠撮影なんかでは被写界深度を自動調節して自然に背景ボケを作ってくれますよ。
なのでよりダイナミックに被写体を浮き上がらせたい場合、文字通りポートレート撮影で活躍してくれると思います。
なお、もちろん人物以外でも使用可能。柔軟な使い方ができるのでお試しください。
インカメラの作例
Xiaomi 15T Proのインカメラの有効画素数は3,200万画素。リアカメラと違ってピクセルビニングがないので、常にフル解像度での撮影になります。
美顔モードの効果もあってか、めちゃくちゃ綺麗です。もちろんポートレートモードも使えますよ。柔らかい色合いになるのが個人的に好みで多用しちゃいます。
夜景モードにも対応してるのでイルミネーションを背景にした自撮りとかが良い感じかもしれませんね。玉ボケが可愛いです。
動画撮影の作例
Xiaomi 15T Proで動画撮影もしてみました。
比較用にXiaomi 14T Proで撮影した動画・写真も収録しています。
写真では旧モデルに比べてナチュラルな色合いになっているようですが、動画では色鮮やかな仕上がりになるようです。
ちなみに息子の学芸会の動画を撮影してみたんですが、全然普通に使えました。
薄暗い体育館でもバッチリ撮影可能。ただ中途半端にズームすると粗くなってしまうので、2倍までにするか、望遠カメラを使った5倍にするか、いずれかで使い分けたほうが良いと思います。
画像編集機能がAIで強化
Xiaomiのスマホは画像編集機能が充実しているので、撮影後も楽しめるのも特徴ですが、AIでさらに強化。
いわゆる消しゴムマジックのように不要なオブジェクトを消せるのはもちろん、生成AIで画像を拡張することもできちゃいます。
- 消しゴム機能で
- 影を除去
		
- トンボを消したら
- 鳥が出てきた笑
		
- 生成AIで
- 画像を拡張!
		
どれも仕上がりが自然すぎてびっくりします。
まぁ、意図が伝わらなくてトンチンカンなこともあるんですけどね笑
Xiaomi 15T Proを購入したらぜひ遊んでみてください。
意外に使えると思いますよ。
Xiaomi 15T Proの基本機能・操作性をレビュー
ここからはXiaomi 15T Proの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外の基本機能や操作性をレビューしていきます。
Android 15ベースのHyperOS 2搭載
Xiaomi 15T ProにはAndroid 15ベースのXiaomi製「HyperOS 2」がプリインストールされていました。
Xiaomi HyperOS 2は、Xiaomi独自の軽量OSで、主に下記3つのコア機能が特徴です。「HyperCore」による高速かつ効率的なリソース管理で、アプリ起動が速くバッテリー持ちも向上。「HyperConnect」でスマホ・タブレット・スマートウォッチ間のシームレス連携を実現。「HyperAI」によってAI字幕や写真AI編集、リアルタイム翻訳、AIロック画面など日常使いの利便性が増しています。加えて、アニメーションや画面効果も刷新され、操作感が全体的に滑らかになっています。セキュリティとプライバシー管理も強化されており、直感的かつ安全な操作環境になりました。
メーカーによって搭載されているOS・UIが異なり、特色・機能は様々。
僕はXiaomi製スマホを多くレビューしていることもあり、使い慣れているので安心感があります。ピュアAndroidよりも好みかもしれません。
		
起動中のアプリを一括終了するボタンの場所や、ネットワーク設定スイッチへのアクセスがしやすい等、素のAndroidにはない使い勝手が良くなる工夫が嬉しいですね。
		
ロック画面のカスタマイズはAppleのiOSっぽさを感じたりもします。そんなことないか?笑
		
メーカーによってOSは様々で、人によって使いやすい・使いにくいがあるとは思いますが、最終的には「慣れ」です。
どんなOSだって長く使っていけば自分が使いやすいようになっていくので神経質になることはありません。
なお、本記事作成時点ではセキュリティアップデート・OSバージョンアップについての保証期間は公表されていないようです。
デュアルアプリ・セカンドスペース対応
Xiaomiのスマホでおなじみのデュアルアプリとセカンドスペース機能。
日本国内で発売されるXioamiスマホでは削られてることもありますが、ご安心ください。Xiaomi 15T Proにはしっかり搭載されております。
		
特に1つのアプリを複製することができるデュアルアプリが便利。例えばLINEを複製すれば、1台のスマホで仕事用とプライベート用のアカウントを使うこともできちゃいます。
Android標準の複数ユーザー機能を見つけることはできませんでしたが、2人までだったらセカンドスペースを活用できますね。
この他、ジェスチャーショートカット、画面分割、フローティングウィンドウなどの便利機能もしっかり標準搭載です。
		
AI機能を搭載
AIスマホと言えばGoogle Pixelシリーズが先駆者のように感じますが、Xiaomiスマホもかなり充実しております。
		
Google純正の「Gemini」はもちろん、文字起こし・通訳・文書生成などのオリジナル機能も。色々触ってみましたがPixelシリーズに負けず劣らずの性能です。
- Google Gemini
- かこって検索
		
- AIライティング
- AIライティング
		
今は「よく分からないAIなんて使わない!」って思うかもしれませんが、そのうちきっと当たり前になっていくので、手軽に使えるスマホからAI機能を試してみるのはありかもしれませんね。
デュアルスピーカーでステレオサウンド
Xiaomi 15T Proには上部・下部それぞれにスピーカーが搭載されているので、横持ちならステレオサウンドを楽しむことが可能です。
- 上部スピーカー
- 下部スピーカー
		
音質は中高音域が中心のクリアサウンド。低音域もポコポコ鳴っており、スマホで音楽を聞いたり、動画を見るくらいであれば十分だと思います。
下部スピーカーの方が僅かに音が大きい気がしますが、Dolby Atmosに対応しているので臨場感や音の広がりは優秀。
Dolby Atomos・Xiaomi サウンド、2種類のプリセットのほか、イコライザーも搭載されているので自分好みの音質に調整することも可能です。
		
いわゆる空間オーディオのような効果が楽しめるイマーシブサウンドもあります。
また、イヤホンを接続した時のみイヤホンに合わせてサウンド調整することも可能です。
		
LDACに対応/aptX Adaptiveに非対応
Xiaomi 15T Proにはイヤホンジャックがないので、ワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:✕
- LDAC:○
- LHDC:○
		
残念ながらaptX Adaptiveには非対応ですが、LHDCに対応しているのは貴重です。
LDACやLHDCに対応していることで無線でもハイレゾ相当の音質が楽しめます。
ただしAmazon Musicのストリーミング再生では「48kHz/24bit」の、いわゆる「JEITA定義のハイレゾ」が表示されていました。
おそらくSRCによるダウンサンプリングが原因だと思いますが、日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」には非対応。
どちらにしてもハイレゾであることに違いはないものの、ちょっと寂しいのは事実。
Amazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分かりませんが、音質に拘りがある人は音源をダウンロードした方が良いでしょう。
おサイフケータイ・IP68防塵防水対応
Xiaomi 15T ProはおサイフケータイとIP68防塵防水に対応。
普段使っているSuica・iDなどなど、おサイフケータイ機能をそのまま利用可能です。
FeliCaポートの場所は背面の中央部。一般的にカメラ横に搭載されていることが多いので最初は戸惑うかもしれません。上部をタッチしても無反応なのでご注意を・・・。
ちなみに、Xiaomi 15T Proはマイナンバーカードを持ち歩かずに各種サービスを利用できる「スマホ用電子証明書」にも対応しております。
また、防水性能も強くIP68防塵防水。
継続的な水没にも耐えられるほど強力な防水性能になります。
なお、念のためにお知らせしておきますが、あくまでも防水性能です。
よく防水性能があるからお風呂でも使える!っていう記述を見かけますが、それは間違いなんですよ?
公式サイトにも以下の通り注意書きがありました。
このデバイスは、IEC 60529:1989+A1:1999+A2:2013に基づく分類IP68保護等級による特定のラボ条件の下で、防滴、防水、防塵の性能が試験され、認定されています。
防水性能試験は、淡水の静水中で、最深3メートル、最長30分間、水と製品との温度差5K以下での浸漬という条件で行われました。この耐水性は、ラボ環境での試験の特定条件のものであり、一般消費者による通常の使用条件下と同じではありません。したがって、製品が試験条件を超えた環境にさらされた場合、保護等級は保証されません。
ご自身では試さないようにしてください。ビーチやプールでの使用はお勧めできません。保護等級は、日常的な摩耗や損傷、物理的損傷や修理の際に必要な分解により低下する可能性があります。
湿度の高い所では、製品の充電、物理的なボタンの操作、SIMトレイの取り外しを行わないでください。
その他の安全に関する説明については、ユーザーマニュアルをご覧ください。
本保証は、IP68試験条件を超える環境で発生する液体による損傷には適用されません。引用:公式サイト
お風呂中に使って直ちに壊れることはないと思いますが、湯船に落とすと最悪破損する可能性があるので注意しましょう。サウナも無理ですね。
また水がかかってしまった時は、しっかり乾かしてから充電。濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。
生体認証は指紋認証&顔認証
Xiaomi 15T Proの指紋認証センサーは画面内に搭載。
反応は良好で、軽く触るだけでロック解除できました。
ディスプレイは大きいので場所がかなり下に感じるかもしれません。無理せず両手持ちでタッチしてあげましょう。
顔認証はインカメラによる簡易的なものですが、反応は超良好。ビシッと開きます。
iPhoneのようにロック画面に留まることもできますし、設定でロック画面をすっ飛ばすことも可能です。
		
4キャリアに対応したBand構成
Xiaomi 15T ProのSIMフリーモデルは国内4キャリアのBandにフル対応しています。
| 主要Band一覧表 | |
| ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ | 
| ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ | 
| au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26 ◯ | 
| 楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 28 (プラチナバンド)○ Band 18(パートナー回線)○ | 
どの回線でも使うことができるスマホならMNPもしやすいですね。
こちらの記事で楽天モバイルで使えるのか、実際にSIMカードを装着して検証していますので本記事と併せて御覧ください。

また、5G通信(Sub-6)にも対応していますが、ドコモの「n79」には非対応なのでご注意ください。
| 主要Band一覧表 | |
| ドコモ回線 | n 77 ○ n 78 ○ n 79 ✕ | 
| ソフトバンク回線 | n 77 ○ | 
| au回線 | n 77 ○ n 78 ○ | 
| 楽天回線 | n 77 ○ | 
eSIMに対応している
Xiaomi 15T ProはeSIMも使えます。
		
eSIMに対応した通信キャリアも少しずつ増えてきました。
今はeSIMなんて使うことないって思っていても、そのうち必要になるかもしれないので対応している方が良いでしょう。
eSIMは慣れたら手続きがめちゃくちゃ楽なので、この機会にチャレンジしても良いかもしれません。
僕はいくつかeSIMを使ってきましたが、楽天モバイルのeSIMは手続きが分かりやすいので初心者におすすめ。IIJmioのeSIMも手続きが早いので気に入っています。
Xiaomi 15T Proのスペック・仕様
Xiaomi 15T Pro(SIMフリーモデル)のスペックは以下のとおりです。
参考に旧モデルXiaomi 14T Proのスペックも並べて掲載するので気になるポイントを比較してチェックしてください。
| モデル | Xiaomi 15T Pro SIMフリー版 | Xiaomi 14T Pro SIMフリー版 | 
| 価格 | 109,800円~ | 109,800円~ | 
| カラー | ブラック グレー モカゴールド | チタングレー チタングラップ チタンブルー | 
| サイズ | 長さ:約162.7mm 幅:約77.9mm 厚さ:約7.96mm | 長さ:約160.4mm 幅:約75.1mm 厚さ:約8.39mm | 
| 重さ | 約210g | 約209g | 
| ディスプレイ | 6.83インチ AMOLED 2,772 × 1,280 447ppi 色彩階調 680億色 DCI-P3 HDR 10+ Dolby Vison ピーク輝度 3,200nit | 6.67インチ AMOLED 2,712 × 1,220 446ppi コントラスト比 500万:1 色彩階調 680億色 DCI-P3 ピーク輝度 4,000nit | 
| リフレッシュレート | 最大144Hz | 最大144Hz | 
| タッチサンプリングレート | 最大480Hz | 最大480Hz | 
| OS | Xiaomi HyperOS 2 | Xiaomi HyperOS | 
| SoC | MediaTek Dimensity 9400+ | MediaTek Dimensity 9300+ | 
| RAM | 12GB LPDDR5 | 12GB LPDDR5 | 
| ROM | 256GB 512GB 1TB UFS 4.1 | 256GB 512GB UFS 4.0 | 
| 外部ストレージ | 非対応 | 非対応 | 
| リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 焦点距離 23mm f/1.62 Light Fusion 900 OIS | 5,000万画素 焦点距離 23mm f/1.6 Light Fusion 900 センサーサイズ 1/1.31 OIS | 
| リアカメラ(望遠) | 5,000万画素 焦点距離 115mm f/3.0 OIS | 5,000万画素 焦点距離 60mm f/12.0 | 
| リアカメラ(超広角) | 1,200万画素 焦点距離 15mm f/2.2 FOV 120° | 1,200万画素 焦点距離 15mm f/2.2 FOV 120° | 
| インカメラ | 3,200万画素 焦点距離 21mm f/2.2 | 3,200万画素 焦点距離 25mm f/2.0 | 
| ビデオ(リアカメラ) | 8K@30fps 4K@30,60,120fps 1080P@30,60fps 720P@30fps | 8K,4K@24fps 4K,1080P@60fps 8K,4K,1080P,720P@30fps | 
| ビデオ(インカメラ) | 4K@30fps 1080P@30,60fps 720P@30fps | 1080P@60fps 4K,1080P,720P@30fps | 
| バッテリー | 5,500mAh 90W急速充電 | 5,000mAh 120W急速充電 | 
| ポート | USB Type-C | USB Type-C | 
| ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 | 
| 生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 | 画面内指紋認証 顔認証 | 
| 対応SIM | nano SIM eSIM | nano SIM eSIM | 
| 2回線同時待受 | 可 | 可 | 
| 対応Band | 5G:n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/71/75/77/78 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66/71 4G:LTE TDD:B38/39/40/41/42/48 3G:B1/2/4/5/6/8/19 2G:850/900/1,800/1,900MHz | 5G:n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/75/77/78 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66 4G:LTE TDD:B38/39/40/41/42/48 3G:B1/2/4/5/6/8/19 2G:850/900/1,800/1,900MHz 4×4 MIMOに対応 | 
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 | 
| Bluetooth | Ver6.0 | Ver5.4 | 
| 位置情報 | GPS GLONASS BeiDou Galileo QZSS NavIC | GPS GLONASS BeiDou Galileo NavIC | 
| イヤホンジャック | なし | なし | 
| スピーカー | デュアル Dolby Atmos | デュアル Dolby Atmos | 
| FMラジオ | なし | なし | 
| 防塵防水 | IP68 | IP68 | 
| NFC | あり | あり | 
| おサイフケータイ | 対応 | 対応 | 
公式サイト>>仕様
まとめ:Xiaomi 15T Proのメリット・デメリット・評価
Xiaomi 15T Proを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
Xiaomi 15T Proを買うべきメリット、購入前に確認したい注意点は以下のとおりです。
| メリット | デメリット | 
| ・価格据え置き ・超快適な動作性能 ・重いゲームも余裕 ・Leicaカメラ ・90W急速充電 ・ワイヤレス充電 ・ステレオスピーカー ・おサイフケータイ ・IP68防塵防水 ・付属品パーフェクト | ・重い ・SDカード非対応 ・イヤホンジャックなし | 
評価
総合評価:(5点/5点満点)
| デザイン | ★★★★★ | 
| サイズ感 | ★★★★☆ | 
| ディスプレイ | ★★★★★ | 
| 動作性能 | ★★★★★ | 
| ゲーム性能 | ★★★★★ | 
| バッテリー性能 | ★★★★☆ | 
| カメラ性能 | ★★★★★ | 
| 機能・付加価値 | ★★★★★ | 
Xiaomi Tシリーズは毎年完成度が高く、コスパに優れたハイエンドスマホなんですが、Xiaomi 15T Proは特に際立っていると思いました。
ただ高性能なだけではなく、安定性を備えているため、安心して長期間使えると感じたのが大きな理由です。
2025年10月時点で、最もおすすめできるスマホと言っても過言ではありません。
自分が必要としている機能・性能と価格とのバランスを考えれば、iPhone・Google Pixel・GalaxyよりもXiaomi 15T Proを選んだほうが良いとさえ言えます。
大きなデメリットらしいデメリットは見当たらないんですが、強いて言えばサイズ感?
大きくて重いことがデメリットに感じる人がいるかもしれませんが、ゲームがプレイしやすくなったので、個人的にはむしろ嬉しかったです。
サイズやデザインについては好みとしか言いようがないので、好きか嫌いかのどっちかになっちゃいますね。
と言うわけで、Xiaomi 15T Proは、非の打ち所がない超超超良いスマホでした。
久々にマジで買ってよかったなーと感じています!
当ブログでレビューしている全てのスマートフォンは実際に私が使用しています。デザイン・ディスプレイ性能・動作性能・バッテリー性能・カメラ性能などを標準的なベンチマークアプリによるテストに加えて私の体験によって定量的・定性的に評価しています。また、一部のテストでは同程度の価格・性能のスマートフォンと比較することで評価をより明確にしています。私は全ての商品レビューを当ブログのレビューガイドラインに基づいて実施しています。
Xiaomi 15T ProはIIJmioが最安値!
Xiaomi 15T Proのオープンマーケットモデル(SIMフリーモデル)は格安SIMでも購入可能です。
IIJmioでの販売価格
Xiaomi 15T Proを取り扱っている主な格安SIMと販売価格は以下のとおり。「最安価格」はMNPやオプション加入等の条件を適用した場合の価格になります。
| 販売サイト | 通常価格 | 最安価格 | 
| 公式サイト | 109,800円 | 109,800円 | 
| IIjmio | 109,800円 | 79,800円 | 
他社からのMNP価格にはなりますが脅威の30,000円OFF!79,800円!
なんと7万円台で購入できちゃいます。すごくないですか?
発売開始直後からこの割引は超やばいので、迷っているなら買っちゃってOKです。
IIJmio>>Xiaomi 15T Pro
IIJmioの料金プラン
IIJmioの料金プランは1ヶ月に使える高速データ通信量(ギガ)によって月額基本料が異なります。なお月額基本料は全て税込みです。
| 音声 | データ+SMS | データ | eSIM | |
| 2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 | 
| 5GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 | 
| 10GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 | 
| 15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 | 
| 20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 | 
| 30GB | 2,700円 | 2,680円 | 2,640円 | 2,340円 | 
| 40GB | 3,300円 | 3,280円 | 3,240円 | 2,940円 | 
| 50GB | 3,900円 | 3,880円 | 3,840円 | 3,540円 | 
使える回線はドコモとauの2種類(データ・eSIMはドコモのみ)。
2GB・5GBの低容量プランが安いところが特徴で、毎月ギガをそんなに使わないライトユーザーさんに優しい月額基本料に設定されております。
また、IIJmioは他社に先駆けてeSIMに対応しました。データ通信専用にはなりますが、サブ回線としてスマホに登録しておくのにピッタリです。
IIJmioの特徴
IIJmioの特徴は以下のとおりです。
- 3種類の通話定額オプション
- データ繰り越し・データシェアに対応
- 通信速度の切り替えができる
- 会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
1つずつ紹介していきます。
3種類の通話定額オプション
IIJmioの通話料は11円/30秒。専用アプリを使うことなく一般的な通話料の半額。
さらに音声通話をよく利用する人向けに3つの通話定額オプションが用意されているので安心です。
| オプション名 | 月額料金(税込) | 内容 | 
| 通話定額5分+ | 500円 | 5分以内の国内通話無料 | 
| 通話定額10分+ | 700円 | 10分以内の国内通話無料 | 
| かけ放題+ | 1,400円 | 通話時間制限なく国内通話無料 | 
ただし、通話定額オプションは専用通話アプリ「みおふぉんダイアル」からの発信に限られるのでご注意下さい。
データ繰り越し・データシェアに対応
IIJmioは「データ繰り越し」に対応しているので、当月のデータ通信量の残量を、翌月まで繰り越し可能。
毎月使うギガの量がバラバラであっても無駄なく使えるので安心です。
また、データシェア・データプレゼントにも対応。
同一アカウント内で契約している回線のデータ量をシェアして使えます。
家族間でのデータシェアはもちろん、自分だけで複数回線を使い分けるのにも適していますね。
通信速度の切り替えができる
毎月使えるギガの量は限られているので、できれば無駄に使いたくはないですよね?
そもそも、スマホの用途がメールやLINE中心の人は、高速データ通信は必須ではありません。
そういう場合に便利なのが、IIJmioの「速度切替」です。
会員専用サイトからワンタップで低速通信モードに切り替え可能。
低速通信モードにすると速度が最大300kbpsに制限される代わりに、ギガの消費が0になります。
しかもIIJmioは「バースト転送」に対応しており、通信開始直後だけ高速通信を利用するので、意外と快適に使えるんです。
例えばWEBページの読み込みに時間がかかって困る!と言ったことが少なくなります。
会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
IIJmioでは新規加入時にスマホを安く購入できるのはもちろん、加入後でも端末を購入できます。
しかもスマホに限らず、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなんかも会員限定価格で購入できるので、個人的にめちゃくちゃ嬉しいポイントです。
加入前も加入後も端末を安く購入できるのはIIJmioのメリットの1つです。
公式サイト>>IIJmio
\ セール開催中 /





















































































































































































































































































































 





 
						
						
						
												 
						
						
						
												 
						
						
						
												 
						
						
						
												 
						
						
						
												 
						
						
						
												