高くてもAmazfitなら安心
Amazfit GTS 3をご提供いただきました。
以前レビューした「Amazfit GTR 2e」は定価20,800円とスマートバンド等に比べると少々お高めなものの、高性能で満足度の高いスマートウォッチでした。
2021年最新モデルであるAmazfit GTS 3の実力はどれほどのものか、本記事で実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
2022年ハイエンドモデル「Amazfit GTR 4」をこちらの記事でレビューしているので、本記事とあわせてチェックしてください。
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Amazfit GTS 3のメリット・デメリット・評価
Amazfit GTS 3は2021年10月に発売された、中国Zepp Health Corpration製のスマートウォッチです。
同時期に発売された「Amazfit GTR 3 Pro」「Amazfit GTR 3」より安価なモデルですが、他モデルより軽量でディスプレイが大きい点が特徴になります。
製品名 | 価格 | 特徴 |
Amazfit GTR 3 Pro | 39,800円 | 多機能 |
Amazfit GTR 3 | 34,800円 | 超ロングバッテリー |
Amazfit GTS 3 | 28,800円 | 軽量・大型ディスプレイ |
まずAmazfit GTS 3のメリット・デメリット・評価をサクッとまとめて紹介します。
メリット
Amazfit GTS 3を買うべきメリットは以下のとおりです。
- 軽量
- 大型AMOLEDディスプレイ
- Zepp OS搭載で快適動作
- ミニアプリの追加ができる
- 十分なバッテリーもち
- SpO2自動計測可能
- Alexaと連携可能
- 150種類のスポーツモード
- 5種類の衛星測位に対応
- 5ATMの防水性能
デメリット
Amazfit GTS 3を購入する前にチェックしておきたい注意点は以下のとおり。
- 価格
- 通知周りの動作が不安定
- 音楽再生アプリとの連携が不安定
- 通話応答や返信はできない
評価
(4点/5点満点)
1万円以下で購入できるスマートウォッチが販売されているなか、28,800円という価格は高く感じてしまうかもしれません。
ただ、実際に使ってみると十分それだけの価値がある製品であることが分かります。
Zepp OS搭載による動作の快適さや、大型で美しい有機ELディスプレイは他のスマートウォッチとは比較にならないほど完成度が高いです。
一部動作が不安定な部分も見受けられるので、今後のシステムアップデートでの改善に期待。
また、アプリストアからミニアプリを追加できるものの数が少ない状況なので、サードパーティ製アプリが増えてくれればAmazfit製スマートウォッチはさらに人気が出ると思います。
なお、少しでもAmazfit GTS 3を安く購入したい場合には、海外通販サイトAliExpressを利用しても良いでしょう。日本円にして数千円安く購入することが可能です。
Amazfit GTS 3のデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
デザイン・サイズ感
Amazfit GTS 3のカラーバリエーションは3色。
- グラファイトブラック
- アイボリーホワイト
- テラローザ
今回ご提供いただいたのはアイボリーホワイトです。
自分で購入する場合、汚れが目立つのでホワイト系はあまりチョイスしないのですが、実際に使ってみるとめちゃくちゃ良い感じ。爽やかでカジュアル。どんな服装にも合わせやすいと思います。
ウォッチフェイスはApple Watchのようなスクエア型で42.4mm × 36mmのワンサイズ。リューズを含めると幅は38.5mmほどになります。
男性でも女性でも使いやすい丁度いいサイズ感。厚みはセンサーが搭載されている最も厚い部分で10mmほど。
一般的な腕時計でもこれくらいの厚みはあるので違和感なく使えるでしょう。センサーが搭載されていても窮屈に感じることはありません。
バンドを含めた重さは39gと多機能なスマートウォッチの割に超軽量。装着してワークアウトしても全く問題ありませんでした。
ウォッチケースは光沢の少ないゴールドのアルミニウム合金製。ホワイトバンドとの相性バッチリで女性が使っていても良い感じ。本当にこのデザインはめっちゃいい!
側面にはリューズ(クラウン)を1つ搭載。
リューズをポチッと押すとアプリ一覧が表示されます。タッチ操作はもちろん、クラウンを回転させてスクロールすることも可能です。
リューズを回転させるとトントン振動するギミックが面白い。
リューズを長押しすることで特定のアプリを呼び出すことも可能。僕はワークアウト機能をアサインしてみました。
一覧に表示するアプリや、長押しでのアプリ割り当ては、本体はもちろんコンパニオンアプリからも変更可能です。
ただしこのリューズはちょっと大きめで、こんな姿勢をしていると勝手に長押しして再起動されちゃうことがありました・・・。装着位置に注意したほうがいいかもしれません。
ウォッチフェイス背面はマットなプラスチック製で、心拍等の計測センサーと充電用の端子が搭載されています。
バンドは抗菌シリコン製で横幅約20mm。柔らかくサラサラしているので汗をかいてもべたつきにくい印象です。
背面に凹凸が施されているので肌への密着が軽減され、通気性もアップ。これなら夏に装着しても不快になりにくいでしょう。
美錠・つく棒・遊革がある一般的な腕時計と同様のスタイル。美錠とつく棒はプラスチック製でウォッチケースと同じゴールドカラー。
遊革の1つにはズレ防止のピンが搭載されていました。しっかり固定されるので地味に嬉しい配慮です。
小穴が多いのでサイズ調整に困ることもないでしょう。
バンドはクイックレバーで取り外しできるので好みのバンドへも交換可能。
付属品
Amazfit GTS 3の付属品はマニュアルと充電ケーブルのみ。充電器(ACアダプター)は付属していないのでご注意ください。
マニュアルには日本語ページも用意されていました。直感的に使えるのであまり読むことはないかもしれませんが安心です。
充電ケーブルはUSB Type-Aのもの。他のケーブルでは代用できないので無くさないように注意しましょう。
スマートウォッチの充電ケーブルは外れやすいものが多いのですが、Amazfit GTS 3はマグネットが強力なのでガッチリ固定されます。持ち上げても外れません。
Amazfit GTS 3のバッテリー性能をレビュー
僕はスマートウォッチを使ううえで最も重要なのはバッテリーもちだと思っています。
いくら多機能で高性能でも、すぐにバッテリー切れになってしまっては本末転倒。毎日使う時計ですからね?いちいち充電するなんて面倒です・・・。
Amazfit GTS 3のバッテリー容量は250mAh。
公式サイトでの説明によれば、標準的な使用で12日間、ハードな使用で6日間連続使用可能と長持ちです。
全ての検出機能を有効にし、ディスプレイ常時表示だけオフ設定で実際に使ってみたところ、100%から10%になるまで5日間でした。
殆ど公称通りのバッテリーもちであることが分かりました。装着しっぱなしでも1週間ほど充電しなくても使い続けられるなら十分。
Amazfit GTS 3のバッテリー性能は優秀です。
なお、公式サイトで公開されている12日間連続使用の要件は以下のとおり。
バッテリー持続時間:最大12日間/心拍数モニタリング:有効(10分ごとのデータ測定)、睡眠モニタリング:有効、音声アシスタント:無効、手首を持ち上げての画面点灯回数:100回/日、メッセージ受信による画面点灯回数:200件/日、週に3回各30分の運動、GPSをONにして30分のランニング、血中酸素レベル測定:5回/日、その他の操作:5分/日
引用:Amazfit公式サイト
充電時間についてもスペック通り。バッテリー残量1%からフル充電までにかかった時間は約2時間でした。
2時間かけてじっくり充電するわけではなく、80%くらいまでは急速で充電され、その後速度が緩やかになっていきます。
充電時の電力は1Wから2Wくらいなので急速充電規格には対応していないようです。
なお充電中でもリューズを押すことで通常通り操作できました。地味に便利。
Amazfit GTS 3のディスプレイをレビュー
続いてAmazfit GTS 3のディスプレイをレビューです。
大きく美しいディスプレイはAmazfit GTS 3の特徴になります。
美しいUltra HD AMOLEDディスプレイ
Amazfit GTS 3のディスプレイは1.75インチの有機EL。公式サイトによると「Ultra HD AMOLED」と呼ばれております。
ディスプレイに採用されている強化ガラスには指紋付着防止コーティングがされ、ケースに向かって僅かに湾曲しています。
ベゼル(縁)も狭く、黒を基調とした文字盤であれば全画面表示のように感じてしまうことがありました。
有機EL特有の画面にビタッと張り付いたような表示と、引き締まった黒色の表現によるメリハリが非常に綺麗です。
解像度390×450、341ppi、最大輝度1000nit。もはやスマホの画面と同じようなスペックを搭載しており、その名に恥じぬディスプレイだと思います。
視野角も広く、多少きつい角度からでも視認可能。
さらにディスプレイの明るさは周辺に合わせて自動的に調整してくれます。このため屋外で日光の下でもそれほど見にくいことはありません。
この写真だと見にくそうですが、実際はそんなことないので・・・。
同時期に発売された「GTR 3 Pro」「GTR 3」よりもディスプレイが大きいのがGTS 3の特長の1つでもあります。スペック的にはGTR 3をも上回っているほどです。
スマートウォッチを使う上でディスプレイは非常に重要。やはり大型だと一度に表示できる情報が増えるので使い勝手が良くなります。
100以上の文字盤スタイルに変更可能
Amazfit GTS 3はZeppアプリを使って文字盤を変更できます。用意されている文字盤の種類はなんと100以上。
これだけ多くのデザインがあれば好みのスタイルが必ず見つかります。個人的におすすめは、表示内容をカスタマイズできる文字盤です。
動く壁紙なんかもありますよ。バッテリーの消耗が激しくなりますが・・・。
この他、自分で撮影した写真や好みの画像を文字盤にすることも可能。推しキャラやペットの写真を文字盤にすると使うたびに癒やされちゃいますね。
常時オンディスプレイ(AOD)対応
Amazfit GTS 3は有機ELの特性を活かしたAODに対応しているので、スリープ時でもディスプレイに時刻や日付を表示し続けることが可能です。
常時オンディスプレイ専用文字盤のほか、全ての文字盤が常時オンディスプレイに対応。さらに常時表示させるタイミングも選択可能です。
寝ている間にディスプレイを表示させても全く意味がないですからね?笑
ただし、AODはバッテリーの消耗が激しくなるので、長持ちさせたい場合にはオフにしておいたほうが無難です。
手首を返せば画面を点灯する機能も搭載されているのでこっちでも十分だと思います。
Amazfit GTS 3を実機レビュー
ここからはAmazfit GTS 3を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
技適マークあります
海外製のスマートウォッチを使う前に確認したいのが技適マークの表示。
技術基準適合証明を受けていなければ日本国内で使用することができません。
Amazfit GTS 3には、外箱と本体設定項目内に技適マークの表示があるので安心してご利用下さい。
ペアリングはZeppアプリで
Amazfit GTS 3はコンパニオンアプリの「Zepp」でスマホとペアリングして使います。単独では利用できないので注意が必要です。
Zepp
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ペアリングの方法は以下のとおり。AndroidスマホでもiPhoneでも同様です。
- Amazfit GTS 3にQRコードが表示
- スマホで読み取る
- ペアリング完了
何やら難しそうに感じるかもしれませんが、スマホに表示されたガイド通りに進めていくだけなので簡単です。本体もアプリも完全日本語対応なのでご安心ください。
Amazfit GTS 3の電源を入れて、日本語を選択。
するとディスプレイにQRコードが表示されます。
ここからはZeppアプリの操作です。スマホにインストールしたZeppアプリを開いてアカウント登録。僕は入力がめんどくさかったのでGoogleアカウントと紐付けしちゃいました。
プロフィールの「マイデバイスの追加」から「腕時計」→「QRコード付きウォッチ」を選択。
スキャナ画面になるので、Amazfit GTS 3に表示されたQRコードを読み取ります。
Amazfit GTS 3にペアリングリクエストが来るので、チェックマークをタップすれば完了です。
初めてスマホと接続する場合にはファームウェアのアップデートがあるので暫く放置しておいてください。
Zepp OS搭載でサクサク動く
Amazfit GTS 3の操作性は超快適。これまでApple Watchを含めて様々なスマートウォッチを使ってきましたが、トップクラスに優秀だと思いました。
上下スワイプでコントロールと通知の表示。
左右スワイプでショートカットメニューが表示できます。
右スワイプ1回で表示できるレジデントアプリも便利。スマホのウィジェットのようにすぐに知りたい情報を簡単に確認できます。
表示項目は本体・Zeppアプリから編集することがでるので、自分が使いやすいようにカスタム可能。音楽操作やワークアウトを1回のスワイプで使えるようにすると便利ですよ。
Amazfit GTS 3に搭載されている独自OS「Zepp OS」の影響が大きく、省電力でありながら旧モデルよりも動きがパワフルになりました。
動作はもちろん、多くのアニメーションが60fpsに到達。ユーザーフレンドリーなUIは、どのシチュエーションでも快適です。
独自のAppStoreからアプリを追加できる
Zepp OSを搭載していることで、Amazfit GTS 3にミニアプリを追加できることも特長の1つです。Zeppアプリ内のAppStoreからアプリを追加可能。
現時点で追加できるアプリ・機能は限定的ですが、今後サードパーティ製のアプリが増えることが期待できます。
標準で搭載されているアプリだけでも十分使えますが、さらに多くのアプリが増えるのが楽しみですね。Spotifyなどの音楽系アプリが充実したりすれば嬉しいのですが。
睡眠・心拍・ストレスレベル・月経周期を自動計測
Amazfit GTS 3を装着しているだけで、歩数・距離・消費カロリー・睡眠・心拍・ストレスレベル・月経周期を自動計測してくれます。
本体で確認できるのはもちろん、Zeppアプリを使えばさらに詳しくデータを確認できます。
当日のデータはAmazfit GTS 3でサクッと確認して、履歴・詳細や、睡眠計測のデータはZeppアプリでチェック。
計測の精度についても、著しくおかしな結果は出ていないので信用に足りるものと思っています。
健康評価をスコアで算出するPAI(Personal Activity Intelligence)も導入されており、スコアを確認することもできます。
PAI 健康評価システム。
身体の状態を 1 つのスコアに要約。
PAI (Personal Activity Intelligence) は、健康評価システムです。心拍数、アクティビティの期間、その他の健康データを、1 つの直観的なスコアに変換するアルゴリズムを使用します。これによりユーザーは、簡単に身体の状態を把握できます。この機能は、ほとんどの形態の運動に対応し、さらに、ユーザーの健康データに基づいて健康評価システムを各ユーザー向けにパーソナライズします。引用:公式サイト
心拍計測のON/OFF切り替えはAmazfit GTS 3本体で。睡眠の自動計測はアプリでも設定可能です。
ストレス・睡眠時呼吸の自動計測もON/OFFの切り替えができます。
自動計測する項目が多くなるほどバッテリーの消耗が激しくなるので、自分に必要なものをチョイスするか、手動計測に切替えてもいいですね。
SpO2を自動計測可能
Amazfit GTS 3はコロナ禍の現状で注目されている酸素飽和度(SpO2)の計測が可能です。
酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。
SpO2を計測できるスマートウォッチ・スマートバンドも増えてきていますが、多くは手動計測。この点Amazfit GTS 3は安静時に自動計測可能です。
もちろん自分のタイミングでの手動計測にも対応しております。
医療用に作られたパルスオキシメーターではありませんので、呼吸器の疾患をお持ちの方が常用する用途としては利用できません。
ただ、毎日定期的に自動計測していれば体調の変化に気付きやすくなると思います。
ワンタップで4種類の計測を同時実行
Amazfit GTS 3に搭載されている生体認証センサー「6PD BioTracker PPG 3.0」は、複数の健康データを同時にモニタリングできる点が特徴です。
これを活かし、ワンタップで4つのヘルスケアデータを同時に計測できる機能も搭載されています。
- 心拍数
- ストレスレベル
- SpO2
- 呼吸速度
しかも計測時間はたったの45秒。それぞれ個別に計測するよりも短時間で終了します。
毎日起床時にワンタップ分析をしてみてはいかがでしょうか?日々のヘルスケアデータを簡単に収集できるのでおすすめです。
150種類のスポーツモード
Amazfit GTS 3には150種類のスポーツモードが搭載されています。
ランニング・ウォーキングはもちろん、水泳・格闘技・筋トレ・HIIT・ウィンタースポーツやダーツまで、自分がやっているスポーツで搭載されていないものはないでしょう。
eスポーツや囲碁なんかもあって、もはや世の中の運動・スポーツは全て網羅してるんじゃないでしょうか?
- ランニング (屋外)
- ランニング マシン
- ウォーキング
- トレイル ランニング
- ウォーキング (屋内)
- 競歩
- サイクリング (屋外)
- サイクリング (屋内)
- マウンテンバイク
- BMX
- 水泳 (プール)
- オープンウォータースイミング
- フィンスイミング
- シンクロナイズドスイミング
- クライミング
- ハイキング
- オリエンテーリング
- ロッククライミング
- 釣り
- 狩猟
- スケートボード
- ローラースケート
- パルクール
- 全地形対応車
- オフロードバイク
- エリプティカル
- ローイングマシン
- ステップミル
- 階段ステッパー
- スピニング
- フィットネス (屋内)
- エアロビクスコンボ
- クロストレーニング
- エアロビクス
- グループキャリステニクス
- ボディコンバット
- 筋力トレーニング
- ステップトレーニング
- 体幹トレーニング
- 柔軟トレーニング
- 自由トレーニング
- HIIT
- ヨガ
- ピラティス
- 体操
- 鉄棒
- 平行棒
- バトルロープ
- ストレッチ
- スクエアダンス
- 社交ダンス
- ベリー ダンス
- バレエ
- ストリートダンス
- ズンバ
- ラテンダンス
- ジャズダンス
- ヒップホップダンス
- ポールダンス
- ブレイクダンス
- フォークダンス
- ダンス
- モダンダンス
- ディスコ
- タップダンス
- ボクシング
- レスリング
- 武道
- 太極拳
- ムエタイ
- 柔道
- テコンドー
- 空手
- キックボクシング
- フェンシング
- 柔術
- 剣道
- サッカー
- ビーチ サッカー
- バスケットボール
- バレーボール
- ビーチバレー
- 野球
- ソフトボール
- ラグビー
- ホッケー
- 卓球
- バドミントン
- テニス
- スカッシュ
- ゲートボール
- クリケット
- ハンドボール
- ボウリング
- ポロ
- ラケットボール
- ビリヤード
- セパタクロー
- ドッジボール
- 水球
- アイス ホッケー
- シャトルコック
- インドアサッカー
- フットバッグ
- 球技
- ペロタ
- フロアボール
- アウトドアボート
- セーリング
- カヤック
- ボート
- ドラゴンボート
- パドルボード
- スケート (屋外)
- インドア サーフィン
- チュービング
- 水上スキー
- シュノーケリング
- スキー
- スノーボード
- アルペンスキー
- クロスカントリースキー
- スキーオリエンテーリング
- バイアスロン
- スケート (屋外)
- カーリング
- ボブスレーとトボガニング
- そり
- スノーモービル
- スノーシュー
- フラ フープ
- フリスビー
- ダーツ
- スポーツ カイト
- 綱引き
- ジェンズ
- eスポーツ
- エアウォーカー
- ブランコ
- シャッフルボード
- フーズボール
- モーションセンシングゲーム
- チェス
- チェッカー
- 囲碁
- ブリッジ
- ボードゲーム
- 縄跳び
- アーチェリー
- 馬術
- カーレース
- 階段昇降
スポーツモードのうち以下の8種類は、搭載されている「ExerSense」機能による自動検出に対応しています。
- ランニング(屋外)
- ランニングマシン
- ウォーキング
- ウォーキング(屋内)
- サイクリング(屋外)
- 水泳(プール)
- ローイングマシン
- エリプティカル
僕が普段やっている運動はウォーキングとリングフィットアドベンチャーですが、使っていて不満に思うことはありませんでした。計測データも詳しいので日々のトレーニングのモチベーションが上がりますよ。
数日内の記録はAmazfit GTS 3でチェック。
もっと詳しい記録や履歴はZeppアプリから確認可能です。
5種類の衛星測位システムに対応
Amazfit GTS 3は以下の5種類の衛星測位システムに対応しています。
- GPS(アメリカ)
- GLONASS(ロシア)
- Galileo(EU)
- BDS(中国)
- QZSS(みちびき/日本)
このため、屋外ワークアウトなどではスマホを持ち歩かなくても経路を記録可能です。
実際にスマホを持たずにウォーキングをした結果が以下のとおり。おかしな場所を記録されることもなく正確な場所を表示してくれました。
どの衛星測位システムを利用するのか設定から変更できるのも便利なポイント。僕はよく分からないので「精度」を重視したデフォルト設定のまま使っています。
ZeppはGoogle Fitと連携可能
トレーニングの状況やヘルスケアをGoogle Fitで確認している人もいますよね。
Google Fitを使えば、様々なヘルスケアデータを1つに集約できます。
ZeppはGoogle Fitとの連携が可能です。
プロフィール内の「アカウントを追加」からGoogle Fitを選択すればOK。
Zeppで収集したワークアウトの履歴やヘルスケアデータがGoogle Fitで確認可能になります。パーソナルデータの一元管理が可能です。
Amazon Alexaとの連携でスマートホームデバイスを操作
Amazfit GTS 3の特徴の1つにAmazon Alexaとの連携機能があります。
Zeppアプリのアカウントを追加からAmazon Alexaを選択し、Amazonアカウントでログイン。これでAlexaとの連携ができました。簡単ですよね。
リューズの長押しやレジデントアプリからAlexaを呼び出して話しかけてみましょう。時刻や天気を聞いても良いですし、既にAlexaと連携しているスマートホームの操作も可能です。
Alexaを既に呼び出している状態なのでウェイクワードを言う必要はありませんよ。
全てのAlexaの機能を使えるわけではありませんが、天気や予定の確認に便利です。
なお、Amazfit GTS 3にはスピーカーが搭載されていないので音楽再生はできません。
スマホ通知はバッチリ!LINEは全文読めます
スマートウォッチに無くてはならない機能である、スマホの通知確認もAmazfit GTS 3はしっかり完備。全ての通知を表示させることもできますし、通知するアプリを選択することも可能です。
LINEや電話着信があるとバイブレーションと合わせて通知内容を表示してくれます。
なお通知時のバイブレーションはZeppアプリでカスタマイズ可能です。
表示可能な文字数もかなり多く、LINEはもちろんメールであっても文章全体を確認できました。これ結構嬉しいですよね。スマホ開かなくても良いですし。
履歴は10件以上遡れますが、スマホの通知を消すとAmazfit GTS 3の通知も消えてしまうようです。
なお未読通知が貯まると表示がおかしくなり、フリーズしてしまう現象に遭遇しました。
Zepp OSの不安定な部分かもしれません。今後のシステムアップデートで改善してくれればいいのですが、ご注意ください。
なお機能的には通知表示のみで、通話応答やメッセージへの返信はできません。
音楽再生アプリを操作できる
Amazfit GTS 3はスマホで再生中の音楽をリモコン操作できます。曲送り・曲戻しはもちろん、音量の調整もできるのが超便利です。
なお音楽再生中であってもAmazfit GTS 3に反映されないことが多かったです。時間が経てば表示されるものの、すぐに操作できないのはイマイチなポイント・・・。
スマホカメラのリモート撮影ができる
Amazfit GTS 3でスマホのカメラのシャッターを押す機能も搭載されておりました。
使用するにはZeppアプリの「ラボ」で接続設定が必要です。と言ってもワンタップなので難しいことはありません。
設定完了後、スマホのカメラアプリを開けばAmazfit GTS 3でシャッターが切れるようになります。デフォルトではアプリ一覧の「その他」に「リモート撮影」という項目があるはずです。
ただ単にシャッターを切るだけというシンプルな機能なのですが、スマホを三脚に固定して写真撮影する場合などに重宝しますね。
iPhoneとの連携も問題なし
スマートウォッチの中にはiPhoneとのペアリングでは機能が制限されることがありますが、Amazfit GTS 3はAndroidスマホでもiPhoneでも変わらずに使えます。
実際にiPhone 12 miniにZeppアプリをダウンロードして使ってみましたが、特に違いを感じる点はありませんでした。
通知可能なアプリが少ない!と驚いてしまったのですが、アプリからの通知が入るたびにアプリ一覧に追加されるようです。
アプリストアからミニアプリを追加することも可能でした。
防水性能は5ATM(5気圧)
Amazfit GTS 3の防水性能は5ATM。
スポーツモードにもある通りスイミング中でも利用できます。日本時計協会による5ATMの解説でも以下のように記載されているので、水泳での利用は問題なさそうです。
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。
試しに水の中に入れて壊れないか検証してみましたが全く問題なし!プールでも使えるんですから当たり前ですね笑
なお、水に濡れた場合にはしっかり乾かしてから充電しましょう。濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。
水には強いですがお風呂やシャワー中の利用は避けましょう。蒸気は特に故障しやすい原因になるのでくれぐれもご注意ください。
Amazfit GTS 3のスペック
製品名 | Amazfit GTS 3 |
サイズ | 42.4 × 36 × 8.8mm ストラップ幅:20mm |
重さ | 24.4g(バンドを除く) |
ディスプレイ | 1.75インチ Ultra HD AMOLED 解像度:390×450 341ppi 強化ガラス 指紋付着防止コーティング |
センサー | BioTracker 3.0 加速度センサー ジャイロスコープセンサー 地磁気センサー 気圧高度計センサー |
NFC | 非搭載 |
バッテリー容量 | 250mAh 基本使用:12日間 ハード使用:6日間 |
OS | Zepp OS |
対応OS | Android 7.0以上 iOS 12.0以上 |
防水 | 5ATM |
位置情報 | GPS GLONASS Galileo BDS QZSS |
Bluetooth | ver.5.1 |
まとめ:Amazfit GTS 3は高いけど買うべき?
定価28,800円と聞くとスマートウォッチにしては高い!と感じる人がいるかもしれませんが、Amazfit GTS 3にはそれだけの価値が十分にあります。
極めて高い動作性能でヘルスケアやワークアウトの計測精度も優秀。さらに同時期に発売された上位モデルよりも優れたディスプレイを搭載しています。
おサイフケータイなど、Apple WatchやWear OS搭載のスマートウォッチに機能的に一歩及ばない部分はあるものの、ハードな使い方でも1週間もつ強力なバッテリー性能が大きな特長です。
スマートウォッチに必要な機能が全て高いレベルにあり完成している。
それがAmazfit GTS 3を買うべき最大の理由です。