【OPPO Reno16 5Gレビュー】実際に使ってわかったメリット・デメリット・評価
OPPO Reno16 5Gをお借りしました。
実機で使い倒してみた結論から言うと、「普段使いをそつなくこなす、10万円切りで満足度の高いミドルレンジスマホ」でした。
最近は10万円を超えるスマホが当たり前になりつつある中、89,800円でここまでの満足感が得られるのは、正直嬉しい驚きです。
今回は人気のAndroidスマホ「Google Pixel 11」を比較対象にチョイス。価格帯こそ違いますが、処理性能・カメラでどこまで戦えるのか、実際に検証しています。
【こんな人におすすめ】
- 10万円以下でミドルレンジスマホをコスパ重視で探している人
- バッテリー持ちの良さを最優先したい人
- 水回りやアウトドアでも気兼ねなく使いたい人
- 個性的なデザインのスマホが欲しい人
【向いてないかも】
- おサイフケータイを日常的に使っている人
- 崩壊:スターレイルのような重量級3Dゲームを高画質で遊びたい人
- ワイヤレス充電を使いたい人
- 望遠カメラでの夜景撮影を重視する人
本記事でOPPO Reno16 5Gを詳しくレビューしていくので、購入の参考にしてください。
OPPO Reno16 5Gのデザイン・サイズ・付属品をレビュー
まずはOPPO Reno16 5Gの外観・付属品からチェックしていきましょう。
デザイン
OPPO Reno16 5Gのカラーバリエーションは以下の2色。
- ポップホワイト
- トワイライトパープル
このうち今回お借りしたのはポップホワイトです。
背面パネルはツルツルとした光沢仕上げ。ただし色が白なので、光沢のわりに映り込みはそこまで気になりません。
指紋や皮脂汚れも目立ちにくいです。
ポップホワイトの特徴の1つが背面に描かれた惑星のようなリング模様。ちょっと不思議な仕上げになっております。
「ホロバース3Dテクノロジー」で、1枚のガラスから成形することで奥行きと立体感を出しているとのこと。
実際に眺めてみると、模様ががふわっと浮かび上がって見えるんです。ビックリするほど飛び出して見えます。
両眼視差を利用した仕掛けのようで、こういう見え方をする背面パネルは今まで見たことがありません。
写真ではこの浮き出る感じがなかなか伝わらないのがもどかしいですが、実機を手に取るとかなり印象に残るデザインです。
背面左上にはカメラユニットを搭載。メインカメラ・超広角・望遠の3眼構成です。
カメラユニットの厚みは実測で2.6mmほど。そこそこ出っ張りがあるので、机などに置いたまま使うとガタつきます。
ディスプレイを上にして右側面に音量ボタンと電源ボタンを搭載。
位置に特に違和感はなく、本体自体もコンパクトめなサイズ感なので、片手でも無理なく押せて使いやすい印象です。
左側面にはRenoシリーズでは初搭載となるSnap Key。
着信音モードの切り替えや、好みの機能をワンタッチで呼び出せます。
iPhoneのアクションボタンのような感じですね。
本体下部にはカードスロット・マイク・USB Type-Cポート・スピーカー。
カードスロットはSIMカードを表裏両面に装着できるタイプ。残念ながらSDカードには対応しておりません。
nanoSIM+nanoSIM、またはnanoSIM+eSIMの組み合わせに対応しています。
本体上部には補助マイクと思われる小さな穴がひとつ。特に目立った端子類はありませんでした。
かなり傾いてるのが分かりますね。やっぱり置いて使うのは厳しいでしょう。
サイズ
OPPO Reno16 5Gのサイズはカラーによって若干異なり、以下の通り。
- 縦:約151mm
- 幅:約72mm
- 厚さ:約8.4mm(ポップホワイト)/約8.2mm(トワイライトパープル)
6.3インチディスプレイでとっても扱いやすいサイズ感だと思います。好き。
重量は公称でポップホワイトが約193g、トワイライトパープルが約182g。実際に計測してみたところぴったり193.0gと、公称通りの数値でした。
サイズの割にちょっと重たく感じました。
トワイライトパープルとの差が約11gあることを考えると、背面のホロバース3Dテクノロジーによる加工や素材の積層が、少なからず影響しているのかもしれませんね。
なるべく軽いほうが良いならトワイライトパープルが良いでしょう。
付属品
OPPO Reno16 5Gの付属品は以下の通り。
- クイックガイド
- 安全ガイド
- SIMピン
残念ながら保護フィルム・保護ケース・充電器・充電ケーブルは付属していません。
紙類とSIMピンのみとかなりシンプルな内容なので、購入する際はケースやフィルム、充電器を別途用意しておくと安心です。
OPPO Reno16 5Gのディスプレイをレビュー
続いてOPPO Reno16 5Gのディスプレイを見ていきましょう。
毎日何度も目にするディスプレイは、スマホの命と言っても過言ではないくらい重要なポイントです。
6.3インチ有機ELディスプレイ
OPPO Reno16 5Gは6.3インチの有機EL(AMOLED)ディスプレイを搭載。
サイズ感がちょうどよく、手にフィットします。いいですねーこのサイズ。
ベゼル(縁)も狭く、画面占有率は93.4%。
四辺も均等に絞られており、見た目の作り込みには全く不満がありません。
インカメラはパンチホールタイプで画面上部中央に搭載。控えめなサイズで、ホーム画面や動画視聴時もそこまで気になりませんでした。
6.3インチと比較的コンパクトなサイズ感なので、片手操作もしやすく感じました。文字入力くらいなら問題ないですね。
とはいえ画面が大きいことに変わりはないので、しっかり握って落とさないように使いたいところです。
画面解像度フルHD+(2,640×1,216)
OPPO Reno16 5Gの画面解像度は2,640×1,216のフルHD+。460PPIの高精細な表示で、文字も写真もくっきり綺麗に見えます。
有機ELパネル特有の黒色表現でシャキッとメリハリの効いた表示です。
- 2,640×1,216(フルHD+)
- 標準/自然/鮮明モード全て100% DCI-P3
- 10億7,000万色(10ビット)
- 460PPI
- パネルタイプ:Crystal Guard+AMOLED
- カバーグラス:Crystal Guard
なお、僕は購入したままの標準モードで使い続けていますが、特に不満はありませんでした。
標準/自然/鮮明の3モードから好みに合わせて選べるので、発色にこだわりたい人は切り替えて試してみるといいでしょう。
また、ディスプレイの解像度も変更可能。バッテリー持ちよりも画面の美しさを優先したい人は「高解像度」を選んでも良いでしょう。
この他、OPPO Reno16 5Gにはアイケア機能が搭載されており、就寝モードやアイコンフォート(ブルーライト低減)といった設定を活用できます。
スケジュール設定や強度調整も可能なので、就寝前など目に負担をかけたくないタイミングで使ってみてもいいでしょう。
十分な明るさで屋外でも見やすい
OPPO Reno16 5Gは通常時の輝度が600nit、日光下での最大輝度は1,800nitと十分な明るさです。
実際に屋外で使ってみても、よほどの直射日光でない限りは問題なく視認できると思います。
自動輝度調節の効き具合も良好で、明るさの変化に応じてスムーズに調整してくれる印象です。
視野角の広さも十分。多少角度をつけても画面がやや暗くなる程度で、視認性はしっかり保たれています。ゴロ寝スマホにも使えそうです。
リフレッシュレート120Hz対応
OPPO Reno16 5Gの画面リフレッシュレートは最大120Hzをサポート。1秒間に最大120回書き換えてくれるので表示がヌルヌルと滑らかになります。
自動選択/標準(60Hz)/高(120Hz)から選べるほか、アプリごとに個別のリフレッシュレートを設定することも可能でした。
一度この滑らかさに慣れると、正直60Hzには戻れません。スクロールや画面操作の一つひとつが快適に感じられます。
さらにタッチサンプリングレートは最大240Hz(デフォルト120Hz)に対応。指の動きをより高頻度で読み取ってくれるぶん、タップやスワイプの反応もキビキビとした印象です。
ディスプレイ常時表示に対応
OPPO Reno16 5Gは有機ELディスプレイの省電力性を活かしたAOD(常時表示ディスプレイ)に対応しており、ロック画面で時計等を表示し続けることが可能です。
フルスクリーン表示/部分画面表示から選べるほか、Bitmojiやカスタムパターンなど、パーソナライズできるデザインも豊富に用意されていましたよ。
Widevine L1で動画視聴が快適に!
スマホのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。OPPO Reno16 5Gはストリーミングサービスで高画質視聴が可能となります。
Widevine L1は、Googleが開発したデジタル著作権管理(DRM)技術の最高レベルのセキュリティ規格です。デバイスのハードウェアレベルで暗号化・復号化が行われるため高いセキュリティを実現し、4K解像度やHDRなどの高品質コンテンツ配信が可能となります。下位規格にL2・L3があり、デバイスによって対応レベルが異なります。
Netflixの最大再生解像度はFull HD。Dolby Visionには非対応なもののHDR 10+には対応しています。
Amazonプライム・ビデオでもHD 1080pで視聴可能。YouTubeでは「2160p60 HDR」まで設定できることを確認しました。
いつでもどこでも高画質で動画視聴できるのもOPPO Reno16 5Gの大きなメリットになります。
USB Type-Cからの映像出力はできない
残念ながらOPPO Reno16 5Gも、USB Type-Cポートからの映像出力(DP ALT MODE/DisplayPort Alternative Mode)には対応していませんでした。
そんなに利用する人は多くないかもしれませんが、ご注意くださいませ。
OPPO Reno16 5Gの基本性能・動作性能をレビュー
続いてOPPO Reno16 5Gの動作性能(普段使いの性能)をチェックしていきます。
スマホの基本性能を司るSoC(CPU/GPU)には「Snapdragon 7 Gen 4」を搭載。
Snapdragon 7 Gen 4は、ミドルレンジ上位向けに設計されたQualcommのチップセット。4nmプロセスを採用し、前世代比でCPU性能が27%、GPU性能が30%向上。AIエンジンも強化され、端末上での画像生成AIにも対応するなど、処理性能・AI性能ともに底上げされています。
構成は12GB RAM/256GB ROMで、比較対象として人気のAndroidスマホ「Google Pixel 11」も一緒に検証しています。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.11の総合スコアが1,502,664点。旧世代のVer.10では総合スコアは1,146,384点でした。
一方、比較対象のGoogle Pixel 11はVer.11で総合スコア1,873,493点、Ver.10で総合スコア1,359,339点という結果になりました。
同じVer.11同士で比較すると、Pixel 11の方が総合スコアで40万点近く上回る結果に。
特にGPUスコアの差が大きく、Tensor G6のグラフィックス性能はSnapdragon 7 Gen 4よりもかなり優秀。さすがのスペック差を感じる場面です。
以下のページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますのでチェックしてください。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ。
Google Pixel 11と動作性能を比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないかもしれないので、Google Pixel 11と動作性能をプチ比較してみました。
多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックです。
体感的にはほぼ同じタイミングで表示が完了しており、普段使いのアプリ操作では大きな差は感じられませんでした。
AnTuTuスコアで100万点を超えたあたりから、ネットサーフィン・SNS・動画視聴のような普段使いでは差を感じにくくなる、というのは以前のレビューでもお伝えした通り。
今回の2機種比較でも、そのことを改めて実感する結果になりました。
なお、OSがColorOS 16にアップデートされており、「ルミナスレンダリングエンジン」の進化でAndroidのレンダリングフレームワーク自体が刷新されているとのこと。
主要アプリでのタップ反応速度が40%、サードパーティアプリでのスクロール安定性が52%向上しているそうです。
もちろん、これまでのシリーズと同様にOPPO独自の「システム劣化防止機能」を中心としたトリニティエンジンも健在。
ColorOS 16では「進化を遂げたトリニティエンジン」として、業界初というチップレベルの最適化システム「Dynamic Frame Sync(ダイナミック・フレーム・シンク)」を新たに採用しています。
公式サイトの情報によると、安定性は37%向上、電力消費は13%削減され、アプリの起動と切り替えを2回行っても温度上昇はわずか4.1℃に抑えられているとのこと。
安定したシステムで5年間サクサク動作が続くと謳われております。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度もテストしてみました。
総合スコアはVer.11.1.5で148,849点。読み込み速度は2200MB/s台、書き込み速度も2100〜2200MB/s台と、価格帯を考えれば十分満足できる速度でした。
ランダムアクセスは読み込み1000〜1300MB/s台、書き込み1000〜1100MB/s台。基本操作のサクサク感はこのあたりに表れてくると思います。
ストレージ容量は256GB。初期状態でシステムに25GBほど使用するようです。
ミドルハイのスマホとしてはちょっと物足りない容量かも。重いゲームを複数同時にプレイしている人や、写真・動画撮影が好きな人は注意しましょう。
残念ながらmicroSDカードは搭載できませんが、Google DriveやGoogle Photo等のオンラインストレージを活用することで容量不足を解消できます。
またUSB-C用のカードリーダーもあるので、Micro SDカード等を利用したい場合には活用しても良いでしょう。
高パフォーマンスモード
OPPO Reno16 5Gにはバッテリー設定の中で「高パフォーマンスモード」が選択可能。バランスモード・省エネモード・高パフォーマンスモードの3種類から選べます。
推定使用可能時間を見ると、パフォーマンスを引き上げる分、バッテリー持ちは短くなる仕様のようです。
機能を有効にしてAnTuTuベンチマークを回してみたところ、総合スコアは通常時とほぼ同水準の結果に。正直、劇的な変化は感じられませんでした。
メモリ拡張機能を搭載
OPPO Reno16 5Gには使わないストレージを仮想メモリにする「メモリ拡張」機能も搭載されています。
追加容量は4GB/8GB/12GBから選択でき、最大12GB分をRAMとして拡張可能。実機では標準12GB+拡張12GBの構成で使用しており、RAMの最適化機能によって1.10GBほどの空き容量が確保されていました。
もちろん標準RAMと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリのように極端に動作が速くなることはないと思います。
それでも、僅かでも快適に使えるのであれば有効にしない手はありません。
元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるから安心ですね。
OPPO Reno16 5Gのゲーム性能をレビュー
スマホでゲームを楽しむ人にとって、ゲーム性能は見逃せないポイントですよね。
Snapdragon 7 Gen 4を搭載しているOPPO Reno16 5Gが、実際にどれくらい快適に遊べるのか、原神と崩壊:スターレイルで検証していきます。
原神(最高/FPS60)の平均FPSは34.8〜38.7
まずはゲーム性能のベンチマークのような存在になってる「原神」で検証していきます。
グラフィック設定を「最高/FPS60」に変更して、スメールの砂漠地域を15分ほどプレイしてみました。
平均FPSは34.8。最高値56.0、最低値26.0で、45fps以上をキープできていた時間の割合は17.1%でした。
同じ設定でスネージナヤでも試したところ、平均FPSは38.7。エリアによって多少のブレはあるものの、Snapdragon 7 Gen 4なりの動きという印象です。
グラフを見て分かるとおり、FPSの上限が最初から「45」になっています。そして、暫く使っていると上限が「30」に制限されます。
遊べないことはないですが、ヌルヌル動く、というほどではありません。快適に遊びたい場合は、画質やフレームレートの設定を下げる必要がありそうです。
ちなみに原神のデフォルトグラフィック設定は「中(デフォルト)」でした。
崩壊:スターレイルの平均FPSは23.3
続いて崩壊:スターレイルも検証していきます。原神はCPU性能、崩壊:スターレイルはGPU性能が重視されるゲームです。
「最高/FPS60」設定で、ピノコニー・黄金の刻を15分ほどプレイ(黄泉の四相断我で移動)してみました。
平均FPSは23.3。45fps以上をキープできた時間はわずか0.0%で、原神以上に厳しい結果になりました。
崩壊:スターレイルのような重めの3Dゲームを最高設定で快適に遊ぶのは、正直厳しいと思います。
なお、OPPO Reno16 5Gにはゲームメニューから「省エネ」「バランス」「プロゲーマー」の3段階のパフォーマンスモードや、タッチスクリーンの反応を高める「ウルトラタッチ」設定も用意されています。
ゲーム中にモタつきやカクつきが気になったら有効にしてもいいでしょう。
ゲームプレイ時の発熱
重いゲームを遊ぶ時に気になるのがスマホの発熱。
OPPO Reno16 5Gで原神を「最高/FPS60」設定でプレイした後の表面温度を計測してみたところ、42.3℃でした。
それなりに温かくなりますが、持てなくなるほどではありません。
試しにAnTuTuベンチマークを4回連続で回してみた結果がこちら。
スコアは1回目148万点台、2回目150万点台、3回目147万点台、4回目150万点台と、大きく崩れることなく安定していました。
GPUスコアだけ1回目がやや低め(31万台)でしたが、2回目以降は33万台まで上がっていて、発熱によって動作が不安定になるような様子は見られませんでした。
OPPO Reno16 5Gのバッテリー持ち・充電速度をレビュー
続いてOPPO Reno16 5Gのバッテリー性能をチェックしていきましょう。
バッテリー持ちはかなり優秀でしたが、充電速度は公称値通りとはいかない部分もあったので、実測値をそのままお伝えします。
PCMarkバッテリーテストのスコア
OPPO Reno16 5Gのバッテリー容量は公称値6,700mAh(定格値6,490mAh)です。
ただいくら容量が多くても、実際に長持ちしなければ意味がありません。
そこでPCMarkというベンチマークアプリでバッテリーもちを検証してみました。
PCMarkは数値からバッテリー性能を計算しているわけではなく、実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので信頼できる結果だと思っています。
画面の明るさを50%固定、画面解像度とリフレッシュレートを以下のように設定して計測した結果が以下のとおり。
- 標準/自動選択
- 高解像度/高
デフォルト設定だと脅威の25時間16分。
なんとこれまで僕がレビューしてきたスマホの中で歴代1位のスコアです。凄い!
バッテリー消耗が激しそうな高解像度・高リフレッシュレート設定にしても24時間46分。
差はわずか30分程度だったので、画質を優先しても大きな影響はなさそうです。
動作性能がそれなりに高くてバッテリー持ちも良いなんて最強だと思います。
なお、これまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので、参考に御覧ください。
バッテリー消費時間を実機で計測
PCMarkのスコアじゃピンとこない人もいると思うので、実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。
まずAmazon Musicでストリーミング音楽を1時間聴いた結果、バッテリー消耗は1%。
YouTubeで動画(1080P/60fps)を1時間視聴した結果、バッテリー消耗は3%。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は13%でした。
24時間一切触らずに放置した結果、バッテリー消耗はわずか2%。
それぞれの結果をまとめると次のとおり。
| 使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
| 音楽再生 1時間 | 1% | 約100時間 |
| 動画再生 1時間 | 3% | 約33時間 |
| 原神 1時間 | 13% | 約7.7時間 |
| 24時間放置 | 2% | 約50日間 |
音楽・動画再生、そして24時間放置時のバッテリー持ちはかなり優秀な数値でした。
一方で原神プレイ時は1時間で13%消耗という結果だったので、ヘビーなゲームを長時間プレイする人はモバイルバッテリーを用意しておくと安心かもしれません。
旧モデルOPPO Reno14と比較するとこんな感じです。
| 使用時間 | Reno14 | Reno16 |
| 音楽再生 1時間 | 2% | 1% |
| 動画再生 1時間 | 7% | 3% |
| 原神 1時間 | 10% | 13% |
| 24時間放置 | 3% | 2% |
音楽・動画再生、24時間放置についてはReno16のほうが消耗を抑えられているのですが、原神プレイ時だけは逆にReno14よりも消耗が大きいという結果になりました。
普段使いの省電力性能は上がっている一方、負荷の高いゲームでの持ちは旧モデルのほうがよかった、という素直な感想です。
なおバッテリー劣化を防止する設定項目も用意されているので、少しでもバッテリー寿命を延ばしたい人は設定しておくとよいでしょう。
80W急速充電に対応
OPPO Reno16 5Gは80W急速充電(80W SUPERVOOCフラッシュチャージ/55W PPS)に対応しています。
付属の純正充電器(を使って、バッテリー残量20%からフル充電までにかかる時間を計測してみました。
結果は60分。1時間あればフル充電できる計算です。
さらに電力測定器を使って、実際にどれくらいのワット数で充電されているのかもチェックしてみました。
瞬間的に確認できたのは25W程度。公称値の80Wはもちろん、旧モデルOPPO Reno15 Aの純正充電器で確認できた62W程度と比べても、かなり控えめな数値でした。
充電開始直後のピークを逃した可能性もありますが、少なくとも今回の計測環境では公称値通りの爆速充電は確認できませんでした。なんででしょ。
なお、OPPO Reno16 5Gはワイヤレス充電には非対応です。ベッドサイドで置くだけ充電をしたい人は注意しておきましょう。
バイパス充電にも対応
OPPO Reno16 5Gは、バイパス充電にも対応しています。
バッテリーが設定したしきい値まで充電されると、それ以降はバッテリーを介さず本体へ直接給電する仕組みです。
充電中にゲームや動画視聴をしていても発熱を抑えられるほか、バッテリーへの負荷軽減にもつながります。
しきい値は20%〜80%の間で調整可能。長く使うことを見据えるなら、地味にうれしい機能だと思います。
OPPO Reno16 5Gのカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?果たしてOPPO Reno16 5Gのカメラ性能はどれほどなのか。
実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてください。
カメラアプリ
OPPO Reno16 5Gのカメラアプリは、他のOPPO機と同じくシンプルな作り。サッと取り出してすぐに撮影できます。
よく使う倍率はワンタップで切替可能。
- 0.6x(超広角カメラ)
- 1x(メインカメラ)
- 2x(メインカメラ)
- 3.5x(望遠カメラ)
- 7x(望遠カメラ)
2xと7xはそれぞれメインカメラ・望遠カメラのクロップズームだと思います。
さらにズームのダイヤルを引き出せば、最大120倍までズーム可能です。
EV(露出)調整もワンタッチでアクセスできるのが地味に便利。撮る前にサッと明るさを微調整できます。
ウォーターマークやフィルターも豊富で、シーンに合わせて雰囲気を変えれば、それらしい一枚に仕上がりますよ。
このほか「POP」というモードでは、デジカメ風やインスタントフィルム風など、遊び心のある撮影も楽しめます。女性に嬉しい機能かもしれませんね。
なお、設定を見る限りシャッター音を消す項目はなく、常にシャッター音が鳴る仕様。
一方でスクリーンショット音は、サウンド設定からオフにできました。
メインカメラの作例
ここからはOPPO Reno16 5Gのメインカメラをチェックしていきます。
比較対象は基本性能の検証でも使ってきたGoogle Pixel 11。
同じ場所・同じタイミングで、撮り比べてみました。
石畳や周りの木々を見比べると、OPPO Reno16 5Gは全体的に明るめの仕上がりで、木陰になっている部分にもしっかり光が回っている印象。Pixel 11は少し落ち着いたトーンで、緑の締まりが強く、コントラストのはっきりした写真になっています。
青空を背景にしたシーンでも同じ傾向で、OPPO Reno16 5Gは空の青みや芝生の緑がパッと目を引く鮮やかさに仕上がる一方、Pixel 11はやや落ち着いた発色で、肉眼に近いナチュラルな見え方でした。
曇り空のシーンでは、OPPO Reno16 5Gは空や水面のトーンがやや落ち着いていて、雲の陰影もしっかり残っています。Pixel 11は全体的に白っぽく明るめに持ち上げる仕上がりで、水面や建物の質感が見やすく写っていました。
こちらも同様の傾向で、OPPO Reno16 5Gは少し落ち着いた色合いで、空の質感がわかりやすく残っていました。Pixel 11は建物の白さが明るく強調される仕上がりでした。
最後に逆光シーン。木の枝葉の隙間から太陽が差し込む、明暗差の厳しいシーンで比べてみました。
OPPO Reno16 5Gは葉っぱの暗い部分までふんわり明るく持ち上げてくれていて、枝や葉の形がわかりやすく写っています。Pixel 11は葉の暗部がぐっと締まっていて、太陽の光とのコントラストがはっきり出た、メリハリのある一枚に仕上がっていました。
このシーンでも同じ傾向で、OPPO Reno16 5Gは太陽まわりの空が白っぽく柔らかい印象、Pixel 11は空の青みも残りつつ引き締まった仕上がりになっていました。
こうして見比べてみると、OPPO Reno16 5Gのメインカメラは「暗いところも明るく持ち上げて、色も鮮やかめに仕上げてくれるカメラ」だと感じました。
Pixel 11の落ち着いたトーンやメリハリのある絵作りに対して、Reno16 5Gはシャッターを切るだけでパッと明るく華やかな写真が撮れる、扱いやすさが魅力です。
一方で、肉眼に近いナチュラルな発色を大事にしたい人にとっては、OPPO Reno16 5Gの方が少し明るさや色が強めに出ていると感じる場面もあるかもしれません。
明暗差の激しいシーンでの粘りを重視するならPixel 11の絵作りに分があるように感じました。
とはいえ、普段使いで「パッと見てきれいな写真」を撮りたい人には、OPPO Reno16 5Gのカメラは十分満足できる仕上がりだと思います。
メインカメラ(夜景)の作例
OPPO Reno16 5Gには低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードも搭載されています。
まずは通常撮影と夜景モードの違いから。
通常撮影だと、街灯の光がにじんで白っぽく飛んでしまい、周りの茂みや壁は暗く沈みがちでした。
それが、夜景モードに切り替えると、街灯の光の広がりが抑えられて、周辺の植木や壁のディテールまでしっかり明るく持ち上がります。
なお、今回の作例はすべて自動で夜景モードに切り替わった状態で撮影しています。
同じ並木道を撮り比べると、OPPO Reno16は葉の緑の彩度が高めで、街灯まわりの光もふんわり広がる仕上がりでした。Pixel 11はやや落ち着いた色味で、暗い部分の締まりはReno16より少し強い印象です。
水辺越しに建物を撮ったシーンでは、Reno16のほうが壁面や窓明かりを明るく持ち上げていて、パッと見の華やかさがあります。
Pixel 11は全体的に落ち着いたトーンで、建物の輪郭が少しグレーがかって見えました。水面に映るオレンジや赤の光の反射は、どちらもきれいに再現されています。
一方、川沿いの遊歩道を撮ったシーンでは、奥の鉄橋や建物の明るさ、石畳の質感まで両機ともほぼ互角の仕上がり。条件によってはそこまで大きな差が出ない、というのも今回わかったポイントです。
木を主役にしたシーンでは、OPPO Reno16は葉の緑が鮮やかでコントラストがはっきりしていました。Pixel 11は葉の色味が落ち着いていて、奥の街灯まわりにうっすら緑がかった光のにじみが出ていたのが目立ちました。
明暗差が激しいシーンでも撮り比べてみました。
自販機の発光パネル自体はどちらも白飛びせずきれいに写っていましたが、周辺の壁や地面の明るさはかなり違いました。
OPPO Reno16は壁のブロックの質感やゴミ箱の色までしっかり見えるくらい暗い部分を持ち上げていて、Pixel 11は全体を落ち着いたトーンでまとめる仕上がりです。
建物の照明部分はどちらも白飛びせずしっかり見えていて、ここは互角でした。木の葉のディテールは、Reno16のほうがわずかに輪郭がくっきりして見える印象です。
OPPO Reno16は「暗い部分を全体的に明るく持ち上げて、見やすさを優先する」タイプ、Pixel 11は「暗い部分の締まりを残しつつ、落ち着いたトーンでまとめる」タイプでした。
望遠カメラの作例
OPPO Reno16 5Gには5,000万画素の望遠カメラが搭載されていて、レンズで物理的に寄れる光学ズームは最大3.5倍まで対応しています。
そこから先は画像を切り取って拡大しているだけのデジタルズームになりますが、実際に試してみると120倍までスライダーを伸ばせました。
比較対象のGoogle Pixel 11は望遠カメラの画素数こそ1,080万画素とOPPO Reno16 5Gより控えめですが、光学ズームは5倍まで対応しています。
つまり同じ「望遠カメラ」でも、OPPO Reno16 5Gは画素数の多さで勝負するタイプ、Google Pixel 11はレンズの物理的な望遠性能で勝負するタイプという、方向性が真逆の設計なんですよね。
まずはOPPO Reno16 5G単体で、1倍から120倍まで倍率を上げていった作例です。
3.5倍までの光学ズーム範囲はもちろん、7倍・10倍あたりのデジタルズームに入ってからも、クレーンのやぐら部分の骨組みまでクッキリ解像しています。
20倍・30倍になってもまだ骨組みの形はしっかり判別できるレベルです。
ただ60倍・120倍まで倍率を上げると、さすがに見え方が変わってきます。色味自体はそこまで大きく崩れないんですが、クレーンの先端部分がかなり圧縮された構図になって、細かい部品の輪郭が溶けたようにのっぺりした仕上がりになりました。こ
こまで寄ると、被写体そのものよりも「どこまで倍率を伸ばせるか」を試す領域という感じですね。
続いて、同じ場所・同じ倍率でGoogle Pixel 11と撮り比べてみました。
日中に関しては、正直そこまで大きな差は感じませんでした。むしろこのシチュエーションでは、OPPO Reno16 5Gの補正がうまくハマっていたように感じています。
ここだけを見ると「画素数型でも十分戦える」という印象を持つかもしれません。
ただし、夜になると話が変わってきます。同じ場所・同じ倍率で夜間に撮り比べたのがこちらです。
夜間はGoogle Pixel 11の方が明らかに見やすい仕上がりでした。
特に差が大きかったのが7倍あたり。この倍率はまだデジタル処理の加工があまり強くかからない領域なので、素の望遠性能の差がそのまま出やすいんですよね。
Google Pixel 11は光学5倍のレンズがそのまま使える範囲なので暗所でも粘りがありましたが、OPPO Reno16 5Gはこのあたりから既にデジタルズームに入っているぶん、ノイズや輪郭のにじみが目立ちました。
日中はどちらを使っても大きな差は感じにくいものの、夜間や暗い場所での望遠撮影を重視するなら、光学ズームの範囲が広いGoogle Pixel 11の方が安定感があると言えそうです。
最後にひとつ注意点。OPPO Reno16 5Gの望遠カメラ(3.5倍)は、被写体から50〜60cmくらい離れないとピントが合いません。
上の2枚は同じ距離・同じ被写体を撮ったものですが、望遠カメラだと完全にピンボケしてしまっています。
近づいて撮りたいテーブルフォトのようなシーンでは、望遠カメラではなくメインカメラのデジタルズームを使う方が確実です。
幸い、メインカメラのデジタルズームも十分綺麗に撮れるので、実用上そこまで困る場面は少ないと思います。
超広角カメラの作例
OPPO Reno16 5Gは、5,000万画素・f2.0・画角116°の超広角カメラを搭載しています。
まずはメインカメラとの画角の違いからご覧ください。
画角が広がって奥の橋や柵まで一気に収まり、開放感のある一枚になります。
歪みの補正もかなり自然で、柵の直線が極端にグニャッと曲がるようなクセもありません。
引き続きPixel 11との日中撮影の比較です。
日中の写りを見比べると、傾向がかなりはっきり分かれました。Reno16は影を持ち上げて全体を均一に明るくする、優しい発色。
一方Pixel 11は影をしっかり締めて、空の青や緑の彩度も一段強めに出す、メリハリのある発色です。
これは天候を問わず一貫していて、晴天でも曇天でも同じ傾向が出ていました。
パッと見の華やかさで選ぶならPixel 11、目で見たままに近い自然な色を求めるならReno16、という好みの分かれ方になりそうです。
続いて夜間撮影の比較です。
夜景に関しては、日中ほどはっきりした違いは出ませんでした。
街灯の光条や暗部のディテール、木の枝葉の解像感まで、両機種ともかなり健闘している印象。強いて言えば、Reno16は暖色の光がふわっと滲むような描写、Pixel 11はやや締まった描写になる場面もありましたが、パッと見で優劣をつけるのは難しいレベルでした。
超広角カメラの夜景性能としては、どちらも十分実用的に仕上がっています。
最後に、Reno16の超広角カメラならではの便利機能もご紹介します。
被写体に近づくと自動でマクロモードに切り替わる仕組みで、超広角カメラをベースに接写ができるんです。
マクロモードに切り替わると、フェルトの繊維の毛羽立ちまでしっかり解像します。
さらにそこからデジタルズームで寄れば、刺繍糸の質感やビーズの反射まで確認できるレベルに。
望遠側は前述の通り最大120倍まで寄れましたが、近接側もこうして2段階で寄れるのは地味に便利なポイントです。
ポートレートモード・インカメラの作例
人物撮影で活躍するポートレートモードと、日常使いで頻度の高いインカメラの実力についてもチェックしていきます。
まずは背面のメインカメラによるポートレートモードから見ていきましょう。
細い茎や小さな花が密集していて輪郭の判定が難しそうな被写体でしたが、奥の茂みや柵といった背景がふんわりと自然にボケていて、手前の花や草の際どい部分までしっかり見分けてくれているのが分かります。
デジタル処理による加工感は少なく、素直に見やすい仕上がりでした。
続いて、人物を撮った作例も見てみましょう。
単調なシーンでしたが、その中でも人物の輪郭に沿ってきちんと背景だけがボケていて、髪の毛の生え際もほとんど不自然さがありませんでした。
被写体以外がしっかりボケてくれるので、使い勝手は良さそうな印象です。
続いて、インカメラでの自撮りをチェックしていきます。
まずは日中の撮影です。
曇り空の日でしたが、顔まわりの明るさは自然な色合いで、背景の建物や川沿いの景色も広めに写り込んでいました。
ポートレートモードをONにすると、髪の毛の細かい流れはそのまま残しつつ、背景の建物や柵だけが柔らかくボケてくれます。
続いて夜間の自撮りも見ていきましょう。
夜の川沿いという明るさの取りづらいシチュエーションでしたが、顔の明るさはしっかり確保されていて、暗闇に沈み込むようなことはありませんでした。
ポートレートモードにすると、背景の街灯や対岸の明かりがふわっと溶けるようにボケてくれて、雰囲気のある1枚に仕上がっています。
動画撮影の作例
OPPO Reno16 5Gで撮影した動画(4K@30fps)を、Google Pixel 11と比較しながらチェックしていきましょう。
日中の動画は、メインカメラ・超広角カメラともに両機種とも良好です。
OPPO Reno16 5Gは空や緑が鮮やかな映え重視のトーン、Google Pixel 11は白飛びを抑えた落ち着いたナチュラルなトーンと、色作りの方向性に差が出ました。
手ブレ補正も日中なら両機種とも滑らかですが、階段など急な上下移動ではPixel 11のほうが揺れを抑え込む印象です。
差がはっきり出るのは夜間。Pixel 11は暗部ノイズや強い光の抑え込みが非常に強力で、歩き撮りでも滑らかな映像を残せます。
一方OPPO Reno16 5Gは街灯の明るさこそ確保できるものの、歩行時の細かなブレやノイズ、街灯まわりのハレーションがやや目立ちました。
夜間の超広角はどちらも画質が落ち、特にOPPO Reno16 5Gは暗さや残像感が強く実用性は低めです。
夜にOPPO Reno16 5Gで綺麗な動画を撮るなら、超広角を避けて立ち止まり、メインカメラで撮るのがポイントです。
OPPO AI画像編集
OPPO Reno16 5Gにも、歴代OPPO機種から続くAI画像編集機能が搭載されています。
- AI消しゴム
- AI反射除去
- AIぼけ除去
- AI鮮明度強化
- AIポートレートグロー
写真に写り込んでしまった人や物を後から消したり、反射やブレを補正したりと、撮った後にひと手間かけられるのがOPPOのAI編集の面白いところです。
カメラアプリの編集画面を開くと、「スマートラッソ」「塗りつぶす」「人を削除する」というメニューが並んでいて、これがAI消しゴムの操作にあたります。
試しに、公園で撮った写真から手前の木を丸ごと消してみました。
消えた部分もまわりの芝生や奥の建物に合わせて自然に馴染んでおり、言われなければ加工したと気づかないくらいの仕上がりでした。
続けて、自撮り写真から自分自身を消す「人を削除する」も試してみました。
こちらも柵や奥の建物までしっかり再現されていて、消した跡はほとんど分かりません。
AIカメラと言えばPixelシリーズが強そうですが、OPPO AIも負けておりません。購入したら、ぜひ使いこなしてみてください。
OPPO Reno16 5Gの基本機能・操作性をレビュー
ここからはOPPO Reno16 5Gの動作性能・カメラ・バッテリー以外の基本機能をまとめてレビューしていきます。
生体認証やAI機能、通信まわりなど、毎日の使い勝手に関わる部分を実機で確認しました。
OSはColorOS 16(Android 16ベース)
OPPO Reno16 5GにはAndroid 16をベースにしたOPPO独自UI「ColorOS」の最新バージョンがプリインストールされていました。
以前はColorOSの評判があまり良くなかったのですが、実際に使ってみるとシンプルで扱いやすく、Androidに慣れている人ならすぐに馴染めると思います。
なお、アップデート保証について公式発表は確認できませんでしたが、3年間(OS更新は最低1回、Android 17までは対応予定)とのことです。
ジェスチャー操作・特殊機能が豊富
ColorOSはジェスチャー操作や便利な機能が豊富に揃っているところも嬉しいポイント。
スリープ時のジェスチャー、画面に触れずに手の動きで操作する「エアジェスチャー」、3本指でのスクリーンショット取得など、他のOPPOスマホでもおなじみの操作がひと通り揃っています。
また、本体右側面には専用ボタン「Snap Key」を搭載。
カメラ起動時の挙動は「写真」「ポートレート撮影」「レタッチセルフィー」「動画」「POPモード」から選べるようになっていました。
この他、画面分割・フローティングウィンドウ・サイドバー機能にも、もちろん対応しております。
マルチユーザー・システムクローン・アプリクローンに対応
OPPO Reno16 5Gはマルチユーザー・システムクローン・アプリクローン(デュアルアプリ)のすべてに対応しています。
マルチユーザーをオンにすると管理者とは別にゲストユーザーを追加でき、システムクローンを使えばアプリやデータ用に別のシステム領域を作ることも可能。
アプリクローンでは、FacebookやInstagramなど対応アプリを複製して1台で2つのアカウントを使い分けられます。
非表示にしたアプリをホーム画面や通知、最近のタスクから隠せる「アプリの非表示化」や、子ども向けの「キッズモード」も用意されていました。
簡単にiPhoneとデータ共有できる
OPPOのスマホは他社メーカーよりもiPhoneとの親和性が高いです。
OPPO独自のO+ ConnectをiPhoneにインストールすればOPPO製品とのデータ共有が可能です。
実際にiPhone 17との間で試してみたところ、スムーズにファイル転送できました。
なお、残念ながら本記事作成時点では、AirDropとの連携には対応しておりません。
iPhoneユーザーと手軽にファイル共有するにはO+ Connectが必要なようです。
また、iPhoneのDynamic Island(ダイナミックアイランド)っぽい機能もReno16 5Gに搭載されています。
実際にAmazon Musicで音楽を再生してみたところ、パンチホールカメラの周囲に曲名・アーティスト名や再生コントロールがカプセル状に表示されました。
ロック画面だけでなく、他のアプリを操作している最中でも再生状況をパッと確認できるのは地味に便利です。
進化を続けるOPPO AI
OPPO Reno16 5GにはOPPO独自のAI機能「OPPO AI」がしっかり搭載されています。
中心となるのは「Mind Pilot」と「Mind Space」の2つ。Mind Pilotはトップクラスのモデルを使った質問応答機能で、Gemini ModelやPerplexityなど複数のAIを切り替えて使えました。
Mind SpaceはSnap Keyをタップするだけで、表示中の画面の内容を自動で認識・保存してくれる機能。長押しでオーディオメモの保存もできます。
実際にWebページを開いた状態でSnap Keyを使ってみると、記事の内容が自動で要約されて保存されました。
保存した情報は後から「思い出」としてまとめて見返せるので、気になった記事や情報をとりあえず残しておく使い方に向いていると思います。
この他、メモアプリに搭載された「AIライター」では文章の下書き作成やSNS投稿文の作成、ブラッシュアップ・フォーマット・校正・マインドマップ化・表への変換までこなせます。
翻訳機能も充実していて、テキスト翻訳・カメラ翻訳・会話翻訳・リアルタイム通訳・ドキュメント翻訳・画面翻訳に対応。音声は男性・女性から選べるほか、オフラインパッケージのダウンロードにも対応していました。
長文記事を読み上げてくれるAIスピークも継続搭載。実際にWeb記事を開いて試したところ、記事本文がしっかり音声で読み上げられました。
少しずつChatGPTのような生成AIを使うのが当たり前になってきていますよね。性能が頭打ちになってきたスマホの差別化は「AI機能」の充実なのかもしれません。
もちろんGoogleのAIアシスタント「Gemini」や「かこって検索」にも対応していますよ。
O Care保証サービス対象製品
OPPO Reno16 5GもOPPOの独自保証サービス「O Care」の対象製品です。
メーカー修理保証(1年目)終了以降、保証期間内に故障等があった場合には「端末交換」か「宅配修理」のどちらかの利用が可能になります。
料金プランは以下のとおり。
| 月額プラン | 630円 |
| 1年一括プラン | 7,000円 |
| 2年一括プラン | 13,000円 |
| 3年一括プラン | 19,500円 |
| 端末交換負担金 | 10,000円 |
| 宅配修理負担金 | 0円 |
保証対象範囲は自然故障に限らず、画面破損や盗難にまで及びます。
これまでにスマホを壊してしまった経験がある人は、加入を検討してもいいかもしれません。
なお、対象機種の購入から21日以内の加入が必要で、携帯キャリア(MNO)モデルは対象外となっているのでご注意ください。
ステレオスピーカー搭載
OPPO Reno16 5Gにはステレオスピーカーが搭載されています。
実際に音楽を聴いてみたところ、中高音域が中心のクリアなサウンドという印象。
定位感も悪くなく、普段使い(音楽を聴いたり動画を見たりする程度)であれば十分だと思います。
個人的にはもう少し低音が効いていると嬉しかったところですね。
サウンドエフェクトとしてOPPO独自の「OReality Audio」に加えて、臨場感が高まる「立体音響」を設定可能。
さらに10バンドのカスタムイコライザーで自分好みの音作りもできますし、通知や着信音の聞こえてくる位置を個別に設定できる「Holo Audio」も搭載されていましたよ。
複数のオーディオソースを同時再生して、着信音・通知・動画・音楽など、それぞれ別の空間的位置から音が出ているように感じられる機能。
LDAC・aptX Adaptive・LHDC 5.0に対応
OPPO Reno16 5Gにはイヤホンジャックがないので、ワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。その場合に気になるのがBluetoothコーデックです。
実際に接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:○
- LDAC:○
- LHDC 5.0:○
主要なハイレゾコーデックにフル対応しているので、ワイヤレスでも高音質で音楽を楽しめます。
aptX Adaptiveに対応しているのは地味に嬉しいポイント。さすがSnapdragon搭載機種ですよね。
ただし実際にAmazon Musicでストリーミング再生したところ、楽曲の品質はUltra HD(24bit/96kHz)と表示されているものの、Bluetoothデバイスへの出力は24bit/48kHzにとどまっていました。
日本オーディオ協会が定める「ハイレゾ」の基準(96kHz/24bit)には非対応で、JEITA定義のハイレゾという扱いになります。
音質にこだわりがある場合は音源をダウンロードして再生するか、有線接続を検討するといいでしょう。
おサイフケータイは非対応
OPPO Reno16 5Gのデメリットの1つが、おサイフケータイ(FeliCa)に非対応な点です。
Suica・PASMOなどの交通系ICやiD・QUICPayといったタッチ決済を普段使っている人は、メインスマホとしてはっきりおすすめしにくいポイントかなと思います。
あらかじめ非対応と知って購入する分には、日常生活で困る場面は少ないかもしれませんが、この点は事前にチェックしておいた方がいいですね。
IP68・IP69・IP69Kの防塵防水性能
OPPO Reno16 5Gは、IP68・IP69に加えて工業規格のIP69Kにも対応しています。
IP6X:直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に商品を8時間入れてかくはんさせ、取り出したときに内部に塵埃が侵入しない防塵性能。
IPX8:常温の水道水、静水の水深1.5m程度に一定時間沈めても内部に浸水しない防水性能。
IPX9:高温・高圧の水流を近距離から噴射しても内部に浸水しない防水性能。
IPX9K:IP69をさらに厳しい条件(角度や距離を変えた高温・高圧洗浄)でクリアした、主に工業機器向けの防水規格。
公式サイトによると、浸水や高温・高圧水に強く、突然の雨や水回り、アウトドアでの使用でも安心して使えるとのことです。
とはいえ、お風呂やサウナでの使用は薬剤の影響で壊れる可能性があるのでやめておきましょう。
また濡れた状態で通電させるのも危険なので、水がかかった時はしっかり乾かしてから充電するようにしてください。
生体認証は顔認証&指紋認証に対応
OPPO Reno16 5Gの指紋認証センサーは画面内に搭載。
センサーがやや下の方に搭載されているので、片手操作の場合に持ち替える必要があるかもしれませんが、反応は良好で軽く触るだけでロック解除できました。
もう1つの生体認証は、インカメラによる簡易的な顔認証。こちらも反応は良好です。
iPhoneのようにロック画面に留まることもできますし、設定でロック画面を飛ばすことも可能ですよ。
4キャリアに対応したBand構成
OPPO Reno16 5Gも国内4キャリアのBandにフル対応しています。
| 主要Band一覧表 | |
| ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
| ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
| au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26 ◯ |
| 楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 28 (プラチナバンド)○ Band 18(パートナー回線)○ |
どの回線でも使うことができるスマホならMNPもしやすいですね。
また、少しずつ広がってきた5G通信(Sub-6)にも対応していますが、ドコモの「n79」には非対応なのでご注意ください。
| 主要Band一覧表 | |
| ドコモ回線 | n 77 ○ n 78 ○ n 79 ✕ |
| ソフトバンク回線 | n 77 ○ |
| au回線 | n 77 ○ n 78 ○ |
| 楽天回線 | n 77 ○ |
5G回線に対応しているメリットは、長期利用を視野に入れている人に向いてるところ。今後さらに5G回線の技術が拡大した場合でもOPPO Reno16 5Gなら対応できちゃいます。
eSIMに対応している
OPPO Reno16 5GはeSIMにも対応しています。
eSIMを有効にするとSIMカードスロット2が使えなくなる仕様で、2回線同時待受の構成は「物理SIM×2」か「物理SIM+eSIM」のいずれかになります。
今はeSIMを使う機会がなくても、そのうち必要になるかもしれないので対応している方が安心だと思います。
僕はいくつかeSIMを使ってきましたが、楽天モバイルのeSIMは手続きが分かりやすいので初心者におすすめ。IIJmioのeSIMも手続きが早いので気に入っています。
OPPO Reno16 5Gのスペック・仕様
OPPO Reno16 5Gのスペック・仕様は以下の通りです。旧モデルReno14 5Gの情報も併せて掲載するので参考にしてください。
| 製品名 | OPPO Reno16 5G | OPPO Reno14 5G |
| 価格 | 89,800円 | 79,800円 |
| サイズ | 約151mm 約72mm 約8.4mm(ポップホワイト) 約8.2mm(トワイライトパープル) |
158mm 75mm 7.4mm |
| 重さ | 約193g(ポップホワイト) 約182g(トワイライトパープル) |
187g |
| ディスプレイ | 約6.3インチ Crystal Guard+AMOLED 2,640×1,216 FHD+ 460PPI 通常輝度600nit 日光下最大輝度1,800nit |
6.6インチ AMOLED 2,760×1,256 FHD+ 460ppi 通常輝度600nits 日光下最大輝度1,200nits |
| リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大120Hz |
| OS | ColorOS 16 (Android 16) |
ColorOS 15 (Android 15) |
| SoC | Qualcomm Snapdragon 7 Gen 4 |
MediaTek Dimensity 8350 |
| RAM | 12GB LPDDR5X |
12GB LPDDR5 |
| ROM | 256GB UFS 3.1 |
256GB UFS 3.1 |
| 外部ストレージ | 非対応 | 非対応 |
| リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 f/1.8 2軸OIS |
5,000万画素 LYT-600 f/1.8 OIS |
| リアカメラ(望遠) | 5,000万画素 f/2.8 光学3.5倍 2軸OIS |
5,000万画素 f/2.8 光学3.5倍 OIS |
| リアカメラ(超広角) | 5,000万画素 f/2.0 画角116° |
800万画素 f/2.2 画角116° |
| インカメラ | 5,000万画素 f/2.0 画角100° |
5,000万画素 f/2.0 |
| ビデオ(リアカメラ) | 4K,1080P@60fps 4K,1080P,720P@30fps |
4K,1080P@60fps 4K,1080P@30fps |
| ビデオ(インカメラ) | 4K,1080P@60fps 4K,1080P,720P@30fps |
4K,1080P@60fps 4K,1080P@30fps |
| バッテリー | 公称値6,700mAh 定格値6,490mAh |
公称値6,000mAh 定格値5,840mAh |
| ポート | USB Type-C 80W SUPERVOOC 55W PPS |
USB Type-C 80W急速充電 |
| ワイヤレス充電 | 【要確認】 | 対応 |
| 生体認証 | ディスプレイ指紋認証 顔認証 |
画面内指紋認証 顔認証 |
| 対応SIM | nano SIM eSIM |
nano SIM eSIM |
| 2回線同時待ち受け | 可 | 可 |
| 対応Band | 5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n71/n77/n78 4G FDD:Band 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66/71 4G TDD:Band 38/39/40/41/42/43/48 3G WCDMA:Band 1/2/4/5/8/19 2G GSM:850/900/1800/1900MHz |
5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78 4G FDD:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 4G TD:Band 38/39/40/41 3G WCDMA:Band 1/2/4/5/6/8/19 2G GSM:850/900/1800/1900MHz |
| Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
| Bluetooth | Ver5.4 SBC/AAC/LDAC/aptX/aptX HD/aptX Adaptive/LHDC5.0 |
Ver5.4 |
| イヤホンジャック | なし | なし |
| スピーカー | ステレオ | ステレオ |
| 防塵防水 | IP68・IP69・IP69K | IP68&IP69 |
| NFC | あり | あり |
| FeliCa | 非対応 | 非対応 |
公式サイト>>スペック
まとめ:OPPO Reno16 5Gのメリット・デメリット・評価
この記事の総括として、OPPO Reno16 5Gの魅力と注意点を改めて整理します。
メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
| ・8万円台の高コスパ ・背面デザインが個性的で所有感がある ・扱いやすいサイズ感 ・バッテリー持ちが超優秀(PCMark歴代1位) ・普段使いに困らない動作性能 ・日中のカメラはPixel 11と互角以上 ・望遠カメラ搭載 ・IP68・IP69・IP69Kの高耐久防水 |
・おサイフケータイ非対応 ・ワイヤレス充電非対応 ・重量級3Dゲームはやや厳しい ・望遠カメラは夜間の粘りで見劣り ・付属品なし |
評価
総合評価:★★★★☆(4.0点/5点満点)
| デザイン | ★★★★★ |
| サイズ感 | ★★★★★ |
| ディスプレイ | ★★★★☆ |
| 動作性能 | ★★★★☆ |
| ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
| バッテリー性能 | ★★★★★ |
| カメラ性能 | ★★★★☆ |
| 機能・付加価値 | ★★★★☆ |
OPPO Reno16 5Gは、人気のAndroidスマホであるGoogle Pixel 11と比べると、AnTuTuスコアやゲーム性能、望遠カメラの夜間性能では少々分が悪い結果になりました。
ただその一方で、当ブログ歴代1位となるPCMarkテストでの25時間超えというバッテリー持ちの良さ。
さらにIP68・IP69・IP69Kという高耐久な防水性能、そして「ホロバース3Dテクノロジー」による個性的な背面デザインは、Pixel 11にはない独自の魅力です。
日中のメインカメラ・超広角カメラについても、優しく明るい絵作りでPixel 11と互角以上に渡り合えていた点も好印象でした。
最近のスマホ相場を考えると、89,800円で普段使いに困らない性能をしっかり揃えてきた点は素直に評価したいポイントです。
10万円以下でミドルレンジスマホを探している人にとっては、有力な候補と言って良いでしょう。






























































































































































































































































