評価:(5点/5点満点)
お世話になります。ガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
TRUEFREE O2(トゥルーフリーオーツー)をご提供いただきました。
耳を塞がず音楽鑑賞や音声通話ができるオープンイヤータイプのワイヤレスイヤホン。
以前にレビューしたTRUEFREE O1の後継機種になります。
TRURFREE O1は5,000円台と手の届きやすい価格ながらも、オープンイヤータイプとは思えない音質で、そのコスパの高さに驚かされました。
果たして最新モデルはどれほど進化しているのでしょうか?
本記事でTRUEFREE O2を実際に使ってみた様子をレビューするので購入の参考にしてください。
メリット | デメリット |
・快適な装着感 ・コンパクトになった ・低音が強化された ・十分なバッテリー持ち ・マルチポイント対応 ・優秀な通話ノイキャン ・低遅延モードあり | ・LDAC非対応 ・音漏れする ・ワイヤレス充電非対応 |
タップして読みたい場所へ
TRUEFREE O2のデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
「TRUEFREE O2」は中国TRUEFREE製のオープンイヤーイヤホン。
ワイヤレスイヤホンで有名なSOUNDPEATSを展開しているShenzhen Ginto E-commerce Co., Ltdが手掛けているようです。
まずはTRUEFREE O2の外観・サイズ感をチェックしていきましょう。
デザイン
旧モデルTRUEFREE O1はブラック・ホワイトのシンプルな2色展開でしたが、TRUEFREE O2はガラッと変わって超個性的。
グレーをベースにオレンジのアクセントカラー。光の反射で表面の模様が変化するように見えます。なんだか不思議。マットな樹脂製なので指紋や皮脂汚れは全く目立ちません。
ポップなような無骨なような。今までに見たことがないデザインです。
ちなみにこちらが旧モデルTRUEFREE O1。ギャップが凄いですね笑
どっちが好みでしょうか?個人的には旧モデルのほうが好きかなー?
ケース正面にはLEDインジケーターを1つ搭載。バッテリー残量やペアリングモードを表示してくれます。
充電中 | |
赤点滅 | 20%未満 |
黄色点滅 | 20%以上70%未満 |
緑点滅 | 70%以上100%未満 |
緑点灯 | 充電完了 |
開閉時 | |
赤点灯 | 10%未満 |
黄色点灯 | 10%以上50%未満 |
緑点灯 | 50%以上100%以下 |
背面に充電用のUSB Type-Cポートがありました。
上蓋を開けるとイヤホンのお目見えです。インパクトが凄いのよ!
ケース内部にペアリング用の物理ボタンがありました。
イヤホンはマグネットで固定されているので逆さまにしても落ちることはありません。
イヤホンはフックのある耳掛け式。いやー派手ですねー笑
ケースもそうですけどイヤホンも超個性的!
こちらが旧モデルTRUEFREE O1のイヤホン。キャラが違いすぎて笑
裏側にスピーカーが搭載されており、ここから音が出る仕組みです。
イヤーフックはシリコン製で、旧モデルよりも柔らかく感じました。
どんな人が使ってもサイズで困ることはないでしょう。よく動いてくれますよ。
形状は違いますが旧モデルと同じようにイヤーフック先端が重くなっており、バランスを保っています。
イヤーフックとイヤホンで耳を挟むのに加えて、テコの原理で外れにくいんだと思います。
サイズ感
TRUEFREE O2のケースのサイズは91.7×57×26mm。
旧モデルTRUEFREE O1に比べて少しコンパクトになりました。
とは言え一般的なワイヤレスイヤホンのケースに比べると大きいです。イヤホンの形状的に単純比較はできませんが。
重さはイヤホンを含めて71g。ズボンのポケットに入るほどではないものの、軽くなったので持ち運びしやすくなっています。
イヤホンのサイズは45.6×40×15.5mm。旧モデルと殆ど変わらない大きさです。
重さは実測で10g。一般的なワイヤレスイヤホよりもやや重めですが、ワークアウト中でも余裕で使えちゃいます。
それにしてもTRUEFREE O2は本当にど派手ですよねー笑
付属品
TRUEFREE O2の付属品は以下のとおり。
- ユーザーガイド
- 充電ケーブル
ユーザーガイドには日本語の記載もありましたよ。
公式サイトでダウンロードできるので、購入前に確認しても良いかもしれません。
充電ケーブルはUSB Type-A/Type-Cのもの。独自充電規格を使用しているわけではないので手持ちのケーブルを使っても問題ありません。
TRUEFREE O2の音質をレビュー
ワイヤレスイヤホンを購入する上で最も重要なのが音質。
オープンイヤーイヤホンってどんな音がするのか気になる人も多いと思います。
ここからはTRUEFREE O2の音質や音漏れチェックしていきましょう。
低音域の減衰少なめ!音質向上!
旧モデルTRUEFREE O1の音質も想像より高音質で驚いたんですが、TRUEFREE O2はさらに磨きがかかっている印象です。
1番驚いたのは低音域の減衰が抑えられていること。
通常オープンイヤータイプのイヤホンは構造から低音域が減衰してスカスカな音になりがちなんですが、TRUEFREE O2はしっかり残っていて、ドラムの音・ベースの音を感じることができました。
しかも骨伝導イヤホンのようなビリビリ震えてくすぐったい感覚もありませんよ。
中・高音域の聴き取りやすさもそのまま。解像感がそれなりに高くて良い感じです。
僕がこれまで使ってきたオープンイヤータイプのイヤホンで最も好みかも。
初めて音を流した時に、おお!良い音!って感動してしまったくらいです。
もちろん一般的なワイヤレスイヤホンに比べるとスカスカ感はあるんですが、想像の何倍も音質は高いと思います。
これまでのオープンイヤーイヤホンのような「音漏れを聴いている」ような感じは一切ありませんよ。ちゃんと音が耳の中に、届いてくれます。
「ながら聴きイヤホン」でこれだけ音質が高ければ殆どの人は満足できるでしょう。
イコライザーで好みのサウンドに調整可能
TRUEFREE O2はコンパニオンアプリ「TRUEFREE」でサウンドの調整が可能です。
用意されているプリセットのほか、各音域-6から+6まで12段階の調節が可能です。
また「聴覚テスト」では、聴力検査のようなテストをして自分の「聞こえ」に合ったイコライザーを生成することも可能です。
実際に全てのプリセットを使ってカスタムイコライザーも試してみたのですが、あんまり大きな変化を感じることはできませんでした。確かに変わってはいるんでしょうけどね。
ちなみに僕が最も好きだったのは「TRUEFREEクラシック」でした。
好きなように自分好みのサウンドを作れるところがTRUEFREE O2が旧モデルから進化したポイントの1つになると思います。
音漏れは普通にします
TRUEFREE O2は仕組み的には耳元でスピーカー音が流れている状態です。
このため音量を大きくすれば当然音漏れが発生します。
しかもカナル型イヤホンのように耳の穴に入れるわけではないので、音はオープンに広がり、一般的なイヤホンよりも音漏れが目立つ印象です。
接続するデバイスによって違いがあるので参考にしかなりませんが、音量25%程度で音漏れが始まり、40%程度で歌詞の内容が把握できるくらい聞こえてきます。
屋外などで使うなら気にならない程度の音漏れですが、静かな場所で使うと目立ちます。
電車の中なら走行音がかき消してくれますが、それでも隣に座っている人には聞こえてしまうかもしれませんね。
TRUEFREE O2を使う時には周りの人に迷惑をかけないように音量に注意しましょう。
ちなみに、25%程度の音量でも静かな部屋であれば十分に音楽を楽しめます。
外部音がしっかり聞こえつつ、音楽が鳴っているいるような丁度いいバランスです。
TRUEFREE O2を実機レビュー
ここからはTRUEFREE O2を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
耳が痛くならない装着感良好
TRUEFREE O2はイヤーフックを耳に掛けて使います。
旧モデルTRUEFREE O1の装着感も悪くありませんでしたが、TRUEFREE O2はさらに快適に。
フックが柔らかくなったおかげか、長時間装着しても痛みを感じることはありません。
眼鏡をかけたらどうなるかなーと試してみたんですが、重なる部分が若干ゴワゴワするものの問題なさそうです。簡単に外れてしまうなんてことにはならないでしょう。
オープンイヤータイプのイヤホンはネックバンドがあるものが多いのですが、やっぱり左右独立タイプの方が動きやすいですね。
簡単に外れるものでもないので「ながら聴き」「ワークアウト」との相性が抜群です。
探してタップの簡単ペアリング
TRUEFREE O2のペアリングは簡単です。
充電ケースの蓋を開けてイヤホンを取り出すとペアリングモードに。
あとは接続したいスマホやタブレット等のBluetooth設定で「TRUEFREE O2」を見つけてタップすればペアリング完了です。
暫く使っていましたが接続が不安定になることは殆どありませんでしたよ。
マルチポイント接続に対応
TRUEFREE O2は複数の端末と接続できるマルチペアリングはもちろん、デバイス間の切り替えが簡単なマルチポイントにも対応していました。
2台目以降のデバイスと接続する場合には、ケースの物理ボタンを長押しでペアリングモードになりますよ。
通常複数のデバイスとの接続を切り替えるには、接続中のデバイスとのペアリングを解除しなければ別のデバイスに接続できません。
マルチポイント接続に対応していれば、切り替え操作不要で音が流れているデバイスに勝手に接続してくれます。
例えばiPhoneで音楽を聴いている時に他方のスマホにLINEの音声着信があった場合、iPhoneの音楽再生が停止され、そのまま音声通話することができました。
切り替えの挙動は旧モデルTRUEFREE O1よりも良くなっておりスムーズでした。
家で仕事や勉強をしている時の「ながら聴き」に向いているTRUEFREE O2はマルチポイントとの相性が抜群。
例えばスマホとパソコンに接続している場合、パソコンで音楽を聞いている最中にスマホで電話がなったとしても、パソコンの音楽再生を止めてあげるだけで、スマホで音声通話ができるわけです。
マルチペアリングはできてもマルチポイントに対応しているワイヤレスイヤホンは珍しいので貴重なメリットになると思います。
片耳使用も簡単
TRUEFREE O2は片耳でも使用できます。
使い方は簡単で、使わないイヤホンをケースに収納するだけ。
左右のイヤホンに主従関係がないようなので好きな方を簡単に使えちゃいます。
仕事・勉強・家事などをしながら音楽を聞くのに片耳利用は便利。
小難しい設定をしなくてもすぐに使えるのでご安心ください。
各種設定はTRUEFREEアプリで
TRUEFREE O2にはコンパニオンアプリ「TRUEFREE」があります。
TRUEFREE
深圳市星科启创新科技有限公司無料posted withアプリーチ
旧モデルにはコンパニオンアプリがなかったので1つ嬉しいポイントです。
- イコライザー
- タッチアサイン変更
- ゲームモード切り替え
- タッチ操作切り替え
- ファームウェアアップデート
- リラックス音楽ホール
できることはそこまで多くないので使わなくてもいいかもしれませんが、ファームウェアのアップデートができるので入れておきましょう。
またホワイトノイズライブラリで環境音を聞くことができるのも面白いですね。
スマホとペアリングができていれば、デバイスの追加から簡単に登録できるので使い方も簡単です。
初めてTRUEFREEを利用する時にはユーザー登録の必要がある点は、ちょっぴり面倒くさいかもしれませんが・・・。
ケース併用で最大22時間使えるバッテリー持ち
スペックによると1回の充電で6.5時間の連続再生、ケースでの充電を併用すると最大22時間使用可能とのこと。
十分なバッテリー持ちではあるんですが、残念ながら旧モデルTRUEFREE O1よりも短くなったようです。
ただ実際にボリューム50%程度で使い続けてみたところ、7時間でバッテリーを使い切ったので、僕の検証では旧モデルと同じ結果になりました。
TRUEFREE O1は公称よりもバッテリー持ちが悪いので、実質変わらないと考えて良さそうです。
そもそも連続再生時間が6.5時間でも、困るシチュエーションはあまりないですからね。
在宅ワークだと僅かに足りないかもしれませんが、普段使いやワークアウトであれば十分活躍できます。
充電速度は普通
バッテリー持ちは十分のTRUEFREE O2ですが、充電速度は一般的。
充電ケースはフル充電までに2時間。イヤホンは75分とのことです。
実際に試してみたところ公称通りキッチリ75分でフル充電が完了しました。
ケースも特に急速充電には対応していないようで1W程度。
気付いた時に充電してあげると安心だと思います。
充電速度も旧モデルから大きな変化はありませんでした。普通と言ったところです。
通話時のノイズキャンセリングが超優秀
ワイヤレスイヤホンを装着しながら音声通話をする人も多いと思いますが、TRUEFREE O2には通話時のノイズキャンセル機能もあります。
その効果がめちゃくちゃ高くてびっくりしました!
スピーカーから雑踏音をそこそこ大きなボリュームで流しながらマイクで収録した音声がこちら。
参考にこちらはAirPods Pro(第2世代)で録音した音声です。
同じ環境で収録しているのに雑音の聞こえ方が全然違うことが分かりますね。
ワイヤレスイヤホンは色々レビューしてきましたがここまで効果が高いのは珍しいです。
マイク音質はAirPods Pro(第2世代)が優秀のようで綺麗ですが、仕事でのちょっとした打ち合わせ程度であれば十分使えると思います。
タッチ操作のカスタマイズができる
TRUEFREE O2はタッチで音楽再生アプリ等の操作が可能。
タッチエリアは銀色のロゴマークあたりです。
デフォルトの操作方法は以下の通り。
右1回タッチ | 音量上げる |
左1回タッチ | 音量下げる |
2回タッチ | 再生/一時停止 電話を受ける/切る |
右3回タッチ | 音声アシスタント |
左3回タッチ | ゲームモードON/OFF |
右1.5秒長押し | 曲送り |
左1.5秒長押し | 曲戻し |
タッチ操作で音量調整できるのは嬉しいポイント。
早くタッチしすぎると連続タッチと認識されてしまうんですが、擬似的に音量を上げる場合は上にスライド、音量を下げる場合には下にスライドすると上手くいきました。
トン・トン・トンとリズムよく操作するのがいいでしょう。
再生/一時停止が2回タッチになっているのも誤動作しにくくて良いですね。
もちろんコンパニオンアプリでタッチ操作をカスタマイズすることもできますよ。
頻繁に触ってしまってウザいと思ったら「タッチを無効にする」こともできるのでお試しください。
ゲーム(低遅延)モード搭載
Bluetoothで音声データを伝送する使用上、ワイヤレスイヤホンに遅延はつきもの。
TRUEFREE O2は低遅延コーデックに対応していないので、どうしても遅延は発生してしまいます。
ただ、普通に使う分には遅延は実感することがないと思うのでご安心ください。
例えば動画視聴をしていても、口の動きとセリフの音声とのリップシンクが気になることは殆どありませんでした。
とは言え残念ながらやっぱりゲームは厳しいです・・・。
例えば原神では、攻撃ボタンのタップから効果音がするまで僅かな間が発生していました。紛れもなく遅延です。
ただ、TRUEFREE O2には、遅延を76msに抑えるゲームモード(低遅延モード)があります。
ゲームモード有効にすると原神で感じた「僅かな間」が殆ど感じられなくなりました。
もちろん、トップランカーやゲームガチ勢の人には到底おすすめできませんが、僕のように軽くゲームするくらいであれば、全然使えちゃうでしょう。
防水性能は雨と汗を防ぐ程度
TRUEFREE O2が対応している防水性能はIPX5等級。
保護等級 | 保護内容 |
IPX5(防噴流) | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない |
残念ながら水没には非対応。生活防水に毛が生えた程度なので強力ではありません。
それでもちょっとした雨とか、スポーツ時の汗ならしっかり守ってくれるので防水性能が全くないよりもずっと安心です。
このため、お風呂・シャワー・水泳等で使うのはやめましょう。水没させたら壊れます。
ポケットに入れたまま洗濯してしまうこともありますが、これもアウトなのでご注意ください。
水に濡れた場合は、よく乾燥させてから充電するようにしましょう。
水分がある状態での通電は非常に危険です。
TRUEFREE O2はこんな人におすすめ
TRUEFREE O2は一般的なイヤホンとは異なり耳がオープンな状態で使います。
このため、じっくり音楽を楽しむ用途には向いていません。
そこでどんなシチュエーションで活躍してくれるのか紹介していきます。
日常生活に音楽を絶やしたくない人
TRUEFREE O2は耳を塞がないので、外部音が聞こえにくくなることがありません。
つまり、普段と何も変わらない生活をしながら音楽を聞き続けることができます。
音楽好きな人は、日常生活のどんな場面でも曲を聞いていたいと思っているはず。
もちろん一般的なイヤホンやスピーカーで音楽を流し続けることも可能です。
ただ、イヤホンだと周囲の音を遮ってしまいますし、スピーカーでの大音量は他の人の邪魔になってしまうことも・・・。
そんな時にTRUEFREE O2を使えば、普段の生活に自分専用のBGMを溶け込ませることができます。
屋外でワークアウトをしている人
ランニングやウォーキング中に好きな音楽を聞いてる人も多いと思います。
ただイヤホンやヘッドホンで音楽を聞いていると、周囲の音が聞こえなくて危険な場合も・・・。
後方から車や自転車が近付いてきているのに気付けませんからね?
そんな時にTRUEFREE O2が活躍。
耳がオープンの状態なので周囲の音をしっかり把握できて安心です。
実際に僕はウォーキング中にTRUEFREE O2を使ってみましたが、超快適。
周囲の音が聞こえることに加えて軽量なので何も付けていないような感覚になります。
テレワーク(在宅勤務)・オンライン授業をしている人
TRUEFREE O2は人の声が聞き取りやすい音質でマイク性能も優秀。
このためテレワークや在宅学習でのWeb会議・電話会議に向いています。
また作業や勉強をしながら音楽を聞いている人もいると思います。
イヤホンやヘッドホンでは電話やインターホンに気付けない場合もありますが、TRUEFREE 21なら、周囲の音もしっかり聞こえるのでその心配がありません。
しかもBluetoothマルチポイント接続に対応しているので、パソコンとスマホの切り替えがスムーズ。
スマホで音楽を聞いている時にパソコンで音声通話の着信があっても、すぐに応答できちゃいます。
赤ちゃん・小さなお子さんがいる人
お子さんのお昼寝の最中や、寝かしつけ後に音楽を聴きたい時にもTRUEFREE O2が重宝します。
スピーカー等で大きな音で音楽を聴いてしまうと、お子さんが起きてしまうかもしれません。
また、イヤホンやヘッドホンで音楽を聴いていると、お子さんの泣き声にすぐに気付けないこともあります。
そんな時にTRUEFREE O2を使えば、お子さんを起こさずに音楽を楽しむことができ、もしお子さんが泣いてしまった場合にも、すぐに気付いてあげられるので重宝するでしょう。
TRUEFREE O2のスペック・仕様
TRUEFREE O2のスペックは以下の通り。参考に旧モデルTRUEFREE O1のスペックも併せて掲載しております。
TRUEFREE O1 | TRUEFREE O2 | |
サイズ | 不明 | イヤホン:45.6×40×15.5mm ケース:91.7×57×26mm |
重さ | イヤホン:10g 総重量:104g | イヤホン:9.4g 総重量:71g |
連続再生時間 | 最大10時間 ケース併用:45時間 | 最大6.5時間 ケース併用:22時間 |
アクティブノイズキャンセリング | なし | なし |
外音取り込みモード | なし | なし |
コンパニオンアプリ | なし | あり |
イコライザー | なし | あり |
空間オーディオ | なし | なし |
低遅延モード | あり | あり |
充電時間 | イヤホン:70分 ケース:約2時間 | イヤホン:90分 ケース:約2時間 |
急速充電 | なし | なし |
バッテリー容量 | ケース:700mAh イヤホン:60mAh | ケース:500mAh イヤホン:70mAh |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
Bluetooth | Ver5.3 | Ver5.3 |
通信距離 | 10m | 10m |
防水規格 | IPX4 | IPX5 |
チップ(SoC) | 不明 | 不明 |
Bluetoothプロファイル | 不明 | HFP,A2DP.AVRCP,AVCTP AVDTP,GAVDP,SPP HID,PBAP,DID |
対応コーデック | SBC,AAC,LDAC | SBC,AAC |
ドライバー | 16.2mm DD | 15mm DD |
ドライバー感度 | 不明 | 不明 |
周波数応答 | 20Hz-20kHz | 20Hz-20kHz |
インピーダンス | 不明 | 不明 |
まとめ:TRUEFREE O2のメリット・デメリット・評価
TRUEFREE O2を実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
・快適な装着感 ・コンパクトになった ・低音が強化された ・十分なバッテリー持ち ・マルチポイント対応 ・優秀な通話ノイキャン ・低遅延モードあり | ・LDAC非対応 ・音漏れする ・ワイヤレス充電非対応 |
評価
(5点/5点満点)
スペックをチェックした時はバッテリー持ちが悪くなっていたり、LDACに非対応になっていたりと劣化ポイントが目立ちましたが、実際に使ってみると不安は吹き飛びました。
まず何より音質が良くなっていたのが嬉しいポイント。
旧モデルよりも低音が強くなり聴き応えが増して満足度が高くなりました。
またサイズがコンパクトになって使いやすくなり、耳にかけるフックが柔らかくなったことで長時間の装着でも快適です。
価格は2,000円ほど高くなっているものの、しっかり進化を感じることができます。
デザインが大きく変わって超個性的になったので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、個人的には最新モデルのTRUEFREE O2がおすすめです。
初めてオープンイヤーイヤホンを使う人にピッタリの1台だと思います。