【Xiaomi 17T Proレビュー】実際に使ってわかったメリット・デメリット・評価
Xiaomi 17T Proを購入しました。
実際に使ってみた結論をひと言で言うと、「派手な進化はないけれど、バッテリーが化けた“隙のない万能ハイエンド”」です。
前モデルのXiaomi 15T Proをベースにした正常進化モデル。劇的に何かが変わったわけではありませんが、僕が使っていて一番はっきり良くなったと感じたのがバッテリーでした。
容量が5,500mAhから7,000mAhへと増え、原神を1時間プレイしても消耗は12%止まり(15T Proは16%)。1日中ガシガシ使っても電池残量に余裕があります。
しかも100Wハイパーチャージで約47分のフル充電と、充電の速さも文句なしです。
もちろんバッテリーだけではありません。
Dimensity 9500による快適な動作性能、Light Fusion 950で夜景・望遠が進化したカメラ、おサイフケータイやXiaomi初のAirDrop連携といった日常機能まで、全体的に完成度の高い1台に仕上がっていました。
【こんな人におすすめ】
- 1日中バッテリーを気にせず使いたい人
- 動作性能・カメラ・電池をバランス良く求める人
- おサイフケータイ対応のハイエンドが欲しい人
- 15T Proの弱点(電池・夜景)が気になっていた人
【こんな人には向いてないかも】
- とにかく軽いスマホが欲しい人(219gと重め)
- 15T Proを使っている人(動作の体感差は小さい)
- microSDやイヤホンジャックを使いたい人
- ドコモのn79エリアを重視する人
なお、他社からの乗り換え(MNP)ならIIJmioが最安値。定価より約2万円お得な99,800円で購入できます(2026年11月4日まで)。
本記事でXiaomi 17T Proを実際に使ってみた様子を詳しくレビューしていきます。
Xiaomi 17T Proのデザイン・サイズ・付属品をレビュー
まずはXiaomi 17T Proの外観・付属品からチェックしていきます。
デザイン
Xiaomi 17T Proのカラーバリエーションは以下の3色。
- ブラック
- ディープバイオレット
- ディープブルー
このうち購入したのはディープブルーです。
背面はサラサラとしたマット質感で、指紋はほとんど目立ちません。
ミドルフレームも同系色のマット仕上げで、光沢はなし。背面とフレームで統一感のある落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
背面上部には「LEICA」の刻印が入った4眼カメラユニットを搭載。
カメラの出っ張りは実測で約3mm。それなりに主張のある高さで、机の上に置いて操作すると普通にガタつきます。
ケースなしで平置き運用するのはちょっと厳しいですね。
ディスプレイを上にして右側面には、音量ボタンと電源ボタンを配置。
左側面には特にボタン類はなく、15T Proと同様のシンプルな配置となっています。
なお本体下部には、SIMカードスロット・マイク・USB Type-Cポート・スピーカーを配置。
カードスロットはSIMカードを両面に装着できるタイプ。残念ながらSDカードは装着できませんでした。
本体上部は特に何もありません。スッキリ。
カメラユニットの高さでかなり傾いてるのが分かりますよね。
サイズ感
Xiaomi 17T Proのサイズは以下のとおり。
| サイズ | 162.2×77.5×8.25mm |
| 重さ(公式) | 約219g |
実測重量は223gで、公式値より僅かに重いのはフィルムの分だと思います。
前モデルのXiaomi 15T Proと並べて比べてみましたが、持った感じのサイズ感はほとんど変わらず、「まあこんなもんだろう」という印象です。
こう見ると15T Proも渋くてかっこいいですよね。
Xiaomi 15T Proは公式重量210gだったので、17T Proは約9g増。体感で「重くなった」とまでは感じませんでしたが、数値上は増えていますね。
付属品
Xiaomi 17T Proの付属品は以下のとおりです。
- クイックスタートガイド
- SIM取り出し用ピン(試供品)
- 保護ケース(試供品)
- 画面保護シート貼付済(試供品)
- 100W ACアダプタ(試供品)
- USB Type-Cケーブル(試供品)
充電器・ケーブルまで揃ったフルセット内容。ここ最近はこのクラスでも付属品なしのモデルが増えてきているので、これはただただ嬉しいポイントです。
付属のケースはブラックのソフトタイプ。
質感・作りは15T Proの付属ケースとほとんど変わらない印象。カメラ周りもしっかりガードしてくれる形状です。
充電器は最大100W出力対応。ケーブルはUSB-A to USB-Cタイプが同梱されています。
これだけで5,000円相当なので、なかなかの太っ腹だと思います。
Xiaomi 17T Proのディスプレイをレビュー
続いてXiaomi 17T Proのディスプレイ性能を見ていきましょう。
15T Proでも十分な完成度だったディスプレイですが、17T Proではどこが進化しているのか、実機で細かくチェックしていきます。
6.83インチAMOLEDディスプレイは15T Proから据え置き
Xiaomi 17T Proのディスプレイサイズは6.83インチ。
解像度は2,772×1,280(1.5K)、447ppiと、サイズ・解像度ともに15T Proと同じスペックを踏襲しています。
四辺均等の極細ベゼルによる開放感のある見た目も変わらず。パンチホールは上部中央配置で、動画視聴時もほとんど気になりません。
色域はDCI-P3を100%カバー、色深度は12bit・680億色。HDR10+・Dolby Visionにも対応しており、ハイエンドらしい表示性能はそのまま受け継がれています。
僕は購入したままの状態で特に不満はありませんでしたが、色合い・色温度を好みに合わせて調節することも可能です。
カバーガラスにはCorning Gorilla Glass 7iを採用。15T Proと同じく耐久性にも配慮された作りです。
ディスプレイの「基本設計」は変えず、輝度やタッチ性能など中身のスペックを底上げしてきたのが17T Proの方向性です。
ピーク輝度3,500nitsに向上、屋外でも見やすい
画面輝度は通常600nits(typ)、HBM時2,000nits、そしてピーク輝度は3,500nits(UHBM)@APL25%まで対応。
15T Proのピーク輝度は3,200nitsだったので、数値上は明るさがさらに向上しています。
実際に屋外で使ってみても、直射日光下で画面が見えにくくなる場面はなく、視認性は良好でした。
DC調光にも対応しているので、輝度を落としてもちらつきが出にくいのは嬉しいポイントです。
リフレッシュレートは最大144Hzに対応(15T Proと同じ)
リフレッシュレートは15T Proに引き続き最大144Hz対応。設定は「デフォルト(推奨)」と「カスタム」から選べます。
デフォルトはシナリオに応じて最大144Hzまで動的に調整されるモードで、パフォーマンスと消費電力のバランスを取ってくれます。
カスタムを選べば60Hz固定・最大144Hz固定も可能。高リフレッシュレートを使うアプリの個別設定もできます。
スクロールの滑らかさは体感でも十分。ヌルヌルとした操作感は超快適です。
144Hzになるのは対応アプリのみで、通常時は最大120Hz。
LTPOほど細かく可変はしませんが、動きに合わせて60Hzと120Hzで切り替わります。
AOD(常時表示ディスプレイ)表示中のリフレッシュレートは30Hzになっていました。
旧モデルと同じ仕様ですが、高駆動ながらもバッテリー消耗を多少は抑えてくれそうです。
タッチサンプリングレートは瞬間最大3,500Hzに向上
常時のタッチサンプリングレートは480Hz、Game Turbo modeを起動すると瞬間最大3,500Hzまで対応します。
15T Proの瞬間タッチサンプリングレートは2,560Hzだったので、こちらも数値上は大きく向上しました。
| Xiaomi 15T Pro | Xiaomi 17T Pro |
| ピーク輝度:3,200nits | ピーク輝度:3,500nits(UHBM) |
| 瞬間タッチサンプリング:2,560Hz | 瞬間タッチサンプリング:3,500Hz |
ゲームアプリでのタッチ反応は要確認(実機での詳細な計測結果は②比較記事もしくは④ゲーム性能セクションで別途扱う想定)。
常時表示(AOD)は豊富なテーマでカスタマイズできる
有機ELディスプレイの省電力性を活かした常時表示(AOD)にも対応。
アイテムを表示するタイミングは「タップ後10秒間(おすすめ)」「常時」「スケジュール」から選べます。
マイテーマ・署名・アナログなど、表示スタイルのバリエーションも豊富。「KEEP CALM & CARRY ON」のような署名スタイルも用意されていて、見ているだけで楽しめます。
バッテリーセーバーがオンのときは自動でオフになる設定もあり、消費電力への配慮もしっかりされています。
Xiaomi Vision Careでブルーライトを約62%カット
目への負担を軽減するXiaomi Vision Care機能も搭載。TÜV Rheinlandのクアドラプル認証を取得しています。
- 低ブルーライト認証(ハードウェアソリューション)
- サーカディアンフレンドリー認証
- フリッカーフリー認証
- インテリジェントアイケア認証
15T Proの認証は3種類でしたが、17T Proでは「インテリジェントアイケア認証」が新たに加わり、4種類のクアドラプル認証となりました。
視力保護モードをオンにすると、ブルーライトを約62%低減。スペクトル表示でも青色光の山がしっかり抑えられているのが分かります。
フリッカーフリーのDC調光や、最小輝度1-nitにも対応。夜間の暗い環境でも目に優しい設計です。
Widevine L1対応で動画配信の高画質再生も安心
デジタル著作権管理(DRM)のセキュリティレベルは最高ランクの「Widevine L1」に対応。DRM Infoアプリでも「L1」を確認できました。
Widevine L1は、Googleが定めるデジタル著作権管理(DRM)の最高レベル規格です。ハードウェア側で暗号化・復号処理を行うため、高画質コンテンツを安全に配信できます。下位規格のL3止まりの端末だと、動画配信サービスの再生画質がSD相当に制限されてしまうことがあります。
Netflixの再生仕様を確認すると、HDR機能はDolby Vision・HDR10+に対応している一方、最大再生解像度はFull HD止まりでした。このあたりは15T Proと同様の傾向です。
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでもHD 1080pで視聴可能。YouTubeでは「2160p60 HDR」まで設定できました。
いつでもどこでも大画面&高画質で動画視聴できるのはXiaomi 17T Proの大きなメリットと言っていいでしょう。
Xiaomi 17T Proの基本性能・動作性能をレビュー
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を司るのがSoC(CPU/GPU)。
Xiaomi 17T Proには最新の「MediaTek Dimensity 9500」が搭載されております。
MediaTek Dimensity 9500は3nmプロセスを採用したハイエンドSoC。CPUは1×C1-Ultra(最大4.21GHz)/3×C1-Premium(最大3.5GHz)/4×C1-Pro(最大2.7GHz)という新設計のオールビッグコア構成で、GPUには「Mali G1-Ultra」を採用。AI処理を担うNPUも990へと強化されており、前世代のDimensity 9400+から演算性能・グラフィック性能ともに底上げされたSoCです。
公式サイト>>MediaTek Dimensity 9500
15T Proに搭載されていた「Dimensity 9400+」からCPUコア構成・GPUがまるごと刷新された世代で、ネットサーフィン・SNS・動画視聴・音楽鑑賞のような普段使いはもちろん、重めの処理でもストレスを感じる場面は一度もありませんでした。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの総合的な処理性能を数値で確認できるAnTuTuベンチマークで計測してみました。
旧バージョンのVer.10では総合スコアが2,701,448点。新バージョンのVer.11では総合スコアが3,275,959点でした。
ちなみにAnTuTuスコアが100万点あれば普段使いは十分快適に動きます。Xiaomi 17T Proはその約3.3倍のスコアを叩き出しているので、何をやっても余裕のレベルです。
- Xiaomi 17T Pro:3,275,959
- Xiaomi 15T Pro:2,706,589
※スコアはすべてVer.11
旧モデルのXiaomi 15T Proから約57万点アップ、割合にすると約2割の性能向上です。
CPU・GPUがまるごと刷新された世代なので、ここまで数字が伸びるのも納得ですね。
以下のページでこれまでレビューしてきたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載しているので参考にしてみてください。
15T Proと動作性能を比較
数字だけ見ていても「実際どうなの?」という疑問が残ると思うので、旧モデルのXiaomi 15T Proと並べてブラウジングの速度を比較してみました。
多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックです。
タッチのタイミングの差くらいで、どちらも本当に爆速。ほとんど差がありません。
「新型だから速いはず」と思って比較してみたんですが、AnTuTuスコアで100万点を超えたら普段使いで差を感じることは少ないんだな、と改めて実感しましたね。
スコアの数字は性能の指標にはなりますが、普段使いの快適さはある水準を超えたらほぼ横並びになる。多くの人にとって、ハイエンドスマホは過剰性能・オーバースペックなのかもしれませんね。
連続使用時のサーマルスロットリング
気になるのが連続でどこまで性能を維持できるか。AnTuTuを連続で計測して、熱で動作が抑えられる(いわゆるサーマルスロットリングと呼ばれる)現象がどの程度起きるか確認しました。
| 計測回 | Xiaomi 17T Pro |
| 1回目 | 3,275,959 |
| 2回目 | 3,195,023 |
| 3回目 | 2,973,487 |
| 4回目 | 2,801,295 |
| 低下率 | 約14.5%低下 |
1回目の327万点から4回目には280万点まで落ち込み、約14.5%のダウン。
折りたたみやゲーミングスマホのような専用冷却機構を持たないストレート型のハイエンドモデルとしては、このあたりが一般的な落ち込み幅かなという印象です。
ただしこれはAnTuTuという極端な高負荷を連続でかけ続けた場合の話。
普通に使っている分にはここまでの発熱を感じる場面はまずありません。動画視聴や写真撮影をしながら充電するような場面でほんのり温かくなる程度でした。
Geekbench 6・3DMarkのスコア
AnTuTu以外のベンチマークアプリでも計測してみました。
CPUの処理速度を測るGeekbench 6では、シングルコアスコアが3,031点、マルチコアスコアが9,201点。GPU性能を測るOpenCLスコアは22,088点でした。
グラフィック性能に特化した3DMarkのWild Life Stress Testでは、ベストスコアが20,510、最低スコアは10,688、スタビリティ(性能の持続率)は52.1%でした。
スタビリティは52.1%。ベンチマーク上は高負荷が続くと性能が半分近くまで落ちることを示していて、ここは連続計測の結果とも近い傾向です。
ただこちらも20ループ連続という極端な高負荷をかけ続けた場合の話なので、日常使いやゲーム中に急にモタつく感覚はありませんでした。
AnTuTuストレージ速度テスト
AnTuTuのストレージ速度テストも実施しました。
ストレージの種類はUFS4.Xで、シーケンシャルリードが3074.8MB/s、シーケンシャルライトが2489.0MB/sという結果に。
ランダムアクセスもリード1929.4MB/s、ライト1677.7MB/sと高速で、読み書きどちらも申し分ありません。
アプリの起動やデータの読み込みでストレスを感じることはまずないでしょう。
RAM・ストレージ容量
RAM容量は12GB。複数アプリを同時に開いても動作が重くなる場面はなく、バックグラウンドに回したアプリも再読み込みが発生することはほとんどありませんでした。
ストレージ容量は256GB。この他512GB搭載モデルもあります。
初期状態でシステムが約29.26GB(システムファイル16.86GB+システム12.40GB)を使用するようです。
なお、microSDカードスロットは非搭載。容量が不安な人はGoogle DriveやGoogleフォトなどのクラウドストレージを活用するといいでしょう。
また、外付けのUSB-C用カードリーダーを用意するのもおすすめです。
Amazonで検索>>USB-Cカードリーダー
メモリ拡張機能とパフォーマンスモード
Xiaomi 17T Proにはストレージの一部を最大12GBまで仮想メモリとして使う「メモリ拡張」機能が搭載されています。
オフ/4.0GB/6.0GB/8.0GB/12.0GBの中から選択可能です。
もちろん物理RAMと同等の速度が出るわけではなく、あくまで補助的な機能です。それでも有効にしておいて損はないでしょう。
またバッテリー設定では「パフォーマンスモード」「バランス」「バッテリーセーバー」「ウルトラバッテリーセーバー」の4種類が選べます。
このうち最高性能を引き出せる「パフォーマンスモード」で、AnTuTuのスコア変化を検証してみました。
結果は総合スコアが2,893,301。GPUスコアはわずかに伸びたものの、総合では通常時の327万点から下がる形に。
連続計測による発熱の影響もあり、実感できるほどの変化はないというのが正直な印象です。
そもそもバランスモードのままでも十分快適なので、ゲームプレイ中に今だけ少し滑らかに動いてほしい、というときのワンポイントとして使う程度で良さそうです。
Xiaomi 17T Proのゲーム性能をレビュー
Dimensity 9500を積んだXiaomi 17T Pro、動作性能はかなり良さそうな予感がしたので、実際にゲームをプレイしてどこまで快適に遊べるのか検証してみました。
原神(最高/FPS60)の平均FPSは58.9〜59.2
ゲーム性能の定番指標として、原神で検証しました。グラフィック設定「最高/FPS60」でプレイしています。
まずはスメールの砂漠地帯を約15分プレイした結果、平均FPSは58.9。Smoothness(45FPS以上を維持できた割合)は99.6%で、ほぼ60FPS張り付きと言っていい安定感でした。
現行の最新マップである霜月でも同様に約15分プレイしたところ、平均FPSは59.2、Smoothnessは99.9%とさらに安定した数値に。
どちらのエリアでもカクつきや引っかかりを感じる場面はほとんどなく、常にヌルヌル動いている印象でした。
数値上でもほぼ60FPS張り付きなので、ライトユーザーはもちろん、原神をガッツリ遊びたい人でも十分満足できるレベルだと思います。
崩壊:スターレイルの平均FPSは46.6
原神に比べてGPU負荷が高いと言われている崩壊:スターレイルでも検証しました。
最高設定・60FPS上限でピノコニー・黄金の刻を黄泉の四相断我で約15分プレイした結果がこちら。
平均FPSは46.6。原神と比べると数値はぐっと下がり、Smoothnessも36.1%とFPSの波が大きいことが分かります。
崩壊:スターレイルはそもそもGPUに高い負荷をかけるゲームなので、この結果になるのはある程度想定の範囲内。実際のプレイ感としては、原神ほどの安定感はないものの、カクつきで操作しづらいと感じるほどではなく、普通に楽しめるレベルでした。
ゲームプレイ時の発熱
ゲームを遊ぶ上でどうしても気になるのが発熱。原神プレイ後の本体表面温度をサーモガンで実測したところ、39.5℃でした。
数値としては体温より少し高い程度で、手で持っていて「熱い」と感じることはなく、少しホカホカする程度でした。長時間プレイでも普通に操作を続けられるレベルです。
ゲームターボでゲーム中の設定を管理
Xiaomi 17T Proにはゲームプレイ中に呼び出せる「ゲームターボ」が搭載されています。
リアルタイムのCPU使用率やFPSをグラフで確認できるほか、「パフォーマンス」モードのオン・オフもここから切り替え可能。プレイ中に負荷状況をパッと確認できるのは地味に便利でした。
ゲームターボの映像強化メニューでは、なし・ゲームHDR・彩度調整・明度調整・明るさと彩度の調整の5つから選べます。
試しにゲームHDRの強化をオンにしてみたところ、画面が明るくなって画質がパキッと引き締まった印象になり、なかなか良い感じでした。
Xiaomi 17T Proのバッテリー持ち・充電速度をレビュー
7,000mAhの大容量バッテリーと100Wハイパーチャージを搭載したXiaomi 17T Pro。
スペックだけ見ても期待が高まりますが、実際にどれくらい電池が持つのか、そして充電はどれくらい速いのか。
前モデルXiaomi 15T Pro(5,500mAh)と比較しながら、実機でしっかり検証していきます。
PCMarkバッテリーテストの結果
まずはPCMarkでバッテリー持ちを計測しました。実際にスマホを動作させて100%から20%まで消耗する時間を測定するので、カタログスペックよりも実態に近い結果が出ると思っています。
画面の明るさは50%固定、リフレッシュレートを自動・60Hzの2パターンで計測しました。
| リフレッシュレート | スコア | 15T Pro(自動) |
| 自動 | 21時間54分 | 16時間23分 |
| 60Hz | 28時間33分 | - |
自動で21時間54分、60Hzで28時間33分。旧モデルXiaomi 15T Pro(自動16時間23分)と比べると、大幅にスコアが伸びています。
7,000mAh大容量バッテリーの恩恵がPCMarkのスコアにもしっかり表れている印象です。
これまでレビューしてきたスマホのPCMarkスコアをランキング形式で掲載しているので、参考にどうぞ。
バッテリー消費時間を実機で計測
PCMarkのスコアだけではピンとこない人も多いと思うので、実際の使用シーン別にバッテリーがどれくらい減るか計測しました。輝度50%固定で検証しています。
Amazon Musicでストリーミング音楽を1時間聴いた結果、バッテリー消耗は2%。
YouTubeで動画(1080P/60fps)を1時間視聴した結果、バッテリー消耗は5%。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は12%。
24時間一切触らずに放置した結果は、要確認(検証中)。
それぞれの結果をまとめると次のとおりです。
| 使用内容 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
| 音楽再生 1時間 | 2% | 約50時間 |
| 動画再生 1時間 | 5% | 約20時間 |
| 原神 1時間 | 12% | 約8時間 |
| 24時間放置 | 7% | 約14日間 |
旧モデルXiaomi 15T Proと比較するとこんな感じです。
| 使用内容 | 15T Pro | 17T Pro |
| 音楽再生 1時間 | 3% | 2% |
| 動画再生 1時間 | 5% | 5% |
| 原神 1時間 | 16% | 12% |
| 24時間放置 | 1% | 7% |
特に差が出たのがゲームで、15T Proが原神1時間で16%消耗するのに対して17T Proは12%と大幅に抑えられています。
バッテリー容量が5,500mAhから7,000mAhへと増えた効果が、ゲームプレイ時にしっかり出ている形です。動画・音楽の消耗は大きく変わりませんが、負荷の高いシーンほど17T Proの余裕が感じられます。
一方で24時間放置の消耗は15T Proの1%から7%へ増えています。バッテリー容量が大きくなった分、バックグラウンドでの処理も相応に増えているのかもしれません。
100Wハイパーチャージで爆速充電
Xiaomi 17T Proは最大100W(ハイパーチャージ/100W PPS対応)の急速充電に対応しています。
付属の充電器(100W、Xiaomi純正、USB-A)を使って実測してみました。
残量3%から充電を開始して、フル充電(100%)までおよそ47分。
公式のスペックでも「100Wハイパーチャージで48分でフル充電」とされているので、実測値もほぼ公式値どおりという結果になりました。
寝る前に充電し忘れても、朝の準備中にはほぼ確実にフル充電が完了している速さです。
参考までに、他社製のPD充電器を使った場合は残量20%からフル充電まで約60分。
付属の100W充電器を使ったほうが、やはり速く充電できます。
もちろんバッテリー劣化を防止する設定項目も用意されているので、少しでもバッテリー寿命が長くなるように調整してあげましょう。
ワイヤレス充電・リバース充電にも対応
Xiaomi 17T Proはワイヤレス充電にも対応しています。
一般的なワイヤレス充電器を使って充電できることを確認できました。
ただしQi2には非対応のため、マグネットでの吸着はできません。充電器を置く位置がズレないように注意しましょう。
またリバース充電(有線)にも対応しており、最大22.5Wでの出力が可能。イヤホンなど他のデバイスをXiaomi 17T Pro本体から充電することもできます。
出先でイヤホンやほかのスマホの充電が切れてしまったときに、サッと本体から給電できるのは地味に便利なポイントです。
Xiaomi 17T Proのカメラ性能をレビュー
Xiaomi 17T Proのカメラ性能について、実際に撮影した作例を交えながら徹底レビューしていきます。
メインカメラのセンサーが刷新されたほか、画像処理エンジン(プロセッサー)もさらに強力にアップデートされました。
スペック上の数字だけでなく、実際の「写り」や「使い勝手」の進化が気になるところです。
カメラアプリ
作例をお見せする前に、Xiaomi 17T Proのカメラアプリをサクッと紹介します。
高性能なカメラを積んでいるぶん操作が難しそう…と身構えていたんですが、アプリ自体はシンプルで、いつものXiaomiスマホという感じでした。
写真モードと動画モードも、画面横のメニューをなぞるだけで切り替えられます。
超広角・望遠の切り替えはワンタップです。倍率は 0.6x・1x・2x・5x・10x が並んでいて、0.6xが超広角、1xがメイン、5xが望遠レンズ。
さらにこの倍率バーを引き出すと、Leicaらしい目盛り付きのダイヤルに変わって、15mm〜115mmの焦点距離で細かく選べます。
数字ではなく焦点距離で選べるので、カメラをやる人にはニヤッとする作りかもしれません。
画像を切り取って拡大するデジタルズームは最大120倍まで。前モデルのXiaomi 15T Proが最大100倍だったので、ほんの少しだけ伸びています。
よく使うEV(明るさ)の調整にワンタッチで届くのも、地味に便利なところ。
自分で細かく詰めたいときはプロモードもあります。
EV・AF・ISO・WB(ホワイトバランス)・SS(シャッタースピード)を手動で調整でき、ヒストグラムも表示されます。
RAW保存にも対応しているので、あとからしっかり現像したい人にも向いていますね。倍率ではなくレンズそのものを選ぶ形なのも、プロモードらしいところです。
最後にシャッター音まわり。スクリーンショットの音は設定からオフにできますが、シャッター音そのものは消せません。
ただ、シャッター音は「デフォルト」に加えて、メカニカル・クラシック・モダン・フィルム・レトロ・特徴的・フレッシュの8種類から選べるので、好みの音に変えられます。
Leica Vibrant/Leica Authentic
色味の方向性は、Leicaと共同開発したフォトスタイルで決められます。
鮮やかめの「Leica Vibrant 」と、見た目に近い自然な「Leica Authentic」の2つを切り替えられます。同じシーンを、それぞれのフォトスタイルで撮り比べてみました。
同じ神社での風景ですが、仕上がりの印象は180度異なります。
「Leica Vibrant」で撮影した写真は、鳥居の赤や周囲の緑が非常に鮮やかで、パッと目を引く華やかさがあります。影(シャドウ)の部分も明るく補正されるため、全体がスッキリとクリアに見える現代的な写りです。
一方で「Leica Authentic 」に切り替えると、鳥居の赤は渋く落ち着いた色味になり、影がグッと深く引き締まります。明暗のコントラストが強調されることで、石の鳥居のざらっとした質感が際立ち、歴史ある場所の重みや凛とした静けさが漂う1枚に仕上がりました。
続いて、フェンス際に咲く花に近づいて撮影したマクロ(近接)スナップでの比較です。
「Leica Vibrant」では主役の花のパープルがポップに発色し、背景の緑も明るく爽快。画面全体に均一に光が回っているような、スマホカメラらしいみずみずしさと見やすさが魅力です。
「Leica Authentic」は、色味が上品に落ち着くだけでなく、影が深く沈み込むことで花びらの重なりやフェンスの交差部分に強い立体感が生まれます。中央の花へ自然と視線が吸い寄せられるような、情緒あふれる作品性の高い雰囲気を醸し出しています。
このように、明るくクリアな見やすさを重視するなら「Vibrant」、被写体の質感や陰影を強調してドラマチックに仕上げたいなら「Authentic」を選ぶのがおすすめです。
この他、Leicaフィルターや、写真の隅に機種名などを焼き込むLeica透かしも用意されています。
メインカメラの作例
まずはメインカメラからチェックしていきましょう。
比較対象は、前モデルの「Xiaomi 15T Pro」。基本の画素数は約5,000万画素で据え置きですが、イメージセンサーが「Light Fusion 900」から最新の「Light Fusion 950」へと進化しています。
このセンサーの刷新が日中の描写にどう影響しているのか、じっくり並べてチェックしてみてください。なお、ここからの作例は全て「Leica Vibrant」で撮影しています。
パッと見の解像感はどちらも非常にハイレベルですが、景色全体の「ヌケの良さ」にわずかな違いを感じます。
新センサーを搭載したXiaomi 17T Proの方が、木々の葉の隙間から覗く空の白飛びが品よく抑えられており、シャドウ部分の階調がスッキリと自然に持ち上がっている印象。
これによって、景色全体の空気感や立体感がグッと引き締まって見えますね。
続いて、スマホカメラが苦手としがちな高彩度な「お花」の近接撮影です。
ポーチュラカやクチナシを近くで捉えた写真ですが、どちらもLeica Vibrantらしい生き生きとした鮮やかな発色です。
ただ、じっくり見比べるとXiaomi 17T Proの方が花びらの薄い質感やシワの陰影がクッキリしており、色が不自然に飽和しにくくなっているのが分かります。白い花びらのハイライトの粘り強さも好印象です。
最後に、明暗差と色の表現が分かりやすい神社の鳥居を比べてみます。
ここで両機種の絵作りの方向性の違いがハッキリと出ました。
Xiaomi 15T Proの鳥居は全体的に明るく補正され、少し朱色に寄った「映え」を意識した仕上がり。Xiaomi 17T Proは、肉眼で見たときに近い深みのある大人の「赤」をしっかり残しています。
無理に明るく持ち上げすぎず、自然なコントラストを残すことで、石の鳥居のざらついた質感や全体の佇まいがプロっぽく表現されているのが17T Proの大きな特徴です。
日中撮影に関しては、基本構成こそ同じものの、新センサー「Light Fusion 950」のおかげで「より白飛びに強く、肉眼に近い深みのあるトーン」へと着実にブラッシュアップされていることが確認できました。
スマホカメラにとっては白飛びや黒潰れが起きやすい意地悪なシチュエーションでもチェックです。
どちらも優秀。これだけ強い太陽光が画面中央にあるにもかかわらず、手前の暗い枝や葉が真っ黒に潰れることなく、綺麗に描写できています。
ただ、よーく見比べると光の表現に少し差がありました。
前モデルのXiaomi 15T Proは太陽光がパキッと鋭く割れるようなシャープな写り。17T Proは、光の広がり方がふわっと滑らかで、より自然な空気感を演出しています。
新センサー「Light Fusion 950」のダイナミックレンジの広さが効いているのかもしれません。
また、影になっている葉の色合いも、Xiaomi 17T Proの方が白っぽく浮かずに深みのある「鮮やかな緑」をしっかり維持できている印象です。
不自然な加工感を出さずに、眩しさと新緑の美しさを両立させてくれるバランスの良さは、Xiaomi 17T Proならではの強みと言えますね。
メインカメラ(夜景モード)の作例
通常モード(夜景モードOFF)でもセンサーサイズが大きいので十分明るく撮影できちゃうんですが、街灯などの強い光源まわりがパキッと激しく白飛びして、手前や奥の植え込みが暗く潰れがちです。
そこで夜景モードをONにすると、強い光の広がりをグッと上品に抑え込みつつ、暗い部分を大幅に持ち上げて、植え込みの葉の一枚一枚まで鮮明に描き出します。
前モデル同様に、周囲の明るさに合わせて自動的に夜景モードに切り替わる仕様なので、難しいことは考えずにシャッターボタンをタップするだけでOK。
光学式手ぶれ補正(OIS)もしっかり効いてくれるので、手ブレを心配する必要もありませんよ。
ここからは、スマホカメラの真の実力が試される夜間撮影の作例をチェック。
新センサー「Light Fusion 950」へと刷新されたXiaomi 17T Proですが、夜景の仕上がりは前モデルからどこまで変わったのか?じっくり撮り比べてみました。
相変わらずXiaomiのスマホは夜景にめちゃくちゃ強いですね!どちらの機種も暗い場所をパッと明るく補正して、ノイズの少ない綺麗な写真を叩き出してくれます。
ただ、前モデルの15T Proと並べてみると、Xiaomi 17T Proはさらにワンランク上の「大人の仕上がり」にブラッシュアップされていました。
一番進化したと感じるのが、「ホワイトバランスの正確さと、光源まわりの白飛びを抑え込む性能」です。
前モデルのXiaomi 15T Proは、全体を明るく持ち上げようとするぶん、夜空や光源の周りがわずかに黄色っぽく色被りしたり、ビルの窓明かりがにじんで広がりやすい傾向がありました。
Xiaomi 17T Proは、引き締めるべき夜空の暗さをしっかり深く残しつつ、ライトアップされた新緑の鮮やかなグリーンを肉眼に近い素直な色合いで表現できています。
ビルや橋の強い光もギュッと上品に抑え込まれていて、水面に反射する光のグラデーションがめちゃくちゃ滑らか。
「とにかく手軽に明るく鮮やかな夜景が撮りたい」なら15T Proの分かりやすさも魅力的ですが、「夜らしい渋い空気感を残しながら、プロっぽいドラマチックな夜景を残したい」人には、間違いなくXiaomi 17T Proの絵作りが刺さるはずです。
さらに意地悪なシチュエーションとして、暗闇の中に強い光が混在する「明暗差が激しいシーン」でも撮り比べてみました。
新センサー「Light Fusion 950」のポテンシャルの高さに驚かされました。
自動販売機や電光掲示板のように、強い光を放つ被写体はスマホカメラだと文字の周りがボヤッと白飛びしやすいんですが、Xiaomi 17T Proは光の輪郭を信じられないほど綺麗に抑え込んでいます。
前モデルのXiaomi 15T Proと見比べると一目瞭然で、17T Proは自販機の商品パネルの文字やデザインが白飛びせずにクッキリ残っているんですよね。
さらに、自販機のまわりの暗いコンクリート壁の質感まで、ノイズを出さずに自然に描き出しています。
明るい建物と夜空を組み合わせた写真でも、15T Proにありがちだった「夜空の雲が黄色っぽく色被りしてしまう現象」がバッチリ改善されており、クリアで引き締まった大人の夜景写真に仕上がっています。
新センサーの恩恵による「圧倒的な白飛び耐性」と「正確なカラーバランス」のおかげで、明暗差がどんなに激しい夜の街角でも、雰囲気を壊さず極上の1枚を残せるのがXiaomi 17T Proの大きな進化点と言えそうです。
望遠カメラの作例
前モデルのXiaomi 15T Proでは光学5倍(デジタル最大100倍)だった望遠カメラですが、Xiaomi 17T Proでは最大120倍ズームにまで対応し、スペック上もさらなる進化を遂げています。
今回の検証では、撮影距離や明るさによってメインカメラ等に自動で切り替わってしまうのを防ぐため、あえて「アダプティブ望遠」をOFFにして、純粋な望遠レンズのポテンシャルを昼夜それぞれ比較しました。
まずは日中、遠くにある橋の「桁下制限高 3.0m」の看板をターゲットに、ステップアップズームで新旧の描写性能を比べてみます。
【Xiaomi 17T Pro】
【Xiaomi 15T Pro】
光学5倍の時点では両者ともに非常にシャープで、看板の文字をくっきりと捉えられています。
ただ、10倍、30倍とデジタルズームの領域に入っていくにつれて、少しずつ描写の処理方法に違いが見えてきます。
Xiaomi 15T Proはズーム倍率が上がるにつれて文字の輪郭や背景部分にわずかなザラつき(ノイズ感)が現れ始め、100倍ではシャープネスがやや強調された硬い描写です。
Xiaomi 17T Proは、最大倍率となる120倍ズームまで寄っても「3.0m」の文字がほとんど潰れることなく滑らかに補正されています。
超高倍率特有の「無理やり引き伸ばして塗りつぶしたような絵の具感」が抑えられており、驚くほどスマートに文字を認識させてくれます。
もう1つ、別のロケーション(道路の「60」制限標識付近)でも、常用域となる10倍までのズーム性能を「昼」と「夜」それぞれで比較してみました。
日中の5倍〜10倍ズームを拡大してよく見ると、15T Proは速度標識のフチや中央のライダーのヘルメット周辺にわずかな色にじみ(色収差)や処理の硬さが見られますが、17T Proは10倍ズームでもエッジが極めてクリーンに表現されています。
この差は、光量の足りない「夜間ズーム」になるとさらに顕著になります。
15T Proの夜間5倍・10倍ズームは、暗部ノイズを抑えようとして全体的にややモヤッとした解像感になりがちですが、17T Proは光学5倍はもちろん、デジタル10倍にズームしても速度標識の「60」の数字がくっきりと浮かび上がります。
夜空の暗部ノイズもざらつきがなく滑らかで、夜間ズームの実用性が大きく底上げされている印象です。
AIが「文字」や「カタチ」を復元するウルトラズーム
この最大120倍という超高倍率ズームを支えているのが、30倍を超えたあたりから画面にも表示される強力な「ウルトラズーム」テクノロジー(AI超解像)です。
AIが被写体の文字や形状を推論し、積極的に描写を補正・生成してくれます。
AI補正がOFFの状態では、暗部ノイズと解像度不足で「自転車のマーク」や「専用」の文字が完全に潰れてしまっています。しかし、AI補正がONになった途端、まるで手品のように自転車の輪郭やくっきりとした文字が浮かび上がってきます。
日中の作例でもその効果は顕著です。
AI補正なしでは数字の「3.0」のフチがギザギザしていますが、ONにすると滑らかに整えられ、視認性が大幅に向上します。
近くで見ればAI特有の人工的な質感はありますが、「遠くにある情報をハッキリと認識・記録する」という実用面において、このウルトラズームの補正能力は圧倒的です。
「アダプティブ望遠」の優秀な挙動とマクロ性能
これだけズーム性能が良いと、普段の撮影でも望遠カメラに頼りたくなりますが、ここで重要になるのがXiaomiスマホでお馴染みの「アダプティブ望遠」機能です。
望遠カメラの特性上、被写体に近づきすぎるとピントが合わなくなってしまいます。
実際にアダプティブ望遠をOFFにして被写体に限界まで近づくと、以下のように完全にボケてしまいます。
しかし、アダプティブ望遠を「ON」にしていれば、ピントが合わなくなる距離の手前で自動的にメインカメラ等へ切り替わり、デジタルズームで補正してくれます。
そのおかげで、ユーザーはレンズの限界を気にすることなく、ここまでグッと近づいて鮮明な写真を残すことができます。
切り替わり後はメインカメラ等のデジタルズームになるため厳密には望遠レンズの画質ではありませんが、「ピントの合わない失敗写真」を防いでくれるアシスト性能は相変わらず非常に優秀です。
最後におまけとして、この仕様(自動切り替えが起きない約30cmの距離)を踏まえたうえで、純粋な望遠5倍レンズを使って足元の花をパシャ。
いわゆる「テレマクロ」的な使い方での比較です。
ちなみに、ピントが合う限界の距離(最短撮影距離)自体はXiaomi 17T ProとXiaomi 15T Proでほとんど変わらず、引き続き30cmほど離れる必要があります。
前作から「より近くに寄れるようになった」というわけではありません。
しかし、実際にシャッターを切って得られる「写りのクオリティ」にははっきりとした差が生まれています。
Xiaomi 15T Proは赤や黄色の彩度を強烈に引き上げるビビッドな絵作りですが、Xiaomi 17T Proは花びらの階調を滑らかに描き出し、背景のボケ味もとろけるように非常にマイルド。
「寄れる距離」そのものに進化はなくても、ライカ共同開発の光学レンズと進化した絵作りが活きることで、マクロ撮影時の空気感やプレミアム感は17T Proが頭一つ抜きん出ています。
望遠レンズ単体の光学性能、そして背後で働く画像処理エンジンのブラッシュアップによって、ズーム時の解像感のクリアさ、そして空気感の表現力が昼夜問わず確実に世代交代していることを実感できる仕上がりです。
超広角カメラの作例
画素数などの基本構成を見る限り前モデルのXiaomi 15T Proから据え置きのようですが、実際の写りがどう進化しているのか日中と夜間それぞれチェックしていきましょう。
まずはメインカメラ(1x)と超広角カメラ(0.6x)を同じ位置から撮影して、画角や質感の違いを比べてみます。
ワンタップでここまでグッと視野が広がります!
広角レンズ特有の「画面の端がグニャッと歪んでしまう現象」も綺麗に補正されていて、右側の手すりの直線が真っ直ぐ保たれているのが気持ちいいですね。
何より素晴らしいのが、メインカメラと切り替えても色味がほとんど変わらない点。空の青さも木々の緑のトーンも完全に統一されているので、レンズを切り替えても違和感が一切ありません。
続いて、日中の明るいシーンでの新旧撮り比べです。
日中の明るい場面であれば、どちらのスマホでも本当に綺麗で使いやすい写真が撮影できています。四隅まで均一に明るく、周辺光量の低下もほぼ見られません。
じっくり見比べると、空の青色の表現に少し違いがあります。
Xiaomi 15T Proがスマホカメラらしいやや強めの青色を出すのに対して、Xiaomi 17T Proはグラデーションが非常に滑らか。
また、画面端に写る木々の葉のシャープさを観察すると、17T Proの方がわずかに輪郭が潰れずすっきり残っています。
スペックは据え置きでも、画像処理エンジンがきっちり進化しているのが分かりますね。
さて、ここからが本番。前モデルのXiaomi 15T Proでは「少し暗くボヤッとした仕上がりになりがち」と弱点になっていた夜間撮影での比較です。
並べて見てみると、新旧の差がはっきりと出ました!
前モデルのXiaomi 15T Proは、街灯の周囲に少し大きめの光のにじみ(ハレーション)が出やすく、暗い空のノイズを消しきれずに全体がややモヤッとした暗い仕上がりになる傾向がありました。
対するXiaomi 17T Proは、メインカメラと同様に強い街灯の白飛びをギュッと上品に抑え込んでいます。そのおかげで余計な光のにじみがなくなり、写真全体のコントラストが締まって解像感が大幅にアップしているように見えます。
夜空の暗さのノイズもきれいに処理されていて、ざらつきのない滑らかな質感。これなら「超広角カメラで夜景を撮りたい!」というシーンでも、不満なく実用的なクオリティで綺麗な夜景を残すことができます。
スペック表だけを見ると「超広角は15T Proから変わっていないのかな?」と思いがちですが、実際に夜間撮影をしてみると、最新の処理能力によって弱点が見事に克服されていることが確認できました。
スーパーマクロの作例
Xiaomi 17T Proにはスーパーマクロモードがあるので、被写体にググっと寄った撮影をすることが可能です。
一般的なスマホのマクロモードは超広角カメラを利用して被写体に4〜5cmまで寄れるんですが、Xiaomi 15T Proは望遠カメラを利用しているようです。
このため、被写体に寄らなくても接写したような写真を撮影できます。
さらにスーパーマクロで2倍ズームまでできました。
ポートレートモード・インカメラの作例
人物撮影において重要なポートレートモードと、日常のセルフィーを支えるインカメラの性能についても検証しました。
まずはポートレートモードからチェックしていきます。
後面カメラによるポートレート撮影は非常に優秀です。髪の毛の細かい輪郭や洋服の境界線まで正確に認識し、背景だけを自然にとろけるようにぼかしてくれます。
ライカ共同開発ならではの質感の良さが出ており、不自然なデジタル加工感が抑えられた立体感のある仕上がりです。
また、Xiaomi 17T Proのポートレートモードは、撮影した後からでもアプリ上でボケ具合(F値)を自由自在に調節可能なのが嬉しいポイント。
背景を大きくぼかして被写体をグッと際立たせたり、あえてボケを控えめにして周囲のシチュエーションをほんのり残したりと、その場の雰囲気や好みに合わせて撮影後にじっくり追い込むことができます。
続いて、インカメラの性能をチェックしてみましょう。
インカメラでの自撮りも、解像感がしっかりとしていて非常に実用的です。通常撮影では背景の建物や橋のディテールまでクッキリと描写してくれます。
ポートレートモードをONにすれば、サングラスのフレームや髪の毛の輪郭をきれいに残したまま、背景の景色が滑らかにセパレートされてしっかりとボケが適用されます。
肌のトーンや黒色の表現もナチュラルで、SNSへの投稿や普段使いで困ることはまずないクオリティにまとまっています。
動画撮影の作例
最後に、動画撮影の性能についてもチェックしておきましょう。
今回の検証では、メインカメラと超広角カメラを使用し、それぞれ「日中」と「夜間」の同じ場所で4K @30fpsにて撮影を行いました。
新旧2機種の動画をじっくり見比べてみると、「色味の調整」と「手ブレ補正の利き方」に確かな違いが見られました。
前モデルのXiaomi 15T Proは、日中・夜間問わず空の青や植物の緑を鮮やかに持ち上げる、スマホ動画らしい「映え」を意識した絵作りです。
Xiaomi 17T Proは、無理な着色を抑えた肉眼に近い極めてナチュラルなトーンに制御されています。
また、夜間撮影時の強い街灯などの白飛び(ハレーション)や、夜空に発生するザラザラとしたノイズの処理能力もワンランク向上しており、より締まりのあるクリアな映像に仕上がっています。
さらに、歩行時に発生する「一歩ごとの縦揺れの衝撃」についても、Xiaomi 17T Proの方がヌルヌルと滑らかに衝撃を相殺してくれており、手ブレ補正の安定感が強化されているのが体感できました。
手軽に明るくビビッドな動画を撮りたいなら15T Proも魅力的ですが、より歩行ブレが少なく、映画のように落ち着いたシネマティックなトーンで日常を記録したいなら、Xiaomi 17T Proがベストな選択肢になりそうです。
画像編集機能がAIで強化
Xiaomiのスマホは画像編集機能が充実しているので、撮影後も楽しめるのも特徴ですが、AIでさらに強化。
いわゆる消しゴムマジックのように不要なオブジェクトを消せるのはもちろん、生成AIで画像を拡張することもできちゃいます。
どれも仕上がりが自然すぎてびっくりします。
Xiaomi 17T Proを購入したらぜひ遊んでみてください。意外に使えると思いますよ。
基本機能・操作性
ここからはXiaomi 17T Proの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外の基本機能をまとめてレビューします。
毎日使う部分なので、実際に触ってみてよかった点も正直に書いていきます。
OSはHyperOS 3(Android 16ベース)
Xiaomi 17T ProにはAndroid 16をベースにしたXiaomi独自UI「HyperOS 3」がプリインストールされています。
僕はXiaomi製スマホを何台もレビューしてきたので、使い慣れています。ピュアAndroidよりもむしろ扱いやすいと感じるくらいです。
起動中のアプリを一括で終了できるボタンの位置や、ネットワーク設定へのアクセスのしやすさなど、素のAndroidにはない使い勝手の良さはHyperOS 3でもしっかり継続しています。
ロック画面のカスタマイズも豊富で、テーマごとにいくつものデザインが用意されています。
なお本記事執筆時点では、OSアップデート保証・セキュリティアップデート保証の期間について確定情報を確認できていません。公式発表があり次第、この項目に追記します。
AI機能はGemini+Xiaomi独自のHyperAIが充実
Xiaomi 17T ProにはGoogle純正の「Gemini」に加えて、Xiaomi独自のAI機能群「Xiaomi HyperAI」がしっかり搭載されています。
Xiaomi HyperAIには、AIダイナミック壁紙・AIライティング(要約/校正/拡張)・AIクリエイティビティアシスタント・AI音声認識(文字起こし・話者分離・翻訳・要約)・AI会話翻訳・AI通訳・AI字幕などが含まれています。
実際に使ってみて便利だったのがメモアプリのAIライティング。文章を要約したり、トーンを「プロ」「シンプル」「フレンドリー」などに変えたりが一瞬でできます。
またAI翻訳もめちゃくちゃ使いやすいなーと思いました。
AIスマホと言えばGoogle Pixelシリーズが先駆者という印象がありますが、Xiaomiスマホのここ数年の進化も着実です。
難しく考えず、まずは触って遊んでみるくらいの感覚で使い始めるのがおすすめです。
AirDropとの直接連携に対応(Xiaomi初)
Xiaomi 17T Proで注目したいのが、AndroidのQuick ShareとAppleのAirDropが直接連携できるようになったことです。
これはXiaomiのスマホとして初めて搭載された機能で、前作のXiaomi 15T Proにはありませんでした。
Google・Samsung・OPPOに続いてXiaomiもこの連携に対応した形になります。
2026年6月1日にXiaomiから発表され、当初はXiaomi 17T Proのみが対象機種でした。
Quick Shareは、もともとAndroid同士でファイルを近距離共有するための機能です。従来はiPhoneとのやり取りに別アプリや自分宛てメッセージなどのひと手間が必要でしたが、この連携によってQuick ShareからiPhoneやMacが直接見えるようになりました。
実際にQuick Shareの共有画面を開いてみると、「付近のデバイスに送信」の一覧にAndroid端末(Galaxy S26)と並んで、iPhone 17やMac miniが自然に表示されました。
標準機能なので追加アプリのインストールなどはもちろん不要です。
- 利用にはiPhone側でAirDropの受信設定を「すべての人(10分間のみ)」に変更する必要があります
- 連携に対応していない端末向けには、画面右上のQRコードから共有する方法も用意されています
これまで「AndroidからiPhoneへのファイル共有はひと手間かかる」というのがずっとネックだったので、これがワンタップで解決するのはシンプルに便利です。
折りたたみのOPPO Find N6でもこの連携は使えましたが、Xiaomiのスマホでできるのは17T Proが初。ここは前作Xiaomi 15T Proから明確に進化したポイントと言えます。
デュアルアプリ・便利機能が充実
Xiaomiのスマホでおなじみのデュアルアプリとセカンド・スペース機能も、Xiaomi 17T Proにしっかり搭載されています。
特に便利なのが1つのアプリを複製できるデュアルアプリ。LINEを複製すれば、1台のスマホで仕事用とプライベート用のアカウントを使い分けられます。
セカンド・スペースは指定の画面ロックでデータを分離して保護する機能で、家族や友人にスマホを貸すときなどに活躍しそうです。
ジェスチャーショートカットも一通り揃っており、電源ボタンのダブルタップでカメラを起動する設定なども可能です。
この他、画面分割やフローティングウィンドウといった定番の便利機能も引き続き標準搭載です。
ディスプレイサイズが大きいので、こういった機能も使いやすいですね。
おサイフケータイ(FeliCa)に対応
Xiaomi 17T ProはおサイフケータイことFeliCaに対応。普段使っているSuicaやiDなどを、そのままスマホでも利用できます。
FeliCaのタッチ位置は背面のXiaomiロゴ下あたり。
実際にカードをかざして反応を確認しましたが、動作は良好でした。
同時発売の廉価モデル「Xiaomi 17T」はFeliCaに非対応です。おサイフケータイを使いたい場合は、Xiaomi 17Tではなく17T Proを選ぶ必要があります。
ステレオスピーカー搭載
Xiaomi 17T Proは本体上部・下部にそれぞれスピーカーを搭載したステレオ仕様です。横持ちで動画やゲームを楽しむときにしっかり広がりを感じられます。
肝心の音質は、中高音域中心のクリアサウンド。下部スピーカーの方が強く、上部スピーカーはこもりがちでした。
ただ音楽鑑賞や動画視聴など、日常使いなら困ることはない十分な音質だと思います。
サウンド効果は「Dolby Atmos」「Xiaomiサウンド」「オリジナル」の3種類から選択可能です。
グラフィックイコライザーはロック・ジャズ・ポップ・クラシックなど9種類のプリセットに加え、10バンドでの手動調整にも対応しています。
さらに、サンプル音源を聴き比べて自分好みのサウンドを選ぶ「パーソナライズされたサウンド」機能も用意されていました。凝った作りだと感じます。
イヤホンジャックは非搭載
Xiaomi 17T Proに3.5mmイヤホンジャックは搭載されていません。本体下部はUSB-Cポートとスピーカー穴のみで、ワイヤレスイヤホンが前提の構成になっています。
このあたりは標準的なハイエンドスマホの構成なので、想定内という人が多いのではないでしょうか。
Bluetoothコーデックの対応状況
Xiaomi 17T Proはイヤホンジャックがないぶん、ワイヤレスイヤホンをメインで使うことになります。
実際にワイヤレスイヤホンを接続して確認したところ、以下のコーデックに対応していました。
| コーデック | 対応状況 |
| SBC | ○ |
| AAC | ○ |
| aptX | ○ |
| aptX HD | ○ |
| aptX Adaptive | ✕ |
| LDAC | ○ |
| LHDC(V2/V3/V5) | ○ |
前作Xiaomi 15T Pro同様、aptX Adaptiveには非対応ですが、LDACとLHDCが使えるのは心強いポイントです。
ただし実際にAmazon Musicでストリーミング再生をしてみたところ、楽曲の品質は「Ultra HD」(24bit/192kHz)と表示されているのに対し、Bluetoothデバイスへの出力は24bit/48kHzにとどまっていました。
これは日本オーディオ協会が定める「ハイレゾ」(96kHz/24bit)の基準には届かない、いわゆる「JEITA定義のハイレゾ」です。
音質にこだわりたい場合は、音源をダウンロードして再生するか、有線接続を検討するのがよさそうです。
生体認証は画面内指紋認証+顔認証
Xiaomi 17T Proのロック解除は指紋認証と顔認証の両方に対応しています。
指紋認証センサーは画面内、下部中央あたりに配置されています。軽くタッチするだけで反応し、ストレスなく解除できました。
顔認証はインカメラを使ったタイプですが、反応は良好。ロック画面に一瞬映してすぐにホーム画面まで進みます。
iPhoneのようにロック画面に留まることもできますし、設定でロック画面をすっ飛ばすことも可能です。
どちらも反応速度に不満は感じませんでした。
4キャリアに対応したBand構成
Xiaomi 17T Proは国内4キャリアのBandに対応しています。
| 主要Band一覧表(4G LTE) | |
| ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
| ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
| au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26 ○ |
| 楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 28(プラチナバンド)○ Band 18(パートナー回線)○ |
5G(Sub-6)にも対応していますが、ドコモの「n79」には非対応。ここは前作Xiaomi 15T Pro同様のポイントなので、ドコモ回線をメインで考えている人は注意してください。
| 主要Band一覧表(5G) | |
| ドコモ回線 | n77 ○ n78 ○ n79 ✕ |
| ソフトバンク回線 | n77 ○ |
| au回線 | n77 ○ n78 ○ |
| 楽天回線 | n77 ○ |
どの回線でも4Gの主要バンドは押さえているので、MNPを考えている人にも安心できる構成です。
eSIMに対応
Xiaomi 17T ProはeSIMにも対応しています。
SIM構成はnanoSIM+nanoSIM、nanoSIM+eSIM、eSIM+eSIMのいずれかから選べます。
eSIMをオンにすると物理SIM2が使えなくなる点は覚えておく必要がありますが、対応キャリアも増えてきているので選択肢の幅は広がっています。
僕はいくつかeSIMを使ってきましたが、楽天モバイルのeSIMは手続きが分かりやすいので初心者におすすめ。IIJmioのeSIMも手続きが早いので気に入っています。
Xiaomi 17T Proのスペック・仕様
Xiaomi 17T Pro(SIMフリーモデル)のスペックは以下のとおり。参考に旧モデルのスペックも並べて掲載するので気になるポイントを比較してチェックしてください。
| モデル | Xiaomi 17T Pro SIMフリー版 |
Xiaomi 15T Pro SIMフリー版 |
| 価格 | 119,800円〜 | 109,800円~ |
| カラー | ブラック ディープバイオレット ディープブルー |
ブラック グレー モカゴールド |
| サイズ | 高さ:約162.2mm 幅:約77.5mm 厚さ:約8.25mm |
長さ:約162.7mm 幅:約77.9mm 厚さ:約7.96mm |
| 重さ | 約219g | 約210g |
| ディスプレイ | 6.83インチ AMOLED 2,772 × 1,280 447ppi 色彩階調 680億色 DCI-P3 HDR10+ Dolby Vision ピーク輝度 3,500nit(UHBM) |
6.83インチ AMOLED 2,772 × 1,280 447ppi 色彩階調 680億色 DCI-P3 HDR 10+ Dolby Vison ピーク輝度 3,200nit |
| リフレッシュレート | 最大144Hz | 最大144Hz |
| タッチサンプリングレート | 最大480Hz (瞬間最大3,500Hz) |
最大480Hz |
| OS | Xiaomi HyperOS 3 | Xiaomi HyperOS 2 |
| SoC | MediaTek Dimensity 9500 |
MediaTek Dimensity 9400+ |
| RAM | 12GB LPDDR5X |
12GB LPDDR5 |
| ROM | 256GB 512GB UFS 4.1 |
256GB 512GB 1TB UFS 4.1 |
| 外部ストレージ | 非対応 | 非対応 |
| リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 焦点距離 23mm f/1.67 Light Fusion 950 Leica OIS |
5,000万画素 焦点距離 23mm f/1.62 Light Fusion 900 OIS |
| リアカメラ(望遠) | 5,000万画素 焦点距離 115mm f/3.0 Leica OIS |
5,000万画素 焦点距離 115mm f/3.0 OIS |
| リアカメラ(超広角) | 1,200万画素 焦点距離 15mm f/2.2 FOV 120° Leica |
1,200万画素 焦点距離 15mm f/2.2 FOV 120° |
| インカメラ | 3,200万画素 焦点距離 21mm f/2.2 |
3,200万画素 焦点距離 21mm f/2.2 |
| ビデオ(リアカメラ) | 8K@30fps 4K@120fps 4K HDR10+@30,60fps 1080P HDR10+@30,60fps 720P@30fps |
8K@30fps 4K@30,60,120fps 1080P@30,60fps 720P@30fps |
| ビデオ(インカメラ) | 4K HDR10+@30fps 1080P HDR10+@30,60fps 720P@30fps |
4K@30fps 1080P@30,60fps 720P@30fps |
| バッテリー | 7,000mAh(typ) シリコンカーボン 100W急速充電 |
5,500mAh 90W急速充電 |
| ポート | USB Type-C | USB Type-C |
| ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 |
| 生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
画面内指紋認証 顔認証 |
| 対応SIM | nano SIM eSIM |
nano SIM eSIM |
| 2回線同時待受 | 可 | 可 |
| 対応Band | 5G:n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/34/38/39/40/41/48/66/71/75/77/78 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66/71 4G:LTE TDD:B34/38/39/40/41/42/48 3G:B1/2/4/5/8 2G:850/900/1,800/1,900MHz |
5G:n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/71/75/77/78 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66/71 4G:LTE TDD:B38/39/40/41/42/48 3G:B1/2/4/5/6/8/19 2G:850/900/1,800/1,900MHz |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | Ver6.0 デュアルBluetooth |
Ver6.0 |
| 位置情報 | GPS GLONASS BeiDou Galileo NavIC QZSS |
GPS GLONASS BeiDou Galileo QZSS NavIC |
| イヤホンジャック | なし | なし |
| スピーカー | デュアル Dolby Atmos ハイレゾ&ハイレゾワイヤレス対応 |
デュアル Dolby Atmos |
| FMラジオ | なし | なし |
| 防塵防水 | IP68 | IP68 |
| NFC | あり | あり |
| おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
まとめ:Xiaomi 17T Proのメリット・デメリット・評価
Xiaomi 17T Proを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
Xiaomi 17T Proを買うべきメリット、購入前に確認したい注意点は以下のとおりです。
| メリット | デメリット |
| ・7,000mAhの余裕あるバッテリー持ち ・100Wハイパーチャージで爆速充電 ・充電器+ケーブルが付属 ・Dimensity 9500の高い動作性能 ・新センサーで進化した夜景・望遠カメラ ・Leicaの2つのフォトスタイル ・ピーク3,500nitsの明るいディスプレイ ・おサイフケータイ対応 ・AirDrop連携に対応 ・ワイヤレス充電対応 |
・219gとやや重い ・microSD非対応 ・イヤホンジャック非搭載 ・ドコモn79非対応 ・前モデルから約1万円の値上げ |
評価
総合評価:(4.5点/5点満点)
| デザイン・サイズ感 | ★★★★☆ |
| ディスプレイ | ★★★★★ |
| 動作性能 | ★★★★★ |
| ゲーム性能 | ★★★★★ |
| カメラ性能 | ★★★★★ |
| バッテリー性能 | ★★★★☆ |
| 機能・付加価値 | ★★★★☆ |
Xiaomi 17T Proは、前モデルXiaomi 15T Proの完成度をそのままに、弱点を着実に埋めてきた正統進化モデルです。
SoCはDimensity 9500へと刷新され、AnTuTuスコアは15T Proから約2割アップ。普段使いはもちろん、原神も平均59FPS前後で張り付くように動いてくれるので、動作性能に不満を感じる場面はまずありません。
そして今回いちばん「化けた」と感じたのがバッテリー。容量が5,500mAhから7,000mAhへと大幅に増え、PCMarkでも15T Proの自動16時間23分に対して21時間54分と大きく伸びました。
原神を1時間プレイしたときの消耗も16%→12%に抑えられており、日常でもゲームでもバッテリーの余裕をはっきり体感できます。
100Wハイパーチャージで約47分のフル充電と、充電の速さも文句なし。
カメラは基本構成こそ15T Pro譲りですが、メインセンサーがLight Fusion 950へ刷新され、白飛び耐性・夜景・高倍率ズームがそれぞれワンランク進化。
とくに夜景と望遠は「並べて初めて分かる」レベルではなく、はっきりと世代交代を感じられる仕上がりでした。Leicaの2つのフォトスタイルで、明るく鮮やかにも、渋くドラマチックにも撮り分けられます。
さらに、おサイフケータイ・ワイヤレス充電・ピーク3,500nitsの明るいディスプレイに加え、Xiaomiとして初めてAirDrop連携に対応するなど、日常の使い勝手もしっかり底上げされています。
一方で、本体は219gとやや重く、カメラの出っ張りも大きめ。平置きするとガタつくので、付属ケースの装着はほぼ必須です。
microSD非対応・イヤホンジャック非搭載・ドコモn79非対応といった点も、購入前に押さえておきたいポイント。
正直に言うと、動作性能そのものは15T Proでも十分快適で、そこだけを見れば「劇的に変わった」わけではありません。価格も前モデルから約1万円上がっています。
ただ、バッテリーの大幅強化・カメラの着実な進化・AirDrop対応といった「毎日の使い勝手に効く部分」がまとめて底上げされていることを考えれば、この価格差は十分に納得できる範囲。
むしろ7,000mAhを積んでこの完成度なら、コストパフォーマンスは高いと言っていいでしょう。
総合的に見ると、Xiaomi 17T Proは尖った個性で勝負するタイプではなく、動作性能・カメラ・バッテリー・日常機能のすべてを高い水準でまとめ上げた「隙のない万能ハイエンド」です。
普段使いで妥協したくない人、そして何より1日中バッテリーを気にせず使いたい人にとって、有力な選択肢となる一台だと思います。
Xiaomi 17T Proを最安値で買うならIIJmio
最後に、Xiaomi 17T Proをお得に購入する方法を紹介します。
結論から言うと、他社からの乗り換え(MNP)ならIIJmioが一番おすすめです。
IIJmioののりかえ価格なら定価より約2万円お得
Xiaomi 17T ProはIIJmioで販売されており、他社からの乗り換え(MNP)でのりかえ価格が適用されると、定価より約2万円安く購入できます。
| 通常価格 | のりかえ価格 | |
| 256GB | 税込119,980円 | 税込99,800円 |
| 512GB | 税込139,800円 | 税込114,800円 |
256GBモデルなら、のりかえ価格で一括約20,180円もお得になる計算です。10万円前後の端末で約2万円の差はかなり大きいですよね。
なお、このセールは2026年11月4日までの期間限定です。
- のりかえ価格の適用には、他社からのMNP転入+対象プランの契約が必要です
- 価格・在庫・期間は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください
eSIM対応で乗り換え手続きもスムーズ
Xiaomi 17T ProはeSIMに対応しているので、IIJmioへの乗り換え手続きもオンラインで完結してスムーズです。
国内4キャリアのBandにしっかり対応しているため、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天のどの回線からの乗り換えでも安心して使えます。
IIJmio>>Xiaomi 17T Proをのりかえ価格でチェックする






































































































































































































































































