お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Zenfone 11 Ultraをお借りしました。
2024年7月に発売されたZenfoneシリーズの最新モデルです。
Zenfoneと言えばハイエンドながらもコンパクトなサイズ感が最大の特徴。
片手でも扱えるサイズ感は個人的にお気に入りのポイントでした。
それが最新モデルのZenfone 11 Ultraは方向性が一転!
最強の動作性能はそのままに6.78インチの大型ディスプレイを搭載したハイエンドスマホになっております。
以下の記事でZenfone 11 Ultraをレビューしているのでチェックしてください。
Zenfone 11 Ultraは、オープンマーケットモデル、いわゆるSIMフリーモデルなので、基本的にどのキャリアの回線でもSIMカードさえ装着すれば使用できます。
公式サイトに掲載されている対応Bandを確認しても概ね問題なさそうです。
- 5G(Sub6):n1,n2n3,n5,n7,n8,n12,n18,n20,n25,n26,n28,n38,n40,n41,n48,n66,n77,n78,n79
- FDD-LTE:1,2,3,4,5,7,8,12,17,18,19,20,25,26,28,32,66
- TD-LTE:34,38,39,40,41,42,43,48
- W-CDMA:1,2,4,5,6,8,19
- GSM:850,900,1800,1900
ただBandが対応していても実際にSIMカードを装着してみると、なぜか使えないことがあります。
そこで実際にワイモバイルのSIMカードをZenfone 11 Ultraに装着して以下の項目で使えるか検証したので本記事でご紹介いたします。
- データ通信
- 音声通話
- SMS
- テザリング
ワイモバイルユーザーでZenfone 11 Ultraを買おうか迷っている方、逆にZenfone 11 Ultraを使っていてワイモバイルへの乗り換えを検討している方は参考にしてください。
タップして読みたい場所へ
Zenfone 11 UltraにワイモバイルのSIMカードを装着・APN設定
Zenfone 11 UltraのカードスロットはSIMカードを表裏に1枚ずつ装着できるタイプ。
残念ながらmicroSDカードには非対応で、eSIMにも対応しておりません。
2回線同時待受は2枚の物理SIMで構成することになります。
SIMカードを装着しただけですぐに開通するのでAPNは自動設定でした。
アンテナピクトには、すぐに「Y!mobile」と表示されます。VoLTEマークもOK。
僕の使っているエリアでは時々5G(NSA/4G流用タイプ)を拾うことがあります。
SIMカードを装着しただけではデータ通信が使えない場合もありますが、一度再起動すれば繋がってくれると思います。
なお、SIMカードを入れてもソフトバンク系のアプリが自動生成されることはありません。
料金やギガの量を確認するMy SoftbankアプリやY!mobileメールは自分でインストールする必要があります。
My SoftBank
SoftBank Corp.無料posted withアプリーチ
Y!mobile メール
Yahoo! JAPAN (LY Corporation)無料posted withアプリーチ
My SoftBankアプリはWi-Fi OFFの状態で開けば自動的にサインインしてくれるので簡単ですね。Zenfone 11 Ultraでも問題なく使えます。
エリアや時間帯によって異なるので参考程度にしかなりませんが、通信速度も問題ないようです。混雑しない時間帯であれば爆速ですからね。
ワイモバイルは下り速度に比べて上りが遅め。
Zenfone 11 Ultraは特別な設定をする必要なくワイモバイルのデータ通信が利用できます。
Zenfone 11 Ultraでワイモバイルの音声通話・SMSが使えるか検証
ワイモバイル回線を無事掴んでくれたので音声通話・SMSが使えるのかチェックしていきましょう。大丈夫そうですけどね。念のため。
音声通話
Zenfone 11 Ultraの標準電話アプリで音声通話を試してみたところ、発信・着信どちらも問題なく使えました。
番号通知もしっかり機能していますね。
SMS
SMSも問題なし。遅れることもなく送信・受信ができました。
今回は検証していませんが、メッセージアプリの代わりにY!mobileメールを使っても問題ないと思います。
Zenfone 11 Ultraでワイモバイルのテザリングを検証
最後にZenfone 11 Ultraでワイモバイル回線のテザリングが使えるかチェックです。
設定内「アクセスポイントとテザリング」から「Wi-Fiテザリング」を有効に。
アクセスポイント名(SSID)とパスワードもここで確認できます。
あとは接続したいデバイスのWi-Fi設定で「Zenfone 11 Ultra_★★★★」を探し、パスワードを入力すればOK。
実際に13インチタブレット「TECLAST T65 Max」で接続してみましたが問題なく使用できました。
このくらいの速度が出ていれば、よっぽど大容量データのやり取りでもしない限りは困ることはないでしょう。
Zenfone 11 Ultraのスペック・仕様
Zenfone 11 Ultraのスペックは以下の通りです。参考に旧モデルZenfone 10の情報も併せて掲載しています。
製品名 | Zenfone 10 | Zenfone 11 Ultra |
価格 | 99,800円 112,800円 134,800円 | 139,800円 159,800円 |
サイズ | 146.5mm 68.1mm 9.4mm | 163.8mm 76.8mm 8.9mm |
重さ | 172g | 225g |
ディスプレイ | 5.9インチ AMOLED 2,400×1,080 445ppi Delta-E < 1 112% DCI-P3 HDR10+ 1,100nits | 6.78インチ AMOLED 2,400×1,080 Delta-E < 1 107% DCI-P3 HDR10+ HBM 1,600nits ピーク 2,500nits |
リフレッシュレート | 最大144Hz | 最大144Hz |
OS | Android 13 ZenUI | Android 14 ZenUI |
SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
RAM | 8GB 16GB LPDDR5 | 12GB 16GB LPDDR5 |
ROM | 128GB 256GB 512GB UFS 4.0 | 256GB 512GB UFS 4.0 |
外部ストレージ | 非対応 | 非対応 |
リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 IMX766 f/1.9 センサーサイズ 1/1.56 | 5,000万画素 IMX890 f/1.9 センサーサイズ 1/1.56 |
リアカメラ(超広角) | 1,300万画素 f/2.2 センサーサイズ 1/3.06 FOV 120° | 1,300万画素 f/2.2 FOV 120° |
リアカメラ(望遠) | なし | 3,200万画素 f/2.4 光学3倍 EIS/OIS |
インカメラ | 3,200万画素 f/2.4 | 3,200万画素 f/2.05 |
ビデオ(リアカメラ) | 8K@24fps 4K,1080P,720P@60fps 4K,1080P,720P@30fps | 8K@24fps 4K,1080P,720P@60fps 4K,1080P,720P@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 1080P@30fps | 1080P@30fps |
バッテリー | 4,300mAh | 5,500mAh |
ポート | USB Type-C 30W急速充電 | USB Type-C 65W急速充電 |
ワイヤレス充電 | 15W | 15W |
生体認証 | 側面指紋認証 顔認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM×2 | nano SIM×2 |
eSIM | 非対応 | 非対応 |
2回線同時待ち受け | 可 | 可 |
対応Band | 5G(Sub6): n1,n2n3,n5,n7,n8,n12,n20,n28,n38,n77,n78 FDD-LTE:1,2,3,4,5,7,8,12,17,18,19,20,26,28 TD-LTE:34,38,39,40,41,42 W-CDMA:1,2,4,5,6,8,19 GSM:850,900,1800,1900 CA:7CA(DL)/2CA(UL)対応 | 5G(Sub6): n1,n2n3,n5,n7,n8,n12,n18,n20,n25,n26,n28,n38,n40,n41,n48,n66,n77,n78,n79 FDD-LTE:1,2,3,4,5,7,8,12,17,18,19,20,25,26,28,32,66 TD-LTE:34,38,39,40,41,42,43,48 W-CDMA:1,2,4,5,6,8,19 GSM:850,900,1800,1900 CA:7CA(DL)/2CA(UL)対応 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Ver5.3 | Ver5.4 |
位置情報 | GPS GLONASS BeiDou Galileo QZSS NavIC | GPS GLONASS BeiDou Galileo QZSS NavIC |
イヤホンジャック | あり | あり |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
FMラジオ | なし | なし |
防塵防水 | IP68 | IP65/68 |
NFC | あり | あり |
FeliCa | 対応 | 対応 |
公式サイト>>スペック
ワイモバイルの料金プラン・特徴
ワイモバイルの料金プラン・特徴をおさらいしておきましょう。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルをスマホで利用する時の料金プランは「シンプル2」です。
プラン名 | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
データ通信量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額基本使用料 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
各種割引を適用すれば更に安くなり、格安SIMにも負けないくらいお得な料金プランになっています。
また、現在「データ増量無料キャンペーン」を開催しているので、6ヶ月間はデータ通信量が無料で増量。これが地味に嬉しいメリットです。
ギガはたくさん使えるに越したことありませんからね。
2つの通話定額オプション
ワイモバイルの通話料は22円/30秒ですが、2つの通話定額オプションが用意されています。
オプション名 | 月額料金 | 内容 |
だれとでも定額 | 880円 | 10分以内の国内通話が無料 |
スーパーだれとでも定額 | 1,980円 | 国内通話かけ放題 |
個人的には通話は殆どLINEなので音声通話を使う機会は少ないですが、そうはいかない人も多いでしょう。
1ヶ月に20分以上話すなら「だれとでも定額」、45分以上話すなら「スーパーだれとでも定額」を利用したほうが安上がりと言われています。
安定した通信速度
ワイモバイルはソフトバンク回線を直接利用しています。
格安SIMでもソフトバンク回線を利用しているところがありますが、通信速度が安定しているのは圧倒的にワイモバイル。
低速になりがちな「お昼休み」や「夜のくつろぎタイム」でも遅くなることはありません。
また今後エリアの拡大が予想される5G回線も標準搭載。追加料金を支払うことなく利用できます。
データくりこし可能
以前ワイモバイルはデータ繰り越しに対応していなかったのでデメリットの1つになっていましたが、現在は対応しており、余ったギガを翌月まで繰り越し可能です。
月によって使うギガがバラバラな人ほど恩恵を受けやすいですね。
なお、シンプル2 M/Lプランなら、データを使い切った後の通信速度が1Mbps。
動画視聴やゲームにはちょっと遅いですが、ネットサーフィンやSNSをやるくらいであればストレスなく使えます。これも大きなメリットです。
PayPayが貯まりやすい
PayPayを普段使っていない人には魅力を感じにくいポイントかもしれませんが、ワイモバイルはPayPayとの親和性が非常に高いです。
ワイモバイルに加入すると、通常月額508円のLYPプレミアム会員特典が無料で使えます。
これでYahoo!ショッピングで+2%のPayPayポイントが還元(支払い方法に条件あり)。
さらに月額550円に「Enjoyパック」に加入すると、Yahoo!ショッピングでの買い物がいつでも最大12%還元になっちゃいます。
還元率を上げるためにわざわざ毎月550円払わないといけないの?と思うかもしれませんが、Enjoyパックの特典はそれだけに留まりませんよ。
毎月0.5GBのギガと、Yahoo!ショッピングで使える500円OFFクーポンが貰えます。これだけで月額料金以上の価値があるのでお得すぎです笑
どうしてもPayPayを中心にしたサービスに偏ってしまうのですが、ワイモバイルに加入したら全力でPayPayの還元を受けるべきだと思います。
公式サイト>>ワイモバイル
オンラインストアなら
\ 24時間いつでもお得 /
まとめ:ワイモバイルでもZenfone 11 Ultraが使えます
Zenfone 11 Ultraでワイモバイルが使えるのか検証してみました。
ワイモバイル回線提供エリアであれば以下の内容での利用が可能です。
- データ通信
- 音声通話(発信・着信)
- SMS(送信・受信)
- テザリング
エリアによっては繋がらない・繋がりにくい状況になることもありますので、不安な場合にはワイモバイル公式サイトの情報をご確認ください。
公式サイト>>SIM動作確認済機種一覧