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お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
OPPO Reno14 5Gをお借りしました。
2025年7月に発売されたOPPO製のミドルハイモデルです。
2023年に発売されたOPPO Reno10 Pro 5Gから2年ぶりのミドルハイクラス。
- AnTuTuベンチマーク130万点超え
- 80W急速充電
- 光学3.5倍 望遠カメラ
- IP68&IP69
おサイフケータイ非対応なのは寂しいものの、Reno Aシリーズでは物足りなさを感じる人にピッタリの1台です。
税込み79,800円とちょっぴりお高めの価格設定ですが、果たして実力はどれほどのものなのか?
本記事でOPPO Reno14 5Gを実際に使ってみた様子を詳しくレビューしていきます。
メリット | デメリット |
・独創的なデザイン ・快適な動作性能 ・重いゲームも遊べる ・綺麗なディスプレイ ・優秀なメインカメラ ・80W急速充電 ・IP68/69防塵防水 |
・ちょいお高め ・おサイフケータイなし ・ワイヤレス充電なし ・イヤホンジャックなし ・SDカード非対応 ・付属品なし |
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OPPO Reno14 5Gのデザイン・サイズ・付属品をレビュー
まずはOPPO Reno14 5Gの外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
OPPO Reno14 5Gのカラーバリエーションは以下の2色。
- オパールホワイト
- ルミナスグリーン
このうち、今回お借りしたのはルミナスグリーンです。
公式サイトなんかで推されてるのはオパールホワイトで、綺麗だし使ってみたかったんですが、ルミナスグリーンも負けてませんよ。
背面はマットな色合いでサラサラの質感。皮脂汚れは少々目立ちますが、指紋がベタベタ付かないはGOODです。
なかなか高級感があって良い感じですよ。
そして何と言っても最大の特徴はカメラユニットのデザイン。
まるでネオンライトが付いているかのようにボワーっと不思議に輝きます。
実際は発光しているわけではなく光の屈折だと思うんですが、面白いですよねぇ。こんなデザイン見たことありません。
ちなみに下位モデルOPPO Reno13 Aのルミナスネイビーも同じデザインなんですよ。

カメラユニットの厚みは実測で2.5mmほど。めちゃくちゃ出っ張ってるわけではないものの、デスクに置くと普通にガタつきます。
背面パネルは湾曲のないシンプルなフラットタイプ(箱型)。多少角ばってはいますが、持ちにくいことはありません。
ミドルフレームは金属製で光沢のないマットな色合いです。
ディスプレイを上にして右側面に音量ボタンと電源ボタン。
左側面には何もありません。
本体下部にはカードスロット・マイク・USB Type-Cポート・スピーカーを搭載。
カードスロットとマイクが横並びなので、誤ってマイクにSIMピンを刺さないように注意しましょう。
カードスロットは表裏にSIMカードを1枚ずつ装着できるタイプ。残念ながらSDカードは装着できませんでした。
本体上部にはIRブラスターがありました。
サイズ
OPPO Reno14 5Gのサイズは158mm×75mm×7.4mm。
6.6インチの大画面サイズの割にはコンパクトに感じました。
重さも186gと軽量。
OPPO Reno14 5Gはサイズ感が抜群。最上位モデルOPPO Find X8を使った時と同じような感覚で、かなり扱いやすいスマホだと思います。

付属品
今回は本体のみお借りしているので付属品のレビューはできず。
公式サイトに掲載している付属品は以下のとおりです。
- 保護フィルム
- SIM取出し用ピン
- クイックガイド
- 安全ガイド
残念ながら保護ケース・充電器・充電ケーブルは付いてないようです。
既に他社製のケースや保護フィルムが発売されているようなで購入しても良いでしょう。
Amazon検索>>OPPO Reno14 5G ケース
Amazon検索>>OPPO Reno14 5G フィルム
OPPO Reno14 5Gのディスプレイをレビュー
続いてOPPO Reno14 5Gのディスプレイを見ていきましょう。
毎日何度も目にするディスプレイは、スマホの命と言っても過言ではないくらい重要なポイントです。
6.6インチ有機ELディスプレイ
OPPO Reno14 5Gは6.6インチの有機EL(AMOLED)ディスプレイ。
本体サイズから想像つかない大画面っぷり。その秘密はこの極細ベゼル(縁)でしょう。
画面占有率は脅威の93.4%。広い表示領域を確保しています。
インカメラはパンチホールタイプで上部中央に配置されております。
横持ち全画面で動画を見ても「欠け」は気になりませんでしたよ。
コンパクトに感じてもサイズ的には大画面。操作は基本的に両手になるでしょう。
片手だと指が端まで届きませんからね。
サイズの割に軽いので文字入力くらいなら片手でもいけました。とは言え、落として壊しても切ないので無理せず両手で使いましょう。
湾曲のないフラットディスプレイも保護フィルムが貼りやすくて個人的に嬉しいポイント
上位モデルと同じようにカバーガラスにはCorning Gorilla Glass 7iが採用されているので耐久性にも優れております。
画面解像度 2,760×1,256
OPPO Reno14 5Gの画面解像度はFHDを大きく超える2,760×1,256。何を表示させてもめちゃくちゃ綺麗です。
有機ELディスプレイ特有の黒色表現でシャキッとメリハリの効いた贅沢な表示。
- 460PPI
- 100% DCI-P3
- 10億7,000万色
- HDR 10+サポート
スペック的には上位モデルとほぼ同等なので満足度の高い品質だと思います。
なお画面解像度は設定から切り替えが可能。
極端に違いを感じることはないのでバッテリーの消耗が激しいと感じたら「発生率が高い」にしてあげても良いでしょう。
僕は購入したままの状態で特に不満はありませんでしたが、色合い・色温度を好みに合わせて調節することも可能。目に負担をかけないアイケア設定もできるので活用しましょう。
動画向けの設定項目もありました。より高画質で楽しみたい人はチェックです。
十分な明るさで屋外でも見やすい
OPPO Reno14 5Gのディスプレイの明るさは、通常輝度600nits/日光下1,200nitsと十分な明るさ。
屋内ではもちろん、屋外の直射日光下でも見づらくなることはありませんでした。
多少暗くはなるものの視野角の広さも十分なのでゴロ寝スマホとしても使えそうです。
リフレッシュレート120Hz対応
OPPO Reno14 5Gの画面リフレッシュレートは120Hzをサポート。
1秒間に最大120回書き換えてくれるので表示がヌルヌルと滑らかになります。
最上位モデルのようなLTPOディスプレイではないものの、ディスプレイの動きやアプリに合わせて60Hz/90Hz/120Hzの切り替えは可能。
アプリごとにリフレッシュレートを設定することもできました。
高い動作性能に加えてディスプレイが高駆動なので、とっても気持ちよく動いてくれます。
この快適さは低価格帯のスマホでは体験できない大きなメリットです。
ディスプレイ常時表示に対応
OPPO Reno14 5Gは有機ELディスプレイの省電力性を活かしたAOD(Always On Display/常時表示ディスプレイ)に対応しており、ロック画面で時計等を表示し続けることが可能です。
スマホによっては、搭載されていても10秒間だけ表示のように機能が制限されていることが多いですが、終日でも表示可能。表示内容をカスタマイズすることもできます。
Widevine L1で動画視聴が快適に!
OPPO Reno14 5Gのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
低価格帯のスマホだとL3になっているものも多いですが、ストリーミングサービスで高画質視聴が可能です。
Widevine L1は、Googleが開発したデジタル著作権管理(DRM)技術の最高レベルのセキュリティ規格です。ストリーミングサービスやコンテンツプロバイダーが提供する高品質な動画コンテンツを不正コピーや無断視聴から保護するために使用されます。Widevine L1では、デバイスのハードウェアレベルで暗号化と復号化のプロセスが行われるため、非常に高度なセキュリティを実現し、4K解像度やHDRなどの高品質コンテンツの配信が可能となります。Widevine L1に対応したデバイスは、専用のセキュアチップを搭載しており、暗号鍵や復号されたコンテンツがデバイスの安全な領域内でのみ処理されるため、ソフトウェアベースの攻撃に対して極めて高い耐性を持っています。ただし、すべてのデバイスがWidevine L1に対応しているわけではなく、L2やL3といった下位レベルの規格も存在し、デバイスの性能や用途に応じて使い分けられています。
Netflixの最大再生解像度はFull HD。Dolby Visionには非対応なものの、HDR 10には対応していました。
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでもHD 1080pで視聴可能。YouTubeでは「2160p60 HDR」まで設定できることを確認しました。
いつでもどこでも高画質で動画視聴できるのはOPPO Reno14 5Gのメリットの1つです。
USB Type-Cからの映像出力はできない
残念ながらOPPO Reno14 5Gは、USB Type-Cポートからの映像出力(DP ALT MODE /DisplayPort Alternative Mode)に対応していませんでした。
そんなに利用する人は多くないかもしれませんが、ご注意くださいませ。
OPPO Reno14 5Gの基本性能・動作性能をレビュー
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を司るのがSoC(CPU/GPU)。
OPPO Reno14 5Gには「Dimensity 8350」が搭載されております。
MediaTek Dimensity 8350は、2024年11月に発表されたミドルレンジ帯向けのSoC。4nmプロセスを採用し、パフォーマンスと電力効率のバランスが特徴的です。CPUは8コア構成で、最新世代のArmv9アーキテクチャを採用しています。具体的には、1つの高性能コアにArm Cortex-A715(最大3.35GHz)を備え、3つのCortex-A715(最大3.2GHz)、そして4つの省電力コアCortex-A510(最大2.2GHz)という構成にです。
グラフィックス性能にはArm Mali-G615 MC6を搭載しており、ゲーミングや映像処理においても良好なパフォーマンスを発揮します。
「StarSpeed Engine」を新たに採用し、従来世代のHyperEngineからの進化として、より安定したフレームレートや消費電力の低減を実現しています。
公式サイト>>Dimensity 8350
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは1,383,811点、GPUスコアは548,374点でした。
2025年7月時点の最高スコアは280万点を超えているわけですが、135万点もあれば、普段使いはもちろん重いゲームでもそこそこ遊べるスコアと言えます。
旧モデルのスコアは58万点ほどだったので、大幅にスコアアップ。2年前のハイエンドモデルに迫るスコアになっております。
AnTuTuスコアで70万点もあれば普段使いで困ることはないので、言うまでもなく何をやっても超快適ですよ。
以下のページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますのでチェックしてください。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ。
Pixel 9 Proと動作性能を比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないかもしれないので、人気モデルのGoogle Pixel 9 Proと動作性能をプチ比較してみました。

多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックです。
最新のPixelシリーズ最上位モデルに匹敵するブラウジング速度。これだけ動けばストレスを感じるシチュエーションはないでしょう。
もちろんOPPO独自の「トリニティエンジン」が搭載されているので、効率よく安定した動作が長期間続きますよ。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度もテストしてみました。
読み込み/書き込みどちらも十分な速度。RAM容量は12GBあるので、複数のアプリを同時に起動しても余裕があると思います。
またストレージ容量も256GBと十分な容量。システムに18GB使うため、実質保存できるのは240GBほどになります。
パツパツになることはないと思いますが、重いゲームを複数同時にプレイしている人や、写真・動画撮影が好きな人は気をつけましょう。
残念ながらmicroSDカードは搭載できませんが、Google DriveやGoogle Photo等のオンラインストレージを活用することで容量不足を解消できます。
またUSB-C用のカードリーダーもあるので、Micro SDカード等を利用したい場合には別途購入しても良いでしょう。
特別な設定をすることなく、装着するだけですぐに認識してくれましたよ。
Amazon>>USB-Cカードリーダー
メモリ拡張機能/高パフォーマンスモード
OPPO Reno14 5Gには使わないストレージの最大12GB分を仮想メモリにする「メモリ拡張」機能が搭載されています。
もちろん標準RAMと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリなんかと同じように極端に動作が速くなることはないと思います。
それでも、僅かでも快適に使えるのであれば有効にしない手はありません。
元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるから安心ですからね。
またバッテリー設定の中で「高パフォーマンスモード」の選択も可能。
ただ実際に機能を有効にしてAnTuTuベンチマークを回してみたのですが、全く変化はありません・・・。
まぁ、そもそもOPPO Reno14 5Gは動きが良いので使わなくてもいいでしょう笑
OPPO Reno14 5Gのゲーム性能をレビュー
もはやスマホとゲームは切っても切れない関係なので、ゲーム性能の良し悪しも重要なポイント。
普段使いは十分快適なOPPO Reno14 5Gはゲームを快適にプレイできるのかチェックしていきましょう。
原神(60FPS/最高)の平均FPSは36.2
ゲーム性能のベンチマークのような存在になってる「原神」をプレイした時の平均FPS(フレームレート)で検証していきます。
ちなみにOPPO Reno14 5Gのデフォルトグラフィック設定は「中/30FPS」でした。
グラフィック設定「最高/FPS60」で15分ほどプレイした時の結果がこちら。
スメールの砂漠地域を動き回り、エンカウントした敵とはしっかり戦っています。
プレイ時間に応じてFPSの上限が下がっていきます。最終的に30FPSで落ち着き、平均36.2になりました。
実際にプレイしていても特にカクつきやモタつきを感じるわけではないので、フレームレートさえ我慢できれば快適に遊べると思います。
ガチ勢・トップランカーには向いていませんが、エンジョイ勢なら十分でしょう。
例えば普段は別の端末でプレイしている人が、スキマ時間に樹脂消費とデイリークエストを消化する使い方もいいですね。
崩壊:スターレイルの平均FPSは28.6
続いて崩壊:スターレイルの実機検証。原神はCPU性能が求められるのに対し、崩壊:スターレイルはGPU性能が重要とのこと。
ピノコニー・黄金の刻を「最高/FPS60」で15分ほどプレイ(黄泉の四相断我で移動)してみました。
平均FPSは28.6と想像以上に頑張ってくれましたが、FPSは不安定でガクガク。上限30FPSでも厳しい状態でした。
OPPO Reno14 5Gは重量級ゲームでも遊べないことはありませんが、快適に遊ぶにはグラフィック設定を下げる必要があると思います。
なおゲームメニューから「プロゲーマーモード」や「チャンピオンシップモード」も選択可能。
今回の検証では試していませんが、もっとゲームの動作を高くしたい!と感じた時に使っても良いかもしれませんね。
発熱による性能の低下は感じにくい
重いゲームを遊ぶ時に気になるのがスマホの発熱。高い負荷がかかるのでどうしてもスマホが熱くなってしまいます。
OPPO Reno14 5Gの場合はどれくらい発熱するのか、実際に原神を「60FPS/最高」設定でプレイしている時の表面温度を計測してみたところ、41℃くらいでした。
フレームなんかはそれなりに温かくなりますが、持てないほどではありません。
OPPO Reno14 5Gには、グラファイトシートと大型ベイパーチャンバー機構の冷却システムを備えているとのことですが、しっかり機能していそうです。
試しに4回連続でAnTuTuベンチマークを回してみた結果が以下の通り。
4回目の計測で大きくスコアが下がってしまったものの、それまでは安定。
OPPO Reno14 5Gは、発熱による性能の低下は抑えられていますが、長時間連続で高い負荷をかけ続けるのは控えたほうが良さそうです。
OPPO Reno14 5Gのバッテリー持ち・充電速度をレビュー
スマホを使う上でバッテリー持ちも重要なポイント。
特に性能が高いスマホはバッテリー消耗が激しい印象があります。
OPPO Reno14 5Gのバッテリー持ち・充電速度をチェックしていきましょう。
PCMarkバッテリーテストのスコア
OPPO Reno14 5Gのバッテリー容量は6,000mAhと超大容量。
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
そこで、バッテリーは長持ちなのかPCMarkというベンチマークアプリでテストしました。
PC Markは実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので、通常利用時におけるバッテリー持ちとして信頼できる結果だと思っています。
ディスプレイの明るさは50%固定、リフレッシュレートを「自動選択」に設定して計測した結果が以下のとおり。
ジャスト15時間とまずまずな結果に。バッテリー容量のわりにはちょっと短め。
ディスプレイ品質、基本性能どちらも優秀なので、どうしても消耗が激しくなってしまうのかもしれませんね。
途中充電をせずに終日使えるとは思いますが、ゲームを頻繁にする人はモバイルバッテリーを持ち歩くと安心です。

以下のページでは、これまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので、参考に御覧ください。
バッテリー消費時間を実機で計測
PCMarkのスコアじゃピンとこない人もいると思うので、実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。
まずAmazon Musicでストリーミング音楽を1時間聴いた結果、バッテリー消耗は2%。
1時間YouTubeで動画(1080P/60fps)を視聴した結果、バッテリー消耗は7%でした。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は10%。
24時間一切触らずに放置でバッテリー消耗は3%。
それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。
使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
音楽再生 1時間 | 2% | 約50時間 |
動画再生 1時間 | 7% | 約14時間 |
原神 1時間 | 10% | 約10時間 |
24時間放置 | 3% | 約33日間 |
旧モデルOPPO Reno10 Pro 5Gと比較すると、以下の通りに。
使用時間 | Reno10 Pro 5G | Reno14 5G |
音楽再生 1時間 | 4% | 2% |
動画再生 1時間 | 6% | 7% |
原神 1時間 | 12% | 10% |
24時間放置 | 10% | 3% |
ベンチマークスコアの結果はいまいちでしたが、実際に使ってみるとバッテリー持ちは全く悪くありませんでした。
特に旧モデルに比べてアイドリング時のバッテリー消耗が抑えられているのが優秀です。
なお、バッテリー劣化を防止する設定項目も用意されているので、少しでもバッテリー寿命が長くなるように調整してあげましょう。
80W急速充電に対応
バッテリー持ちはまずまずなOPPO Reno14 5Gは充電速度が爆速。
なんと80W急速充電(80W SUPERVOOC)に対応しております。
実際に残量20%からフル充電までの時間を計測してみると43分でした。
スペック上はフル充電にかかる時間は48分なので公称どおりの性能だと思います。
これだけ早く充電できれば、寝落ちしちゃってバッテリーが殆どない状態でも、出かける準備をしている間に殆ど充電が完了しているので安心です。
なお残念ながら、OPPO Reno14 5Gには充電器が付属しておりません。
80W急速充電を使いたい場合は、専用充電器を別途購入する必要があるのでご注意ください。
公式サイト>>SUPERVOOC 80W 急速充電アダプター
OPPO Reno14 5Gのカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
ハイエンドモデルにもなると信じられないくらい雰囲気ある写真が誰でも簡単にワンタップで撮影できちゃいます。

果たしてOPPO Reno14 5Gのカメラ性能はどれほどなのか。
実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてください。
カメラアプリ
OPPOのカメラアプリはシンプル。写真も動画もサッと取り出してすぐに撮影できます。
よく使う以下の倍率はワンタップで切り替え可能。
- 0.6:超広角カメラ
- 1:メインカメラ
- 2:メインカメラの2倍ズーム
- 3.5:望遠カメラ
- 7:望遠カメラの2倍ズーム
被写体やシチュエーションで変わるかもしれませんが、ザックリこんな感じだと思います。
ちなみに望遠カメラとデジタルズームを組み合わせることで最大120倍までズーム可能です。
さらにEV(露出)調整もワンタッチで。これかなり便利です。
もちろん自分好みに調整しながら撮影できるプロモードもありますよ。
もちろんフィルターやフレームも豊富に搭載。オリジナル作品が作りやすいですね。
何気ない写真もフレームを付けるだけで、それらしく見えます笑
なおスクショ音は設定から消すことができますが、シャッター音は消せませんでした。
メインカメラの作例
まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックしていきましょう。
比較用にカメラ性能が高いGoogle Pixel 9 Proで撮影した写真も併せて掲載しています。

スマホカメラらしい明るく鮮やかな雰囲気になるのかと思いきや、ナチュラルな色合いに。
Pixel 9 Proの方が僅かにコントラストが高くなる傾向がありますが、解像感も高く、殆ど変わらない仕上がりでした。
想像以上に綺麗に撮影できてびっくり!シャッターボタンをタップするだけでこれだけ撮れれば何の不満もないでしょう。
逆光のシーンでHDR性能をチェック。
黒つぶれが多いようにも見えますが、個人的にはOPPO Reno14 5Gの方が好み。
図らずもエモい写真が撮れたような気がします。良いですね!
メインカメラ(夜景モード)
OPPO Reno14 5Gには低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードも搭載されています。
手動で夜景モードに切り替えしなくても、周囲の明るさに応じて自動的に夜景モードに切り替え。
手動でもオートでも仕上がりに大きな違いはないようです。
もちろんOIS(光学式手ぶれ補正)も搭載されているので、ブレずに撮影できています。
実際の作例を見ていきましょう。
めちゃくちゃ良い感じ!Pixel 9 Proだと明るくなりすぎてるような感じがするので、個人的にはOPPO Reno14 5Gの方が好みです。
なお、OPPO Reno14 5Gは夜景モードに加えて、フラッシュ撮影も特徴的な機能として推されていました。
一般的にフラッシュ撮影だとやたらと明るくなりすぎて上手に撮影できないことが多いんですが、OPPO Reno14 5GはAIで調整されるので自然に明るく撮影できるようです。
確かにフラッシュ撮影したとは思えないような柔らかい雰囲気に。
夜景モードだと暗すぎる場合や、人物撮影に活躍できそうです。
望遠カメラの作例
OPPOReno14 5Gには光学3.5倍の望遠カメラが搭載されております。
ミドルレンジスマホに搭載されるのは珍しいので貴重です。
続いて被写体までの距離が短いシチュエーションで。
やっぱり望遠カメラが搭載されていると全然違う・・・。
10倍ズームくらいまでなら解像感を保って撮影できています。素晴らしい。
さすがに20倍を超えるとイラストのような質感になっちゃいましたね。
ちなみにPixel 9 Proで30倍でもこんな雰囲気になっちゃうのでご安心ください。
OPPO Reno14 5Gが特に酷いというわけではありませんよ。
- Pixel 9 Pro(30倍ズーム)
- 30倍ズーム
また、OPPO Reno14 5Gは最大120倍までズームが可能です。
赤い矢印の先に向かってズームするとこんな感じ。
かろうじて東京タワーってことは分かる?かな?天気が良ければもう少し綺麗に撮影できたかもしれませんね。
実用的ではないかもしれませんが、かなり凄いのでお遊びで使ってみてください。
ちなみにスマホでよく使うのは、高倍率よりも2~3倍ズーム。画角の調整に重宝します。
OPPO Reno14 5Gは劣化が少ないのでめちゃくちゃ使いやすいですよ。
テレマクロ撮影への対応は明記されていませんが、ここまで寄れるなら十分でしょう。
超広角カメラの作例
続いては風景や食卓全体を撮影する場合に重宝する超広角カメラ。
OPPO Reno14 5Gは、800万画素の超広角カメラも搭載しております。
パッと見はどちらも綺麗ですが、有効画素数の違いが出たようで、Pixel 9 Proのほうが細部のディティールまで表現できているようです。
決して悪くはないものの、比べてしまうとOPPO Reno14 5Gはモワッとした雰囲気に見えてしまいますね。
続いて夜景モード。
Pixel 9 Proに比べると明るさ不足の印象。ただ日中と同じようにそれほど酷くはありませんよね。
スマホで写真を見るくらいであれば十分使えると思います。
むしろPixel 9 Proで撮影した写真は街灯からビヨーンと光が伸びているのが気になっちゃいました。
マクロ撮影の作例
スペックではマクロ撮影についての記載はありませんが、被写体に近づくとオートでマクロ撮影モードに切り替わりました。
画像データを確認すると、おそらく超広角カメラでの撮影になるようです。
一般的にマクロモードで撮影した写真は解像感がなくなっちゃうことが多いんですが、OPPO Reno14 5Gはそんなこともなく普通に綺麗でした。
ポートレートモードの作例
OPPO Reno14 5Gにはポートレートモードもあります。深度計測用カメラは非搭載なのでソフトウェア処理になりますが、被写体との切り分けも上手です。
髪の毛1本1本認識されてて結構凄いですよ。優秀!
OPPOのスマホはポートレートモードが綺麗な印象があるので、購入したらぜひ使ってみてください。
人物以外の被写体にもボケモード的に使うこともできました。
被写体を指定したりピントを合わせたりしてませんが、オートでも綺麗に撮影してくれますよ。
インカメラの作例
OPPO Reno14 5Gのインカメラはリアカメラと同じ5,000万画素。
解像感高くめちゃくちゃ綺麗に撮影できました。
久しぶりにインカメラで撮影してテンションが上がりました。めっちゃいい!
もちろんポートレートモードも使えます。
なおインカメラもリアカメラと同じようにピクセルビニングが採用されていました。
有効画素数は5,000万画素ですが、撮影時には1,250万画素に。4つのピクセルを1つにまとめて感度を上げているようです。
動画撮影の作例
OPPO Reno14 5Gで動画撮影もしてみました。
参考にPixel 9 Proで撮影した動画も続けて収録しています。
動画撮影でも写真撮影と同じような傾向で、手ぶれ補正がしっかり効くので動きながらの撮影でも活躍できそうです。
OPPO AI画像編集
OPPO Reno14 5GにはAIによる画像編集機能が搭載されております。
- AI再構成
- AIパーフェクトショット
- AI消しゴム 2.0
- AIクリッピング 2.0
- AI反射除去
- AI Studio
- AIぼけ除去
- AI鮮明度強化
AIカメラと言えばPixelシリーズが強そうですが、OPPO AIも負けておりません。
旧モデルにも搭載されていたAI消しゴムはさらに精度がアップ。
写真はOPPO Reno13 Aで撮影したもの。ちょっと階段は変な感じですけど、このサイズ感でも上手に消えてるのが凄いですね。十分実用的。
被写体をワンタップでくり抜ける「AIクリッピング」も便利ですよ。
この他、実際に撮影した顔写真から写真やイラストを生成してくれるAIスタジオもありました。
使用するにはチケットが必要で、AIスタイル転送、AI集合写真結合は上位モデルのみに提供されているスタイルのようです。
この他、動きと音声も収録できるLivephotoも撮影できますよ。
OPPO Reno14 5Gを実機レビュー
ここからはOPPO Reno14 5Gの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところを実機レビューしていきます。
OSはColorOS 15
OPPO Reno14 5GにはAndroid 15をカスタムしたOPPO製「ColorOS」の最新バージョン15がプリインストールされていました。
公式サイト>>ColorOS 15
以前はColorOSの評判があまり良くなかったのですが、それは過去の話。実際に使ってみても特に不便を感じるポイントはありません。
むしろシンプルで可愛らしいデザイン・UIは個人的に好みです。
最新バージョンとは言え、使い勝手はこれまでのColorOSと殆ど変わりません。
起動中のアプリを一括終了するボタンの場所や、ネットワーク設定スイッチへのアクセスがしやすい等、素のAndroidにはない使い勝手が良くなる工夫がカスタムOSのメリットですね。
メーカーによってOSは様々で、人によって使いやすい・使いにくいがあるとは思いますが、最終的には「慣れ」です。
どんなOSだって長く使っていけば自分が使いやすいようになっていくので神経質になることはありません。
なお、OPPO Reno14 5Gは、6年間のセキュリティアップデートと5回のOSバージョンアップを保証しております。
豊富なジェスチャー操作・特殊機能
ColorOSはジェスチャー操作や便利な特殊機能が豊富なところも嬉しいポイントです。
カメラのクイック起動は音量ボタン2回押し。音楽再生中には使えません。
手の動きで操作する「エアジェスチャー」なんてのもありましたよ。
もちろん画面分割やサイドバー、フローティングウィンドウも搭載しております。
OPPO Reno14 5Gユーザーには必要ないかもしれませんが、文字・表示を大きくしたシンプルモードやキッズモードなんかもありましたよ。
デュアルアプリ/マルチユーザー対応
OPPO Reno14 5Gには1つのアプリを複製できるデュアルアプリ(アプリクローン)機能があります。
対応アプリで機能を有効にすれば、アプリの複製が可能に。
例えばLINEアプリが2つ作れるので、1台のスマホでアカウントを2つ使い分けることができちゃいます。
また、1台のスマホの中に、独立したスペース(まるでもう1台スマホがあるかのよう)を作れるシステムクローンやマルチユーザー機能にも対応していました。
この他、プライバシーに配慮した機能も搭載されていましたよ。
簡単にiPhoneとデータ共有できる
OPPOのスマホは他社メーカーよりもiPhoneとの親和性が高いです。
その1つがO+ Connect。iPhonenにインストールすると、OPPO製品とのデータ共有が簡単にできます。
OPPO Reno14 5GからiPhoneにデータを送るのも、iPhoneからOPPO Reno14 5Gにデータを送るのも簡単にできちゃいます。
この他、Dynamic Island(ダイナミックアイランド)っぽい「ライブアラート」はiPhoneっぽさを感じる機能ですね。
日本は特にiPhoneユーザーが多いので、iPhoneとの親和性の高さもOPPOスマホを使うメリットになると思います。
OPPO AI搭載
OPPO Reno14 5Gには、画像編集だけではなく、独自のAI機能も搭載されております。
AIによる翻訳や文書作成・ライティングも便利ですが、普段使いで重宝するのは、長文記事でもサクッと要約してくれるAIサマリー。
記事を読み上げてくれるAIスピークも便利ですね。もはや読むのではなく聞く。
もちろん、Google純正のAIアシスタント「Gemini」も入ってますし、「かこって検索」も使えますよ。
まだまだ自分の代わりにAIが何でもやってくれるとはいきませんが、少しづつChatGPTのような生成AIを使うのが当たり前になってきていますよね。
特に自然言語を理解する能力は驚くほど高いです。
性能が頭打ちになってきたスマホの差別化は「AI機能」の充実なのかもしれません。
2025年時点ではGoogleが一歩先を進んでるような状況ですが、すぐに他社も追いついて独自のAI機能を搭載していくと思います。
O Care保証サービス対象製品
OPPO Reno14 5GはOPPOの独自保証サービス「O Care」の対象製品です。
公式サイト>>O Care
メーカー修理保証(1年目)終了以降、保証期間内に故障等があった場合には「端末交換」か「宅配修理」のどちらかの利用が可能になります。
料金はプランによって異なり、以下のとおりです。
保証対象範囲は自然故障に限らず、画面破損や盗難にまで及びます。
- 画面破損
- 外観破損
- 故障
- 全損
- 自然故障
- 盗難
加入中に年1回まで履行可能で、自己負担金10,000円で端末交換してくれるのが超嬉しいポイント。宅配修理の場合には自己負担金はなく無料です。
料金は発生するものの、保証内容はかなり手厚め。
これまでにスマホやタブレットを壊してしまった経験がある人は、加入しても良いかもしれませんね。
公式サイト>>O Care
- 対象機種の購入から21日以内の加入が必要
- 携帯キャリア(MNO)モデルは対象外
デュアルスピーカーでステレオサウンド
OPPO Reno14 5Gには上部・下部それぞれにスピーカーが搭載されているので、横持ちならステレオサウンドを楽しめます。
- 上部スピーカー
- 下部スピーカー
ユーザーが求めてないという理由でステレオスピーカーを削りがちなOPPOですがしっかり搭載されておりました。
上部スピーカーはフロント面から音が出てくるのに対して下部スピーカーは側面なので、僅かに定位は下部寄り。そして、肝心の音質は中高音域が中心のクリアなサウンド。
スマホで音楽を聞いたり、動画を見るくらいであれば十分でしょう。個人的に低音がもう少し効いてて欲しかったです。
とは言えモノラルスピーカーとは雲泥の差。臨場感や音の広がりが優秀だと思います。
サウンドエフェクトとしてOPPO独自の「OReality Audio」に加えて、臨場感が高まる「立体音響」を設定可能。
さらに4つのサウンドプロファイルの他、「音楽」に設定するとイコライザーの調整もできますよ。
この他、通知や着信音が聞こえてくる位置を個別に設定する「Holo Audio」も搭載。
例えば通知は自分の後ろから、着信音は右前からのように自分でカスタマイズできます。
何を言っているのか分からないかもしれませんが、面白いのでぜひお試しください。
LDAC・LHDCに対応/aptX Adaptiveに非対応
残念ながらOPPO Reno14 5Gにはイヤホンジャックがないので、ワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:✕
- LDAC:○
- LHDC:◯
残念ながらaptX Adaptiveには非対応ですが、LHDCに対応しているのは貴重です。
LDACやLHDCに対応していることで無線でもハイレゾ相当の音質が楽しめます。
しかもSRCを回避しているようで、日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」にも対応しているのは嬉しいポイントでした。
もちろん、Amazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分かりませんので、音質に拘りがある人は音源をダウンロードした方が良いでしょう。
IP68/IP69防塵防水
OPPO Reno14 5Gの高い耐久性もメリットの1つ。
防塵防水性能は最高等級のIP68、さらに高温・高圧水にも強いIP69を取得しています。
IP69は、電子機器の防水・防塵性能を示す国際保護等級のうち、最高レベルの防水性能を表す規格です。完全な防塵性能に加え、高温・高圧の水流に対する耐性を持ち、80°Cの高温水を8〜10MPaの高圧で噴射しても内部に浸水しない性能です。スチームジェット洗浄や高圧洗浄機による清掃にも耐えられるため、衛生管理が厳しい現場や屋外での使用に適しています。
さらにアメリカ国防総省の調達基準であるMIL-STD-810H:method 516.8の耐衝撃テストもクリアしているそうです。
MIL-STD-810Hは、米国国防総省によって策定された環境耐性評価のための総合的な試験規格です。軍用装備品や産業用機器などがあらゆる過酷な環境(高温、低温、湿度、振動、塵埃、衝撃)にどれだけ耐えられるかを調べるための「試験方法の集合」として構成されています。
Method 516.8は、この規格全体の中のひとつの「個別試験手法」です。数ある試験項目のうち「衝撃(ショック)」にフォーカスしたもの。落下、ぶつかり、急激な運動変化などによって発生する短時間・高強度な力を想定し、それに対する製品の耐性を評価します。
OPPO Reno14 5Gはちょっとやそっとじゃ壊れない耐久性と言っていいでしょう。
なお、温水にも強いとは言え、お風呂やサウナで使うのはやめておきましょう。
薬剤の影響で壊れる可能性があります。
また水がかかってしまった時は、しっかり乾かしてから充電。濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。
生体認証は指紋認証&顔認証
OPPO Reno14 5Gの指紋認証センサーは画面内に搭載。
センサーが下の方に搭載されているので、片手操作の場合に持ち替える必要があるかもしれませんが、反応は良好で軽く触るだけでロック解除できました。
もう1つの生体認証は、インカメラによる簡易的な顔認証。
一瞬ロック画面が表示されているものの、こちらも反応は良好です。
iPhoneのようにロック画面に留まることもできますし、設定でロック画面を飛ばすことも可能ですよ。
4キャリアに対応したBand構成
OPPO Reno14 5Gは国内4キャリアのBandにフル対応しています。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26 ◯ |
楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 28 (プラチナバンド)○ Band 18(パートナー回線)○ |
どの回線でも使うことができるスマホならMNPもしやすいですね。
こちらの記事で、楽天モバイルで使えるのか、実際にSIMカードを装着して検証していますので本記事と併せて御覧ください。

また、少しずつ広がってきた5G通信(Sub-6)にも対応していますが、ドコモの「n79」には非対応なのでご注意ください。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線 | n 77 ○ n 78 ○ n 79 ✕ |
ソフトバンク回線 | n 77 ○ |
au回線 | n 77 ○ n 78 ○ |
楽天回線 | n 77 ○ |
5G回線に対応しているメリットは、長期利用を視野に入れている人に向いてるところ。
今後さらに5G回線の技術が拡大した場合でもOPPO Reno14 5Gなら対応できちゃいます。
eSIMに対応している
OPPO Reno14 5GはeSIMも使えます。
eSIMに対応した通信キャリアも少しずつ増えてきました。
今はeSIMなんて使うことないって思っていても、そのうち必要になるかもしれないので対応している方が良いでしょう。
eSIMは慣れたら手続きがめちゃくちゃ楽なので、この機会にチャレンジしても良いかもしれません。
僕はいくつかeSIMを使ってきましたが、楽天モバイルのeSIMは手続きが分かりやすいので初心者におすすめ。IIJmioのeSIMも手続きが早いので気に入っています。
なおeSIMを有効にするとSIMカードスロットが1つ使えなくなるのでご注意ください。
2回線同時待受の構成は、「物理SIM×2」か「物理SIM+eSIM」のいずれかになります。
OPPO Reno14 5Gのスペック・仕様
OPPO Reno14 5Gのスペック・仕様は以下の通りです。旧モデルReno 10 Pro 5Gの情報も併せて掲載するので参考にしてください。
製品名 | Reno10 Pro 5G | Reno 14 5G |
価格 | 86,800円 | 79,800円 |
サイズ | 163mm 75mm 7.9mm |
158mm 75mm 7.4mm |
重さ | 185g | 187g |
ディスプレイ | 6.7インチ 有機EL 2,412×1,080 FHD+ 394ppi 最大輝度 800nits HDR輝度 950nits |
6.6インチ AMOLED 2,760×1,256 FHD+ 460ppi 通常輝度 600nits 日光下最大輝度 1,200nits |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
最大120Hz |
OS | ColorOS 13 (Android 13) |
ColorOS 15 (Android 15) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 778G 5G |
MediaTek Dimensity 8350 |
RAM | 8GB LPDDR4X |
12GB LPDDR5 |
ROM | 256GB UFS 2.2 |
256GB UFS 3.1 |
外部ストレージ | 非対応 |
非対応 |
リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 IMX890 f/1.8 OIS |
5,000万画素 LYT-600 f/1.8 OIS |
リアカメラ(望遠) | 3,200万画素 IMX709 f/2.0 光学2倍 |
5,000万画素 f/2.8 光学3.5倍 OIS |
リアカメラ(超広角) | 800万画素 IMX355 f/2.2 112° |
800万画素 f/2.2 116° |
インカメラ | 3,200万画素 IMX709 f/2.4 |
5,000万画素 f/2.0 |
ビデオ(リアカメラ) | 1080P,@60fps 4K,1080P@30fps |
4K,1080P@60fps 4K,1080P@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 1080P@30fps |
4K,1080P@60fps 4K,1080P@30fps |
バッテリー | 公称値 4,600mAh 定格値 4,460mAh |
公称値 6,000mAh 定格値 5,840mAh |
ポート | USB Type-C 80W急速充電 |
USB Type-C 80W急速充電 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 対応 |
生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
画面内指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM eSIM |
nano SIM eSIM |
2回線同時待ち受け | 可 | 可 |
対応Band |
5G: n3/28/77/78 4G: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28/38/ 41/42 3G:B1/2/4/5/6/8/19 GSM: 850/900/1,800/1,900MHz |
5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78 4G FDD LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 4G TD LTE:Band 38/39/40/41 3G WCDMA:Band 1/2/4/5/6/8/19 2G GSM:850/900/1800/1900MHz |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Ver5.2 |
Ver5.4 |
位置情報 | GPS GLONASS Galileo QZSS BeiDou |
GPS GLONASS Galileo QZSS BeiDou |
イヤホンジャック | なし | なし |
スピーカー | モノラル | ステレオ |
FMラジオ | なし | なし |
防塵防水 | IP54 |
IP68&69 |
NFC | あり | あり |
FeliCa | 対応 | 非対応 |
公式サイト>>スペック
まとめ:OPPO Reno14 5Gのメリット・デメリット・評価
OPPO Reno14 5Gを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
OPPO Reno14 5Gを買うべきメリット、購入前に確認したい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・独創的なデザイン ・快適な動作性能 ・重いゲームも遊べる ・綺麗なディスプレイ ・優秀なメインカメラ ・80W急速充電 ・IP68/69防塵防水 |
・ちょいお高め ・おサイフケータイなし ・ワイヤレス充電なし ・イヤホンジャックなし ・SDカード非対応 ・付属品なし |
評価
総合評価:(4.5点/5点満点)
デザイン | ★★★★★ |
サイズ感 | ★★★★☆ |
ディスプレイ | ★★★★☆ |
動作性能 | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
バッテリー性能 | ★★★★☆ |
カメラ性能 | ★★★★☆ |
機能・付加価値 | ★★★★☆ |
お久しぶりのOPPOのミドルハイスマホ。
旧モデルに比べて動作性能が大きく向上しており、ハイエンドモデルには及ばないまでも、超快適に使えました。
重量級のゲームも設定を少し抑えてあげるだけで遊べちゃいます。
また、メインカメラの性能が高く、スマホで写真を撮るのが好きな人も満足できそうです。
おサイフケータイ非対応なのはちょっと寂しいですが、80W急速充電に対応し、IP68&69の耐久性もある完成度の高い1台だと思います。
市場想定価格(公式サイトでの販売価格)ではちょっぴりお高めなので、欲しい人はIIJmio等のスマホセールを活用して4~5万円台でGETすると良いでしょう。
【スマートフォン検証方法】
当ブログでレビューしている全てのスマートフォンは実際に私が使用しています。デザイン・ディスプレイ性能・動作性能・バッテリー性能・カメラ性能などを標準的なベンチマークアプリによるテストに加えて私の体験によって定量的・定性的に評価しています。また、一部のテストでは同程度の価格・性能のスマートフォンと比較することで評価をより明確にしています。私は全ての商品レビューを当ブログのレビューガイドラインに基づいて実施しています。
OPPO Reno14 5GはIIJmioが最安値!4万円台!
OPPO Reno14 5Gはオープンマーケットモデル(SIMフリーモデル)なので格安SIMでも購入可能です。
IIJmioでの販売価格
OPPO Reno14 5Gを取り扱っている主な格安SIMと販売価格は以下のとおり。「最安価格」はMNPやオプション加入等の条件を適用した場合の価格になります。
販売サイト | 通常価格 | 最安価格 |
公式サイト | 79,800円 | 79,800円 |
イオンモバイル | 78,980円 | 78,980円 |
IIjmio | 79,800円 | 49,800円 |
他社からのMNP価格にはなりますが脅威の30,000円OFF!49,800円!
発売開始直後からこの割引はやばいので、迷っているなら買っちゃってOKです。
IIJmio>>OPPO Reno14 5G
IIJmioの料金プラン
IIJmioの料金プランは1ヶ月に使える高速データ通信量(ギガ)によって月額基本料が異なります。なお月額基本料は全て税込みです。
音声 |
データ+SMS | データ | eSIM | |
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
5GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
10GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
30GB | 2,700円 | 2,680円 | 2,640円 | 2,340円 |
40GB | 3,300円 | 3,280円 | 3,240円 | 2,940円 |
50GB | 3,900円 | 3,880円 | 3,840円 | 3,540円 |
使える回線はドコモとauの2種類(データ・eSIMはドコモのみ)。
2GB・5GBの低容量プランが安いところが特徴で、毎月ギガをそんなに使わないライトユーザーさんに優しい月額基本料に設定されております。
また、IIJmioは他社に先駆けてeSIMに対応しました。データ通信専用にはなりますが、サブ回線としてスマホに登録しておくのにピッタリです。
IIJmioの特徴
IIJmioの特徴は以下のとおりです。
- 3種類の通話定額オプション
- データ繰り越し・データシェアに対応
- 通信速度の切り替えができる
- 会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
1つずつ紹介していきます。
3種類の通話定額オプション
IIJmioの通話料は11円/30秒。専用アプリを使うことなく一般的な通話料の半額。
さらに音声通話をよく利用する人向けに3つの通話定額オプションが用意されているので安心です。
オプション名 | 月額料金(税込) | 内容 |
通話定額5分+ | 500円 | 5分以内の国内通話無料 |
通話定額10分+ | 700円 | 10分以内の国内通話無料 |
かけ放題+ | 1,400円 | 通話時間制限なく国内通話無料 |
ただし、通話定額オプションは専用通話アプリ「みおふぉんダイアル」からの発信に限られるのでご注意下さい。
データ繰り越し・データシェアに対応
IIJmioは「データ繰り越し」に対応しているので、当月のデータ通信量の残量を、翌月まで繰り越し可能。
毎月使うギガの量がバラバラであっても無駄なく使えるので安心です。
また、データシェア・データプレゼントにも対応。
同一アカウント内で契約している回線のデータ量をシェアして使えます。
家族間でのデータシェアはもちろん、自分だけで複数回線を使い分けるのにも適していますね。
通信速度の切り替えができる
毎月使えるギガの量は限られているので、できれば無駄に使いたくはないですよね?
そもそも、スマホの用途がメールやLINE中心の人は、高速データ通信は必須ではありません。
そういう場合に便利なのが、IIJmioの「速度切替」です。
会員専用サイトからワンタップで低速通信モードに切り替え可能。
低速通信モードにすると速度が最大300kbpsに制限される代わりに、ギガの消費が0になります。
しかもIIJmioは「バースト転送」に対応しており、通信開始直後だけ高速通信を利用するので、意外と快適に使えるんです。
例えばWEBページの読み込みに時間がかかって困る!と言ったことが少なくなります。
会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
IIJmioでは新規加入時にスマホを安く購入できるのはもちろん、加入後でも端末を購入できます。
しかもスマホに限らず、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなんかも会員限定価格で購入できるので、個人的にめちゃくちゃ嬉しいポイントです。
加入前も加入後も端末を安く購入できるのはIIJmioのメリットの1つです。
公式サイト>>IIJmio
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