SwitchBotから新しく登場した「スマートサーキュレーター 2 Pro」をご提供頂きました。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Pro

先に結論からお伝えすると、SwitchBot環境に加えることで真価を発揮する一台でした。

コードレスで電源のない場所にも持ち込めて、フィルター付きの空気ケアもこなしつつ、SwitchBot製品と組み合わせれば「暑くなったら自動でON」といった自動化まで実現できます。

すでにSwitchBot製品を使っている人や、電源を気にせずコードレスで使いたい人には、かなり満足度の高い選択肢になるでしょう。

逆に、とにかく安くサーキュレーターが欲しい人や、スマート家電に興味がない人には、少しオーバースペックかもしれません。

それでは、SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proを詳しくレビューしていきます。

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SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのメリット・デメリット

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Pro

実際に使って感じたメリット・デメリットを先にまとめておきます。詳しい中身はこのあとの各セクションで紹介していきますね。

メリット デメリット
コードレス+3Way給電で置き場所を選ばない 満充電に8〜10時間とやや長い
実測でも約16時間持ち、1日使い切れる 前後ガードの取り外しにドライバーが必須
21dBクラスの静音性でナチュラルモードは存在感が薄い 21dBはフィルターなし条件・風量を上げると低音が気になる
フィルターがホコリを実際にキャッチしてくれる イオンの効果は体感ではわからなかった
ハブなしでも遠隔操作・スケジュールが十分使える Matter追加は2.4GHz専用でつまずきやすい
ハブ2+温湿度計で「暑くなったら自動でON」が組める Apple Homeのリモート利用にはホームハブが必要
Siriショートカットで音声操作までできる 本体が低く、下向きの角度には限界がある
ウッド調で部屋に馴染むデザイン・背面ハンドルで持ち運びやすい USB-Cケーブルは付属しない

これだけ見るとデメリットも多く感じるかもしれませんが、致命的な弱点というより「使い方でカバーできる範囲」のものがほとんどです。

総合的にはかなり満足度の高いサーキュレーターでした。

【商品リンク】

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのスペック・外観

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのデザイン

まずはSwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proスペックと外観をまとめて見ていきましょう。

スペック

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのスペックは以下の通り。旧モデル「スマートサーキュレーター 2」のスペックも比較用に掲載しておきます。

【比較表の写真】

スマートサーキュレーター 2 Pro スマートサーキュレーター 2
本体寸法 315×158×356mm 334×173×382mm
本体重量(公称) 2,100g 2,380g
素材 ABS+PC ABS
給電方式 AC・USB-C・バッテリー AC・USB-C・バッテリー
最長駆動時間 約70時間 約50時間
満充電時間 約8〜10時間 約6〜8時間(AC) 約8〜10時間(USB-C)
消費電力 24W 24W
最小運転音 約21dB 約22dB
運転モード 送風・ナチュラル・おやすみ・ターボ 送風・ナチュラル・そよ風・おやすみ
風量調節 9段階/アプリで1〜100% 9段階/アプリで1〜100%
首振り 上下・左右 各90°独立 上下・左右 各90°独立
通信方式 2.4GHz Wi-Fi(Matter対応)+ BLE 4.2 BLE 4.2以上(Wi-Fi直接接続なし)
音声・遠隔操作 ハブなしで対応 ハブ必要
空気ケア イオン・フィルター・アロマ(3in1) なし
水洗い 前後ガード・羽根・フィルター 前ガード・羽根のみ

主な変更点は以下のとおりです。

  • バッテリー駆動時間が約50時間から約70時間へ大幅アップ
  • イオン発生器・フィルター・アロマケースを一体化した3in1の空気ケア機構が新搭載
  • ターボモードの追加
  • Wi-Fi(Matter対応)によりハブなしで遠隔操作・音声操作ができるようになった

サーキュレーターとしての使い勝手と、スマート家電としての幅の両方が底上げされていますね。

外観

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proは、旧モデルからデザインが大きく変わっています。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのデザイン

本体カラーはオフホワイトで、前面に大きく配置されたウッド調のキャメルベージュの羽根・ガードが目を引きます。

落ち着いた色合いなのでどんな部屋にも馴染みやすく、インテリアとして置いておける雰囲気。前ガード中央のウッド調パーツがアクセントになっていて、サーキュレーターらしくない洗練された印象です。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのデザイン

筐体全体はマット仕上げで指紋は目立ちにくいものの、オフホワイト系の色のためホコリや汚れは気になりやすいかもしれません。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのデザイン

サイズは315×158×356mmで、コンパクトではあるものの、デスクに置いて使うようなサイズ感ではありませんのでご注意を。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのデザイン

重さは2,100gで、小学校低学年の子どもでも持てるくらいの軽さです。

背面ガード上部にはハンドルが一体化した形で設けられています。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのデザイン

素材はゴム系で、指にしっかりフィットする握り心地です。片手でひっかけるようにして持ち上げられるので、部屋間の移動やお風呂上がりの使用など、持ち運びのシーンで重宝します。

操作パネルは本体下部の台座に集約されています。中央に丸型ディスプレイ、その左右にタッチボタンが3つずつ並ぶ構成です。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのデザイン

消灯時はアイコンのみが薄く浮かび上がり、すっきりした見た目。

電源を入れると丸型ディスプレイに風量・バッテリー残量・各状態アイコンが青色で表示されます。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのデザイン

離れた場所からでも現在の風量は確認しやすいと思います。

パネル上部には帯状の常夜灯が内蔵されており、暖色系のオレンジ光が出ます。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの常夜灯明るい
SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの常夜灯暗い

明るめと控えめの2段階で切り替えられるので、就寝時の枕元での使用にもぴったり。

給電ポートは本体底面に配置されており、USB-CポートとACポートが横並びで収まっています。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのデザイン

後ガード中央のPUSHボタンを押して外すと、アロマケースにアクセスできます。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのアロマケース SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのアロマケース

アロマパッドにオイルを垂らすだけで使えるシンプルな構造です。

付属品

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの付属品は以下の通りです。

  • リモコン
  • 電源ケーブル
  • 取扱説明書
SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの付属品

USB Type-Cケーブルは付属しないため、USB給電を使う場合は手持ちのケーブルを用意する必要があります。

リモコンは本体と同じオフホワイト系の筐体で、丸型の方向キーを中心に電源・首振り・風量・モード・ライト・タイマーの各ボタンをまとめたコンパクトな設計です。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのリモコン

なお、付属電池はCR2025でした。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのリモコン

風量・送風モード|9段階+4モードで幅広いシーンに対応

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの風量

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proは、風量9段階、運転モード4種類。そよ風から部屋全体を動かすパワーまで、使うシーンに合わせて細かく使い分け可能です。

風量1〜9の体感差

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの風量

風量1は、顔の前に手をかざしてやっと分かるくらいのそよ風です。音もほぼ気にならないので、寝るときや作業中にずっとつけておくなら1〜2くらいがちょうどいいかも。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの風量

風量9になると、髪が揺れて書類が飛び、カーテンが窓にピタッと張り付くほどの勢いになります。お風呂上がりにサッと涼みたいときはこのくらいが気持ちいいんですが、その分音も気になってきますね。

操作は本体・リモコンどちらも1〜9の9段階。アプリから操作すると1〜100の表示に切り替わるので、より細かく風量を調整したいときはアプリが便利です。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの風量

4つの運転モード

運転モードは「送風」「ナチュラル」「おやすみ」「ターボ」の4種類です。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの運転モード

それぞれ使いどころがかなりはっきり分かれていて、シーンに合わせて使い分けるのが自然な流れになってきます。

モード 風量の出方 使いどころ
送風 一定風量 風量による 自分だけに当てたいとき・部屋干し
ナチュラル 強弱が波打つ 比較的静か 就寝中・長時間使用
おやすみ 弱め固定(風量2相当) 操作音なし 就寝中・深夜の操作
ターボ 最大出力 そこそこ気になる お風呂上がり・空気をすぐ動かしたいとき

送風モードは風量が一定で出続けるシンプルなモードです。

デスクで作業中に自分だけに風を当てたいときや、部屋干しの洗濯物に風を送りたいときに重宝しました。

部屋干しで使うときは音が気になって、風量4くらいに落ち着きましたね。

ナチュラルモードは風量が1〜3くらいの間でゆっくり強くなったり弱くなったりを繰り返します。

一定風量より自然な感じで、長時間つけていても気にならないんですよね。

4つのモードの中でいちばん使う頻度が高かったのがこのモードでした。

おやすみモードは風量が2程度に抑えられて、操作時の音が出なくなります。

深夜にリモコンを押しても「ピッ」という音がしないので、隣で寝ている人を起こさずに操作できるのが地味に助かります。

布団に入ってからアプリで設定を変えるときも、このモードとの組み合わせが快適でした。

ターボモードの実力

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのターボモード

ターボモードは最大風速6.5m/s、風量811m³/hで、メーカーの試験では約30畳の空間を約2分で循環するとされています。

実際に寝室で使ってみたところ、5mほど離れた位置でもしっかり風を感じました。

エアコンと併用すると冷気が部屋全体に広がる感覚があって、「空気が動いているな」という実感を得やすかったです。

ただし音が気になるので、お風呂上がりなど「すぐ涼みたい」場面向けで、長時間つけておくモードではない印象でした。

落ち着いたら送風やナチュラルに切り替えるのが自然な使い方になってきますね。

首振りは上下・左右それぞれ最大90°

上下90°、左右90°(左右それぞれ±45°)の首振りができて、上下と左右は独立してオン/オフを切り替え可能。角度の調整はアプリから行います。

上下と左右を同時にオンにすると、左右に動きながら上下にも動くという独特の動きになります。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの首振り機能

部屋の広い範囲に風を届けられるんですが、実際に使ってみると最大90°はかなり広いです。一般的な部屋サイズなら45°前後で十分で、最大まで使うシーンはほとんどありませんでした。

ひとつ注意点として、本体の高さが低めなので、棚や台の上に置いて上から下へ空気を流したい場面では下向きの角度に限界があります。

天井付近の暖かい空気を下に落としたいような使い方には、設置場所の工夫が必要になってくるかもしれません。

操作方法はシーンで使い分けると快適

操作は本体パネル・リモコン・アプリの3通りです。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのリモコン

普段はリモコンでさっと操作するのが手軽でした。5m程度離れていても問題なく反応しますよ。

布団に入ってからはアプリが便利で、部屋が暗くてもスマホ画面から操作できるのが助かりました。

おやすみモードとの組み合わせで、深夜に音を立てずに設定を変えられるのもいいですね。

本体パネルはすぐ近くにいるときに使う感じで、3つの操作方法があることでシーンを選ばずに使えるのは便利だと思います。

静音性|21dBの実力とフィルター装着時の体感

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの静音性

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの最小運転音は21dB。数字だけだとピンとこないと思うので、まず身近な音と比べてみますね。

21dBってどのくらい静かなの?

普通の会話が50dB前後、図書館の中でも40dB前後あります。

21dBはそこからさらに大きく離れた領域で、体感としては「音がしているというより、空気が動いている」くらいの感覚に近いと思います。

なお「風量1・フィルターなし・本体正面1m」での数値です。

モデル 最小運転音(公称)
SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Pro(本機) 21dB
SwitchBot スマートサーキュレーター / Lite 22dB
一般的なサーキュレーター 30dB前後

フィルターを付けた実使用での音

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの静音性

スペック上の21dBはフィルターを外した状態での数値。実際に使ってみたところ、フィルターを付けても音の変化はほぼ実感できませんでした。

「変わってるかもしれないけど、聞いて分かる差ではない」という感じで、日常使いで気になるレベルの違いはなかったです。

風量1では、顔を近づけなければほとんど音が聞こえないくらいの静かさ。就寝時に枕元で使っても、音で目が覚めるような感じはなかったです。

風量を上げると音は変わるか

風量を上げていくと、3段階目あたりから「あ、動いてるな」と気づく程度の音が出てきます。

5段階でそこそこ存在感があって、最大まで上げるとかなり気になるレベルになります。

音の質はブーン・ボーに近い低めのモーター音が主体で、風切り音も混じる感じです。

キーンとした高周波の耳障りな音ではないので、低音系の音が苦手でなければ許容しやすいタイプだと思います。

おやすみモードの体感

おやすみモードは体感的に風量3相当の強さで動きます。

「特別に静かになる」というより、操作音(ボタン押下時の確認音など)がなくなるのが主な違いです。

就寝中に操作しても音で起きなくて済む、という使い方に向いていると思います。

総合印象

僕の使い方はナチュラルモード中心だったこともあって、音が気になるシーンはほぼありませんでした。

ナチュラルモードは風量が自動で緩やかに変動するので、ずっと同じ音が鳴り続けるわけではなく、存在感が薄いんですよね。

静音性を最優先するなら風量1〜2で使う前提になりますが、その範囲であれば寝室・在宅ワークともに十分実用的だと感じました。

バッテリー・コードレス|公称70時間を実機で検証

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのバッテリー

コードレスで使えるサーキュレーターって、実際どのくらい便利なのか。公称スペックと体感を正直に書いていきます。

コードレスだから置き場所を選ばない

僕は基本的にコンセントには繋いでいません。バッテリーで動くから、使いたい場所にそのまま持っていけるのが一番気に入っているところです。

よく使うのは脱衣所。お風呂上がりに風を当てるとめちゃくちゃ快適で、コードがないからサッと持ち込めるのがいいんです。

コンセントの場所を気にしなくていいし、コードを引っ張り回す必要もない。これ、地味に大きいと思います。

電源のない場所でもそのまま使えるというのは、普通のサーキュレーターにはない強みですよね。置き場所を選ばないというだけで、使える場面がかなり広がります。

スペック70時間のバッテリー持ちを実機で検証

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのバッテリー持ちは最大70時間とされていますが、「風量1・首振りOFF・ライトOFF・イオン発生器OFF」にした状態での数値です。

そこで、一般的な使い方になるであろう「風量3・上下左右の首振りオン・イオンON」で3時間使ったところ、83%→64%という結果になりました。

1時間あたり約6%消耗する計算なので、100%からだと約16時間持つことになります。

公称70時間とはかなり差がありますが、風量3で全部機能を有効にすれば消費が大きくなるのは当たり前ですよね。

条件 持続時間
風量1・首振り/ライト/イオンすべてOFF(公式最良条件) 最大70時間
USB-Cモバイルバッテリー(10,000mAh)接続時 最大127時間
風量3・上下左右首振りオン・イオンオン(実測) 約16時間

とはいえ1日使っても余裕で持つ数字。

朝から夜まで使って寝る前に充電するというルーティンで十分回せると思いますよ。

ちなみにACコンセントに繋げば充電しながらの連続運転もできます。

バッテリーが減ってきたタイミングでコンセントに挿せばいいだけなので、長時間使いたい場面でも困らないですよ。

持ち運びはそこまで苦じゃない

本体重量は2.1kgで、背面にハンドルがついています。片手でそのまま持ち運べる設計です。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proは持ち運び簡単

「めちゃくちゃ軽い」というわけではないんですが、重くて困るレベルでもありません。

小学校低学年の子どもでも持ち運べるくらいの重さ感なので、部屋間の移動はそこまで苦にならないと思います。

コードレスだから移動のたびにコードを抜き差しする必要もなくて、使いたい場所にそのまま持っていけます。この手軽さは実際に使ってみると思った以上に快適でしたよ。

空気ケア3in1&お手入れ

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの空気ケア

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proには、風を届けるだけでなく空気環境を整える3つの機能が新しく搭載されています。

イオン発生器・フィルター・アロマケースの「3in1空気ケア」です。それぞれどんな機能なのか、実際に使ってみてどうだったかをまとめます。

イオン発生器

イオン発生器は、空気をきれいにする働きがあるとされる機能です。Mボタンを3秒長押しするだけでオン/オフを切り替えられます。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのイオン発生機

正直に言うと、オンにしても体感差は全くわかりませんでした。ニオイが消えた感じもないし、空気が澄んだ感じもとくになし。

イオン機能については「空気環境を整える一助になるかもしれない」という期待値で使うのが正直なところで、劇的な変化を求めるのはちょっと違うかなと思います。操作が3秒長押しだけなので、とりあえずオンにしておいて損はないかな、という感じです。

フィルター

フィルターは、空気中のホコリや微細なゴミをキャッチするパーツです。後ガードを外した内側のスロットにセットされていて、本体を通る空気をここでいったん受け止める仕組みになっています。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proの静音性

約3週間ほど使ってフィルターを取り出してみたら、うっすらホコリが付着していました。

「ちゃんと働いてるんだな」と実感できる証拠です。空気がきれいになった感覚は正直わかりにくいのですが、フィルターがしっかりキャッチしてくれているのは目で見て確認できました。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのフィルター

SwitchBotアプリのお手入れ画面では、フィルター清掃の目安として「2〜4週間に1回」と案内されています。

手入れしないまま放置すると風量が低下するおそれがあるので、月1ペースで水洗いするのがちょうどいいと感じます。

アロマケース

アロマケースは、後ガードの中央キャップ部分にあります。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのアロマケース

中にはコットン(フェルト状のパッド)がセットされていて、ここにアロマオイルを垂らして香りをサーキュレーターの風で広げる仕組みです。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのアロマケース
SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのアロマケース

まだ実際にオイルを垂らして使ってはいないので、香りの広がり具合や持続時間については正直なところお伝えできません。

ひとつ注意点として、他のSwitchBot製品(加湿器など)でアロマオイルを使った経験から言うと、コットンにオイルを垂らすと着色してしまうことがあります。

色つきのオイルを使う場合は白いコットンへの染みが気になるかもしれないので、ご注意ください。

フィルター交換はドライバー必須

前ガード・後ガード・羽根・フィルターはすべて取り外して水洗いできます。

ただし、前後ガードの取り外しにはドライバーが必要です。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのフィルター清掃

ネジを外してからガードを反時計回りに回して取り外す手順で、これが正直ちょっと面倒でした。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのフィルター清掃

「かんたん分解」と謳われているので工具なしでできると思いがちですが、ドライバーは必須なので覚えておいてください。

カバー自体はしっかり取り付いているので、取り外しには少し力がいる場面もあります。フィルターはスロットから引き抜くだけなのでそこは簡単でした。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのフィルター清掃

なお、本体への直接の水洗いはNGです。パーツを取り外してから個別に洗うようにしてください。

フィルターは2〜4週間に1回を目安に取り外して水洗い→十分に乾燥させてから取り付けてください。

放置すると風量が落ちてくるので、アプリのお手入れ通知を活用しながら定期的にケアするのがおすすめです。

SwitchBotならではのスマート連携

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのスマート連携

スマートサーキュレーター 2 Proが他社製品と一線を画すのが、このスマート連携の厚さ。「アプリで操作できる」だけじゃなく、対応プラットフォームの幅広さと、SwitchBotエコシステムとの組み合わせで、使い方がまるで変わります。

MatterでApple Homeへの追加も可能

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 ProはMatter対応

SwitchBotスマートサーキュレーター 2 Proは「Matter over Wi-Fi」に対応しています。

Matterとは、AppleやGoogle、Amazonなど主要プラットフォームが共同で策定したスマートホームの共通規格。

異なるメーカーのデバイスが「共通語」で会話できるようにする仕組みで、Matter対応機器なら自分の使い慣れたスマートホームアプリに追加できます。

実際にApple Homeへの追加を試してみました。SwitchBotアプリのデバイス設定に「Matter設定」という項目があり、ガイドに沿って進む形になっています。

ただ、最初は追加に失敗。原因はWi-Fiの周波数帯でした。本製品は2.4GHz Wi-Fi専用なので、スマホが5GHzに繋がっていると、本体はペアリングモードに入っているのにアプリ側でデバイスが見つかりません。

スマホを2.4GHzのSSIDに繋ぎ直したら、あっさり追加できました。同じようにつまずいた人は、まずWi-Fiの周波数帯を確認してみてください。

追加後はApple Homeのリビングルームに「SwitchBot Circulator Fan」として登録され、首振りのオン/オフやファンの速さをApple Homeのインターフェースから操作できました。

ただし、制限もあります。HomePod MiniやApple TVといったAppleのホームハブがないと、外出先からのリモートアクセスはできません。さらに、Wi-Fiが一度切れると再接続されず「使用不可」になってしまい、再設定が必要になるケースもありました。

Apple HomeやGoogle Homeを使いたい場合、それぞれのプラットフォームのハブ(HomePod MiniやGoogle Nest系デバイス)が必要になります。

すでに持っている人なら選択肢として十分ありですが、これから揃えるなら同じSwitchBotのハブ2を選ぶ方が親和性が高くておすすめです。

同じアプリで一括管理できますし、後述するエコシステム連携の恩恵もそのまま受けられます。

SwitchBotアプリ単体でもスケジュールや遠隔操作は十分使える

ハブなしのSwitchBotアプリ直接接続でも、できることは思ったより幅広いです。

外出先からの遠隔操作はもちろん、スケジュール機能では時間・曜日・オン/オフ・モード・風量まで細かく設定できます。

「毎朝8時に送風モード・風量50でオン」「平日だけ動かす」といった設定も数タップで完了します。設定のわかりにくさもなく、スマートホームに慣れていない人でも迷わず使えると思います。

ただし、Alexaを使った音声コントロールを利用するには、SwitchBotハブシリーズ(ハブ2など)との連携が必要です。

操作・機能 ハブなしでOK?
SwitchBotアプリからの遠隔操作
スケジュール設定(時間・曜日・モード・風量指定)
Siriショートカット(アプリ経由)
Matter経由でApple Homeに追加 △(ホームハブ推奨)
Alexa音声コマンド ハブが必要
温湿度センサーとの自動化連携 ハブが必要
IFTTT・SmartThings連携 ハブが必要

SwitchBotエコシステム内での高度な自動化(温湿度センサーとの連動など)にも、ハブ製品が必要になります。

ハブ2+センサーがあれば「暑くなったら自動でON」も設定できる

ここからがSwitchBotならではの話。

なお、これから紹介する温湿度などをトリガーにした自動化は、SwitchBotハブ製品や対応センサーと連携した場合に利用できる機能です。

サーキュレーター単体では動作しないので、その点はあらかじめ押さえておいてください。

僕はハブ2とCO2センサー(温湿度計)をすでに使っていたので、サーキュレーター 2 Proをエコシステムに組み込んでみました。

設定したのは「室温が25℃以上になったら、サーキュレーター 2 ProをONにする」というオートメーションです。

SwitchBotアプリのオートメーション画面で、条件に「CO2センサー(温湿度計) 温度25.0℃以上」、実行に「サーキュレーター 2 Pro ON」を設定するだけです。難しい知識はまったく要りません。

これが地味に便利で、暑くなってきたタイミングで気づいたらサーキュレーターが回っている、という状態になります。

自分でスイッチを押しに行く必要がないのは、使ってみると思ったより快適でした。

SwitchBotアプリのオートメーションには「お部屋をひんやり涼しく」「ただいま(帰宅時に照明オン)」「おやすみ(睡眠サポート)」など、用途別のシナリオテンプレートも用意されているので、自動化のアイデアが浮かばない人でもすぐ始められます。

Siriショートカットにも、SwitchBotアプリから直接登録できます。「Hey Siri、サーキュレーターをつけて」と話しかけるだけで動くので、スマホを手に取らなくていい場面では重宝します。

コマンドの種類も豊富で、オン/オフだけでなく「ナチュラルモードをオンにする」「左右首振りをオンにする」「ターボモードが開始」など、モードや首振りまで声で細かく切り替えられます。サーキュレーターをここまで音声操作できる製品はなかなかないと思います。

他社のサーキュレーターでも「アプリで操作できる」製品は増えてきました。

ただ、センサーと連動した自動化や、家中のデバイスをまとめて管理できるエコシステムの厚みは、SwitchBot製品をすでに使っている人にとって大きな強みだと思います。

サーキュレーター単体で見るより、SwitchBotの環境ごと揃えることで真価が出る製品です。

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proはこんな人におすすめ

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proがおすすめの人

ここまでの内容をふまえて、どんな人に向いているか・向いていないかを整理しておきます。

おすすめな人

  • すでにSwitchBot製品を使っていて、エコシステムに組み込みたい人
  • 「暑くなったら自動でON」のような自動化や、音声操作を使いたい人
  • 脱衣所・キッチンなど電源のない場所でもコードレスで使いたい人
  • 部屋干しや花粉対策など、フィルター付きの空気ケアもまとめて1台で済ませたい人
  • 就寝時や在宅ワーク中に、静かに使えるサーキュレーターがほしい人
  • インテリアに馴染むデザインを重視する人

あまりおすすめできない人

  • とにかく安く、強い風だけがほしい人(スマート機能ぶんの価格が割高に感じます)
  • スマホアプリやスマートホームに一切関わりたくない人
  • イオンなどの空気清浄効果に明確な実感を求める人
  • お手入れの手軽さを最優先する人(前後ガードの取り外しにドライバーが必要です)

僕自身はすでにハブ2やCO2センサーを使っていたこともあって、エコシステムに組み込めるこの製品の魅力をかなり強く感じました。

逆に、サーキュレーター単体の性能だけで選ぶなら、もっと安い選択肢もあります。

「SwitchBotの環境ごと揃えて、家全体を便利にしていきたい」という人にこそ刺さる一台だと思います。

まとめ:SwitchBotで揃えるほど便利になるサーキュレーター

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proのレビューまとめ

SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proは、SwitchBotユーザーほど「買い」なサーキュレーターでした。

コードレスで脱衣所にもサッと持ち込めて、ナチュラルモードなら音もほとんど気にならない。フィルターでホコリもキャッチしてくれて、実測でも約16時間は動いてくれます。

サーキュレーターとしての基本性能は、日常使いで困らないレベルにしっかりまとまっています。

そのうえで、ハブ2やCO2センサーと組み合わせて「暑くなったら自動でON」を組めたり、Siriショートカットで声で操作できたりと、他社のサーキュレーターにはない便利さが乗ってきます。ここが決定的な差別化ポイントです。

イオンの体感が薄かったり、前後ガードの取り外しにドライバーが要ったりと、惜しい点もありました。ただ、どれも致命的ではなく、使い方でカバーできる範囲。

「スマートホームを自分の家で育てていきたい」「電源を気にせず使えるサーキュレーターがほしい」という人には、かなり満足度の高い一台だと思います。

ちびめがね
ちびめがね
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!