【OPPO Reno15 Aレビュー】実際に使ってわかったメリット・デメリット・評価
OPPO Reno15 Aをお借りしました。
実際に使ってみた結論をひと言で言うと、「性能は据え置き、でも日々の不満を地道に潰してきた実用特化モデル」です。
派手なジャンプアップを期待すると肩透かしをくらうかも。SoCは旧モデルReno13 Aと同じSnapdragon 6 Gen 1のままで、AnTuTuスコアも動作性能・ゲーム性能も、正直そこまで変わりません。
ただ、もちろん進化ポイントはあります。
バッテリーが5,800mAh→7,000mAhに大容量化。充電も45W→80W SUPERVOOCとほぼ倍速です。外出先で残量を気にする回数が明確に減ります。
自撮りカメラも強化。そして、ディスプレイは輝度と色の表現力が向上し、見た目の質感がワンランク上になりました。
その分、ちょっぴり大きくなり、価格も値上げにはなっています。
【こんな人におすすめ】
- 外出先での充電切れが不安な人
- 自撮りをよく使う人
- 長く同じ端末・同じキャリアで使い続けたい人
- 派手な性能競争より、日常の使い勝手を重視する人
【こんな人には向いてないかも】
- 前モデルからの性能アップを期待している人
- 重いゲームを快適に遊びたい人
- とにかく安いミドルレンジが欲しい人
本記事でOPPO Reno15 Aを実際に使ってみた様子を詳しくレビューしていきます。
OPPO Reno15 Aのデザイン・サイズ・付属品をレビュー
まずはOPPO Reno15 Aの外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
OPPO Reno15 Aのカラーバリエーションは以下の3色。
- オーロラブルー
- トワイライトネイビー
- アフターグロウピンク
今回お借りしたのはオーロラブルーです。角度を変えると背面にオーロラのような光の帯が浮かび上がる、なかなか個性的な仕上げになっています。
背面パネルは光沢が抑えられたマットな質感なので指紋や皮脂汚れは目立ちません。
以前採用されたOPPO Glowのような輝きに近いです。
上部にはカメラユニットを搭載。3眼レンズ+フラッシュの4点構成で、「Reno AI CAMERA」の刻印が入っています。
カメラユニットにも細かなラメが散りばめられているので光に当たると優しく輝きますよ。可愛い。
カメラユニットの厚みはレンズの高さを含めて2mm強。そこまで出っ張ってはいませんが、ガタつくので置いて使うのは難しいでしょう。
背面パネルは湾曲のないフラットな形状です。
ミドルフレームは金属製でマットなシルバー。Reno13 Aと同じ質感でした。
ディスプレイを上にして右側面に音量ボタンと電源ボタンを搭載。
左側面には特に何もありません。
本体下部にはSIMトレイ・マイク・USB Type-Cポート・スピーカーが並んでいます。
SIMカードスロットは排他的デュアル構成で、以下のいずれかの組み合わせで利用できます。
- nanoSIM+nanoSIM
- nanoSIM+microSDカード
この他、eSIMにも対応しているので、2回線同時待ち受けをしつつ、SDカードを使用することも可能です。
本体上部には補助マイクやセンサー類がありました。真ん中はIRブラスターかな?
サイズ
OPPO Reno15 Aのサイズは158mm×75mm×8.1mm、オーロラブルーのみ厚さ約8.3mmとなっています。
旧モデルOPPO Reno13 Aと比べると、縦の長さは短くなった一方で、厚みは増しています。これはバッテリー容量が7,000mAhに強化されたこととのトレードオフでしょう。
重さは公称でオーロラブルーが約202g。実際に計測してみたところ203.0gと、ほぼ公称通りの数値でした。Reno13 Aの実測194gと比べると、こちらも増加傾向です。
付属品
公式サイトによると、OPPO Reno15 Aの同梱物は以下の通り。OPPO Reno13 Aと同じ内容になっています。
- 保護フィルム(貼付済み)
- SIMピン
- クイックガイド
- 安全ガイド
残念ながら保護ケース・充電器・充電ケーブルは付いていません。
既に他社製のケースや保護フィルムが発売されているようなので購入しても良いでしょう。
Amazon検索>>OPPO Reno15 A ケース
Amazon検索>>OPPO Reno15 A フィルム
OPPO Reno15 Aのディスプレイをレビュー
続いてOPPO Reno15 Aのディスプレイを見ていきましょう。
毎日何度も目にするディスプレイは、スマホの命と言っても過言ではないくらい重要なポイントです。
6.6インチ有機ELディスプレイ
OPPO Reno15 Aは6.6インチの有機EL(AMOLED)ディスプレイを搭載。旧モデルよりわずかにコンパクトになりました。
ベゼル(縁)も狭く、画面占有率は92.8%。Reno13 Aの92.2%からアップしています。
インカメラはパンチホールタイプで画面上部中央に搭載。控えめなサイズで、ホーム画面や動画視聴時もそこまで気になりませんでした。
6.6インチとやや小さくなったとはいえ大画面には変わりないので、基本的に操作は両手推奨。片手だと指が端まで届かず、落として傷だらけにしても悲しいので無理せず両手持ちしましょう。
視野角も広く、多少角度をつけて見ても画面がやや暗くなる程度で、視認性はしっかり保たれています。ゴロ寝スマホにも使えそうです。
パネルにはAGC「Dragontrail STAR D+」を採用。Reno13 Aの「Dragontrail STAR2」から世代アップしており、カバーガラスにも同素材が使われているので耐久性も期待できます。
画面解像度フルHD+(2,372×1,080)
OPPO Reno15 Aの画面解像度は2,372×1,080のフルHD+。397ppiとReno13 Aの394ppiよりわずかに高精細になっています。
有機ELパネル特有の黒色表現でシャキッとメリハリの効いた表示が超綺麗です。液晶ディスプレイよりもパリパリッとしてるんですよ。
- 2,372×1,080(フルHD+)
- 標準モード:100% DCI-P3
- 自然モード:100% DCI-P3
- 10億7,000万色(10ビット)
- 397PPI
色彩深度はReno13 Aの1,670万色から10億7,000万色(10bit)へと大幅にアップ。表示できる色数が桁違いに増えたので、グラデーションの滑らかさなど画質面での進化がしっかり感じられました。
僕は購入したままの状態で特に不満はありませんでしたが、標準/自然の2つのモードや画面色温度を好みに合わせて調節することも可能。
目に負担をかけないアイケア設定(色温度カスタマイズ、ブルーライトフィルターのスケジュール設定など)もできるので活用しましょう。
十分な明るさで屋外でも見やすい
OPPO Reno15 Aは通常時の輝度が600nit、日光下での最大輝度は1,400nitと十分な明るさ。Reno13 Aの1,200nitからさらに200nitアップしています。
実際に直射日光の下で使ってみても視認性が損なわれることはなく、快適に画面を見ることができました。
リフレッシュレート120Hz対応
OPPO Reno15 Aの画面リフレッシュレートは最大120Hzをサポート。1秒間に最大120回書き換えてくれるので表示がヌルヌルと滑らかになります。
性能が高くないスマホでもリフレッシュレートが高いだけで体感の操作性が良くなります。旧モデルから引き続き高駆動ディスプレイに対応してくれて一安心です。
さらにタッチサンプリングレートは最大240Hz(デフォルト120Hz)に対応。指の動きをより高頻度で読み取ってくれるぶん、タップやスワイプの反応もキビキビとした印象です。
ディスプレイ常時表示に対応
OPPO Reno15 Aは有機ELディスプレイの省電力性を活かしたAOD(常時表示ディスプレイ)に対応しており、ロック画面で時計等を表示し続けることが可能です。
Bitmojiやカスタムパターンなど、パーソナル化できるデザインも豊富に用意されているので、自分好みにカスタマイズして楽しめます。
Widevine L1で動画視聴が快適に!
スマホのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。OPPO Reno15 Aはストリーミングサービスで高画質視聴が可能となります。
Widevine L1は、Googleが開発したデジタル著作権管理(DRM)技術の最高レベルのセキュリティ規格です。デバイスのハードウェアレベルで暗号化・復号化が行われるため高いセキュリティを実現し、4K解像度やHDRなどの高品質コンテンツ配信が可能となります。下位規格にL2・L3があり、デバイスによって対応レベルが異なります。
Netflixの最大再生解像度はFull HD。残念ながらHDR機能は現時点では非対応でした。
Amazonプライム・ビデオでもHD 1080pで視聴可能。YouTubeでは「2160p60」まで設定できることを確認しました。
やっぱり大画面ディスプレイは動画視聴が捗りますね。
USB Type-Cからの映像出力はできない
残念ながらOPPO Reno15 Aも、USB Type-Cポートからの映像出力(DP ALT MODE/DisplayPort Alternative Mode)には対応していませんでした。Reno13 Aから引き続き非対応となります。
そんなに利用する人は多くないかもしれませんが、ご注意くださいませ。
OPPO Reno15 Aの基本性能・動作性能をレビュー
続いてOPPO Reno15 Aの動作性能(普段使いの性能)をチェックしていきます。
スマホの基本性能を司るのはご存知SoC(CPU/GPU)。OPPO Reno15 Aには、旧モデルOPPO Reno13 Aと同じ「Snapdragon 6 Gen 1」が搭載されております。
公式サイト>>Snapdragon 6 Gen 1
Snapdragon 6 Gen 1は、ミドルレンジスマートフォン向けに設計されたQualcommのチップセット。4nmプロセスを採用し、8コア構成のCPUは高性能なCortex-A78と省電力のCortex-A55を組み合わせています。グラフィックスにはAdreno 710 GPUを搭載し、HDR対応の滑らかな映像表現が可能です。AIエンジンは第7世代で、写真や動画の処理、システム全体の最適化に力を発揮し、バッテリー効率も高めています。
ただRAM/ROM構成には変化があって、Reno13 Aは8GB/128GBの単一構成だったのに対し、Reno15 Aは8GB/128GBと12GB/256GBの2構成に拡充されています。
上位構成を選べば、より快適さが増しそうです。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは623,224点、GPUスコアは114,148点。最新版のAnTuTu(Ver.11.1.4)では総合スコア838,824点、GPUスコアは101,811点でした。
2026年8月時点の最高スコアは420万点(Ver.11)を超えているわけですが、83万点もあれば、いわゆる普段使いに困らないスコアと言えます。
ちなみにReno13 Aは総合57万点(Ver.10)だったので、単純比較で少しスコアが伸びている結果になりました。ソフトウェア側の最適化が効いているのかもしれませんね。
以下のページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますのでチェックしてください。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ。
eekbench 6ではCPUのSingle-Coreスコアが929点、Multi-Coreスコアが2688点。GPU(OpenCL)は1535点。
3DMarkの「Wild Life Stress Test」で負荷耐性もチェックしてみました。
Best loop2565・Lowest loop2556でStabilityは99.6%という高い安定性を記録。20ループの負荷テストでもスコアがほとんどブレず、バッテリーの減りも54%→51%、温度上昇も31℃→33℃に収まっていました。
AQUOS sense10と動作性能を比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないかもしれないので、同価格帯のミドルレンジスマホ「AQUOS sense10」と動作性能をプチ比較してみました。
多くの人が閲覧するであろうYahoo!スと楽天市場での表示速度をチェックです。
体感的にはほぼ同じタイミングで表示が完了する場面が多く、普段使いのアプリ操作では大きなストレスは感じませんでした。
OSがColorOS 16にアップデートされており、「ルミナスレンダリングエンジン」の進化でAndroidのレンダリングフレームワーク自体が刷新されているとのこと。
主要アプリでのタップ反応速度が40%、サードパーティアプリでのスクロール安定性が52%向上しているそうです。
もちろん、これまでのシリーズと同様にOPPO独自の「システム劣化防止機能」を中心としたトリニティエンジンも健在。
ColorOS 16では「進化を遂げたトリニティエンジン」として、業界初というチップレベルの最適化システム「Dynamic Frame Sync(ダイナミック・フレーム・シンク)」を新たに採用しています。
公式サイトの情報によると、安定性は37%向上、電力消費は13%削減され、アプリの起動と切り替えを2回行っても温度上昇はわずか4.1℃に抑えられているとのこと。
安定したシステムで5年間サクサク動作が続くと謳われております。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度もテストしてみました。
総合スコアは110,702点。読み込み速度は1882.0MB/s、書き込み速度は1780.7MB/sで、こちらも価格なりといった印象です。旧モデルと比べて大きくは変わらないスコアでした。
ランダムアクセスは読み込み664.0MB/s、書き込み744.0MB/sという結果。基本操作のサクサク感はこのあたりに表れてくると思います。
ストレージ容量は128GBとちょっぴり少なめ。実際にデバイス上で確認したところ、システム領域や標準アプリなどでおよそ48GBほど使われており、実質使用可能な容量は約80GBほどになります(アプリのプリインストール状況によって多少変動します)。
十分な容量なものの、写真や動画を大量に撮影する人や、複数のゲームを同時進行している人は注意してください。
実際に原神をインストールした後に崩壊:スターレイルをインストールしようとしたところ、容量不足に陥ってしまいました・・・。
OPPO Reno15 Aも大容量のmicroSDカードを装着できるので、積極的に使いたいところです。
またUSB-C用のカードリーダーもあるので、SIMカードを2枚装着している場合には別途購入しても良いでしょう。
Amazon>>USB-Cカードリーダー
メモリ拡張機能/高パフォーマンスモード
OPPO Reno15 Aには使わないストレージを仮想メモリにする「メモリ拡張」機能が搭載されています。
追加容量は4GB/6GB/8GBから選択でき、最大8GB分をRAMとして拡張可能でした。
もちろん標準RAMと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリなんかと同じように極端に動作が速くなることはないと思います。
それでも、僅かでも快適に使えるのであれば有効にしない手はありません。
元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるから安心ですからね。
またバッテリー設定の中で「高パフォーマンスモード」の選択も可能。バランスモード・省エネモード・高パフォーマンスモードの3種類から選べる仕様です。
機能を有効にしてAnTuTuベンチマークを回してみたところ、総合スコアは826,185点、ストレージテストは83,167点という結果に。バランスモード時の623,224点/110,702点と比べても、正直大きな違いは感じられませんでした。
OPPO Reno15 Aのゲーム性能をレビュー
スマホでゲームを楽しむ人にとって、ゲーム性能は見逃せないポイントですよね。
OPPO Reno15 AはSnapdragon 6 Gen 1を搭載していて、実は前モデルのOPPO Reno13 Aと同じ世代のチップです。基本的なゲーム性能もReno13 Aに近い水準になるはず、というところを実際に検証していきます。
原神(60FPS/最高)の平均FPSは33.3
ゲーム性能の指標としてもはや定番になっている「原神」で検証していきます。
OPPO Reno15 Aのデフォルトグラフィック設定は、Reno13 Aと同じく「低(デフォルト)」でした。
グラフィック設定を「最高/FPS60」に変更して、スメールの砂漠地域を15分ほど歩き回ったり戦闘したりしてみました。
計測結果がこちら。
平均FPSは33.3。最高値は51.0、最低値は16.0で、変動幅はそれなりに大きめでした。45fps以上をキープできていた時間の割合は1.2%だったので、「最高/FPS60」設定でヌルヌル動く、とまではいきません。
とはいえReno13 Aの34.7fpsとほぼ同水準で、大きな差はありませんでした。SoCが据え置きなので、これは予想通りの結果です。
なお、最新マップの霜月では上限が30fpsに設定され、平均fpsは29.7に留まりました。
最高設定は厳しいですが、「高/30FPS」「中/30FPS」くらいならもっと快適に遊べるはず。ガチ勢には物足りないかもしれませんが、エンジョイ勢のスキマ時間プレイには十分だと思います。
崩壊:スターレイルの平均FPSは13.5
続いて崩壊:スターレイルも検証していきます。原神はCPU性能、崩壊:スターレイルはGPU性能が重視されるゲームです。
こちらも「最高/FPS60」設定で、ピノコニー・黄金の刻を15分ほどプレイ(黄泉の四相断我で移動)してみました。
結果はこちら。
平均FPSは13.5。Reno13 Aの12.0fpsよりわずかに高い数値でしたが、誤差の範囲と言っていいでしょう。
45fps以上をキープできた時間はわずか0.6%で、5%Low(下位5%の平均)も10.8fpsと、GPU負荷の高いゲームを快適に遊ぶのはやはり厳しいという結果になりました。
OPPO Reno15 Aは重量級ゲームを快適プレイできるほどのゲーム性能ではないものの、軽めのゲームなら十分快適に遊べると思います。
ちなみにゲームメニューからは「プロゲーマーモード」や「チャンピオンシップモード」も選択可能。
もっとパフォーマンスを上げたいと感じたときに、試してみる価値はありそうです。
発熱による性能の低下はやや見られる
重いゲームをプレイするときに気になるのが本体の発熱。
OPPO Reno15 Aで原神を最高設定でプレイしてみたところ、43.1℃でした。
それなりに温かくはなるものの、持てなくなるほどではありません。
試しにAnTuTuベンチマークを4回連続で回してみたところ、以下のようなスコアに。
回を重ねるごとにスコアが少しずつ下がっていきました。
温度も1回目の35℃から4回目には37.2℃まで上昇していて、Reno13 Aで見られた「4回目が最も高い」ほどの安定感はなさそうです。
とはいえスコアの低下幅は1回目から4回目で1割弱程度。極端な性能低下というほどではなく、日常的なプレイで気になるレベルではないと思います。
トリニティエンジンのDynamic Frame Sync機能によって、公式では安定性37%向上・温度上昇4.1℃に抑制というデータが出ていますが、AnTuTuのような高負荷ベンチマークを連続で回すような過酷な条件では、多少の性能低下は避けられないようです。
ミドルレンジスマホユーザーにはいないと思いますが、長時間の重いゲームプレイでは、頭に入れておいた方がよさそうですね。
OPPO Reno15 Aのバッテリー持ち・充電速度をレビュー
スマホを使う上でバッテリー持ちも重要なポイント。
特に性能が高いスマホはバッテリー消耗が激しい印象があります。
OPPO Reno15 Aのバッテリー持ち・充電速度をチェックしていきましょう。
PCMarkバッテリーテストのスコア
OPPO Reno15 Aのバッテリー容量は公称値7,000mAhと、旧モデルOPPO Reno13 Aから約1,200mAhも増量。シリーズ史上最大級のビッグボリュームになりました。
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
そこで、バッテリーは長持ちなのかPCMarkというベンチマークアプリでテストしました。
ディスプレイの明るさは50%固定、リフレッシュレートを「自動選択」「60Hz」に設定して計測した結果が以下のとおり。
- 自動
- 60Hz
バッテリー容量がアップした分、正直かなり期待していたのですが……結果は19時間49分と、旧モデルよりもわずかに短くなってしまいました。
- OPPO Reno9 A:14時間21分
- OPPO Reno11 A:17時間43分
- OPPO Reno13 A:20時間10分
- OPPO Reno15 A:19時間49分
リフレッシュレートを「標準」に固定して計測してみたところ、結果は大きく変わって28時間47分まで伸びました。
このため、リフレッシュレートの自動制御が、思ったよりバッテリーに負荷をかけているのかもしれません。
普段使いで少しでも長持ちさせたい人は、リフレッシュレートを標準に固定してみるのもアリだと思います。
以下の記事でこれまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので、参考に御覧ください。
バッテリー消費時間を実機で計測
PCMarkのスコアを信用できない人もいると思うので、実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。
まずAmazon Musicでストリーミング音楽を1時間聴いた結果、バッテリー消耗は2%。
1時間YouTubeで動画(1080P/60fps)を視聴した結果、バッテリー消耗は4%。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は11%。
24時間一切触らずに放置でバッテリー消耗は6%。
それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。
| 使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
| 音楽再生 1時間 | 2% | 約50時間 |
| 動画再生 1時間 | 4% | 約25時間 |
| 原神 1時間 | 11% | 約9時間 |
| 24時間放置 | 6% | 約17日間 |
旧モデルOPPO Reno13 Aと比較すると、以下の通りに。
| 使用時間 | Reno15 A | Reno13 A |
| 音楽再生 1時間 | 2% | 2% |
| 動画再生 1時間 | 4% | 5% |
| 原神 1時間 | 11% | 12% |
| 24時間放置 | 6% | 6% |
バッテリー容量が約1,200mAh増えたぶん、動画・原神といったアプリ利用時の消耗率はわずかに改善しているのが分かります。
なお、バッテリー劣化を防止する設定項目も用意されているので、少しでもバッテリー寿命が長くなるように調整してあげましょう。
80W急速充電に対応
バッテリー容量がアップしたOPPO Reno15 Aは充電速度も大きく進化していて、80W急速充電(80W SUPERVOOCフラッシュチャージ/55W PPS)に対応しております。
旧モデルOPPO Reno13 Aの45W SUPERVOOCから、ほぼ倍速化した計算です。
実際に残量20%からフル充電までの時間を計測してみると62分でした。
旧モデルReno13 Aは17%から53分だったので、単純な時間だけ見ると今回のほうがやや長くかかっています。
ただバッテリー容量が約1,200mAh増えていることを考えると、むしろ充電速度自体はしっかり進化していると言えそうです。
実際にどれくらいのワット数で充電されているのかも電力測定器でチェックしてみました。
手持ちのOPPO純正80W SUPERVOOC充電器(型番:VCBAJAJH)で計測したところ、瞬間的に62W程度まで出力されているのが確認できました。
公称値の80Wには届かなかったものの、それでも十分に速い充電速度です。
ちなみに手持ちのAnker製100W充電器でも試してみましたが、こちらは44W程度どまり。急速充電を最大限活かすには、OPPO純正の充電器を使うのがよさそうです。
バッテリー容量が約1,200mAh増えたぶん本体の厚み・重さも少し増していますが、その分バッテリー持ちと充電速度の両方が進化しているので、トレードオフとしては十分納得できる仕上がりだと感じました。
ただし!
残念ながらOPPO Reno15 Aには充電器が付いておりません・・・。
このため、80W急速充電(SUPERVOOC)を使いたい場合には、専用充電器を別途購入する必要があります。
公式サイト>>OPPO SUPERVOOC 80W 急速充電アダプター
もはや付属品がないことは当たり前になってきていますが、ライトユーザー・ミドルユーザー向けのスマホには専用充電器を付けてあげた方が良いと思います。
独自規格の急速充電を使っているなら尚更です。
バイパス充電も使える
OPPO Reno15 Aは、シリーズとして初めてバイパス充電にも対応しました。
充電中はバッテリーを介さず本体へ直接給電する仕組みで、ゲームや動画視聴をしながら充電しても発熱を抑えられるほか、バッテリーへの負荷軽減にもつながる機能です。
長く使うことを考えると、地味に嬉しい進化ポイントだと思います。
OPPO Reno15 Aのカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?果たしてOPPO Reno15 Aのカメラ性能はどれほどなのか。
実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてください。
カメラアプリ
OPPOのカメラアプリはシンプル。写真も動画もサッと取り出してすぐに撮影できます。
超広角カメラと2倍ズームはワンタップで切替可能で、ズームボタンを長押しするとその他の倍率に指定することができます。
さらにEV(露出)調整もワンタッチ。全てスマホカメラに搭載してほしい機能です。
もちろん自分好みに調整しながら撮影できるプロモードもありますよ。
旧モデルから引き続きウォーターマークに加えてフレームも追加可能。種類が増えて完全オリジナル作品になりますね。
フレーム付けるだけで、なんとなくそれらしく見える不思議・・・。
なおスクショ音は設定から消すことができますが、シャッター音は消せませんでした。
メインカメラ(日中)の作例
まずはメインカメラで日中に撮影した写真をAQUOS sense10と比べていきます。
日中の公園や大きな木の撮影では、両機種の明暗補正の処理の違いが如実にあらわれました。
OPPO Reno15 Aは影になる部分(暗部)を持ち上げて全体をパッと明るく見せる仕上がり。木々の緑も明るく爽やかなトーンで記録できます。
一方のAQUOS sense10は影の黒をぐっと引き締めてメリハリをつける絵作りで、全体的に落ち着いた雰囲気になります。
お花や造花の撮影でも色味の方向にハッキリとした違いが出ました。
OPPO Reno15 Aはピンクや黄色の鮮やかさをキュッと際立たせる派手めの調整。SNSにそのまま投稿しても映えやすいノリの良い発色です。
AQUOS sense10は自然で肉眼に近いナチュラル寄り。どちらが良いかは好みですが、「パッと見の華やかさ」ならOPPO Reno15 Aに軍配が上がります。
鳥居の写真でも、OPPO Reno15 Aは朱色をパッと明るく見せてくれます。地面のコンクリートや奥の木々までしっかり光が入っている印象で、全体的にくっきりと見やすい一枚に仕上がっています。
木の間から強い光が差し込む厳しい逆光シーンでの比較です。
OPPO Reno15 AはHDR処理がしっかり効いており、葉の隙間から漏れる光の周囲が白飛びせず、空のトーンや雲の立体感を残そうと踏ん張っています。暗くなりがちな手前の葉の質感もしっかり残っています。
対するAQUOS sense10も白飛びを良く抑えていますが、全体的に黒潰れを恐れずメリハリを強く出す傾向があるため、よりコントラストの強い力強い写真に仕上がっています。
日中のメインカメラ性能をまとめると、OPPO Reno15 Aは「暗部を持ち上げて全体をパッと明るく、色鮮やかに仕上げてくれる使い勝手の良いカメラ」です。
影の引き締めやコントラストを重視するAQUOS sense10に対して、OPPO Reno15 Aは木陰の暗がりも明るく補正し、お花などの被写体もSNS映えする鮮やかな発色で記録してくれます。
逆光時もHDRがしっかり粘り、白飛びを抑えて見やすい一枚が簡単に撮れるのが魅力です。
一方で、色味がやや強めに出るため「肉眼通りのナチュラルな雰囲気を残したい人」や、「影を活かした重厚感のある雰囲気を撮りたい人」には、少し補正が効きすぎていると感じるかもしれません。
とはいえ、難しいことを考えずにシャッターを押すだけで「誰が見てもパッと見で綺麗・華やかと感じる写真」が撮れるので、普段使いで失敗したくない人には間違いなく扱いやすい仕上がりです。
メインカメラ(夜間)の作例
OPPO Reno15 Aには低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードも搭載されています。
夜景モードを使うと明るく撮影できるのが分かりますね。もちろんフラッシュは使ってませんよ。OIS(光学式手ぶれ補正)が搭載されているのでブレずに撮影できています。
夜間の撮影では、ノイズの処理と明るさの持ち上げ方に大きな違いが出ました。
OPPO Reno15 Aは夜空の黒をしっかり締めつつ、街灯や建物の光をクリアに捉える自然な絵作り。解像感も高く、建物の窓や水面の反射まで非常にスッキリと描写できています。
AQUOS sense10はナイトモードの補正が強力で、夜空や木々の陰まで全体をかなり明るく持ち上げるタイプです。視認性は高いものの、シーンによっては空がやや明るくなりすぎる傾向があります。
OPPO Reno15 Aはハイライト(強い光)の抑え込みが非常に優秀で、自販機の商品パネルや看板の文字が白飛びせず、くっきりと残っています。
周囲の暗がりとのバランスも整っており、ノイズの少なさも際立っています。
AQUOS sense10も白飛びを抑えようと奮闘していますが、強い光源の周囲でやや白飛びしやすく、全体的に影を落として重厚感を出す仕上がりになっています。
強い光がある夜景スポットでも、OPPO Reno15 Aなら白飛びを気にせず綺麗に思い出を残せます。
夜間のメインカメラ性能をまとめると、OPPO Reno15 Aは「白飛びを抑え込み、夜空の黒を引き締めてクリアに仕上げてくれる安定感抜群のカメラ」です。
暗がり全体をぐっと明るく補正するAQUOS sense10に対して、OPPO Reno15 Aは「暗いところは暗く、明るいところは適正に」というメリハリのある自然な夜景表現が得意。
特に自動販売機や強い街灯があるシーンでも、ハイライトが白飛びせずに細部の文字やディテールまでくっきり残せるのが大きな強みです。
ノイズも非常に少なくスッキリとした解像感が得られるため、「夜の街並みやイルミネーションを白飛びさせずに綺麗に撮りたい」という人にとって、かなり満足度の高い仕上がりになっています。
超広角カメラの作例
OPPO Reno15 Aは、旧モデルから引き続き約800万画素の超広角カメラを搭載しています。残念ながら今回も高画素化は見送られ、スペック的には据え置きとなりました。
まずはメインカメラとの画角の違いからご覧ください。
画角112°の超広角レンズらしく、メインカメラと比べると一気にワイドで開放感のある写真が撮影できます。
続いて、ライバル機であるAQUOS sense10との日中撮影の比較です。
AQUOS sense10は全体的に落ち着いたトーンで少し暗めに仕上がる傾向がありますが、OPPO Reno15 Aは露出が高く全体的にパッと明るい印象です。
ただ、メインカメラ(約5,000万画素)の描写が優秀なだけに、超広角カメラに切り替えると解像感の物足りなさが少し気になるところ。
拡大してみると細部や端の方の描写が少しモワーっとした質感になっており、メインカメラとの画質ギャップを感じてしまいます。
とは言え、スマホの画面で見る分やSNSへの投稿くらいであれば十分キレイに使えるクオリティなのでご安心を。
続いて夜景モードでの比較です。
夜間撮影においても、OPPO Reno15 Aの方がしっかり光を取り込んで全体を明るく補正してくれます。
暗がりにある木のディテールや水面の映り込みなどもはっきり写し出せており、AQUOS sense10よりも見映えが良い仕上がりです。
細部にはノイズ処理による塗りつぶし感が残るものの、暗い場所でもここまで明るく撮影できれば超広角カメラとしては十分実用的と言えます。
OPPO Reno15 Aの超広角カメラは、スペック自体は約800万画素と据え置きですが、日中・夜間ともに明るく見映えの良い写真が撮れる仕上がりになっています。
優秀なメインカメラと比べると解像感やディテール面でやや物足りなさを感じる場面もありますが、AQUOS sense10と比較しても露出が高く全体がパッと華やかに写るため、風景を広く収めたい時の記録用やSNS共有用としてはしっかりと活躍してくれるカメラです。
最大10倍デジタルズームの作例
OPPO Reno15 Aには望遠カメラが搭載されていないため、メインカメラを使ったデジタルズームで最大10倍までの撮影に対応しています。
まずは日中の遠景から、等倍(1x)、2倍、5倍、10倍の順で見ていきましょう。
2倍ズームまでは画質の劣化がほとんど感じられず、非常に解像感の高いクッキリとした写真が撮影できます。
5倍を超えて10倍になると流石にディテール処理の油絵感(デジタル処理っぽさ)が出てきますが、奥の看板に書かれた「桁下制限高 3.0m」の文字までしっかり読み取れるレベルです。
続いて、別の遠景シーンでも倍率別に撮影してみました。
こちらも10倍ズームで道路標識の「60」の数字がハッキリ確認できますね。
ミドルレンジスマホのデジタルズームとしては、記録用・確認用として十分すぎるパフォーマンスです。
ライバル機であるAQUOS sense10でも同じ場所から撮影してみました。
2倍ズームまでは両者ともに甲乙つけがたい仕上がり。ただ、5倍~10倍の高倍率域になると、OPPO Reno15 Aの方が輪郭強調処理が巧みで、文字や細部の解像感が勝っている印象を受けました。
日常的に一番よく使う2倍ズームの描写力を、被写体に寄ったカットでも確認してみます。
OPPO Reno15 Aは2倍ズームの劣化が少ないのが強みですね。葉の一本一本までクッキリと描写されており、色味も明るく映える仕上がりになっています。
続いて、難易度の高い「夜間のズーム撮影」です。
夜間でも2倍ズームまではノイズが少なく、非常に実用的です。
5倍・10倍になると暗所+デジタルズームの影響でノイズ感や輪郭の滲みが出てきますが、街灯の灯りや建造物のシルエットは破綻せずに踏みとどまっています。
AQUOS sense10の夜間ズームとも比較してみましょう。
OPPO Reno15 Aは望遠カメラこそ非搭載ですが、デジタルズーム性能はミドルレンジとしてトップクラスの仕上がりです。
特に日常利用で多用する2倍ズームは画質劣化がほぼ気にならないため、ポートレートや街歩きスナップで大活躍します。
また、5〜10倍の高倍率ズームでもソフト処理による補正が優秀で、看板や標識の文字がしっかり判別可能。「望遠レンズがなくても実用性バツグン」と評価できる内容に仕上がっています。
マクロカメラの作例
登場する機会は多くないかもしれませんが、OPPO Reno15 Aには200万画素のマクロカメラも搭載されております。
マクロモードを使うことで被写体にぐっと近づいた撮影が可能です。
ただ、200万画素ということもあり、通常撮影に比べると解像感が落ちて質感がややモヤっとした印象になってしまいます。
被写体によりますが、メインカメラ(広角)で少し離れたところから3倍ズームなどで寄って撮影したほうが、毛並みや繊維の質感までくっきりと綺麗に残せることが多いですね。
ポートレートモード・インカメラの作例
人物撮影において重要なポートレートモードと、日常のセルフィーを支えるインカメラの性能についても検証しました。
まずはメインカメラでのポートレートモードからチェックしていきます。
メインカメラによるポートレート撮影は、人物はもちろん被写体が「花」などの物であってもバッチリ機能します。
被写体の複雑な輪郭や、造花の細かい葉っぱ・隙間もしっかりと識別し、背景だけを自然にぼかして被写体を際立たせてくれました。
デジタル加工っぽい不自然さが少なく、一眼カメラで撮ったような奥行きのある仕上がりです。
続いて、インカメラの性能をチェックしてみましょう。
OPPO Reno15 Aはインカメラの性能が大幅に強化されており、画素数が約5,000万画素(F値2.0)にアップしたほか、画角も100°の広角撮影に対応しました。
日中の撮影では、100°の広角なおかげで背景の建物や景色のディテールまでダイナミックに収められます。
ポートレートモードをONにすると、髪の毛の細かい束やメガネのフレーム周りの輪郭を綺麗に残したまま、背景の景色が滑らかにボケてくれました。
さらに、暗くなりやすい夜間の撮影でも実力を発揮してくれます。
夜間の自撮りでも照明の白飛びが抑えられ、顔周りも明るく自然な色合いで解像感高く撮影できます。
夜間のポートレートモードでは、背景の街灯や建物の光が綺麗な「玉ボケ」になってくれるのも可愛らしくて良いポイントですね。
動画撮影の作例
OPPO Reno15 Aの動画撮影性能を「AQUOS sense10」と1080p@30fpsで比較していきます。
【動画編集中】
日中の動画撮影では、Reno15 Aは加工感を抑えた肉眼に近いナチュラルなトーンが特徴です。
AQUOS sense10は緑や空の青がパッと鮮やかに写る仕上がりで、歩行時の手ブレ補正の滑らかさもsense10のほうが一枚上手な印象でした。
Reno15 Aは歩くたびに細かい振動が出やすいため、超広角カメラでの撮影も含め、立ち止まってパンするような撮り方に向いています。
夜景動画では、両機種ともミドルレンジらしく歩き撮りは厳しめです。
Reno15 Aは細かいブレと暗部のノイズが目立ち、AQUOS sense10は全体的な残像感(モーションブラー)が強く出ます。
とくに超広角での夜間撮影は実用性が低いため、しっかり立ち止まってメインカメラで撮影するのがポイントです。
動画も写真と同じく、自然な色合いを重視して立ち止まってサッと記録するならOPPO Reno15 A、歩きながら滑らかで鮮やかなVlog映像を手軽に残したいならAQUOS sense10がおすすめです。
OPPO AI画像編集
旧モデルから引き続きAI画像編集機能も搭載。
- AI消しゴム
- AI反射除去
- AIぼけ除去
- AI鮮明度強化
- AIポートレートグロー
AIカメラと言えばPixelシリーズが強そうですが、OPPO AIも負けておりません。
- 通常撮影
- 消しゴム機能
- 通常撮影
- 消しゴム機能
よく見なければ違和感すら感じませんね。シリーズを追うごとに性能が進化しています。
購入したら使いこなしちゃいましょう。めちゃくちゃ便利です。
OPPO Reno15 Aの基本機能・操作性をレビュー
ここからはOPPO Reno15 Aの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところを実機レビューしていきます。
OSはColorOS 16
OPPO Reno15 AにはAndroid 16をベースにしたOPPO製「ColorOS」の最新バージョン16がプリインストールされていました。
公式サイト>>ColorOS 16
前モデルのOPPO Reno13 AはColorOS 15(Android 15)だったので、1世代アップしたことになります。
以前はColorOSの評判があまり良くなかったのですが、それも今や昔の話。ColorOS16になっても基本的な使い勝手はこれまでと大きく変わっていません。
起動中のアプリを一括終了するボタンの場所や、ネットワーク設定スイッチへのアクセスがしやすい等、素のAndroidにはない使い勝手の良さは健在です。
なお、アップデート保証については公表されておりません。5年間サクサクが続く!と謳っている以上、そのくらいまではアップデートが続いて欲しいところです・・・。
豊富なジェスチャー操作・特殊機能
ColorOS16になってもジェスチャー操作や便利な特殊機能が豊富なところは変わりません。
「クイック起動」は音量ボタン2回押しでカメラを起動できる機能。音楽再生している時は使えないので要注意です。
手の動きで操作する「エアジェスチャー」や、スリープ時のジェスチャーもあります。
旧モデルから引き続き、文字・表示を大きくしたシンプルモードやキッズモードも確認できました。
これまでと変わらない操作性ですね。
デュアルアプリ対応/マルチユーザー非対応
OPPO Reno15 Aにもアプリを複製できるデュアルアプリ(アプリクローン)機能が搭載されています。
対応アプリで機能を有効にすれば、アプリの複製が可能に。例えばLINEアプリが2つ作れるので、1台のスマホでアカウントを2つ使い分けることができちゃいます。
ただ、Reno13A同様に「システムクローン」や「マルチユーザー」機能は見当たりませんでした。
設定内を「クローン」「ユーザー」で検索してみましたが、それらしき項目はヒットしませんでしたので、非対応と考えて良さそうです。
簡単にiPhoneとデータ共有できる
OPPOのスマホは他社メーカーよりもiPhoneとの親和性が高いです。
その1つがO+ Connect。iPhoneにインストールすると、OPPO製品とのデータ共有が簡単にできます。
実際に試してみると、双方向でスムーズにやり取りできたので、iPhoneとの親和性は今回もしっかり継承されていますね。
この他、Dynamic Island(ダイナミックアイランド)っぽい「ライブアラート」機能も健在で、ストップウォッチや音楽再生の状況などがカプセル状に表示されました。
日本は特にiPhoneユーザーが多いので、iPhoneとの親和性の高さは引き続きOPPOスマホを使うメリットになると思います。
OPPO AI搭載
OPPO Reno15 AにもOPPO独自のAI機能がしっかり搭載されております。
Reno13Aの頃と比べるとメニュー構成が少し変わっていて、新たに「Mind Space」という機能が追加されていました。
画面キャプチャや予定、Web記事などを自動でカード形式にまとめてくれる機能のようです。
もちろんAIサマリー(長文要約)やAIスピーク(読み上げ)も継続搭載。実際にWeb記事を開いてAIスピークを試したところ、記事本文がしっかり音声で読み上げられました。
AI翻訳機能も充実していて、会話翻訳・同時通訳・ドキュメント翻訳・画面翻訳が用意されています。音声は女性・男性から選べ、オフラインパッケージのダウンロードにも対応していました。
少しづつChatGPTのような生成AIを使うのが当たり前になってきていますよね。性能が頭打ちになってきたスマホの差別化は「AI機能」の充実なのかもしれません。
もちろんGoogle純正の「Gemini」や「かこって検索」も使えますよ。
O Care保証サービス対象製品
OPPO Reno15 AもOPPOの独自保証サービス「O Care」の対象製品です。
公式サイト>>O Care
メーカー修理保証(1年目)終了以降、保証期間内に故障等があった場合には「端末交換」か「宅配修理」のどちらかの利用が可能になります。
料金プランは以下のとおりです。
| 月額プラン | 630円 |
| 1年一括プラン | 7,000円 |
| 2年一括プラン | 13,000円 |
| 3年一括プラン | 19,500円 |
| 端末交換負担金 | 10,000円 |
| 宅配修理負担金 | 0円 |
保証対象範囲は自然故障に限らず、画面破損や盗難にまで及びます。
- 画面破損
- 外観破損
- 故障
- 全損
- 自然故障
- 盗難
加入中に年1回まで履行可能で、端末交換の自己負担金は10,000円。宅配修理の場合には自己負担金はなく無料です。
これまでにスマホやタブレットを壊してしまった経験がある人は、加入しても良いかもしれませんね。
- 対象機種の購入から21日以内の加入が必要
- 携帯キャリア(MNO)モデルは対象外
祝!ステレオスピーカー搭載継続
Reno13Aでついにステレオスピーカーを搭載したReno Aシリーズですが、OPPO Reno15 Aでもステレオスピーカーはしっかり継続されています。
上部・下部それぞれからサウンドが出る構成自体は変わっていないようです。
- 上部スピーカー
- 下部スピーカー
上部スピーカーはフロント面から音が出てくるのに対して下部スピーカーは側面なので、僅かに定位は下部寄り。そして、肝心の音質は中高音域が中心のクリアなサウンドです。
個人的には、もう少し低音が利いていれば完璧でしたが、スマホで音楽を聞いたり、動画を見るくらいであれば十分でしょう。
また、音の広がりや臨場感を感じることができました。
これは、サウンドエフェクトの「Oreality Audio」の効果だと思います。
「音楽」プロファイルを選ぶとイコライザーの細かい調整も可能。10バンドのイコライザーで自分好みの音作りができました。
また、「Holo Audio」にも対応。複数のオーディオソースを同時再生して、着信音・通知・動画・音楽など、それぞれ別の空間的位置から音が出ているように感じられる機能のようです。
オーディオソースごとに前後・左右・上下の位置を個別にカスタマイズできますよ。
これはOPPOスマホの完全独自機能だと思います。
LDAC対応/aptX Adaptive非対応
OPPO Reno15 Aにはイヤホンジャックがないので、ワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:✕
- LDAC:○
- LHDC:✕
残念ながらaptX Adaptiveの表記はなく、Reno13A同様に非対応のようです。一方でLDACには対応しているので、無線でもハイレゾ相当の音質が楽しめます。
ただしAmazon Musicのストリーミング再生では「48kHz/24bit」の、いわゆる「JEITA定義のハイレゾ」が表示されていました。
おそらくSRCによるダウンサンプリングが原因だと思いますが、日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」には非対応。
どちらにしてもハイレゾであることに違いはないものの、ちょっと寂しいのは事実。
Amazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分かりませんが、音質に拘りがある人は音源をダウンロードした方が良いでしょう。
IP66/IP68/IP69防塵防水
OPPO Reno15 Aの公式サイトでは「最高水準の防塵・防水性能であらゆる環境でタフに使える」と紹介されており、IP66/IP68/IP69の防塵・防水性能に対応しています。
Reno13AはIP68とIP69の2等級でしたが、Reno15AではさらにIP66が加わり3等級に。公式サイトの注釈によると、それぞれ以下のような性能を意味しています。
IP6X:直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に商品を8時間入れてかくはんさせ、取り出したときに内部に塵埃が侵入しない防塵性能。
IPX6:あらゆる方向からのノズルによる強い噴流水によっても機器が影響を受けない防水性能。
IPX8:常温で水道水、かつ静水の水深1.5mの水槽に静かに本製品を沈めた状態で約30分間、水底に放置しても本体内部に浸水せず、通信機器としての機能を有する防水性能。
IPX9:4方向の角度(0°・30°・60°・90°)から、80°Cの高温水をそれぞれ30秒ずつ(2分間)高圧で噴射した後でも通信機器としての機能を有する防水性能。
砂埃や雨だけでなく、水中での使用にも耐えられる仕様なので、アウトドアや水回りでの利用でも安心感があります。
温水にも強いとは言え、お風呂やサウナで使うのはやめておきましょう。
薬剤の影響で壊れる可能性があります。また水がかかってしまった時は、しっかり乾かしてから充電。濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。
おサイフケータイ対応
OPPO Reno15 Aは、これまで同様におサイフケータイに対応しています。
実際にタッチしてみたところ、反応も良好でした。しっかり日本向けにローカライズされているのは嬉しいポイントです。
生体認証は指紋認証&顔認証
OPPO Reno15 Aの指紋認証センサーは画面内に搭載。
センサーが下の方に搭載されているので、片手操作の場合に持ち替える必要があるかもしれませんが、反応は良好で軽く触るだけでロック解除できました。
もう1つの生体認証は、インカメラによる簡易的な顔認証。こちらも反応は良好です。
iPhoneのようにロック画面に留まることもできますし、設定でロック画面を飛ばすことも可能ですよ。
4キャリアに対応したBand構成
OPPO Reno15 Aも国内4キャリアのBandにフル対応しています。
| 主要Band一覧表 | |
| ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
| ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
| au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26 ◯ |
| 楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 28 (プラチナバンド)○ Band 18(パートナー回線)○ |
どの回線でも使うことができるスマホならMNPもしやすいですね。
また、少しずつ広がってきた5G通信(Sub-6)にも対応していますが、Reno13Aと同じくドコモの「n79」には非対応なのでご注意ください。
| 主要Band一覧表 | |
| ドコモ回線 | n 77 ○ n 78 ○ n 79 ✕ |
| ソフトバンク回線 | n 77 ○ |
| au回線 | n 77 ○ n 78 ○ |
| 楽天回線 | n 77 ○ |
5G回線に対応しているメリットは、長期利用を視野に入れている人に向いてるところ。今後さらに5G回線の技術が拡大した場合でもOPPO Reno15 Aなら対応できちゃいます。
eSIMに対応している
OPPO Reno15 AもeSIMに対応しています。
eSIMを有効にすると、SIMカードスロット2が使えなくなる仕様。2回線同時待受の構成は、「物理SIM×2」か「物理SIM+eSIM」のいずれかになります。
eSIMに対応した通信キャリアも少しずつ増えてきました。
今はeSIMなんて使うことないって思っていても、そのうち必要になるかもしれないので対応している方が良いでしょう。
僕はいくつかeSIMを使ってきましたが、楽天モバイルのeSIMは手続きが分かりやすいので初心者におすすめ。IIJmioのeSIMも手続きが早いので気に入っています。
OPPO Reno15 Aのスペック・仕様
OPPO Reno15 Aのスペック・仕様は以下の通りです。前モデルOPPO Reno13 Aとの比較表として掲載します。
| 項目 | OPPO Reno15 A | OPPO Reno13 A |
| 価格 (直営/SIMフリー) |
58,800円(8GB/128GB) 64,800円(12GB/256GB) |
48,800円 (直営/SIMフリー) |
| サイズ | 約158mm 約75mm 約8.1mm(ネイビー/ピンク) 約8.3mm(オーロラブルー) |
162mm 75mm 7.8mm |
| 重さ | 約195g(ネイビー/ピンク) 約202g(オーロラブルー) |
192g |
| ディスプレイ | 約6.6インチ 有機EL(AMOLED) フルHD+(2,372×1,080) 397ppi 画面占有率92.8% 通常輝度600nit/日光下最大1,400nit 色域100% DCI-P3 10億7000万色(10bit) AGC Dragontrail STAR D+ガラス |
6.7インチ 有機EL(AMOLED) FHD+(2,400×1,080) 394ppi 1,200nit(最大) DT star2ガラス |
| リフレッシュレート | 最大120Hz タッチサンプリング最大240Hz |
最大120Hz |
| OS | ColorOS 16 (Android 16) |
ColorOS 15 (Android 15) |
| SoC | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 |
Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 |
| RAM | 8GB/12GB LPDDR4X |
8GB LPDDR4X |
| ROM | 128GB/256GB UFS 3.1 |
128GB UFS 3.1 |
| 外部ストレージ | 要確認 | 最大1TB |
| リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 f/1.8 OIS |
5,000万画素 f/1.8 OIS |
| リアカメラ(超広角) | 800万画素 f/2.2 112° |
800万画素 f/2.2 112° |
| リアカメラ(マクロ) | 200万画素 f/2.4 |
200万画素 f/2.4 |
| インカメラ | 5,000万画素 f/2.0 画角100° |
3,200万画素 f/2.4 |
| ビデオ(リアカメラ) | 4K@30fps 1080P@60fps,30fps 720P@60fps,30fps |
4K@30fps 1080P@60fps,30fps |
| ビデオ(インカメラ) | 4K@30fps 1080P@30fps 720P@30fps |
1080P@30fps |
| バッテリー | 7,000mAh(公称値) 6,830mAh(定格値) |
5,800mAh |
| ポート | USB Type-C 80W SUPERVOOCフラッシュチャージ 55W PPS |
USB Type-C 45W急速充電 |
| ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
| 生体認証 | ディスプレイ指紋認証 顔認証 |
画面内指紋認証 顔認証 |
| 対応SIM | nano SIM eSIM microSD(排他) |
nano SIM eSIM |
| 2回線同時待ち受け | 可 | 可 |
| 対応Band | 5G:n1/n3/n28/n40/n41/n48/n66/n77/n78 4G FDD:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/66 4G TD:Band 38/39/40/41/42/48 3G WCDMA:Band 1/2/4/5/6/8/19 2G GSM:850/900/1800/1900MHz |
5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n26/n28/n40/n41/n77/n78 4G FDD:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28 4G TD:Band 38/39/40/41/42 3G WCDMA:Band 1/2/4/5/8/19 2G GSM:850/900/1800/1900MHz |
| Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac |
| Bluetooth | Ver5.1 SBC/AAC/LDAC/aptX/aptX HD |
Ver5.1 |
| 位置情報 | GPS GLONASS Beidou Galileo QZSS |
GPS GLONASS Galileo QZSS BeiDou |
| イヤホンジャック | なし (USB Type-Cはデジタルイヤホンのみ対応) |
なし |
| スピーカー | 要確認 | ステレオ |
| 防塵防水 | 要確認 | IP68&69 |
| NFC | あり | あり |
| FeliCa | 対応 | 対応 |
公式サイト>>スペック
まとめ:OPPO Reno15 Aのメリット・デメリット・評価
OPPO Reno15 Aを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
OPPO Reno15 Aを買うべきメリット、購入前に確認したい注意点は以下のとおりです。
| メリット | デメリット |
| ・バッテリー容量が大幅増量 ・80W急速充電でほぼ倍速化 ・ディスプレイ輝度・色深度が向上 ・ステレオスピーカー継続 ・IP69防塵防水 ・おサイフケータイ対応 |
・動作性能・ゲーム性能は進化なし ・約1万円の値上げ ・厚み・重さが増加 ・ワイヤレス充電なし ・イヤホンジャックなし |
評価
総合評価:(4.5点/5点満点)
| デザイン | ★★★★☆ |
| サイズ感 | ★★★★☆ |
| ディスプレイ | ★★★★☆ |
| 動作性能 | ★★★★☆ |
| ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
| バッテリー性能 | ★★★★★ |
| カメラ性能 | ★★★★☆ |
| 機能・付加価値 | ★★★★★ |
SoCがSnapdragon 6 Gen 1で据え置きだったのは正直ちょっと残念なポイント。
原神や崩壊:スターレイルのFPS、AnTuTuの連続実行時のスコア低下具合を見ても、動作性能・ゲーム性能の世代的な進化は感じられませんでした。
一方で、バッテリー容量が7,000mAhまで増量され、80W急速充電にほぼ倍速化したのは大きな進化ポイント。厚み・重さは少し増えてしまいましたが、それに見合うだけのメリットはあると思います。
ディスプレイの輝度・色深度アップ、ColorOS16へのアップデートなど、性能以外の「使い勝手」に関わる部分はしっかり底上げされている印象です。
ただ価格が48,800円から58,800円へと約1万円値上げされている点は気になるところ。
進化幅とのバランスを考えると、旧モデルOPPO Reno13 Aほどのコスパの良さは薄れてしまったかなという印象です。
とはいえステレオスピーカー・おサイフケータイ・IP69防塵防水といった強みは引き継がれていますし、バッテリー持ち・充電速度・ディスプレイ品質を重視する人にはおすすめできる1台だと思います。












































































































































































































































































