評価:(4.5点/5点満点)
お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
OPPO Reno11 Aをお借りしました。
人気のReno Aシリーズの2024年最新モデルです。
2023年に発売されたOPPO Reno9 Aは、旧モデルOPPO Reno7 Aからの変化が乏しく超マイナーアップデート版のような存在でした。
果たしてOPPO Reno11 Aは旧モデルからどのくらい変化・進化があるのでしょうか?
事前情報を軽く見た感じでは、かなり期待できそうな仕上がりになっております。
本記事で実際に使ってみた様子を詳しくレビューするので購入の参考にしてください。
メリット | デメリット |
・薄くて軽い ・大型ディスプレイ ・リフレッシュレート120Hz ・動作性能アップ ・長持ちバッテリー ・67W急速充電 ・メインカメラ性能アップ ・おサイフケータイ | ・重いゲームは厳しい ・モノラルスピーカー ・イヤホンジャックなし ・IPX5防水止まり ・付属品なし |
タップして読みたい場所へ
OPPO Reno11 Aのデザイン・サイズ・付属品をレビュー
まずはOPPO Reno11 Aの外観・付属品をチェックしていきましょう。
旧モデルからかなり変化があるので注目です。
デザイン
OPPO Reno11 Aのカラーバリエーションは以下の2色。
このうち、僕がお借りしたのはコーラルパープルです。
OPPO Reno7 A・Reno9 Aはキラキラ光るOPPO Glowを採用しながらもシンプルでスッキリしたデザインでしたが、Reno11 Aは打って変わって個性的に。
コーラルパープルはピンクがかった薄い紫をベースに、ランダムに施された白いラインが光の反射で浮かび上がってきます。
カメラユニットの大きさなんかはエントリーモデルのOPPO A79 5Gを感じさせます。
個人的にはシンプルなデザイン、カラーリングはモノトーンが好きなので、旧モデルの方が好みですが、どうでしょう。人と違ったデザインが好きな人には刺さるかもしれませんね。
ちなみにダークグリーンは背面パネルにOPPO Glowを採用しており、異なる質感になっております。
背面パネル上部にはカメラユニット。その横にはFeliCaポートも確認できます。
OPPO Reno11 Aはメイン・超広角・マクロの3眼構成です。
カメラユニットの厚みは実測で2mmほど。背面を下にしてデスクに置くとガタつきます。
背面パネルの形状は湾曲のないシンプルなフラットタイプ(箱型)。多少角ばっているものの、持ちにくいことはありません。
ミドルフレームはマットなメタリック製。統一感のある色合いです。
ディスプレイを上にして左側面にカードスロット。
カードスロットはSIMカードとmicroSDカードの排他利用タイプです。
OPPO Reno11 AはeSIMにも対応しているので、2回線同時待受をしながらmicroSDカードも使えちゃいます。
右側面には音量ボタンと電源ボタン。縦並びなのでスクショが撮影しにくいかな?
本体下部にはマイク・USB Type-Cポート・スピーカーを搭載。
上部には何もありません。1つあるのは通話用の補助マイクでしょう。
サイズ感
OPPO Reno11 Aのサイズは162mm×75mm×7.6mm。
旧モデルOPPO Reno9 Aよりもディスプレイが大きくなりましたが、本体サイズはそこまで変わりません。横幅が狭いのでシュッとしているのに加えて薄くなっています。
さらに凄いのは、大型化されたにも関わらず軽くなっていました。
6.7インチディスプレイ搭載で178gは驚異的な軽さ!やばいっす!
サイズ感は多少大きくてもこれだけ軽ければめちゃくちゃ扱いやすいと思います。
OPPO Reno11 Aすごい!
6.7インチで178g!めちゃ軽? pic.twitter.com/1IYdeg2TJF— ちびめがね (@chibimeganecom) July 5, 2024
付属品
今回は本体のみお借りしているので付属品のレビューはできず。
公式サイトに掲載している付属品を紹介しておきます。
モデル | 付属品 |
SIMフリー版 | ・保護フィルム(試供品)(貼付済み) ・SIM取出し用ピン(試供品) ・クイックガイド ・安全ガイド |
ワイモバイル版 | ・SIMカードスロット用ピン(試供品) ・保護フィルム(試供品)(貼付け済み) ・クイックスタート |
楽天モバイル版 | ・SIM取出し用ピン(試供品) ・保護フィルム(貼付済み) ・クイックガイド ・安全ガイド |
残念ながらどのモデルにも保護ケース・充電器・充電ケーブルが付いてきません。
Reno9 Aから保護ケースも削られてしまいました(泣)
保護フィルムは最初から貼り付けられております。
OPPO Reno11 Aのディスプレイをレビュー
続いてOPPO Reno11 Aのディスプレイを見ていきましょう。
毎日何度も目にするディスプレイは、スマホの命と言っても過言ではないくらい重要なポイントです。
6.7インチ有機ELディスプレイ
OPPO Reno11 Aのディスプレイは6.7インチの有機EL(OLED)。
旧モデルOPPO Reno9 Aよりも0.3インチ大きくなりました。
しかもベゼル(縁)が極細なので本体サイズ自体はそこまで変わってません。
画面占有率は脅威の93.4%。四辺均一で美しいですね。
極細ベゼルは洗練された印象が強くワンランク上のスマホ感が出ています。
有機ELパネル特有の黒色表現でシャキッとメリハリの効いた表示が超綺麗です。
液晶ディスプレイよりもパリッとしているんですよ。
- 2412 ×1080(FHD+)
- 100% DCI-P3
- 100% sRGB
- 10億7000万色
- 394PPI
- HDR10+
スペック的にも充分で、ディスプレイ品質に不満を感じる人はいないでしょう。
視野角も広く、少し緑っぽく色が変わるものの多少きつい角度から見ても問題なし。ゴロ寝スマホにも使えそうです。
湾曲のないフラットタイプなので保護フィルムが貼りやすいですよ。
十分な明るさで屋外でも見やすい
OPPO Reno11 Aの最大輝度は900nitsとまずまずの明るさ。
Reno9 Aは600nitsなので数値的には1.5倍明るくなっています。
このため屋外の直射日光下でも見づらくなることはありませんでした。
最低でも1,000nitsは欲しいところですが、OPPO Reno11 Aの明るさがあれば困ることはないと思います。
屋外でも室内でも明るさ自動調節は上手。他のスマホに比べて暗いということもありません。
操作は両手持ち推奨
OPPO Reno11 Aは6.7ンチの大画面ディスプレイなので基本的に両手操作になります。
頑張って片手で操作しようとしても端まで指が届きません。
軽いので慣れれば文字入力くらいは片手でもできちゃうとは思いますが、無理はしないようにしてください。落としてしまったら大変です。
両手操作は煩わしいもしれませんが、大画面ディスプレイは動画視聴やゲームで活躍。
特にOPPO Reno11 Aはベゼルが狭いので、全画面表示が広々として最高です。
念願のリフレッシュレート120Hz対応
OPPO Reno11 Aの画面リフレッシュレートは120Hzをサポート。
これまでは最大90Hzでしたがついに対応してくれました。
最大60Hz・120Hzの固定設定の他、アプリやシーンに合わせた自動調整もあります。
自動選択の場合には、ベースが90Hzになるようです。
また「高」に設定してもアプリによっては最大90Hzにしかならない場合もあるので、120Hz駆動が必要なら個別に設定してあげましょう。
高リフレッシュレートを最も実感できるのは画面スクロール。
残像感が少なくヌルヌルと滑らかに動いてくれる感じが心地良く、一度使ったら60Hzには戻れません。
性能が高くないスマホでもリフレッシュレートが高いだけで体感の操作性が良くなります。
90Hzと120Hzとでは滑らかさが全く違うので、本当に対応してくれて良かったです。
ディスプレイ常時表示に対応
OPPO Reno11 Aは有機ELディスプレイの省電力性を活かしたAOD(Always On Display/常時表示ディスプレイ)に対応しており、ロック画面で時計等を表示し続けることが可能です。
スマホによっては、搭載されていても10秒間だけ表示のように機能が制限されていることが多いですが、終日でも表示可能。表示内容をカスタマイズすることもできます。
寝てる間にディスプレイに何か表示されてても全く意味がないので、時間指定はしておきましょう。
Widevine L1で動画視聴が快適に!
スマホのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
OPPO Reno11 Aはストリーミングサービスで高画質視聴が可能となります。
Netflixの最大再生解像度はFull HD。残念ながらHDR機能は現時点では非対応でした。
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでもHD 1080pで視聴可能。YouTubeでは「2160p60 HDR」まで設定できることを確認しました。
やっぱり大画面ディスプレイは動画視聴が捗ります。
スマホをそんなにバリバリ使わなくても、動画を見るのが大好きな人も多いでしょう。
OPPO Reno11 Aはそんなあなたにピッタリです。
OPPO Reno11 Aの基本性能・動作性能をレビュー
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を司るのがSoC(CPU)。
OPPO Reno11 Aには「Dimensity 7050」が搭載されております。
公式サイト>>Dimensity 7050
2023年5月に発表された台湾MediaTek製のチップセットで、6nmプロセスを採用した5G通信対応モデルです。
OPPO Reno7 A、Reno9 Aと、2年連続で「Snapdragon 695 5G」を採用してきましたが、ついに卒業!
動作性能が気になっている人も多いと思います。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀と言えます。
最も有名なAnTuTuベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは610,124点、GPUスコアは115,770点。
旧世代のVer.9では総合スコアが524,393点、GPUスコアは123,704点でした。
旧モデルReno9 Aが45万点ほどだったので、大きくスコアがアップ。やったね!
2024年7月時点の最高スコアは200万点を超えているわけですが、60万点もあれば、いわゆる普段使いに全く困らないスコアと言えます。
とは言え、他のスマホの性能もグングン上がっている状況なので、めちゃくちゃ高性能ってわけではありませんが。
これまでに僕がレビューしてきた中では、同じOPPO製の「OPPO Reno10 Pro 5G」などのスマホと同じくらい。
- Libero Flip:654,005点
- OPPO Reno11 A:610,124点
- OPPO Reno10 Pro 5G:578,178点
SoCで言うと「Snapdragon 7 Gen 1」「Snapdragon 778G 5G」と同程度になると思います。
ネットサーフィン、SNS、LINE・メール・動画視聴。どれもストレスを感じることなくサクサク。リフレッシュレートが最大120Hzということもあって体感的にも超快適です。
以下のページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますのでチェックしてください。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ。
Pixel 8a/Nothing Phone (2a)と動作性能を比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないかもしれないので、Pixel 8a、Nothing Phone (2a)と動作性能をプチ比較してみました。
Pixel 8aは大人気のGoogle製ミドルレンジスマホ。上位モデルと同じSoCを搭載しておりAnTuTuベンチマークスコアは100万点を超えています。
そしてNothing Phone (2a)は4万円台ながらも普段使いに困らない性能を持ったコスパの高さが売りで、個人的に推しの1台です。
多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックしていきます。
3つの中ではPixel 8aが僅かに早く表示されており、OPPO Reno11 AとNothing Phone (2a)はほぼ変わらない結果となりました。
とは言えAnTuTuスコアで40万点ほど開きがあったとしても、普段使いなら大差がないことが分かりますね。
もちろん、これまでのシリーズと同様にOPPO独自の「システム劣化防止機能」も搭載。
長期間使い続けてもモッサリしにくいのが嬉しいポイントです。
ライトユーザーほど1台のスマホを長く使うと思うので優れてメリットになります。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度もテストしてみました。
読み込み・書き込みともに十分なスコア。Reno9 Aから大幅に速度が上がっていました。
この速さならそりゃサクサク感じますね。複数のアプリを同時に立ち上げてもモッサリしにくいと思います。
ストレージ容量は128GBとちょっぴり少なめ。システム領域に14GB使うので、実際に保存可能なのは110GBほどになります。
十分な容量なものの、写真や動画を大量に撮影する人や、複数のゲームを同時進行している人は注意してください。
ただOPPO Reno11 Aは最大2TB(2000GB)のmicroSDカードを装着できるので、積極的に使っていきましょう。
メモリ拡張機能/高パフォーマンスモード
OPPO Reno11 Aには使わないストレージの最大8GB分を仮想メモリにする「メモリ拡張」機能が搭載されています。
もちろん標準RAMと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリなんかと同じように極端に動作が速くなることはないと思います。
それでも、僅かでも快適に使えるのであれば有効にしない手はありません。
元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるから安心ですからね。
またバッテリー設定の中で「高パフォーマンスモード」の選択も可能。
機能を有効にしてAnTuTuベンチマークを回してみたのですが、驚くほど変化はありませんでした笑
なんだかモッサリするなーと感じた時に試してもいいかもしれませんね。
OPPO Reno11 Aのゲーム性能をレビュー
もはやスマホとゲームは切っても切れない関係なので、ゲーム性能の良し悪しも重要なポイント。
普段使いなら十分な基本性能を持つOPPO Reno11 Aはゲームを快適にプレイできるのかチェックしていきましょう。
原神(60FPS/最高)の平均FPSは27.464
ゲーム性能のベンチマークのような存在になってる「原神」をプレイした時の平均FPS(フレームレート)で検証していきます。
ちなみにOPPO Reno11 Aのデフォルトグラフィック設定は「低/30FPS」でした。
まずグラフィック設定「最高/FPS60」で15分ほどプレイした時の結果がこちら。
スメールの砂漠地域を動き回り、エンカウントした敵とはしっかり戦っています。
平均FPSは27.464。まあこんなもんだよねって感じのスコアになりました。
ゲーム性能についてはOPPO Reno9 Aから大きな変化はないようです。
ちなみにOPPO Reno11 Aは旧モデル同様、ゲームモードの中でパフォーマンス設定が可能。さらに「チャンピオンシップモード」もありました。
試しに「プロゲーマーモード」+「チャンピオンシップモード」で原神のFPSを計測してみましたがスコアに変化なし笑
まーそもそもゲーム性能が高くないので、性能を引き出したところでたかが知れてます笑
原神(デフォルト設定)の平均FPSは28.767
続いてデフォルト設定「低/FPS30」で同じように15分ほどプレイした結果がこちら。
平均28.767と、最高設定よりは安定した結果になりました。
OPPO Reno11 Aと同じミドルレンジスマホでもデフォルト設定なら30FPSで遊べるものもあるので、ゲーム性能は少々物足りない結果です。
とは言え、重いゲームを快適に遊べるほどのゲーム性能ではないものの、テーブルゲームやパズルゲームのような軽めなゲームであれば十分快適に遊べると思います。
以下の記事で、これまでレビューしてきたスマホの原神平均FPSをランキング形式で紹介しているので御覧ください。
発熱による性能の低下は感じにくい
OPPO Reno11 Aで原神をプレイすると、CPU・GPU温度は60℃を上回っており、持てないほどではないものの、本体もそれなりにホカホカしていました。
試しにAnTuTuベンチマークを4回連続で回してみたところ以下のようなスコアに。
残念ながら温度モニターが正常に動いてないので総合スコアしか見れないのですが、比較的安定していることが分かります。
このため、高い負荷をかけると発熱はするものの、極端に動きが悪くなることはなさそうです。
OPPO Reno11 Aの充電速度・バッテリー持ちをレビュー
続いてOPPO Reno11 Aの大きな特徴でもあるバッテリー性能を見ていきましょう。
67W急速充電対応
OPPO Reno11 Aは67W急速充電に対応。
これまでは最大18W充電と物足りなさを感じるスペックでしたが、大きく進化してくれました。嬉しい!
フル充電までにかかる時間は48分とのこと。
実際にバッテリー残量20%からフル充電までの時間を計測してみると42分でした。
概ね公称通りの結果になっていると思います。早い!
寝落ちして充電を忘れてしまっても焦る必要はありません。
出かける準備をしている間に、それなりに充電できちゃってると思います。
た・だ・し!
残念ながらOPPO Reno11 Aには充電器が付いておりません・・・。
このため、67W急速充電(SUPERVOOC)を使いたい場合には、専用充電器を別途購入する必要があります。
ちなみに今回の検証は、手持ちのOPPO製80W急速充電器を使いました。
もはや付属品がないことは当たり前になってきていますが、ライトユーザー・ミドルユーザー向けのスマホには専用充電器を付けてあげた方が良いと思います。
独自規格の急速充電を使っているなら尚更です。
PCMarkバッテリーテストのスコア
続いてはバッテリー持ちの検証。OPPO Reno11 Aは5,000mAhとスペック的には十分なバッテリー容量。
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電切れになってしまったら意味がありません。
そこで、バッテリーは長持ちなのかPCMarkというベンチマークアプリでテストしました。
PC Markは実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので、通常利用時におけるバッテリー持ちとして信頼できる結果だと思っています。
ディスプレイの明るさは50%固定、リフレッシュレートを変えてそれぞれ計測した結果が以下のとおり。
自動選択では60Hzになっていたようですが、なぜか120Hzが一番良い結果になってました笑
殆どの人はリフレッシュレート「自動選択」で使うと思うんですが、その場合で17時間43分とかなり優秀な結果になっております。
長時間連続でゲームをするなら話は別ですが、ごく普通に使う分には外出先で充電を気にすることなく1日余裕で使える性能。
旧モデルよりバッテリー持ちが良くなっているのが分かります。
- OPPO Reno9 A:14時間21分
- OPPO Reno11 A:17時間43分
以下の記事でこれまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので、参考に御覧ください。
バッテリー消費時間を実機で計測
PCMarkのスコアを信用できない人もいると思うので、実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。
まず1時間Amazon Musicで音楽を聴いた結果、バッテリー消耗は2%。
1時間YouTubeで動画(1080P/60fps)を視聴した結果、バッテリー消耗5%。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は13%でした。
24時間一切触らずに放置でバッテリー消耗は3%。
それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。
使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
音楽再生 1時間 | 3% | 約33時間 |
動画再生 1時間 | 5% | 約20時間 |
原神 1時間 | 13% | 約8時間 |
24時間放置 | 3% | 約33日間 |
旧モデルOPPO Reno9 Aと比較すると、以下の通りに。
使用時間 | Reno9 A | Reno11 A |
音楽再生 1時間 | 3% | 3% |
動画再生 1時間 | 10% | 5% |
原神 1時間 | 16% | 13% |
24時間放置 | 3% | 3% |
全体的にバッテリー消耗が僅かに抑えられていることが分かります。
Reno9 Aよりも性能が高いSoCを搭載し、リフレッシュレートも高くなっていながらこの結果ですからね。
OPPO Reno11 Aのバッテリー持ちは良くなっていると評価していいでしょう。
OPPO Reno11 Aのカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
ハイエンドモデルにもなると信じられないくらい雰囲気ある写真が誰でも簡単にワンタップで撮影できちゃいます。
果たしてOPPO Reno11 Aのカメラ性能はどれほどなのか。
実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてください。
カメラアプリ
OPPOのカメラアプリはシンプル。写真も動画もサッと取り出してすぐに撮影できます。
超広角カメラと2倍ズームはワンタップで切替可能で、ズームボタンを長押しするとその他の倍率に指定することができます。
さらにEV(露出)調整もワンタッチでできるようになっています。これは使いやすくて嬉しいですね。全てのスマホカメラに搭載してほしい。
もちろん自分好みに調整しながら撮影できるプロモードも搭載しております。
また、デバイス名をウォーターマークで入れることができるほか、フレームを追加できるようになりました。
なおスクショ音は設定から消すことができますが、シャッター音は消せませんでした。
メインカメラの作例
まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックしていきましょう。
比較用に同じミドルレンジスマホGoogle Pixel 8aで撮影した写真も併せて掲載しています。
Pixelシリーズは廉価版でもカメラ性能がむちゃくちゃ高いので注目です。
日中の明るい場面であれば良く撮れている印象です。
OPPO Reno11 Aは明るく鮮やかな雰囲気に。一方のPixel 8aは明暗の表現が上手く質感高く仕上がっております。
じっくり比べるとPixel 8aの方が解像感が高いのですが、OPPO Reno11 Aくらい撮影できていれば充分だと思います。
旧モデルOPPO Reno9 Aはメインカメラの性能に物足りなさを感じましたが、有効画素数が6,400万になったせいか、OPPO Reno11 Aは満足度が高いです。
室内で撮影したメシウマ写真はこんな感じに。
どっちも良いけどPixel 8aの方が実物に近い色かもしれません。OPPO Reno11 Aのスープの色がちょっと赤すぎちゃってます。
メインカメラ(夜景モード)
OPPO Reno11 Aには低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードも搭載されています。
通常撮影でもそれなりに明るく撮れていますが、ノイズが激しく、光源もやたら明るくなっていたりとバランスの悪い写真になっています。
それが夜景モードを使えばスッキリした印象になりますね。
旧モデルよりも明らかに質感が向上して、夜間撮影性能が上がっている印象です。
ただしPixel 8aと比べて見ると、明るさが足りず、全体的にボヤーっとして解像感がイマイチなのが分かります。
撮影した写真をスマホで見るくらいであれば良いですが、少しでも大きく拡大して見るなら厳しいかもしれません。
明暗差の激しい場面でもHDR機能が頑張ってくれるんですが、どうしても解像感が低くのっぺりした雰囲気になってしまいます。惜しいー!
メインカメラは明るい場面も暗い場面も旧モデルよりも画質が良くなりました。
これだけ撮影できれば十分。分かりやすい進化を感じます。
高画素モードの作例
OPPO Reno11 Aのメインカメラは6,400万画素での撮影も可能。
通常撮影では4つの画素を束ねて1,600万画素にすることで感度を上げています。
画素数が多いほうが高精細に撮影できるような気がしますが、果たしてどれほど違うのでしょうか?
通常撮影と高解像度モードで撮り比べをした結果がこちら。
色合いは多少異なるもののパッと見はそこまで大きな違いを感じませんよね?
もちろんブログ掲載にリサイズしちゃってるっていうのもありますが、実際のデータを確認しても僕には大きな違いを感じることはできませんでした。
ただ高解像度での撮影はトリミングで活かされます。それぞれの写真で同じ部分をトリミングした結果がこちら。
高解像度モードの方が粗さが少なくキリッとしているのが分かりますね。微妙にだけど笑
このため、とりあえず広い範囲を撮影して後から必要な部分だけを切り取る時や、大きな紙にプリントする時なんかに高解像度モードは重宝します。
ただし写真1枚のファイルサイズが大きくなってしまうのでご注意ください。
- 通常撮影:8.9MB
- 高解像度:21MB
全てを高解像度モードで撮影したらすぐにストレージがパンパンになっちゃいそうです。
最大10倍デジタルズームの作例
OPPO Reno11 Aには望遠カメラが搭載されていないので、デジタルズームで最大10倍まで引き伸ばしての撮影になります。
まともに使えそうなのは2倍ズームくらいまでで、それ以上になるとイラストのような質感になってしまいます。
ちなみにPixel 8aの最大ズーム8倍の質感はこんな感じ。
Pixelシリーズと言えども、こんな感じになっちゃうのでミドルレンジスマホの望遠性能には期待しないほうが良いでしょう。
ちなみに価格は1万円ほど高くなってしまいますが、XioamiのミドルレンジスマホRedmi Note 13 Pro+ 5Gは、2億画素を活用したロスレスズームがめちゃくちゃ凄いです。
ぜひ本記事と併せてチェックしてください。やばいですよ。
超広角カメラの作例
OPPO Reno11 Aは800万画素の超広角カメラも搭載。
風景を撮影する時はもちろん、食卓全体を撮影する場合なんかにも重宝します。
やはりメインカメラよりも解像感が低くなってしまうのが気になります。
引き続きPixel 8aとも比較してみましょう。
スマホで見る分には問題ありませんが、パソコンで写真をチェックすると解像感が低く全体的にぼやーっとしているのが分かります。
一方のPixel 8aではそんな感じがしなかったので、OPPO Reno11 Aの超広角カメラは今ひとつ物足りない印象です。
夜景モードでも撮影できますが、光量が足りないと暗くなり、ノイズも目立ちます。
マクロカメラの作例
登場する機会は多くないかもしれませんが、OPPO Reno11 Aには200万画素のマクロカメラも搭載されております。
被写体に4cmくらいまで寄ることができるので面白い写真が撮影可能に。
ただどうしても通常撮影に比べると質感が落ちてしまいます。
このため、むしろデジタルズームを使ったほうがダイナミックに撮影できるかもしれません。
解像感もマクロカメラと変わらないのでこっちのほうが良さそうです笑
ポートレートモードの作例
OPPO Reno11 Aにはポートレートモードもあります。
深度計測用カメラは非搭載なのでソフトウェア処理になりますが、被写体との切り分けも上手です。
人以外の被写体にもボケモード的に使うこともできました。
OPPOのスマホはポートレートモードが上手な印象があります。
あまり使う機会はないかもしれませんが、ぜひ積極的に使ってみてください。
インカメラの作例
OPPO Reno11 Aのインカメラは3,200万画素。
旧モデルから有効画素数が2倍になりました。
あまり使う機会がないので何とも言えないんですが、このくらい撮影できれば十分すぎると思います。
ただピクセルビニングは使われていないようで、写真1枚のサイズが大きくなる点には注意しましょう。
もちろんインカメラでもポートレートモードが使えます。
背景のボケ具合がめちゃくちゃ上手ですよね。やっぱOPPOのポートレートモードは良い感じだと思います。
旧モデルから引き続き、「ネオンポートレート」「AIカラーポートレート」も使えますよ。
AI消しゴムが使える
OPPO Reno11 Aは写真に映り込んでしまった余計な物を簡単に削除できる「AI消しゴム」機能が搭載されております。
例えば、この写真に写ってしまった自転車に乗った男性を。
指でなぞってあげれば・・・。
はい、この通り!
見事に消してしまいました。(ちょっと影が残ったけど)
Google Pixelシリーズで言うところの「消しゴムマジック」のような感じですね。
完璧ってほどではないけど精度もそれなりに高いので、ぜひ使ってみてください。
被写体をワンタップでくり抜ける「AIクリッピング」も搭載していましたよ。
動画撮影の作例
OPPO Reno11 Aで動画撮影してみました。
メインカメラは4K@30fps、超広角カメラは1080P@30fps設定です。
比較用にPixel 8aで撮影した動画も収録しています。
メインカメラで撮影した動画は色鮮やかで解像感も高く非常に綺麗です。
個人的にはPixel 8aよりも好きな雰囲気になっていました。
ただし、残念ながら4K撮影は手ぶれ補正に非対応。このため、動きながらの撮影には向いていません。惜しい!
一方の超広角カメラはイマイチな印象。Pixel 8aと比べてみると、1080Pの割には解像感が乏しく全体的にモヤッとしています。
夜間撮影はメイン・超広角ともに充分な明るさがなければ綺麗に撮影できません。
ただこれはPixel 8aはもちろん、殆ど全てのミドルレンジスマホに当てはまるのでOPPO Reno11 Aだけが夜間撮影に弱いわけではありませんよ。
OPPO Reno11 Aは4K撮影に対応してくれたのが大きなメリット。
ディスプレイサイズも6.7インチと大きくなったので撮影した動画をすぐに再生して楽しめます。
OPPO Reno11 Aを実機レビュー
ここからはOPPO Reno11 Aの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところを実機レビューしていきます。
OSはColorOS 14を搭載
OPPO Reno11 AにはAndroid 14をカスタムしたOPPO製「ColorOS」の2024年最新バージョン14がプリインストールされていました。
以前のColorOSの評判はあまり良くなかったのですが、実際に使ってみても特に不便だなと感じるポイントはありません。
シンプルで可愛らしいデザイン・UIは個人的に好きです。
起動中のアプリを一括終了するボタンの場所や、ネットワーク設定スイッチへのアクセスがしやすい等、ピュアAndroidにはないユーザーの使い勝手が良くなる工夫も見られます。
メーカーによってOSは様々で、人によって使いやすい・使いにくいがあるとは思いますが、最終的には「慣れ」です。
どんなOSだって長く使っていけば自分が使いやすいようになっていくので神経質になることはありません。
豊富なジェスチャー操作・特殊機能
ColorOSはジェスチャー操作や便利な特殊機能が豊富なところも嬉しいポイントです。
画面分割やサイドバー、フローティングウィンドウはもちろん搭載しております。
ディスプレイサイズが大きくなったのでマルチウィンドウは旧モデルよりも使いやすいかもしれませんね。
この他、かんたんスマホとまでは言えないものの、文字・表示を大きくしたシンプルモードやキッズモードなんかもありましたよ。
デュアルアプリ/マルチユーザー対応
OPPO Reno11 Aには1つのアプリを複製できるデュアルアプリ(アプリクローン)機能があります。
対応アプリで機能を有効にすれば、アプリの複製が可能に。
例えばLINEアプリが2つ作れるので、1台のスマホでアカウントを2つ使い分けることができちゃいます。
また、1台のスマホの中に、独立したスペース(まるでもう1台スマホがあるかのよう)を作れるシステムクローンやマルチユーザー機能にも対応していました。
デュアルアプリも複数ユーザー機能も削られているスマホが少なくないので嬉しいですね。
この他、プライバシーに配慮した機能も色々搭載されていますよ。
おサイフケータイ対応/防塵防水はIP65
OPPO Reno11 Aはおサイフケータイに対応しています。
しっかり日本向けにローカライズされているのは嬉しいポイントです。
FeliCaポートは背面上部、カメラユニットの横にあります。
普段使っているSuica・PASMO・iDなどなど、おサイフケータイをそのまま利用可能。反応も良好です。
おサイフケータイと合わせて日本で人気の防塵防水性能はIP65止まり。
保護等級 | 保護内容 |
IP6X(完全防塵) | 粉塵の侵入が完全に防護されている |
IPX5(防噴流) | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない |
防塵性能はそれなりにありますが、水没には非対応。
小雨がかかるくらいで壊れることはないものの、生活防水に毛が生えた程度と思っておきましょう。
お風呂で音楽を聞いたり動画を見たりしたいところですが、誤って水没させてしまうと壊れる可能性が高いので我慢してください。
また水がかかってしまった時は、しっかり乾かしてから充電しましょう。濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。
O Care保証サービス対象製品
OPPO Reno11 AはOPPOの独自保証サービス「O Care」の対象製品です。
公式サイト>>O Care
メーカー修理保証(1年目)終了以降、保証期間内に故障等があった場合には「端末交換」か「宅配修理」のどちらかの利用が可能になります。
料金はプランによって異なり、以下のとおりです。
保証対象範囲は自然故障に限らず、画面破損や盗難にまで及びます。
- 画面破損
- 外観破損
- 故障
- 全損
- 自然故障
- 盗難
加入中に年1回まで履行可能で、自己負担金10,000円で端末交換してくれるのが超嬉しいポイント。宅配修理の場合には自己負担金はなく無料です。
料金は発生するものの、保証内容はかなり手厚め。
これまでにスマホやタブレットを壊してしまった経験がある人は、加入しても良いかもしれませんね。
公式サイト>>O Care
- 対象機種の購入から21日以内の加入が必要
- 携帯キャリア(MNO)モデルは対象外
マジで?スピーカーはモノラル仕様
OPPO Reno11 AはWidevine L1なので高画質で動画視聴できるのですが、本体下部にしかスピーカーが搭載されていません。
旧モデルから引き続き、残念ながらステレオ仕様にはなりませんでした。
縦持ちなら気にならないものの、横持ちすると片側からしか音がでないためアンバランスになってしまいます。
音質は低音が物足りないフラットな雰囲気。
決して音質が悪いわけではありませんが、まぁ普通と言ったところです。
音質以前にモノラルサウンドが残念過ぎます・・・。
弟分のOPPO A79 5Gがステレオスピーカーだったので、超期待してたんですが、搭載の壁は厚いようです・・・。
しかも!
なんとOPPO Reno11 Aにはイヤホンジャックもありません。
このため、有線イヤホンを使いたい場合には、USB-C/イヤホンジャック変換アダプタが必要になります。
ちなみにサウンドエフェクトとして「Oreality Audio」を設定可能。
4つのサウンドプロファイルの他、イコライザーの調整もできます。
少しでも自分好みの音質に近づけたい場合には調整してあげると良いでしょう。
LDACに対応/aptX Adaptiveに非対応
OPPO Reno11 Aにはイヤホンジャックがないので、ワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:✕
- LDAC:○
- LHDC:✕
LDACには対応しているものの、aptX Adaptiveには非対応でした。
高音質コーデックに対応していることで無線でもハイレゾ相当の音質が楽しめます。
さらにSRCを回避しているようで、日本オーディオ協会基準の「96kHz/24bit」にも対応しているのは嬉しいポイント。
正直言ってAmazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分かりません。
なので疑わしい場合はストリーミング再生ではなく、曲をダウンロードした方が良いでしょう。
生体認証は指紋認証&顔認証
OPPO Reno11 Aの指紋認証センサーは画面内に搭載。
センサーが下の方に搭載されているので、片手操作の場合に持ち替える必要があるかもしれませんが、反応は良好で軽く触るだけでロック解除できました。
もう1つの生体認証は、インカメラによる簡易的な顔認証。
一瞬ロック画面が表示されているので反応はまずまず。
iPhoneのようにロック画面に留まることもできますし、設定でロック画面をすっ飛ばすことも可能です。
4キャリアに対応したBand構成
OPPO Reno11 A(SIMフリーモデル)は国内4キャリアのBandにフル対応しています。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26(Band 18を内包)○ |
楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 18(パートナー回線)○ |
どの回線でも使うことができるスマホならMNPもしやすいですよね。
また、少しずつ普及してきた5G通信(Sub-6)にも対応しています。
ドコモの「n79」には非対応なところは注意です。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線 | n 77 ○ n 78 ○ n 79 ✕ |
ソフトバンク回線 | n 77 ○ |
au回線 | n 77 ○ n 78 ○ |
楽天回線 | n 77 ○ |
5G回線に対応しているメリットは、長期利用を視野に入れている人に向いてるところ。
スマホライトユーザーは特にそうですよね?一度購入したら長く使う人が大半です。
今後さらに5G回線の技術が拡大した場合でもOPPO Reno11 Aなら対応可能です。
eSIMに対応している
OPPO Reno11 AはeSIMにも対応しています。
eSIMに対応した通信キャリアも少しずつ増えてきました。
今はeSIMなんて使うことないって思っていても、そのうち必要になるかもしれないので対応している方が良いでしょう。
eSIMは慣れたら手続きがめちゃくちゃ楽なので、この機会にチャレンジしても良いかもしれません。
僕はいくつかeSIMを使ってきましたが、楽天モバイルのeSIMは手続きが分かりやすいので初心者におすすめ。IIJmioのeSIMも手続きが早いので気に入っています。
OPPO Reno11 Aのスペック・仕様
OPPO Reno11 Aのスペックは以下の通りです。
参考に旧モデルReno9 Aの情報も併せて掲載しています。
製品名 | OPPO Reno9 A | OPPO Reno11 A |
価格 | 46,800円 (直営/SIMフリー) | 48,800円 (直営/SIMフリー) |
サイズ | 160mm 74mm 7.8mm | 162mm 75mm 7.6mm |
重さ | 183g | 177g |
ディスプレイ | 6.4インチ 有機EL(AMOLED) FHD+(2,400×1,080) 409ppi 600nit(最大) DT star2ガラス | 6.7インチ 有機EL(OLED) FHD+(2,412×1,080) 394ppi 900nit(最大) パンダガラス |
リフレッシュレート | 最大90Hz | 最大120Hz |
OS | ColorOS 13 (Android 13) | ColorOS 14 (Android 14) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 695 5G | MediaTek Dimensity 7050 |
RAM | 8GB LPDDR4X | 8GB |
ROM | 128GB UFS 2.2 | 128GB |
外部ストレージ | 最大1TB | 最大2TB |
リアカメラ(メイン) | 4,800万画素 f/1.7 | 6,400万画素 f/1.7 |
リアカメラ(超広角) | 800万画素 f/2.2 120° | 800万画素 f/2.2 112° |
リアカメラ(マクロ) | 200万画素 f/2.4 | 200万画素 f/2.4 |
インカメラ | 1,600万画素 f/2.4 | 3,200万画素 f/2.4 |
ビデオ(リアカメラ) | 1080P@30fps | 4K@30fps 1080P@60fps,30fps |
ビデオ(インカメラ) | 1080P@30fps | 4K@30fps 1080P@30fps |
バッテリー | 4,500mAh | 5,000mAh |
ポート | USB Type-C 18W急速充電 | USB Type-C 67W急速充電 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM eSIM | nano SIM eSIM |
2回線同時待ち受け | 可 | 可 |
対応Band | 5G: n3/28/41/77/78 4G: B1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28/38/40/41/42 3G:B1/4/5/6/8/19 GSM: 850/900/1,800/1,900MHz | 5G: n1/3/28/41/77/78 4G: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/39/40/41/42 3G:B1/2/4/5/8/19 GSM: 850/900/1,800/1,900MHz |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Ver5.1 | Ver5.2 |
位置情報 | GPS GLONASS Galileo QZSS BeiDou | GPS GLONASS Galileo QZSS BeiDou |
イヤホンジャック | あり | なし |
スピーカー | モノラル | モノラル |
FMラジオ | あり | なし |
防塵防水 | IP68 | IP65 |
NFC | あり | あり |
FeliCa | 対応 | 対応 |
公式サイト>>スペック
まとめ:OPPO Reno11 Aのメリット・デメリット・評価
OPPO Reno11 Aを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
OPPO Reno11 Aを買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・薄くて軽い ・大型ディスプレイ ・リフレッシュレート120Hz ・動作性能アップ ・長持ちバッテリー ・67W急速充電 ・メインカメラ性能アップ ・おサイフケータイ | ・重いゲームは厳しい ・モノラルスピーカー ・イヤホンジャックなし ・IPX5防水止まり ・付属品なし |
評価
総合評価:(4.5点/5点満点)
デザイン | ★★★☆☆ |
サイズ感 | ★★★★☆ |
ディスプレイ | ★★★★☆ |
動作性能 | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
バッテリー性能 | ★★★★★ |
カメラ性能 | ★★★★☆ |
機能・付加価値 | ★★★★☆ |
OPPO Reno Aシリーズは毎年レビューしている推しスマホの1つ。
旧モデルOPPO Reno9 Aがマイナーアップデートモデルだったので、Reno11 Aがどうなるのか特に楽しみにしていました。
ディスプレイ性能・動作性能・カメラ性能・バッテリー性能、スマホを使う上で重要な部分はしっかり進化していて、歴代最高傑作と言って良い仕上がりだと思います。
ディスプレイサイズが大きくなったのに軽くなってるのが衝撃的。
扱いやすさに定評があるReno Aシリーズらしいポイントです。素晴らしい!
ただその一方で、付加価値的な部分はちょっぴり残念な結果に。
引き続きのモノラルスピーカー、防水等級がダウン、イヤホンジャック廃止。
またせっかく67W急速充電に対応してくれたのに、充電器は付いておりません。
このあたりは絶対必要!って機能ではありませんが、購入前にチェックしておきましょう。
現在OPPO Reno5 AやReno7 Aを使っている人はもちろん、Reno9 Aからの買い替えでも満足できること間違いなし!
手頃な価格で普段使いに不便がないスマホを探している人におすすめの1台だと思います。
【スマートフォン検証方法】
当ブログでレビューしている全てのスマートフォンは実際に私が使用しています。デザイン・ディスプレイ性能・動作性能・バッテリー性能・カメラ性能などを標準的なベンチマークアプリによるテストに加えて私の体験によって定量的・定性的に評価しています。また、一部のテストでは同程度の価格・性能のスマートフォンと比較することで評価をより明確にしています。私は全ての商品レビューを当ブログのレビューガイドラインに基づいて実施しています。
OPPO Reno11 AはIIJmioが最安値!充電器付き!
OPPO Reno11 Aはオープンマーケットモデル(SIMフリーモデル)なので格安SIMなどでも購入可能です。
IIJmioでの販売価格
現在OPPO Reno11 Aを取り扱っている主な格安SIMと販売価格は以下のとおり。「最安価格」はMNPやオプション加入等の条件を適用した場合の価格になります。
格安SIM | 通常価格 | 最安価格 |
公式サイト | 48,800円 | 48,800円 |
IIjmio | 48,800円 | 24,800円 |
ワイモバイル | 39,600円 | 18,000円 |
楽天モバイル | 43,890円 | 31,890円 |
いやいや、めがねさん!ワイモバイルが1番安いじゃん!
おっしゃるとおり。確かに販売価格はワイモバイルが最も安いんです。
でもねでもね、IIJmioはOPPO純正急速充電器とのセット価格。
と言うことは、本体価格は実質16,880円なんですよ。めちゃくちゃ安くないですか?
迷ってるなら買ってOK!いっちゃいましょう!
IIJmioはキャンペーンを開催しており、今なら月額基本料と音声通話オプションの割引もあるので、超お得度が高いですよ。
IIJmio>>OPPO Reno11 A
IIJmioの料金プラン
IIJmioの料金プランは1ヶ月に使える高速データ通信量(ギガ)によって月額基本料が異なります。なお月額基本料は全て税込みです。
音声 | データ+SMS | データ | eSIM | |
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
5GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
10GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
30GB | 2,700円 | 2,680円 | 2,640円 | 2,340円 |
40GB | 3,300円 | 3,280円 | 3,240円 | 2,940円 |
50GB | 3,900円 | 3,880円 | 3,840円 | 3,540円 |
使える回線はドコモとauの2種類(データ・eSIMはドコモのみ)。
2GB・5GBの低容量プランが安いところが特徴で、毎月ギガをそんなに使わないライトユーザーさんに優しい月額基本料に設定されております。
また、IIJmioは他社に先駆けてeSIMに対応しました。データ通信専用にはなりますが、サブ回線としてスマホに登録しておくのにピッタリです。
IIJmioの特徴
IIJmioの特徴は以下のとおりです。
- 3種類の通話定額オプション
- データ繰り越し・データシェアに対応
- 通信速度の切り替えができる
- 会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
1つずつ紹介していきます。
3種類の通話定額オプション
IIJmioの通話料は11円/30秒。専用アプリを使うことなく一般的な通話料の半額。
さらに音声通話をよく利用する人向けに3つの通話定額オプションが用意されているので安心です。
オプション名 | 月額料金(税込) | 内容 |
通話定額5分+ | 500円 | 5分以内の国内通話無料 |
通話定額10分+ | 700円 | 10分以内の国内通話無料 |
かけ放題+ | 1,400円 | 通話時間制限なく国内通話無料 |
ただし、通話定額オプションは専用通話アプリ「みおふぉんダイアル」からの発信に限られるのでご注意下さい。
みおふぉんダイアルアプリ
Internet Initiative Japan Inc.無料posted withアプリーチ
データ繰り越し・データシェアに対応
IIJmioは「データ繰り越し」に対応しているので、当月のデータ通信量の残量を、翌月まで繰り越し可能。
毎月使うギガの量がバラバラであっても無駄なく使えるので安心です。
また、2022年6月1日からはデータシェア・データプレゼントにも対応。
同一アカウント内で契約している回線のデータ量をシェアして使えます。
家族間でのデータシェアはもちろん、自分だけで複数回線を使い分けるのにも適していますね。
通信速度の切り替えができる
毎月使えるギガの量は限られているので、できれば無駄に使いたくはないですよね?
そもそも、スマホの用途がメールやLINE中心の人は、高速データ通信は必須ではありません。
そういう場合に便利なのが、IIJmioの「速度切替」です。
会員専用サイトからワンタップで低速通信モードに切り替え可能。
低速通信モードにすると速度が最大300kbpsに制限される代わりに、ギガの消費が0になります。
しかもIIJmioは「バースト転送」に対応しており、通信開始直後だけ高速通信を利用するので、意外と快適に使えるんです。
例えばWEBページの読み込みに時間がかかって困る!と言ったことが少なくなります。
会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
IIJmioでは新規加入時にスマホを安く購入できるのはもちろん、加入後でも端末を購入できます。
しかもスマホに限らず、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなんかも会員限定価格で購入できるので、個人的にめちゃくちゃ嬉しいポイントです。
加入前も加入後も端末を安く購入できるのはIIJmioのメリットの1つです。
公式サイト>>IIJmio
\ セール開催中 /