お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
CMF Phone 1を購入しました。
2024年10月に発売されたロンドンを拠点にするNothing(ナッシング)のサブブランド「CMF」製のミドルレンジスマホです。
Nothingのスマホと言えば、背面パネルが半透明でピカピカ光るオリジナリティ溢れるデザインが特徴。
CMF Phone 1も、サブブランドとは言えNothingのDNAが受け継がれており、背面パネルが交換できたり、アクセサリーを装着できたりと、他にはないギミックが搭載されております。
面白スマホであることは間違いありませんが、肝心なのは機能・性能。
果たしてCMF Phone 1の実力はどれほどのものなのか?
本記事で実際に使ってみた様子を詳しく実機レビューしていきます。
今すぐ知りたい項目にジャンプ
メリット | デメリット |
・背面パネル交換可能 ・アクセサリー装着可能 ・個性的なデザイン ・困らない動作性能 ・ゲーム性能が価格以上 ・美しいディスプレイ ・33W急速充電 ・SDカード対応 | ・コスパは微妙 ・カメラが1種類 ・モノラルスピーカー ・ワイヤレス充電なし ・イヤホンジャックなし ・おサイフケータイなし ・IP52止まり ・対応Band限定的 ・eSIM非対応 ・付属品フィルムのみ |
タップして読みたい場所へ
CMF Phone 1のデザイン・サイズ・付属品をレビュー
まずはCMF Phone 1の外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
CMF Phone 1のカラーバリエーションは以下の3色。
- ブラック
- オレンジ
- ライトグリーン
このうち僕が購入したのはオレンジです。
黒にしようかなーとも思ったんですが、他の2色とは異なり背面パネルがヴィーガンレザー製だったのでオレンジにしちゃいました。
色味は少々派手ですが、やっぱ樹脂製よりも質感がGOODです。
背面左上にカメラユニット。メインカメラと深度計測用カメラの2眼構成です。
出っ張りは実測で1.3mmほど。デスクに置いたまま操作すると多少ガタつきます。
背面パネルは湾曲のないフラットタイプ。iPhoneのような箱型スタイルですね。
フレームも角張っているので多少手に突き刺さる感じがあるかも。痛くはないけど。
ミドルフレームはマットな樹脂製で、何となくオモチャっぽい雰囲気。
だがそれがいい!
ディスプレイを上にして右側面に電源ボタン。ちっちゃいな笑
左側面には音量ボタンがあります。ギュッと握るようにスクショが撮れるので縦並びよりもこっちの方が好きです。
下部にはカードスロット・USB Type-Cポート・スピーカーを搭載。
カードスロットはSIMカードを表裏に2枚装着できるタイプ。
残念ながらeSIMには非対応ですが、物理SIM2枚による2回線同時待受ができます。
ただし、裏面のカードスロットはmicroSDカードとの排他的利用なので、SIMカードを2枚装着するとmicoroSDカードは利用できなくなります。ご注意ください。
本体上部には特に何もありません。1個見えるのは通話用の補助マイクですね。
背面パネルの交換
CMF Phone 1の特徴の1つ。それは背面パネルを交換できることです。
はるか昔に「着せ替え携帯」っていうのがあったんですけど、そんなノリに感じてめちゃくちゃ面白いなーって思いました。
4箇所のネジ、アクセサリポイントを外して、背面パネルをパカッと取り外し。
好みの背面パネルに交換できます。発売開始直後だったおかげか、背面パネルを1つ無料で貰えたのでライトグリーンをチョイス。
同じようにネジを締めて、アクセサリポイントを取り付ければ交換完了です。
印象が変わって面白いですね。せっかくなら異なる素材のケースにした方が良いかもしれません。
なお交換には時間と手間がそれなりにかかります。もうちょっと簡単に付け替えできれば完璧だったのになーと思いました。
パネルの交換ができるスマホなんて他にはないので、十分面白いんですけどね。
サイズ感
CMF Phone 1のサイズは164×77×9mm。
6.67インチのディスプレイを搭載していることもあって普通に大きいです。
大画面で動画やゲームを楽しめるのは最高ですが、コンパクトなスマホが好きな人にとっては扱いにくいかもしれません。6.1インチのPixel 8aと比べるとこんな感じです。
重さも実測で203gとヘビー級。
ちなみに黒・ライトグリーンは背面パネルが樹脂製なので少し軽くなります。
付属品
CMF Phone 1の付属品は以下の通り。
- 安全のしおり/保証カード
- 充電ケーブル
- SIMピン
- ディスプレイ保護フィルム
残念ながら保護ケースと充電器は自分で準備する必要があります。
充電ケーブルは両端がUSB Type-Cのもの。
SIMピンは、これまでレビューしてきたスマホの中で1番可愛かったです。やばいこれ。
専用アクセサリーの装着
CMF Phone 1は専用アクセサリーを装着できるところも特徴の1つ。
背面パネルのアクセサリポイントに「スタンド」「ストラップ」「カードケース」を取り付けることができます。
なんとアクセサリーまで1つ無料で貰えたのでストラップにしてみました。
アクセサリポイントをネジのようにくるくる回して取り外し。
ここに取り付けていきます。
カラビナフックで引っ掛けるタイプなんですが、ストラップが太くてしっかりしています。
スマホポーチを使っている女性をよく見かけるので、直接取り付けできるのはいいかもしれませんね!
CMF Phone 1のディスプレイをレビュー
1日に何度も目にするスマホにとって、ディスプレイは命と言っても過言ではないくらい重要なポイント。
続いてCMF Phone 1のディスプレイをチェックしていきましょう。
6.67インチ 大画面ディスプレイ
CMF Phone 1のディスプレイは6.67インチ。
ベゼル(縁)は殆ど4辺均等でそれなりに狭く、十分な表示領域を確保しています。
インカメラもパンチホールタイプで小さいので全画面表示でも邪魔に感じることはありません。
なんと言っても広々使えるのが大画面ディスプレイのメリット。ネットサーフィンなどの普段使いはもちろん、動画見る時にも活躍してくれますよ。
ただ大画面ディスプレイなので操作は基本的に両手持ち。頑張って片手で操作しようとしても端まで指が届きませんからね。
慣れれば文字入力くらいは片手でもできちゃうとは思いますが、重たいし落としても悲しいので無理はしないようにしましょう。
なおディスプレイは湾曲ないフラットタイプ。
保護フィルムを貼りやすいので個人的には湾曲したエッジディスプレイよりも好きです。
まぁCMF Phone 1の場合は購入時からフィルム貼ってあるので安心ですけどね!
解像度FHD+の有機ELディスプレイ
CMF Phone 1のディスプレイは有機EL(AMOLED)。
特有の黒色表現でシャキッとメリハリのある表示がめちゃくちゃ綺麗です。
Nothing製のスマホはディスプレイがめちゃくちゃ綺麗なんですけど、CMF Phone 1も価格以上に良い感じ。
- 1080 x 2400
- 395 ppi
- 8ビットカラー
- HDR 10+
- 1,000,000:1
ハイエンドモデルほどではないものの、スペック的にも十分です。
CMF Phone 1 のディスプレイに不満を感じる人なんていないでしょう。価格以上の品質。
なお、僕は初期設定から変えてませんが、好みに合わせて色合い・色温度を変更することも可能です。
十分な明るさで屋外でも見やすい
CMF Phone 1のディスプレイ輝度は通常輝度700nit、ピーク輝度2,000nitと十分な明るさ。屋外の直射日光下でも見づらくなることはありませんでした。
僅かに色合いが緑っぽくなるものの視野角も広いのでゴロ寝スマホにも使えます。
リフレッシュレート120Hz対応
CMF Phone 1は画面リフレッシュレート最大120Hzをサポート。
低価格帯のスマホでも高駆動ディスプレイが増えてきましたよね。
CMF Phone 1の場合はディスプレイの動きに合わせてリフレッシュレートが変化して、その最大値が60Hzと120Hzに設定できるタイプのようです。
高リフレッシュレートを最も実感できるのは画面スクロール。ヌルヌルと滑らかに動いてくれる感じが心地良く、一度使ったら一般的な60Hzには戻れません。
しかも120Hzに設定していても常時高駆動なわけではないので省エネ設計。
可変リフレッシュレートを採用しているハイエンドモデルでは待機時1Hzなんてこともありますが、ザックリでもこれだけ調整してくれるなら十分だと思います。
Widevine L1で動画視聴が快適!
スマホのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
CMF Phone 1はストリーミングサービスで高画質視聴が可能となります。
Netflixの最大再生解像度はFull HD。残念ながら現時点ではHDR機能に非対応でした。
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでも「HD 1080p」で視聴可能。YouTubeでは「2160p60 HDR」まで設定できることを確認しました。
やっぱり大画面ディスプレイは動画視聴が捗ります。
動画を見るのが大好きな人にもCMF Phone 1はピッタリです。
それだけにスピーカーがモノラル仕様なのが残念ではあります・・・。
CMF Phone 1の基本性能・動作性能をレビュー
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を司るのがSoC(CPU/GPU)。
CMF Phone 1「Dimensity 7300」が搭載されております。
2024年6月に発表された台湾MediaTek製のチップセットで、4nmプロセスを採用した5G通信対応モデルです。
公式サイト>>Dimensity 7300
それにしてもDimensityシリーズを採用しているスマホ、めちゃくちゃ増えましたよね。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀と言えます。
最も有名なAnTuTuベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは673,762点、GPUスコアは147,655点。
旧世代のVer.9では総合スコアが488,288点、GPUスコアは91,123点でした。
2024年10月時点の最高スコアは200万点を超えているわけですが、68万点もあれば、いわゆる普段使いに全く困らないスコアと言えます。
これまでに僕がレビューしてきた中では、SoCで言うと「Snapdragon 7 Gen 1」や「Dimensity 7200 Pro」と同程度になりそうです。
端末名 | SoC | AnTuTuスコア |
Nothing Phone (2a) | Dimensity 7200 Pro | 697,032 |
motorola razr 40 | Snapdragon 7 Gen 1 | 693,890 |
CMF Phone 1 | Dimensity 7300 | 673,762 |
もう少し弱々しい感じなのかなーって思いきや、普通に良い感じだったので驚いちゃいました。やっぱNothing製のスマホは価格以上によく動いてくれますね。
ネットサーフィン、SNS、LINE・メール・動画視聴。どれもストレスを感じることなくサクサク。リフレッシュレートが120Hzということもあって体感的にも超快適です。
以下のページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますので、参考に御覧ください。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ。
Google Pixel 8aと動作性能を比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないかもしれないので、Pixel 8aと動作性能をプチ比較してみました。
Pixel 8aは大人気のGoogle製ミドルレンジスマホ。上位モデルと同じSoCを搭載しておりAnTuTuベンチマークスコアは100万点を超えています。
多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックです。
画像が多い楽天市場では少しCMF Phone 1の方が時間がかかりましたが、それにしても大きな違いはありませんよね。
AnTuTuベンチマークスコアで30万点の差があったとしても、普段使いに限っては気にする必要はないんだと思います。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度もテストしてみました。
価格相応で読み込み速度は良い感じのようですね。ただランダムアクセスの速度が妙に高かったり、eMMCと表示されていたりと信憑性にかける結果になってしまいました・・・。
ただ実際に使ってみると、本体・アプリ起動も特別遅いわけではないので、何の問題もないとは思います。
僕の買ったモデルはストレージ容量128GBとちょっぴり少なめ。システム領域に17GB使うので、実際に保存可能なのは110GBほどになります。
十分な容量なものの、写真や動画を大量に撮影する人や、複数のゲームを同時進行している人は注意してください。
ただCMF Phone 1は最大2TB(2,000GB)のmicroSDカードを装着できるので、積極的に使っていきましょう。
メモリ拡張機能
CMF Phone 1には使わないストレージの最大8GB分を仮想メモリにする「メモリ拡張」機能が搭載されています。
もちろん標準RAMと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリなんかと同じように極端に動作が速くなることはないと思います。
それでも、僅かでも快適に使えるのであれば有効にしない手はありません。
元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるから安心ですからね。
CMF Phone 1のゲーム性能をレビュー
もはやスマホとゲームは切っても切れない関係なので、ゲーム性能の良し悪しも重要なポイント。
普段使いなら十分な性能のCMF Phone 1はゲームを快適にプレイできるのかチェックしていきましょう。
原神(60FPS/最高)の平均FPSは42.319
ゲーム性能のベンチマークのような存在になってる「原神」をプレイした時の平均FPS(フレームレート)で検証していきます。
ちなみCMF Phone 1のデフォルトグラフィック設定は「最低/30FPS」でした。
まずグラフィック設定「最高/FPS60」で15分ほどプレイした結果です。
スメールの砂漠地域を動き回り、エンカウントした敵とは元素スキル・元素爆発を使ってしっかり戦っています。
平均フレームレートは42.319!
結構すごくないですか?期待してなかったのに意外と遊べちゃうんです。
これまでレビューしてきた同性能のミドルレンジの中で1番良いスコア。近い性能のスマホと比べるとこんな感じになります。
- CMF Phone 1:42.3
- arrows We2 Plus:42.1
- Nothing Phone (2a):38.3
- Libero Flip:34.4
- motorola razr 40:26.6
ガチゲーマーさんには物足りないですが、フレームレートを30に設定したり、設定を「高」や「中」にすればしっかりプレイできちゃうと思います。
原神(デフォルト設定)の平均FPSは28.793
続いてデフォルト設定「低/FPS30」で同じように15分ほどプレイした結果がこちら。
平均28.793とほぼ30FPS張り付き状態。最高設定でも遊べていたので当然と言えば当然。
今回は原神でしか検証していませんが、CMF Phone 1のゲーム性能は価格以上に高め。
テーブルゲームやパズルゲームのような軽めなゲームはもちろん、重いゲームでもそれなりに遊べちゃうと思います。
以下の記事で、これまでレビューしてきたスマホの原神平均FPSをランキング形式で紹介しているので御覧ください。
なおCMF Phone 1にはゲームモードがありました。
一応「パフォーマンスモード」が搭載されているんですが、飛躍的に性能がアップするわけではないようです。原神のフレームレートも大きく変わらず。
通知を抑えたりなどゲームに集中できる環境を作ってくれるような感じですね。
発熱はあるものの性能は低下しにくい
CMF Phone 1で原神を最高設定にして遊んでいると、本体が多少ホカホカしていました。
内部温度は70℃近くまで上昇。背面温度を計測してみると45℃とそこそこ高めです。
プレイ時間が長くなってもカクつきやモタつきが多くなったりはしなかったので、発熱はするものの性能の低下は少ないと思います。
AnTuTuベンチマークを4回連続で計測しても、極端にスコアが下がることはありませんでしたよ。
普段使いで発熱に悩まされることはないと思いますが、長時間連続で強い負荷のかかる重いゲームをプレイする場合や、動画撮影には注意しましょう。
CMF Phone 1のバッテリー持ち・充電速度をレビュー
続いてCMF Phone 1のバッテリー性能をチェックです。
充電速度はもちろん、バッテリーもちの良し悪しも スマホを使ううえで重要なポイント。
なるべく充電しなくても長時間使えるに越したことはありませんからね?
PCMarkバッテリーテストのスコア
CMF Phone 1はスペック上5,000mAhと十分なバッテリー容量。
ただいくら容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
そこでPCMarkというベンチマークアプリでバッテリーもちを検証してみました。
PCMarkは数値からバッテリー性能を計算しているわけではなく、実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているため、それなりに信頼できる結果だと思っています。
ディスプレイの明るさは50%固定、リフレッシュレートを変えてそれぞれ計測した結果が以下のとおり。
リフレッシュレートの設定を変えてもPCMarkを動かしている間は最大60Hzになってしまうようで、結果は変わりませんでした。すいません・・・。
14時間54分となかなか良い感じのスコア。
長時間連続でゲームをするなら話は別ですが、ごく普通に使う分には外出先で充電を気にすることなく1日余裕で使える性能になります。
以下の記事でこれまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので、参考に御覧ください。
バッテリー消費時間を実機で計測
PCMarkのスコアじゃピンとこない人もいると思うので、実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。
まずAmazon Musicでストリーミング音楽を1時間聴いた結果、バッテリー消耗は2%。
次に1時間YouTubeで動画(1080P/60fps)を視聴した結果、バッテリー消耗7%。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は13%でした。
そして24時間一切触らずに放置してみたところ、バッテリーは5%消耗しました。
それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。
使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間 |
音楽再生 1時間 | 2% | 約50時間 |
動画再生 1時間 | 7% | 約14時間 |
原神 1時間 | 13% | 約8時間 |
24時間放置 | 5% | 約20日間 |
同じNothing製のNothing Phone (2a)と比較するとこんな感じ。
使用時間 | Phone (2a) | CMF Phone 1 |
音楽再生 1時間 | 2% | 2% |
動画再生 1時間 | 12% | 7% |
原神 1時間 | 15% | 13% |
24時間放置 | 4% | 5% |
ほぼほぼ変わらないんですが、動画再生時のバッテリー消耗はCMF Phone 1の方が抑えられていました。
ベンチマークテストに加えて、実際に使った場合のバッテリー持ちも優秀と言っていいでしょう。
33W急速充電に対応
CMF Phone 1は33W急速充電に対応しています。
Nothing純正充電器(最大45W出力)で試してみたところ確かに30W前後で充電できていました。
バッテリー残量20%からフル充電にまでかかった時間は約1時間15分。
1時間も充電すればフル充電にはならずとも余裕で1日使えちゃいます。
もちろんさらに早く充電できるスマホもありますが、これくらいの速度で充電できれば十分でしょう。
なお、残念ながらCMF Phone 1には充電器が付いておりません。
このため急速充電を使いたい場合には対応充電器を別途購入する必要があります。
どの充電器で急速充電できるのかは明らかになっていませんが、僕が試したのは、Nothing純正充電器のほか、Ankerの100W急速充電器です。
また、バッテリーを長持ちさせる搭載しているので合わせてチェックしておきましょう。
実際に使ってみた感じでは最大容量80%でも余裕で1日使えちゃいましたよ。
バッテリー寿命が長くなるのでおすすめです。
CMF Phone 1のカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
ハイエンドモデルにもなると信じられないくらい雰囲気ある写真が誰でも簡単にワンタップで撮影できちゃいます。
果たしてCMF Phone 1のカメラ性能はどれほどなのか?実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてください。
カメラアプリ
作例を紹介する前にカメラアプリを簡単に紹介。
CMF Phone 1のカメラアプリはシンプルなので使いやすいです。Nothing製なので素のAndroidよりも見た目に少しオリジナリティがありますね。
2倍ズームへのアクセスはワンタップ。指をスライドするとその他の倍率でも撮影可能です。片手操作もOK。
自分好みに調整しながら撮影できるエキスパートモードもありますよ。
フィルターも面白いのでぜひ試して欲しいです。
雰囲気がガラッと変わったり、ガラス越しのような感じになったりと個性的。なんとなくオシャレな雰囲気が漂いますよね。抜群のセンス!
スクショ音は設定から消すことができますが、シャッター音はSIMカードが入っていると消せなくなります。残念。
シャッター音はほどよく大きめ笑
早くSIMに関係なく消せるようになれば良いんですけどね?
メインカメラの作例
まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックしていきましょう。
っていうかCMF Phone 1はメインカメラのみの1眼構成なのでこれが全てではあります笑
比較用に同じミドルレンジスマホGoogle Pixel 8aで撮影した写真も併せて掲載しています。Pixelシリーズは廉価版でもカメラ性能がむちゃくちゃ高いので注目です。
日中の明るい場面であればどちらのスマホも綺麗に撮影できました。
CMF Phone 1はかなり明るい雰囲気に。Google Pixel 8aの方がコントラストが強くメリハリを感じます。
明るくなりすぎて白飛び気味になってることもあるので、エキスパートモードで露出を抑えてあげても良いでしょう。
HDR性能を確かめるために逆光のシーンでも撮影してみました。
悪くないですが、とにかく明るく!の傾向が前に出すぎて、暗部もダイナミックに持ち上げています。ちょっと不自然に感じることがあるかもしれません。
室内で撮影したメシウマ写真はこんな感じに。
丼の奥のほうが軽くボケたりして、結構良い感じに撮れました。CMF Phone 1は明るいのに加えて、少々黄色が強く出ていますね。
個人的にはPixel 8aの仕上がりのほうが好きですが、CMF Phone 1くらい撮影できれば満足できる人も多いと思います。
AI ヴィヴィッド(鮮明)モード
CMF Phone 1にはAIシーン補正「ヴィヴィッド(鮮明)モード」が搭載されております。
鮮明モードを有効にするとシーン分析が始まって、結果が表示されるので面白いですよ。
いくつか試しに撮影してみましたが、通常撮影(自然モード)よりも色鮮やかになったり、コントラストが高くなったり、SNS映えする仕上がりになりました。
この他Googleと共同開発された「Ultra XDR」機能も搭載。
明るさの異なるフレームを8つ撮影し合成することで、より見た目に近い雰囲気に仕上がります。
ちなみにデフォルトでUltra XDRは有効になっているので買ったままの状態で撮影すれば、この機能を使っていることになります。
メインカメラ(夜景モード)の作例
CMF Phone 1には低照度下でもバランス良く撮影できるナイトモードも搭載。
一般的なスマホだと「夜景モード」「ナイトモード」に手動で切り替えることが多いですが、光量が足りないシーンで画面に三日月マークが表示されます。
ナイトモードが有効になっていると、夜間撮影での明暗のバランスがよくなり、その結果ノイズも少なくなりますね。
引き続きPixel 8aと比較していきましょう。
若干ノイジーではあるものの、全体の雰囲気はCMF Phone 1の方が好みです。
明るい部分を抑えてバランス良く感じました。街灯とか上手ですよね。
こちらは明暗差のあるシーンで。
うん、めちゃくちゃ良い!CMF Phone 1のナイトモードはかなり優秀だと思います。
昼間もこのくらいバランスよく撮影できたら最高だったんじゃないかな?笑
高画素モード(50MP Ultra HD)の作例
CMF Phone 1のメインカメラは5,000万画素での撮影も可能。
通常撮影では4つの画素を束ねて1,250万画素にすることで感度を上げています。
画素数が多いほうが高精細に撮影できるような気がしますが、果たしてどれほど違うのでしょうか?
ブログ掲載用にリサイズしちゃってるのもありますが殆ど違いが分かりませんね?
ただ、高画素での撮影はトリミングで活かされます。
同じ部分をトリミングした結果がこちら。
・・・と言いたいところでしたが、若干50MPモードのほうがキリッとしてるかなー?くらいの違いにしかなりませんでした笑
ファイルサイズが大きくなってしまうので、通常は使わなくても良いですが、例えば、高画素モードで広めに撮影しておいて、後から必要な部分だけを切り出す時なんかに重宝するかもしれません。
デジタルズーム(最大10倍)の作例
CMF Phone 1には望遠カメラが搭載されていないので、デジタルズームで最大10倍まで引き伸ばしての撮影になります。
2倍を超えるとどんどん解像感が失われていきますね。
一般的にスマホカメラの望遠は、遠くの被写体に近づくよりも、近くの被写体にさらに近づいてダイナミックな撮影をするのに向いています。
そういう意味ではCMF Phone 1の望遠性能は必要十分と言えるでしょう。
ちなみにPixel 8aは最大8倍ズームですが、CMF Phone 1よりも処理性能が格段に強いです。
このあたりはさすがカメラのPixelシリーズと言ったところですね。
ちなみにXioamiのミドルレンジスマホRedmi Note 13 Pro+ 5Gは、2億画素を活用したロスレスズームがめちゃくちゃ凄いです。
ぜひ本記事と併せてチェックしてください。やばいですよ。
ポートレートモードの作例
CMF Phone 1にはもちろんポートレートモードもあります。
深度計測カメラが搭載されているおかげか、被写体との切り分けはかなり上手でしたよ。
ボケの量は撮影しながら調整することも可能です。
上手に認識してくれないことが多いものの、人以外の被写体にもボケモード的に使用可能。
使いこなせれば印象的な写真になると思います。
インカメラの作例
CMF Phone 1のインカメラは1,600万画素。個人的に使う機会が殆ないんですが、他社製のスマホに比べて悪いということはありません。
いわゆる美顔モードは「自然」「強調」の2種類。
顔の大きさや輪郭など細かな調節はできないのでAIまかせになります。
もちろんインカメラでもポートレート撮影が可能です。
動画撮影の作例
CMF Phone 1で動画撮影もしてみました。
比較用にGoogle Pixel 8aで撮影した動画・写真も収録しています。
全て4K@30fpsで撮影していますが編集の都合で1080p@30fpsになってしまいました。すみません・・・。
CMF Phone 1を実機レビュー
ここからはCMF Phone 1の動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところを実機レビューしていきます。
Android 14ベースのNothing OS 2.6搭載
CMF Phone 1に搭載されているOSはAndroid 14をカスタマイズしたNothig OS 2.6。
基本的にピュアAndroidに近い使い心地です。
ネットワーク関連・Bluetooth設定へのアクセスは独自要素があって使いやすいのですが、起動中アプリの一括消去は残念ながら端っこでした。
やっぱりNothing OSといえばデザインが大きくカスタマイズされているのが特徴。
オリジナルウィジェットも大幅に増えています。ドット調のアイコンがめちゃくちゃ可愛いですよね。センスを感じる。
日本語だとドット文字にならないんですが、有志の方による「Ndot日本語化プロジェクト」に対応。テスト機能として有効化することもできちゃうんですよ。
ひらがなだけじゃなくて漢字もドットで表示されるのが凄いですよね!
背面パネルは光らないものの着信音・通知音はNothingオリジナル。
また、OSレベルに統合されたChatGPTもバッチリ使用可能です。
なお、公式サイトによるとCMF Phone 1のサポート期間は以下のとおりでした。
- Android主要アップデート:2年間
- Androidセキュリティアップデート:3年間
デュアルアプリ/マルチユーザー対応
CMF Phone 1はジェスチャー操作等の特殊機能は最低限と言ったところす。
画面分割機能・フローティングウィンドウ(ポップアップ表示)には対応しています。
また、デュアルアプリ(クローンアプリ)やAndroid標準の複数ユーザー機能も使えました。
最低限とは言ったものの、これだけできれば十分かな?笑
生体認証は指紋認証&顔認証
CMF Phone 1の生体認証は指紋認証と顔認証。
指紋認証センサーはディスプレイ内蔵タイプです。
感度良好!少し触れただけでもロック解除できました。
顔認証はインカメラを使った簡易的なもの。
一瞬ロック画面が表示されますが反応も悪くありません。
iPhoneのようにロック画面に留まることもできますし、設定からロック画面をすっ飛ばすこともできました。
指紋認証・顔認証どちらも使えるのは、Androidスマホの良さだったりしますよね。
片側のみのモノラルスピーカー
CMF Phone 1はWidevine L1なので高画質で動画視聴できるのですが、本体下部にしかスピーカーが搭載されていません。
縦持ちなら気にならないものの、横持ちすると片側からしか音がでないためアンバランスになってしまいます。
音質は低音が物足りないフラットな雰囲気。
決して音質が悪いわけではありませんが、まぁ普通と言ったところです。
それなりに大きな音も出ますが、音量を上げるに従って中音域がこもるようになりました。
っていうか、音質以前にモノラルサウンドが残念・・・。
しかもCMF Phone 1にはイヤホンジャックも搭載されておりません。
有線イヤホンを使いたい場合には、USB-C/イヤホンジャック変換アダプタが必要になります。
LDAC・LHDCに対応/aptX Adaptiveに非対応
残念ながらCMF Phone 1にはイヤホンジャックが搭載されていないので、ワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応しているのは以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:✕
- LDAC:○
- LHDC:◯
残念ながらaptX Adaptiveには非対応なものの、LDAC・LHDCに対応していました。
特にLHDCにも対応しているスマホは少ないので貴重です。
Nothing製のワイヤレスイヤホンのコーデックがLHDCなので、やはり親和性が高いですね。
なお僕が使った限りでは、SRCを回避しているようで、Amazon Musicのストリーミング再生では日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」にも対応してました。
Amazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分かりませんが、音楽好きの人には嬉しいポイントです。
【要注意】対応Bandはソフトバンク回線中心
CMF Phone 1は日本国内でも使うことができますが、対応Bandが限定されています。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(△) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)✕ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(△) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)✕ Band 26(Band 18を内包)✕ |
楽天回線(△) | Band 3 ○ Band 28 (プラチナバンド)○ Band 18(パートナー回線)✕ |
プラチナバンドを含めてフル対応しているのはソフトバンク回線のみ。
その他のキャリアでは、使えなくはないもののエリアによっては繋がらない場合もあると思います。
せっかく購入してもまともに使えないなら意味がないのでご注意くださいませ。
なお、楽天モバイルで実際に使ってみた様子を以下の記事でレポートしているので、本記事と併せて御覧ください。楽天回線エリアであれば普通に使えました。
また、少しずつ普及してきた5G通信(Sub-6)にも対応していますが、ドコモの「n79」に非対応なところは注意です。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線 | n 77 ○ n 78 ○ n 79 ✕ |
ソフトバンク回線 | n 77 ○ |
au回線 | n 77 ○ n 78 ○ |
楽天回線 | n 77 ○ |
CMF Phone 1のスペック・仕様
CMF Phone 1のスペックは以下のとおりです。
製品名 | CMF Phone 1 |
カラー | ブラック オレンジ ライトグリーン |
サイズ | 高さ:164mm 幅:77mm 厚さ:8mm |
重さ | 約197g |
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED 1080×2400 395ppi ピーク輝度 2,000nits 8bit |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
タッチサンプリングレート | 240Hz |
OS | Nothing OS 2.6 Android 14 |
SoC | MediaTek Dimensity 7300 |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB/256GB |
外部ストレージ | microSD 最大2TB |
リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 f1.8 |
ビデオ(リアカメラ) | 4K@30fps 1080p@30fps,60fps |
インカメラ | 1,600万画素 |
バッテリー | 5,000mAh 33W急速充電 |
ポート | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
生体認証 | 画面指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM nano SIM |
2回線同時待ち受け | 可 |
対応Band | 5G NR: n1, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n40, n41, n66, n77, n78 4G LTE: 1, 3, 4, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 40, 41, 66 3G UMTS (WCDMA): 1, 4, 5, 8 2G GSM: 850/900/1800/1900 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Ver5.3 |
位置情報 | GPS GLONASS BDS Galileo QZSS |
スピーカー | モノラル |
イヤホンジャック | なし |
防塵防水 | IP52 |
NFC | 非対応 |
FeliCa | 非対応 |
おサイフケータイ | 非対応 |
公式サイト>>仕様
残念ながらおサイフケータイには非対応。
また防塵防水もIP52と生活防水に毛が生えた程度になるのでご注意ください。
公式サイトでの検証をみる限り、耐久性能は高そうです。
よっぽどハードな使い方をしない限りは、すぐに壊れてしまうことはないでしょう。
まとめ:CMF Phone 1のメリット・デメリット・評価
CMF Phone 1を実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
CMF Phone 1を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・背面パネル交換可能 ・アクセサリー装着可能 ・個性的なデザイン ・困らない動作性能 ・ゲーム性能が価格以上 ・美しいディスプレイ ・33W急速充電 ・SDカード対応 | ・コスパは微妙 ・カメラが1種類 ・モノラルスピーカー ・ワイヤレス充電なし ・イヤホンジャックなし ・おサイフケータイなし ・IP52止まり ・対応Band限定的 ・eSIM非対応 ・付属品フィルムのみ |
評価
総合評価:(4点/5点満点)
デザイン | ★★★★☆ |
サイズ感 | ★★★☆☆ |
ディスプレイ | ★★★★☆ |
動作性能 | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
バッテリー性能 | ★★★★☆ |
カメラ性能 | ★★★☆☆ |
機能・付加価値 | ★★☆☆☆ |
Nothingらしい独創的なデザインとギミックが搭載された面白スマホかと思いきや、価格以上の基本性能・動作性能に驚かされました。
重いゲームの代表でもある「原神」が普通に遊べちゃうところもなかなかの衝撃。
44,800円のスマホの動きを遥かに超えていると思います。
ただ、残念ながら同じNothing製の「Nothing Phone (2a)」のコスパがあまりにも高すぎて、どうしても比較してしまいます・・・。
CMF Phone 1の物足りなさを全てカバーしながら価格は49,800円。
「だったらNothing Phone (2a)で良くない?」と思ってしまうわけです。
個人的には綺麗な大画面ディスプレイを搭載していながらモノラルスピーカーなところも寂しいポイントでした。
背面パネルの交換や、アクセサリーの装着は他のスマホにはない超オリジナルなポイントなので、そこに惚れた人にはおすすめなんですが、ただ安くて良いスマホが欲しいなら、Nothing Phone (2a)を購入した方が良いかもしれません。
いやーほんと面白いスマホなんですけどねー?
ガッツリおすすめできないのが悔しいっす!!!
Nothing Phone (2a)は2024年最強コスパスマホなんだと思います。
【スマートフォン検証方法】
当ブログでレビューしている全てのスマートフォンは実際に私が使用しています。デザイン・ディスプレイ性能・動作性能・バッテリー性能・カメラ性能などを標準的なベンチマークアプリによるテストに加えて私の体験によって定量的・定性的に評価しています。また、一部のテストでは同程度の価格・性能のスマートフォンと比較することで評価をより明確にしています。私は全ての商品レビューを当ブログのレビューガイドラインに基づいて実施しています。
CMF Phone 1はIIJmioが最安値!ワイヤレスイヤホン付き!
CMF Phone 1はオープンマーケットモデル(SIMフリーモデル)なので格安SIMなどでも購入可能です。
IIJmioでの販売価格
CMF Phone 1を取り扱っている主な格安SIMと販売価格は以下のとおり。「最安価格」はMNPやオプション加入等の条件を適用した場合の価格になります。
販売サイト | 通常価格 | 最安価格 |
公式サイト | 44,800円 | 44,800円 |
IIjmio | 39,800円 | 34,800円 |
IIJmioが最安値で34,800円。公式サイトよりも1万円も安く購入可能です。
しかもIIJmioで購入すると、もれなくワイヤレスイヤホン「CMF Buds」(6,600円)がセットで付いてきます。
本来46,400円が34,800円で購入できるのでめちゃくちゃお得度が高いです。
なおCMF Phone 1は対応Bandが限定的でありプラチナバンドを含めてフルで使えるのはソフトバンク回線になります。
IIJmioではソフトバンク回線の取り扱いがないので購入の際にはくれぐれもご注意ください!
特にCMF Phone 1をメインスマホとして使用する場合には、IIJmioとは別でソフトバンク回線のSIM契約をして、2回線同時待受の状態で使うのが望ましいと思います。
IIJmio>>CMF Phone 1
IIJmioの料金プラン
IIJmioの料金プランは1ヶ月に使える高速データ通信量(ギガ)によって月額基本料が異なります。なお月額基本料は全て税込みです。
音声 | データ+SMS | データ | eSIM | |
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
5GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
10GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
30GB | 2,700円 | 2,680円 | 2,640円 | 2,340円 |
40GB | 3,300円 | 3,280円 | 3,240円 | 2,940円 |
50GB | 3,900円 | 3,880円 | 3,840円 | 3,540円 |
使える回線はドコモとauの2種類(データ・eSIMはドコモのみ)。
2GB・5GBの低容量プランが安いところが特徴で、毎月ギガをそんなに使わないライトユーザーさんに優しい月額基本料に設定されております。
また、IIJmioは他社に先駆けてeSIMに対応しました。データ通信専用にはなりますが、サブ回線としてスマホに登録しておくのにピッタリです。
IIJmioの特徴
IIJmioの特徴は以下のとおりです。
- 3種類の通話定額オプション
- データ繰り越し・データシェアに対応
- 通信速度の切り替えができる
- 会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
1つずつ紹介していきます。
3種類の通話定額オプション
IIJmioの通話料は11円/30秒。専用アプリを使うことなく一般的な通話料の半額。
さらに音声通話をよく利用する人向けに3つの通話定額オプションが用意されているので安心です。
オプション名 | 月額料金(税込) | 内容 |
通話定額5分+ | 500円 | 5分以内の国内通話無料 |
通話定額10分+ | 700円 | 10分以内の国内通話無料 |
かけ放題+ | 1,400円 | 通話時間制限なく国内通話無料 |
ただし、通話定額オプションは専用通話アプリ「みおふぉんダイアル」からの発信に限られるのでご注意下さい。
みおふぉんダイアルアプリ
Internet Initiative Japan Inc.無料posted withアプリーチ
データ繰り越し・データシェアに対応
IIJmioは「データ繰り越し」に対応しているので、当月のデータ通信量の残量を、翌月まで繰り越し可能。
毎月使うギガの量がバラバラであっても無駄なく使えるので安心です。
また、2022年6月1日からはデータシェア・データプレゼントにも対応。
同一アカウント内で契約している回線のデータ量をシェアして使えます。
家族間でのデータシェアはもちろん、自分だけで複数回線を使い分けるのにも適していますね。
通信速度の切り替えができる
毎月使えるギガの量は限られているので、できれば無駄に使いたくはないですよね?
そもそも、スマホの用途がメールやLINE中心の人は、高速データ通信は必須ではありません。
そういう場合に便利なのが、IIJmioの「速度切替」です。
会員専用サイトからワンタップで低速通信モードに切り替え可能。
低速通信モードにすると速度が最大300kbpsに制限される代わりに、ギガの消費が0になります。
しかもIIJmioは「バースト転送」に対応しており、通信開始直後だけ高速通信を利用するので、意外と快適に使えるんです。
例えばWEBページの読み込みに時間がかかって困る!と言ったことが少なくなります。
会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
IIJmioでは新規加入時にスマホを安く購入できるのはもちろん、加入後でも端末を購入できます。
しかもスマホに限らず、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなんかも会員限定価格で購入できるので、個人的にめちゃくちゃ嬉しいポイントです。
加入前も加入後も端末を安く購入できるのはIIJmioのメリットの1つです。
公式サイト>>IIJmio
\ セール開催中 /