【Shokz OpenDots Air レビュー】実際に使って感じたメリット・デメリット・評価
Shokz OpenDots Air(ショックス オープンドッツ エアー)をご提供いただきました。
2026年6月に発売されたイヤーカフタイプのワイヤレスイヤホンです。
オープンイヤー型イヤホンのパイオニアであるShokzが、上位モデル「OpenDots 2」と同時に発売したエントリーモデル。
19,880円(税込)と手に取りやすい価格ながら、Shokzならではの装着感と音質がしっかり詰まった一台に仕上がっています。
本記事で実際に使ってみた様子を詳しく実機レビューしていきます。
先に結論をお伝えすると、「イヤーカフ型を試してみたい」ならまずこれを選んでおけばOKです。
上位モデルと比較すれば音質や機能面で差はありますが、普段使いで困ることはまずありません。1万円の価格差を考えると、Airのコスパはかなり優秀だと感じました。
| メリット | デメリット |
| ・オープンイヤーとして十分な音質 ・音漏れが少ない ・軽快で快適な装着感 ・IP55防水対応 ・10分で2時間の急速充電 ・着脱検知に対応 ・マルチポイント対応 ・感圧センサーで誤操作が少ない ・Fast Pair / Swift Pair対応 |
・Dolby Audio非搭載 ・ワイヤレス充電非対応 ・Find Hub非対応 ・ゲームモードなし |
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Shokz OpenDots Airのデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
まずはShokz OpenDots Airの外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
Shokz OpenDots Airのカラーバリエーションは以下の2色。
- デイブレイクパープル
- ブラック
このうち今回ご提供いただいたのはデイブレイクパープルです。
夜明けの空をイメージしたというカラーで、グレーとパープルの中間のような色合い。光の加減によって真珠のような淡い光沢が出ます。
上位モデルのOpenDots 2(パールホワイト)と並べると、OpenDots 2の方が落ち着いた上品さがあるのに対し、Airはカジュアルで親しみやすい雰囲気。
ガジェットというよりアクセサリーに近い印象で、ファッションアイテムとして身につけやすいデザインだと思います。
ケース正面にはLEDインジケーターがあり、その下に感圧式のボタンエリアが設けられています。
最初は物理ボタンがないのかと思ったんですが、このエリアを長押しするとペアリングモード、短く押すとLEDが点灯してバッテリー残量を確認できました。
2のケースには背面に独立した物理ボタンがありましたが、Airは正面に統合されていてスッキリした見た目になっています。
充電用のUSB Type-Cポートは背面にありました。
上蓋を開けるとイヤホンの登場。
蓋の裏側に各種認証の表示。PSE・技適マークも確認できました。
JointArc™を摘んで取り出せるので楽ちんです。イヤホンはマグネットで固定されているので逆さまにしても落ちることはありませんよ。
イヤホンは耳に挟んで使用するイヤーカフタイプ。音が出てくるスピーカーと充電端子などがある部分に分かれています。
接続ワイヤー(JointArc™)はシリコンコーティングされたニッケルチタン合金製。上位モデル同じ素材ですが、Airはやや硬めに感じました。
とはいえ痛みを感じるほどではなく、しっかり耳にフィットしてくれます。
耳に触れる部分はスキンソフトシリコン製。
OpenDots 2の立体成型シリコン+ソフトクッション材とは素材が異なりますが、肌触りに大きな差は感じませんでした。
サイズ
Shokz OpenDots Airのケースサイズは公称されていませんが一般的なイヤホンケースと同じくらいで、特別大きいということはありません。
重さも実測で約51g。持ち運びに困ることはないでしょう。
イヤホンもコンパクト。500円玉に乗ってしまうくらいのサイズ感です。
重さは片耳約6.3g。装着していることを忘れてしまうくらい軽いです。
OpenDots 2との外観比較
上位モデルと並べて比較してみました。
ケースのサイズ感はほぼ同じ。2がゴールドラインで上品にまとまっているのに対し、Airは光の反射がやや強めでカジュアルな印象です。
多少デザインに違いはあるもののイヤホン本体のフォルムもほとんど変わりません。
装着感は2と同じく快適
Shokz OpenDots Airはイヤーカフを耳に挟んで装着します。
正面から見ると、まるでイヤリングのような雰囲気。デイブレイクパープルのカラーも相まって、アクセサリー感が強いです。
装着感は良好。JointArc™がOpenDots 2よりも少し硬めとお伝えしましたが、装着してしまえば気になるレベルではありません。
軽やかだけどすぐに外れることはないバランスは、Shokzクオリティですね。
長時間の使用でも痛みを感じることはなく、眼鏡やマスクとの干渉もありません。
ただしマスクを外す時にイヤホンが引っかかることがあるので、先にイヤホンを外してからマスクを取ってくださいね。
ワークアウト中でも邪魔にならないので、運動しながら音楽を聴きたい人にもピッタリですよ。
付属品
Shokz OpenDots Airの付属品は紙類(ユーザーガイド等)のみです。
充電ケーブルは付属していませんので、USB Type-Cケーブルは手持ちのものを使いましょう。
Shokz OpenDots Airの音質をレビュー
ワイヤレスイヤホンを購入する上で最も重要なのが音質。ここからはShokz OpenDots Airの音質を、上位モデルのOpenDots 2と聴き比べながらレビューしていきます。
中高音域がクリアなバランスの良いサウンド
Shokz OpenDots Airの音質は、オープンイヤーイヤホンとしてかなり優秀だと思います。
中高音域のクリアさは上位モデルと変わらないレベルで、ボーカルがしっかり前に出てきます。音楽を聴いていて「スカスカだな」と感じることはありませんでした。
ただOpenDots 2と聴き比べると差はあります。
OpenDots 2の方が高音域の伸びがシャープで解像感が高く、低音域の表現も一段上。
Airも低音を感じることはできますが、2と比べると物足りなく感じる場面がありました。
全体的にOpenDots 2の方が表現できる音の幅が広く、リッチなサウンドです。
とはいえ通勤・通学・ワークアウトといった普段使いで困ることはないレベル。
2を100点とするとAirは80点くらいの印象ですが、この80点はオープンイヤーイヤホン全体で見ればかなり高い水準だと思います。
なお、AirはDolby Audio非搭載。OpenDots 2ではDolby Audioをオンにすると音場がグッと広がって臨場感が増しますが、Airにはこの機能がありません。
もし音場の広がりや臨場感を重視する人はOpenDots 2の方が満足できるでしょう。
【OpenDots 2の記事リンク】
EQプリセットで好みの音に調整可能
Shokzアプリで4種類のプリセットイコライザーが利用できます。
- スタンダード:日常の音楽や動画にバランスの取れたチューニング
- ボーカル:声がクリアに聞こえやすくなるのでポッドキャストや語学学習におすすめ
- 低音強め:変化は控えめ。もう少し強力にしてほしかったかも
- プライベート:高音域を抑えて音漏れを軽減
プリセットのほかに、カスタムEQも2つまで保存できます。自分好みの音を探してみましょう。
音漏れは少ない
オープンイヤー型で気になる音漏れですが、Shokz OpenDots AirはOpenDots 2よりも音漏れが抑えられている印象でした。
- 音漏れ開始
- 歌詞が聞き取れる
音量40%前後で周囲に音漏れが聞こえ始め、70%くらいまで上げると歌詞が分かるレベルになります。
ただ、普段使いで十分な音量は25〜30%程度。この音量帯であれば音漏れはほとんど気にしなくて良さそうです。
Shokz独自のDirectPitch™テクノロジーに加えて、アプリでプライベートモードを有効にすれば、さらに音漏れを抑えることもできますよ。
音漏れは周りの人に迷惑をかけちゃうかもしれないので、音量には注意して使いましょう。
Shokz OpenDots Airを実機レビュー
ここからはShokz OpenDots Airを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
探してタップの簡単ペアリング
Shokz OpenDots Airのペアリングは簡単です。
AndroidはFast Pairに対応しているので、ケースの蓋を開けるとスマホにポップアップが表示されます。あとは「接続」をタップするだけ。
iOSの場合はBluetooth設定から「OpenDots Air by Shokz」をタップすればペアリング完了です。
どちらも迷うことはないと思います。
左右イヤホンの自動識別に対応
Shokz OpenDots Airは2と同様に、イヤホンに左右の区別がありません。
どちらのイヤホンでも、ケースの「R」に収納すれば右イヤホンとして認識されます。暗い場所でも迷わず使えますし、ケースに収納する時も無思考でしまえるので地味に便利です。
着脱検知で自動再生・停止
Shokz OpenDots Airは着脱検知が搭載されています。
イヤホンを外すと自動で音楽再生が停止し、再装着すると再開してくれます。
コンビニのレジや人に話しかけられた時にサッとイヤホンを外すだけでOK。
ただし再生停止までに数秒かかるので、外した瞬間にピタッと止まるわけではありません。
反応がやや遅めに感じたので、少し早めに外してあげると良いでしょう。難しいかもだけど・・・笑
マルチポイント接続に対応
Shokz OpenDots Airはマルチポイントにも対応しています。
スマホで音楽を聴いている最中に別のデバイスで着信があった場合、音楽が自動で止まってそのまま通話。通話が終わると音楽が再開されます。
切り替えはスムーズで、ストレスを感じることはありませんでした。
家で仕事や勉強をしている時の「ながら聴き」に向いているOpenDots Airはマルチポイントとの相性が抜群です。
片耳使用も簡単
Shokz OpenDots Airは片耳でも使用可能。
使い方は簡単で、使わないイヤホンをケースに収納するだけです。
左右のイヤホンに主従関係がないので好きな方を自由に使えちゃいます。仕事・勉強・家事などをしながら音楽を聞くのに片耳利用は便利ですよ。
タッチ操作のカスタマイズが充実
Shokz OpenDots Airはタップ操作とつまみ操作の両方に対応しています。
感圧センサー搭載で誤操作が少ないのは嬉しいポイント。
つまみ操作は直感的でやりやすいですが、タップ操作は少し慣れが必要かもしれません。
個人的にはつまみ操作をメインに使うのをおすすめします。
通話時のノイズキャンセリングが優秀
Shokz OpenDots Airは片耳にデュアル空気伝導マイクを搭載しており、AIによるノイズリダクション機能を備えています。
通話ノイズキャンセリングはかなり優秀。周囲の雑音がしっかり抑えられて、普段の通話やカジュアルなWeb会議であれば十分使えるレベルでした。
実際にShokz OpenDots Airで通話した音声がこちら。周囲に喧騒音を流した状態で通話を録音して検証しています。
こちらがOpenDots 2の音声です。
OpenDots 2ほどではないものの、雑音が気にならなくなってますよね。
ただしマイク品質自体はOpenDots 2と比べるとやや劣ります。少し機械音っぽさがあり、時々音が波を打つような感じになることがありました。
重要なビジネス会議などマイク性能を最重視するシーンでは上位モデルの2をおすすめします。骨伝導マイクを搭載している2は通話品質が別次元です。
ケース併用で最大36時間使えるバッテリー持ち
Shokz OpenDots Airは、スペックによると1回の充電で最大9時間の連続再生、ケースでの充電を併用すると最大36時間使用可能。
OpenDots 2の最大40時間には及びませんが、十分なバッテリー持ちです。
実際にボリューム50%程度で使い続けてみたところ、約9時間持ちました。スペック通りの結果です。
通勤・通学・ワークアウトなどの普段使いはもちろん、1日装着してても問題なさそうですね。
充電速度も優秀
充電速度もなかなか優秀で、残量10〜20%の状態から約10分で70%まで回復。
そこから約20分で満充電になりました。トータル約30分でフル充電できた計算です。
10分の充電で約2時間再生できる急速充電にも対応しているので、バッテリーが切れても朝の支度中にサッと充電すれば十分使えます。
寝落ちしてバッテリーがなくなった時でも安心ですね。
ケースの充電も約3Wと十分な速度でした。
なおShokz OpenDots Airはワイヤレス充電には非対応です。ここは上位モデルとの差が出るポイント。置くだけ充電が欲しい人はOpenDots 2を検討しましょう。
ゲーム(低遅延)モード非搭載
Shokz OpenDots Airはゲームモードは非搭載。動画視聴では遅延は気にならないレベルでしたが、ゲームではワンテンポ遅れる感覚があります。
トップランカーやゲームガチ勢の人には到底おすすめできませんが、軽くゲームするくらいであれば使えると思います。
防水性能はIP55
Shokz OpenDots Airの防塵防水性能はIP55等級。汗や水しぶきに強く、ワークアウトや小雨の中でのランニングでも安心して使えます。
IP55の「5」は防塵性能で「有害な粉塵が内部に侵入しないが完全密閉ではない」レベル。後ろの「5」は防水性能で「あらゆる方向からの水の噴流に対して保護」レベルを意味します。2のIP57(水没に30分耐える)よりは一段下がりますが、日常使いには十分な防水性能です。
ただし充電ケースは防水非対応なのでご注意ください。お風呂・シャワー・水泳等で使うのはやめましょう。
水に濡れた場合は、よく乾燥させてから充電するようにしましょう。水分がある状態での通電は非常に危険です。
Shokz OpenDots Airのスペック
Shokz OpenDots Airのスペックは以下の通り。参考に上位モデルOpenDots 2のスペックも併せて掲載しております。
| OpenDots Air | OpenDots 2 | |
| 価格(税込) | 19,880円 | 29,880円 |
| カラー | デイブレイクパープル、ブラック | パールホワイト、グレー、ブラック |
| 音響技術 | Bassphere™ | Bassphere™ 2.0 MirrorPitch™ |
| Dolby Audio | 非対応 | 対応(アップグレード版) |
| ドライバー | 11.8mm×2機 | 11.8mm×2機 |
| 重さ | イヤホン:約6.3g 総重量:約49.9g |
イヤホン:約6.4g 総重量:約51.6g |
| 連続再生時間 | 最大9時間 ケース併用:36時間 |
最大10時間 ケース併用:40時間 |
| 急速充電 | 10分で2時間 | 5分で2時間 |
| ワイヤレス充電 | 非対応 | Qi認証対応 |
| マイク | 空気伝導デュアルマイク(片耳あたり) | 空気伝導マイク×4 骨伝導マイク×2 |
| Bluetooth | Ver.6.1 | Ver.6.1 |
| 対応コーデック | AAC / SBC | AAC / SBC |
| 操作方法 | タップ+つまみ(感圧センサー) | タップ+つまみ(感圧センサー) |
| 着脱検知 | あり | あり |
| マルチポイント | 2台 | 2台 |
| 防塵防水 | イヤホン:IP55 ケース:防水非対応 |
イヤホン:IP57 ケース:IP54 |
| 通信距離 | 10m | 10m |
| バッテリー容量 | ケース:590mAh イヤホン:56mAh |
ケース:590mAh イヤホン:60mAh |
| 追加機能 | Fast Pair / Swift Pair | Fast Pair / Swift Pair Find Hub |
| 充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
上位モデルと比較すると、Dolby Audio・ワイヤレス充電・骨伝導マイク・Find Hubが非搭載で、バッテリー持ちや防水性能も一段下がります。
ただ操作方法・着脱検知・マルチポイント・Bluetooth 6.1といった日常の使い勝手に関わる部分は同等。1万円の価格差を考えると、削られているのは「あれば嬉しいけどなくても困らない」ポイントが中心です。
Shokz OpenDots Airはこんな人におすすめ
Shokz OpenDots Airは、イヤーカフ型オープンイヤーイヤホンを手頃な価格で試してみたい人にピッタリです。
- イヤーカフ型をまず試してみたい人
- ながら聴きで音楽を楽しみたい人
- 耳への負担が少ないイヤホンを探している人
- メガネをかけたまま快適に使いたい人
- 通勤・ワークアウト・家事など日常的に使いたい人
- 音質にこだわりすぎず、使い勝手と価格のバランスを重視する人
Shokz OpenDots Airには向かない人
反対に、以下に当てはまる場合は上位モデルのOpenDots 2の方が満足できると思います。
- Dolby Audioによる臨場感あるサウンドを楽しみたい人
- 仕事の通話やWeb会議でクリアなマイク品質が必要な人
- ワイヤレス充電が欠かせない人
- イヤホンの紛失が心配でFind Hub機能がほしい人
- 音質に妥協したくない人
1万円の差でDolby Audio・骨伝導マイク・ワイヤレス充電・Find Hubが付いてくるので、予算に余裕があるなら2も検討してみてください。
まとめ:Shokz OpenDots Airのメリット・デメリット・評価
Shokz OpenDots Airを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
| ・オープンイヤーとして十分な音質 ・音漏れが少ない ・軽快で快適な装着感 ・IP55防水対応 ・10分で2時間の急速充電 ・着脱検知に対応 ・マルチポイント対応 ・感圧センサーで誤操作が少ない ・Fast Pair / Swift Pair対応 |
・Dolby Audio非搭載 ・ワイヤレス充電非対応 ・Find Hub非対応 ・ゲームモードなし |
評価
Shokz OpenDots Airは、19,880円という手の届きやすい価格で、Shokzクオリティのイヤーカフ型イヤホンが手に入る一台です。
上位モデルの2と比べれば音質やマイク性能で差はありますが、普段使いで困ることはまずありません。
中高音域のクリアさはしっかりしていますし、音漏れは上位モデルよりも少ないくらい。装着感もShokzらしい快適さがちゃんと詰まっています。
Dolby Audio・ワイヤレス充電・Find Hubといった機能は省かれていますが、「あれば嬉しいけど、なくても困らない」と感じる人も多いはず。
むしろ「イヤーカフ型ってどうなんだろう?」とオープンイヤーイヤホンの最初の1台を探している人にとっては、このクオリティでこの価格は十分に魅力的だと思います。
使ってみて「もっと音質にこだわりたい」「通話品質を上げたい」と感じたら、その時にOpenDots 2のような上位モデルにステップアップしてもいいでしょう。



























































