【HUAWEI WATCH FIT 5レビュー】実際に使って感じたメリット・デメリット・評価
HUAWEI WATCH FIT 5をご提供頂きました。
HUAWEI WATCH FIT 5は、税込27,280円で睡眠計測から健康管理、ワークアウト記録まで全部入りのスリム型スマートウォッチです。
結論から言うと、毎日の充電がいらないバッテリー持ちと、睡眠を中心とした健康管理の幅広さが光る一台。
ヘルスケア計測を全部オンにしても実測8日持ち、約50g・厚さ9.5mmと軽くて薄いので、睡眠中まで着けっぱなしにしても気になりません。
この記事では、HUAWEI WATCH FIT 5のバッテリー・健康管理・GPS・便利機能を実機でじっくり検証していきます。購入を迷っている人の判断材料になればうれしいです。
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- HUAWEI WATCH FIT 5のスペック|FIT 4との比較
- HUAWEI WATCH FIT 5の外観・デザイン|軽量・薄型で着けっぱなしでも快適
- HUAWEI WATCH FIT 5のディスプレイ|最大2,500nitで屋外でも見やすい
- HUAWEI WATCH FIT 5のバッテリー持ちは実測8日
- HUAWEI WATCH FIT 5の睡眠計測|ステージ・心拍・血中酸素まで記録
- HUAWEI WATCH FIT 5の健康管理|心拍・血中酸素・感情・生理周期
- HUAWEI WATCH FIT 5のGPS・ワークアウト精度|FIT 4と比較検証
- Bluetooth通話・通知・音楽操作|手元で完結する便利機能
- HUAWEI WATCH FIT 5のメリット・デメリット
- まとめ:HUAWEI WATCH FIT 5はこんな人におすすめ
HUAWEI WATCH FIT 5のスペック|FIT 4との比較
HUAWEI WATCH FIT 5(以下、FIT 5)は、HUAWEI WATCH FIT 4の後継モデルにあたるスリム型スマートウォッチの無印モデルです。
税込価格は27,280円で、FIT 4(23,980円)より3,300円高くなっています。
センサー構成やBluetooth規格など複数の項目がアップデートされているので、まずどこが変わってどこが変わっていないかを表で整理しておきます。
スペック比較表
| 項目 | HUAWEI WATCH FIT 5 | HUAWEI WATCH FIT 4 |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 27,280円 | 23,980円 |
| サイズ | 約42.9×38.2×9.5mm | 約43.0×38.0×9.5mm |
| 重量(ベルト除く) | 約27g | 約27g |
| ディスプレイ | 1.82インチ AMOLED 480×408 / 347ppi |
1.82インチ AMOLED 480×408 / 347ppi |
| 最大輝度 | 2,500nit | 2,000nit |
| 本体素材 | アルミニウム合金 | アルミニウム合金 |
| 防水 | 5ATM・IP6X | 5ATM |
| 心拍センサー | LEDセンサー×6+PD | 光学式心拍センサー |
| 温度センサー | 搭載(皮膚温) | 非搭載 |
| GNSS | デュアルバンド(L1+L5) NavIC対応など構成強化 |
デュアルバンド(L1+L5) |
| Bluetooth | 6.0 | 5.2 |
| NFC | 全カラー対応 | グレーのみ対応 |
| マイク・スピーカー | あり | あり |
| 充電方式 | ワイヤレス充電 | ワイヤレス充電 |
| バッテリー公称 (通常使用) |
最大10日 | 最大10日 |
| バッテリー公称 (ヘビーユース) |
最大7日 | 最大7日 |
| バッテリー公称 (AOD使用) |
最大4日 | 最大4日 |
| 睡眠アルゴリズム | HUAWEI TruSleep 5.0 | HUAWEI TruSleep |
| 対応OS | Android 9.0以降 iOS 13.0以降 |
Android 8.0以降 iOS 13.0以降 |
HUAWEI WATCH FIT 4からの主な変更点
スペック上での変更点はざっくり5つです。
まず最大輝度が2,000nitから2,500nitに上がりました。屋外での見やすさへの影響は、実際に使った感想を輝度・視認性のところで触れています。
心拍センサーはLEDを6つ+フォトダイオード(PD)構成に強化。本記事では、ワークアウトのセクションで実測を交えながら紹介しています。
また、新たに温度センサーが搭載されましたが、機能が前面に出ているわけではありません。僕自身も使用中に意識する場面はなかったです。
細かい部分ですが、Bluetoothは5.2から6.0に更新。
また、NFCはFIT 4がグレーカラーだけの対応でしたが、FIT 5では全カラーで使えます。(日本でNFCを使う場面はほぼないけど・・・。)
一方、サイズ・重量・ディスプレイサイズと解像度・バッテリー公称値・充電方式はHUAWEI WATCH FIT 4から変わっていません。
「画面が大きくなった」「バッテリーが伸びた」という分かりやすい変化はないので、ご注意ください。
HUAWEI WATCH FIT 5の外観・デザイン|軽量・薄型で着けっぱなしでも快適
僕が今回お借りしたのは、HUAWEI WATCH FIT 5の無印モデルです。手元の実機はブラックで、見た目はかなりシンプルで落ち着いた印象でした。
ディスプレイをオンにすると、1.82インチのAMOLED画面が大きく目に入ります。
ベゼルが細くスッキリしたフォルムだなというのが第一印象です。
本体の素材はアルミニウム合金で、実際に触ってみるとひんやりとした金属の質感がしっかり感じられます。
ブラックカラーは派手さがなく、仕事中でもプライベートでも気にせず使えそうな雰囲気です。
サイズ・重さはFIT 4からほぼ変わらず
サイズは約42.9×38.2×9.5mmで、重量は約27g(ベルト含まず)。
実はこのあたりの数値は、前モデルのHUAWEI WATCH FIT 4(約43.0×38.0×9.5mm・同じく約27g)とほとんど同じです。
実際に2台を並べてみると、サイズ感や厚みの違いはほぼ感じられませんでした。
新しいモデルだからといって見た目が大きく変わっているわけではなく、完成されたフォルムがそのまま引き継がれている、という印象です。
横から見た厚さは9.5mm。
手首に乗せてみると、思っていたよりも主張が少なく、邪魔になりにくい薄さだと感じました。
装着感・着けっぱなしでの使用感
実際に着けてみると、約27gという軽さもあって、手首にかかる負担はかなり少なく感じます。
睡眠計測のために一晩中着けっぱなしにしていても、特に気になることはありませんでした。
ベルトはフルオロエラストマー製で、肌に触れる部分は柔らかめ。
長時間着けていても蒸れが気になりにくい素材で、装着感としては快適でした。
なお、HUAWEI WATCH FIT 5にはナイロンバンドのモデルもあります。
ただしナイロンバンドはシルバーカラーのみの展開で、価格も30,580円とフルオロエラストマーモデル(27,280円)より3,300円高くなります。
布の風合いが好みで、シルバーでもいいという人は検討してみてもいいと思います。
背面のセンサー部分
背面には心拍センサーとして、6つのLEDとPD(フォトダイオード)が配置されています。
心拍数などの計測精度に関わる部分ですが、見た目としてもコンパクトにまとまっているのが分かります。
重量を実測してみた
公式スペックでは約27g(ベルト含まず)となっていますが、実際にベルトを装着した状態で測ってみると、実測で約49.7gでした。
ベルトの重さを含めても、装着して動いている分にはそれほど重さを感じる場面はなく、軽さと薄さのバランスは良いと思います。
ワイヤレス充電・防水性能
充電はワイヤレス充電に対応しています。
専用のクレードルに本体を近づけると、マグネットでカチッと吸着する仕組み。位置合わせも特に難しくなく、くっつけるだけで充電が始まる手軽さがありました。
また、防水は5ATM・IP6X対応。日常的な水濡れ、たとえば洗顔や手洗いの際に気にせず使える点も、普段使いとしては安心できるポイントです。
同梱物
同梱物は本体・充電クレードル(USBケーブル一体型)・クイックスタートガイド・保証書でした。
充電器(アダプター)は付いていませんが、急速充電に対応しているわけでもないので、ご自宅のUSB Type-A充電器で代用可能です。
HUAWEI WATCH FIT 5のディスプレイ|最大2,500nitで屋外でも見やすい
HUAWEI WATCH FIT 5のディスプレイは1.82インチのAMOLEDで、解像度は480×408、PPI347です。
サイズや解像度、有機ELパネルである点はFIT 4から変わっていないので、画面のなめらかさや発色の鮮やかさはFIT 4と同じ印象でした。
屋外でも見やすい画面輝度
HUAWEI WATCH FIT 5の進化ポイントは最大輝度。旧モデルのの2,000nitから2,500nitにアップしています。
実際に屋外で使ってみると、直射日光の下でもワークアウト中の心拍数やペースの数値はしっかり読み取れました。
ただ正直なところ、2,500nitになったことでの違いは、数字の伸び幅ほどはっきりとは感じにくかったです。
屋外での視認性自体はもともと良かったけど、さらに余裕が出た、くらいの捉え方がちょうどいいかもしれませんね。
常時表示(AOD)はバッテリーとの相談で
FIT 5はAOD(常時表示)にも対応していて、手首を返さなくても時刻や情報をパッと確認できます。
- 画面点灯
- AOD
- 画面点灯
- AOD
ただAODを使うとバッテリーの公称が最大10日から最大4日まで短くなるので、普段はAODオフで運用するのがおすすめです。
実際のバッテリー持ちについては別セクションの実測8日の結果を参考にしてみてください。
文字盤は「HUAWEI Health」アプリから多数選べる
文字盤はスマホの「HUAWEI Health」アプリから多数のデザインを選んでダウンロードできます。
シンプルなデジタル表示からアナログ風、キャラクター系まで幅広く揃っていて、ミニストレッチをこなすと専用のパンダ文字盤が使えるようになるなど、遊び心のある仕掛けもありました。
気分や服装に合わせて気軽に着せ替えられるのは、地味にうれしいポイントです。
HUAWEI WATCH FIT 5のバッテリー持ちは実測8日
HUAWEI WATCH FIT 5の公称バッテリー持続時間は、旧モデルから据え置き。通常使用で最大10日間、ヘビーユースで最大7日間、AOD(常時点灯)使用で最大4日間です。
実際にどれだけ持つのかを手元で計測しました。
ヘルスケア全ON+週2〜3回ワークアウトで実測8日
計測条件は以下のとおりです。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| AOD(常時点灯) | OFF |
| ヘルスケア計測 | すべてON |
| ワークアウト | ウォーキング30分を週2〜3回 |
この条件で計測したところ、8日間でほぼ使い切る結果になりました。
| 経過日数 | 日付・時刻 | バッテリー残量 |
|---|---|---|
| 0日目 | 5月19日 23:00 | 100% |
| 8日目 | 5月27日 23:00 | 5% |
公称「通常10日/ヘビー7日」に対し、ヘルスケアを全部ONにして週2〜3回ワークアウトするという実使用条件で8日持ったので、公称値はほぼ妥当な着地と言えます。
毎日充電が必要なタイプのスマートウォッチと比べると、8日持つのは明確なメリット。AODをオフで運用すれば、充電頻度はかなり少なくて済みます。
充電は約1時間12分でフル、GPSワークアウトの消費も軽微
充電速度も計測しました。残量5%から100%まで約1時間12分で満充電。
1週間以上使って1時間ちょっと充電するだけなので、充電の手間は小さく感じます。
GPSを使った屋外ウォーキングの消費も計測したところ、30分で約3%でした。
GPSワークアウトを多用しても消費はこの程度なので、日常的なウォーキング程度であればバッテリーへの影響は軽微と言っていいでしょう。
HUAWEI WATCH FIT 5の睡眠計測|ステージ・心拍・血中酸素まで記録
HUAWEI WATCH FIT 5の睡眠計測は、睡眠アルゴリズムに「HUAWEI TruSleep 5.0」を採用。
睡眠時間とステージの内訳に加えて、呼吸の質や睡眠中の心拍・HRV・血中酸素まで取得でき、FIT系らしく計測項目が細かいのが特徴です。
AODオフなら8日持つバッテリー持ちなので毎日充電する必要がなく、就寝時に着けたままにしやすいのも睡眠計測との相性がGOOD。
充電のために外す日が減るぶん、データが途切れにくくなります。
睡眠ステージとスコアを細かく可視化
HUAWEI WATCH FIT 5を装着したまま眠ると、睡眠時間・睡眠ステージの内訳・睡眠スコアが自動で記録されます。
| 項目 | 実測値 |
|---|---|
| 睡眠時間 | 7時間25分 |
| 睡眠スコア | 87点 |
| 深い睡眠(N3) | 1時間12分(16%) |
| 浅い睡眠(N1/N2) | 4時間34分(62%) |
| レム睡眠 | 1時間39分(22%) |
深い睡眠・浅い睡眠・レム睡眠の内訳まで確認でき、一晩の睡眠がどんな構成だったか一目で把握できます。
睡眠中呼吸乱れ検知も搭載されていて、僕の計測では「異常なし」。睡眠の質が気になる人には安心材料になります。
睡眠時の心拍・HRV・SpO2まで取れる
睡眠ステージだけでなく、眠っている間のバイタルも記録されます。
| 項目 | 実測値 |
|---|---|
| 平均心拍 | 57bpm |
| 平均HRV(心拍変動) | 33ms |
| 平均血中酸素 | 98% |
| 平均呼吸数 | 14brpm |
いずれも自分の範囲内として表示されました。
睡眠ステージに加えて心拍・HRV・SpO2・呼吸数まで一画面で確認できるので、計測項目はかなり細かい部類です。
週単位の睡眠インサイトでは、傾向もまとめて見られます。7日平均の例では、就寝起床のリズムは規則性良好と表示されました。
毎日の数値だけでなく入眠・起床の規則性まで可視化されるので、生活リズムのばらつきにも気づきやすい構成です。
なお、これらのデータはあくまで参照用で、本機は医療機器ではありません。体調管理の目安として使うのがおすすめです。
HUAWEI WATCH FIT 5の健康管理|心拍・血中酸素・感情・生理周期
HUAWEI WATCH FIT 5は、睡眠以外の日常的な健康指標も自動で記録してくれます。
心拍・血中酸素・感情/ストレス・活動量・生理周期と、ひと通りの項目をまとめて見られるのが特徴です。順番に紹介します。
心拍・安静時心拍(HRVも測定)
心拍数は終日自動でモニタリング。週・月単位のインサイトでは傾向も確認でき、たとえば「平均安静時心拍が先月比+3bpm」といった変化が表示されます。
血中酸素(SpO2)
血中酸素(SpO2)は終日自動で測定されます。
就寝中もこまめに測定され、グラフで推移を確認できます。
情緒モニタリング・ストレス
感情とストレスを、ひとつの画面でタブ切り替えしながら確認できます。
感情タブでは、その日の状態を快適/普通/不快の比率で表示。12種類の感情を記録し、心のジャーナルのように振り返れます。
ストレスタブに切り替えると、平均ストレス値とゾーンを表示。呼吸エクササイズへの導線もあります。
感情とストレスを1画面で切り替えて見られるのは実用的です。
アクティビティ管理
日々の活動量は、3つの活動リングで把握できます。このほか、歩数・距離・ステアクライミングも記録してくれました。
HUAWEI Healthアプリの「Health Clovers」では、起床・水分・歩数・睡眠などの日課をクローバー型で管理でき、健康習慣の継続をサポートしてくれます。
生理周期管理
女性向けに、生理周期カレンダーも搭載。バイタルデータをもとに、生理日・排卵日・周期を予測してくれます。
生理日数や周期の長さを設定でき、記録を続けるほど予測精度が上がっていく仕組みです。
ちなみに、スペック表には温度センサー(皮膚温)の搭載が記載されていますが、僕の環境では計測データが記録されることはありませんでした。
皮膚温を使った機能が前面に出ていないこともあり、現状では実際に確認できる場面はなさそうです。(Pro(上位モデル)では皮膚温を生理周期予測に活用すると明記されています。)
なお、これらの機能はいずれも医療機器によるものではなく、日々の体調を把握するための参照用です。
それを踏まえても、心拍からSpO2、感情/ストレス、活動量、生理周期まで自動で記録できる項目の幅広さは、HUAWEI WATCH FIT 5の使い勝手の良いポイントだと感じました。
HUAWEI WATCH FIT 5のGPS・ワークアウト精度|FIT 4と比較検証
HUAWEI WATCH FIT 5は、ヨガや筋力トレーニング、水泳など100種類以上のワークアウトモードに対応しています。
この記事では、その中でも僕が普段よく使うウォーキングとサイクリングを、実際に計測して見ていきます。
GPSは、デュアルバンド(L1+L5)対応のGNSSを搭載。前モデルもデュアルバンド対応で、FIT 5ではNavICへの対応が加わっています。
実際にHUAWEI WATCH FIT 4と同時に装着して同じルートを歩き、計測データを並べて比較しました。
FIT 4と同時装着ウォーキング
FIT 5とFIT 4を同じ腕に同時装着して同一ルートを歩いた結果がこちら。
- WATCH FIT 5
- WATCH FIT 4
| 項目 | FIT 5 | FIT 4 |
|---|---|---|
| 距離 | 2.59km | 2.63km |
| 時間 | 28:29 | 28:36 |
| 平均ペース | 11’00″/km | 10’52″/km |
| 平均速度 | 5.46km/h | 5.52km/h |
| 消費カロリー | 129kcal | 131kcal |
| 歩数 | 3,248歩 | 3,263歩 |
| 平均ケイデンス | 114spm | 114spm |
| 平均歩幅 | 80cm | 81cm |
| 平均心拍 | 100bpm | 101bpm |
| 最大心拍 | 107bpm | 112bpm |
| VO2Max | 43 | 46 |
距離の差は40m、ペースの差は8秒/km、平均心拍の差は1bpm。すべて誤差の範囲内です。
GPS軌跡はどちらも道に沿って正確に記録されており、軌跡の暴れもありませんでした。
同時装着テストの結果、GPS精度・基本的なトラッキング精度はFIT 5とFIT 4でほとんど差がないことが分かりました。
このため、HUAWEI WATCH FIT 4をすでに持っている人が、GPS精度の向上を期待して買い替える理由は薄いと思います。
サイクリングモードでは推定パワー・ケイデンスまで取得できる
FIT 5のワークアウトモードはウォーキングだけでなく、サイクリングにも対応しています。
| 項目 | 計測値 |
|---|---|
| 距離 | 1.71km |
| 時間 | 11:37 |
| 平均速度 | 8.83km/h |
| 最高速度 | 15.12km/h |
| 平均心拍 | 80bpm |
| 推定ケイデンス(平均) | 41rpm |
| 推定パワー(平均) | 32W(最大107W) |
| 平均勾配 | 1% |
専用センサーなしでも、推定とはいえケイデンス(ペダルの回転数)とパワーまで記録できるのは面白いポイントです。GPS軌跡もここでも道に沿って正確に記録されていました。
ワークアウト中にオフラインマップで現在地を確認できる
HUAWEI WATCH FIT 5はワークアウト中にオフラインマップを表示する機能にも対応しています。
事前にHUAWEI Healthアプリから使いたいエリアの地図をダウンロードしておくと、ワークアウト中に現在地と移動軌跡を腕元で確認できます。
ただし、地図アプリのように目的地まで常時ナビゲーションしてくれる機能ではなく、「今どこにいるか」「どのルートを通ってきたか」をワークアウト中に確認するための機能です。
新機能:パンダと一緒に体を動かす「ミニストレッチ」
HUAWEI WATCH FIT 5には「ミニストレッチ」機能が新搭載されました。
首・肩・背中など全身10カ所の部位をカバーし、計30種類の動作を収録。
スキマ時間にウォッチ単体で体をほぐせる機能で、ジムに行くほどでもないけど体を動かしたい、というときに向いています。
専用のパンダ文字盤があり「GO」をタップするとパンダのキャラクターが動作をひとつひとつガイドしてくれます。
実際に1回試してみたところ、「腕を伸ばし、腰を伸ばします。」といった案内に合わせて動くだけで完了しました。
難しい操作は何もなく、その気軽さが特徴だと思います。
完了するとパンダの表情が変わり、「完了したミニワークアウト:1回」と表示されます。
目標回数を達成すると、世界の観光名所をテーマにしたウォッチフェイスがアンロックされる仕組みで、1回完了した時点で成都のウォッチフェイスが解放されました。
運動を続けるほどパンダと旅が進んでいく演出です。
「運動」というほど負荷の高いものではなく、デスクワークの合間など、ちょっとした時間に体をほぐす用途に合っています。
キャラクターやアンロック要素で続けるモチベーションを作ってくれる点も含め、差別化ポイントのひとつです。
Bluetooth通話・通知・音楽操作|手元で完結する便利機能
HUAWEI WATCH FIT 5は、スマホを取り出さなくても手元で完結する便利機能が一通りそろっています。
ウォッチ単体でのBluetooth通話、通知表示、音楽コントロール、さらにはミニアプリまで。ここでは実際に使ってみた印象とあわせて紹介します。
Bluetooth通話
HUAWEI WATCH FIT 5には、スピーカーとマイクが内蔵されていて、ウォッチ単体でBluetooth通話ができます。
実際に着信を受けて、ウォッチだけで通話してみました。
音質は良いとは言えませんが、相手の声はきちんと聞き取れましたし、音量も特に問題ありません。
スマホを取り出さずに、手元でちょっとした通話を済ませたいときには十分使える印象です。
通知表示・クイック返信
スマホに届いたLINEやメールなどの通知は、ウォッチ側にもリアルタイムで表示されます。
通知への返信対応がiOSとAndroidで違う点にご注意ください。実際に両方の環境で試してみたので、表にまとめておきます。
| 項目 | iOS(iPhone) | Android(Galaxyで確認) |
|---|---|---|
| 通知の表示 | ○ | ○ |
| 通知への返信 | × | ○ |
iPhoneでは通知が表示されるだけで、その場で返信することはできませんでしたが、Galaxyでは、絵文字やキーボード入力、定型文を使ってウォッチ側から返信ができました。
iPhoneユーザーがWATCH FIT 5を検討する場合、「通知は見られるけど返信はできない」という点は知っておいたほうがいい部分かなと思います。
なおAndroidスマホであれば、音声通話に対してメッセージを送ることもできました。
音楽コントロール
HUAWEI WATCH FIT 5はスマホで再生中の音楽を、ウォッチ側から再生・停止・音量調整などコントロールできます。
実際にスマホで音楽を流しながらウォッチを操作してみましたが、再生・一時停止はスムーズに反応してくれました。
ちょっと席を外すときや、スマホを触らずに音量を変えたいときなど、手元で完結できるのは便利だなと感じました。
さらに、ウォッチ本体に曲を保存しておけば、スマホを持たずにウォッチ単体で音楽を再生することもできます。
本体スピーカーから曲を流すのはもちろん、Bluetoothイヤホンを接続して聞くこともできます。ランニングなどスマホを持ち歩きたくないときに便利ですよね。
ミニアプリ
HUAWEI Healthアプリ経由で、ウォッチにミニアプリを追加することもできます。
ナビ系やスポーツ計測系、計算機など、この他にもいろいろなジャンルのアプリが用意されていました。アプリの数は、iPhoneよりもAndroidの方が豊富です。
HUAWEI WATCH FIT 5のメリット・デメリット
ここまで実際に使ってきた中で感じた、HUAWEI WATCH FIT 5のメリットとデメリットをまとめます。
メリット
- バッテリーが実測8日持ち、毎日の充電がいらない
- 睡眠・心拍・血中酸素・感情まで健康管理が幅広い(特に睡眠計測が詳しい)
- 約27g・厚さ9.5mmで軽くて薄く、着けっぱなしでも快適
- 充電が約1時間12分と速い
- デュアルバンド(L1+L5)GPSで測位精度は実用十分
- 新機能「ミニストレッチ」がパンダ演出付きで楽しく続けられる
- 最大2,500nitで屋外でも見やすい
実際に使っていて特に良かったのは、バッテリーの持ちと健康管理の幅広さです。
ヘルスケア計測を全部オンにして、AODオフで使っても実測8日持ったので、毎日充電する手間がありません。
睡眠計測は深い・浅い・レム睡眠の内訳から、呼吸の質や睡眠中の心拍・血中酸素まで細かく記録してくれるので、健康管理目的で選ぶ人にはしっかり応えてくれます。
約50g・厚さ9.5mmという軽さ薄さも、一日中、さらに睡眠中まで着けっぱなしにするうえで地味に効いてくるポイントです。
デメリット
- 温度センサーは搭載されているが、無印では皮膚温が実際に計測されなかった
- iPhoneでは通知への返信ができない
- ウォッチ単体での通話音質はそこそこ
- 日本ではNFC(決済)の出番がほぼない
- ECG・トレイルラン・ゴルフ・ダイビングなどはProのみで非対応
気になった点として、まず温度センサーです。スペック上は搭載されていますが、無印では皮膚温を使った機能が前面に出ておらず、アプリで表示を有効にして一晩試しても、僕の環境では計測データが記録されませんでした。皮膚温が測れることを期待して選ぶと、肩透かしになるかもしれません。
通知まわりは、iPhoneだと通知の表示はできても返信ができない点に注意が必要です。返信機能を使いたいならAndroidとの組み合わせが必要になります。
通話音質やNFCについては、致命的というほどではありません。通話はスマホを取り出さず手元で済ませたいとき用、NFCは日本だと決済の出番がほぼないので、過度に期待しなければ問題ない範囲です。
ECGや本格的なアウトドア・スポーツ系の機能が必要な場合は、上位のPro、または別のモデルを検討することになります。
まとめ:HUAWEI WATCH FIT 5はこんな人におすすめ
HUAWEI WATCH FIT 5は、27,280円で睡眠計測・健康管理・ワークアウト記録が全部入りのスリム型スマートウォッチです。
実際に使ってみて、バッテリーの持ちと健康管理の幅広さが特に印象的でした。
旧モデルからの派手な進化はありませんが、日常使いのスマートウォッチとしての完成度は高い一台だと思います。
こんな人におすすめ
睡眠や健康管理をしっかりしたい人
睡眠計測が詳しく、深い・浅い・レム睡眠の内訳から呼吸の質、睡眠中の心拍・血中酸素まで記録できます。
日中も心拍・血中酸素・感情・ストレスまで自動で記録してくれるので、健康管理を軸に選ぶならしっかり応えてくれる一台です。
毎日の充電が面倒な人
ヘルスケア計測を全部オンにしても実測8日持ちました。
AODオフで運用すれば、数日に一度の充電で済みます。寝るときも着けっぱなしにしやすいので、睡眠データを毎晩しっかり取りたい人にも向いています。
軽くて着けっぱなしにできるウォッチが欲しい人
約27g・厚さ9.5mmと軽くて薄いので、一日中着けていても負担になりません。
睡眠中まで24時間着けっぱなしにしても気にならない装着感です。
こんな人にはおすすめしない
HUAWEI WATCH FIT 4をすでに持っている人
FIT 5はFIT 4から、心拍センサーの強化・温度センサーの追加・最大輝度アップ(2,000→2,500nit)・Bluetooth6.0化などの変更がありますが、サイズ・重量・画面・バッテリー公称値は据え置きです。
GPS精度も同時装着で比較したところほぼ同じでした。FIT 4が問題なく動いているなら、無理に買い替える必要はないと思います。
iPhoneで通知の返信をよく使う人
iOSの仕様上、通知の表示はできても返信はできません。
クイック返信を重視するなら、Androidとの組み合わせが必要です。
決済や本格的なスポーツ機能が必要な人
日本ではNFCでの決済の出番がほぼなく、ECG・トレイルラン・ゴルフ・ダイビングといった機能は上位のProのみの対応です。
これらが必要なら、Proや他のモデルを検討してみてください。
HUAWEI WATCH FIT 5は「シンプルに健康管理したい人」に向けた、完成度の高いスマートウォッチです。
特に睡眠の質が気になる人や、毎日の充電が面倒な人には自信を持っておすすめできます。




























































































